木村拓哉×天海祐希、“狩山夫婦”のラブラブな過去明らかに『Believe』
俳優の木村拓哉が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『Believe-君にかける橋-』(毎週木曜21:00~)第2話が、きょう2日に10分拡大スペシャルで放送される。
■木村拓哉主演、テレビ朝日開局65周年記念作品『Believe-君にかける橋-』
テレビ朝日開局65周年記念作品として制作される本作は、大ヒットドラマ『BG~身辺警護人~』シリーズ(18年、20年)を手掛けた布陣が再集結するオリジナル作。橋づくりに情熱を燃やす狩山陸(木村)が、刑務所に収容されるという思わぬ困難に見舞われながらも、決して諦めることなく希望と再生の道を模索していく壮大な物語を紡ぐ。25日に放送された第1話の視聴率は、個人6.8%・世帯11.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、好発進となった。さらに、初回見逃し配信再生数は229万回を突破している(ビデオリサーチにて算出/25日~30日)。
第1話では、主人公・狩山が会社を守るため、自らが設計した「龍神大橋」の崩落事故で全責任を被り、実刑判決を受けることに。そこへ追い打ちをかけるように妻・玲子(天海祐希)から突然、離婚届を突きつけられたばかりか、がんを患い余命いくばくもないという衝撃の事実を告げられた。玲子の命が最悪の場合はもって1年、出所する頃には帰らぬ人となっているかもしれないと知った狩山は、起死回生をかけてある計画を立てる。一度は背負った無実の罪を晴らすため、弁護士・秋澤良人(斎藤工)に再審の相談を持ちかけるも、周囲のさらなる裏切り!? や、何が狙いなのか、狩山を執拗に調べる刑事・黒木正興(竹内涼真)の執念の捜査によって、追い詰められていく狩山。玲子に接触した黒木は、さらに、狩山が収容されている「国立刑務所」の刑務官・林一夫(上川隆也)のもとにも訪れる。再審への道のりが険しさを極めていく中、狩山は一体どんな行動に打って出るのか。そして、彼はもう一度玲子と会うことができるのか。
刑務所の面会室で自らの病について告白した際、そっけない態度を見せる一方で「たぶんこれがこの世で会う最後だと思う」――声を震わせながら、悲しそうに顔を歪めた玲子。対する狩山も、衝撃の事実に激しく動揺。「そんなはずないじゃん……。そんなはず……」。茫然自失となる姿には、今なお失っていない妻への愛情がにじみ出ていた。そんな狩山夫婦の過去が、第2話から少しずつひも解かれていくことに。今夜、看護師長の玲子には心を開いている入院患者・井本奏美(澤井梨丘)が「結婚相手は何歳? どこで知り合ったの? 最近デートした?」と、玲子を矢継ぎ早に直撃。また、同じ方向を見つめて柔らかい笑顔を浮かべていたかつての狩山夫婦が当時交わしていた“ある約束”、そして現在は考えられない!? ラブラブな様子も明らかになる。
【編集部MEMO】第2話あらすじ
すべては会社を守るため――社長・磯田典孝(小日向文世)に懇願されるがまま、「龍神大橋」建設現場崩落事故の“真の原因”を隠ぺいして全責任を被り、実刑判決を受けてしまった狩山陸(木村拓哉)。しかし、妻・狩山玲子(天海祐希)ががんを患い、出所する頃には帰らぬ人となっているかもしれないと知った彼は一念発起。弁護士・秋澤良人(斎藤工)に再審の相談を持ちかける。無実の罪を晴らす鍵となるのは、狩山が信頼する部下・南雲大樹(一ノ瀬颯)にこっそり託していた“決定的な証拠”だ。しかし、南雲は「何も話すことはない」と告げたのを最後に、秋澤からの電話連絡をことごとく無視。再審への道のりは険しさを極めていく。そんな南雲の様子を婚約者・本宮絵里菜(山本舞香)も不審に思い……? 一方、狩山のことを執拗に調べ続ける警視庁捜査一課の刑事・黒黒木正興(竹内涼真)は、玲子に接触。さらに、狩山が収容されている「国立刑務所」の刑務官・林一夫(上川隆也)のもとにも訪れる。日に日に追い詰められていく狩山。そんな中、彼は何としても真実を明らかにするため、ある計画を立てる。
俳優の木村拓哉が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『Believe-君にかける橋-』(毎週木曜21:00~)第2話が、きょう2日に10分拡大スペシャルで放送される。
■木村拓哉主演、テレビ朝日開局65周年記念作品『Believe-君にかける橋-』
テレビ朝日開局65周年記念作品として制作される本作は、大ヒットドラマ『BG~身辺警護人~』シリーズ(18年、20年)を手掛けた布陣が再集結するオリジナル作。橋づくりに情熱を燃やす狩山陸(木村)が、刑務所に収容されるという思わぬ困難に見舞われながらも、決して諦めることなく希望と再生の道を模索していく壮大な物語を紡ぐ。25日に放送された第1話の視聴率は、個人6.8%・世帯11.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、好発進となった。さらに、初回見逃し配信再生数は229万回を突破している(ビデオリサーチにて算出/25日~30日)。
第1話では、主人公・狩山が会社を守るため、自らが設計した「龍神大橋」の崩落事故で全責任を被り、実刑判決を受けることに。そこへ追い打ちをかけるように妻・玲子(天海祐希)から突然、離婚届を突きつけられたばかりか、がんを患い余命いくばくもないという衝撃の事実を告げられた。玲子の命が最悪の場合はもって1年、出所する頃には帰らぬ人となっているかもしれないと知った狩山は、起死回生をかけてある計画を立てる。一度は背負った無実の罪を晴らすため、弁護士・秋澤良人(斎藤工)に再審の相談を持ちかけるも、周囲のさらなる裏切り!? や、何が狙いなのか、狩山を執拗に調べる刑事・黒木正興(竹内涼真)の執念の捜査によって、追い詰められていく狩山。玲子に接触した黒木は、さらに、狩山が収容されている「国立刑務所」の刑務官・林一夫(上川隆也)のもとにも訪れる。再審への道のりが険しさを極めていく中、狩山は一体どんな行動に打って出るのか。そして、彼はもう一度玲子と会うことができるのか。
刑務所の面会室で自らの病について告白した際、そっけない態度を見せる一方で「たぶんこれがこの世で会う最後だと思う」――声を震わせながら、悲しそうに顔を歪めた玲子。対する狩山も、衝撃の事実に激しく動揺。「そんなはずないじゃん……。そんなはず……」。茫然自失となる姿には、今なお失っていない妻への愛情がにじみ出ていた。そんな狩山夫婦の過去が、第2話から少しずつひも解かれていくことに。今夜、看護師長の玲子には心を開いている入院患者・井本奏美(澤井梨丘)が「結婚相手は何歳? どこで知り合ったの? 最近デートした?」と、玲子を矢継ぎ早に直撃。また、同じ方向を見つめて柔らかい笑顔を浮かべていたかつての狩山夫婦が当時交わしていた“ある約束”、そして現在は考えられない!? ラブラブな様子も明らかになる。
【編集部MEMO】第2話あらすじ
すべては会社を守るため――社長・磯田典孝(小日向文世)に懇願されるがまま、「龍神大橋」建設現場崩落事故の“真の原因”を隠ぺいして全責任を被り、実刑判決を受けてしまった狩山陸(木村拓哉)。しかし、妻・狩山玲子(天海祐希)ががんを患い、出所する頃には帰らぬ人となっているかもしれないと知った彼は一念発起。弁護士・秋澤良人(斎藤工)に再審の相談を持ちかける。無実の罪を晴らす鍵となるのは、狩山が信頼する部下・南雲大樹(一ノ瀬颯)にこっそり託していた“決定的な証拠”だ。しかし、南雲は「何も話すことはない」と告げたのを最後に、秋澤からの電話連絡をことごとく無視。再審への道のりは険しさを極めていく。そんな南雲の様子を婚約者・本宮絵里菜(山本舞香)も不審に思い……? 一方、狩山のことを執拗に調べ続ける警視庁捜査一課の刑事・黒黒木正興(竹内涼真)は、玲子に接触。さらに、狩山が収容されている「国立刑務所」の刑務官・林一夫(上川隆也)のもとにも訪れる。日に日に追い詰められていく狩山。そんな中、彼は何としても真実を明らかにするため、ある計画を立てる。
あさましきもの
太宰治
賭弓のりゆみに、わななく/\久しうありて、はづしたる矢の、もて離れてことかたへ行きたる。
こんな話を聞いた。
たばこ屋の娘で、小さく、愛くるしいのがいた。男は、この娘のために、飲酒をやめようと決心した。娘は、男のその決意を聞き、「うれしい。」と呟つぶやいて、うつむいた。うれしそうであった。「僕の意志の強さを信じて呉れるね?」男の声も真剣であった。娘はだまって、こっくり首肯うなずいた。信じた様子であった。
男の意志は強くなかった。その翌々日、すでに飲酒を為した。日暮れて、男は蹌踉そうろう、たばこ屋の店さきに立った。
「すみません」と小声で言って、ぴょこんと頭をさげた。真実わるい、と思っていた。娘は、笑っていた。
「こんどこそ、飲まないからね」
「なにさ」娘は、無心に笑っていた。
「かんにんして、ね」
「だめよ、お酒飲みの真似なんかして」
男の酔いは一時にさめた。「ありがとう。もう飲まない」
「たんと、たんと、からかいなさい」
「おや、僕は、僕は、ほんとうに飲んでいるのだよ」
あらためて娘の瞳ひとみを凝視した。
「だって」娘は、濁りなき笑顔で応じた。「誓ったのだもの。飲むわけないわ。ここではお芝居およしなさいね」
てんから疑って呉くれなかった。
男は、キネマ俳優であった。岡田時彦さんである。先年なくなったが、じみな人であった。あんな、せつなかったこと、ございませんでした、としんみり述懐して、行儀よく紅茶を一口すすった。
また、こんな話も聞いた。
どんなに永いこと散歩しても、それでも物たりなかったという。ひとけなき夜の道。女は、息もたえだえの思いで、幾度となく胴をくねらせた。けれども、大学生は、レインコオトのポケットに両手をつっこんだまま、さっさと歩いた。女は、その大学生の怒った肩に、おのれの丸いやわらかな肩をこすりつけるようにしながら男の後を追った。
大学生は、頭がよかった。女の発情を察知していた。歩きながら囁ささやいた。
「ね、この道をまっすぐに歩いていって、三つ目のポストのところでキスしよう」
女は、からだを固くした。
一つ。女は、死にそうになった。
二つ。息ができなくなった。
三つ。大学生は、やはりどんどん歩いて行った。女は、そのあとを追って、死ぬよりほかはないわ、と呟いて、わが身が雑巾ぞうきんのように思われたそうである。
女は、私の友人の画家が使っていたモデル女である。花の衣服をするっと脱いだら、おまもり袋が首にぷらんとさがっていたっけ、とその友人の画家が苦笑していた。
また、こんな話も聞いた。
その男は、甚はなはだ身だしなみがよかった。鼻をかむのにさえ、両手の小指をつんとそらして行った。洗練されている、と人もおのれも許していた。その男が、或る微妙な罪名のもとに、牢へいれられた。牢へはいっても、身だしなみがよかった。男は、左肺を少し悪くしていた。
検事は、男を、病気も重いことだし、不起訴にしてやってもいいと思っていたらしい。男は、それを見抜いていた。一日、男を呼び出して、訊問じんもんした。検事は、机の上の医師の診断書に眼を落しながら、
「君は、肺がわるいのだね?」
男は、突然、咳せきにむせかえった。こんこんこん、と三つはげしく咳をしたが、これは、ほんとうの咳であった。けれども、それから更に、こん、こん、と二つ弱い咳をしたが、それは、あきらかに嘘の咳であった。身だしなみのよい男は、その咳をしすましてから、なよなよと首こうべをあげた。
「ほんとうかね」能面に似た秀麗な検事の顔は、薄笑いしていた。
男は、五年の懲役ちょうえきを求刑されたよりも、みじめな思いをした。男の罪名は、結婚詐欺であった。不起訴ということになって、やがて出牢できたけれども、男は、そのときの検事の笑いを思うと、五年のちの今日こんにちでさえ、いても立っても居られません、と、やはり典雅に、なげいて見せた。男の名は、いまになっては、少し有名になってしまって、ここには、わざと明記しない。
弱く、あさましき人の世の姿を、冷く三つ列記したが、さて、そういう乃公だいこう自身は、どんなものであるか。これは、かの新人競作、幻燈のまちの、なでしこ、はまゆう、椿、などの、ちょいと、ちょいとの手招きと変らぬ早春コント集の一篇たるべき運命の不文、知りつつも濁酒三合を得たくて、ペン百貫の杖よりも重き思い、しのびつつ、ようやく六枚、あきらかにこれ、破廉恥はれんちの市井しせい売文の徒ともがら、あさましとも、はずかしとも、ひとりでは大家のような気で居れど、誰も大家と見ぬぞ悲しき。一笑。
太宰治
賭弓のりゆみに、わななく/\久しうありて、はづしたる矢の、もて離れてことかたへ行きたる。
こんな話を聞いた。
たばこ屋の娘で、小さく、愛くるしいのがいた。男は、この娘のために、飲酒をやめようと決心した。娘は、男のその決意を聞き、「うれしい。」と呟つぶやいて、うつむいた。うれしそうであった。「僕の意志の強さを信じて呉れるね?」男の声も真剣であった。娘はだまって、こっくり首肯うなずいた。信じた様子であった。
男の意志は強くなかった。その翌々日、すでに飲酒を為した。日暮れて、男は蹌踉そうろう、たばこ屋の店さきに立った。
「すみません」と小声で言って、ぴょこんと頭をさげた。真実わるい、と思っていた。娘は、笑っていた。
「こんどこそ、飲まないからね」
「なにさ」娘は、無心に笑っていた。
「かんにんして、ね」
「だめよ、お酒飲みの真似なんかして」
男の酔いは一時にさめた。「ありがとう。もう飲まない」
「たんと、たんと、からかいなさい」
「おや、僕は、僕は、ほんとうに飲んでいるのだよ」
あらためて娘の瞳ひとみを凝視した。
「だって」娘は、濁りなき笑顔で応じた。「誓ったのだもの。飲むわけないわ。ここではお芝居およしなさいね」
てんから疑って呉くれなかった。
男は、キネマ俳優であった。岡田時彦さんである。先年なくなったが、じみな人であった。あんな、せつなかったこと、ございませんでした、としんみり述懐して、行儀よく紅茶を一口すすった。
また、こんな話も聞いた。
どんなに永いこと散歩しても、それでも物たりなかったという。ひとけなき夜の道。女は、息もたえだえの思いで、幾度となく胴をくねらせた。けれども、大学生は、レインコオトのポケットに両手をつっこんだまま、さっさと歩いた。女は、その大学生の怒った肩に、おのれの丸いやわらかな肩をこすりつけるようにしながら男の後を追った。
大学生は、頭がよかった。女の発情を察知していた。歩きながら囁ささやいた。
「ね、この道をまっすぐに歩いていって、三つ目のポストのところでキスしよう」
女は、からだを固くした。
一つ。女は、死にそうになった。
二つ。息ができなくなった。
三つ。大学生は、やはりどんどん歩いて行った。女は、そのあとを追って、死ぬよりほかはないわ、と呟いて、わが身が雑巾ぞうきんのように思われたそうである。
女は、私の友人の画家が使っていたモデル女である。花の衣服をするっと脱いだら、おまもり袋が首にぷらんとさがっていたっけ、とその友人の画家が苦笑していた。
また、こんな話も聞いた。
その男は、甚はなはだ身だしなみがよかった。鼻をかむのにさえ、両手の小指をつんとそらして行った。洗練されている、と人もおのれも許していた。その男が、或る微妙な罪名のもとに、牢へいれられた。牢へはいっても、身だしなみがよかった。男は、左肺を少し悪くしていた。
検事は、男を、病気も重いことだし、不起訴にしてやってもいいと思っていたらしい。男は、それを見抜いていた。一日、男を呼び出して、訊問じんもんした。検事は、机の上の医師の診断書に眼を落しながら、
「君は、肺がわるいのだね?」
男は、突然、咳せきにむせかえった。こんこんこん、と三つはげしく咳をしたが、これは、ほんとうの咳であった。けれども、それから更に、こん、こん、と二つ弱い咳をしたが、それは、あきらかに嘘の咳であった。身だしなみのよい男は、その咳をしすましてから、なよなよと首こうべをあげた。
「ほんとうかね」能面に似た秀麗な検事の顔は、薄笑いしていた。
男は、五年の懲役ちょうえきを求刑されたよりも、みじめな思いをした。男の罪名は、結婚詐欺であった。不起訴ということになって、やがて出牢できたけれども、男は、そのときの検事の笑いを思うと、五年のちの今日こんにちでさえ、いても立っても居られません、と、やはり典雅に、なげいて見せた。男の名は、いまになっては、少し有名になってしまって、ここには、わざと明記しない。
弱く、あさましき人の世の姿を、冷く三つ列記したが、さて、そういう乃公だいこう自身は、どんなものであるか。これは、かの新人競作、幻燈のまちの、なでしこ、はまゆう、椿、などの、ちょいと、ちょいとの手招きと変らぬ早春コント集の一篇たるべき運命の不文、知りつつも濁酒三合を得たくて、ペン百貫の杖よりも重き思い、しのびつつ、ようやく六枚、あきらかにこれ、破廉恥はれんちの市井しせい売文の徒ともがら、あさましとも、はずかしとも、ひとりでは大家のような気で居れど、誰も大家と見ぬぞ悲しき。一笑。
柏木悠、初の単独主演ドラマは「みんなに笑ってもらえる素敵な作品」福澤侑&石川凌雅と撮影を振り返る
柏木悠(超特急)が主演を務めるドラマ「ゴーストヤンキー」の放送が本日4月18日よりMBS・テレビ神奈川ほかでスタートする。オンエアに先駆け、柏木と共演の福澤侑、石川凌雅が音楽ナタリーの取材に応じた。
MBS、テレビ神奈川ほかでオンエアされる「ゴーストヤンキー」は、人生に絶望した少年が、ひと癖もふた癖もある“幽霊の昭和ヤンキー”たちと邂逅する完全オリジナルストーリーのドラマ。柏木は、ケガで陸上選手の夢を絶たれた主人公・風町トゲル役を務める。福澤は、霊界で約40年前から成仏できていない昭和のヤンキーグループ「わんぱく団」のメンバー・吾郎を、石川は現在はわんぱく団と敵対するグループ「暴霊族」の一員であるバーチを演じる。
“昭和のヤンキー”という役柄に挑戦した石川と福澤。自身が演じたキャラクターについて、石川は「見た目はクールだけど内面は熱いのが魅力的」と、福澤は「ボケ7割、ツッコミ3割くらいのヤツなんですけど、バーチとは違う優しさとストレートさを持っていると思います」と印象を語った。そんな2人と霊界で出会う現代の青年・トゲルを演じた柏木は「トゲルは令和を生きる人なのであまり役を作り込むことはしませんでした」と切り出し「そのままでいきながらも、昭和のヤンキーと出会って変わっていく心情を大切に。それをどう演技で表すかを大切にしながら作品に向き合っていけたと思います」と明かす。役柄と自分との共通点または相違点については、福澤が「真面目に生きてきたのでツッパったこともないですし、人様に『このヤロウ』とか言ったこともないですし……」と真剣な表情で語って柏木と石川を笑わせる中、石川は「劇中では髪を青くしていたんですけど、僕は青が好きなんです。バーチも同じなのかなって」と共通点を見出す。一方で柏木は「トゲルが挫折する場面があるんですけど、僕はまだ大きな挫折を経験していないので、そこが違うかなと思います。ほかは似ているところが多々あるかな」と分析した。
昨秋に放送された「君には届かない。」で連続ドラマほぼ初出演ながら前田拳太郎とのダブル主演を務めた柏木は、瑞々しく自然体な演技で俳優としても一躍注目の的となった。「演技をやってみると楽しくて。なんでもモノは経験だなというか、やっていく中で“正解”やいろんなことが見えてくるので、チャレンジしてみてよかったなと思います」と振り返った柏木は、周囲の反響について「SNSのフォロワー数だったり、個人ファンクラブへの反響だったり、そういった場所で形として現れているのかなと思います」と語る。今作「ゴーストヤンキー」は、柏木にとって初の単独主演ドラマとなる作品。撮影現場での柏木の佇まいについて、石川は「堂々としていて頼もしかったです。誰に対しても分け隔てなく接してくれるし、最初からそういう印象があったおかげでスムーズに撮影が進んだと思う」と語り、福澤も「すごく自然体なんですよね。トゲル役にピッタリだと思ったし、お芝居をしていてもやりやすくて。悠はいいパッションを持っていて、そのパッションでぶつかってきてくれるから、こっちも『いいものを返さなきゃ』と思わせられるというか。すごく楽しかったです」と印象を明かした。
一方、柏木も石川や福澤をはじめとした共演者の演技に刺激を受けたそうで「ホントに昭和の時代に来たかのような錯覚にしてくれる方々で。それは演技力あってこそのことだと思いますし、僕は皆さんの演技力に助けられました」と笑顔で返す。一方、柏木も石川や福澤をはじめとした共演者の演技に刺激を受けたそうで「ホントに昭和の時代に来たかのような錯覚にしてくれる方々で。それは演技力あってこそのことだと思いますし、僕は皆さんの演技力に助けられました」と笑顔で返す。
今作の見どころの1つであるアクションシーンについては「アクション部の方からは『本当に当てていい』と言われたんですが、どうしても殴る、蹴ることに慣れていないもので。そこは苦労しました」と石川。福澤も「筋肉痛になりました」と笑い「空振る前提でフルスイングをするので、やっぱりそれは使ったことのない動きなんだなって。普段から体を動かしているし筋肉痛にもならないんですけど、自分の体がびっくりしていました(笑)。自分はまだ筋肉痛になれるんだ!って、新鮮でした」と続く。そして柏木も「アクションレッスンで教わる動きでも、本番での感覚は全然違うんです。カメラ位置によっても殴る場所が変わってきたりするので、その場その場での対応が大変でした」と、初挑戦のアクションについて語った。
そして、3人は劇中で演奏シーンにも挑戦している。これについて石川は「僕はギターボーカルだったんですが、本当にライブをしている感覚になって、トゲルとわんぱく団のみんなで心から楽しめました」とコメント。福澤も「仲がいいぶん、パフォーマンスもいい空気感の中でやれたよね。リアルに目を合わせたり絡んでみたり、役としても自分としても楽しめました」と続き、柏木は「エキストラの皆さんも盛り上げてくれて、わんぱく団のファンの方なのかなと思うくらいでした。すごく演技しやすかったです」と振り返る。わんぱく団がTHE CRAZY RIDER 横浜銀蝿 ROLLING SPECIALの「バイバイOld Rock'n Roll」を劇中でカバーしていることにちなみ「皆さんそれぞれにとっての“懐メロ”は?」と問うと、石川は「初めて携帯用音楽プレイヤーを手にしたときに入れた曲」としてORANGE RANGE「以心電信」をチョイス。福澤はSMAP「青いイナズマ」を挙げ「初めてしっかり音楽を聴いたのがSMAPさんの曲なんです。家にSMAPさんのライブビデオがけっこうあって、映像でもよく観ていて。SMAPさんに刺激を受けてこの世界に入ったと言っても過言ではないくらい」と深い思い入れを明かす。柏木は悩んだ末「お母さんがアムラーなので、安室奈美恵さんの曲は聴くと『懐かしい』と思っちゃいます。車の中でずっと流れていたんです。親の影響で安室奈美恵さんの曲は歌えます」と明かした。
最後に柏木は「コメディの要素が強いので、みんなに笑ってもらえるような素敵な作品になっていると思います。気軽に観てもらえたらハマっていただけるはずです! 物語の終盤への展開も面白いので、ぜひそういうところにも注目して」と作品をアピール。自身の今後の俳優活動についても「どんどん挑戦していけたらという気持ちです。これから先もいろいろな作品にたくさん出られるようにがんばっていきたいと思います」と、さらなる意欲を見せていた。
▶️https://t.cn/A6TY8c0f
柏木悠(超特急)が主演を務めるドラマ「ゴーストヤンキー」の放送が本日4月18日よりMBS・テレビ神奈川ほかでスタートする。オンエアに先駆け、柏木と共演の福澤侑、石川凌雅が音楽ナタリーの取材に応じた。
MBS、テレビ神奈川ほかでオンエアされる「ゴーストヤンキー」は、人生に絶望した少年が、ひと癖もふた癖もある“幽霊の昭和ヤンキー”たちと邂逅する完全オリジナルストーリーのドラマ。柏木は、ケガで陸上選手の夢を絶たれた主人公・風町トゲル役を務める。福澤は、霊界で約40年前から成仏できていない昭和のヤンキーグループ「わんぱく団」のメンバー・吾郎を、石川は現在はわんぱく団と敵対するグループ「暴霊族」の一員であるバーチを演じる。
“昭和のヤンキー”という役柄に挑戦した石川と福澤。自身が演じたキャラクターについて、石川は「見た目はクールだけど内面は熱いのが魅力的」と、福澤は「ボケ7割、ツッコミ3割くらいのヤツなんですけど、バーチとは違う優しさとストレートさを持っていると思います」と印象を語った。そんな2人と霊界で出会う現代の青年・トゲルを演じた柏木は「トゲルは令和を生きる人なのであまり役を作り込むことはしませんでした」と切り出し「そのままでいきながらも、昭和のヤンキーと出会って変わっていく心情を大切に。それをどう演技で表すかを大切にしながら作品に向き合っていけたと思います」と明かす。役柄と自分との共通点または相違点については、福澤が「真面目に生きてきたのでツッパったこともないですし、人様に『このヤロウ』とか言ったこともないですし……」と真剣な表情で語って柏木と石川を笑わせる中、石川は「劇中では髪を青くしていたんですけど、僕は青が好きなんです。バーチも同じなのかなって」と共通点を見出す。一方で柏木は「トゲルが挫折する場面があるんですけど、僕はまだ大きな挫折を経験していないので、そこが違うかなと思います。ほかは似ているところが多々あるかな」と分析した。
昨秋に放送された「君には届かない。」で連続ドラマほぼ初出演ながら前田拳太郎とのダブル主演を務めた柏木は、瑞々しく自然体な演技で俳優としても一躍注目の的となった。「演技をやってみると楽しくて。なんでもモノは経験だなというか、やっていく中で“正解”やいろんなことが見えてくるので、チャレンジしてみてよかったなと思います」と振り返った柏木は、周囲の反響について「SNSのフォロワー数だったり、個人ファンクラブへの反響だったり、そういった場所で形として現れているのかなと思います」と語る。今作「ゴーストヤンキー」は、柏木にとって初の単独主演ドラマとなる作品。撮影現場での柏木の佇まいについて、石川は「堂々としていて頼もしかったです。誰に対しても分け隔てなく接してくれるし、最初からそういう印象があったおかげでスムーズに撮影が進んだと思う」と語り、福澤も「すごく自然体なんですよね。トゲル役にピッタリだと思ったし、お芝居をしていてもやりやすくて。悠はいいパッションを持っていて、そのパッションでぶつかってきてくれるから、こっちも『いいものを返さなきゃ』と思わせられるというか。すごく楽しかったです」と印象を明かした。
一方、柏木も石川や福澤をはじめとした共演者の演技に刺激を受けたそうで「ホントに昭和の時代に来たかのような錯覚にしてくれる方々で。それは演技力あってこそのことだと思いますし、僕は皆さんの演技力に助けられました」と笑顔で返す。一方、柏木も石川や福澤をはじめとした共演者の演技に刺激を受けたそうで「ホントに昭和の時代に来たかのような錯覚にしてくれる方々で。それは演技力あってこそのことだと思いますし、僕は皆さんの演技力に助けられました」と笑顔で返す。
今作の見どころの1つであるアクションシーンについては「アクション部の方からは『本当に当てていい』と言われたんですが、どうしても殴る、蹴ることに慣れていないもので。そこは苦労しました」と石川。福澤も「筋肉痛になりました」と笑い「空振る前提でフルスイングをするので、やっぱりそれは使ったことのない動きなんだなって。普段から体を動かしているし筋肉痛にもならないんですけど、自分の体がびっくりしていました(笑)。自分はまだ筋肉痛になれるんだ!って、新鮮でした」と続く。そして柏木も「アクションレッスンで教わる動きでも、本番での感覚は全然違うんです。カメラ位置によっても殴る場所が変わってきたりするので、その場その場での対応が大変でした」と、初挑戦のアクションについて語った。
そして、3人は劇中で演奏シーンにも挑戦している。これについて石川は「僕はギターボーカルだったんですが、本当にライブをしている感覚になって、トゲルとわんぱく団のみんなで心から楽しめました」とコメント。福澤も「仲がいいぶん、パフォーマンスもいい空気感の中でやれたよね。リアルに目を合わせたり絡んでみたり、役としても自分としても楽しめました」と続き、柏木は「エキストラの皆さんも盛り上げてくれて、わんぱく団のファンの方なのかなと思うくらいでした。すごく演技しやすかったです」と振り返る。わんぱく団がTHE CRAZY RIDER 横浜銀蝿 ROLLING SPECIALの「バイバイOld Rock'n Roll」を劇中でカバーしていることにちなみ「皆さんそれぞれにとっての“懐メロ”は?」と問うと、石川は「初めて携帯用音楽プレイヤーを手にしたときに入れた曲」としてORANGE RANGE「以心電信」をチョイス。福澤はSMAP「青いイナズマ」を挙げ「初めてしっかり音楽を聴いたのがSMAPさんの曲なんです。家にSMAPさんのライブビデオがけっこうあって、映像でもよく観ていて。SMAPさんに刺激を受けてこの世界に入ったと言っても過言ではないくらい」と深い思い入れを明かす。柏木は悩んだ末「お母さんがアムラーなので、安室奈美恵さんの曲は聴くと『懐かしい』と思っちゃいます。車の中でずっと流れていたんです。親の影響で安室奈美恵さんの曲は歌えます」と明かした。
最後に柏木は「コメディの要素が強いので、みんなに笑ってもらえるような素敵な作品になっていると思います。気軽に観てもらえたらハマっていただけるはずです! 物語の終盤への展開も面白いので、ぜひそういうところにも注目して」と作品をアピール。自身の今後の俳優活動についても「どんどん挑戦していけたらという気持ちです。これから先もいろいろな作品にたくさん出られるようにがんばっていきたいと思います」と、さらなる意欲を見せていた。
▶️https://t.cn/A6TY8c0f
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