#剑持刀也0822生日快乐#
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「はいどうもこんばんは~!剣持刀也ですよ~」
「24時といったら僕の時間ですよ」
试着第一次摆阵了!在人生过的最痛苦的那段时间接触了Vtuber与他相遇,知道了世上原来还有这样的世界,体验了许多从未经验过的快乐与感动,从那之后的每一天世界都闪耀着彩虹的色彩
比起说是推し不如说是第一次惊叹世界上竟然有如此有才能如此厉害的人,是今后想用一辈子去追赶去憧憬的人,希望自己也终有一天也可以活得像他一样自信强大,从今以后也想一直把他作为自己的人生目标
很抱歉明明是生日但是今年的自己只能做到为他摆阵……!空间预估失败最后还有很多没有摆上去的,现在的自己还很不够格也做不到些什么只能这样简单地祝福,希望今后的自己能为他做到更多,未来有一天能成为配得上他能自信说出自己是他的粉丝的人
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如果是看管人的同好可以追加给你推打2434日元sc+免费代音声(需要提供平时的买谷记录或者音声购买记录等能证明是管人推的记录)
不看管人但是今后有意向了解一下剑持刀也的人可以追加免费代目前刀也的常驻音声+手把手安利入坑
10/8开,不需要关注
不抽抽奖号,不抽黑过我推和彩虹的人
#彩虹社##にじさんじ#
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论及古典风雅,自然要提到《源氏物语》。本篇译文的原文出自山口仲美老师的《中国蝉鸣,须得一听》,该书讲述了老师在北京讲学期间的逸闻趣事。虽然目前全书的翻译已经完成,不过还没有进行校勘,总有些不足之处。
山口老师是紫绶褒章获得者,目前国内出版的作品有《大家的日语史》以及《男人和女人的故事》,研究方向有《源氏物语》、《今昔物语集》以及拟声拟态词等等。希望今后可以有机会翻译她的其他作品。
風雅な古典に触れるなら、「源氏物語」を避けることができないだろう。原文は山口仲美先生が短期授業で北京に滞在する間に起きたエピソードの短編集―「中国の蝉は何と鳴く」から摘録いたします。全書の翻訳は全うしたが、まだ校閲していないので、何となく物足りない感じがしている。
先生は紫綬褒章の受章者で、おもに「源氏物語」、「今昔物語集」、および擬声・擬態語の研究をなさっていらっしゃいます。これまで、中国で上梓された作品は「大家的日语史」と「男人和女人的故事」しかない、ほかの作品を翻訳させていただければ幸いです。
情交はあったのか?
源氏物語は、日本の誇るべき古典。話の展開のうまさ、人生をとらえる視点の深さ、文化全体をあぶりだす視野の広さ、それらを巧みに言葉に乗せていく卓趨した表現力、そういったものを絶えず読者に感じさせつつ、一千年を生き抜いてきた。
私は、源氏物語について外国で何回か講演する機会に恵まれていた。「北京日本学研究センター」の古典研究会でも、源氏物語についての講演を行うことになった。日本語で行うから、まずは日本語の分かる中国人でなければならない。その上、日本人も敬遠する古典語が分からなければならない。そんな中国人が、北京に大勢いるとは思えない。主催者は、センター内の小さな部屋を用意した。
ところが、当日、四十五人の中国人研究者とその卵の大学院生が集まり、小さな部屋から人が溢れ出ていた。急拠、少し大きな部屋に変更して、「源氏物語の表現方法」というタイトルで話をした。
[源氏物語は、ご存知のようにラプストーリー。だから、たくさんの恋愛が描かれている。でも、不思議なんですね。情交そのものの場面が全くといっていいほどないんです。一体、とうやって恋愛場面を描くんでしょうか?]
私は、そう言ってから、光源氏が人妻の空蝉をくどいている場面の絵を見せる。江戸時代に流布した『絵本源氏物語』の絵だ。格子と几帳の間で、立派な衣装を着た光源氏が、真剣なまなざしで空蝉をくどいている。「ずっと前からあなたを慕い続けてこういう機会を狙っていたんだ。あなたとこうして出会うのは、前世からの縁だと思える」と。
「光源氏は、類まれなる美男。地位も身分も経済力も、群を抜いている。そんな男性にくどかれて、空蝉は舞い上がったでしょうか?空蝉は、賢い女性。しがない地方官の妻に納まっている自分は、しょせん一夜の慰みものであることを見抜いています。だから、空蝉は、光源氏に対して拒絶的な態度をとっています。さて、原文は、次のように続きます。これから私が読んでみますから、光源氏と人妻は情を交わしたのか、それともこれからなのかを判定してくださいね。」
人がらのたをやぎたるに、強き心をしひて加へたれば、なよ竹の心地してさすがに折るべくもあらず。
まことに心やましくて、あながちなる御心ばへを、言ふかたなしと思ひて、泣くさまなどいとあはれなり。心苦しくはあれど、見ざらましかば口惜しからましと思す。(源氏物語「帚木」)
「ちょっと現代語訳をしてみます。『空蝉は、人柄が柔和であるのに、無理に強い態度を加えて光源氏に対応しているので、細くしなやかな竹のように思え、さすがに手折ることはできそうもない。
空蝉は心底辛くて、無理無体ななさりようを本当にひどいと思って泣いている様子など、とても風情がある。気の毒ではあるけれど、会わなかったら残念であったろうと光源氏はお思いになる』。
さて、二人の間に情交はあったのでしょうか?」
中国人たちは、あちこちで「ない、ない」の声をあげている。
可曾春风一度?
《源氏物语》是日本引以为傲的古典小说。故事铺陈手法得宜,观察人生透彻入微,刻画文化视野广阔,以精巧的遣词用句造就了其卓越的表现力。一千年来,读者们不断发掘出文章的妙处,令其魅力延续至今。
我也深受其惠,有过好几次机会,赴国外讲授《源氏物语》。在“北京日本学研究中心”的古典研究会里,马上也要举办《源氏物语》的讲座。讲座全程日语,所以参加的中国人必须通晓日语,并且要对日本古典有一定了解。现在连日本人都对日本的古典敬而远之,我想当然地认为这样的人在北京应该为数不多。因此,主办者只是准备了一间中心内的小教室。
出乎意料的是,当天,光研究者就来了四十五人,再加上将来会成为研究者的相关研究生,小教室里顿时人满为患。我们马上换了一件大教室,开始了题为“源氏物语表现方法”的讲座。
“提到《源氏物语》,大家都知道是一部言情小说。因此,里面有很多恋爱场景的描写。而不可思议的是,亲密旖旎的场景却基本上没有出现过。那么,恋爱的场景是如何来描绘的呢?”
说着,我向大家展示一幅插画,画的是光源氏向人妻空蝉发起言语攻势场景。这幅画选自江户时代就流传于世的《绘本源氏物语》。格门幔帐间,衣冠楚楚的光源氏目光真挚,倾诉衷肠:“私心倾慕,已历多时。终觅此良机,始与卿一会,莫不是前世宿缘。”
“光源氏乃是一名绝世美男子。无论其身份地位,还是经济能力,都是超然的。有这样一名男子倾诉衷肠,空蝉会觉得飘飘然吗?空蝉是位聪明的女性,丈夫虽然是个地位低微的地方官,不过她却能安于现状,并且看穿了自己与光源氏之间,那不过是一夕之欢。因此,她对光源氏一直都是敬而远之的。那么,我接着往下阅读原文。我读完以后,请大家来判断一下,光源氏和人妻空蝉是否有过亲密接触,还是接下来会有。”
*此处原文摘录了《帚木》古文原版中的这段话。
“解释成现代日语。‘空蝉虽为人柔和,但面对光源氏的无理相迫,却表现得犹如弱竹一般。其杆虽细,却也不能信手摧折。光源氏的非礼强逼,让空蝉心中气苦,认为光源氏实在是恣意妄为。可她这般梨花带雨,偏又别具风情。光源氏未必出于本意,心中也有不忍,又觉若无此会,着实可惜。’那么,两人可曾春风一度呢。”
听讲的中国人当中,纷纷传出“没有,没有”的声音。
《绘本源氏物语》的《帚木》(左图)描绘的场景为光源氏,头中将等“雨夜品香”。右图来自《源氏香の図》(右上角的字是:源氏香の図,帚木),场景更贴近格门幔帐的描述。
山口老师是紫绶褒章获得者,目前国内出版的作品有《大家的日语史》以及《男人和女人的故事》,研究方向有《源氏物语》、《今昔物语集》以及拟声拟态词等等。希望今后可以有机会翻译她的其他作品。
風雅な古典に触れるなら、「源氏物語」を避けることができないだろう。原文は山口仲美先生が短期授業で北京に滞在する間に起きたエピソードの短編集―「中国の蝉は何と鳴く」から摘録いたします。全書の翻訳は全うしたが、まだ校閲していないので、何となく物足りない感じがしている。
先生は紫綬褒章の受章者で、おもに「源氏物語」、「今昔物語集」、および擬声・擬態語の研究をなさっていらっしゃいます。これまで、中国で上梓された作品は「大家的日语史」と「男人和女人的故事」しかない、ほかの作品を翻訳させていただければ幸いです。
情交はあったのか?
源氏物語は、日本の誇るべき古典。話の展開のうまさ、人生をとらえる視点の深さ、文化全体をあぶりだす視野の広さ、それらを巧みに言葉に乗せていく卓趨した表現力、そういったものを絶えず読者に感じさせつつ、一千年を生き抜いてきた。
私は、源氏物語について外国で何回か講演する機会に恵まれていた。「北京日本学研究センター」の古典研究会でも、源氏物語についての講演を行うことになった。日本語で行うから、まずは日本語の分かる中国人でなければならない。その上、日本人も敬遠する古典語が分からなければならない。そんな中国人が、北京に大勢いるとは思えない。主催者は、センター内の小さな部屋を用意した。
ところが、当日、四十五人の中国人研究者とその卵の大学院生が集まり、小さな部屋から人が溢れ出ていた。急拠、少し大きな部屋に変更して、「源氏物語の表現方法」というタイトルで話をした。
[源氏物語は、ご存知のようにラプストーリー。だから、たくさんの恋愛が描かれている。でも、不思議なんですね。情交そのものの場面が全くといっていいほどないんです。一体、とうやって恋愛場面を描くんでしょうか?]
私は、そう言ってから、光源氏が人妻の空蝉をくどいている場面の絵を見せる。江戸時代に流布した『絵本源氏物語』の絵だ。格子と几帳の間で、立派な衣装を着た光源氏が、真剣なまなざしで空蝉をくどいている。「ずっと前からあなたを慕い続けてこういう機会を狙っていたんだ。あなたとこうして出会うのは、前世からの縁だと思える」と。
「光源氏は、類まれなる美男。地位も身分も経済力も、群を抜いている。そんな男性にくどかれて、空蝉は舞い上がったでしょうか?空蝉は、賢い女性。しがない地方官の妻に納まっている自分は、しょせん一夜の慰みものであることを見抜いています。だから、空蝉は、光源氏に対して拒絶的な態度をとっています。さて、原文は、次のように続きます。これから私が読んでみますから、光源氏と人妻は情を交わしたのか、それともこれからなのかを判定してくださいね。」
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空蝉は心底辛くて、無理無体ななさりようを本当にひどいと思って泣いている様子など、とても風情がある。気の毒ではあるけれど、会わなかったら残念であったろうと光源氏はお思いになる』。
さて、二人の間に情交はあったのでしょうか?」
中国人たちは、あちこちで「ない、ない」の声をあげている。
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《源氏物语》是日本引以为傲的古典小说。故事铺陈手法得宜,观察人生透彻入微,刻画文化视野广阔,以精巧的遣词用句造就了其卓越的表现力。一千年来,读者们不断发掘出文章的妙处,令其魅力延续至今。
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出乎意料的是,当天,光研究者就来了四十五人,再加上将来会成为研究者的相关研究生,小教室里顿时人满为患。我们马上换了一件大教室,开始了题为“源氏物语表现方法”的讲座。
“提到《源氏物语》,大家都知道是一部言情小说。因此,里面有很多恋爱场景的描写。而不可思议的是,亲密旖旎的场景却基本上没有出现过。那么,恋爱的场景是如何来描绘的呢?”
说着,我向大家展示一幅插画,画的是光源氏向人妻空蝉发起言语攻势场景。这幅画选自江户时代就流传于世的《绘本源氏物语》。格门幔帐间,衣冠楚楚的光源氏目光真挚,倾诉衷肠:“私心倾慕,已历多时。终觅此良机,始与卿一会,莫不是前世宿缘。”
“光源氏乃是一名绝世美男子。无论其身份地位,还是经济能力,都是超然的。有这样一名男子倾诉衷肠,空蝉会觉得飘飘然吗?空蝉是位聪明的女性,丈夫虽然是个地位低微的地方官,不过她却能安于现状,并且看穿了自己与光源氏之间,那不过是一夕之欢。因此,她对光源氏一直都是敬而远之的。那么,我接着往下阅读原文。我读完以后,请大家来判断一下,光源氏和人妻空蝉是否有过亲密接触,还是接下来会有。”
*此处原文摘录了《帚木》古文原版中的这段话。
“解释成现代日语。‘空蝉虽为人柔和,但面对光源氏的无理相迫,却表现得犹如弱竹一般。其杆虽细,却也不能信手摧折。光源氏的非礼强逼,让空蝉心中气苦,认为光源氏实在是恣意妄为。可她这般梨花带雨,偏又别具风情。光源氏未必出于本意,心中也有不忍,又觉若无此会,着实可惜。’那么,两人可曾春风一度呢。”
听讲的中国人当中,纷纷传出“没有,没有”的声音。
《绘本源氏物语》的《帚木》(左图)描绘的场景为光源氏,头中将等“雨夜品香”。右图来自《源氏香の図》(右上角的字是:源氏香の図,帚木),场景更贴近格门幔帐的描述。
#佐々木優佳里[超话]#news
ベテラン俳優の共演者も絶賛!AKB48
佐々木優佳里の迫真の演技に注目 舞
台『WORLD ~Change The Sky~』
佐藤仁
「今を大切に生きていきたい」
2021年6月27日(日)から7月4日(日)まで、東京・なかのZERO 大ホールにて「WORLD ~Change The Sky~」が上演される。それに先立って6月26日にはメディア向けのゲネプロと囲み取材が開催された。
「WORLD」は2013年に初演、2016年に再演を行い、人気を博したジェットコースターサスペンス。初演から8年の時を経て三度目の上演となる今回は、数多くの舞台作品に出演し、活躍の場を広げる実力派の俳優、校條拳太朗と杉江大志、そしてAKB48からチームBの人気メンバー佐々木優佳里がメインキャストを務め、初演から唯一の続投となる金山一彦も出演。
コロナ禍で変化を余儀なくされた日常、舞台芸術界にその波は大きく影響を及ぼし、上演すること自体が難しくなってしまったこの時代の中、人間の息遣いや生命力をお届けできるのは、やはりライブでしか叶わない特別な時間。どんなに生き辛くなっても人間はそれぞれの正義を持ち、突き進む衝動と制御の狭間で生きている。現代に生きる我々にとっても、まさに等身大の人間として葛藤する姿を描いた本作品は、他人事ではない物語。
キャストで注目の1人が奥多摩孤児院殺人事件の被害者・飯島楓の妹で、龍司と出会い行動を共にする飯島久瑠美役を演じる佐々木優佳里。
佐々木優佳里は公演前には「久瑠美にとって楓お姉ちゃんの存在は大きく、心の支えだったのではないかと感じました。そして久瑠美は一度決めたことに対して真っ直ぐで曲げない人。大切な人の人生を背負って生きている久瑠美の気持ちを受け取って全力で演じていきたいと思います」と語っていた。
そして佐々木も「明るく楽しい現場です!」と語っていたが、舞台の内容とは全く異なりキャストらの明るく笑いが絶えない囲み取材だった。
囲み取材で佐々木は「久瑠美はこの物語で一番憎しみという感情を大きく持った役柄です。事件後18年の久瑠美の人生や想いを表現していきたいと思います」と意気込みを語っていた。また佐々木は「18年間、姉を失ってからの久瑠美という役を演じて、久瑠美の18年間の気持ちに刺激を受けました。今を大切に生きていきたいという思いが出てきました」とコメント。
金山一彦氏「とても素晴らしい女優だと
思います!」
「いつものアイドル活動とは全く違う役柄を表現するにあたって、心がけたことや工夫したことはありますか?」という質問に佐々木は「私とは全く真逆の性格です。稽古を重ねていくうちに、演出家やキャストの皆さんが空気感を作ってくださったので、自然と役に入っていくことができました」と語っていた。
囲み取材で佐々木の隣に座っていたベテラン俳優で、国立周蔵役を演じた金山一彦氏は「今回、自分はこの舞台3回目で、3人の久瑠美役の子と演じてきました。佐々木さんは今までと違うタイプです。久瑠美は台詞を言うたびに胸の奥から想いを伝えているのがわかります。ハートが伝わってきます。国立は久瑠美を守ろうとする役ですが、佐々木が演じる久瑠美は、"本当に守ってあげなきゃ"という強い気持ちが出てきます。今回、演出家の方からも"国立が久瑠美をしっかりと受け取っていますよね"と毎回言ってくれています。(佐々木が演じる)久瑠美のハートが鳴っています。それに(自分が演じる)国立が共感しています。とても素晴らしい女優だと思います!」と大絶賛すると、囲み取材で並んでいた他のキャスト達からも拍手が起きていた。
金山一彦氏の高評価に対して佐々木は「ありがとうございます!本当に嬉しいです!是非、その2人の演技に注目して、ステージでの共感を一緒に感じてほしいです」とにっこり。最後に佐々木は「スピード感のある舞台です。一人一人の熱量や気持ちを舞台で受け取って欲しいです」とメッセージを寄せていた。
アイドル活動10年を迎えた佐々木優佳里。前回はコミカルな舞台にも挑戦して新たな境地を開拓していた。今回はシリアスな役柄でいつもとは全く違う迫真の演技を見せている。いろいろなことを考えさせられる舞台での佐々木優佳里の気迫のこもった演技と表情に注目。
ベテラン俳優の共演者も絶賛!AKB48
佐々木優佳里の迫真の演技に注目 舞
台『WORLD ~Change The Sky~』
佐藤仁
「今を大切に生きていきたい」
2021年6月27日(日)から7月4日(日)まで、東京・なかのZERO 大ホールにて「WORLD ~Change The Sky~」が上演される。それに先立って6月26日にはメディア向けのゲネプロと囲み取材が開催された。
「WORLD」は2013年に初演、2016年に再演を行い、人気を博したジェットコースターサスペンス。初演から8年の時を経て三度目の上演となる今回は、数多くの舞台作品に出演し、活躍の場を広げる実力派の俳優、校條拳太朗と杉江大志、そしてAKB48からチームBの人気メンバー佐々木優佳里がメインキャストを務め、初演から唯一の続投となる金山一彦も出演。
コロナ禍で変化を余儀なくされた日常、舞台芸術界にその波は大きく影響を及ぼし、上演すること自体が難しくなってしまったこの時代の中、人間の息遣いや生命力をお届けできるのは、やはりライブでしか叶わない特別な時間。どんなに生き辛くなっても人間はそれぞれの正義を持ち、突き進む衝動と制御の狭間で生きている。現代に生きる我々にとっても、まさに等身大の人間として葛藤する姿を描いた本作品は、他人事ではない物語。
キャストで注目の1人が奥多摩孤児院殺人事件の被害者・飯島楓の妹で、龍司と出会い行動を共にする飯島久瑠美役を演じる佐々木優佳里。
佐々木優佳里は公演前には「久瑠美にとって楓お姉ちゃんの存在は大きく、心の支えだったのではないかと感じました。そして久瑠美は一度決めたことに対して真っ直ぐで曲げない人。大切な人の人生を背負って生きている久瑠美の気持ちを受け取って全力で演じていきたいと思います」と語っていた。
そして佐々木も「明るく楽しい現場です!」と語っていたが、舞台の内容とは全く異なりキャストらの明るく笑いが絶えない囲み取材だった。
囲み取材で佐々木は「久瑠美はこの物語で一番憎しみという感情を大きく持った役柄です。事件後18年の久瑠美の人生や想いを表現していきたいと思います」と意気込みを語っていた。また佐々木は「18年間、姉を失ってからの久瑠美という役を演じて、久瑠美の18年間の気持ちに刺激を受けました。今を大切に生きていきたいという思いが出てきました」とコメント。
金山一彦氏「とても素晴らしい女優だと
思います!」
「いつものアイドル活動とは全く違う役柄を表現するにあたって、心がけたことや工夫したことはありますか?」という質問に佐々木は「私とは全く真逆の性格です。稽古を重ねていくうちに、演出家やキャストの皆さんが空気感を作ってくださったので、自然と役に入っていくことができました」と語っていた。
囲み取材で佐々木の隣に座っていたベテラン俳優で、国立周蔵役を演じた金山一彦氏は「今回、自分はこの舞台3回目で、3人の久瑠美役の子と演じてきました。佐々木さんは今までと違うタイプです。久瑠美は台詞を言うたびに胸の奥から想いを伝えているのがわかります。ハートが伝わってきます。国立は久瑠美を守ろうとする役ですが、佐々木が演じる久瑠美は、"本当に守ってあげなきゃ"という強い気持ちが出てきます。今回、演出家の方からも"国立が久瑠美をしっかりと受け取っていますよね"と毎回言ってくれています。(佐々木が演じる)久瑠美のハートが鳴っています。それに(自分が演じる)国立が共感しています。とても素晴らしい女優だと思います!」と大絶賛すると、囲み取材で並んでいた他のキャスト達からも拍手が起きていた。
金山一彦氏の高評価に対して佐々木は「ありがとうございます!本当に嬉しいです!是非、その2人の演技に注目して、ステージでの共感を一緒に感じてほしいです」とにっこり。最後に佐々木は「スピード感のある舞台です。一人一人の熱量や気持ちを舞台で受け取って欲しいです」とメッセージを寄せていた。
アイドル活動10年を迎えた佐々木優佳里。前回はコミカルな舞台にも挑戦して新たな境地を開拓していた。今回はシリアスな役柄でいつもとは全く違う迫真の演技を見せている。いろいろなことを考えさせられる舞台での佐々木優佳里の気迫のこもった演技と表情に注目。
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