其实我们大水瓶真的很长情,喜欢过两个男孩子,都是一见钟情,一个喜欢了6年,一个喜欢了7年,到现在也放不下那个喜欢7年的男孩子,最真挚最热烈的感情都给他了,可他却是那个最不可能的人。梦里梦到过和他在一起了,梦里我开心的跳到他的身上,笑得嘴巴都要裂开了,他也被我感染了,开心的说:这么开心呀~
嗯嗯,当然啦,当然超级开心呀,我喜欢你的[心]一直
嗯嗯,当然啦,当然超级开心呀,我喜欢你的[心]一直
离婚冷静期即将来临,娱乐圈竟然刮起了离婚风潮,先是王栎鑫深情发文,称自己的老婆是好妻子、好妈妈、好女儿,不过他却要离婚了,称自己要先下车,原来的恩爱影像如泡影般消失无踪。
接着是一对中韩组合的明星蔡琳与高梓淇结束6年婚姻,高梓淇发文称:
真诚的感谢,真心的祝福,愿不被打扰、一切安好“礼物妈妈”。
好像自从文章与马伊琍离婚时的“各自安好”以后,娱乐圈的离婚都变得客客气气,仿佛离婚以后变得相敬如宾起来。
有句老话说再一再二不再三,可是却偏偏再次有离婚的消息传来,而这次比起前两对可要有名的多。
娱乐圈被传离婚最多的夫妻之一,黄晓明与angel baby杨颖又被知名娱记爆曝出早已离婚,而且还对二人的结合做了爆炸性的点评,这位娱记就是有着“香港第一狗仔”之称的朱皮。
视频中,有人向朱皮求证黄晓明与杨颖离婚的消息,朱皮不假思索地答道“是啊”。
而且朱皮还爆出猛料,他指出当初黄晓明与杨颖在一起就是为了炒作,是一开始双方的经纪人要求娱记每天“炒”他们住在同一个酒店的绯闻。不曾想,炒着炒着二人却真的走到了一起,变成了真夫妻。
这个视频一出,网上可谓风起云涌,有的网友直接爆料,说自己的同学在青岛民政局,是登门去给黄晓明与杨颖办理的离婚。
还有好事的网友指出黄晓明在今年的金鸡奖的影帝时并没有感谢自己的老婆杨颖,提及了父母和其他人们。
面对网上的传言,目前黄晓明夫妇未作回应,但孟人以为这些都是假消息,是不折不扣的谣言,网友还需仔细分辨,不要觉得说得有鼻子有眼就认为是事实。
首先朱皮的言论就很不可信。这个朱皮真是敢说。前段时间,朱皮就煞有介事的爆料王菲与谢霆锋已分手。而且直言张柏芝的第三个孩子父亲就是谢霆锋,声称谢霆锋与王菲公布分手之日就是张柏芝第三个孩子公开父亲身份的时候。
朱皮关于谢霆锋的言论让人瞠目结舌,反正打死我也不会相信张柏芝第三个孩子的父亲是谢霆锋。这种明显博眼球一样的胡说八道让人对他的言论的真实性表示质疑,所以朱皮说黄晓明与杨颖已离婚,是假消息的可能性更大。
再有就是网上爆料的有个同学在民政局这样的言论,张口就可以胡说,没有任何可行性,如果黄晓明与杨颖真要是离婚,办理的人员肯定会被要求保密,这样的信息传出来,他就等着被告吧,所以这位网友的消息更是不可信。
至于黄晓明获得金鸡奖时未感谢妻子杨颖更是无稽之谈,当时我看的金鸡奖直播,黄晓明带着大戒指,获奖时说的是感谢家人,虽然没有单独提妻子的姓名,但家人之中绝对包含杨颖,挑事者断章取义,咬文嚼字也是让人无语。
黄晓明与杨颖的结合一直备受瞩目,当时的奢华婚礼更是让人津津乐道。2016年,上海展览馆,这个超过9万平米的巨型场馆成为花的海洋,黄晓明不惜重金为杨颖打造了一场奢华浪漫的世纪婚礼,婚礼的一切全是奢侈品牌,几千万的花费让婚礼现场宛如仙境,而据说baby的聘礼也有1000多万。
不光布置奢华,二人的伴郎与伴娘团也是风光无比。大名鼎鼎的王思聪是黄晓明的伴郎,而李冰冰、倪妮等人则是baby的伴娘,一场星光熠熠的婚礼也见证了两人的幸福。
黄晓明与杨颖结婚后虽然很少合体高调秀恩爱,可是却暗戳戳撒了不少狗粮。比如分开走机场时虽然不同框却穿着情侣服,还有什么同样的卫衣,情侣帽子,隔一段时间他们就会向广大网友证明,人家夫妻关系好着呢。
更何况人家经常晒自己孩子的日常,作为二人爱情的结晶,这难道不是体现了二人的关系牢不可破么?
人红是非多。这两年来,黄晓明逐步摆脱油腻的定位,在《乘风破浪的姐姐》中的主持备受观众好评。 他不仅在电视剧《鬓边不是海棠红》中的表演备受好评,更是凭借《烈火英雄》中的精彩表现打败了肖央、易烊千玺等人获得第33届金鸡奖影帝,而这也是黄晓明第二次夺得国内最具含金量的影帝荣誉,成为演员中顶尖的存在。
而杨颖,作为国内公认的大美女,她也逐步摆脱以前的瞪眼表演法,在网剧《摩天大楼》中表现亮眼,就连一向对演技要求苛刻的章子怡都对她的表现赞不绝口。章子怡称杨颖演的美宝真挚自然,作为女演员中翘楚般的存在,章子怡的肯定也说明杨颖已经摆脱了花瓶的评价。
事业蒸蒸而上的两人必定更多的时间要忙于工作,而因为人家很少同框秀恩爱就谣传人家已离婚真的很好笑,给大家看看有的网友的评论真的是张嘴就能胡说,让人笑掉大牙。
有网友称自己住在黄晓明与杨颖的楼上,说人家天天吵架,还说自己的妈妈去买菜见到黄晓明的妈妈说已经离婚,黄晓明分了几个亿给她。
我就想问问这位网友,你认为人家黄晓明与杨颖可能天天在家住么?人家黄晓明的妈妈会在菜市场宣扬自己的儿子离婚么?真是可笑至极。
谣言止于智者,希望网友看到铺天盖地的黄晓明与杨颖离婚的消息可以理智看待,谨慎吃瓜,更不要以谣传谣,祝人家幸福不是更好么?
你认为朱皮的爆料是真的么?你相信黄晓明与杨颖已经离婚了么?欢迎留言讨论。
接着是一对中韩组合的明星蔡琳与高梓淇结束6年婚姻,高梓淇发文称:
真诚的感谢,真心的祝福,愿不被打扰、一切安好“礼物妈妈”。
好像自从文章与马伊琍离婚时的“各自安好”以后,娱乐圈的离婚都变得客客气气,仿佛离婚以后变得相敬如宾起来。
有句老话说再一再二不再三,可是却偏偏再次有离婚的消息传来,而这次比起前两对可要有名的多。
娱乐圈被传离婚最多的夫妻之一,黄晓明与angel baby杨颖又被知名娱记爆曝出早已离婚,而且还对二人的结合做了爆炸性的点评,这位娱记就是有着“香港第一狗仔”之称的朱皮。
视频中,有人向朱皮求证黄晓明与杨颖离婚的消息,朱皮不假思索地答道“是啊”。
而且朱皮还爆出猛料,他指出当初黄晓明与杨颖在一起就是为了炒作,是一开始双方的经纪人要求娱记每天“炒”他们住在同一个酒店的绯闻。不曾想,炒着炒着二人却真的走到了一起,变成了真夫妻。
这个视频一出,网上可谓风起云涌,有的网友直接爆料,说自己的同学在青岛民政局,是登门去给黄晓明与杨颖办理的离婚。
还有好事的网友指出黄晓明在今年的金鸡奖的影帝时并没有感谢自己的老婆杨颖,提及了父母和其他人们。
面对网上的传言,目前黄晓明夫妇未作回应,但孟人以为这些都是假消息,是不折不扣的谣言,网友还需仔细分辨,不要觉得说得有鼻子有眼就认为是事实。
首先朱皮的言论就很不可信。这个朱皮真是敢说。前段时间,朱皮就煞有介事的爆料王菲与谢霆锋已分手。而且直言张柏芝的第三个孩子父亲就是谢霆锋,声称谢霆锋与王菲公布分手之日就是张柏芝第三个孩子公开父亲身份的时候。
朱皮关于谢霆锋的言论让人瞠目结舌,反正打死我也不会相信张柏芝第三个孩子的父亲是谢霆锋。这种明显博眼球一样的胡说八道让人对他的言论的真实性表示质疑,所以朱皮说黄晓明与杨颖已离婚,是假消息的可能性更大。
再有就是网上爆料的有个同学在民政局这样的言论,张口就可以胡说,没有任何可行性,如果黄晓明与杨颖真要是离婚,办理的人员肯定会被要求保密,这样的信息传出来,他就等着被告吧,所以这位网友的消息更是不可信。
至于黄晓明获得金鸡奖时未感谢妻子杨颖更是无稽之谈,当时我看的金鸡奖直播,黄晓明带着大戒指,获奖时说的是感谢家人,虽然没有单独提妻子的姓名,但家人之中绝对包含杨颖,挑事者断章取义,咬文嚼字也是让人无语。
黄晓明与杨颖的结合一直备受瞩目,当时的奢华婚礼更是让人津津乐道。2016年,上海展览馆,这个超过9万平米的巨型场馆成为花的海洋,黄晓明不惜重金为杨颖打造了一场奢华浪漫的世纪婚礼,婚礼的一切全是奢侈品牌,几千万的花费让婚礼现场宛如仙境,而据说baby的聘礼也有1000多万。
不光布置奢华,二人的伴郎与伴娘团也是风光无比。大名鼎鼎的王思聪是黄晓明的伴郎,而李冰冰、倪妮等人则是baby的伴娘,一场星光熠熠的婚礼也见证了两人的幸福。
黄晓明与杨颖结婚后虽然很少合体高调秀恩爱,可是却暗戳戳撒了不少狗粮。比如分开走机场时虽然不同框却穿着情侣服,还有什么同样的卫衣,情侣帽子,隔一段时间他们就会向广大网友证明,人家夫妻关系好着呢。
更何况人家经常晒自己孩子的日常,作为二人爱情的结晶,这难道不是体现了二人的关系牢不可破么?
人红是非多。这两年来,黄晓明逐步摆脱油腻的定位,在《乘风破浪的姐姐》中的主持备受观众好评。 他不仅在电视剧《鬓边不是海棠红》中的表演备受好评,更是凭借《烈火英雄》中的精彩表现打败了肖央、易烊千玺等人获得第33届金鸡奖影帝,而这也是黄晓明第二次夺得国内最具含金量的影帝荣誉,成为演员中顶尖的存在。
而杨颖,作为国内公认的大美女,她也逐步摆脱以前的瞪眼表演法,在网剧《摩天大楼》中表现亮眼,就连一向对演技要求苛刻的章子怡都对她的表现赞不绝口。章子怡称杨颖演的美宝真挚自然,作为女演员中翘楚般的存在,章子怡的肯定也说明杨颖已经摆脱了花瓶的评价。
事业蒸蒸而上的两人必定更多的时间要忙于工作,而因为人家很少同框秀恩爱就谣传人家已离婚真的很好笑,给大家看看有的网友的评论真的是张嘴就能胡说,让人笑掉大牙。
有网友称自己住在黄晓明与杨颖的楼上,说人家天天吵架,还说自己的妈妈去买菜见到黄晓明的妈妈说已经离婚,黄晓明分了几个亿给她。
我就想问问这位网友,你认为人家黄晓明与杨颖可能天天在家住么?人家黄晓明的妈妈会在菜市场宣扬自己的儿子离婚么?真是可笑至极。
谣言止于智者,希望网友看到铺天盖地的黄晓明与杨颖离婚的消息可以理智看待,谨慎吃瓜,更不要以谣传谣,祝人家幸福不是更好么?
你认为朱皮的爆料是真的么?你相信黄晓明与杨颖已经离婚了么?欢迎留言讨论。
福山雅治さんにインタビュー! 30年目の今、伝えたいこと
25ans2月号のスペシャルカバー版に登場。常に挑戦を続ける理由とは?
2021/01/31
2020年にデビュー30周年を迎え、昨年12月に12枚目となるオリジナルアルバム『AKIRA』をリリースした福山雅治さん。自らの表現のルーツに真摯に向き合ったという世界観、常に挑戦を続けるその内側に迫ります。
【音楽づくりに注力し自分の役割を模索した時期】
大人の男性の色香を感じさせるスーツ姿から、ライブを彷彿とさせるスポットライトを浴びたシーン、そして愛用のヴィンテージギターを奏でる静かな表情までと、多彩な撮影に応じてくれた福山雅治さん。まずは25ansのキーワード“エレガント”についてのイメージを伺いました。
「気品、知性、そういった言葉が思い浮かびますね。僕にエレガントな部分はほぼないと自覚してますが(笑)、ただ、もともと持ち合わせてないものだとしても、学校の勉強とは違った意味での学びで、知性や教養というものは死ぬまで自分なりに勉強し、身につける努力をしていくものだと思ってます。年を取る上でも、気をつけていたいことです」
インタビュー冒頭からかっこいい年齢の重ね方の秘訣を聞く思いですが、そうした意識こそ、その人の品性を決めるものなのかもしれません。
「品性…そうですね。僕自身、仕事でもプライベートでも人と会っているときは、品のあるなしは気になってしまいますね。ということは、他の人もこちらをそう見ているわけですから、“品のある人だな”と思われたほうがやはりいいですよね。ただそれは、“人気者になりたい”といったことではなく、相手に対して気持ちよくありたいということなんです。おそらくその気持ちよさは、エレガントであるとか、知性、教養といったものに裏打ちされている。そうして、気持ちのいい対人関係の空気感が生まれるんじゃないでしょうか。だから、そこは努力すべきだと思っています」
シンガーソングライター、俳優、ラジオパーソナリティなど多才な活躍のなかで、2020年はアーティストデビュー30周年の節目でした。ただしコロナ禍ゆえに、予定していた全国ツアーは'21年に延期。福山さんもまた、ライブパフォーマンスの機会を閉ざされたミュージシャンのひとりでした。
「単純に比較すべきものではないですが、東日本大震災や阪神・淡路大震災、近年の豪雨災害など、僕がデビューしてからの30年でも日本を揺るがす大きな自然災害が何度もありました。その度に当然ながら、僕たちエンターテインメントの出番は一瞬なくなるんです。被災された方たちにいちばん必要なのは、まず救助や支援、ボランティアの方々のお力など、生活に必要最低限なインフラですから。でも衣食住が整えば、本を読まなくても、テレビを見なくても、音楽を聴かなくてもいいかといえば、そうじゃない。気持ちや心の部分に寄り添えるものとして、エンターテインメントの出番がやってくる。今回のコロナウィルスでは、全世界が恐怖と不安に襲われている。そのなかで、やるべきこと、できることがあるはずだと模索していました。その結果プライベートスタジオを整えて音楽制作をし、スタジオライブを生放送したり、リモートでファンの皆さまとの新たなコミュニケーションを試みた。自分のやるべき役割を、より意識するようになりました」
【17歳で経験した父の死とニューアルバムでの覚悟】
福山さんはこのほど、オリジナルアルバムとしては6年8カ月ぶりとなる『AKIRA』をリリースしました。そのタイトルは亡きお父さまの名前。アルバムと同名の収録曲「AKIRA」には、デビュー以来テーマにしてきたという“死生観”が色濃く表現されています。そこに紡がれるのは、父から自身へとつながる、その命の連鎖への熱い想いです。
「17歳のときに父ががんで他界したんですが、そのときに起こった出来事、自分の心に刻まれた感情を歌にしようと、死生観を描くという作業はデビュー当時から着手してはいたんです。だけど、なかなかに難しいテーマですから、当時の僕自身の作曲技術や作詞の力では伝えたいことを描ききることができず、つくってはボツにしていました。でも、父親が他界した年齢に自分が近づいてきて、これはある種の締め切りだと自分自身で覚悟して。そこで父親の死に再度想いを巡らせ向き合いました」
家にいることは少なく、酒好きで、働いているところをあまり見なかった。けれど、地元長崎にスーパーカーショーのイベントが開催されたときには、息子を連れていってくれる、人を楽しませることが上手な“かっこいい父ちゃん”だった。
「フェラーリやランボルギーニを見て、『スーパーカー、乗りたか』と言ってたら、フェアレディZを友人から借りてきてくれて『ほら、ドライブ行こうや』と。子どもにとっては、小さな夢やちょっとした憧れをパパッと叶えてくれるかっこいい人でした」
その父を若くして失った悲しみや苦しみは、自らのソングライティング、表現そのもののベースになっているのだとも。
「父は相当に無念だったと思います。その父の“無念の向こう側”を僕が生きているのなら、『雅治が生まれてきてよかったな』と思ってもらいたい。その気持ちが自分の生き方や死生観につながっているんです。これまでも、自分の陽の部分で明るい歌を描きつつも、その死生観を土台にして楽曲を描き続けてきました」
福山さんが生み出す歌詞には、失敗や傷つくことをも含め、生きること全てを肯定してくれる懐の深さ、温かさを感じますが…。
「でもやはり、その向こうにあるのは言うなれば致死率100%という我々の人生です。人間は生まれたそのときから1分1秒、死に向かっている。17歳で父の闘病と他界を間近で見て、それからはその刹那を常に意識して生きてきたような気がします。ポップな歌でも、自分の死生観の表現をひと言でも加味することでより奥行きが生まれるし、伝えたかったテーマのより深い部分を補強することもできる」
生命の儚さを知るから、愛や希望の有難さ、生の輝きを描き出せる。最も深くパーソナルな心情こそ多くの人が共有できる普遍的な真実なのだと、福山さんの楽曲は気づかせてもくれます。
【ファンに支えられた30年。自分らしさと努力の軌跡】
「音楽活動30周年って、自分がよくやってきたというより、むしろファンの方たちの応援あってこその30周年だと。いま、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。育てていただいたし、活かしてもいただきました。僕は、作詞作曲を全部自分でできるようになったのは4枚目のアルバムからで、その前の3枚の間、技術や経験を積むまでの期間の猶予を、応援しながら与えてくれたのがファンの存在です。いまも応援してくれるから活動が続けられるし、新たなトライもできる。その挑戦がダメなら、『それは違うよ』と言ってもくれる。トライ&エラーを繰り返させてもらえるのはファンの方たちのおかげ。30周年はそのファンの皆さまへの感謝の年で、言うなれば内々のお祝いの年です」
ライブやラジオなどでファンとの交流を大切にしてきた福山さん。アルバム『AKIRA』の初回限定版には、リクエストから収録曲を決める『Slow Collection』という30周年記念のバラード作品集も企画されました。ファンだからこそ聴きたい名曲の数々が、ラインナップに連なっています。
「ファンの方たちの熱い気持ちが表れた投票結果でした。『家族になろうよ』といったメジャーな曲のなかで、『恋の中』のようなライブでしか歌ったことのない他アーティストへ楽曲提供した曲が上位になっていて。当初は投票結果を選曲の参考にする予定でしたが、ランキングを見て『いや、もうこの投票ランキングどおりじゃないとダメだ』と。おかげで未発表音源だった曲を弾き語りで再録する機会を得て、世の中に作品として誕生させることもできた。アルバム作品として幸せな着地ができたと思います」
「振り返れば福山さんの歌があった」という人は世に少なくないはずですが、多くの人々の想いを受け取る“スター”であることと、創作の根幹である“自分らしさ”とのバランスはどんなふうに?
「“スター”は(大泉)洋ちゃんの話が面白いからですよ(笑)。ただ、映画『マチネの終わりに』でご一緒した原作者の平野啓一郎さんの“分人”という考えに近いかもしれません。おそらく皆さんも、ひとりのとき、友だちや恋人、家族と一緒のとき、職場などにいるときの人格って、その場、その時で少しずつ違うと思うんです。状況で自分の人格を自動的に最適化している。僕も同じで、今回の撮影のようなポージングは日常ではしません(笑)。SNSネイティブ世代は公私の境界線があまりない傾向があると言われがちですが、僕なんかの世代だと本音と建前が当たり前にある。根っこは変わりませんが、枝葉は時々に使い分けていると思います」
楽曲の世界観を掘り下げる情熱と音楽づくりへのひたむきな努力、ファンへの愛情、自らへの客観視。福山さんがスターであり続ける理由、時代を切り拓く源が、垣間見えるようです。
25ans2月号のスペシャルカバー版に登場。常に挑戦を続ける理由とは?
2021/01/31
2020年にデビュー30周年を迎え、昨年12月に12枚目となるオリジナルアルバム『AKIRA』をリリースした福山雅治さん。自らの表現のルーツに真摯に向き合ったという世界観、常に挑戦を続けるその内側に迫ります。
【音楽づくりに注力し自分の役割を模索した時期】
大人の男性の色香を感じさせるスーツ姿から、ライブを彷彿とさせるスポットライトを浴びたシーン、そして愛用のヴィンテージギターを奏でる静かな表情までと、多彩な撮影に応じてくれた福山雅治さん。まずは25ansのキーワード“エレガント”についてのイメージを伺いました。
「気品、知性、そういった言葉が思い浮かびますね。僕にエレガントな部分はほぼないと自覚してますが(笑)、ただ、もともと持ち合わせてないものだとしても、学校の勉強とは違った意味での学びで、知性や教養というものは死ぬまで自分なりに勉強し、身につける努力をしていくものだと思ってます。年を取る上でも、気をつけていたいことです」
インタビュー冒頭からかっこいい年齢の重ね方の秘訣を聞く思いですが、そうした意識こそ、その人の品性を決めるものなのかもしれません。
「品性…そうですね。僕自身、仕事でもプライベートでも人と会っているときは、品のあるなしは気になってしまいますね。ということは、他の人もこちらをそう見ているわけですから、“品のある人だな”と思われたほうがやはりいいですよね。ただそれは、“人気者になりたい”といったことではなく、相手に対して気持ちよくありたいということなんです。おそらくその気持ちよさは、エレガントであるとか、知性、教養といったものに裏打ちされている。そうして、気持ちのいい対人関係の空気感が生まれるんじゃないでしょうか。だから、そこは努力すべきだと思っています」
シンガーソングライター、俳優、ラジオパーソナリティなど多才な活躍のなかで、2020年はアーティストデビュー30周年の節目でした。ただしコロナ禍ゆえに、予定していた全国ツアーは'21年に延期。福山さんもまた、ライブパフォーマンスの機会を閉ざされたミュージシャンのひとりでした。
「単純に比較すべきものではないですが、東日本大震災や阪神・淡路大震災、近年の豪雨災害など、僕がデビューしてからの30年でも日本を揺るがす大きな自然災害が何度もありました。その度に当然ながら、僕たちエンターテインメントの出番は一瞬なくなるんです。被災された方たちにいちばん必要なのは、まず救助や支援、ボランティアの方々のお力など、生活に必要最低限なインフラですから。でも衣食住が整えば、本を読まなくても、テレビを見なくても、音楽を聴かなくてもいいかといえば、そうじゃない。気持ちや心の部分に寄り添えるものとして、エンターテインメントの出番がやってくる。今回のコロナウィルスでは、全世界が恐怖と不安に襲われている。そのなかで、やるべきこと、できることがあるはずだと模索していました。その結果プライベートスタジオを整えて音楽制作をし、スタジオライブを生放送したり、リモートでファンの皆さまとの新たなコミュニケーションを試みた。自分のやるべき役割を、より意識するようになりました」
【17歳で経験した父の死とニューアルバムでの覚悟】
福山さんはこのほど、オリジナルアルバムとしては6年8カ月ぶりとなる『AKIRA』をリリースしました。そのタイトルは亡きお父さまの名前。アルバムと同名の収録曲「AKIRA」には、デビュー以来テーマにしてきたという“死生観”が色濃く表現されています。そこに紡がれるのは、父から自身へとつながる、その命の連鎖への熱い想いです。
「17歳のときに父ががんで他界したんですが、そのときに起こった出来事、自分の心に刻まれた感情を歌にしようと、死生観を描くという作業はデビュー当時から着手してはいたんです。だけど、なかなかに難しいテーマですから、当時の僕自身の作曲技術や作詞の力では伝えたいことを描ききることができず、つくってはボツにしていました。でも、父親が他界した年齢に自分が近づいてきて、これはある種の締め切りだと自分自身で覚悟して。そこで父親の死に再度想いを巡らせ向き合いました」
家にいることは少なく、酒好きで、働いているところをあまり見なかった。けれど、地元長崎にスーパーカーショーのイベントが開催されたときには、息子を連れていってくれる、人を楽しませることが上手な“かっこいい父ちゃん”だった。
「フェラーリやランボルギーニを見て、『スーパーカー、乗りたか』と言ってたら、フェアレディZを友人から借りてきてくれて『ほら、ドライブ行こうや』と。子どもにとっては、小さな夢やちょっとした憧れをパパッと叶えてくれるかっこいい人でした」
その父を若くして失った悲しみや苦しみは、自らのソングライティング、表現そのもののベースになっているのだとも。
「父は相当に無念だったと思います。その父の“無念の向こう側”を僕が生きているのなら、『雅治が生まれてきてよかったな』と思ってもらいたい。その気持ちが自分の生き方や死生観につながっているんです。これまでも、自分の陽の部分で明るい歌を描きつつも、その死生観を土台にして楽曲を描き続けてきました」
福山さんが生み出す歌詞には、失敗や傷つくことをも含め、生きること全てを肯定してくれる懐の深さ、温かさを感じますが…。
「でもやはり、その向こうにあるのは言うなれば致死率100%という我々の人生です。人間は生まれたそのときから1分1秒、死に向かっている。17歳で父の闘病と他界を間近で見て、それからはその刹那を常に意識して生きてきたような気がします。ポップな歌でも、自分の死生観の表現をひと言でも加味することでより奥行きが生まれるし、伝えたかったテーマのより深い部分を補強することもできる」
生命の儚さを知るから、愛や希望の有難さ、生の輝きを描き出せる。最も深くパーソナルな心情こそ多くの人が共有できる普遍的な真実なのだと、福山さんの楽曲は気づかせてもくれます。
【ファンに支えられた30年。自分らしさと努力の軌跡】
「音楽活動30周年って、自分がよくやってきたというより、むしろファンの方たちの応援あってこその30周年だと。いま、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。育てていただいたし、活かしてもいただきました。僕は、作詞作曲を全部自分でできるようになったのは4枚目のアルバムからで、その前の3枚の間、技術や経験を積むまでの期間の猶予を、応援しながら与えてくれたのがファンの存在です。いまも応援してくれるから活動が続けられるし、新たなトライもできる。その挑戦がダメなら、『それは違うよ』と言ってもくれる。トライ&エラーを繰り返させてもらえるのはファンの方たちのおかげ。30周年はそのファンの皆さまへの感謝の年で、言うなれば内々のお祝いの年です」
ライブやラジオなどでファンとの交流を大切にしてきた福山さん。アルバム『AKIRA』の初回限定版には、リクエストから収録曲を決める『Slow Collection』という30周年記念のバラード作品集も企画されました。ファンだからこそ聴きたい名曲の数々が、ラインナップに連なっています。
「ファンの方たちの熱い気持ちが表れた投票結果でした。『家族になろうよ』といったメジャーな曲のなかで、『恋の中』のようなライブでしか歌ったことのない他アーティストへ楽曲提供した曲が上位になっていて。当初は投票結果を選曲の参考にする予定でしたが、ランキングを見て『いや、もうこの投票ランキングどおりじゃないとダメだ』と。おかげで未発表音源だった曲を弾き語りで再録する機会を得て、世の中に作品として誕生させることもできた。アルバム作品として幸せな着地ができたと思います」
「振り返れば福山さんの歌があった」という人は世に少なくないはずですが、多くの人々の想いを受け取る“スター”であることと、創作の根幹である“自分らしさ”とのバランスはどんなふうに?
「“スター”は(大泉)洋ちゃんの話が面白いからですよ(笑)。ただ、映画『マチネの終わりに』でご一緒した原作者の平野啓一郎さんの“分人”という考えに近いかもしれません。おそらく皆さんも、ひとりのとき、友だちや恋人、家族と一緒のとき、職場などにいるときの人格って、その場、その時で少しずつ違うと思うんです。状況で自分の人格を自動的に最適化している。僕も同じで、今回の撮影のようなポージングは日常ではしません(笑)。SNSネイティブ世代は公私の境界線があまりない傾向があると言われがちですが、僕なんかの世代だと本音と建前が当たり前にある。根っこは変わりませんが、枝葉は時々に使い分けていると思います」
楽曲の世界観を掘り下げる情熱と音楽づくりへのひたむきな努力、ファンへの愛情、自らへの客観視。福山さんがスターであり続ける理由、時代を切り拓く源が、垣間見えるようです。
✋热门推荐