“元特殊工作員の妻”と“公安エリートの夫”の最強夫婦再び!
綾瀬「戦う時のナイフさばきは上手な菜美が、キャベツの千切りをやるといつも繋がっているのはなんでなんだろうと不思議でした」
2013年の大河ドラマ『八重の桜』で兄妹役として共演して以来、2人は“はるぼう”“兄ちゃん”と呼び合い、兄妹のような関係性を続けてきた。
ーーお2人が演じられた菜美と勇輝それぞれの好きなところを教えて頂けますか?
綾瀬「ドラマ最終話の最後で勇輝から銃を向けられた菜美が“なんていうスリル。やっぱりこの人を愛してる”と言うのですが、危険なところにも突っ込んでいくような、スリルがたまらなく大好きな感じが強くてカッコいいなと思います。それに正義感が強いところも好きですし、危ない状況を楽しんでしまうところに菜美の生命力の強さを感じます」
西島「そんな菜美のことを勇輝は“やっぱり好きだ”という気持ちが止められなくて菜美の魅力に負けてしまいます。本当は好きになっちゃいけない相手なのに(笑)。そんな勇輝がたまらなくチャーミングだなと思いました」
ーーちなみに西島さんは菜美の魅力に負けてしまう勇輝に共感できましたか?
西島「共感というか、人間にとって恋愛は一番不思議なことなのではないか、とは思います。恋愛によって多くの人が失敗をしたりうまくいったり、人類にとっての最後のブラックボックスのようなものですよね(笑)」
ーー理性で感情をコントロールできないからこそ、勇輝は菜美にどうしようもなく惹かれてしまうんでしょうね。
西島「そう思います」
©2020映画「奥様は、取り扱い注意」製作委員会
ーー菜美に関して質問ですが、以前、綾瀬さんに本作についてお話を伺った際に、ドラマの時は菜美がキャベツの千切りに失敗していたが、あれは料理をすることに飽きてしまったからだとおっしゃっていました。そのお話を伺うまで菜美は完全に料理が下手な人だと思っていたので、凄く面白い設定だなと衝撃で。
綾瀬「私は最初、菜美が料理が下手なことに違和感を感じていたんです。戦う時のナイフさばきが上手な菜美が、キャベツの千切りをいつも失敗するのはなんでなんだろうと不思議で。そしたらドラマ撮影をしている期間中に金城一紀(ドラマ版の脚本を担当)さんが“実はあれには意味があって、菜美は料理に飽きたから適当に切っているだけ”とおっしゃったんです。
ただ、ドラマでハッキリとそこを描いているわけではないので、誰も気付いてないと思うのですが(笑)。ドラマからご覧頂いている方は本作で記憶喪失になった菜美が久実として料理をしている姿を見て、単純に“あ、料理が上手になったんだな”と思うのではないでしょうか(笑)」
ーーその設定は多くの人に知って頂きたいので、今回の記事にしっかりと書かせて頂きますね。
綾瀬「ありがとうございます!」
西島「もっとドタバタしたところを映したシーン満載のエピソードがあったら面白いんじゃないかな」
ーー勇輝に関してはそういった裏設定のようなものはありましたか?
西島「勇輝に関しては、公安エリートという設定自体がドラマの途中まで明かされなかったので、裏設定のようなものは特になかったです。とにかく正体がバレないように普通の夫に見せたかったのですが、初めて勇輝が登場したシーンのあと、“「この人は絶対になにか裏がある」と視聴者の方々が言っているよ”と金城さんがおっしゃったので “うそ! もうバレてるの?”と焦りまして…(苦笑)」
綾瀬「だってめちゃくちゃ怪しかったもん(笑)」
西島「優しい笑みを意識したのですが、それがもの凄く怪しい笑みに見えたのかもしれません。確かにその時からはる坊に“怪しいよ”と言われていましたが、怪しく見えるようなお芝居をしたつもりはなく。ただ、良い人に見せようとすればするほど視聴者の皆さんからは怪しく見えていたようです(笑)。ドラマの最初のほうの回を撮っている時は最終話までの台本が完成してなかったこともあり、視聴者からの“勇輝が怪しい”という声を受けて、金城さんは“正体どうしようか? このまま普通の良い人にしちゃおうか”とおっしゃっていました(笑)」
ーー優しい夫も素敵ですが、おそらく視聴者の皆さんは“勇輝が怪しい人であってくれ”という期待をしていたのではないかと。西島さんのアクションが見たいという願望もあったり。
綾瀬「いえ、あれは兄ちゃんの演技が怪しかった!」
西島「あははは。なので、そのあと少し軌道修正しました(笑)」
ーー公安の人間だったとわかった瞬間に“やはり!”とテンションが上がったのを覚えています(笑)。個人的には映画の続編やドラマのシーズン2のようなものを期待してしまっているのですが、もしもドラマでも映画でも描かれてないエピソードでスピンオフを作るとしたら、どういったものにしたいですか?
西島「連ドラの時は、勇輝の正体が明らかになるまで2人は裏でコソコソ動いていたと思うので、もっとドタバタしたところを映したエピソードがあったら面白いんじゃないかなと思います。完全にコメディになってしまいますが(笑)。何事もなかったように普通の顔をして2人は食事をしたりしていますが、実はもの凄く動いているはずなので、そういうちょっとしたバタバタしている2人をひたすら追うスピンオフがあったら面白そうだなと」
綾瀬「確かに面白そう!」
西島「たぶん菜美は勇輝のことを監視してるでしょ?」
綾瀬「監視かぁ…どうだろう? 尾行はしてるかも(笑)」
西島「でしょ? 柱の影から勇輝が誰かと立ち話しているのを見て“あれ? あの人、誰と何を話してるのかな?”と思っているはず(笑)」
ーーお互いに“どこかで観られているかも”と意識してそうですよね。
西島「そう思います。連ドラの時は最後のほうで勇輝の正体が明かされるのですが、中盤ぐらいの回で視聴者には勇輝の正体がバレるという展開のバージョンもあったら面白そうだなと」
綾瀬「確かにドラマの8話ぐらいから更に面白くなっていったもんね」
西島「うん。2人ともコソコソ動いているけど視聴者の皆さんは全てを知っているから、“この夫婦、一体なにをやってるんだ?”とツッコミながら見るのも楽しいかもしれませんね(笑)」
ーーここからはSCREEN ONLINE読者に向けてお2人の好きな作品をご紹介していきたいのですが、最近オススメの洋画や海外ドラマを教えて頂けますか。
西島「僕は前にお話しした『コブラ会』ぐらいで、最近は観たい海外ドラマがあってもなかなか時間がないんです。『コブラ会』もシーズン1しか観てないですし」
綾瀬「『コブラ会』ってどういうドラマ?」
西島「80年代に公開された『ベスト・キッド』っていう映画の34年後を描いたドラマシリーズで、当時の役者が同じ役を演じてるんだよ」
ーー以前、西島さんがオススメされていたので拝見したら、凄く面白かったです。
西島「ほんとですか! 楽しんで頂けたなら良かったです」
綾瀬「前に兄ちゃんに教えてもらった『ザ・レイド』みたいな感じ?」
西島「いや、もっとコメディ寄り」
綾瀬「『ザ・レイド』は凄く面白くて好きだった! 『コブラ会』も気になるから観てみようかな」
西島「それなら『ベスト・キッド』から観て。ジャッキー・チェンがリメイクしたやつじゃなくて1984年のほうだからね」
綾瀬「わかった! 兄ちゃんのオススメの映画は何かある?」
西島「僕はここ最近ハードな撮影が続いていたので、元気出さなきゃと思って『男たちの挽歌』を見直しました。この映画は今までに何回観たかわからないぐらい好きで」
ーージョン・ウー監督の作品ですよね。どんなところがお好きなんですか?
西島「冒頭からラストまで完璧な作りなので、何度観ても飽きないです。とにかくチョウ・ユンファがめちゃくちゃカッコよくて、この映画を観ると“チョウ・ユンファに会いたい!”と思うぐらい最高なんです」
綾瀬「今度観てみるね」
西島「今ではジョン・ウー監督作品お約束の2丁拳銃のシーン、僕は『男たちの挽歌』で初めて観たのですが、いつか僕も2丁拳銃を撃つシーンにチャレンジしてみたいと思っています」
ーー西島さんが2丁拳銃を撃つシーンが未経験なのは意外でした。
西島「やはり2丁拳銃と言えばジョン・ウー監督なので、なかなか他の監督の作品で取り入れるのは難しいのではないかと。はるぼうはオススメの映画ある?」
綾瀬「昨年の自粛期間中に、ポン・ジュノ監督の作品をほぼ全部観ました。過去作品で面白いのも沢山あったんですけど、私は『パラサイト 半地下の家族』が一番好きでした。あとドラマだと『ウォーキング・デッド』にハマってました(笑)」
西島「全部観たって言ってたよね?」
綾瀬「最新シーズンの10の16話まで全話観ましたよ!」
西島「すごくないですか? どれだけ寝ないで全話観たの?と思いますよね(笑)」
ーー実は私も『ウォーキング・デッド』に昔ハマりまして、それ以来全シーズン観ているので一気に観てしまう気持ちがわかります(笑)。
綾瀬「嬉しいです。私は母親にも薦めたんですけど、見事にハマってました(笑)」
西島「お母さんも『ウォーキング・デッド』観たの? ゾンビだよ?」
綾瀬「うん、確かに一人で夜観るのが怖くて、私は夕方ぐらいまでで一旦止めてたの。そしたら母親から“ゾンビ全然平気! 朝4時まで観て、もうシーズン2に入ったよ”って連絡がきて(笑)」
西島「お母さん凄いな(笑)。人間ドラマも結構エグいのに…」
綾瀬「そうそう! 最初は好きなキャラクターだったのにだんだん嫌いになったり」
西島「逆に嫌いなキャラクターが意外と良い人で好きになったりね」
ーー最初は悪役っぽかったダリルは途中から優しいキャラクターになっていって、今や大人気ですしね。
綾瀬「ダリルいいですよね」
西島「ダリルはみんな好きですよね」
綾瀬「あとグレンも好きでした」
ーーネタバレしてはいけないので詳しいことは言えませんが、好きなキャラクターができてしまうと見続けるのがだんだん辛くなってきませんか?
綾瀬「辛くなりますね。とあるキャラクターが死んでしまった時はショックで…一日空けてから続きを観ました」
ーー西島さんは最新シーズンまでご覧になったんですか?
西島「僕は途中で観るのをやめてしまいました」
綾瀬「なんでやめちゃったの?」
西島「確か、日本刀を持った女の人が出てきて…」
綾瀬「ミショーンだね」
西島「そう。ミショーンが両腕と顎のないゾンビを2体連れて出てきたシーンで“凄いのきたな〜!”って(笑)」
ーーそれはシーズン2の最終話ですね(笑)。
綾瀬「めっちゃ最初のほうじゃん(笑)」
西島「さっき言ったシーンで満足して観るのをやめた(笑)」
綾瀬「観るのをやめてから時間が経っちゃうと続きはもういいかと思うのはわかる」
ーー3月1日からシーズン10の追加エピソードの放送も始まります。(取材は2月に行われた)
西島「まだ続いてるんですね(笑)」
綾瀬「でもだんだん話が行き詰ってきた気がします」
西島「好きなの? 嫌いなの? どっち?(笑)」
綾瀬「リックも出てこなくなってしまいましたし…」
ーーリックは映画版で帰ってくるそうです。
綾瀬「え! 映画化するんですか? べつに映画にしなくてもよくないですか?」
西島「はるぼう…これ…(→『奥様は、取り扱い注意』のチラシを見せながら)」
綾瀬「あははははは!! 違うの! シーズン10まで観たのに映画まで引っ張らなくてもと思って(笑)」
西島「確かにね(笑)」
綾瀬「でも大きなスクリーンであの世界観を楽しめるなら映画館で観たい気もする」
西島「きっと『奥様は、取り扱い注意』も、そういう気持ちで映画館に観にきてくださる方が沢山いるはずなので、是非大きなスクリーンで思いっきり楽しんで頂きたいです」
綾瀬「スカッとする映画になっていますので、是非ご覧頂けたら嬉しいです」
Photo by Tsukasa Kubota
(インタビュアー・文/奥村百恵)
https://t.cn/A6t19hZl
綾瀬「戦う時のナイフさばきは上手な菜美が、キャベツの千切りをやるといつも繋がっているのはなんでなんだろうと不思議でした」
2013年の大河ドラマ『八重の桜』で兄妹役として共演して以来、2人は“はるぼう”“兄ちゃん”と呼び合い、兄妹のような関係性を続けてきた。
ーーお2人が演じられた菜美と勇輝それぞれの好きなところを教えて頂けますか?
綾瀬「ドラマ最終話の最後で勇輝から銃を向けられた菜美が“なんていうスリル。やっぱりこの人を愛してる”と言うのですが、危険なところにも突っ込んでいくような、スリルがたまらなく大好きな感じが強くてカッコいいなと思います。それに正義感が強いところも好きですし、危ない状況を楽しんでしまうところに菜美の生命力の強さを感じます」
西島「そんな菜美のことを勇輝は“やっぱり好きだ”という気持ちが止められなくて菜美の魅力に負けてしまいます。本当は好きになっちゃいけない相手なのに(笑)。そんな勇輝がたまらなくチャーミングだなと思いました」
ーーちなみに西島さんは菜美の魅力に負けてしまう勇輝に共感できましたか?
西島「共感というか、人間にとって恋愛は一番不思議なことなのではないか、とは思います。恋愛によって多くの人が失敗をしたりうまくいったり、人類にとっての最後のブラックボックスのようなものですよね(笑)」
ーー理性で感情をコントロールできないからこそ、勇輝は菜美にどうしようもなく惹かれてしまうんでしょうね。
西島「そう思います」
©2020映画「奥様は、取り扱い注意」製作委員会
ーー菜美に関して質問ですが、以前、綾瀬さんに本作についてお話を伺った際に、ドラマの時は菜美がキャベツの千切りに失敗していたが、あれは料理をすることに飽きてしまったからだとおっしゃっていました。そのお話を伺うまで菜美は完全に料理が下手な人だと思っていたので、凄く面白い設定だなと衝撃で。
綾瀬「私は最初、菜美が料理が下手なことに違和感を感じていたんです。戦う時のナイフさばきが上手な菜美が、キャベツの千切りをいつも失敗するのはなんでなんだろうと不思議で。そしたらドラマ撮影をしている期間中に金城一紀(ドラマ版の脚本を担当)さんが“実はあれには意味があって、菜美は料理に飽きたから適当に切っているだけ”とおっしゃったんです。
ただ、ドラマでハッキリとそこを描いているわけではないので、誰も気付いてないと思うのですが(笑)。ドラマからご覧頂いている方は本作で記憶喪失になった菜美が久実として料理をしている姿を見て、単純に“あ、料理が上手になったんだな”と思うのではないでしょうか(笑)」
ーーその設定は多くの人に知って頂きたいので、今回の記事にしっかりと書かせて頂きますね。
綾瀬「ありがとうございます!」
西島「もっとドタバタしたところを映したシーン満載のエピソードがあったら面白いんじゃないかな」
ーー勇輝に関してはそういった裏設定のようなものはありましたか?
西島「勇輝に関しては、公安エリートという設定自体がドラマの途中まで明かされなかったので、裏設定のようなものは特になかったです。とにかく正体がバレないように普通の夫に見せたかったのですが、初めて勇輝が登場したシーンのあと、“「この人は絶対になにか裏がある」と視聴者の方々が言っているよ”と金城さんがおっしゃったので “うそ! もうバレてるの?”と焦りまして…(苦笑)」
綾瀬「だってめちゃくちゃ怪しかったもん(笑)」
西島「優しい笑みを意識したのですが、それがもの凄く怪しい笑みに見えたのかもしれません。確かにその時からはる坊に“怪しいよ”と言われていましたが、怪しく見えるようなお芝居をしたつもりはなく。ただ、良い人に見せようとすればするほど視聴者の皆さんからは怪しく見えていたようです(笑)。ドラマの最初のほうの回を撮っている時は最終話までの台本が完成してなかったこともあり、視聴者からの“勇輝が怪しい”という声を受けて、金城さんは“正体どうしようか? このまま普通の良い人にしちゃおうか”とおっしゃっていました(笑)」
ーー優しい夫も素敵ですが、おそらく視聴者の皆さんは“勇輝が怪しい人であってくれ”という期待をしていたのではないかと。西島さんのアクションが見たいという願望もあったり。
綾瀬「いえ、あれは兄ちゃんの演技が怪しかった!」
西島「あははは。なので、そのあと少し軌道修正しました(笑)」
ーー公安の人間だったとわかった瞬間に“やはり!”とテンションが上がったのを覚えています(笑)。個人的には映画の続編やドラマのシーズン2のようなものを期待してしまっているのですが、もしもドラマでも映画でも描かれてないエピソードでスピンオフを作るとしたら、どういったものにしたいですか?
西島「連ドラの時は、勇輝の正体が明らかになるまで2人は裏でコソコソ動いていたと思うので、もっとドタバタしたところを映したエピソードがあったら面白いんじゃないかなと思います。完全にコメディになってしまいますが(笑)。何事もなかったように普通の顔をして2人は食事をしたりしていますが、実はもの凄く動いているはずなので、そういうちょっとしたバタバタしている2人をひたすら追うスピンオフがあったら面白そうだなと」
綾瀬「確かに面白そう!」
西島「たぶん菜美は勇輝のことを監視してるでしょ?」
綾瀬「監視かぁ…どうだろう? 尾行はしてるかも(笑)」
西島「でしょ? 柱の影から勇輝が誰かと立ち話しているのを見て“あれ? あの人、誰と何を話してるのかな?”と思っているはず(笑)」
ーーお互いに“どこかで観られているかも”と意識してそうですよね。
西島「そう思います。連ドラの時は最後のほうで勇輝の正体が明かされるのですが、中盤ぐらいの回で視聴者には勇輝の正体がバレるという展開のバージョンもあったら面白そうだなと」
綾瀬「確かにドラマの8話ぐらいから更に面白くなっていったもんね」
西島「うん。2人ともコソコソ動いているけど視聴者の皆さんは全てを知っているから、“この夫婦、一体なにをやってるんだ?”とツッコミながら見るのも楽しいかもしれませんね(笑)」
ーーここからはSCREEN ONLINE読者に向けてお2人の好きな作品をご紹介していきたいのですが、最近オススメの洋画や海外ドラマを教えて頂けますか。
西島「僕は前にお話しした『コブラ会』ぐらいで、最近は観たい海外ドラマがあってもなかなか時間がないんです。『コブラ会』もシーズン1しか観てないですし」
綾瀬「『コブラ会』ってどういうドラマ?」
西島「80年代に公開された『ベスト・キッド』っていう映画の34年後を描いたドラマシリーズで、当時の役者が同じ役を演じてるんだよ」
ーー以前、西島さんがオススメされていたので拝見したら、凄く面白かったです。
西島「ほんとですか! 楽しんで頂けたなら良かったです」
綾瀬「前に兄ちゃんに教えてもらった『ザ・レイド』みたいな感じ?」
西島「いや、もっとコメディ寄り」
綾瀬「『ザ・レイド』は凄く面白くて好きだった! 『コブラ会』も気になるから観てみようかな」
西島「それなら『ベスト・キッド』から観て。ジャッキー・チェンがリメイクしたやつじゃなくて1984年のほうだからね」
綾瀬「わかった! 兄ちゃんのオススメの映画は何かある?」
西島「僕はここ最近ハードな撮影が続いていたので、元気出さなきゃと思って『男たちの挽歌』を見直しました。この映画は今までに何回観たかわからないぐらい好きで」
ーージョン・ウー監督の作品ですよね。どんなところがお好きなんですか?
西島「冒頭からラストまで完璧な作りなので、何度観ても飽きないです。とにかくチョウ・ユンファがめちゃくちゃカッコよくて、この映画を観ると“チョウ・ユンファに会いたい!”と思うぐらい最高なんです」
綾瀬「今度観てみるね」
西島「今ではジョン・ウー監督作品お約束の2丁拳銃のシーン、僕は『男たちの挽歌』で初めて観たのですが、いつか僕も2丁拳銃を撃つシーンにチャレンジしてみたいと思っています」
ーー西島さんが2丁拳銃を撃つシーンが未経験なのは意外でした。
西島「やはり2丁拳銃と言えばジョン・ウー監督なので、なかなか他の監督の作品で取り入れるのは難しいのではないかと。はるぼうはオススメの映画ある?」
綾瀬「昨年の自粛期間中に、ポン・ジュノ監督の作品をほぼ全部観ました。過去作品で面白いのも沢山あったんですけど、私は『パラサイト 半地下の家族』が一番好きでした。あとドラマだと『ウォーキング・デッド』にハマってました(笑)」
西島「全部観たって言ってたよね?」
綾瀬「最新シーズンの10の16話まで全話観ましたよ!」
西島「すごくないですか? どれだけ寝ないで全話観たの?と思いますよね(笑)」
ーー実は私も『ウォーキング・デッド』に昔ハマりまして、それ以来全シーズン観ているので一気に観てしまう気持ちがわかります(笑)。
綾瀬「嬉しいです。私は母親にも薦めたんですけど、見事にハマってました(笑)」
西島「お母さんも『ウォーキング・デッド』観たの? ゾンビだよ?」
綾瀬「うん、確かに一人で夜観るのが怖くて、私は夕方ぐらいまでで一旦止めてたの。そしたら母親から“ゾンビ全然平気! 朝4時まで観て、もうシーズン2に入ったよ”って連絡がきて(笑)」
西島「お母さん凄いな(笑)。人間ドラマも結構エグいのに…」
綾瀬「そうそう! 最初は好きなキャラクターだったのにだんだん嫌いになったり」
西島「逆に嫌いなキャラクターが意外と良い人で好きになったりね」
ーー最初は悪役っぽかったダリルは途中から優しいキャラクターになっていって、今や大人気ですしね。
綾瀬「ダリルいいですよね」
西島「ダリルはみんな好きですよね」
綾瀬「あとグレンも好きでした」
ーーネタバレしてはいけないので詳しいことは言えませんが、好きなキャラクターができてしまうと見続けるのがだんだん辛くなってきませんか?
綾瀬「辛くなりますね。とあるキャラクターが死んでしまった時はショックで…一日空けてから続きを観ました」
ーー西島さんは最新シーズンまでご覧になったんですか?
西島「僕は途中で観るのをやめてしまいました」
綾瀬「なんでやめちゃったの?」
西島「確か、日本刀を持った女の人が出てきて…」
綾瀬「ミショーンだね」
西島「そう。ミショーンが両腕と顎のないゾンビを2体連れて出てきたシーンで“凄いのきたな〜!”って(笑)」
ーーそれはシーズン2の最終話ですね(笑)。
綾瀬「めっちゃ最初のほうじゃん(笑)」
西島「さっき言ったシーンで満足して観るのをやめた(笑)」
綾瀬「観るのをやめてから時間が経っちゃうと続きはもういいかと思うのはわかる」
ーー3月1日からシーズン10の追加エピソードの放送も始まります。(取材は2月に行われた)
西島「まだ続いてるんですね(笑)」
綾瀬「でもだんだん話が行き詰ってきた気がします」
西島「好きなの? 嫌いなの? どっち?(笑)」
綾瀬「リックも出てこなくなってしまいましたし…」
ーーリックは映画版で帰ってくるそうです。
綾瀬「え! 映画化するんですか? べつに映画にしなくてもよくないですか?」
西島「はるぼう…これ…(→『奥様は、取り扱い注意』のチラシを見せながら)」
綾瀬「あははははは!! 違うの! シーズン10まで観たのに映画まで引っ張らなくてもと思って(笑)」
西島「確かにね(笑)」
綾瀬「でも大きなスクリーンであの世界観を楽しめるなら映画館で観たい気もする」
西島「きっと『奥様は、取り扱い注意』も、そういう気持ちで映画館に観にきてくださる方が沢山いるはずなので、是非大きなスクリーンで思いっきり楽しんで頂きたいです」
綾瀬「スカッとする映画になっていますので、是非ご覧頂けたら嬉しいです」
Photo by Tsukasa Kubota
(インタビュアー・文/奥村百恵)
https://t.cn/A6t19hZl
TV动画「终末的女武神」新视觉图公开
STAFF
原作:「終末のワルキューレ」作画・アジチカ、原作・梅村真也、構成・フイタクミ(「月刊コミックゼノン」連載 / コアミックス)
监督:大久保政雄
系列构成:筆安一幸
角色设计:佐藤正樹
音乐:高梨康治
动画制作:グラフィニカ
CAST
ブリュンヒルデ:沢城みゆき
ゲル:黒沢ともよ
呂布奉先:関智一
アダム:斉藤壮馬
佐々木小次郎:山路和弘
トール:緑川光
ポセイドン:櫻井孝宏
ヘルメス:諏訪部順一
ヘイムダル:野津山幸宏
オーディン:速水奨
シヴァ:玲木达央
アフロディテ:田中理恵
ロキ:松冈祯丞
アレス:田所陽向
フギン:中野泰佑
ムニン:山口智広
#日本动漫##动漫##终末的女武神#
STAFF
原作:「終末のワルキューレ」作画・アジチカ、原作・梅村真也、構成・フイタクミ(「月刊コミックゼノン」連載 / コアミックス)
监督:大久保政雄
系列构成:筆安一幸
角色设计:佐藤正樹
音乐:高梨康治
动画制作:グラフィニカ
CAST
ブリュンヒルデ:沢城みゆき
ゲル:黒沢ともよ
呂布奉先:関智一
アダム:斉藤壮馬
佐々木小次郎:山路和弘
トール:緑川光
ポセイドン:櫻井孝宏
ヘルメス:諏訪部順一
ヘイムダル:野津山幸宏
オーディン:速水奨
シヴァ:玲木达央
アフロディテ:田中理恵
ロキ:松冈祯丞
アレス:田所陽向
フギン:中野泰佑
ムニン:山口智広
#日本动漫##动漫##终末的女武神#
#终末的女武神# #动漫资讯# TV动画《终末的女武神》公开新视觉图,追加12名声优,本作将于2021年播出。
【CAST】
ブリュンヒルデ:沢城みゆき
ゲル:黒沢ともよ
呂布奉先:関智一
アダム:斉藤壮馬
佐々木小次郎:山路和弘
トール:緑川光
ゼウス:高木渉
ポセイドン:櫻井孝宏
ヘルメス:諏訪部順一
ヘイムダル:野津山幸宏
オーディン:速水奨
シヴァ:鈴木達央
アフロディテ:田中理恵
ロキ:松岡禎丞
アレス:田所陽向
フギン:中野泰佑
ムニン:山口智広
【STAFF】
原作:「終末のワルキューレ」作画・アジチカ、原作・梅村真也、構成・フクイタクミ(「月刊コミックゼノン」連載 / コアミックス)
监督:大久保政雄
系列构成:筆安一幸
角色设计:佐藤正樹
音乐:高梨康治
动画制作:グラフィニカ
【CAST】
ブリュンヒルデ:沢城みゆき
ゲル:黒沢ともよ
呂布奉先:関智一
アダム:斉藤壮馬
佐々木小次郎:山路和弘
トール:緑川光
ゼウス:高木渉
ポセイドン:櫻井孝宏
ヘルメス:諏訪部順一
ヘイムダル:野津山幸宏
オーディン:速水奨
シヴァ:鈴木達央
アフロディテ:田中理恵
ロキ:松岡禎丞
アレス:田所陽向
フギン:中野泰佑
ムニン:山口智広
【STAFF】
原作:「終末のワルキューレ」作画・アジチカ、原作・梅村真也、構成・フクイタクミ(「月刊コミックゼノン」連載 / コアミックス)
监督:大久保政雄
系列构成:筆安一幸
角色设计:佐藤正樹
音乐:高梨康治
动画制作:グラフィニカ
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