中島健人がブルガリ「サン・ヴァレンティーノ2024」アンバサダーに就任。バレンタインの思い出とソロ転向後の目標を語る

今年3月31日をもってSexy Zoneのグループを卒業し、ソロ活動していくことを発表した中島健人。国内の活動に留まらず、今年は海外ドラマデビューも果たし世界へと挑戦の幅を広げている。彼の真摯な姿勢と冒険心、革新性に溢れたエネルギッシュな人間性が、ブルガリ イル・チョコラートのものづくりに対する考えが重なり今回のブルガリ「サン・ヴァレンティーノ2024」アンバサダーへの起用が決まった。

アンバサダーに就任した感想について聞くと、今の自分にとって最高のタイミングで大切な機会だと語る。「ハイブランドのアンバサダーに就任することが初めてなのでとてもうれしいです。今後ソロとして活動の幅を広げていきたい思いとエネルギーが有り余っている今の自分が、今回のバレンタイン限定チョコレート 『サン・ヴァレンティーノ2024』の魅力を伝えるという相乗効果にもなっていると思います。このアンバサダー就任をきっかけに、ブルガリの関係者の皆さんなど、英語で話しかけてくれる方も多く、外国にいた時の自分を思い出せるというのも僕にとって“幸”なんです」

音楽や俳優活動において、とことん突き詰める性格だと語る中島。ブルガリのものづくりの姿勢と重なる部分があるそう。「今回の限定チョコレートには、一粒一粒に意味合いが詰まっています。僕もお芝居や音楽活動でも意味合いをつけて進めることが多いです。特に音楽の場合は、自分がその時浮かぶインスピレーションをとても大切にしていて、それを生かした作品づくりを行なっているので通じる部分があるなと感じますね」

自分を大人にしてくれるフレーバー

今回のバレンタイン限定チョコレート 「サン・ヴァレンティーノ2024」は、南イタリアの植物や食材に魅せられ5つのフレーバーを楽しむことができる。そのなかでも彼のお気に入りのフレーバーは「ピスタチオ&フェンネル」。苦味と濃厚な風味が融合した地中海沿岸の風と南イタリアの大地が香る味わいが魅力だ。「僕、ピスタチオが好きなのもあるんですが、少し苦味のある味わいに惚れました。苦さも濃厚になれば甘く感じられる。このチョコレートを口にした瞬間に、少し大人になれた気持ちがするんです。自分を大人にしてくれるチョコレートに出合えました」

バレンタインの思い出

記憶に残っているバレンタインの思い出には、学生時代の懐かしいエピソードも。「学生時代のバレンタインデーが一番濃かったです。いかに個数を取れるかという男子たちのマウントの取り合いがあったんです(笑)。特に中学1年生の時に先輩女子にチョコレートをもらえて『やったぜ』って喜んでいたんですが、それ以上にもらってる友達がいて、どうしたらこんなにもらえるんだろうと思って悔しかったことを思い出しました(笑)。でもこの業界に入ってからは本当にたくさんいただくので、友達を抜かしちゃったかもなと思ってます(笑)。やっぱりバレンタインデーが近づくと男子たちの振る舞いも変わり始めて、楽しかった思い出がありますね」

ソロへの転向で目指すもの

また今年1月公開予定の海外ドラマ「Concordia(コンコルディア)」にメインキャストの一人として選ばれ、海外ドラマデビューを果たした中島。偶然にもブルガリが創業した場所でもあるローマで撮影が行われた。イタリアの街並みや風景、日本にはない伝統を感じられる持続的文化の国ですべてがパワースポットのような場所だったと振り返った。撮影滞在中に訪れたレストランの約20店舗で大好物のカルボナーラを必ず注文して本場の味を堪能。撮影現場では“ミスターカルボナーラ”と呼ばれていたエピソードも話してくれた。

最後に今後の目標について問いかけると、「インターナショナルになるためには世界を目指さない」ことが意外と大切だと話す。

「目標に向かって理想に近づいていきたいという思いは変わらないですが、そのためには日本のファンの皆さんの応援が必要ということもわかっているし、『インターナショナルになるためには世界を目指さない』ことが意外と大切だなと思ったりもします。国内でのクリエイティブの充実を目指すことをまずは大切にしていきたい。日本にしかできない作品を作り上げて、海外へ発信することが大切だと思っています。今後はさらにドラマティックに生きたいと思っていますし、グループのなかではできなかったこともあるので一度一人になるという選択をしたのであれば、それに値する景色をファンの方々に見せられたらいいなと思っています」

ブルガリ イル・チョコラートのバレンタイン限定チョコレート 「サン・ヴァレンティーノ2024」は、地中海の風が産んだ、各地の食材の豊かさが新たなチョコレート体験へと運んでくれるスペシャルな逸品。この南イタリアの風を大切な人へ届けてみては?

Photos: Keiichiro Nakajima Text: Saki Shibata Editor: Sakura Karugane

吶喊 自序 鲁迅

若いころ、私もよく夢を見たものだ。しかし今ではほとんど忘れてしまった。それを惜しいとも思わない。追憶は時として楽しいこともあるが、場合によっては寂しくもさせる。
精神の糸に、過ぎ去った寂莫をつなぎとめておいて、一体なんになるだろう。私はそれらのすべてを忘れられないのが苦しく、忘れてしまえなかったものが、今「吶喊」となって、表出してきた。
 四年間、殆ど毎日、質屋と薬屋に通った。何歳ごろか忘れたが、要するに、薬屋の窓口は私の背丈の高さで、質屋はその倍あった。衣類や宝飾品を質草とし、侮蔑されながら金に換え、次に薬屋に行き、長いこと病に苦しむ父の薬を買った。家に帰れば帰ったで、とても忙しかった。処方箋は著名な医者のもので、彼が指定する「薬引(補助剤)」は、特別な品で、冬に取った蘆の根、三年霜に耐えた甘藷、コオロギは貞節なつがいに限る。実のなった平地木…、多くは容易に手に入らぬ代物だった。しかし、そんなに苦労しても父の病は日に日に篤くなり、とうとう死んでしまった。
 それなりの暮らし向きをしてきた人間が、急に困窮な状態に追い込まれたら、人はその過程で、世間の厳しい本音と実相に、いやと言うほど直面させられることになる。
私はNに行き、K学堂に入り、別の道に進もうと考えた。異郷に逃れ、新しい人との出会いを求めようと思った。母も反対してもしかたないと、八元の路銀を工面してくれ、自分のやりたいことをやりなさい、と:だが母は哭いた。これも無理からぬこと。当時、勉強とは、科挙に合格するために経書を学ぶのが正道で、洋学というのは、この世で行き場の無くなった者のすること、毛唐に魂を売り渡すこととみなされ、軽蔑、排斥されていたのだった。その上、彼女はもう息子に会えなくなってしまうのだ。
 私はこうしたことに、一顧だにせず、ついにNに行き、K学堂に入り、そこで世の中に、理科、数学、地理、歴史、絵画、体操という学科があるのを始めて知った。生理学はなかったが、木版刷りの「全体新論」や「化学衛生論」の類はあった。
私はこれまでの医者の理屈と処方は、今までに知り得たことと比べてみて、だんだん解ってきたのは、漢方医は、意識的か否かはさておき、ある種の騙りに過ぎないということであった。又同時に騙りを受けた病人とその家族に対して心そこから同情するようになった:更に翻訳された歴史から、日本の維新の大半は、西洋医学に端を発することを知った。
 これらの初歩的な知識が、後に私を日本のある地方の医学専門学校で学ぶことにさせた。
私の夢はたいへん美しいものだった。卒業して帰国したら、私の父のように誤診されている病人を治してあげようと考え、戦時には軍医を志願し、別の面では中国人の維新への信念を促がそうと夢見た。
 現在、微生物学はどのように教えているか知らない。また今ではどれほど進歩しているかも知らない。私のころは幻灯を使って、微生物の映像を見せていた。授業が一段落し、まだ時間があると、風景や時事の映像を写して見せた。その当時は日露戦争の頃で、当然戦争の場面が多かった。同級生たちと一緒になって拍手喝采して歩調を会わせねばならなかった。ある時突然、スライドで長いこと会っていなかった大勢の中国人を見た。一人は真ん中で縛られ、沢山の中国人が左右に立っていた。みなとても屈強な体格だが、麻痺したような顔であった。解説によると、縛られているのはロシアの為に軍事的スパイ活動をした罪で、日本軍によって首を切られる場面で、取り囲んでいるのは、この見せしめの盛挙を見物に来た連中であった。
この学年が終わらないうちに、私は東京に戻り、その時以降、医学は決して喫緊のことではなく、愚弱な国民はいかに体が健全でたくましくとも、ただ単に何の意味も無い見せしめの材料と、見物人になるだけであるなら、彼らの何名かが病死しても、必ずしも不幸だとも思えない。それゆえ、我々が最初にしなければならないのは、彼らの精神の改造である。精神を改造するためには、私は当時、文芸が一番だと考えていて、文芸運動を提唱しようと思った。東京の留学生は、法政、理化、警察、工業を学ぶものは多かったが、文学と芸術を学ぶものはいなかった。しかしこの冷淡な空気の中で、何名かの同志を探し出し、その他にも数名の最低限必要な人数を募り、いろいろ相談の結果、まず第一歩として、雑誌を出し、名前は「新しい生命」という言葉からとって、そのころは多少復古調の傾向があったので、それを「新生」とした。
「新生」出版の時が近づいてきたが、最初に文章の担当が若干名隠れ去り、続いて資本も逃げ出し、結果は文なしの三人だけが残った。始めたときから、すでに時勢に背いており、失敗したとて何ら語るべきことも無いのだが、その後、この三人すら各自の運命に追い立てられ、束縛なしに自由に集まって、将来の美しい夢を語ることもできなくなった。これが我々の生まれてくることのなかった「新生」の結末である。
 それまで経験したことの無い無聊を感じたのは、これ以後のことである。当初、どうしてこうなったか、分からなかった。後になって考えてみるに、ある人間の主張が、賛成されたら前進を促すし、反対されたら、さらなる奮闘を促されるものだ。一人で、見ず知らずの人たちの中で、大声で叫んでみても、何の反応も無い。賛成でも反対でもない。まるで、際限のない荒野に放り出されて、どこから手を付けたら良いかすら分からない。これは何という悲哀であろう。それで私はその時感じたものを寂寞と呼んだ。
この寂寞は日一日と大きくなり、大きな毒蛇となり、我が魂にぐるぐるまつわりついた。
 自ら端無き悲哀に苦しんだが、これが却って憤懣やるせないなどという気持ちにはさせなかった。この経験が私を反省させ、自分自身を見つめなおさせた:即、自分がひとたび腕を振り上げれば、呼応して集まる者、雲の如くなどという英雄では決してない、と。
 ただ、自分の中の寂寞は何とか駆除せねばならない。これは余りにも苦しすぎたから。
私はさまざまな方法で、自分の魂に麻酔をかけ、国民の中に沈み入り、古代に回帰した。その後も、もっと激しい寂寞や悲哀なことに何回も遭遇し、目の当たりにしたが、私はそうしたことどもを追憶懐旧したいとは願わない。それら一切を私の脳と共に、泥土の中で消滅させたいのだ。私の麻酔法は功を奏したようで、それ以降、青年のころのような悲憤慷慨して激昂することは無くなった。

 S会館には部屋が三つあり、往時、内庭の槐の木で縊死した女がいて、今では槐はもう登れぬほど高くなったが、その部屋には誰も住む人は無かった;長い間私はこの部屋で古碑を写した。客も少なく、古碑には何かの問題とか主義にぶつかることも無く、我が生命はこのまま何の問題も無く、静かに消え去る。これが私の唯一の望みだった。夏の夜、蚊が多いので蒲の団扇であおぎつつ、槐の木の下に坐り、よく茂った葉の隙間からほんのわずかに見える青い空を眺め、晩に出てくる槐の蚕が首筋に落ちてきて、ひんやり感じるのだった。
 そのとき、偶に話しに来たのは、旧友の金心異だった。大きな皮の鞄を古机の上に置き、長衫(旧時の正装)を脱いで、私の前に坐った。犬が怖いので、心臓はまだドキドキしていた。
「こんなものを写して、何になるのだい?」
ある夜私の古碑の抄本をめくりながら、問い詰めるような物言い。
「何の目的もない」
「じゃあ、なんのつもりだ?」
「なんのつもりも無い」
「君、何か書いたらどうだ……」
彼の言いたいことは分かった。彼らは「新青年」を出したが、当時これと言って特に賛同する者も無いようで、また反対するものもいない。彼らも寂寞を感じているのではと思って、言った。
「もし仮に、鉄でできた部屋があるとする。窓も無く、どんなことをしても壊せない。中に何人か熟睡している人間がいるが、間もなく皆、悶死する運命にある。しかし熟睡から死に至るなら、死の悲哀は感じなくてすむ。それを君が大声で騒ぎだし、少し目の覚めかけた人間を驚き起させたとする。この不幸な少数者は、救われることのない臨終の苦しみを味わうことになるが、彼らに対して済まないと思わないかい?」
「だが、数人が起きたのなら、この鉄の部屋を壊すという希望が無いとは言えないだろう」
 そうだ、私は私なりに確信があるが、希望ということになれば、それを抹殺はできない。
希望とは将来のことで、私の必ずないという証明でもって、彼らのいうところの、有り得るという考えを説服はできない。それで、ついに書くことに応じた。それが最初の一篇
「狂人日記」であった。それ以降、一回書いたのだから、もうやめる訳に行かなくなり、毎回小説のようなものを書き、友の委嘱に応えてきた。それが積もって十余篇となった。
 今の私はすでにせっぱつまって、何かを発しなければならない、と考えるようなことは無くなった。だが、当時の自分の寂寞と悲哀をいまだに全て忘れ去ることができず、時には、いささかでも吶喊することで、今現在、寂寞の中で突進している猛士たちを、わずかなりとも慰めることができるなら、そしてまた、何も心配せずにまっしぐらに先頭を切って駆けだすことができるように、私の吶喊の声が、勇猛か或いは悲哀に満ちたものか、または憎むべきものか、おかしなことか、そんなことは顧みる暇も無いが:ただ、吶喊と言う以上、将の命令は聞かねばならない。それで私は往々にして曲筆も気にせず、「薬」では瑜児の墳墓の上の土に花輪を添えたし、「明日」の単四嫂子も息子を夢に見なかったとは書かなかった。当時の主将は消極さを避けようとしていたし、自分としても自ら苦しい寂寞を望まなかった。さらには、私のように、あの青年時代に見た美しい夢を追いかけている青年たちに伝染させたくなかったからである。
こういうと私の小説が、芸術性からほど遠いこともおのずと想定されよう。しかしこんにちまで、小説の名をいただいて、甚だしきは、一冊の本にしてくれるという機会にめぐりあえるとは、なにはともあれ僥倖なことである。ただ、この僥倖は私には大いに不安だが、暫くはこの社会に読者がいてくれるというのは、やはりうれしいことだ。
 それゆえ、私はこの短編小説を集めて印刷し、上述の由縁のため「吶喊」とす。
 一九二二年十二月三日、魯迅 北京にて。

「2024年ヒット予測」女優部門トップ10 生見愛瑠の勢い止まらず 堀田真由・福本莉子の新境地、齋藤飛鳥ら新鋭に期待
【モデルプレス=2024/01/01】毎年恒例、女性向けエンタメ&ライフスタイルニュースサイト「モデルプレス」による「モデルプレスヒット予測」。9年目を迎える今回も、月間12億インプレッションを誇る自社SNSをベースに読者アンケートを実施。そこにモデルプレス編集部の目利きによる審査などを加え、2024年に各メディアを席巻するであろう女優を10人、ランキング形式で選出した。
【モデルプレス=2024/01/01】毎年恒例、女性向けエンタメ&ライフスタイルニュースサイト「モデルプレス」による「モデルプレスヒット予測」。9年目を迎える今回も、月間12億インプレッションを誇る自社SNSをベースに読者アンケートを実施。そこにモデルプレス編集部の目利きによる審査などを加え、2024年に各メディアを席巻するであろう女優を10人、ランキング形式で選出した。

フジテレビ系「風間公親-教場0-」では殺人犯となってしまう母親役としてゲスト出演。初の月9にして難役を任されたが、感情をむき出しにする芝居は大きな話題を呼び、普段の姿とのギャップに衝撃を受ける声が続出した。そしてドラマの2番手、派遣社員・倉橋朱里役で出演した日本テレビ系「セクシー田中さん」。「若くて可愛い」ことしか自分の市場価値はないと割り切っている朱里が、ベリーダンサーの顔を持つ主人公に出会い希望を得ていく様は、1人の人間の成長物語として観ている人が思わず感情移入してしまうようなパワーがあった。

モデルとしての圧倒的華に、誰からも愛される人柄、そこに「こんな役も見てみたい」と思わせる柔軟な演技力を印象付けた2023年。2024年以降もさらなる抜擢が続いていくことだろう。

◆堀田真由「大奥」難役で新たなステージへ

続く2位は、ABCテレビ・テレビ朝日系「たとえあなたを忘れても」で地上波連続ドラマ初主演を果たし、壮絶で切なくも美しいラストを彩った堀田真由(25)。映画「ブラック校則」(2019年)、「ハニーレモンソーダ」(2021年)をはじめ、“一軍女子”や“高嶺の花”的存在の女性を演じることも多かった彼女だが、近年では作品に合わせてその華を削ぎ落とし、正反対の役柄もこなせることを証明した。

それが顕著に表れたのは、“男女逆転大奥”を描いたNHK総合ドラマ10「大奥」の「3代・徳川家光×万里小路有功 編」で挑戦した、女性でありながら3代目将軍・徳川家光として生きることを強いられるという難役でのこと。複雑な身の上から傍若無人な振る舞いでしか自分を守ることができない不安定さや脆さ、その奥底に秘めた少女のようなピュアさを繊細に表現し、多くの視聴者の感動を呼んだ。

着物が似合う上品で古風な顔立ちと純粋無垢な透明感は、これまでもNHK正月時代劇「幕末相棒伝」、NHK大河「鎌倉殿の13人」(ともに2022年)など時代劇に必要不可欠な存在として重宝されていたが、それは決してビジュアルだけでなく、彼女の持つ儚さと内に秘めた強さが、過酷な時代を生き抜いてきた女性を彷彿させるからではないだろうか。憑依型女優としても名高い堀田が2024年はどんな人間に染まっていくのか胸が高鳴る。
◆“脱・ヒロイン”福本莉子の新境地

第3位は、映画「今夜、世界からこの恋が消えても」(2022年)で「第46回日本アカデミー賞新人俳優賞」を受賞し、次世代を担うニュースターとして勢いをつける福本莉子(23)。長澤まさみ、上白石萌歌らを輩出した「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞し芸能界入りを果たすと、正統派美少女としてたちまちオファーが舞い込み、数々の恋愛作品のヒロインを務めてきた。

しかし2023年は、TBS系「トリリオンゲーム」でのドが付くほど超真面目な“代表取締役社長”役、フジテレビ系月9「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」での地方テレビ局の新人記者役と、ラブストーリー以外の作品で新境地を開拓した。過去には「芸能界では『私の代わりはいない』という状況の中でベストを尽くすという場面にたくさん遭遇してきました。辛くても仕事だから逃げられない状況を積み重ねていくと『あの状況を乗り越えられたから今回もきっとできるだろう』と自信に繋がっていきました」(2022年7月モデルプレスインタビューより)と話していたこともある福本。目の前にある役と実直に向き合う姿は、前述した新米キャラのようなイメージ像にぴったりと重なり、自然と応援したくなるような親近感を持たせた。殻を破り、新たな顔を見せた彼女のさらなる飛躍に視線が集まる。

◆吉川愛・原菜乃華・畑芽育、子役時代経て多彩な女優へ進化

4位には、可憐なルックスと卓越した演技力を武器に、出演が後を絶たない吉川愛(24)。TBS系「山田太郎ものがたり」(2007年)の五子役、フジテレビ系「メイちゃんの執事」(2009年)のみるく役、テレビ朝日系「ハガネの女」(2010~2011年)の真理衣役…と子役時代から数々の話題作に出演し、視聴者に鮮烈な印象を与えてきた彼女は、実力・キャリアともに同世代女優の中でも頭一つ抜け、確固たる地位を築いている。2022年はMBS「明日、私は誰かのカノジョ」、フジテレビ系「純愛ディソナンス」をはじめ“陰”の芝居が光っただけに、2023年のテレビ朝日系「やっぱそれ、よくないと思う。」、フジテレビ系月9「真夏のシンデレラ」で演じたような“イマドキ女子”役は彼女の新たな可能性を見出すきっかけとなった。作品を支えるバイプレイヤーとしての存在感が増す中で、2024年は主演としての活躍にも期待したい。

新海誠監督作品映画「すずめの戸締まり」(2022年)のヒロイン声優として一躍世間に名を知らしめた原菜乃華(19)が5位に。ドラマシリーズの集大成とも言える映画「ミステリと言う勿れ」はオーディションでヒロインを勝ち取り、意を決して臨んだ人生初のショートヘアで存在感を放った。またNHK大河「どうする家康」で演じた最愛の孫娘・千姫役も記憶に新しく、徳川と豊臣の懸け橋としての重責を担う姫として葛藤しながらも芯の強い女性を体現し、初大河とは思えぬ堂々とした演技で逞しい精神力を見せつけた。加えて、テレビ朝日系「泥濘の食卓」での狂気的な怪演も話題を集め、どの役においても多感な一面を繊細に表現する柔軟性とあどけない少女のような純真さが織り成す“愛され力”は次世代に新しい風を吹かすヒロイン像となるだろう。

6位は、1歳から子役活動を始め人気を獲得し続ける畑芽育(21)。日本テレビ「最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~」では地上波ドラマ初主演を掴み、遺伝性の病気を患う主人公の女子高生を熱演。余命1年という限られた人生を“ポジティブモンスター”として生きる女の子を丁寧に表現した。特に、ずっと言えずにいた本音や自身の命が消えることへの不安を12分間にわたり独白したシーンには、多くの人が息を呑んだのではないだろうか。

一方、映画「なのに、千輝くんが甘すぎる。」では豊かな表情変化が魅力的なコミカルな演技をものにし、解像度の高い表現力で物語への没入感を高めた。1月10日スタートのテレビ東京系「パティスリーMON」での主演も決定しており、2024年も全速力でスタートダッシュを切る彼女の勢いは止まらない。

◆元乃木坂46齋藤飛鳥・「ゼクシィ」CMガール茅島みずき…華やか経歴誇る新鋭続々

乃木坂46の絶対的エースとしてアイドル界を牽引してきた齋藤飛鳥(25)が7位に。2023年5月の卒業コンサートをもってグループの活動に終止符を打った中で、映画「サイド バイ サイド 隣にいる人」から始まり、10月期には同クール2作同時出演と、女優としての活躍の場を広げてきた。その内の一つ、フジテレビ系「いちばんすきな花」では、主人公の1人である潮ゆくえ(多部未華子)の妹役を務め、そのクールでツンデレなキャラクターは短い出演時間でありながらも視聴者の記憶に深く残った。また、MBS「マイホームヒーロー」でも、半グレの彼氏に危害を加えられる女の子という役どころで、主人公である父親にも反抗期中の“低体温女子”が齋藤本人ともどこか重なるように感じられた。今後女優業を本格化させる過程で、イメージを覆すようなギャップのあるキャラクターで幅を広げていくことにも期待したい。

8位は、結婚情報誌「ゼクシィ」の14代目CMガールとして新たな“国民的花嫁”の顔となった茅島みずき(19)。MBS「明日、私は誰かのカノジョ シーズン2」では、お金のためにソープで働く主人公の女子大生役として主演を飾ると、細やかな心情の機微をリアリティたっぷりに表現しきった。さらに次世代俳優が勢揃いした日本テレビ系「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」では、クラスのリーダー的存在の女子高校生を好演。身長170cmの抜群のスタイルとクールなビジュアルを最大限に活かし、その佇まいや視線一つでラスボス感を漂わせた。集団の中にいても周囲とは一線を引いた“孤独でミステリアスで、でも不思議と気になってしまう”異質なキャラクター像にぴったりとハマれる彼女は、同世代俳優の中でも稀有な存在だ。

2021年、女優発掘・育成プロジェクト「私が女優になる日_」オーディションで約9000人の応募の中から頂点に輝いた飯沼愛(20)は9位に。彼女が2023年で一気に知名度を拡大したきっかけとして、日本中が夢中になったであろうTBS系日曜劇場「VIVANT」での天才ハッカー役が挙げられる。同役ならではの余裕のある表情や声色、わずかな狂気溢れる芝居は、豪華キャストの中でも埋もれることなく異彩を放ち、ファン以外の層にもリーチ。これまで若年層向けの作品への出演が多かっただけに、より幅広い世代の目に止まり名を刻んだ。その一方で、TBS系「マイ・セカンド・アオハル」での優等生キャラは、前者とは打って変わり、時折見せる毒舌っぷりや豊かな表情で視聴者を楽しませた。立て続けに振り幅のある役柄を演じただけに、「こんな役もできるんだ」と観る度に新たな発見があり、2024年も多くの役柄をハマり役にしてステップアップしていく彼女の姿を見守りたい。

10位は、「non-no」専属モデルとしてティーンを中心に支持を集める出口夏希(22)。Netflix「舞妓さんちのまかないさん」では森七菜とともにW主演を務め、“100年にひとりの逸材”と期待される舞妓役を、漫画家・咲坂伊緒氏による大ヒット作であり青春ラブコメの金字塔「アオハライド」を実写化したWOWOW「アオハライド Season1」では、何事にも真っ直ぐでピュアな主人公の女子高生役を、さらに「いちばんすきな花」では、物語のキーとなった“美鳥ちゃん”こと志木美鳥の大学生時代を瑞々しく演じた。圧倒的な美少女感に溢れながらもどこか素朴で親しみやすい雰囲気は、まさに王道ヒロインを具現化したような出で立ちを感じさせ、メディア露出と比例して今後さらに世間に“見つかる”だろう。


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