#勇气信念决胜个站[超话]##beyooooonds[超话]#
【20210426清野桃桃姬ameba博客搬运】
#森ビヨ 昨日の続き 清野桃々姫
ひめみゅー
鈴木雅之さん
「違う、そうじゃない」
ふふ、、、、、、
そうじゃないよーってことがあった時いつも歌っちゃうよね、、、、
BEYOOOOONDS 清野桃々姫
プレイリスト連載
「ひめぷれ」
4月「春の陽気にお散歩しながら聴きたい曲」
BEYOOOOONDS 清野桃々姫プレイリスト連載「ひめぷれ」 4月は「春の陽気にお散歩しながら聴きたい曲」BEYOOOOONDS 清野桃々姫によるプレイリスト連載「ひめぷれ」。ブログで毎回目覚まし音として洋邦問わず様々な楽曲を紹介するなど、グループ内でも音楽好きとして知られる清野。同連載では、そんな清野に毎月あるテーマに沿ったプレイリストを紹介してもらう。4月は「春の陽気にお散歩しながら聴きたい曲」をテー…realsound.jp
(ひめみゅー:今日聴いた曲)
(ひめぷれ:プレイリスト連載)
昨日は個人的な思いだったり、
もちろんビヨのこと書いたけど、
他の子のこととか全体のこともかきたいから書きます。
本当は配信始まったらとかにしようかなって思ったけど、早めに抜け出してしまった方が逆に俯瞰して見れそうだから!!!そういう事にしときます!
あっ、でも他の子のこと今書き終わったんですけど、めっちゃ長くなったので今日はメンバーのことだけになります笑笑
見てない方、分からないところ多くてごめんね、、、
配信是非!!!!
ショーコとしてと、清野としてどっちもあるとおもう笑
まあまあネタバレあるから飛ばしていいからねー
ユッコの岡村美波ちゃん
みいみはユッコちゃんで、ショーコとユッコで1年生を演じました☺️2人ツイン系の役ってすごく楽しみだったの!稽古中から、すごい沢山「こうだと思う」「ここはこうしたい」って超2人で言い合って、でも毎回気持ちを新しくできました。特に2人の掛け合いのところは本当に楽しかった!!衣装一緒に作れて嬉しかった!楽しい時間もしんどい時間もショーユちゃん一緒だったよね✨2年になったらもっと丈夫で綺麗で素敵な衣装作ろうね!!!ありがとユッコ。
ネネ先輩の小林萌花ちゃん
ネネ先輩は、ショーコユッコからしてもすごくお話ししやすい存在だったし、 ネネ先輩のピアノの演奏も、綺麗な歌声も、ポジティブなところも、すごく憧れの先輩でした!前髪いつも綺麗で尊敬してました!!
清野桃々姫からしたら、、もう最高に好きだったねねち稽古から見るたびねねちねねち言ってた。シュシュ最後に、きよのももひめにくれた
タマエさんの高瀬くるみちゃん
ほんっとに劇部に入って最初のころから、すごい明るく話しかけてきてくださって、、、、、、、、
でも!世話の焼ける先輩でしたっ笑
タマエさんのおかげですぐ先輩たちと馴染めました☺️優しくしてくれてありがとうございました
ももひめとしては、まじで笑いにもっていくのが超自然でめっっちゃ頼ってました〜!!
カナエさんの里吉うたのちゃん
カナエさんは親身になって一年のお話聞いてくれる先輩ルーズソックス、すっごい似合ってて、おしゃれ番長な先輩ってかんじがしました2年生になったらあんなにオシャレになれるのかなぁ〜
ももひめとしてすごく言いたいのだけど、、
どんどんお歌がすごく魅力的になっていくのを間近で聴けて嬉しかったんです、、。!何様だよーって感じだけど、ほんとにどんどん上手くなっていって安定感がめちゃめちゃ増して、昨日やっとそれを伝えられたんだ〜すごく不安そうにしてたのを見たんだけど、全然、もっと自信持って欲しいなぁって思いました真っ直ぐで可愛くてふわふわに包まれる歌声がすっごい好きだよ〜
ノゾミさんの山﨑夢羽ちゃん
ノゾミさん、、ちょっと最初は怖かったんですけど、だんだん優しい一面も見られて、、使ってるリップとかコスメ教えてもらいました!!(マジで!)ノゾミさんの口癖とか真似してたら、ショーコもギャルくなれるのかなぁって☺️密かに憧れていました❤️笑
ももひめは、、、もしこのお話で他の役何がいいーって言われたら絶対にノゾちゃん!!ホントに上手だねはねっち、、、すごいや。。。ほんとに!!
せーの「足引っ張ってんだよ」これお決まりフレーズね笑笑
浜田先輩の一岡伶奈ちゃん
浜田先輩!一年はちょっと、ナルシなところが、、入りたてのときは引いちゃう時もあったけど、ショーコ的にはなんとなくロン毛の先輩とか、ロン毛のお兄さんにちょっと憧れがあったから、なんか、すごい目でおっちゃってましたカラボスの衣装着こなしてくださって嬉しかったです☺️あれが1番時間かかりましたよ〜ネネ先輩との関係気になる、、ユッコとよく噂してましたよ、、、、笑
清野としては、、なんか、すっごい好きだった!本当にかっこいいお兄さんに見えた。。苦戦していたのを見ていたけど全然そんなの分からないくらい、どんどんカッコいい浜田先輩がみれてマジでギュンってなっちゃいましたほんとよ!かっこいいかわちい
部長の江口紗耶ちゃん
部長、、、!部長に褒められるのがホントにホントに嬉しくて、衣装作るモチベーションになってました上手にできたね〜って言ってくれるたびにグータッチしてくれて、ちょっとキュンしてました王様の役、すっごく似合ってました!!!
ももひめまじで山上好きだったのよ笑笑
声太くて、低く出せるのがホントにすごい、、、振り幅、、、すき、、、、、、、、
おおおおおぉーぅ何と美しいこーだっ
「ねねもっかい」
すきだよ。。。
ほんとに恋しそうだった普通に。
まじで頑張ってたねお疲れえ
夢子先輩のの西田汐里ちゃん
すごく親身になって話しかけてくださってありがとうございます!!夢子先輩がいてくれてよかったです、、、。。。ほんとに、、一年は夢子先輩に救われてます!!なんかもっと夢子先輩に会うことあるはずなんですけど、かしこまると出てこないですそのくらい近くにいてくださる!いつもいつも、ありがとうございます
ももひめとしては夢子まじですこだよ。。。髪サラサラだしお花の匂いしそうだしお弁当の卵焼き絶対しっかり黄色いしあんな女の子いたら大好きになっちゃうよ、、。みんな夢子の取り合いだよ、、、。いつもおショーユが好きって言ってくれてありがと
ツムギさんの前田こころちゃん
ツムギさん!!ツムギさんはどんな衣装でも映えそーだから、今回は網タイツ履かせてしまいましたツムギさんは白いジュースが好きなんだよー!!「好きなんですかー?」ってきいたら「ぼっ、僕、これ大好きなんだ!っ」て答えてくれましたツムギさんの真っ直ぐなところがだいすきです!!!
ももひめとしては、ツムツムマジですこなんだよー、、、なんか、何でピュアな男のこなんだと思った、、、。。なんだよーーー、、、、好きすぎる、、、まじで、、困ってる顔とか怒られてる顔とかをはたから見てたい、、、。そんな子です、、。かわいい
ヒマリの島倉りかちゃん
ももひめとして!
ひまたむ!!(って呼んでた!)
えらいね。すごいよ。えらいよ。
一昨日、「ラストに永遠になればいいなー歌おう」って決まった時に、泣いて「申し訳ないよー」って言ってたのがホントに印象的なのよね、、、
すごい大変な中ホントに頑張ってたし、ほんとにほんとに「ヒマリ」だったよ。。強くて優しくて、、ヒマリすきだよー、、、、
BEYOOOOONDSはりかがいてこそ輝くものなんだよーなぁーー親友ーー
平井美葉ちゃん
ヒカルさん!!!!ヒカルさん!ヒカルさんはすごく大好きな先輩なんだ〜
にっこり優しい笑顔で一年生を見守ってくれてましたヒカルさんが紡いでいくあたたかい言葉がすごく好きです!!!一生残るものになるんだろうな〜
ももひめとしては、ねえ、、、好きだよ。まず第一にかっこいい。。そして、すごすぎる。本番終わってももひめにもどってももひめとしてヒカルを見るたびに涙が止まりませんでした。すごいな。。
あと、カーテンコール後の残った車椅子。
はぁ
あとさ、、、言いたいのは、、、、
ねえ、、みよちゃんあなた声ちいちゃくて「たこやきぃ」の女の子だったよね、、、!?!?!ねえ!?!そうだよね?!?あの場所にはそのみよはいませんでした。。それはほんっとに「みよ」じゃなくて、マジに「ヒカル」って人物だったし、みよがどれだけ「ヒカル」を研究して愛してるか、、すごくわかりました。素敵だよ〜っていつもいってた。。
お喉ゆっくり休めるのよ〜
おわり、、、、、
昨日みんなのブログ読んですごく幸せな気持ちになりました。
そして
昨日の小林萌花ちゃんのブログ読んでぴゃぁってなったんですけど、、よんでみてね、、、
通りで浜田先輩、率先してオレンジジュース取るなぁって思ってたんよ、
昨日のねねちブログで知ったわ、、、、
うわぁ、、、、、
すき、、、、
すごいありきたりなことしか言えなくなるのだけど
幸せです。
ばいちゃ
【20210426清野桃桃姬ameba博客搬运】
#森ビヨ 昨日の続き 清野桃々姫
ひめみゅー
鈴木雅之さん
「違う、そうじゃない」
ふふ、、、、、、
そうじゃないよーってことがあった時いつも歌っちゃうよね、、、、
BEYOOOOONDS 清野桃々姫
プレイリスト連載
「ひめぷれ」
4月「春の陽気にお散歩しながら聴きたい曲」
BEYOOOOONDS 清野桃々姫プレイリスト連載「ひめぷれ」 4月は「春の陽気にお散歩しながら聴きたい曲」BEYOOOOONDS 清野桃々姫によるプレイリスト連載「ひめぷれ」。ブログで毎回目覚まし音として洋邦問わず様々な楽曲を紹介するなど、グループ内でも音楽好きとして知られる清野。同連載では、そんな清野に毎月あるテーマに沿ったプレイリストを紹介してもらう。4月は「春の陽気にお散歩しながら聴きたい曲」をテー…realsound.jp
(ひめみゅー:今日聴いた曲)
(ひめぷれ:プレイリスト連載)
昨日は個人的な思いだったり、
もちろんビヨのこと書いたけど、
他の子のこととか全体のこともかきたいから書きます。
本当は配信始まったらとかにしようかなって思ったけど、早めに抜け出してしまった方が逆に俯瞰して見れそうだから!!!そういう事にしときます!
あっ、でも他の子のこと今書き終わったんですけど、めっちゃ長くなったので今日はメンバーのことだけになります笑笑
見てない方、分からないところ多くてごめんね、、、
配信是非!!!!
ショーコとしてと、清野としてどっちもあるとおもう笑
まあまあネタバレあるから飛ばしていいからねー
ユッコの岡村美波ちゃん
みいみはユッコちゃんで、ショーコとユッコで1年生を演じました☺️2人ツイン系の役ってすごく楽しみだったの!稽古中から、すごい沢山「こうだと思う」「ここはこうしたい」って超2人で言い合って、でも毎回気持ちを新しくできました。特に2人の掛け合いのところは本当に楽しかった!!衣装一緒に作れて嬉しかった!楽しい時間もしんどい時間もショーユちゃん一緒だったよね✨2年になったらもっと丈夫で綺麗で素敵な衣装作ろうね!!!ありがとユッコ。
ネネ先輩の小林萌花ちゃん
ネネ先輩は、ショーコユッコからしてもすごくお話ししやすい存在だったし、 ネネ先輩のピアノの演奏も、綺麗な歌声も、ポジティブなところも、すごく憧れの先輩でした!前髪いつも綺麗で尊敬してました!!
清野桃々姫からしたら、、もう最高に好きだったねねち稽古から見るたびねねちねねち言ってた。シュシュ最後に、きよのももひめにくれた
タマエさんの高瀬くるみちゃん
ほんっとに劇部に入って最初のころから、すごい明るく話しかけてきてくださって、、、、、、、、
でも!世話の焼ける先輩でしたっ笑
タマエさんのおかげですぐ先輩たちと馴染めました☺️優しくしてくれてありがとうございました
ももひめとしては、まじで笑いにもっていくのが超自然でめっっちゃ頼ってました〜!!
カナエさんの里吉うたのちゃん
カナエさんは親身になって一年のお話聞いてくれる先輩ルーズソックス、すっごい似合ってて、おしゃれ番長な先輩ってかんじがしました2年生になったらあんなにオシャレになれるのかなぁ〜
ももひめとしてすごく言いたいのだけど、、
どんどんお歌がすごく魅力的になっていくのを間近で聴けて嬉しかったんです、、。!何様だよーって感じだけど、ほんとにどんどん上手くなっていって安定感がめちゃめちゃ増して、昨日やっとそれを伝えられたんだ〜すごく不安そうにしてたのを見たんだけど、全然、もっと自信持って欲しいなぁって思いました真っ直ぐで可愛くてふわふわに包まれる歌声がすっごい好きだよ〜
ノゾミさんの山﨑夢羽ちゃん
ノゾミさん、、ちょっと最初は怖かったんですけど、だんだん優しい一面も見られて、、使ってるリップとかコスメ教えてもらいました!!(マジで!)ノゾミさんの口癖とか真似してたら、ショーコもギャルくなれるのかなぁって☺️密かに憧れていました❤️笑
ももひめは、、、もしこのお話で他の役何がいいーって言われたら絶対にノゾちゃん!!ホントに上手だねはねっち、、、すごいや。。。ほんとに!!
せーの「足引っ張ってんだよ」これお決まりフレーズね笑笑
浜田先輩の一岡伶奈ちゃん
浜田先輩!一年はちょっと、ナルシなところが、、入りたてのときは引いちゃう時もあったけど、ショーコ的にはなんとなくロン毛の先輩とか、ロン毛のお兄さんにちょっと憧れがあったから、なんか、すごい目でおっちゃってましたカラボスの衣装着こなしてくださって嬉しかったです☺️あれが1番時間かかりましたよ〜ネネ先輩との関係気になる、、ユッコとよく噂してましたよ、、、、笑
清野としては、、なんか、すっごい好きだった!本当にかっこいいお兄さんに見えた。。苦戦していたのを見ていたけど全然そんなの分からないくらい、どんどんカッコいい浜田先輩がみれてマジでギュンってなっちゃいましたほんとよ!かっこいいかわちい
部長の江口紗耶ちゃん
部長、、、!部長に褒められるのがホントにホントに嬉しくて、衣装作るモチベーションになってました上手にできたね〜って言ってくれるたびにグータッチしてくれて、ちょっとキュンしてました王様の役、すっごく似合ってました!!!
ももひめまじで山上好きだったのよ笑笑
声太くて、低く出せるのがホントにすごい、、、振り幅、、、すき、、、、、、、、
おおおおおぉーぅ何と美しいこーだっ
「ねねもっかい」
すきだよ。。。
ほんとに恋しそうだった普通に。
まじで頑張ってたねお疲れえ
夢子先輩のの西田汐里ちゃん
すごく親身になって話しかけてくださってありがとうございます!!夢子先輩がいてくれてよかったです、、、。。。ほんとに、、一年は夢子先輩に救われてます!!なんかもっと夢子先輩に会うことあるはずなんですけど、かしこまると出てこないですそのくらい近くにいてくださる!いつもいつも、ありがとうございます
ももひめとしては夢子まじですこだよ。。。髪サラサラだしお花の匂いしそうだしお弁当の卵焼き絶対しっかり黄色いしあんな女の子いたら大好きになっちゃうよ、、。みんな夢子の取り合いだよ、、、。いつもおショーユが好きって言ってくれてありがと
ツムギさんの前田こころちゃん
ツムギさん!!ツムギさんはどんな衣装でも映えそーだから、今回は網タイツ履かせてしまいましたツムギさんは白いジュースが好きなんだよー!!「好きなんですかー?」ってきいたら「ぼっ、僕、これ大好きなんだ!っ」て答えてくれましたツムギさんの真っ直ぐなところがだいすきです!!!
ももひめとしては、ツムツムマジですこなんだよー、、、なんか、何でピュアな男のこなんだと思った、、、。。なんだよーーー、、、、好きすぎる、、、まじで、、困ってる顔とか怒られてる顔とかをはたから見てたい、、、。そんな子です、、。かわいい
ヒマリの島倉りかちゃん
ももひめとして!
ひまたむ!!(って呼んでた!)
えらいね。すごいよ。えらいよ。
一昨日、「ラストに永遠になればいいなー歌おう」って決まった時に、泣いて「申し訳ないよー」って言ってたのがホントに印象的なのよね、、、
すごい大変な中ホントに頑張ってたし、ほんとにほんとに「ヒマリ」だったよ。。強くて優しくて、、ヒマリすきだよー、、、、
BEYOOOOONDSはりかがいてこそ輝くものなんだよーなぁーー親友ーー
平井美葉ちゃん
ヒカルさん!!!!ヒカルさん!ヒカルさんはすごく大好きな先輩なんだ〜
にっこり優しい笑顔で一年生を見守ってくれてましたヒカルさんが紡いでいくあたたかい言葉がすごく好きです!!!一生残るものになるんだろうな〜
ももひめとしては、ねえ、、、好きだよ。まず第一にかっこいい。。そして、すごすぎる。本番終わってももひめにもどってももひめとしてヒカルを見るたびに涙が止まりませんでした。すごいな。。
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はぁ
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お喉ゆっくり休めるのよ〜
おわり、、、、、
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そして
昨日の小林萌花ちゃんのブログ読んでぴゃぁってなったんですけど、、よんでみてね、、、
通りで浜田先輩、率先してオレンジジュース取るなぁって思ってたんよ、
昨日のねねちブログで知ったわ、、、、
うわぁ、、、、、
すき、、、、
すごいありきたりなことしか言えなくなるのだけど
幸せです。
ばいちゃ
【WEB】20210429 Real Sound interview
#中川大志#、10代から現在までを振り返る 主演作『#FUNNYBUNNY#』は「現時点での集大成」
映画『FUNNY BUNNY』が4月29日より全国の劇場で公開、auスマートパスプレミアムにて配信される。『ステップ』『虹色デイズ』『荒川アンダー ザ ブリッジ』などの飯塚健監督が手がけ、のちに監督自らの手によって小説化もされた、2012年上演の同名舞台を映画化した。
リアルサウンド映画部では、自称小説家の主人公・剣持聡を演じた主演の中川大志にインタビュー。これまで多くの作品でタッグを組んできた飯塚監督と出会った当時を振り返りながら、「これまでの集大成」と語る本作での挑戦と自信を明かしてくれた。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画&コメント動画あり】
「映画は自分が死んだ後も一生残っていくもの」
ーー本作で中川さんが演じた剣持は、今までの中川さんのイメージにはないワイルドなキャラクターです。
中川大志(以下、中川):そうですね。かなりエネルギーを使うキャラクターでもあったので、終わった後は本当に抜け殻状態でした。とにかく、疲れる役でした(笑)。だけど、それだけ剣持を演じきったことに達成感がありますし、完成したものを観たときに飯塚監督の世界観が詰まった、すごくかっこいい映画だと純粋に感じられたことが何より嬉しいです。いろいろなメッセージが込められている作品ですが、純粋にエンタメとしても楽しめると思います。自信を持って「観てほしい」と言える映画です。
ーー役作りはどのように進めましたか?
中川:まず、原作に出会ったのが何年も前のことなんです。飯塚監督と初めて出会ってちょっとしたくらいの頃にふと渡されたんです。そのときは映画化の話は全くなかったし、まさか僕が剣持を演じるなんて思いもせずに読んでいました。読み進める中で、剣持にはこうあってほしいという自分の中での“剣持像”が勝手に出来上がっていたことが、演じる上でプレッシャーにはなりましたね。自分にない要素が多いキャラクターでもありますし。ただ、そういう部分を実際にいそうな人物として落とし込む必要がありました。日常生活のちょっとした所作も心がけて、時間をかけて作っていきました。
ーー見方を変えれば、悪役とも取れるキャラクターですよね。
中川:そうですね。一方で、人や物事に命をかけてぶつかっていける勇気と、そんな状況でも楽しめるユーモアもある。そういう剣持独自の思想やキャラクターに説得力を持たせられなかったら、この映画は成り立たないと思うんです。お客さんが剣持についてこれないと“ただの痛いやつ”になってしまう。そこは、自分の中でも大事にしていたことです。どうやったら剣持の言葉に重みを出せるのか考えたときに、やっぱり剣持が背負っている過去や痛みのようなものを自分も背負わないといけないと気づきました。自分が痛みを分かっているからこそ人の痛みに寄り添えるし、過酷な現実を見ているからこそ、手を差し伸べるだけが優しさじゃないということも分かっている。そんな剣持が背負っているものと同じぐらいの痛みが自分にはあるのかを考えて、自分の過去の実体験や記憶を堀り返して演じました。
ーーそれは辛い作業でもありますよね。
中川:辛いです。あまり思い出したくない(笑)。普段は考えたくないことにも向き合わないといけないですし。ただ、それを乗り越えられないとこの映画が完成しないと分かっていたので、やり切りましたね。映画は自分が死んだ後も一生残っていくものだから、そのことを考えたら、撮影の間だけでも一生懸命自分の痛みに向き合うことは、決しておかしなことではないと思いますし。「痛いのは一瞬だけだから」と思っていました。すごく難しいことにチャレンジしなきゃいけないという覚悟は、映画のお話をいただいた段階からしていましたね。
「今の自分ができるだけのことはやった」
ーー作品のテイストも、ほかの作品と少し異なっていて、どこか戯曲・ミュージカルのような印象も受けました。
中川:そういった感想をいただくことは多いんですよね。でも、僕らとしては、現場で演じていたときはそういう感覚はあまりなくて。監督ともそのことについて話していて気づいたことなのですが、図書館という最初の舞台設定が大きいかもしれないです。足音だったり、本のページをめくる音だったり、一つ一つがよく響く場所だから、お客さんが没入しやすいのかもしれない。
ーー確かに同じシチュエーションでの撮影がほとんどです。
中川:毎晩図書館に行っていましたから(笑)。宮城県にあるのですが、撮影でお借りした図書館が本当に素敵だったんですよ。実際の日中の営業が終わったあとに、スタッフさんたちが撮影の準備をして、朝まで撮影したら、僕らは昼に寝て、また夜から撮影するというルーティンでしたね。「早くここから脱出したい」と思ったこともあったんですが(笑)、その疲労感もある意味演技に反映されてリアリティが増したかもしれないです。順撮りで進行していたから、僕らも役に入り込みやすい環境でした。
ーー本作では、岡山天音さん演じる漆原聡とはバディのような関係です。
中川:漆原が天音くんでよかったと心から思っています。図書館での最後のシーンは、リハーサルを何回もしたりせずに、本番までエネルギーを温存して2人で演じました。あの場面は『FUNNY BUNNY』の象徴的なシーンだと思いますし、自分もすごく思い入れがあります。
ーー本作を観たあとにどんな気持ちで観客の方々に劇場を後にしてほしいですか?
中川:剣持は「世界を救うのは想像力なんだよ」と言っていますが、今の時代だからこそより重く響くメッセージに感じます。調べればなんでも出てきて、顔を見ずにやり取りする機会もいっぱいあると思うんですよ。そういうたくさんの情報が溢れかえっている中にいることで、全てを分かった気になってしまうのってやっぱり怖いことですよね。今、目の前にあるものを疑ったり、自分が発した言葉が他の人にとってどんな意味を持つのか、別の角度から見てみたりするのがすごく大事だと思いますし、この映画がそういうきっかけになれたら嬉しいですね。
ーー中川さんは、飯塚監督とはこれまでも『全員、片思い』や『虹色デイズ』など多くの作品でタッグを組んできました。飯塚監督と出会った当時から今までの道のりをどのように振り返りますか?
中川:飯塚さんと初めて出会ったのはドラマのオーディションのときで、自分は何十人何百人といる中の1人だったんです。第一印象は「めちゃくちゃ怖そう」なんですが(笑)、今では一番一緒にお仕事をしている監督です。これだけお仕事できるということはもちろん嬉しいことですが、回が重なるほどにプレッシャーにもなります。やっぱりその都度、自分の成長を見せたいですし。そんな中で、この『FUNNY BUNNY』は現時点での集大成だと思っています。今までの飯塚さんとの関係性がなかったらたぶんできなかったことだとも感じます。これだけ濃厚な作品なのですが、飯塚さんとは現場では役や演技に関しては、ほとんど話していないんですよ。それだけ同じ“剣持像”や作品のテーマを共有できているという感覚が自分にはありましたし、飯塚さんもそうだったのかもしれません。10代から20代になった今の自分ができるだけのことはやったという達成感が今はあります。だから、この先はこれを超えるものを生み出し続けないといけないということなので、僕ももっといろんな現場を経験して大きくなって、また監督と映画を作りたいですね。
https://t.cn/A6cEiJeE
▼中川大志 チェキプレゼント▼
中川大志のチェキを2名様にプレゼント。応募要項は以下のとおり。
【応募方法】
リアルサウンド映画部の公式Twitterをフォロー&該当ツイートをRTいただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、リアルサウンド映画部の公式TwitterアカウントよりDMをお送りさせていただきます。
※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※複数のお申し込みが発覚した場合、ご応募は無効とさせていただく場合がございます。
※営利目的の転売は固くお断りいたします。発見した場合は然るべき対応をとらせていただきます。
<リアルサウンド映画部 公式Twitter>
https://t.cn/AirGjLBh
<応募締切>
5月12日(水)
#中川大志#、10代から現在までを振り返る 主演作『#FUNNYBUNNY#』は「現時点での集大成」
映画『FUNNY BUNNY』が4月29日より全国の劇場で公開、auスマートパスプレミアムにて配信される。『ステップ』『虹色デイズ』『荒川アンダー ザ ブリッジ』などの飯塚健監督が手がけ、のちに監督自らの手によって小説化もされた、2012年上演の同名舞台を映画化した。
リアルサウンド映画部では、自称小説家の主人公・剣持聡を演じた主演の中川大志にインタビュー。これまで多くの作品でタッグを組んできた飯塚監督と出会った当時を振り返りながら、「これまでの集大成」と語る本作での挑戦と自信を明かしてくれた。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画&コメント動画あり】
「映画は自分が死んだ後も一生残っていくもの」
ーー本作で中川さんが演じた剣持は、今までの中川さんのイメージにはないワイルドなキャラクターです。
中川大志(以下、中川):そうですね。かなりエネルギーを使うキャラクターでもあったので、終わった後は本当に抜け殻状態でした。とにかく、疲れる役でした(笑)。だけど、それだけ剣持を演じきったことに達成感がありますし、完成したものを観たときに飯塚監督の世界観が詰まった、すごくかっこいい映画だと純粋に感じられたことが何より嬉しいです。いろいろなメッセージが込められている作品ですが、純粋にエンタメとしても楽しめると思います。自信を持って「観てほしい」と言える映画です。
ーー役作りはどのように進めましたか?
中川:まず、原作に出会ったのが何年も前のことなんです。飯塚監督と初めて出会ってちょっとしたくらいの頃にふと渡されたんです。そのときは映画化の話は全くなかったし、まさか僕が剣持を演じるなんて思いもせずに読んでいました。読み進める中で、剣持にはこうあってほしいという自分の中での“剣持像”が勝手に出来上がっていたことが、演じる上でプレッシャーにはなりましたね。自分にない要素が多いキャラクターでもありますし。ただ、そういう部分を実際にいそうな人物として落とし込む必要がありました。日常生活のちょっとした所作も心がけて、時間をかけて作っていきました。
ーー見方を変えれば、悪役とも取れるキャラクターですよね。
中川:そうですね。一方で、人や物事に命をかけてぶつかっていける勇気と、そんな状況でも楽しめるユーモアもある。そういう剣持独自の思想やキャラクターに説得力を持たせられなかったら、この映画は成り立たないと思うんです。お客さんが剣持についてこれないと“ただの痛いやつ”になってしまう。そこは、自分の中でも大事にしていたことです。どうやったら剣持の言葉に重みを出せるのか考えたときに、やっぱり剣持が背負っている過去や痛みのようなものを自分も背負わないといけないと気づきました。自分が痛みを分かっているからこそ人の痛みに寄り添えるし、過酷な現実を見ているからこそ、手を差し伸べるだけが優しさじゃないということも分かっている。そんな剣持が背負っているものと同じぐらいの痛みが自分にはあるのかを考えて、自分の過去の実体験や記憶を堀り返して演じました。
ーーそれは辛い作業でもありますよね。
中川:辛いです。あまり思い出したくない(笑)。普段は考えたくないことにも向き合わないといけないですし。ただ、それを乗り越えられないとこの映画が完成しないと分かっていたので、やり切りましたね。映画は自分が死んだ後も一生残っていくものだから、そのことを考えたら、撮影の間だけでも一生懸命自分の痛みに向き合うことは、決しておかしなことではないと思いますし。「痛いのは一瞬だけだから」と思っていました。すごく難しいことにチャレンジしなきゃいけないという覚悟は、映画のお話をいただいた段階からしていましたね。
「今の自分ができるだけのことはやった」
ーー作品のテイストも、ほかの作品と少し異なっていて、どこか戯曲・ミュージカルのような印象も受けました。
中川:そういった感想をいただくことは多いんですよね。でも、僕らとしては、現場で演じていたときはそういう感覚はあまりなくて。監督ともそのことについて話していて気づいたことなのですが、図書館という最初の舞台設定が大きいかもしれないです。足音だったり、本のページをめくる音だったり、一つ一つがよく響く場所だから、お客さんが没入しやすいのかもしれない。
ーー確かに同じシチュエーションでの撮影がほとんどです。
中川:毎晩図書館に行っていましたから(笑)。宮城県にあるのですが、撮影でお借りした図書館が本当に素敵だったんですよ。実際の日中の営業が終わったあとに、スタッフさんたちが撮影の準備をして、朝まで撮影したら、僕らは昼に寝て、また夜から撮影するというルーティンでしたね。「早くここから脱出したい」と思ったこともあったんですが(笑)、その疲労感もある意味演技に反映されてリアリティが増したかもしれないです。順撮りで進行していたから、僕らも役に入り込みやすい環境でした。
ーー本作では、岡山天音さん演じる漆原聡とはバディのような関係です。
中川:漆原が天音くんでよかったと心から思っています。図書館での最後のシーンは、リハーサルを何回もしたりせずに、本番までエネルギーを温存して2人で演じました。あの場面は『FUNNY BUNNY』の象徴的なシーンだと思いますし、自分もすごく思い入れがあります。
ーー本作を観たあとにどんな気持ちで観客の方々に劇場を後にしてほしいですか?
中川:剣持は「世界を救うのは想像力なんだよ」と言っていますが、今の時代だからこそより重く響くメッセージに感じます。調べればなんでも出てきて、顔を見ずにやり取りする機会もいっぱいあると思うんですよ。そういうたくさんの情報が溢れかえっている中にいることで、全てを分かった気になってしまうのってやっぱり怖いことですよね。今、目の前にあるものを疑ったり、自分が発した言葉が他の人にとってどんな意味を持つのか、別の角度から見てみたりするのがすごく大事だと思いますし、この映画がそういうきっかけになれたら嬉しいですね。
ーー中川さんは、飯塚監督とはこれまでも『全員、片思い』や『虹色デイズ』など多くの作品でタッグを組んできました。飯塚監督と出会った当時から今までの道のりをどのように振り返りますか?
中川:飯塚さんと初めて出会ったのはドラマのオーディションのときで、自分は何十人何百人といる中の1人だったんです。第一印象は「めちゃくちゃ怖そう」なんですが(笑)、今では一番一緒にお仕事をしている監督です。これだけお仕事できるということはもちろん嬉しいことですが、回が重なるほどにプレッシャーにもなります。やっぱりその都度、自分の成長を見せたいですし。そんな中で、この『FUNNY BUNNY』は現時点での集大成だと思っています。今までの飯塚さんとの関係性がなかったらたぶんできなかったことだとも感じます。これだけ濃厚な作品なのですが、飯塚さんとは現場では役や演技に関しては、ほとんど話していないんですよ。それだけ同じ“剣持像”や作品のテーマを共有できているという感覚が自分にはありましたし、飯塚さんもそうだったのかもしれません。10代から20代になった今の自分ができるだけのことはやったという達成感が今はあります。だから、この先はこれを超えるものを生み出し続けないといけないということなので、僕ももっといろんな現場を経験して大きくなって、また監督と映画を作りたいですね。
https://t.cn/A6cEiJeE
▼中川大志 チェキプレゼント▼
中川大志のチェキを2名様にプレゼント。応募要項は以下のとおり。
【応募方法】
リアルサウンド映画部の公式Twitterをフォロー&該当ツイートをRTいただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、リアルサウンド映画部の公式TwitterアカウントよりDMをお送りさせていただきます。
※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※複数のお申し込みが発覚した場合、ご応募は無効とさせていただく場合がございます。
※営利目的の転売は固くお断りいたします。発見した場合は然るべき対応をとらせていただきます。
<リアルサウンド映画部 公式Twitter>
https://t.cn/AirGjLBh
<応募締切>
5月12日(水)
ぴあweb:
高杉真宙が貫く役者の心得「僕自身は目立たなくてもいい」
21/4/10(土) 12:00
求められたのは、その場で出し切る力だった
スクリーンの中でくるくると変わる表情。目を丸めて驚いたり。困ったようにオドオドしたり。映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら』で高杉真宙が見せる顔は、感情豊かで、ちょっと頼りなくて、一言で言うと“ヘタレ”キャラ。そう感想を伝えると、本人も笑って全面同意する。
「実際の僕も完全な“ヘタレ”なので。そこは僕自身が出ているのかもしれません(笑)」
なぜなら、映画で演じたのは、高杉真宙本人役。2017年のスタート以来、多くのファンを獲得してきた『バイプレイヤーズ』シリーズ。人気の秘密は、田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一ら名脇役たちが本人役として登場するという、リアルとフェイクが入り混じった世界観。高杉真宙も、先日最終回を迎えたシーズン3に続き、映画版でも奮闘している。
「ドラマのときは、ストーリー上の明確な目的があって、そのためのキャラクターとしていたので、本人役といってもそんなに高杉真宙っぽさを意識はしていなかったんですけど、映画は素の僕に近いところがあった気がします。喋り方なんてまんま僕ですし」
本人役ではあるけれど、本人そのものではもちろんない。虚実皮膜の楽しさは、観る側だけでなく、演じる側にもある。
「他の作品と比べても、つくり込む感覚は薄いと思います。事前に用意していくというより、その場で出たものを受け取って、それを返していくという感覚の方が近かったですね。その中で、この場面では何を伝えたいかとか、フィクションとしてどう見せたいかを考えたり。要は、そのバランスですよね。どれくらい役と本当の高杉真宙のブレンドをするかという作業でした」
今までとは違う筋肉が求められる現場でした
映画では、田口、松重、光石、遠藤という“元祖バイプレイヤーズ”をはじめ、勝村政信や渡辺いっけいら日本を代表する名脇役たちが名を連ねている。飄々とした味を醸しつつ、ギアが入ると一気にパワフルになるベテラン陣の演技は、24歳の高杉真宙にも大きな刺激を与えた。
「先輩方がかなり思い切りやられているんですよね。それを見て、自分ももっとやらなきゃなと思ったし、監督からも『負けないで』と言われていたので、出来るだけガツガツ行こうという気持ちでした。先輩方の一生懸命で楽しそうな姿が『バイプレイヤーズ』の魅力。あのパワーに対応しようと思ったら、僕も持っているものを出し切るしかない。そういう爆発力が大事な現場でした」
普段の高杉真宙は、どちらかと言うと内気でシャイ。生来の真面目さも手伝って、芝居の際はとにかくしっかり準備して臨むことが信条だったという。
「準備をしている時間も好きなんですよ。家でこんなふうにやろう、あんなふうにやろうって役のことを考えている時間が、いちばん好きだったりします」
そんな思考型の高杉にとって、瞬発力が求められる『バイプレイヤーズ』は、今までと違う筋肉が求められる現場だった。
「『バイプレイヤーズ』の撮影を終えて次の現場に行ったとき、言われたんですよ、『準備というより、反射で話すようになったね』って。何度かご一緒したことのある方たちだったので気づいたんだと思いますが。おかげで準備型に戻すのが大変でした(笑)。しっかり準備する方法も、その場の反射でやる方法も、役者ならどっちも必要。でも僕はその両方を同時に持っておくのが苦手で。融通が利かないというか、どっちかにしか偏れないんですよね。だから、もっと柔軟力がほしい。柔軟力は、この仕事を始めてからずっと課題です」
ラジオとコントで笑いの勉強をしています
映画づくりに邁進する俳優たちの舞台裏をコミカルに描いた本作。近年は『前田建設ファンタジー営業部』などコメディ作品でも活躍が光るが、本人曰く「コメディはめちゃくちゃ苦手」なんだとか。
「コメディを演じるには、台詞の間とかテンポとか言い方とかいろいろあって、その上で重要になってくるのが発想力。僕はこの発想力が壊滅的にダメで(笑)。発想力がすごい方ってたくさんいらっしゃいますけど、見てると羨ましくて羨ましくて。僕が準備型なのも、その場で面白いことを思いつくのが絶望的に無理だからというのがあるんですけど」 目下、笑いのセンスを磨くべく勉強中。最近はお笑い芸人のトークやコントを教材にしている。
「もともと会話が苦手なんです。みんな何で会話のやり方を学んでいるんだろうと考えていたら、そうだ、僕、トーク番組というものをほとんど観たことがなかったなということに気づいて。そこからラジオをよく聴くようになりました。よく聴いているのは、バナナマンさんとかハライチさんとか。あとはコントからも笑いを学べるかなと思って、コントも見ています。中でも大好きなのが、うしろシティさん。あの意地悪な感じがいいですよね。東京03さんも好きです」
自分の伝えたい思いとリンクする作品に挑戦したい
自分のできないことや弱点を見つめつつ、成長のための積み重ねを決して怠らない。その真摯な姿勢が実を結んだのだろうか。ここ数年の高杉真宙には、何か覚醒したような面白さがある。
人目を引く端正な顔立ちから、多くの恋愛映画や青春映画で重宝される一方、舞台『カリギュラ』では父を殺した暴君を憎みながらも惹かれる詩人・シピオンを透明感たっぷりに演じ、舞台『てにあまる』では藤原竜也、柄本明という演劇界の怪物とがっぷり四つに組みながらも確かな存在感を示した。
俳優として新たな変化を迎えているように見える。そう話題を向けると「大声出してるだけじゃないですか。あはは」と茶化したあと、自分で自分に確かめるようにこう話しはじめた。
「今年で25歳になるんですけど、20歳を超えてからの芝居に対する認識の変わり方は尋常じゃなかったと思います。ここ最近は特に目立たなくていいやと思うようになりました。役が目立つのはいいことだけど、僕自身が目立つのはいらないなって。作品の中の、ひとつの役であれるようにしたいなと考えはじめてから、だいぶ変わったと思います」
あくまで、自分は作品のピースのひとつ。俳優部の一員としてはまっとうな考えだが、本人の人気がバロメーターとなりやすい若手俳優という領域では、なかなかそう構えるのは難しい。だが、高杉真宙はあくまで作品至上主義を貫く。
「そういうふうに考えるようになってからは、台本の読み方もだいぶ変わりましたね。今はまず自分の役がストーリーを動かす上でどういう役割を担っているのかを考える。何でここで出てくるんだろうとか、何のためにこのお話の中にいるんだろうとか、読み解いていくのが面白くて。そういうことを考えるのが、最近の僕の中のトレンドですね」
大きな瞳が、芝居の話になると、爛々と光を宿す。その頭の中は、大好きなお芝居で占められている。
「やっぱりお芝居は面白い。特に『バイプレイヤーズ』は映画づくりの舞台裏を描いた作品なので。フィクションではあるけれど、作品づくりに対する熱量はきっと観ている方たちに届くと思うし、僕も改めて映画をつくるのは面白いなと思いました」
7月で25歳。30代に向けて、20代も折り返しのコーナーを迎える。この先はどんなロードマップを思い描いているのだろうか。
「今まで僕は観ている人たちに干渉をするのが好きじゃなかったんですね。感動とか、勇気とか、口にするのは簡単だけど、作品を通して何かを与えるのは責任が伴う。その責任を持つことは自分にはできないと思っていたんです。でもせっかくこうしていろんな人に見てもらえる仕事についたなら、何かもっと自分の伝えたい思いを出していってもいいのかなと思いはじめて。たとえば『ギャングース』は裏社会で生きる犯罪少年たちのお話。映画としてエンタメに昇華されているけど、こんな世界もあるんだって、僕はあの映画で初めて知ったし、伝えたいと思った。そんなふうに自分の伝えたい気持ちとリンクする作品にこれから先はもっと挑戦したいですね」
高杉真宙を、ただの眉目秀麗な若手俳優や、内気な青年と見ていたら、大間違いだ。内側には、芝居への求道心が滾っている。その熱を前面に出すタイプではないのかもしれない。けれども、高杉真宙という炎は、静かに、青く、燃えている。
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撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明
高杉真宙が貫く役者の心得「僕自身は目立たなくてもいい」
21/4/10(土) 12:00
求められたのは、その場で出し切る力だった
スクリーンの中でくるくると変わる表情。目を丸めて驚いたり。困ったようにオドオドしたり。映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら』で高杉真宙が見せる顔は、感情豊かで、ちょっと頼りなくて、一言で言うと“ヘタレ”キャラ。そう感想を伝えると、本人も笑って全面同意する。
「実際の僕も完全な“ヘタレ”なので。そこは僕自身が出ているのかもしれません(笑)」
なぜなら、映画で演じたのは、高杉真宙本人役。2017年のスタート以来、多くのファンを獲得してきた『バイプレイヤーズ』シリーズ。人気の秘密は、田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一ら名脇役たちが本人役として登場するという、リアルとフェイクが入り混じった世界観。高杉真宙も、先日最終回を迎えたシーズン3に続き、映画版でも奮闘している。
「ドラマのときは、ストーリー上の明確な目的があって、そのためのキャラクターとしていたので、本人役といってもそんなに高杉真宙っぽさを意識はしていなかったんですけど、映画は素の僕に近いところがあった気がします。喋り方なんてまんま僕ですし」
本人役ではあるけれど、本人そのものではもちろんない。虚実皮膜の楽しさは、観る側だけでなく、演じる側にもある。
「他の作品と比べても、つくり込む感覚は薄いと思います。事前に用意していくというより、その場で出たものを受け取って、それを返していくという感覚の方が近かったですね。その中で、この場面では何を伝えたいかとか、フィクションとしてどう見せたいかを考えたり。要は、そのバランスですよね。どれくらい役と本当の高杉真宙のブレンドをするかという作業でした」
今までとは違う筋肉が求められる現場でした
映画では、田口、松重、光石、遠藤という“元祖バイプレイヤーズ”をはじめ、勝村政信や渡辺いっけいら日本を代表する名脇役たちが名を連ねている。飄々とした味を醸しつつ、ギアが入ると一気にパワフルになるベテラン陣の演技は、24歳の高杉真宙にも大きな刺激を与えた。
「先輩方がかなり思い切りやられているんですよね。それを見て、自分ももっとやらなきゃなと思ったし、監督からも『負けないで』と言われていたので、出来るだけガツガツ行こうという気持ちでした。先輩方の一生懸命で楽しそうな姿が『バイプレイヤーズ』の魅力。あのパワーに対応しようと思ったら、僕も持っているものを出し切るしかない。そういう爆発力が大事な現場でした」
普段の高杉真宙は、どちらかと言うと内気でシャイ。生来の真面目さも手伝って、芝居の際はとにかくしっかり準備して臨むことが信条だったという。
「準備をしている時間も好きなんですよ。家でこんなふうにやろう、あんなふうにやろうって役のことを考えている時間が、いちばん好きだったりします」
そんな思考型の高杉にとって、瞬発力が求められる『バイプレイヤーズ』は、今までと違う筋肉が求められる現場だった。
「『バイプレイヤーズ』の撮影を終えて次の現場に行ったとき、言われたんですよ、『準備というより、反射で話すようになったね』って。何度かご一緒したことのある方たちだったので気づいたんだと思いますが。おかげで準備型に戻すのが大変でした(笑)。しっかり準備する方法も、その場の反射でやる方法も、役者ならどっちも必要。でも僕はその両方を同時に持っておくのが苦手で。融通が利かないというか、どっちかにしか偏れないんですよね。だから、もっと柔軟力がほしい。柔軟力は、この仕事を始めてからずっと課題です」
ラジオとコントで笑いの勉強をしています
映画づくりに邁進する俳優たちの舞台裏をコミカルに描いた本作。近年は『前田建設ファンタジー営業部』などコメディ作品でも活躍が光るが、本人曰く「コメディはめちゃくちゃ苦手」なんだとか。
「コメディを演じるには、台詞の間とかテンポとか言い方とかいろいろあって、その上で重要になってくるのが発想力。僕はこの発想力が壊滅的にダメで(笑)。発想力がすごい方ってたくさんいらっしゃいますけど、見てると羨ましくて羨ましくて。僕が準備型なのも、その場で面白いことを思いつくのが絶望的に無理だからというのがあるんですけど」 目下、笑いのセンスを磨くべく勉強中。最近はお笑い芸人のトークやコントを教材にしている。
「もともと会話が苦手なんです。みんな何で会話のやり方を学んでいるんだろうと考えていたら、そうだ、僕、トーク番組というものをほとんど観たことがなかったなということに気づいて。そこからラジオをよく聴くようになりました。よく聴いているのは、バナナマンさんとかハライチさんとか。あとはコントからも笑いを学べるかなと思って、コントも見ています。中でも大好きなのが、うしろシティさん。あの意地悪な感じがいいですよね。東京03さんも好きです」
自分の伝えたい思いとリンクする作品に挑戦したい
自分のできないことや弱点を見つめつつ、成長のための積み重ねを決して怠らない。その真摯な姿勢が実を結んだのだろうか。ここ数年の高杉真宙には、何か覚醒したような面白さがある。
人目を引く端正な顔立ちから、多くの恋愛映画や青春映画で重宝される一方、舞台『カリギュラ』では父を殺した暴君を憎みながらも惹かれる詩人・シピオンを透明感たっぷりに演じ、舞台『てにあまる』では藤原竜也、柄本明という演劇界の怪物とがっぷり四つに組みながらも確かな存在感を示した。
俳優として新たな変化を迎えているように見える。そう話題を向けると「大声出してるだけじゃないですか。あはは」と茶化したあと、自分で自分に確かめるようにこう話しはじめた。
「今年で25歳になるんですけど、20歳を超えてからの芝居に対する認識の変わり方は尋常じゃなかったと思います。ここ最近は特に目立たなくていいやと思うようになりました。役が目立つのはいいことだけど、僕自身が目立つのはいらないなって。作品の中の、ひとつの役であれるようにしたいなと考えはじめてから、だいぶ変わったと思います」
あくまで、自分は作品のピースのひとつ。俳優部の一員としてはまっとうな考えだが、本人の人気がバロメーターとなりやすい若手俳優という領域では、なかなかそう構えるのは難しい。だが、高杉真宙はあくまで作品至上主義を貫く。
「そういうふうに考えるようになってからは、台本の読み方もだいぶ変わりましたね。今はまず自分の役がストーリーを動かす上でどういう役割を担っているのかを考える。何でここで出てくるんだろうとか、何のためにこのお話の中にいるんだろうとか、読み解いていくのが面白くて。そういうことを考えるのが、最近の僕の中のトレンドですね」
大きな瞳が、芝居の話になると、爛々と光を宿す。その頭の中は、大好きなお芝居で占められている。
「やっぱりお芝居は面白い。特に『バイプレイヤーズ』は映画づくりの舞台裏を描いた作品なので。フィクションではあるけれど、作品づくりに対する熱量はきっと観ている方たちに届くと思うし、僕も改めて映画をつくるのは面白いなと思いました」
7月で25歳。30代に向けて、20代も折り返しのコーナーを迎える。この先はどんなロードマップを思い描いているのだろうか。
「今まで僕は観ている人たちに干渉をするのが好きじゃなかったんですね。感動とか、勇気とか、口にするのは簡単だけど、作品を通して何かを与えるのは責任が伴う。その責任を持つことは自分にはできないと思っていたんです。でもせっかくこうしていろんな人に見てもらえる仕事についたなら、何かもっと自分の伝えたい思いを出していってもいいのかなと思いはじめて。たとえば『ギャングース』は裏社会で生きる犯罪少年たちのお話。映画としてエンタメに昇華されているけど、こんな世界もあるんだって、僕はあの映画で初めて知ったし、伝えたいと思った。そんなふうに自分の伝えたい気持ちとリンクする作品にこれから先はもっと挑戦したいですね」
高杉真宙を、ただの眉目秀麗な若手俳優や、内気な青年と見ていたら、大間違いだ。内側には、芝居への求道心が滾っている。その熱を前面に出すタイプではないのかもしれない。けれども、高杉真宙という炎は、静かに、青く、燃えている。
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撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明
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