新潟 秋田 山形で30度超 沖縄を除きことし初の真夏日に
2024年4月15日 17時50分
15日は東日本や北日本を中心に晴れて気温が上がり、新潟県や秋田県、山形県では30度を超え、沖縄県を除いてことし初めての真夏日となりました。この時期はまだ体が暑さに慣れていないため体調管理に注意が必要です。
気象庁によりますと、15日は東日本や北日本を中心に高気圧に覆われて晴れ、日本海側では南から暖かい空気も流れ込んで気温が上がりました。
日中の最高気温は、
▽新潟県の三条市で32.5度
▽長岡市で31.4度
▽秋田県横手市で30.7度
▽山形県鶴岡市で30.2度などと
沖縄県を除き、ことし全国で初めて30度以上の真夏日となりました。
また、
▽長野県飯山市で29.3度
▽福井市で27.9度
▽東京の都心で26.8度
▽札幌市で26.1度などと
真夏並みの季節外れの暑さとなったところもありました。
16日は引き続き西日本や北日本などで夏日が予想されているほか、今週は平年より気温が高く、かなり高くなるところもあると予想されています。
この時期は、まだ体が暑さに慣れていないため屋外の活動などは体調管理に注意が必要です。
新潟県三条市では、午後2時までの最高気温が32.2度と、4月の観測史上で最も高くなりました。
三条市の川沿いにある公園では、半袖姿でキャンプを楽しむ人たちの姿が見られました。
新潟市から訪れた40代の男性は「天気がいいとは思っていましたが、ここまで暑くなるとは思いませんでした」と話していました。
東京からキャンプに訪れていた60代の男性は「セーターを持ってきましたが、半袖になりました。季節外れの暑さになっています」と話していました。
また、日中の最高気温が31.4度と4月の観測史上で最も高くなった新潟県長岡市では、7月下旬並みの季節外れの暑さとなる中、日傘をさしたり半袖の服を着たりする人の姿が見られました。
80代の男性は「4月でこれだけ暑いのは経験がありません。花見の時期はもう過ぎてしまったかと感じるほどの暑さです」と話していました。
40代の女性は「きょうは半袖の服でちょうどよかったです。飲み物を飲む回数も多かったです」と話していました。
秋田県は晴れて気温が上がり、各地で7月中旬から8月上旬並みのことし一番の暑さとなりました。
横手市ではことし初めて気温が30度以上の真夏日となったほか、秋田市などで4月の観測史上、最も高くなりました。
秋田地方気象台によりますと、15日の県内は高気圧に覆われて晴れ各地で気温が上がりました。
日中の最高気温は
▽横手市で30.7度とことし初めて真夏日となったほか
▽大館市で29.7度
▽由利本荘市東由利で29.3度
▽秋田市で28.3度などと
各地で25度以上の夏日となり、ことし一番の暑さとなりました。
これは7月中旬から8月上旬並みの暑さで、秋田市や男鹿市など5つの観測地点では4月の観測史上で最も高くなりました。
16日は気圧の谷の影響で次第に曇り、午後には雨が降るところもある見込みで、日中の最高気温は
▽横手市で28度
▽秋田市で25度などと予想されています。
北海道内は15日も高気圧に覆われて各地で気温が上がり、札幌市では観測史上、最も早く25度以上の夏日を観測しました。
札幌管区気象台によりますと、北海道内は15日も高気圧に覆われ、南から暖かい空気が流れ込んでいる影響で各地で気温が上がりました。
15日、日中の最高気温は
▽遠軽町生田原で27.2度
▽置戸町境野で26.5度
▽日高町で26.4度
▽札幌市で26.1度などと
各地で25度以上の夏日となりました。
日高町など15の地点で、4月としては観測史上最も高い気温となったほか、札幌市で4月15日に夏日となったのは、1877年に観測が始まって以来、最も早いということです。
道内は16日も内陸部を中心に気温が高い状態が続く見込みで、日中の最高気温は
▽旭川市で24度
▽北見市で23度
▽札幌市で20度などと予想されています。
観測史上、最も早く夏日となった札幌市の中心部にある大通公園では、半袖になったり冷たい飲み物を飲んだりして涼む人たちの姿が見られました。
5歳の娘を連れて訪れていた30代の女性は「冬物の服しかなかったので急きょ、子どもに半袖の服を出しました。暑いですが、外に出るにはこのくらいの気温のほうが過ごしやすいです」と話していました。
また、80代の男性は「コートを持ってきましたが、暑いのでリュックサックの中にしまいました。今、着ているジャケットもいらないくらい暑いです」と話していました。
15日の石川県内は各地で気温が20度を超え、七尾市など3か所では日中の最高気温が25度以上の夏日になりました。
15日、日中の最高気温は
▽七尾市で26.6度
▽加賀市中津原で26.1度
▽輪島市の三井で25.2度と
石川県内の観測地点のうち3か所で夏日となりました。
また、羽咋市を除く県内のすべての観測地点でことし一番の暑さとなりました。
気象台によりますと、16日も気温の高い状態が続き、
▽金沢市では日中の最高気温が25度と夏日になると予想されています。
この時期は体が暑さに慣れていないため、屋外で活動する時は水分を補給するように心がけ、熱中症に注意するようにしてください。
2024年4月15日 17時50分
15日は東日本や北日本を中心に晴れて気温が上がり、新潟県や秋田県、山形県では30度を超え、沖縄県を除いてことし初めての真夏日となりました。この時期はまだ体が暑さに慣れていないため体調管理に注意が必要です。
気象庁によりますと、15日は東日本や北日本を中心に高気圧に覆われて晴れ、日本海側では南から暖かい空気も流れ込んで気温が上がりました。
日中の最高気温は、
▽新潟県の三条市で32.5度
▽長岡市で31.4度
▽秋田県横手市で30.7度
▽山形県鶴岡市で30.2度などと
沖縄県を除き、ことし全国で初めて30度以上の真夏日となりました。
また、
▽長野県飯山市で29.3度
▽福井市で27.9度
▽東京の都心で26.8度
▽札幌市で26.1度などと
真夏並みの季節外れの暑さとなったところもありました。
16日は引き続き西日本や北日本などで夏日が予想されているほか、今週は平年より気温が高く、かなり高くなるところもあると予想されています。
この時期は、まだ体が暑さに慣れていないため屋外の活動などは体調管理に注意が必要です。
新潟県三条市では、午後2時までの最高気温が32.2度と、4月の観測史上で最も高くなりました。
三条市の川沿いにある公園では、半袖姿でキャンプを楽しむ人たちの姿が見られました。
新潟市から訪れた40代の男性は「天気がいいとは思っていましたが、ここまで暑くなるとは思いませんでした」と話していました。
東京からキャンプに訪れていた60代の男性は「セーターを持ってきましたが、半袖になりました。季節外れの暑さになっています」と話していました。
また、日中の最高気温が31.4度と4月の観測史上で最も高くなった新潟県長岡市では、7月下旬並みの季節外れの暑さとなる中、日傘をさしたり半袖の服を着たりする人の姿が見られました。
80代の男性は「4月でこれだけ暑いのは経験がありません。花見の時期はもう過ぎてしまったかと感じるほどの暑さです」と話していました。
40代の女性は「きょうは半袖の服でちょうどよかったです。飲み物を飲む回数も多かったです」と話していました。
秋田県は晴れて気温が上がり、各地で7月中旬から8月上旬並みのことし一番の暑さとなりました。
横手市ではことし初めて気温が30度以上の真夏日となったほか、秋田市などで4月の観測史上、最も高くなりました。
秋田地方気象台によりますと、15日の県内は高気圧に覆われて晴れ各地で気温が上がりました。
日中の最高気温は
▽横手市で30.7度とことし初めて真夏日となったほか
▽大館市で29.7度
▽由利本荘市東由利で29.3度
▽秋田市で28.3度などと
各地で25度以上の夏日となり、ことし一番の暑さとなりました。
これは7月中旬から8月上旬並みの暑さで、秋田市や男鹿市など5つの観測地点では4月の観測史上で最も高くなりました。
16日は気圧の谷の影響で次第に曇り、午後には雨が降るところもある見込みで、日中の最高気温は
▽横手市で28度
▽秋田市で25度などと予想されています。
北海道内は15日も高気圧に覆われて各地で気温が上がり、札幌市では観測史上、最も早く25度以上の夏日を観測しました。
札幌管区気象台によりますと、北海道内は15日も高気圧に覆われ、南から暖かい空気が流れ込んでいる影響で各地で気温が上がりました。
15日、日中の最高気温は
▽遠軽町生田原で27.2度
▽置戸町境野で26.5度
▽日高町で26.4度
▽札幌市で26.1度などと
各地で25度以上の夏日となりました。
日高町など15の地点で、4月としては観測史上最も高い気温となったほか、札幌市で4月15日に夏日となったのは、1877年に観測が始まって以来、最も早いということです。
道内は16日も内陸部を中心に気温が高い状態が続く見込みで、日中の最高気温は
▽旭川市で24度
▽北見市で23度
▽札幌市で20度などと予想されています。
観測史上、最も早く夏日となった札幌市の中心部にある大通公園では、半袖になったり冷たい飲み物を飲んだりして涼む人たちの姿が見られました。
5歳の娘を連れて訪れていた30代の女性は「冬物の服しかなかったので急きょ、子どもに半袖の服を出しました。暑いですが、外に出るにはこのくらいの気温のほうが過ごしやすいです」と話していました。
また、80代の男性は「コートを持ってきましたが、暑いのでリュックサックの中にしまいました。今、着ているジャケットもいらないくらい暑いです」と話していました。
15日の石川県内は各地で気温が20度を超え、七尾市など3か所では日中の最高気温が25度以上の夏日になりました。
15日、日中の最高気温は
▽七尾市で26.6度
▽加賀市中津原で26.1度
▽輪島市の三井で25.2度と
石川県内の観測地点のうち3か所で夏日となりました。
また、羽咋市を除く県内のすべての観測地点でことし一番の暑さとなりました。
気象台によりますと、16日も気温の高い状態が続き、
▽金沢市では日中の最高気温が25度と夏日になると予想されています。
この時期は体が暑さに慣れていないため、屋外で活動する時は水分を補給するように心がけ、熱中症に注意するようにしてください。
北日本 記録的な暖かさ
2024年2月19日 20時02分
19日も全国的に気温が上がり、北日本では6月下旬並みとなるなど各地で記録的な暖かさとなりました。一方、低気圧や前線の通過に伴って北日本や東日本の広い範囲で雨が降るため、積雪の多い地域では雪どけが急速に進む見込みで、低い土地の浸水やなだれなどに十分注意してください。
北日本中心に記録的な暖かさ
気象庁によりますと、19日も南から暖かい空気が流れ込み全国的に気温が上がりました。
日中の最高気温は
▽秋田市で20.1度、
▽青森市で19.4度、
▽山形市で18.9度、
▽札幌市で13.9度などと、
北日本を中心に2月としては統計を取り始めてから最も高くなりました。
特に北海道で記録の更新が相次ぎ、紋別市では平年よりも18.8度高い17.1度と6月下旬並みまで上がり、1960年の12.6度を64年ぶりに更新しました。
このほか、
▽金沢市で21.8度、
▽松江市と福岡市で20.1度、
▽和歌山市で20度ちょうど、
▽徳島市で19.8度、
▽東京の都心で16.5度などと広い範囲で季節外れの暖かさとなりました。
20日は、西日本と東日本の太平洋側を中心にさらに気温が上がる見込みで、日中の最高気温は▽静岡市で24度、▽東京の都心で22度、▽鹿児島や高知市で21度などと予想されています。
北・東日本など雨 雪どけ急速に進む
一方、低気圧や前線の通過に伴って北日本や東日本の広い範囲で雨が降るため積雪の多い地域では雪どけが急速に進む見込みで、気象庁は、低い土地の浸水や土砂災害、川の増水、なだれに十分注意するよう呼びかけています。
記録的な暖かさ 2つの要因
気象庁によりますと、北日本を中心に記録的な暖かさとなったことについて、2つの要因が挙げられるということです。
1つが高気圧です。19日は、太平洋にある高気圧が大きく張り出し、広い範囲が高気圧に覆われました。この高気圧の縁を回って南から暖かい空気が次々と流れ込みました。
この時期に北日本が暖気の影響を受けることはあまりありませんが、偏西風が蛇行して日本の北側を流れていることで暖かい空気が北に流れ込みやすくなりました。これがもう1つの要因です。
一方、20日は、前線の通過に伴って高気圧が東に移動し、北日本には一転して寒気が流れ込むため、最高気温が0度を下回る真冬日となるところもあるなど、寒暖差が大きくなる見込みです。
体調管理のほか、路面の凍結に注意してください。
2024年2月19日 20時02分
19日も全国的に気温が上がり、北日本では6月下旬並みとなるなど各地で記録的な暖かさとなりました。一方、低気圧や前線の通過に伴って北日本や東日本の広い範囲で雨が降るため、積雪の多い地域では雪どけが急速に進む見込みで、低い土地の浸水やなだれなどに十分注意してください。
北日本中心に記録的な暖かさ
気象庁によりますと、19日も南から暖かい空気が流れ込み全国的に気温が上がりました。
日中の最高気温は
▽秋田市で20.1度、
▽青森市で19.4度、
▽山形市で18.9度、
▽札幌市で13.9度などと、
北日本を中心に2月としては統計を取り始めてから最も高くなりました。
特に北海道で記録の更新が相次ぎ、紋別市では平年よりも18.8度高い17.1度と6月下旬並みまで上がり、1960年の12.6度を64年ぶりに更新しました。
このほか、
▽金沢市で21.8度、
▽松江市と福岡市で20.1度、
▽和歌山市で20度ちょうど、
▽徳島市で19.8度、
▽東京の都心で16.5度などと広い範囲で季節外れの暖かさとなりました。
20日は、西日本と東日本の太平洋側を中心にさらに気温が上がる見込みで、日中の最高気温は▽静岡市で24度、▽東京の都心で22度、▽鹿児島や高知市で21度などと予想されています。
北・東日本など雨 雪どけ急速に進む
一方、低気圧や前線の通過に伴って北日本や東日本の広い範囲で雨が降るため積雪の多い地域では雪どけが急速に進む見込みで、気象庁は、低い土地の浸水や土砂災害、川の増水、なだれに十分注意するよう呼びかけています。
記録的な暖かさ 2つの要因
気象庁によりますと、北日本を中心に記録的な暖かさとなったことについて、2つの要因が挙げられるということです。
1つが高気圧です。19日は、太平洋にある高気圧が大きく張り出し、広い範囲が高気圧に覆われました。この高気圧の縁を回って南から暖かい空気が次々と流れ込みました。
この時期に北日本が暖気の影響を受けることはあまりありませんが、偏西風が蛇行して日本の北側を流れていることで暖かい空気が北に流れ込みやすくなりました。これがもう1つの要因です。
一方、20日は、前線の通過に伴って高気圧が東に移動し、北日本には一転して寒気が流れ込むため、最高気温が0度を下回る真冬日となるところもあるなど、寒暖差が大きくなる見込みです。
体調管理のほか、路面の凍結に注意してください。
日本全国的に季節外れの気温 札幌で2月中旬として55年ぶり10度超に
2024年2月13日 18時46分
13日は全国的に暖かい空気が流れ込み3月から4月並みの季節外れの気温となり、北海道では札幌市で2月中旬として55年ぶりに10度を超えるなど記録的な暖かさとなりました。15日にかけて平年と比べて気温がかなり高くなる見込みで、積雪が多い地域では雪解けによるなだれなどに十分注意が必要です。
気象庁によりますと13日、日本列島は高気圧に覆われて晴れ、南から暖かい空気が流れ込んで気温が上昇しました。
日中の最高気温は
▽宮崎市で20.6度
▽愛媛県宇和島市で19.1度
▽島根県益田市で18.2度
▽富山市で17.8度
▽静岡市で17.4度
▽東京の都心で17.3度
▽和歌山市で16.8度
▽福島市で15.8度などと
3月下旬から4月中旬並みの暖かさになりました。
このほか、北海道では
▽白糠町で10.2度と2月として統計史上初めて気温が10度を上回ったほか
▽札幌市でも10.1度と2月中旬としては1969年以来55年ぶりに10度を超え、各地で記録的な暖かさとなりました。
14日以降も気温は全国的に高い見込みで日中の最高気温は
▽静岡市と宮崎市で21度
▽前橋市で20度
▽横浜市や金沢市、鳥取市と松山市で19度
▽東京の都心と大阪市で18度
▽仙台市で17度
▽札幌市で10度などと予想されています。
さらに15日は日中の最高気温が東京の都心では4月中旬並みの19度と予想されるなど、平年と比べて気温がかなり高くなる一方、朝との寒暖差が大きくなる見通しです。
また、15日は全国的に雨が降り積雪の多い地域では雪どけがさらに進む見込みで、積雪の多い地域では屋根からの落雪や雪崩、融雪による土砂災害に十分注意してください。
能登半島地震の被災地はこれまでの地震で地盤が緩んでいるため、気象庁は少ない雨でも土砂災害が起きるおそれがあるとして注意を呼びかけています。
札幌市中央区では、温かい日ざしが差し込むなか、コートを脱いで歩く人の姿も多く見られました。
家族で上海から観光に来たという女性は「とてもあたたかいです」と話していました。
また、観光で東京から来たという80歳の女性は「着込んできたのですが思ったより暖かいです。東京と変わらない気温でいいですね。お土産を見たり、散歩したりしたいです」と話していました。
札幌市の37歳の男性は「例年はまだ氷点下だと思うので珍しいと思います。暖かいのはいいことですが、夜になると道が凍るので車の運転は怖いと思います」と話していました。
北海道留萌 落雪に注意呼びかけ
この冬、記録的な大雪になっている北海道留萌市は13日、最高気温が7.8度と4月上旬並みの暖かさとなり、消防が住宅街をパトロールして、屋根からの落雪に注意するよう呼びかけました。
留萌市では
▽この冬に降った雪の量が5メートルを超えていて
▽13日午後3時時点の積雪が平年の2倍以上にのぼるなど、記録的な大雪となっています。
13日は留萌市でも気温が上がり、日中の最高気温は7.8度と4月上旬並みの暖かさとなりました。
市内では道路脇に大量に積み上げられていた雪がとけて路面に大きな水たまりができ、行き交う車は水しぶきが上がらないようスピードを落として走っていました。
また、地元の消防隊員が住宅街をパトロールし
▽屋根から雪が落ちそうになっている住宅がないか確認したほか
▽消防車のスピーカーで落雪や雪下ろし中の事故に注意するよう呼びかけました。
2024年2月13日 18時46分
13日は全国的に暖かい空気が流れ込み3月から4月並みの季節外れの気温となり、北海道では札幌市で2月中旬として55年ぶりに10度を超えるなど記録的な暖かさとなりました。15日にかけて平年と比べて気温がかなり高くなる見込みで、積雪が多い地域では雪解けによるなだれなどに十分注意が必要です。
気象庁によりますと13日、日本列島は高気圧に覆われて晴れ、南から暖かい空気が流れ込んで気温が上昇しました。
日中の最高気温は
▽宮崎市で20.6度
▽愛媛県宇和島市で19.1度
▽島根県益田市で18.2度
▽富山市で17.8度
▽静岡市で17.4度
▽東京の都心で17.3度
▽和歌山市で16.8度
▽福島市で15.8度などと
3月下旬から4月中旬並みの暖かさになりました。
このほか、北海道では
▽白糠町で10.2度と2月として統計史上初めて気温が10度を上回ったほか
▽札幌市でも10.1度と2月中旬としては1969年以来55年ぶりに10度を超え、各地で記録的な暖かさとなりました。
14日以降も気温は全国的に高い見込みで日中の最高気温は
▽静岡市と宮崎市で21度
▽前橋市で20度
▽横浜市や金沢市、鳥取市と松山市で19度
▽東京の都心と大阪市で18度
▽仙台市で17度
▽札幌市で10度などと予想されています。
さらに15日は日中の最高気温が東京の都心では4月中旬並みの19度と予想されるなど、平年と比べて気温がかなり高くなる一方、朝との寒暖差が大きくなる見通しです。
また、15日は全国的に雨が降り積雪の多い地域では雪どけがさらに進む見込みで、積雪の多い地域では屋根からの落雪や雪崩、融雪による土砂災害に十分注意してください。
能登半島地震の被災地はこれまでの地震で地盤が緩んでいるため、気象庁は少ない雨でも土砂災害が起きるおそれがあるとして注意を呼びかけています。
札幌市中央区では、温かい日ざしが差し込むなか、コートを脱いで歩く人の姿も多く見られました。
家族で上海から観光に来たという女性は「とてもあたたかいです」と話していました。
また、観光で東京から来たという80歳の女性は「着込んできたのですが思ったより暖かいです。東京と変わらない気温でいいですね。お土産を見たり、散歩したりしたいです」と話していました。
札幌市の37歳の男性は「例年はまだ氷点下だと思うので珍しいと思います。暖かいのはいいことですが、夜になると道が凍るので車の運転は怖いと思います」と話していました。
北海道留萌 落雪に注意呼びかけ
この冬、記録的な大雪になっている北海道留萌市は13日、最高気温が7.8度と4月上旬並みの暖かさとなり、消防が住宅街をパトロールして、屋根からの落雪に注意するよう呼びかけました。
留萌市では
▽この冬に降った雪の量が5メートルを超えていて
▽13日午後3時時点の積雪が平年の2倍以上にのぼるなど、記録的な大雪となっています。
13日は留萌市でも気温が上がり、日中の最高気温は7.8度と4月上旬並みの暖かさとなりました。
市内では道路脇に大量に積み上げられていた雪がとけて路面に大きな水たまりができ、行き交う車は水しぶきが上がらないようスピードを落として走っていました。
また、地元の消防隊員が住宅街をパトロールし
▽屋根から雪が落ちそうになっている住宅がないか確認したほか
▽消防車のスピーカーで落雪や雪下ろし中の事故に注意するよう呼びかけました。
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