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ラノベ「スパイ教室」短編集5「『焔』より愛をこめて」を読みました。タイトルからわかる通り、今回は「焔」に焦点を当てた短編集で、10歳のクラウスが師匠ギードにスカウトされるところから、「焔」が壊滅するまでの約10年間のエピソードが詰まっています。
この短編集5はぜひ、ぜひぜひぜひぜひぜひ各々で読んでいただきたいので、深く語るつもりはありません。
それでも二つだけ言わせてください。
一つは、クラウスがあんな野生児だったとは思いませんでした。でも確かに辻褄があっているのは感心しました。そして「焔」がそれぞれ死地(わな)へ向かうこととなる最後の任務、クラウスが臨んだ任務がどういうものか、どうやって切り抜けてきたのかも詳細に描かれてて、とても素晴らしかったです。
もう一つは、これまで「焔」のメンバーの中でも、「煽惑」のハイジだけ正直エピソードが少なかったです。だからまさかあんな性格だったのはびっくりしました。あとなぜか私の中では男性と思い込んでいたけど、普通に女性でしたね。1巻でたぶん他の方同様、死に様が描写されてるはずなのに、全然思い出せないことを含めて失礼しました。でも幼い彼女とクラウスのやりとりはとても面白くてよかったです。何かの拍子で実は彼女だけ生き延びていたような展開があってもいいと思わせるくらい、よかったです。
最後にこの短編集5の作者の「あとがき」も必読なので、読み飛ばさないように注意喚起しておきます。
次は本編12巻でしょうかね。「藍蝗」との決着が楽しみです!
ラノベ「スパイ教室」短編集5「『焔』より愛をこめて」を読みました。タイトルからわかる通り、今回は「焔」に焦点を当てた短編集で、10歳のクラウスが師匠ギードにスカウトされるところから、「焔」が壊滅するまでの約10年間のエピソードが詰まっています。
この短編集5はぜひ、ぜひぜひぜひぜひぜひ各々で読んでいただきたいので、深く語るつもりはありません。
それでも二つだけ言わせてください。
一つは、クラウスがあんな野生児だったとは思いませんでした。でも確かに辻褄があっているのは感心しました。そして「焔」がそれぞれ死地(わな)へ向かうこととなる最後の任務、クラウスが臨んだ任務がどういうものか、どうやって切り抜けてきたのかも詳細に描かれてて、とても素晴らしかったです。
もう一つは、これまで「焔」のメンバーの中でも、「煽惑」のハイジだけ正直エピソードが少なかったです。だからまさかあんな性格だったのはびっくりしました。あとなぜか私の中では男性と思い込んでいたけど、普通に女性でしたね。1巻でたぶん他の方同様、死に様が描写されてるはずなのに、全然思い出せないことを含めて失礼しました。でも幼い彼女とクラウスのやりとりはとても面白くてよかったです。何かの拍子で実は彼女だけ生き延びていたような展開があってもいいと思わせるくらい、よかったです。
最後にこの短編集5の作者の「あとがき」も必読なので、読み飛ばさないように注意喚起しておきます。
次は本編12巻でしょうかね。「藍蝗」との決着が楽しみです!
报知了[打call]陀思妥耶夫斯基传世名作《卡拉马佐夫兄弟》为蓝本,发生在日本的改编舞台剧
松本潤、長澤まさみ、永山瑛太が舞台初競演、NODA・MAP新作『正三角関係』
物語のテーマは19世紀ロシア文学を代表するドストエフスキーの傑作『カラマーゾフの兄弟』。野田はこの作品をベースに、「日本のとある時代の花火師の家族」、つまり「唐松族(からまつぞく)の兄弟」の物語を創り上げた。ストーリーは父親殺しという"事件"を扱ったサスペンスで、物語の中心となる「唐松族の兄弟」を演じるのが松本・長澤・永山だ。舞台は日本のある時代。松本が長男の花火師、永山が次男の物理学者、長澤が三男の聖職者を演じる。物語の全貌は明らかにされていないが、「松本は心が荒廃した花火師、長澤は性格的にも真反対の“男役”と“女役”の二役を演じ分け、永山は神をも恐れぬ不敵なインテリと、3人いずれも新鮮な役どころである。」
■松本潤 コメント全文
僕としては 13年ぶりの舞台出演となります。名だたる俳優の方々との共演ということで大きな挑戦になりますが、一所懸命食らいついて、できる限りの稽古を重ねて初日を迎えたいと思います。これまでの自分を越えていけるよう試行錯誤していきながら、より野田さんの世界観のなかで描かれるキャラクターに近づけるように演じていく。野田さんだからこそできるソリッドさを体現できたら、すごく面白い作品になる気がしています。準備できることをしっかりして、自分も頑張りたいと思います。
松本潤、長澤まさみ、永山瑛太が舞台初競演、NODA・MAP新作『正三角関係』
物語のテーマは19世紀ロシア文学を代表するドストエフスキーの傑作『カラマーゾフの兄弟』。野田はこの作品をベースに、「日本のとある時代の花火師の家族」、つまり「唐松族(からまつぞく)の兄弟」の物語を創り上げた。ストーリーは父親殺しという"事件"を扱ったサスペンスで、物語の中心となる「唐松族の兄弟」を演じるのが松本・長澤・永山だ。舞台は日本のある時代。松本が長男の花火師、永山が次男の物理学者、長澤が三男の聖職者を演じる。物語の全貌は明らかにされていないが、「松本は心が荒廃した花火師、長澤は性格的にも真反対の“男役”と“女役”の二役を演じ分け、永山は神をも恐れぬ不敵なインテリと、3人いずれも新鮮な役どころである。」
■松本潤 コメント全文
僕としては 13年ぶりの舞台出演となります。名だたる俳優の方々との共演ということで大きな挑戦になりますが、一所懸命食らいついて、できる限りの稽古を重ねて初日を迎えたいと思います。これまでの自分を越えていけるよう試行錯誤していきながら、より野田さんの世界観のなかで描かれるキャラクターに近づけるように演じていく。野田さんだからこそできるソリッドさを体現できたら、すごく面白い作品になる気がしています。準備できることをしっかりして、自分も頑張りたいと思います。
2024.04.01
GINGER(ジンジャー)@GINGER_magazine
小竹正人 網誌連載 https://t.cn/A6TfHmKC
作詞家・小竹正人の癖。
ひとり旅に出ると、
なぜか全くの別人格が舞い降りる
さまざまな経験、体験をしてきた作詞家 小竹正人さんのGINGER WEB連載。豊富なキャリアを通して、今だからわかったこと、気付いたこと、そして身の回りに起きた出来事をここだけに綴っていきます。【連載/小竹正人の『泥の舟を漕いできました』】
「旅の恥はかき捨て」
沖縄に行ってきました。
ほんの少し執筆の仕事は持って行ったものの、家族のような面々と共に南の島を満喫した。
主に20代、私の趣味は「ひとり旅」だった。今のようなネット社会ではなかったので、格安の往復チケットだけを買って、泊まる場所もしっかりとは決めずに、行き当たりばったり、そりゃあもういろんな国へ行った。ちなみに1番好きだった国はアイスランド。死ぬ前にもう一度オーロラを見に行きたいなあ(年齢的に切実)。
よく、「自分探しのための旅に出る」と、私には死んでも言えないようなこっ恥ずかしいことを言う人がいるが、確かにひとり旅って嫌でも自分自身と向き合う時間が多くなる。
しかし、飽き性で気分屋の私はこの「自分自身と向き合う時間」にすぐ飽きてしまい、ひとり旅に出るとなぜか全くの別人格、私ではない私、を演じる癖がついてしまった。
非日常的な場所に行って、非日常的な自分になる、いわば、「いつもとは違う私ごっこ」をやりがち。20代前半からこれに味を占めているので、今でも、誰とどこに旅行しても、このごっこがやめられない。
旅に出た場合、2パターンの別人格の私がいる。
その1 海や山や自然の多いところに行った場合。
いつも書いているが、普段の私は、許されるのなら、誰にも会わずどこにも行かず(もちろん仕事もせず)、書物やネットフリックスやYouTubeをお共に一生食っちゃ寝、食っちゃ寝していたい。で、都合のいいときだけ子どもたち(他人の)を思いきり可愛がりたい。
ところがどっこい、旅先の海や山に行くと、妙に行動的で、ウザいくらい明るい性格になり、おせっかいすぎるほど人の世話をやく。そして自然に触れ、「ああ、この世界はなんて素晴らしいのだろう」なんて本気で思ったりする。なんか、エネルギー過多でちょっと苦手だなこういう人…みたいになる。
その2 都会に行った場合。
一方で、(自分で言うが)普段めちゃくちゃ気ぃつかいーの私は、他人を洞察して、その人の表面ではなく内面に向き合おうと心掛けている。相手が居心地が悪そうだったら、ちょっとでも楽になるように努力する。
ところがどっこい、外国の大都会(ニューヨークとかロンドンとかね)に行くと、「他人は他人、自分は自分」と、なぜかめちゃくちゃクールな自分を演出してしまうのである。ものすごく無口で無表情、いつものように「あんた正気か?」みたいな馬鹿笑いはせず、「大人ですけど何か?」みたいな静かな笑い方をする。そして、日本のカフェでは常に甘いカフェラテを頼むのに、知らない国のカフェでは「ダブルエスプレッソを」なんて、通っぽいものを注文しやがる。もちろんノンシュガー、もちろん美味しくない。
「ごっこ」の楽しみ方がもはや恐怖。
さて、今回の沖縄だが、当然のように「いつもとは違う私ごっこ1」をやってきた。
同行した子どもたちを引率して毎日通った室内プールで、みんなに猛烈なバタフライ(そりゃもう襲いかかるイノシシのような)を披露したり、水中でシンクロナイズドスイミングもどきをやって、「すごい!」と言わせたり(海育ちの水泳部員だったので)。誰?つ-くらいの激しいスポーティー陽キャっぷり。
帰京してからこの旅の疲れがドッと出て、2日間ほど家の中でナメクジと化してよろよろヌメヌメ過ごしながら、「どうしてこんなもんを嬉々として持ち帰って来たんだろう」と、旅先でまるで宝さがしのように拾ってきた貝殻やサンゴを、死んだ魚みたいな目で見つめるのであった。
「旅の恥はかき捨て」というが、私は、その「恥」を旅先に置いてこないで、持ち帰ってきてしまうあんぽんたんなのである。
What I saw~今月のオフショット
〈上〉沖縄に行くと、必ず琉球ガラス作りをしたくなる。今回はぴちゃお(4歳)と一緒に、YOUへのプレゼントの小さな一輪挿しを作った。とても喜んでくれました。
〈下〉沖縄から帰ってすぐが私の誕生日でした。30年来の親友・飯島直子さんは毎年センス抜群の花を送ってくれます。プレゼントは花、食べ物…消耗品が一番嬉しいです(笑)。
誕生日にFANTASTICSの中島颯太(ツッコミ)と堀夏喜(ボケ)から超爆笑動画メッセージが。これ、動画をスクショしたもので画質が悪くてすみません。いやぁ、笑った。
GINGER(ジンジャー)@GINGER_magazine
小竹正人 網誌連載 https://t.cn/A6TfHmKC
作詞家・小竹正人の癖。
ひとり旅に出ると、
なぜか全くの別人格が舞い降りる
さまざまな経験、体験をしてきた作詞家 小竹正人さんのGINGER WEB連載。豊富なキャリアを通して、今だからわかったこと、気付いたこと、そして身の回りに起きた出来事をここだけに綴っていきます。【連載/小竹正人の『泥の舟を漕いできました』】
「旅の恥はかき捨て」
沖縄に行ってきました。
ほんの少し執筆の仕事は持って行ったものの、家族のような面々と共に南の島を満喫した。
主に20代、私の趣味は「ひとり旅」だった。今のようなネット社会ではなかったので、格安の往復チケットだけを買って、泊まる場所もしっかりとは決めずに、行き当たりばったり、そりゃあもういろんな国へ行った。ちなみに1番好きだった国はアイスランド。死ぬ前にもう一度オーロラを見に行きたいなあ(年齢的に切実)。
よく、「自分探しのための旅に出る」と、私には死んでも言えないようなこっ恥ずかしいことを言う人がいるが、確かにひとり旅って嫌でも自分自身と向き合う時間が多くなる。
しかし、飽き性で気分屋の私はこの「自分自身と向き合う時間」にすぐ飽きてしまい、ひとり旅に出るとなぜか全くの別人格、私ではない私、を演じる癖がついてしまった。
非日常的な場所に行って、非日常的な自分になる、いわば、「いつもとは違う私ごっこ」をやりがち。20代前半からこれに味を占めているので、今でも、誰とどこに旅行しても、このごっこがやめられない。
旅に出た場合、2パターンの別人格の私がいる。
その1 海や山や自然の多いところに行った場合。
いつも書いているが、普段の私は、許されるのなら、誰にも会わずどこにも行かず(もちろん仕事もせず)、書物やネットフリックスやYouTubeをお共に一生食っちゃ寝、食っちゃ寝していたい。で、都合のいいときだけ子どもたち(他人の)を思いきり可愛がりたい。
ところがどっこい、旅先の海や山に行くと、妙に行動的で、ウザいくらい明るい性格になり、おせっかいすぎるほど人の世話をやく。そして自然に触れ、「ああ、この世界はなんて素晴らしいのだろう」なんて本気で思ったりする。なんか、エネルギー過多でちょっと苦手だなこういう人…みたいになる。
その2 都会に行った場合。
一方で、(自分で言うが)普段めちゃくちゃ気ぃつかいーの私は、他人を洞察して、その人の表面ではなく内面に向き合おうと心掛けている。相手が居心地が悪そうだったら、ちょっとでも楽になるように努力する。
ところがどっこい、外国の大都会(ニューヨークとかロンドンとかね)に行くと、「他人は他人、自分は自分」と、なぜかめちゃくちゃクールな自分を演出してしまうのである。ものすごく無口で無表情、いつものように「あんた正気か?」みたいな馬鹿笑いはせず、「大人ですけど何か?」みたいな静かな笑い方をする。そして、日本のカフェでは常に甘いカフェラテを頼むのに、知らない国のカフェでは「ダブルエスプレッソを」なんて、通っぽいものを注文しやがる。もちろんノンシュガー、もちろん美味しくない。
「ごっこ」の楽しみ方がもはや恐怖。
さて、今回の沖縄だが、当然のように「いつもとは違う私ごっこ1」をやってきた。
同行した子どもたちを引率して毎日通った室内プールで、みんなに猛烈なバタフライ(そりゃもう襲いかかるイノシシのような)を披露したり、水中でシンクロナイズドスイミングもどきをやって、「すごい!」と言わせたり(海育ちの水泳部員だったので)。誰?つ-くらいの激しいスポーティー陽キャっぷり。
帰京してからこの旅の疲れがドッと出て、2日間ほど家の中でナメクジと化してよろよろヌメヌメ過ごしながら、「どうしてこんなもんを嬉々として持ち帰って来たんだろう」と、旅先でまるで宝さがしのように拾ってきた貝殻やサンゴを、死んだ魚みたいな目で見つめるのであった。
「旅の恥はかき捨て」というが、私は、その「恥」を旅先に置いてこないで、持ち帰ってきてしまうあんぽんたんなのである。
What I saw~今月のオフショット
〈上〉沖縄に行くと、必ず琉球ガラス作りをしたくなる。今回はぴちゃお(4歳)と一緒に、YOUへのプレゼントの小さな一輪挿しを作った。とても喜んでくれました。
〈下〉沖縄から帰ってすぐが私の誕生日でした。30年来の親友・飯島直子さんは毎年センス抜群の花を送ってくれます。プレゼントは花、食べ物…消耗品が一番嬉しいです(笑)。
誕生日にFANTASTICSの中島颯太(ツッコミ)と堀夏喜(ボケ)から超爆笑動画メッセージが。これ、動画をスクショしたもので画質が悪くてすみません。いやぁ、笑った。
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