【WEB】20210426 cinemas PLUS interview
「その背中を見ただけで、背負った過去を感じられる男にしたかった」映画『FUNNY BUNNY』主演・#中川大志#が追求した”説得力”とは
「世界を救うのは、いつだって想像力だ」
4/29(木・祝)より、映画館&auスマートパスプレミアムにて同時ロードショーとなる本作『FUNNY BUNNY』。主演を務めるのは、2021年だけで本作含め4本の出演映画公開が決まっている俳優・中川大志さん。
2011年に放送されたドラマ「家政婦のミタ」で演じた阿須田家の長男役を皮切りに、「夜行観覧車」「重版出来!」「賭ケグルイ」「G線上のあなたと私」「親バカ青春白書」などに出演。2019年には、映画『坂道のアポロン』『覚悟はいいかそこの女子。』での演技が評価され、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。
本作『FUNNY BUNNY』では、小説家を名乗る不可思議な男・剣持聡を演じる。これまでとは一風変わった役柄を演じるにあたり、どんな想いで臨んだのか。中川大志さんに直接伺った。
すでに”剣持像”があったからこそ、演じるのが怖かった
ーー中川さんが演じられた主人公の剣持聡は、全編を通して印象的なセリフが多いですよね。中川さん自身、演じられたうえでお気に入りのセリフはありますか?
中川大志さん(以下、中川):もっとも象徴的なセリフは「世界を救うのは、いつだって想像力だ」ですね。想像力、想像力と何度も繰り返すんですよ、この剣持という男が。ひとつ印象的なセリフを挙げるとしたら、やっぱりこの言葉になりますね。
ーー作品のキャッチコピーにもなっていますよね。「想像力」はこの作品の大きなテーマだと思います。
原作の小説を読んでから撮影に入ったと伺いましたが、実際に小説を読まれたときの印象と、脚本を読まれたときの印象に違いはありましたか?
中川:飯塚監督と初めてお仕事をさせてもらった高校1~2年生の頃、「これ読んでみて」って『FUNNY BUNNY』の小説をいただいたのが、この作品との出会いでした。
ただ、その時点では映画化や配役の話はまったくなかったんですよ。僕自身も読者のひとりとして読んだだけで、まさか自分が主人公の剣持をやるなんて思ってもいなくて。最初は僕も『FUNNY BUNNY』のファンのひとりだったんです。
一読者として小説を読むうちに、自分の中で剣持や漆原のキャラクター像が出来上がっていきました。「やっぱり剣持っていう男はこうあってほしいよな」っていう”剣持像”が出来上がっていたので、まさかそれを自分が演じることになるとは……。
映画化の話が具体的になるまでの間も、飯塚監督とは何度か一緒にお仕事をさせてもらいました。そのたびに「いつか『FUNNY BUNNY』の映画を撮りたいよね」と話していたんです。紆余曲折あってようやく叶いました。
剣持聡というキャラクターを自分がしっかり体現できるかどうかは、プレッシャーでもありましたね。このキャラクターが好きだからこそ、自分の”剣持像”を崩したくない想いが強かったです。
ーー剣持聡という男を演じるにあたり「説得力が大事」というお話もされていました。説得力を増すための役作りについて、どんな工夫をされたんでしょうか?
中川:剣持は小説家なので、発する言葉に力があるし重みもある。その背中を見ただけで、背負っている過去の重さを感じられる男にしたいと思っていました。
これから『FUNNY BUNNY』を観てくださる皆さまにも、剣持を取り巻く周りのキャラクターにとっても、剣持という男の言葉に重みや説得力がないといけない。でないと、ただの寒い変なやつになっちゃいますからね(笑)。
たとえ夜中に電話で呼び出されたとしても「アイツが言うなら仕方ないな」って、ついて行きたくなる男にしなくちゃいけなかった。だからこそ僕自身も、剣持の背負っている重さを感じながら演じようと思って臨みましたね。そうでなければ、何を言っても響かないよな、って。
主人公・剣持との共通点は”釣り”?
ーー『FUNNY BUNNY』では岡山天音さん含め同世代の俳優さんとも多く共演されていますが、演じる上でどんな刺激を受けましたか?
中川:天音君とは、台本について一緒に話し合う時間が多かったですね。「結局のところ、これってどういうことなんだろう?」って、明確に示されていない部分がこの作品には結構あるんですよ。観る方の想像力に委ねられるというか。
お互いの「自分はこう思う!」って解釈を、撮影の合間に台本を突き合わせながら、ずっと話していました。
ーー意見をぶつけ合うことも?
中川:「ここは、こういうことなんじゃないか」「こういう可能性もあるよね」とふたりで話し合ううちに、監督に聞きに行くこともありましたね。
脚本家に聞いちゃったら負けとも思っているので、あんまり聞きたくはないんですけど……(笑)でも「どうしてもこれだけは明確にしておきたい!」と思う部分については、監督を巻き込んで話し合いました。すごく刺激になりましたし、楽しい現場でしたね。
ーー丁寧に話し合いながら作り上げていったんですね。
この『FUNNY BUNNY』は、中川さん演じる剣持と岡山さん演じる漆原が、とある理由から夜の図書館に侵入するシーンから始まります。もし中川さんが、普段は禁止されている場所に入っていいよと言われたら、どこに行きたいですか?
中川:そうですねえ……釣りが趣味なので、釣り禁止のエリアに入ってみたいです!
ーー普段は禁止されているところで、釣りを?
中川:普段は絶対やらないですけどね、絶対に、普段は!(笑)結局そういうところが一番釣れるんですよ。人が入っていないから。
ーーあ、そうか!普段は人がいないから、釣れやすいんですね。
釣りといえば、小説版『FUNNY BUNNY』では剣持自身も釣りが趣味だと書かれていますね。もしかしたら飯塚監督、最初から中川さんを当て書きで書かれてるのかなと思ったのですが……。
中川:いやいやいやいやいや!監督がこの小説を書かれている時期は、おそらく僕とも出会っていないですし、はるか昔の話ですから。
ーー失礼しました、想像力を発揮し過ぎてしまいました。
中川:でも、気になるなあ。聞いてみます、監督に。
自分の経験や記憶を引っ張り出し、全力で演じた
ーー剣持と中川さん自身の共通点はどこにあると感じましたか?
中川:この映画が伝えたいことや、剣持が繰り返し発言している言葉自体に、僕自身もすごく共感できるんです。自分自身の経験も含めて、今の僕が持っている力をすべて剣持のキャラクターに乗せて、全力で演じられた自信はありますね。
ーー中川さんはこれまでも、役を演じる上で「自分の中にあるものしか出せない」とおっしゃっていますよね。
中川:そうですね。自分の経験や記憶から引っ張り出すことしかできないです。結局は、僕でしかないですから。
だからこそ、剣持の経験値と近しい自分自身の経験を掘り返して演じないといけなかったので、その点は少しキツかったかもしれません。やっぱり剣持すげえなあ!って思いましたね。
ーー『FUNNY BUNNY』のキャッチコピーにもなっている「想像力が世界を救う」になぞらえて、想像力のほかにどういった力が私たちにあれば、世界を救えると思いますか?
中川:難しい質問ですね。どういった力があれば……?難しい!難しいですよ、その質問は(笑)。どういう力なんですかね……。
それで言ったら、想像力っていろんなことを網羅しますよね。たとえば「人の痛みがわかれば世界を救える!」って僕が言ったとしても、それっていわば想像力のことですし。
ーーそう考えると、この作品が言っているとおり、やっぱり想像力が世界を救うのかもしれませんね。
それでは最後に、これから『FUNNY BUNNY』をご覧になる皆さんにメッセージをお願いします!
中川:『FUNNY BUNNY』は、今この時代に観るからこそ刺さる映画です。なかなか人との繋がりを感じにくいご時世で、どうしても満たされない寂しさや孤独感を癒やすメッセージが、この映画には詰まっています。ぜひ大きいスクリーンや音の力を感じながら観ていただきたいですね。
ただ今回は、劇場公開と配信が同時という、僕にとっても初めての形です。なかなか劇場に行きたくても行けない方は、ぜひ配信でご覧いただければと思います。スピード感のあるかっこいい映画になっていると思うので、ぜひ楽しんでください!
https://t.cn/A6cnDEuf
「その背中を見ただけで、背負った過去を感じられる男にしたかった」映画『FUNNY BUNNY』主演・#中川大志#が追求した”説得力”とは
「世界を救うのは、いつだって想像力だ」
4/29(木・祝)より、映画館&auスマートパスプレミアムにて同時ロードショーとなる本作『FUNNY BUNNY』。主演を務めるのは、2021年だけで本作含め4本の出演映画公開が決まっている俳優・中川大志さん。
2011年に放送されたドラマ「家政婦のミタ」で演じた阿須田家の長男役を皮切りに、「夜行観覧車」「重版出来!」「賭ケグルイ」「G線上のあなたと私」「親バカ青春白書」などに出演。2019年には、映画『坂道のアポロン』『覚悟はいいかそこの女子。』での演技が評価され、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。
本作『FUNNY BUNNY』では、小説家を名乗る不可思議な男・剣持聡を演じる。これまでとは一風変わった役柄を演じるにあたり、どんな想いで臨んだのか。中川大志さんに直接伺った。
すでに”剣持像”があったからこそ、演じるのが怖かった
ーー中川さんが演じられた主人公の剣持聡は、全編を通して印象的なセリフが多いですよね。中川さん自身、演じられたうえでお気に入りのセリフはありますか?
中川大志さん(以下、中川):もっとも象徴的なセリフは「世界を救うのは、いつだって想像力だ」ですね。想像力、想像力と何度も繰り返すんですよ、この剣持という男が。ひとつ印象的なセリフを挙げるとしたら、やっぱりこの言葉になりますね。
ーー作品のキャッチコピーにもなっていますよね。「想像力」はこの作品の大きなテーマだと思います。
原作の小説を読んでから撮影に入ったと伺いましたが、実際に小説を読まれたときの印象と、脚本を読まれたときの印象に違いはありましたか?
中川:飯塚監督と初めてお仕事をさせてもらった高校1~2年生の頃、「これ読んでみて」って『FUNNY BUNNY』の小説をいただいたのが、この作品との出会いでした。
ただ、その時点では映画化や配役の話はまったくなかったんですよ。僕自身も読者のひとりとして読んだだけで、まさか自分が主人公の剣持をやるなんて思ってもいなくて。最初は僕も『FUNNY BUNNY』のファンのひとりだったんです。
一読者として小説を読むうちに、自分の中で剣持や漆原のキャラクター像が出来上がっていきました。「やっぱり剣持っていう男はこうあってほしいよな」っていう”剣持像”が出来上がっていたので、まさかそれを自分が演じることになるとは……。
映画化の話が具体的になるまでの間も、飯塚監督とは何度か一緒にお仕事をさせてもらいました。そのたびに「いつか『FUNNY BUNNY』の映画を撮りたいよね」と話していたんです。紆余曲折あってようやく叶いました。
剣持聡というキャラクターを自分がしっかり体現できるかどうかは、プレッシャーでもありましたね。このキャラクターが好きだからこそ、自分の”剣持像”を崩したくない想いが強かったです。
ーー剣持聡という男を演じるにあたり「説得力が大事」というお話もされていました。説得力を増すための役作りについて、どんな工夫をされたんでしょうか?
中川:剣持は小説家なので、発する言葉に力があるし重みもある。その背中を見ただけで、背負っている過去の重さを感じられる男にしたいと思っていました。
これから『FUNNY BUNNY』を観てくださる皆さまにも、剣持を取り巻く周りのキャラクターにとっても、剣持という男の言葉に重みや説得力がないといけない。でないと、ただの寒い変なやつになっちゃいますからね(笑)。
たとえ夜中に電話で呼び出されたとしても「アイツが言うなら仕方ないな」って、ついて行きたくなる男にしなくちゃいけなかった。だからこそ僕自身も、剣持の背負っている重さを感じながら演じようと思って臨みましたね。そうでなければ、何を言っても響かないよな、って。
主人公・剣持との共通点は”釣り”?
ーー『FUNNY BUNNY』では岡山天音さん含め同世代の俳優さんとも多く共演されていますが、演じる上でどんな刺激を受けましたか?
中川:天音君とは、台本について一緒に話し合う時間が多かったですね。「結局のところ、これってどういうことなんだろう?」って、明確に示されていない部分がこの作品には結構あるんですよ。観る方の想像力に委ねられるというか。
お互いの「自分はこう思う!」って解釈を、撮影の合間に台本を突き合わせながら、ずっと話していました。
ーー意見をぶつけ合うことも?
中川:「ここは、こういうことなんじゃないか」「こういう可能性もあるよね」とふたりで話し合ううちに、監督に聞きに行くこともありましたね。
脚本家に聞いちゃったら負けとも思っているので、あんまり聞きたくはないんですけど……(笑)でも「どうしてもこれだけは明確にしておきたい!」と思う部分については、監督を巻き込んで話し合いました。すごく刺激になりましたし、楽しい現場でしたね。
ーー丁寧に話し合いながら作り上げていったんですね。
この『FUNNY BUNNY』は、中川さん演じる剣持と岡山さん演じる漆原が、とある理由から夜の図書館に侵入するシーンから始まります。もし中川さんが、普段は禁止されている場所に入っていいよと言われたら、どこに行きたいですか?
中川:そうですねえ……釣りが趣味なので、釣り禁止のエリアに入ってみたいです!
ーー普段は禁止されているところで、釣りを?
中川:普段は絶対やらないですけどね、絶対に、普段は!(笑)結局そういうところが一番釣れるんですよ。人が入っていないから。
ーーあ、そうか!普段は人がいないから、釣れやすいんですね。
釣りといえば、小説版『FUNNY BUNNY』では剣持自身も釣りが趣味だと書かれていますね。もしかしたら飯塚監督、最初から中川さんを当て書きで書かれてるのかなと思ったのですが……。
中川:いやいやいやいやいや!監督がこの小説を書かれている時期は、おそらく僕とも出会っていないですし、はるか昔の話ですから。
ーー失礼しました、想像力を発揮し過ぎてしまいました。
中川:でも、気になるなあ。聞いてみます、監督に。
自分の経験や記憶を引っ張り出し、全力で演じた
ーー剣持と中川さん自身の共通点はどこにあると感じましたか?
中川:この映画が伝えたいことや、剣持が繰り返し発言している言葉自体に、僕自身もすごく共感できるんです。自分自身の経験も含めて、今の僕が持っている力をすべて剣持のキャラクターに乗せて、全力で演じられた自信はありますね。
ーー中川さんはこれまでも、役を演じる上で「自分の中にあるものしか出せない」とおっしゃっていますよね。
中川:そうですね。自分の経験や記憶から引っ張り出すことしかできないです。結局は、僕でしかないですから。
だからこそ、剣持の経験値と近しい自分自身の経験を掘り返して演じないといけなかったので、その点は少しキツかったかもしれません。やっぱり剣持すげえなあ!って思いましたね。
ーー『FUNNY BUNNY』のキャッチコピーにもなっている「想像力が世界を救う」になぞらえて、想像力のほかにどういった力が私たちにあれば、世界を救えると思いますか?
中川:難しい質問ですね。どういった力があれば……?難しい!難しいですよ、その質問は(笑)。どういう力なんですかね……。
それで言ったら、想像力っていろんなことを網羅しますよね。たとえば「人の痛みがわかれば世界を救える!」って僕が言ったとしても、それっていわば想像力のことですし。
ーーそう考えると、この作品が言っているとおり、やっぱり想像力が世界を救うのかもしれませんね。
それでは最後に、これから『FUNNY BUNNY』をご覧になる皆さんにメッセージをお願いします!
中川:『FUNNY BUNNY』は、今この時代に観るからこそ刺さる映画です。なかなか人との繋がりを感じにくいご時世で、どうしても満たされない寂しさや孤独感を癒やすメッセージが、この映画には詰まっています。ぜひ大きいスクリーンや音の力を感じながら観ていただきたいですね。
ただ今回は、劇場公開と配信が同時という、僕にとっても初めての形です。なかなか劇場に行きたくても行けない方は、ぜひ配信でご覧いただければと思います。スピード感のあるかっこいい映画になっていると思うので、ぜひ楽しんでください!
https://t.cn/A6cnDEuf
大人の恋愛トークに耳を傾ける番組「密会レストラン」の第4弾が、3月25日(木)に放送されます。
【NHKhttps://t.cn/A6tuHpiW】
【以下TVガイド采访稿,内容与NHK官网稍有不同】
収録を終えたマダム役の寺島しのぶさんやギャルソン役の岸優太さん、先輩ギャルソン役の吉村崇さんが今回もインタビューに応じてくださいました!
――お疲れさまでした! 第4回も多彩なゲストがいらっしゃいましたが、どなたのエピソードが印象に残っていますか?
岸 「(なぜか小声で)皆さん本当にインパクトが強かったですね。すばらしかった…」
吉村 「バカリズムさんから、あまり恋愛話を聞いたことがなかったので、聞けて良かったです。そんなバカリズムさんが、鷲見さんの時に何か聞き出そうとしていたのか、すごい問い詰めてて…」
岸 「完全に尋問でしたね(笑)」
寺島 「取調室みたいになってましたもんね。全然目が笑ってないバカリズムさんをずっと横で見ていて、すごく面白かった」
――IKKOさんは「私の話は面白かったかな?」と心配されてました。
吉村 「IKKOさんは別に話が面白いとかじゃないですから。いれば面白いんだから」
寺島・岸 「あははは(笑)」
岸 「面白かったですよ!」
寺島 「ひたすらIKKOさんの香りに酔ってました」
岸 「すごい香りでしたね!」
寺島 「(岸に向かって)隣にいたから、一番香りをかいでたよね?」
岸 「そうですね。次の方の収録の時もIKKOさんがいらっしゃるようでした」
寺島 「香りが(空中に)舞ってたよね」
吉村 「僕はもう慣れてるから…。(匂いで)そろそろ来たなって思った5分後くらいにIKKOさんが来ます」
寺島 「あははは(笑)。慣れてるんですね!」
吉村 「今日はたぶん抑え気味ですよ。空気清浄機が全力で動き出したこともあるんですから!」
寺島・岸 「えー!」
――寺島さんは今回の収録はいかがでしたか?
寺島 「前回もそうだったんですけど、コロナの対策でアクリル板に囲まれちゃって、取調室みたいになっていて。…こんなことしゃべっていいのかな?」
吉村 「そうですよ。企画会議じゃないんですから(笑)」
寺島 「そうだよね。ちょっと間違えちゃった(笑)」
吉村 「ちゃんとした意見でしたけどね」
寺島 「この番組、ゲストが多くて豪華でしょ! それを45分にまとめちゃうのはあまりにもったいなすぎて。OAしなかった部分でもう1本の番組を作ることができるくらい皆さんしゃべってくださるので、『徹子の部屋』状態にしたらいいんじゃないかな」
吉村 「俺はやっぱりIKKOさんと45分は厳しいな」
寺島・岸 「あははは(笑)」
吉村 「IKKOさんは…7分かな?」
岸 「だいぶ縮めますね!」
吉村 「この番組は半年に1回くらいのペースなので、次の夏以降にはアクリル板がなくなっているかもしれませんよね」
寺島 「ひょっとしたらね」
――では、岸さんはいかがでしたか?
岸 「皆さん本当に印象が強いんですけど…。僕は特にIKKOさんが残っちゃってますね」
寺島 「香りが? 話が?」
岸 「話ですね。黒いパンティーだったり…。すごい印象的なパワーワードを残していったので。決めゼリフの『背負い投げ~』が、実はこうやってできていったんだというヒストリーも聞けたので。今度、テレビを見て聞く『背負い投げ~』はなんか違う感覚になりそうだなと。テレビでしか知らなかったんですけど、IKKOさんの新たな部分を知れてうれしかったですね」
――前回、寺島さんと吉村さんが、岸さんは「MCとして経験を積まないでほしい」「もっとかんでほしい」などとおっしゃっていましたが、今回のギャルソンぶりはいかがでしたか?
吉村 「1回手にした技術は捨てられないよね。うそになっちゃうもん」
寺島 「あははは(笑)」
岸 「そうですね。僕は天然を卒業したいんですよね」
吉村 「無理よ、それは。ジミー(大西)さん、何年卒業できないと思ってるの?」
岸 「ジミーさんもずっとですもんね」
吉村 「天然に入学しちゃったら一生無理だから」
寺島 「前回の岸くんは『すごい、カンペすらすら読めてる!』と思ったけど、今回はさらに、その上を行って…ちょっと疲れちゃってる感じ?」
岸 「いやいや。それはダメじゃないですか! 落ちてるじゃないですか」
寺島 「忙しすぎるんだと思う」
岸 「いやいや、そんなことないですよ!」
吉村 「しっかりしようとしすぎたんじゃないの?」
岸 「それはあるかもしれないですね。『密会レストラン』がスケジュールに入っているのを見たら、基本1カ月前から“素振り”をしてるんですよ。バラエティー番組を見て、イメトレを」
吉村 「その“素振り”の成果を見せる機会なのに、(岸くんの)目はテンパっていましたよ」
岸 「あははは(笑)。オーバーワークでしたね」
――岸さん自身はMCが定着したなという思いはありますか?
岸 「正直みじんもありません。僕はどちらかというと、吉村さんと寺島さんの立ち回りを見て…」
吉村 「立ち回りって、そんなに動いてたか!?」
岸 「めちゃくちゃ動いてたじゃないですか! お二方の立ち回りを見て、学ばせていただいてます。ゲストの招き方や、接し方、聞き出し方もそうですし、会話をものすごく弾ませてくださってるので、すごいなと。勉強になります」
寺島 「なんで本当のことを言ってるように聞こえないんだろう? なんか入ってこないんだよな」
吉村 「2、3分うそを言ってるだけだよ」
岸 「めちゃくちゃガチですって! ホントです、これは。ものすごいリスペプ…リスペクトですね」
吉村 「リスペクトってかんじゃってるじゃん!(笑)」
岸 「オーバーワークが…」
――お二方から見て、今回の岸さんの良かった点はどこでしたか?
寺島 「岸くんは全体的にいいですよ。全然安定しないところが…。しっかり度は(前回の)第3回が良かったよね。今回は本当に疲れてるなって。でも第5回、6回はまたきっと違う岸くんが…。あきないからすごい人なんだろうなと」
吉村 「魅力的ですよね」
寺島 「今日は2回かんだもんね」
岸 「えっ! かんでました?」
吉村 「かんでるよ、ずっと。でもそういうレベルじゃないから。俺の感覚では、一生時給の上がらないバイトだから。だからすごい楽しいですよ。ただやっぱり恋愛の話をしているわけですから、いつかは学んでほしいですよね。『これとこれが役に立ちましたよ』と」
寺島 「今日も全然学ばなかったんでしょう?」
岸 「まだその位置には行けてないんですよね」
寺島 「今度は岸くんと同じ年くらいの若者を入れてみるっていうのはどう? 前回、北村(匠海)さんはあったけど」
岸 「北村さんは『初めまして』でしたね。また同世代の方が来てくださるのは“あり”ですね!」
吉村 「同世代って誰なの?」
寺島 「仲良しとか」
岸 「誰ですかね? 芸能界で言うと神木(隆之介)くんとか。2個上とか3個上とかで…」
吉村 「上じゃねーか!」
寺島 「あははは(笑)」
岸 「芸能界の大先輩ですけど」
吉村 「じゃあ、先輩じゃねーか!」
寺島 「あははは(笑)」
岸 「すみません。僕、間が嫌いで…。なんか言わなきゃと思って(笑)」
吉村 「適当に言い過ぎですよ」
寺島 「バラエティー慣れしてきてるんじゃない?」
吉村 「そう! 同世代教えてくださいって言ってるのに、先輩を言ってるんだもん」
岸 「ちょっと今思い浮かぶ人が…」
寺島 「後輩って言ったら誰になるの?」
岸 「後輩は横浜流星さんで、1、2個下だと思います。超有名人の年下で来てほしいといったら、そのくらいの方に来てほしいですね」
寺島 「年下の人が来た時にどういう態度になるのかな」
吉村 「同じ事務所だったら、意外と先輩の感じを出しそうな感じがしますよね」
岸 「同じ事務所は特にそうですね。なめられたくないので!」
寺島・吉村 「あははは(笑)」
岸 「いじられるのはいいですけど、なめられるのは…」
吉村 「なめられてるよ! はっきり言うけど、ずっとここ(襟元)おかしかったから」
岸 「本当ですか! 言ってくださいよ!」
――次回以降の抱負はありますか?
岸 「抱負としては、レギュラー化ですね」
吉村 「レギュラー化したいよね」
岸 「皆さんと濃くお仕事をしたいです。今回は第1発目からフルスロットルだったので、徐々にアクセルを踏めるようになりたいです」
――ありがとうございました!
第4回ともなると、お三方の息がぴったり合っていて、まるで掛け合い漫才のようです。それにしても岸さんが語っていた「IKKOさんの黒いパンティー」が気になります。一体、どんなエピソードだったのでしょうか。番組でぜひチェックしてください!
岸くんコメント
収録中、ずっと緊張していましたが、今回も寺島さんや吉村さんから、ゲストに対する招き方、接し方、話し方、会話を弾ませる技などを勉強させていただきました。個人的には、IKKOさんの新たな部分を知ることができてうれしかったです。
【NHKhttps://t.cn/A6tuHpiW】
【以下TVガイド采访稿,内容与NHK官网稍有不同】
収録を終えたマダム役の寺島しのぶさんやギャルソン役の岸優太さん、先輩ギャルソン役の吉村崇さんが今回もインタビューに応じてくださいました!
――お疲れさまでした! 第4回も多彩なゲストがいらっしゃいましたが、どなたのエピソードが印象に残っていますか?
岸 「(なぜか小声で)皆さん本当にインパクトが強かったですね。すばらしかった…」
吉村 「バカリズムさんから、あまり恋愛話を聞いたことがなかったので、聞けて良かったです。そんなバカリズムさんが、鷲見さんの時に何か聞き出そうとしていたのか、すごい問い詰めてて…」
岸 「完全に尋問でしたね(笑)」
寺島 「取調室みたいになってましたもんね。全然目が笑ってないバカリズムさんをずっと横で見ていて、すごく面白かった」
――IKKOさんは「私の話は面白かったかな?」と心配されてました。
吉村 「IKKOさんは別に話が面白いとかじゃないですから。いれば面白いんだから」
寺島・岸 「あははは(笑)」
岸 「面白かったですよ!」
寺島 「ひたすらIKKOさんの香りに酔ってました」
岸 「すごい香りでしたね!」
寺島 「(岸に向かって)隣にいたから、一番香りをかいでたよね?」
岸 「そうですね。次の方の収録の時もIKKOさんがいらっしゃるようでした」
寺島 「香りが(空中に)舞ってたよね」
吉村 「僕はもう慣れてるから…。(匂いで)そろそろ来たなって思った5分後くらいにIKKOさんが来ます」
寺島 「あははは(笑)。慣れてるんですね!」
吉村 「今日はたぶん抑え気味ですよ。空気清浄機が全力で動き出したこともあるんですから!」
寺島・岸 「えー!」
――寺島さんは今回の収録はいかがでしたか?
寺島 「前回もそうだったんですけど、コロナの対策でアクリル板に囲まれちゃって、取調室みたいになっていて。…こんなことしゃべっていいのかな?」
吉村 「そうですよ。企画会議じゃないんですから(笑)」
寺島 「そうだよね。ちょっと間違えちゃった(笑)」
吉村 「ちゃんとした意見でしたけどね」
寺島 「この番組、ゲストが多くて豪華でしょ! それを45分にまとめちゃうのはあまりにもったいなすぎて。OAしなかった部分でもう1本の番組を作ることができるくらい皆さんしゃべってくださるので、『徹子の部屋』状態にしたらいいんじゃないかな」
吉村 「俺はやっぱりIKKOさんと45分は厳しいな」
寺島・岸 「あははは(笑)」
吉村 「IKKOさんは…7分かな?」
岸 「だいぶ縮めますね!」
吉村 「この番組は半年に1回くらいのペースなので、次の夏以降にはアクリル板がなくなっているかもしれませんよね」
寺島 「ひょっとしたらね」
――では、岸さんはいかがでしたか?
岸 「皆さん本当に印象が強いんですけど…。僕は特にIKKOさんが残っちゃってますね」
寺島 「香りが? 話が?」
岸 「話ですね。黒いパンティーだったり…。すごい印象的なパワーワードを残していったので。決めゼリフの『背負い投げ~』が、実はこうやってできていったんだというヒストリーも聞けたので。今度、テレビを見て聞く『背負い投げ~』はなんか違う感覚になりそうだなと。テレビでしか知らなかったんですけど、IKKOさんの新たな部分を知れてうれしかったですね」
――前回、寺島さんと吉村さんが、岸さんは「MCとして経験を積まないでほしい」「もっとかんでほしい」などとおっしゃっていましたが、今回のギャルソンぶりはいかがでしたか?
吉村 「1回手にした技術は捨てられないよね。うそになっちゃうもん」
寺島 「あははは(笑)」
岸 「そうですね。僕は天然を卒業したいんですよね」
吉村 「無理よ、それは。ジミー(大西)さん、何年卒業できないと思ってるの?」
岸 「ジミーさんもずっとですもんね」
吉村 「天然に入学しちゃったら一生無理だから」
寺島 「前回の岸くんは『すごい、カンペすらすら読めてる!』と思ったけど、今回はさらに、その上を行って…ちょっと疲れちゃってる感じ?」
岸 「いやいや。それはダメじゃないですか! 落ちてるじゃないですか」
寺島 「忙しすぎるんだと思う」
岸 「いやいや、そんなことないですよ!」
吉村 「しっかりしようとしすぎたんじゃないの?」
岸 「それはあるかもしれないですね。『密会レストラン』がスケジュールに入っているのを見たら、基本1カ月前から“素振り”をしてるんですよ。バラエティー番組を見て、イメトレを」
吉村 「その“素振り”の成果を見せる機会なのに、(岸くんの)目はテンパっていましたよ」
岸 「あははは(笑)。オーバーワークでしたね」
――岸さん自身はMCが定着したなという思いはありますか?
岸 「正直みじんもありません。僕はどちらかというと、吉村さんと寺島さんの立ち回りを見て…」
吉村 「立ち回りって、そんなに動いてたか!?」
岸 「めちゃくちゃ動いてたじゃないですか! お二方の立ち回りを見て、学ばせていただいてます。ゲストの招き方や、接し方、聞き出し方もそうですし、会話をものすごく弾ませてくださってるので、すごいなと。勉強になります」
寺島 「なんで本当のことを言ってるように聞こえないんだろう? なんか入ってこないんだよな」
吉村 「2、3分うそを言ってるだけだよ」
岸 「めちゃくちゃガチですって! ホントです、これは。ものすごいリスペプ…リスペクトですね」
吉村 「リスペクトってかんじゃってるじゃん!(笑)」
岸 「オーバーワークが…」
――お二方から見て、今回の岸さんの良かった点はどこでしたか?
寺島 「岸くんは全体的にいいですよ。全然安定しないところが…。しっかり度は(前回の)第3回が良かったよね。今回は本当に疲れてるなって。でも第5回、6回はまたきっと違う岸くんが…。あきないからすごい人なんだろうなと」
吉村 「魅力的ですよね」
寺島 「今日は2回かんだもんね」
岸 「えっ! かんでました?」
吉村 「かんでるよ、ずっと。でもそういうレベルじゃないから。俺の感覚では、一生時給の上がらないバイトだから。だからすごい楽しいですよ。ただやっぱり恋愛の話をしているわけですから、いつかは学んでほしいですよね。『これとこれが役に立ちましたよ』と」
寺島 「今日も全然学ばなかったんでしょう?」
岸 「まだその位置には行けてないんですよね」
寺島 「今度は岸くんと同じ年くらいの若者を入れてみるっていうのはどう? 前回、北村(匠海)さんはあったけど」
岸 「北村さんは『初めまして』でしたね。また同世代の方が来てくださるのは“あり”ですね!」
吉村 「同世代って誰なの?」
寺島 「仲良しとか」
岸 「誰ですかね? 芸能界で言うと神木(隆之介)くんとか。2個上とか3個上とかで…」
吉村 「上じゃねーか!」
寺島 「あははは(笑)」
岸 「芸能界の大先輩ですけど」
吉村 「じゃあ、先輩じゃねーか!」
寺島 「あははは(笑)」
岸 「すみません。僕、間が嫌いで…。なんか言わなきゃと思って(笑)」
吉村 「適当に言い過ぎですよ」
寺島 「バラエティー慣れしてきてるんじゃない?」
吉村 「そう! 同世代教えてくださいって言ってるのに、先輩を言ってるんだもん」
岸 「ちょっと今思い浮かぶ人が…」
寺島 「後輩って言ったら誰になるの?」
岸 「後輩は横浜流星さんで、1、2個下だと思います。超有名人の年下で来てほしいといったら、そのくらいの方に来てほしいですね」
寺島 「年下の人が来た時にどういう態度になるのかな」
吉村 「同じ事務所だったら、意外と先輩の感じを出しそうな感じがしますよね」
岸 「同じ事務所は特にそうですね。なめられたくないので!」
寺島・吉村 「あははは(笑)」
岸 「いじられるのはいいですけど、なめられるのは…」
吉村 「なめられてるよ! はっきり言うけど、ずっとここ(襟元)おかしかったから」
岸 「本当ですか! 言ってくださいよ!」
――次回以降の抱負はありますか?
岸 「抱負としては、レギュラー化ですね」
吉村 「レギュラー化したいよね」
岸 「皆さんと濃くお仕事をしたいです。今回は第1発目からフルスロットルだったので、徐々にアクセルを踏めるようになりたいです」
――ありがとうございました!
第4回ともなると、お三方の息がぴったり合っていて、まるで掛け合い漫才のようです。それにしても岸さんが語っていた「IKKOさんの黒いパンティー」が気になります。一体、どんなエピソードだったのでしょうか。番組でぜひチェックしてください!
岸くんコメント
収録中、ずっと緊張していましたが、今回も寺島さんや吉村さんから、ゲストに対する招き方、接し方、話し方、会話を弾ませる技などを勉強させていただきました。個人的には、IKKOさんの新たな部分を知ることができてうれしかったです。
いのりちゃん「かわいいかわいい、エンジェルモン!お家に飾っています!私もゲームで遊んでいて、モンスターを強化させたり、戦ったりして楽しんでいます!菅井さんや、みーさんと対戦をしたのですが、お二人には負けてしまいました笑 強かったー!次対戦をする時は、勝てるようにモンスターをもっともっと強くしたいな!」
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