采访接上:
マキマがまとう、場を支配する超然とした雰囲気
――2.5次元は一般的な舞台と異なり、まずキャラクター再現が前提にありますが、マキマについてのイメージや、どのように役作りを練られているかを教えてください。
まずスーツが新鮮すぎて(笑)。私、現代劇をやる機会が少なくて、圧倒的にドレス衣裳が多いんです。なので、衣裳合わせのときはちょっとソワソワしました。ドレスだと布の動きや広がりを駆使した所作を考えますが、今回はシンプルに身ひとつですから。とは言えロングコートを着ているので、それはマキマの格好良さを引き出す武器になると思います。
役作りについては原作、アニメで大事だと思う部分はいくつもあって、そこはそのまま活かすべきだと考えています。ただ、松崎さんからは、私が作るマキマでいいですというお話をいただいています。全てをコピーするような再現にはこだわらず、自分から生まれたものを重視して大丈夫ですと。
――冒頭ではアニメキャストへのリスペクトを話していただきました。そことのバランスはどうお考えですか?
めちゃくちゃアニメをリピートしています。台詞の1つ1つ、どういうトーンで発していたのかを頭に叩き込むくらいに。私も経験がありますが、原作からのアニメ化は大変なプレッシャーなんですよ。しかもあれだけの大作ですから、相当大変な苦労をしてマキマを作られたと思います。そこにしっかりとリスペクトを持ち、アニメのオリジナルキャストさんが作られたものを守りながら新しいマキマを作っていくことを考えています。
――では、どんな部分にマキマの特徴を見つけていますか?
マキマは、出てきた瞬間に場の空気が変わる存在。彼女がひと言発すると、魔法にかけられたように周囲の空気がガラッと変わるんですよね。原作、アニメともに練りに練って作られたキャラクターだと思いますし、あの超然とした雰囲気は必ずまとわなければいけないと考えています。それは台詞だけでなく、視線や指先ひとつまでという意識で。
2.5次元は世界に発信していくべき文化
――舞台、ミュージカルで培った経験はどう還元されそうですか?
“そこにいる”という存在感でしょうか。表現の仕方は色々ありますが、すごく簡単にいうと、一瞬でオーラを全開にするというような。その役者が姿を現しただけで緊張が張り詰め、鳥肌が立つ。所作や台詞の温度で場を支配する殺気に近い威圧感。そういった表現は舞台、ミュージカルで磨いてきたものなので、それこそ今回のマキマに活かせる部分だと思います。
――声優業が生かされる点についてはどうでしょうか?
声優は、すでにある絵に対してどうアジャストさせていくかが大切なので、お芝居のエモーショナルな部分はもちろんですが、まず技術的な面が大きく問われます。そういった点では2.5次元との親和性は高く、「ここはこういう音で、こういう台詞の言い回しで」というディレクションに対してアジャストさせる技術は備わっているという自信はあります。
――テレビとは違い、演劇は能動的に観に行く方でないと足を運ばない。アニメは好きでも舞台は敷居が高いと感じている方は多くいると思います。そういった層に向けて伝えたいことはありますか。
それでいうと、今回私は大役を担っていると思っていて、普段アニメしか観ていないという層、舞台、ミュージカルは観るけど2.5次元は未体験という両方の層の方を引っ張ってきたいという思いがあります。2.5次元は世界に通用する新しい文化だと思っていて、それこそ国を跨いだ発信ができるといいと思います。日本が独自に作り出したこのジャンルをこれからもっと大きく育てていくべきだし、その1作品に参加できたのは大変光栄です。
自分と一番かけ離れているのがアニメの芝居
った多彩な楽曲を披露されています。音楽活動での歌と、ミュージカルでの歌の楽しさにはどのような違いがありますか?
ミュージカルに関しては、イタコみたいになります(笑)。自分に役をおろすような作業で、やはりお芝居として歌う部分が大きいです。なので、その役を演じていたときの感情を思い出しながら、お客さまが劇場に来ている気持ちになれるように歌うことを意識しています。アニソンに関しては皆さんそれぞれに思い出が詰まっていると思うので、なるべくそれを思い出せるようにキラキラ感を乗せて歌っています。自分の楽曲では、初期のものは自分で作詞している曲が多く、私自身にもすごく思い出があります。皆さんにも楽しんでいただきながら、自分も一緒に楽しむという気持ちを心がけていますね。
――先日はドラマ「量産型リコ」でのゲスト出演が話題になりました。舞台に立ってのお芝居と、映像作品でのお芝居にはどのような違いがありますか?
映像は日常生活の延長のような、いかに自然なお芝居をするかが大切だと思います。ただ、昔はそれが全くできなかったんですよ。アニメっぽいお芝居になったり、舞台っぽいお芝居になったり。そのバランスに苦戦しましたが、今はわりと自然に身に馴染むようになってきています。濃い役は相変わらず多いですが(笑)、年齢を重ねて年相応の役が多くなってきて、等身大で演じられているからかもしれません。
対して舞台は真逆で、演目によって国も変われば時代も変わるというものです。幕が開けた瞬間に全てを変えるという意識でお芝居しているので、自分であって自分でない感覚。お芝居の深度でいったら演じ込みがより深く、リアリティを乗せながらもフィクションを意識する。私は現代劇より時代劇が多いので、特にそういう印象を持っています。
初ミュージカルまで13年。遠回りは必要な道だった
――1998年の子役デビューから、舞台初出演が2011年のミュージカル「嵐が丘」。これ以降、活動の主軸がミュージカルに移りますが、平野さんにとってミュージカルとはどのような存在ですか?
ミュージカル出演は幼い頃からの一番の夢です。子役…児童劇団に入団したのもアマチュアから本格的なミュージカルに出たかったがため。色々なジャンルのお仕事を経験して、今、ようやく夢だったミュージカルを主軸に活動させていただいています。
――「嵐が丘」まで13年。遠回りをしたという気持ちはありませんか?
ないと言えばウソになります。ただ、遠回りの道はマイナスだったわけでなく、経験しておいて良かった道でした。舞台、特にミュージカルは求められるスキルがとても多く、総合力を上げてからでないと挑戦してはいけなかったと思います。声優、歌手の経験がなければできなかった仕事だと思っていて、多方面の能力を身に付けたからこそ今、充実した活動ができています。海外留学(2016年)もできるときにしておいて本当に良かったと思います。英語力、歌唱だけでなく、仕事の仕方まで全てが変わりましたから。今この場所まで長かったかもしれませんが、一番良いタイミングで夢だったミュージカルに立てていると思います。
――声優、歌手、映像、舞台、ミュージカルがグラデーションのように1つのを作っているようです。
本当にそうですね。
――10月で36歳を迎えられますが、俳優としてご自身の年齢についてはどのようにお考えですか?今後オファーされる役柄にも変化が出てくると思いますが。
おっしゃる通り、舞台女優の30代はとても難しい時期です。若手の台頭もあれば、上にはベテランの方々がひしめいていて、ちょうど中間の一番難しい年齢。ですが、そのタイミングで「チェンソーマン」ザ・ステージのような作品に巡り合えたのは感謝しかなく、私の可能性を広げてくれる出会いをさせていただけたと思っています。今後は年齢を考えたら最後のチャンスという役もあるかもしれないし、今この年齢でしかできない表現というのもあります。これは絶対にやっておいた方がいいという思う役があったら、難しいことは考えず、後悔しないように何でも挑戦していこうと思っています。
舞台「チェンソーマン」ザ・ステージは9月16日(土)〜10月1日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて、10月6日(金)〜10月9日(月・祝)まで京都・京都劇場にて公演が行われる。
マキマがまとう、場を支配する超然とした雰囲気
――2.5次元は一般的な舞台と異なり、まずキャラクター再現が前提にありますが、マキマについてのイメージや、どのように役作りを練られているかを教えてください。
まずスーツが新鮮すぎて(笑)。私、現代劇をやる機会が少なくて、圧倒的にドレス衣裳が多いんです。なので、衣裳合わせのときはちょっとソワソワしました。ドレスだと布の動きや広がりを駆使した所作を考えますが、今回はシンプルに身ひとつですから。とは言えロングコートを着ているので、それはマキマの格好良さを引き出す武器になると思います。
役作りについては原作、アニメで大事だと思う部分はいくつもあって、そこはそのまま活かすべきだと考えています。ただ、松崎さんからは、私が作るマキマでいいですというお話をいただいています。全てをコピーするような再現にはこだわらず、自分から生まれたものを重視して大丈夫ですと。
――冒頭ではアニメキャストへのリスペクトを話していただきました。そことのバランスはどうお考えですか?
めちゃくちゃアニメをリピートしています。台詞の1つ1つ、どういうトーンで発していたのかを頭に叩き込むくらいに。私も経験がありますが、原作からのアニメ化は大変なプレッシャーなんですよ。しかもあれだけの大作ですから、相当大変な苦労をしてマキマを作られたと思います。そこにしっかりとリスペクトを持ち、アニメのオリジナルキャストさんが作られたものを守りながら新しいマキマを作っていくことを考えています。
――では、どんな部分にマキマの特徴を見つけていますか?
マキマは、出てきた瞬間に場の空気が変わる存在。彼女がひと言発すると、魔法にかけられたように周囲の空気がガラッと変わるんですよね。原作、アニメともに練りに練って作られたキャラクターだと思いますし、あの超然とした雰囲気は必ずまとわなければいけないと考えています。それは台詞だけでなく、視線や指先ひとつまでという意識で。
2.5次元は世界に発信していくべき文化
――舞台、ミュージカルで培った経験はどう還元されそうですか?
“そこにいる”という存在感でしょうか。表現の仕方は色々ありますが、すごく簡単にいうと、一瞬でオーラを全開にするというような。その役者が姿を現しただけで緊張が張り詰め、鳥肌が立つ。所作や台詞の温度で場を支配する殺気に近い威圧感。そういった表現は舞台、ミュージカルで磨いてきたものなので、それこそ今回のマキマに活かせる部分だと思います。
――声優業が生かされる点についてはどうでしょうか?
声優は、すでにある絵に対してどうアジャストさせていくかが大切なので、お芝居のエモーショナルな部分はもちろんですが、まず技術的な面が大きく問われます。そういった点では2.5次元との親和性は高く、「ここはこういう音で、こういう台詞の言い回しで」というディレクションに対してアジャストさせる技術は備わっているという自信はあります。
――テレビとは違い、演劇は能動的に観に行く方でないと足を運ばない。アニメは好きでも舞台は敷居が高いと感じている方は多くいると思います。そういった層に向けて伝えたいことはありますか。
それでいうと、今回私は大役を担っていると思っていて、普段アニメしか観ていないという層、舞台、ミュージカルは観るけど2.5次元は未体験という両方の層の方を引っ張ってきたいという思いがあります。2.5次元は世界に通用する新しい文化だと思っていて、それこそ国を跨いだ発信ができるといいと思います。日本が独自に作り出したこのジャンルをこれからもっと大きく育てていくべきだし、その1作品に参加できたのは大変光栄です。
自分と一番かけ離れているのがアニメの芝居
った多彩な楽曲を披露されています。音楽活動での歌と、ミュージカルでの歌の楽しさにはどのような違いがありますか?
ミュージカルに関しては、イタコみたいになります(笑)。自分に役をおろすような作業で、やはりお芝居として歌う部分が大きいです。なので、その役を演じていたときの感情を思い出しながら、お客さまが劇場に来ている気持ちになれるように歌うことを意識しています。アニソンに関しては皆さんそれぞれに思い出が詰まっていると思うので、なるべくそれを思い出せるようにキラキラ感を乗せて歌っています。自分の楽曲では、初期のものは自分で作詞している曲が多く、私自身にもすごく思い出があります。皆さんにも楽しんでいただきながら、自分も一緒に楽しむという気持ちを心がけていますね。
――先日はドラマ「量産型リコ」でのゲスト出演が話題になりました。舞台に立ってのお芝居と、映像作品でのお芝居にはどのような違いがありますか?
映像は日常生活の延長のような、いかに自然なお芝居をするかが大切だと思います。ただ、昔はそれが全くできなかったんですよ。アニメっぽいお芝居になったり、舞台っぽいお芝居になったり。そのバランスに苦戦しましたが、今はわりと自然に身に馴染むようになってきています。濃い役は相変わらず多いですが(笑)、年齢を重ねて年相応の役が多くなってきて、等身大で演じられているからかもしれません。
対して舞台は真逆で、演目によって国も変われば時代も変わるというものです。幕が開けた瞬間に全てを変えるという意識でお芝居しているので、自分であって自分でない感覚。お芝居の深度でいったら演じ込みがより深く、リアリティを乗せながらもフィクションを意識する。私は現代劇より時代劇が多いので、特にそういう印象を持っています。
初ミュージカルまで13年。遠回りは必要な道だった
――1998年の子役デビューから、舞台初出演が2011年のミュージカル「嵐が丘」。これ以降、活動の主軸がミュージカルに移りますが、平野さんにとってミュージカルとはどのような存在ですか?
ミュージカル出演は幼い頃からの一番の夢です。子役…児童劇団に入団したのもアマチュアから本格的なミュージカルに出たかったがため。色々なジャンルのお仕事を経験して、今、ようやく夢だったミュージカルを主軸に活動させていただいています。
――「嵐が丘」まで13年。遠回りをしたという気持ちはありませんか?
ないと言えばウソになります。ただ、遠回りの道はマイナスだったわけでなく、経験しておいて良かった道でした。舞台、特にミュージカルは求められるスキルがとても多く、総合力を上げてからでないと挑戦してはいけなかったと思います。声優、歌手の経験がなければできなかった仕事だと思っていて、多方面の能力を身に付けたからこそ今、充実した活動ができています。海外留学(2016年)もできるときにしておいて本当に良かったと思います。英語力、歌唱だけでなく、仕事の仕方まで全てが変わりましたから。今この場所まで長かったかもしれませんが、一番良いタイミングで夢だったミュージカルに立てていると思います。
――声優、歌手、映像、舞台、ミュージカルがグラデーションのように1つのを作っているようです。
本当にそうですね。
――10月で36歳を迎えられますが、俳優としてご自身の年齢についてはどのようにお考えですか?今後オファーされる役柄にも変化が出てくると思いますが。
おっしゃる通り、舞台女優の30代はとても難しい時期です。若手の台頭もあれば、上にはベテランの方々がひしめいていて、ちょうど中間の一番難しい年齢。ですが、そのタイミングで「チェンソーマン」ザ・ステージのような作品に巡り合えたのは感謝しかなく、私の可能性を広げてくれる出会いをさせていただけたと思っています。今後は年齢を考えたら最後のチャンスという役もあるかもしれないし、今この年齢でしかできない表現というのもあります。これは絶対にやっておいた方がいいという思う役があったら、難しいことは考えず、後悔しないように何でも挑戦していこうと思っています。
舞台「チェンソーマン」ザ・ステージは9月16日(土)〜10月1日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて、10月6日(金)〜10月9日(月・祝)まで京都・京都劇場にて公演が行われる。
#译林见鹿#
「2024年5月26日をもって、宝塚歌劇団を卒業させていただくこととなりました。こうして会見の場に立って、退団を実感しております。宝塚は私の全てであり、今思い返しますと青春そのものであったと感じております。かけがえのない、愛しい、大切な、そして私の中にずっと残り続けるであろう、宝塚人生の最後の日まで、どうぞよろしくお願いいたします。」
~退団を決意したきっかけ~
「宝塚歌劇団に育てていただき、そしてたくさんの方々の愛に包まれて、宝塚への想いや、ファンの皆様、お客様への想いが満ち満ちている感覚です。幸せな今、卒業を決意いたしました。」
~退団を伝えた時の仲間の反応~
「相手役の星風まどかに『二人だけの戦場』のお稽古中の3月末頃に伝えました。その時、彼女から“一緒に卒業したい”と打ち明けてくれました。
花組のみんなに伝えたのは『鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)』『GRAND MIRAGE!』の宝塚大劇場公演千秋楽の前日の終演後です。その際、一人ひとりの表情や眼差しから、彼女たちの想いが強く胸に響いてきました。あらためて、素敵な仲間とお仕事させていただいていると、感謝の気持ちでいっぱいです。」
~思い出の作品・印象に残っている出来事~
「芝居、ショーのひと場面においても、苦心して、お稽古を重ねて生み出した私の分身のような存在で、愛しい大切な作品ばかりです。敢えて挙げるのなら、『はいからさんが通る』、『巡礼の年~リスト・フェレンツ、魂の彷徨~』、そして『TOP HAT』、『花より男子』です。
ターニングポイントも多くありますが、2020年の『はいからさんが通る』は、トップお披露目公演であったと同時に、コロナ禍という大きく状況が変化した時期でもあり、特に印象深いです。
他にも台湾公演への参加や、『花より男子』での主演を務めさせていただいたこと、花組誕生100周年を記念する公演『The Fascination(ザ ファシネイション)!』への出演も転機となりました。」
~花組への想い~
「ずっと花組にいますので、花組への想いは人一倍強いと自負しており、これまで花組に携わってこられた各先輩方、そしてお客様からも、花組への誇りを感じています。そのような組に在籍していることは、私にとって大きな宝であり、最後の瞬間まで花組の名に恥じない己でいたいです。」
~ファンの皆様へのメッセージ~
「どんな時もお客様が寄り添い、温かな応援をしてくださり、ただただ感謝の想いです。言い尽くせないほどの皆様への想いを、一つひとつの舞台でお返しできるよう、大切に務めてまいります。
最後の日まで、皆様に納得していただける男役・柚香光として、宝塚に身を捧げるということをお伝えしたいです。
卒業まで残り9か月間、宝塚歌劇団の一員として相応しくいられるよう、襟を正していきたいと思っております。」
“我将于2024年5月26日自宝冢歌剧团毕业。身临发布会现场,我才切实感受到了即将退团。宝冢就是我的全部,如今想来宝冢就是我的青春。宝冢时光是无可替代的、可爱的、宝贵的,我将永远铭记。请大家多多关照,直至说再见的那一天。”
~决定退团的契机~
“在宝冢歌剧团的栽培下,以及多方的爱护下,我满含着对宝冢的感恩、对各位粉丝客人的感激。在十分幸福的今天,我决定毕业。”
~透露退团时小伙伴们的反应~
“3月底排练《只有两个人的战场》时,我告诉了搭档星风圆。那时,她对我说想和我一起毕业。
公演《鸳鸯歌合战》《GRAND MIRAGE!》的宝冢大剧场千秋乐前一天结束后,我跟各位花组成员讲了我要退团。我从每个人的表情和眼神中,强烈地感受到了她们的不舍。能够和如此优秀的伙伴们一起工作,我万分感激。”
~怀念之作·难忘之事~
“我所演每部戏剧和大秀都很重要,是我呕心沥血、反复排练,宛如我的分身般存在的作品。一定要说(怀念之作))的话,就是《窈窕淑女》、《巡礼之年》、《TOP HAT》、《花样男子》。
其中转折点也很多,2020年公演的《窈窕淑女》令我印象深刻,那是我成为TOP的首场公演,也是新冠疫情带来重大变化的时期。
除此之外还有台湾公演、主演《花样男子》,花组百年公演《The Fascination(The Fascination)!》也是一个转机。”
~致花组~
“我一直是花组的一员,所以自认为对花组的感情比别人多一倍,各位花组前辈以及各位粉丝,都为花组而骄傲。能够加入花组我如获至宝,希望成为无愧花组的自己直至最后。”
~致粉丝~
“无论何时都有粉丝的陪伴、热情的支持,对此千言万语化为一句感谢。为回报大家难以言表的情感,我将认真演好每一场公演。
直到最后一天,我都将作为各位喜爱的男役柚香光为宝冢献一份力。
距毕业还有9月的时间里,我也会作为宝冢歌剧团的一员认真演好每一场剧。”
原文,宝冢歌剧团官网,花組トップスター・柚香光 退団記者会見
图源,宝冢歌剧团官网
「2024年5月26日をもって、宝塚歌劇団を卒業させていただくこととなりました。こうして会見の場に立って、退団を実感しております。宝塚は私の全てであり、今思い返しますと青春そのものであったと感じております。かけがえのない、愛しい、大切な、そして私の中にずっと残り続けるであろう、宝塚人生の最後の日まで、どうぞよろしくお願いいたします。」
~退団を決意したきっかけ~
「宝塚歌劇団に育てていただき、そしてたくさんの方々の愛に包まれて、宝塚への想いや、ファンの皆様、お客様への想いが満ち満ちている感覚です。幸せな今、卒業を決意いたしました。」
~退団を伝えた時の仲間の反応~
「相手役の星風まどかに『二人だけの戦場』のお稽古中の3月末頃に伝えました。その時、彼女から“一緒に卒業したい”と打ち明けてくれました。
花組のみんなに伝えたのは『鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)』『GRAND MIRAGE!』の宝塚大劇場公演千秋楽の前日の終演後です。その際、一人ひとりの表情や眼差しから、彼女たちの想いが強く胸に響いてきました。あらためて、素敵な仲間とお仕事させていただいていると、感謝の気持ちでいっぱいです。」
~思い出の作品・印象に残っている出来事~
「芝居、ショーのひと場面においても、苦心して、お稽古を重ねて生み出した私の分身のような存在で、愛しい大切な作品ばかりです。敢えて挙げるのなら、『はいからさんが通る』、『巡礼の年~リスト・フェレンツ、魂の彷徨~』、そして『TOP HAT』、『花より男子』です。
ターニングポイントも多くありますが、2020年の『はいからさんが通る』は、トップお披露目公演であったと同時に、コロナ禍という大きく状況が変化した時期でもあり、特に印象深いです。
他にも台湾公演への参加や、『花より男子』での主演を務めさせていただいたこと、花組誕生100周年を記念する公演『The Fascination(ザ ファシネイション)!』への出演も転機となりました。」
~花組への想い~
「ずっと花組にいますので、花組への想いは人一倍強いと自負しており、これまで花組に携わってこられた各先輩方、そしてお客様からも、花組への誇りを感じています。そのような組に在籍していることは、私にとって大きな宝であり、最後の瞬間まで花組の名に恥じない己でいたいです。」
~ファンの皆様へのメッセージ~
「どんな時もお客様が寄り添い、温かな応援をしてくださり、ただただ感謝の想いです。言い尽くせないほどの皆様への想いを、一つひとつの舞台でお返しできるよう、大切に務めてまいります。
最後の日まで、皆様に納得していただける男役・柚香光として、宝塚に身を捧げるということをお伝えしたいです。
卒業まで残り9か月間、宝塚歌劇団の一員として相応しくいられるよう、襟を正していきたいと思っております。」
“我将于2024年5月26日自宝冢歌剧团毕业。身临发布会现场,我才切实感受到了即将退团。宝冢就是我的全部,如今想来宝冢就是我的青春。宝冢时光是无可替代的、可爱的、宝贵的,我将永远铭记。请大家多多关照,直至说再见的那一天。”
~决定退团的契机~
“在宝冢歌剧团的栽培下,以及多方的爱护下,我满含着对宝冢的感恩、对各位粉丝客人的感激。在十分幸福的今天,我决定毕业。”
~透露退团时小伙伴们的反应~
“3月底排练《只有两个人的战场》时,我告诉了搭档星风圆。那时,她对我说想和我一起毕业。
公演《鸳鸯歌合战》《GRAND MIRAGE!》的宝冢大剧场千秋乐前一天结束后,我跟各位花组成员讲了我要退团。我从每个人的表情和眼神中,强烈地感受到了她们的不舍。能够和如此优秀的伙伴们一起工作,我万分感激。”
~怀念之作·难忘之事~
“我所演每部戏剧和大秀都很重要,是我呕心沥血、反复排练,宛如我的分身般存在的作品。一定要说(怀念之作))的话,就是《窈窕淑女》、《巡礼之年》、《TOP HAT》、《花样男子》。
其中转折点也很多,2020年公演的《窈窕淑女》令我印象深刻,那是我成为TOP的首场公演,也是新冠疫情带来重大变化的时期。
除此之外还有台湾公演、主演《花样男子》,花组百年公演《The Fascination(The Fascination)!》也是一个转机。”
~致花组~
“我一直是花组的一员,所以自认为对花组的感情比别人多一倍,各位花组前辈以及各位粉丝,都为花组而骄傲。能够加入花组我如获至宝,希望成为无愧花组的自己直至最后。”
~致粉丝~
“无论何时都有粉丝的陪伴、热情的支持,对此千言万语化为一句感谢。为回报大家难以言表的情感,我将认真演好每一场公演。
直到最后一天,我都将作为各位喜爱的男役柚香光为宝冢献一份力。
距毕业还有9月的时间里,我也会作为宝冢歌剧团的一员认真演好每一场剧。”
原文,宝冢歌剧团官网,花組トップスター・柚香光 退団記者会見
图源,宝冢歌剧团官网
#动漫##我推的孩子#
TVアニメ「【推しの子】」2週目見てきたので、今日はネタバレ全開で語っていきます。昨日の今日なので未視聴の方はご注意ください!この作品はぜったいネタバレを食らう前に自分で見たほうがいい作品です。
いいですね?では行きますよ?
本作「【推しの子】」は昨日言った通りすごい作品です。どこがすごいというと、私としては特にストーリー構成が技巧的であり、一般人が応募していきなり出版されるようなライトノベルとは「今後の展開の見据え方」が違うと思いました。例えば「母のアイと娘のルビーが嘘と愛に対する価値観の相違」「1話目の異質さにもかかわらず、頭に残るメインがちゃんと2話以降の話になっている」「アニメではまだ未回収だが、『前世の自分の死体』と『斎藤社長の失踪』という伏線」。もちろん原作者だけでなく、アニメ化する際の脚本家や監督の力もあるでしょうけど、土台がよかったのは間違いないでしょう。輪廻転生したというキャラ設定も異世界転生のようなメインな設定ではなく、あくまで導線にとどめているのも個人的に好きです。業界に対する描写も含めて作者の技量は疑いようがありません。
キャラにおいて自分の推しは主人公のアクアと黒川あかねになります。アクアにはその割り切った冷酷さをもっと発揮して、いつか司波達也や綾小路清隆のような働きを期待しています。今もそれなりに表現はしていますが、こんなんまだ序の口でしょう、これからもっとえぐいところを突いて欲しいですね。黒川あかねに関しては最初途中で脱落するサブキャラとしか見ていませんでしたが、天才舞台役者として覚醒してアイのキャラ作りを完璧すぎるほど仕上げ来たところは「とんでもない化け物を助けてしまった」とリアルにぞっとしました。そこからあかねが好きになりましたね。そしてこのあかねを見て、周囲にからかわれたアクアの赤面シーンが演技なのか素なのかが気になります。後の展開でアクアがあかねに利用価値を見出したのは承知だが、あの瞬間にどっちなのかがちょっと測りかねます。絶妙なバランスですね。また今後、アクアがあかねに秘密(の一部)を教えて共犯になったりしないかも注目ですね!綾小路清隆と軽井沢恵のように、あるいは夜神月と弥海砂のようにね。
バランスといえば本作はおそらくわざとルビー(光)とアクア(闇)の二面並走で進行する構成をしています。構想としてはもちろんアリだし、実際の出来で見ても悪くはないのですが、個人としてはそれが作品のテンポをちょっと妨げる要因にもなっていると感じました。あくまで素人考えとして語るが、アクアが出演番組を良くしようとしている部分が「光」、裏で画策している部分が「闇」、という具合でアクア一人でもすでに二面並走できています。そこにルビーの光を加えると、「光光闇」と表寄りのバランスに感じてしまうわけです。例えば司波達也、もし彼の妹も裏では瞬きもせずに人を殺せる設定だったらどうです?ちょっと違うでしょう?つまりはそういうことです。初視聴の時は何も感じませんでしたので、2週目だからこそ感じた問題かもしれませんね。
最後はちょっと酷評してしまいましたが、この作品の「一見の価値」はやはりすごく高いと思っています。「繰り返し見る価値」を高めるには、もしかしたらどこかでもっと爽快感をわかりやすく出す必要があるかもしれません。そこはたぶん「スキップ・ビート」(アニメ)のほうがうまく出来ています。ただ「スキップ・ビート」(マンガ)は後ですごくテンポを落として私的にダメになったが、本作「【推しの子】」は2期3期と、「黒子のバスケ」のようにしっかりと結末まで描き切って欲しいところです。何卒よろしくお願いしますよ、赤坂アカ先生!
TVアニメ「【推しの子】」2週目見てきたので、今日はネタバレ全開で語っていきます。昨日の今日なので未視聴の方はご注意ください!この作品はぜったいネタバレを食らう前に自分で見たほうがいい作品です。
いいですね?では行きますよ?
本作「【推しの子】」は昨日言った通りすごい作品です。どこがすごいというと、私としては特にストーリー構成が技巧的であり、一般人が応募していきなり出版されるようなライトノベルとは「今後の展開の見据え方」が違うと思いました。例えば「母のアイと娘のルビーが嘘と愛に対する価値観の相違」「1話目の異質さにもかかわらず、頭に残るメインがちゃんと2話以降の話になっている」「アニメではまだ未回収だが、『前世の自分の死体』と『斎藤社長の失踪』という伏線」。もちろん原作者だけでなく、アニメ化する際の脚本家や監督の力もあるでしょうけど、土台がよかったのは間違いないでしょう。輪廻転生したというキャラ設定も異世界転生のようなメインな設定ではなく、あくまで導線にとどめているのも個人的に好きです。業界に対する描写も含めて作者の技量は疑いようがありません。
キャラにおいて自分の推しは主人公のアクアと黒川あかねになります。アクアにはその割り切った冷酷さをもっと発揮して、いつか司波達也や綾小路清隆のような働きを期待しています。今もそれなりに表現はしていますが、こんなんまだ序の口でしょう、これからもっとえぐいところを突いて欲しいですね。黒川あかねに関しては最初途中で脱落するサブキャラとしか見ていませんでしたが、天才舞台役者として覚醒してアイのキャラ作りを完璧すぎるほど仕上げ来たところは「とんでもない化け物を助けてしまった」とリアルにぞっとしました。そこからあかねが好きになりましたね。そしてこのあかねを見て、周囲にからかわれたアクアの赤面シーンが演技なのか素なのかが気になります。後の展開でアクアがあかねに利用価値を見出したのは承知だが、あの瞬間にどっちなのかがちょっと測りかねます。絶妙なバランスですね。また今後、アクアがあかねに秘密(の一部)を教えて共犯になったりしないかも注目ですね!綾小路清隆と軽井沢恵のように、あるいは夜神月と弥海砂のようにね。
バランスといえば本作はおそらくわざとルビー(光)とアクア(闇)の二面並走で進行する構成をしています。構想としてはもちろんアリだし、実際の出来で見ても悪くはないのですが、個人としてはそれが作品のテンポをちょっと妨げる要因にもなっていると感じました。あくまで素人考えとして語るが、アクアが出演番組を良くしようとしている部分が「光」、裏で画策している部分が「闇」、という具合でアクア一人でもすでに二面並走できています。そこにルビーの光を加えると、「光光闇」と表寄りのバランスに感じてしまうわけです。例えば司波達也、もし彼の妹も裏では瞬きもせずに人を殺せる設定だったらどうです?ちょっと違うでしょう?つまりはそういうことです。初視聴の時は何も感じませんでしたので、2週目だからこそ感じた問題かもしれませんね。
最後はちょっと酷評してしまいましたが、この作品の「一見の価値」はやはりすごく高いと思っています。「繰り返し見る価値」を高めるには、もしかしたらどこかでもっと爽快感をわかりやすく出す必要があるかもしれません。そこはたぶん「スキップ・ビート」(アニメ)のほうがうまく出来ています。ただ「スキップ・ビート」(マンガ)は後ですごくテンポを落として私的にダメになったが、本作「【推しの子】」は2期3期と、「黒子のバスケ」のようにしっかりと結末まで描き切って欲しいところです。何卒よろしくお願いしますよ、赤坂アカ先生!
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