「太陽フレア」で磁気嵐観測 通信衛星やGPSなどに影響のおそれ
2024年5月11日 11時55分
「太陽フレア」と呼ばれる太陽表面の巨大な爆発現象が5月8日から10日にかけてあわせて6回発生し、電気を帯びた粒子が地球に到達して地球の磁場が乱れる「磁気嵐」の発生が、各地で観測されています。今後、数日にわたって通信衛星やGPSなどに影響が出るおそれがあり、情報通信研究機構が注意を呼びかけています。
情報通信研究機構によりますと、5月8日から10日午後4時ごろまでに「太陽フレア」と呼ばれる太陽表面での爆発現象の中でも最大クラスに分類される巨大な爆発が、6回にわたって発生しました。
同じくらいの期間で6回の巨大な爆発が連続して発生したのは、2005年9月以来、18年8か月ぶりだということです。
この「太陽フレア」によって、陽子などの電気を帯びた粒子が大量に放出されていて、地球の磁場が乱れる「磁気嵐」の発生が各地で観測されています。
これまでのところ、大規模な通信障害などは確認されていないということですが、今後数日間は通信衛星などの人工衛星やGPSの位置情報、それに短波の無線通信などに影響が出るおそれがあるとしています。
情報通信研究機構宇宙環境研究室の津川卓也室長は「予想していたよりも大きな磁気嵐が観測されている。人体に影響が出るほどではないが、GPSの利用や一部の無線通信などに影響が出るおそれがあるので、引き続き、数日は注意してほしい」と話しています。
 「太陽フレア」の影響で、気象庁は茨城県石岡市にある地磁気観測所で、地球の磁場が乱れる「磁気嵐」が観測されたと発表しました。
「磁気嵐」は11日午前2時5分から始まり、午前9時までの地磁気の変動幅は最大で517ナノテスラに達し、通常の1日(50ナノテスラ)の10倍を上回ったということです。
石岡市の観測所で500ナノテスラを超えたのは1991年3月以来で、変動幅としては、1924年に観測を始めて以降9番目の大きさだということです。
「磁気嵐」が起きると、通信などの障害が起きるおそれがありますが、影響の程度については現時点で不明だとしています。
地磁気観測所は「久しぶりに大きな変化となった。太陽の活動が来年にかけて活発化する見通しで、今後も磁気嵐の発生が増える可能性があるため注意深く監視したい」としています。
「太陽フレア」と呼ばれる太陽表面の巨大な爆発現象が、ここ数日連続で起きたことを受け、アメリカの気象当局は今後、GPSや一部の無線通信などに影響が出るおそれもあるとして警戒を呼びかけています。
太陽の表面では今月8日以降、「太陽フレア」と呼ばれる巨大な爆発現象が連続で発生し、電気を帯びた粒子が大量に放出され、地球に近づいています。
到達すると、地球の磁場が変動する「磁気嵐」が起きる可能性があるとして、10日、NOAA=アメリカ海洋大気局が最新の情報を公開しました。
それによりますと、予想される磁気嵐の大きさは5段階中、上から2番目で、おおむね日本時間の11日から13日にかけて起きる可能性があるということです。
そしてGPSや一部の無線通信、それに送電設備などに影響が出るおそれもあるとして、インフラの事業者などに警戒を呼びかけています。
また、ふだんは緯度の高い地域で観測されるオーロラが、より緯度の低い地域で見られる可能性もあるということです。
太陽はおよそ11年の周期で活動が活発になったり弱まったりすることが知られ、ことしは活発な時期にあたることから、NOAAは今後も今回のような現象が起きる可能性があるとしています。
2024年5月11日 11時55分
「太陽フレア」と呼ばれる太陽表面の巨大な爆発現象が5月8日から10日にかけてあわせて6回発生し、電気を帯びた粒子が地球に到達して地球の磁場が乱れる「磁気嵐」の発生が、各地で観測されています。今後、数日にわたって通信衛星やGPSなどに影響が出るおそれがあり、情報通信研究機構が注意を呼びかけています。
情報通信研究機構によりますと、5月8日から10日午後4時ごろまでに「太陽フレア」と呼ばれる太陽表面での爆発現象の中でも最大クラスに分類される巨大な爆発が、6回にわたって発生しました。
同じくらいの期間で6回の巨大な爆発が連続して発生したのは、2005年9月以来、18年8か月ぶりだということです。
この「太陽フレア」によって、陽子などの電気を帯びた粒子が大量に放出されていて、地球の磁場が乱れる「磁気嵐」の発生が各地で観測されています。
これまでのところ、大規模な通信障害などは確認されていないということですが、今後数日間は通信衛星などの人工衛星やGPSの位置情報、それに短波の無線通信などに影響が出るおそれがあるとしています。
情報通信研究機構宇宙環境研究室の津川卓也室長は「予想していたよりも大きな磁気嵐が観測されている。人体に影響が出るほどではないが、GPSの利用や一部の無線通信などに影響が出るおそれがあるので、引き続き、数日は注意してほしい」と話しています。
 「太陽フレア」の影響で、気象庁は茨城県石岡市にある地磁気観測所で、地球の磁場が乱れる「磁気嵐」が観測されたと発表しました。
「磁気嵐」は11日午前2時5分から始まり、午前9時までの地磁気の変動幅は最大で517ナノテスラに達し、通常の1日(50ナノテスラ)の10倍を上回ったということです。
石岡市の観測所で500ナノテスラを超えたのは1991年3月以来で、変動幅としては、1924年に観測を始めて以降9番目の大きさだということです。
「磁気嵐」が起きると、通信などの障害が起きるおそれがありますが、影響の程度については現時点で不明だとしています。
地磁気観測所は「久しぶりに大きな変化となった。太陽の活動が来年にかけて活発化する見通しで、今後も磁気嵐の発生が増える可能性があるため注意深く監視したい」としています。
「太陽フレア」と呼ばれる太陽表面の巨大な爆発現象が、ここ数日連続で起きたことを受け、アメリカの気象当局は今後、GPSや一部の無線通信などに影響が出るおそれもあるとして警戒を呼びかけています。
太陽の表面では今月8日以降、「太陽フレア」と呼ばれる巨大な爆発現象が連続で発生し、電気を帯びた粒子が大量に放出され、地球に近づいています。
到達すると、地球の磁場が変動する「磁気嵐」が起きる可能性があるとして、10日、NOAA=アメリカ海洋大気局が最新の情報を公開しました。
それによりますと、予想される磁気嵐の大きさは5段階中、上から2番目で、おおむね日本時間の11日から13日にかけて起きる可能性があるということです。
そしてGPSや一部の無線通信、それに送電設備などに影響が出るおそれもあるとして、インフラの事業者などに警戒を呼びかけています。
また、ふだんは緯度の高い地域で観測されるオーロラが、より緯度の低い地域で見られる可能性もあるということです。
太陽はおよそ11年の周期で活動が活発になったり弱まったりすることが知られ、ことしは活発な時期にあたることから、NOAAは今後も今回のような現象が起きる可能性があるとしています。
【我国首个行星际闪烁监测望远镜正式建成】
目前我国行星际闪烁监测望远镜(IPS望远镜)已顺利通过工艺测试,标志着该望远镜正式建成。至此,子午工程二期项目已具备迎接工艺验收的条件。
据了解,IPS望远镜由我国自主研制,是我国首台专门用于行星际闪烁观测的射电望远镜。
采用一座主站、两座辅站的协同联测方式,分别是内蒙古锡林郭勒盟的明安图主站、伊和高勒辅站、乌日根塔拉辅站,三座台站之间的两两连线近似组成等边三角形,站与站间距离约200公里。
IPS望远镜主站拥有目前我国最大的抛物柱面射电望远镜,由三排长140米、宽40米的抛物柱面天线组成,其天线口径、噪声温度、探测灵敏度均处于国际领先水平。
IPS望远镜可以在327兆赫兹、654兆赫兹及1400兆赫兹3个频段上实现宇宙极弱瞬变射电信号的高灵敏度捕捉。
IPS望远镜系统基于东、西机械扫描与南、北电扫描的混合设计,采用相控阵馈源数字多波束接收技术,实现了宽视场和大天区的连续覆盖。
项目建设团队突破了巨型可动抛物柱面天线的高精度同步控制、数字混合波束合成架构下的高稳定性幅相接收等核心关键技术。
此次工艺测试表明,IPS望远镜具备了对行星际闪烁信号的连续探测能力,一主站、两辅站的各项技术指标均达到或优于初步设计要求。
它将是国际上在这个领域最先进的专门用于行星际闪烁监测的望远镜,对我国空间天气研究将发挥重要作用。
目前我国行星际闪烁监测望远镜(IPS望远镜)已顺利通过工艺测试,标志着该望远镜正式建成。至此,子午工程二期项目已具备迎接工艺验收的条件。
据了解,IPS望远镜由我国自主研制,是我国首台专门用于行星际闪烁观测的射电望远镜。
采用一座主站、两座辅站的协同联测方式,分别是内蒙古锡林郭勒盟的明安图主站、伊和高勒辅站、乌日根塔拉辅站,三座台站之间的两两连线近似组成等边三角形,站与站间距离约200公里。
IPS望远镜主站拥有目前我国最大的抛物柱面射电望远镜,由三排长140米、宽40米的抛物柱面天线组成,其天线口径、噪声温度、探测灵敏度均处于国际领先水平。
IPS望远镜可以在327兆赫兹、654兆赫兹及1400兆赫兹3个频段上实现宇宙极弱瞬变射电信号的高灵敏度捕捉。
IPS望远镜系统基于东、西机械扫描与南、北电扫描的混合设计,采用相控阵馈源数字多波束接收技术,实现了宽视场和大天区的连续覆盖。
项目建设团队突破了巨型可动抛物柱面天线的高精度同步控制、数字混合波束合成架构下的高稳定性幅相接收等核心关键技术。
此次工艺测试表明,IPS望远镜具备了对行星际闪烁信号的连续探测能力,一主站、两辅站的各项技术指标均达到或优于初步设计要求。
它将是国际上在这个领域最先进的专门用于行星际闪烁监测的望远镜,对我国空间天气研究将发挥重要作用。
【国际领先!我国首个行星际闪烁监测望远镜正式建成】央视新闻端:5月10日,“十三五”国家重大科技基础设施“空间环境地基综合监测网”,子午工程二期的重大设备之一——行星际闪烁监测望远镜(IPS望远镜)顺利通过工艺测试,标志着该望远镜正式建成,至此子午工程二期项目已具备迎接工艺验收的条件。
IPS望远镜由我国自主研制,是我国首台专门用于行星际闪烁观测的射电望远镜,由中国科学院国家空间科学中心牵头建设,中国电子科技集团公司等参与共同建设。IPS望远镜采用一座主站、两座辅站的协同联测方式,分别是内蒙古锡林郭勒盟的明安图主站、伊和高勒辅站、乌日根塔拉辅站。三座台站之间的两两连线近似组成等边三角形,站与站间距离约200公里。IPS望远镜主站拥有目前我国最大的抛物柱面射电望远镜,由三排长140米、宽40米的抛物柱面天线组成,其天线口径、噪声温度、探测灵敏度均处于国际领先水平。IPS望远镜可以在327兆赫兹、654兆赫兹及1400兆赫兹3个频段上实现宇宙极弱瞬变射电信号的高灵敏度捕捉。
IPS望远镜系统基于东、西机械扫描与南、北电扫描的混合设计,采用相控阵馈源数字多波束接收技术,实现了宽视场和大天区的连续覆盖。项目建设团队突破了巨型可动抛物柱面天线的高精度同步控制、数字混合波束合成架构下的高稳定性幅相接收等核心关键技术。
此次工艺测试表明,IPS望远镜具备了对行星际闪烁信号的连续探测能力,一主站、两辅站的各项技术指标均达到或优于初步设计要求。通过此次工艺测试意味着IPS望远镜将正式投入使用来产生所需要的科学数据。它将是国际上在这个领域最先进的专门用于行星际闪烁监测的望远镜,对我国空间天气研究将发挥重要作用。
IPS望远镜由我国自主研制,是我国首台专门用于行星际闪烁观测的射电望远镜,由中国科学院国家空间科学中心牵头建设,中国电子科技集团公司等参与共同建设。IPS望远镜采用一座主站、两座辅站的协同联测方式,分别是内蒙古锡林郭勒盟的明安图主站、伊和高勒辅站、乌日根塔拉辅站。三座台站之间的两两连线近似组成等边三角形,站与站间距离约200公里。IPS望远镜主站拥有目前我国最大的抛物柱面射电望远镜,由三排长140米、宽40米的抛物柱面天线组成,其天线口径、噪声温度、探测灵敏度均处于国际领先水平。IPS望远镜可以在327兆赫兹、654兆赫兹及1400兆赫兹3个频段上实现宇宙极弱瞬变射电信号的高灵敏度捕捉。
IPS望远镜系统基于东、西机械扫描与南、北电扫描的混合设计,采用相控阵馈源数字多波束接收技术,实现了宽视场和大天区的连续覆盖。项目建设团队突破了巨型可动抛物柱面天线的高精度同步控制、数字混合波束合成架构下的高稳定性幅相接收等核心关键技术。
此次工艺测试表明,IPS望远镜具备了对行星际闪烁信号的连续探测能力,一主站、两辅站的各项技术指标均达到或优于初步设计要求。通过此次工艺测试意味着IPS望远镜将正式投入使用来产生所需要的科学数据。它将是国际上在这个领域最先进的专门用于行星际闪烁监测的望远镜,对我国空间天气研究将发挥重要作用。
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