21/08/28【KinKi Kidsのブンブブーン】
「わくわく!ソロ飯LIFE 第2弾」
そうめんレシピ(6品)
★揚げそうめんの餡かけ(考案者:だれウマ)
◆材料
・ごま油 大さじ1
・白菜 100g
・豚バラ薄切り肉 100g
・むきエビ 約10匹
・塩こしょう 4フリ
・そうめん 2束
・お酢 小さじ1
◆餡の材料
・醤油 大さじ1
・オイスターソース 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・水 200ml
・鶏ガラスープの素 小さじ1
・片栗粉 大さじ1
【作り方】
① フライパンにごま油を入れて中火で熱する。
② 白菜、豚肉、むきエビをよく炒めて
塩こしょうを振る。
なじませたら火を消して軽く冷ます。
POINT!
白菜はグルタミン酸、豚肉はイノシン酸を
含んでおり、2つを組み合わせることで
旨味の相乗効果が生まれる。
③ 水気をよく切ったそうめんを油の中に入れ、
両面が薄く色づいてカリッとなるまで揚げる。
POINT!揚げる際はできる限り丸く、
分厚くなりすぎないようにすること。
④ 冷めた具材に餡の材料を全て入れ、
片栗粉が完全に溶けるように混ぜる。
⑤ 中火で加熱しながら絶えず混ぜ続け、
とろみがついたら最後にお酢を入れる。
揚げそうめんの上にかけたら完成。
★豚しゃぶそうめん生春巻き
(考案者:1人前食堂Mai)
◆材料
・そうめん 80g
・豚しゃぶ肉 4枚
・きゅうり 1/2本
・みょうが 2本
・大葉 4枚
・生春巻き 2枚
◆つけダレの材料
・ポン酢 大さじ1
・ごま油 大さじ1
・ラー油 少々
【作り方】
① 沸騰したお湯でそうめんを茹でる。
茹で上がったらそうめんを取り出し、
残り湯で豚肉を1枚ずつ茹でる。
② 水で戻した生春巻きに千切りしたきゅうり、
みょうが、そうめん、豚肉、軸を切った大葉の
順にのせて巻く。3等分に切ったら完成。
★ガーリックそうめん
(考案者:そうめんチャンプルー子)
◆材料
・そうめん 2束
・牛肉 100g
・まいたけ 1/2パック
・ピーマン 1個
・バター 10g
・桃屋のきざみにんにく 大さじ3
・醤油 適量
・塩こしょう 適量
【作り方】
① フライパンにバターと桃屋のきざみにんにくを
入れる。
② 一口サイズに切った牛肉、まいたけ、
ピーマンを入れて炒める。
POINT!お家に余っている食材を入れてもOK。
③ 茹でたそうめんを入れて一緒に炒め、
醤油と塩こしょうで味を整える。
★水晶鶏そうめん(考案者:リュウジ)
◆材料
・鶏胸肉 100g
・醤油 小さじ1
・酒 小さじ1
・片栗粉 小さじ2
・そうめん 100g
◆タレの材料
・長ネギ 30g
・生姜 5g
・鷹の爪 1本
・めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ2
・砂糖 小さじ1
・お酢 小さじ1半
・ごま油 小さじ1
【作り方】
① 長ネギ、生姜をみじん切りにする。
そこへ鷹の爪、めんつゆ、砂糖、お酢、
ごま油を混ぜてタレを作り、
冷蔵庫で冷やしておく。
② 鶏胸肉をそぎ切りにし、醤油、
お酒を入れて揉み込んだあと
さらに片栗粉をつけて揉み込む。
③ 沸騰したお湯に鶏肉とそうめんを入れ、
1分30秒〜2分ほど茹でる。
④ 茹で上がったそうめんは冷水で冷やし、
ザルに押しつけて水気を絞る。
⑤ 水気を切ったそうめんと鶏胸肉、
冷やしたタレを和える。
お好みでラー油をかけて召し上がれ。
★そうめんパッタイ(考案者:見取り図レシピ)
◆材料
・そうめん 1.5束
・豚細切れ肉 80g
・ニラ 1/8束
・もやし(ひげ根を取ったもの) 1/4袋
・卵 1個
・サラダ油(麺用) 小さじ1
◆香味系調味料の材料
・サラダ油 大さじ3/4
・ニンニク 1/2片
・豆板醤 小さじ1/2
・梅干し(種抜き) 10g
・たくあん 10g
◆仕上げ調味料の材料
・水 50ml
・オイスターソース 大さじ3/4
・鶏がらスープの素 小さじ3/4
・レモン汁 大さじ3/4
・はちみつ 小さじ3/4
◆必要な道具
・ホットプレート
【作り方】
① ニラを3cm幅に切り、たくあん、ニンニクは
みじん切りにする。
梅干しは包丁で叩いてペースト状に。
② 仕上げ調味料の材料を合わせておき、
卵をボウルに割って溶く。
③ 沸騰したお湯にそうめんを入れ
時々かき混ぜながら1分茹でる。
水気をよく切ったらサラダ油をかけて
ほぐすように箸で混ぜ合わせる。
④ 鉄板に香味系調味料の材料を混ぜて
180°Cで加熱する。
⑤ ぱちぱちとしてきたら豚肉を入れる。
片面が焼けたら裏返し、
温度を200°Cに上げてもやしとニラを入れる。
⑥ 豚肉が焼けたら具材を端に寄せ、
温度を250°Cに上げて溶いた卵を流し入れる。
⑦ 半熟卵くらいになったら茹でたそうめんを入れ、
卵と混ぜ合わせる。
⑧ 先に合わせた仕上げ調味料を加え、
豚肉や野菜と混ぜ合うように
さっと炒めたら完成。
★そうめんグラタン(考案者:natsucamp)
◆材料
・そうめん 1束
・パスタ用ミートソース 1人前
・ポテト系ポタージュスープの素 2袋
・水 適量
・サラダ油 適量
・シュレッドチーズ ひとつかみ
・黒こしょう 少々
・パセリ 少々
【作り方】
① 耐熱皿にサラダ油をひく。
② 茹でたそうめんとミートソースを和えて
耐熱皿に入れる。
③ ポタージュスープの素、シュレッドチーズを
かけて200℃のオーブントースターで
約10分焼く。
POINT!ポタージュスープの素は袋に
記載されている半分の水で溶いておく。
④ 焼き色がついたら取り出し、黒こしょう、
パセリを散らす。
★納豆キムチそうめん(堂本剛スペシャルレシピ)
◆材料
・三輪そうめん 2束
・納豆 お好みの量
・キムチ お好みの量
・かつお出汁 200cc
・卵(黄身) 1個
・万能ネギ 適量
◆おすすめトッピング
・奈良漬 適量
・クリームチーズ 適量
・みょうが 適量
・きざみ海苔 適量
【作り方】
① 沸騰したお湯でそうめんを茹でて
器に盛り付ける。
② そうめんにお好みの量の納豆、キムチをのせる。
さらにその上に万能ネギを散らし、
卵の黄身をのせる。
お好きな方は白身も入れてOK。
③ かつお出汁を回しかける。
④ トッピングに刻んだ奈良漬と、クリームチーズ、
みょうが、きざみ海苔をかけて完成。
【材料で使用した商品】
株式会社 池利
商品:色撫子(いろなでしこ) 50g×5束 木箱入り
- 1,080円(税込)
購入方法:オンラインショップ
(※シーズンが終了した為ネット販売が
主となります。)
商品URL:
https://t.cn/A6IHWzyU
HP:
https://t.cn/A6IHWzyL
株式会社 大和屋守口漬総本家
商品:銀袋瓜奈良漬 143g - 800円(税込)
購入方法:
各店舗やオンラインショップで購入できます。
HP:
https://t.cn/A6IHWzy2
products/products.html
「わくわく!ソロ飯LIFE 第2弾」
そうめんレシピ(6品)
★揚げそうめんの餡かけ(考案者:だれウマ)
◆材料
・ごま油 大さじ1
・白菜 100g
・豚バラ薄切り肉 100g
・むきエビ 約10匹
・塩こしょう 4フリ
・そうめん 2束
・お酢 小さじ1
◆餡の材料
・醤油 大さじ1
・オイスターソース 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・水 200ml
・鶏ガラスープの素 小さじ1
・片栗粉 大さじ1
【作り方】
① フライパンにごま油を入れて中火で熱する。
② 白菜、豚肉、むきエビをよく炒めて
塩こしょうを振る。
なじませたら火を消して軽く冷ます。
POINT!
白菜はグルタミン酸、豚肉はイノシン酸を
含んでおり、2つを組み合わせることで
旨味の相乗効果が生まれる。
③ 水気をよく切ったそうめんを油の中に入れ、
両面が薄く色づいてカリッとなるまで揚げる。
POINT!揚げる際はできる限り丸く、
分厚くなりすぎないようにすること。
④ 冷めた具材に餡の材料を全て入れ、
片栗粉が完全に溶けるように混ぜる。
⑤ 中火で加熱しながら絶えず混ぜ続け、
とろみがついたら最後にお酢を入れる。
揚げそうめんの上にかけたら完成。
★豚しゃぶそうめん生春巻き
(考案者:1人前食堂Mai)
◆材料
・そうめん 80g
・豚しゃぶ肉 4枚
・きゅうり 1/2本
・みょうが 2本
・大葉 4枚
・生春巻き 2枚
◆つけダレの材料
・ポン酢 大さじ1
・ごま油 大さじ1
・ラー油 少々
【作り方】
① 沸騰したお湯でそうめんを茹でる。
茹で上がったらそうめんを取り出し、
残り湯で豚肉を1枚ずつ茹でる。
② 水で戻した生春巻きに千切りしたきゅうり、
みょうが、そうめん、豚肉、軸を切った大葉の
順にのせて巻く。3等分に切ったら完成。
★ガーリックそうめん
(考案者:そうめんチャンプルー子)
◆材料
・そうめん 2束
・牛肉 100g
・まいたけ 1/2パック
・ピーマン 1個
・バター 10g
・桃屋のきざみにんにく 大さじ3
・醤油 適量
・塩こしょう 適量
【作り方】
① フライパンにバターと桃屋のきざみにんにくを
入れる。
② 一口サイズに切った牛肉、まいたけ、
ピーマンを入れて炒める。
POINT!お家に余っている食材を入れてもOK。
③ 茹でたそうめんを入れて一緒に炒め、
醤油と塩こしょうで味を整える。
★水晶鶏そうめん(考案者:リュウジ)
◆材料
・鶏胸肉 100g
・醤油 小さじ1
・酒 小さじ1
・片栗粉 小さじ2
・そうめん 100g
◆タレの材料
・長ネギ 30g
・生姜 5g
・鷹の爪 1本
・めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ2
・砂糖 小さじ1
・お酢 小さじ1半
・ごま油 小さじ1
【作り方】
① 長ネギ、生姜をみじん切りにする。
そこへ鷹の爪、めんつゆ、砂糖、お酢、
ごま油を混ぜてタレを作り、
冷蔵庫で冷やしておく。
② 鶏胸肉をそぎ切りにし、醤油、
お酒を入れて揉み込んだあと
さらに片栗粉をつけて揉み込む。
③ 沸騰したお湯に鶏肉とそうめんを入れ、
1分30秒〜2分ほど茹でる。
④ 茹で上がったそうめんは冷水で冷やし、
ザルに押しつけて水気を絞る。
⑤ 水気を切ったそうめんと鶏胸肉、
冷やしたタレを和える。
お好みでラー油をかけて召し上がれ。
★そうめんパッタイ(考案者:見取り図レシピ)
◆材料
・そうめん 1.5束
・豚細切れ肉 80g
・ニラ 1/8束
・もやし(ひげ根を取ったもの) 1/4袋
・卵 1個
・サラダ油(麺用) 小さじ1
◆香味系調味料の材料
・サラダ油 大さじ3/4
・ニンニク 1/2片
・豆板醤 小さじ1/2
・梅干し(種抜き) 10g
・たくあん 10g
◆仕上げ調味料の材料
・水 50ml
・オイスターソース 大さじ3/4
・鶏がらスープの素 小さじ3/4
・レモン汁 大さじ3/4
・はちみつ 小さじ3/4
◆必要な道具
・ホットプレート
【作り方】
① ニラを3cm幅に切り、たくあん、ニンニクは
みじん切りにする。
梅干しは包丁で叩いてペースト状に。
② 仕上げ調味料の材料を合わせておき、
卵をボウルに割って溶く。
③ 沸騰したお湯にそうめんを入れ
時々かき混ぜながら1分茹でる。
水気をよく切ったらサラダ油をかけて
ほぐすように箸で混ぜ合わせる。
④ 鉄板に香味系調味料の材料を混ぜて
180°Cで加熱する。
⑤ ぱちぱちとしてきたら豚肉を入れる。
片面が焼けたら裏返し、
温度を200°Cに上げてもやしとニラを入れる。
⑥ 豚肉が焼けたら具材を端に寄せ、
温度を250°Cに上げて溶いた卵を流し入れる。
⑦ 半熟卵くらいになったら茹でたそうめんを入れ、
卵と混ぜ合わせる。
⑧ 先に合わせた仕上げ調味料を加え、
豚肉や野菜と混ぜ合うように
さっと炒めたら完成。
★そうめんグラタン(考案者:natsucamp)
◆材料
・そうめん 1束
・パスタ用ミートソース 1人前
・ポテト系ポタージュスープの素 2袋
・水 適量
・サラダ油 適量
・シュレッドチーズ ひとつかみ
・黒こしょう 少々
・パセリ 少々
【作り方】
① 耐熱皿にサラダ油をひく。
② 茹でたそうめんとミートソースを和えて
耐熱皿に入れる。
③ ポタージュスープの素、シュレッドチーズを
かけて200℃のオーブントースターで
約10分焼く。
POINT!ポタージュスープの素は袋に
記載されている半分の水で溶いておく。
④ 焼き色がついたら取り出し、黒こしょう、
パセリを散らす。
★納豆キムチそうめん(堂本剛スペシャルレシピ)
◆材料
・三輪そうめん 2束
・納豆 お好みの量
・キムチ お好みの量
・かつお出汁 200cc
・卵(黄身) 1個
・万能ネギ 適量
◆おすすめトッピング
・奈良漬 適量
・クリームチーズ 適量
・みょうが 適量
・きざみ海苔 適量
【作り方】
① 沸騰したお湯でそうめんを茹でて
器に盛り付ける。
② そうめんにお好みの量の納豆、キムチをのせる。
さらにその上に万能ネギを散らし、
卵の黄身をのせる。
お好きな方は白身も入れてOK。
③ かつお出汁を回しかける。
④ トッピングに刻んだ奈良漬と、クリームチーズ、
みょうが、きざみ海苔をかけて完成。
【材料で使用した商品】
株式会社 池利
商品:色撫子(いろなでしこ) 50g×5束 木箱入り
- 1,080円(税込)
購入方法:オンラインショップ
(※シーズンが終了した為ネット販売が
主となります。)
商品URL:
https://t.cn/A6IHWzyU
HP:
https://t.cn/A6IHWzyL
株式会社 大和屋守口漬総本家
商品:銀袋瓜奈良漬 143g - 800円(税込)
購入方法:
各店舗やオンラインショップで購入できます。
HP:
https://t.cn/A6IHWzy2
products/products.html
堂本光一×井上芳雄、奇跡のタッグが再び! 「僕たちにできることはとにかくやり続けること」~ミュージカル『ナイツ・テイル-騎士物語-』製作発表会レポート
https://t.cn/A6IXeC2m
堂本光一(アーサイト役)
「世の中、まだまだ本当に落ち着かない中ではありますが、こうしてジョンがイギリスから来てくださった。この作品自体がジョンの愛で包まれた作品なんです。改めて台本を読んでいると毎日いろんな発見があって。ニューノーマルと言われているこの時代に沿った作品に感じております。僕自身もこのコロナ禍になってからコンサートや舞台作品をやってきましたが、何よりもお客様がその場所のルールを守ってくださって協力くださっている。我々としては、安心してステージに立てる環境を逆にいただいてしまっているような感覚です。そういった意味でも、たくさんの方の協力があって自分は今ステージに立てているんだなと感じておりますので、感謝を忘れずにいたいなと思います。周りを見渡せば本当に素晴らしい実力のあるキャストの皆さんです。いろんな意味で自分の気持ちを律してステージに立つことができたらなと感じております」
7名が挨拶を終えると、質疑応答の時間が設けられた。
ーーキャストの4人に質問です。再演の稽古に臨んでいる今、改めて感じる『ナイツ・テイル-騎士物語-』の根本的な魅力を聞かせてください。
堂本:千穐楽まで毎日必ず何か発見があるのは、3年前もそうだったんです。ジョンから言われたのは「千穐楽まで答えは見つからないはずだよ。でもそれでいいんだよ。毎日それを楽しんで」と。今稽古に入って、それらを乗り越えてきたいい意味での自信と、素晴らしいキャスト・スタッフに囲まれている安心もあって、3年前よりも落ち着いて稽古場にいることができているんです。その環境で台本を読んでみるとたくさん発見があります。前はそんな余裕なかったんですけれど、今自分の中で深堀りし始めて、それぞれの発見が面白くて。この時代に必要なメッセージがすごく入っているとも思います。僕ら(堂本と井上の役)は頑張れば頑張る程、「あの二人バカだなあ」となるコメディなんですけど(笑)、視点を変えてみると、昔のがんじがらめだった思想がいかにバカらしいか、そこが笑えてくる作品になっているんです。3年前にご覧になったお客様もいらっしゃると思うんですが、そういう方たちにも新しい発見があるんじゃないかなと思います。
ーー堂本さんと井上さんに質問です。エンターテインメントを通して思いを伝える役割のあるお二人から、全国の皆さんに向けて応援のメッセージをお願いします。
堂本:我々はエッセンシャルワーカーではないので、こういったイベントを開催することが良いのか悪いのか、それは日々葛藤でもあったりするんです。でもこういう状況だからこそ、心を豊かにしたいと思われている方がいるのは間違いないことで。泣く泣く観に行くことを断念する方もいると思います。でも今芳雄くんが言ったように、僕らとしては繋げていくことが大切だなとも思うんですよね。もちろん、止めてしまう覚悟というのも今は持っていないといけない。何としてでもやるという気持ちではいけないと思っています。そのバランスがすごく大事なときだなと。とにかく僕たちは繋げていきたいなと感じております。たくさんの方の協力をいただいて、大事にやっていきたいです。
会見の直後には、フォトセッションを挟んで囲み取材が行われた。囲み取材には、堂本、井上、音月、上白石の4名のキャストが登壇。直前まで行われていた緊張感ある会見とは打って変わって、リラックスした雰囲気の笑いの絶えない時間となった。
ーー久しぶりに4人が顔を合わせたときはどんな印象でしたか?
堂本:久しぶりという感覚はあんまりなくて。萌音ちゃんがリモートで繋いでくれていたので、萌音ちゃんの功績が大きいと思います。
井上:今回の稽古に入る前にも久しぶりにリモート飲みをしたので、顔を合わせたような気はしていますね。
堂本:初演のときは本当に大変で、全体像が見えない中でもうすぐ初日というのを乗り越えてきた仲間たちなので、その信頼と自信があります。今稽古で女性陣のシーンを見ていると、3年前も同じことを思ったんですけど、完璧にやっているんですよね。
井上:女性陣は準備がちゃんとしていますよね。
堂本:それを見てちょっとイラッとして(笑)。また僕たちに見せつけてきやがったって(笑)。
井上:僕たちは3年間全然成長がないってことですね(笑)。
堂本:いい意味で乗り越えてきたみんなとの信頼関係というのがすごく厚くなっています。「この作品を良くしよう」「コロナ禍でできる最善を尽くしていこう」という想いが溢れていて、すごく幸せな空間だなあと。
井上:本当その通りだと思います。新しいキャストも自然と楽しそうに稽古していて、それはジョンのおかげが大きいと思います。キャスト同士の繋がりが3年経っても強くて、さらに深まっているというのは本当に珍しいこと。普通、公演中は仲が良くても1年経つと音信不通になるというか、それがカンパニーの常なんです(笑)。でもこの作品は再演が決まっていたこともあったかもしれないですけど、萌音ちゃんのお陰もあって。
堂本:この3年間で一番はねたのが萌音ちゃんだと思うので、そんな萌音ちゃんが僕らを見捨てないでいてくれたっていうのがね。
井上:確かに! ヒヤヒヤしたよねえ〜。萌音ちゃんが変わってたらどうしようって(笑)。
音月:グループLINEから途中退出していたらどうしようってね(笑)。
井上:でも全然変わらず。今も会見の直前に「緊張しますねえ」って言ってて、「あ、まだ萌音ちゃん緊張するんだな」って(笑)。
上白石:私がどうなったと思っているんですか!(笑)
井上:何も動じない、何の心もない、みたいになっていないかなと思っていたけど全然(笑)。だから奇跡のカンパニーだなと思います。
上白石:私はこの作品もカンパニーも本当に大好きで、リモート飲みも楽しいし、個々で連絡を取り合っているときに皆さんが「リモート飲みやりたいな」とおっしゃっていたのでこれはやらなきゃなと(笑)。本当に離れていても同じ場所を向いているってすごく心強いことですし、稽古場で顔を合わせたら本当に全然変わらない空気感があって、座長のお二人もこれだけの大スターなのに、何か全然……。
井上:オーラがない? ただの40代のおじさん? 夕方になるとボーッとしてるなみたいな?(笑)
堂本:おじさんたち疲れちゃってるんだよね。眠くなっちゃうんだよねえ。
上白石:(笑)。変な圧がなくて、どちらかというと脱力系の座長お二人で、全然嫌な緊張感がないんです。みんなが新しいことややってみたいことに挑戦できるお稽古場なので、そういう空気感を作ってくださる脱力系騎士のお二人です。
井上:それ(脱力系騎士)すごい弱そうだよ(笑)。
上白石:ステージに立つと本当に別人のようになられるので、勉強させてもらっているんです。毎日大好きな人たちと顔を合わせられるということで、元気いっぱいです!
ーー音月さんも、座長のお二人が温かい雰囲気を作っているとおっしゃっていましたが。
音月:私たちが稽古をしているときに、お二人の椅子を見たら同じ角度で二人共「スン」ってスイッチがお切れになっていらっしゃるんです(笑)。
堂本:あのねえ、最近3時くらいになるとすごく眠くなるのよ。
井上:時差ボケみたくなっちゃうんだよね。
音月:そういうところまでリンクしているんだなという、夫婦感(笑)。だからすごく私たちは伸び伸びとお稽古場にいます。萌音ちゃん企画のリモート飲みも私は仕事で1時間以上遅れちゃったんですけど、島田歌穂さんが「桂ちゃん! まだやってるから入っておいで!」と連絡をくれて待っていてくださって。岸(祐二)さんがよく面白い発言をされるんですけど、それを光一さんはいつも優しく「ハハハ」って笑っていて、芳雄さんがスパルタでツッコむみたいな感じの図がすごく懐かしくて(笑)。
井上:(ツッコむのは)しょうがなくですよ? 盛り上げるために。今日は岸さんどうしたんですか? 呼ばれてないんだ? 岸さん、今多分すごく怒っていると思います(笑)。
音月:こういう空間がすごく心地良いんです(笑)。
堂本:これは多分ジョンが作る空気感だと思うんですけど、他の人が稽古をしている間もみんなが楽しんで稽古を見ているんですよ。それは素敵な空気感だなあって。稽古場だけど素敵な空気感のあるカンパニーですね。
ーー堂本さんと井上さん、お互いの印象で改めて変わったことがあれば教えてください。
堂本:二つのものがすごく共存しているんです。僕が持っていないものを持っているので、そこは任せればいいやという安心感。あとはステージに立つという部分では実力者なので、うかうかしていると大パンチ食らっちゃうなという緊張感。だから「よし頑張ろう!」って思えるんですよ。そう思えるってすごく幸せなんですね。ずっとその感じが続いています。
井上:ありがたいですね。元からわかっていたことなんですけど、やっぱりスターなんだなって改めて思います。普段は隣をパッと見たら寝ているということもあるんですけど(笑)。常に自分を更新し続けていっているアーティストであり大スター。でも一緒にいるときはだれよりもシンプルというか素朴というか、飾りっ気がないんですよね。ステージ上に立っている光一くんと普段の光一くんのギャップがすごいんですけど、それがスターなんだなって年々思います。今久しぶりにやってみて、3年前よりエネルギッシュにいろんなことをしているんだなとも。今もコンサートをやりながら他の作品の演出もやって、自分の稽古もやっている。光一くんの役割が増えてそれを嬉々としてやっていて、その結果ちょっと夕方に眠くはなっていますけど(笑)、それくらいフル回転していてエネルギッシュにやっているなって。
堂本:一緒に寝てるじゃな〜い(笑)。
井上:僕なんかはこの稽古しかやってないのに寝てますけど(笑)。今の光一くんには、エネルギッシュさを感じますね。すごいなあ、更新してるなあって思います。
取材・文=松村蘭(らんねえ)
https://t.cn/A6IXeC2m
堂本光一(アーサイト役)
「世の中、まだまだ本当に落ち着かない中ではありますが、こうしてジョンがイギリスから来てくださった。この作品自体がジョンの愛で包まれた作品なんです。改めて台本を読んでいると毎日いろんな発見があって。ニューノーマルと言われているこの時代に沿った作品に感じております。僕自身もこのコロナ禍になってからコンサートや舞台作品をやってきましたが、何よりもお客様がその場所のルールを守ってくださって協力くださっている。我々としては、安心してステージに立てる環境を逆にいただいてしまっているような感覚です。そういった意味でも、たくさんの方の協力があって自分は今ステージに立てているんだなと感じておりますので、感謝を忘れずにいたいなと思います。周りを見渡せば本当に素晴らしい実力のあるキャストの皆さんです。いろんな意味で自分の気持ちを律してステージに立つことができたらなと感じております」
7名が挨拶を終えると、質疑応答の時間が設けられた。
ーーキャストの4人に質問です。再演の稽古に臨んでいる今、改めて感じる『ナイツ・テイル-騎士物語-』の根本的な魅力を聞かせてください。
堂本:千穐楽まで毎日必ず何か発見があるのは、3年前もそうだったんです。ジョンから言われたのは「千穐楽まで答えは見つからないはずだよ。でもそれでいいんだよ。毎日それを楽しんで」と。今稽古に入って、それらを乗り越えてきたいい意味での自信と、素晴らしいキャスト・スタッフに囲まれている安心もあって、3年前よりも落ち着いて稽古場にいることができているんです。その環境で台本を読んでみるとたくさん発見があります。前はそんな余裕なかったんですけれど、今自分の中で深堀りし始めて、それぞれの発見が面白くて。この時代に必要なメッセージがすごく入っているとも思います。僕ら(堂本と井上の役)は頑張れば頑張る程、「あの二人バカだなあ」となるコメディなんですけど(笑)、視点を変えてみると、昔のがんじがらめだった思想がいかにバカらしいか、そこが笑えてくる作品になっているんです。3年前にご覧になったお客様もいらっしゃると思うんですが、そういう方たちにも新しい発見があるんじゃないかなと思います。
ーー堂本さんと井上さんに質問です。エンターテインメントを通して思いを伝える役割のあるお二人から、全国の皆さんに向けて応援のメッセージをお願いします。
堂本:我々はエッセンシャルワーカーではないので、こういったイベントを開催することが良いのか悪いのか、それは日々葛藤でもあったりするんです。でもこういう状況だからこそ、心を豊かにしたいと思われている方がいるのは間違いないことで。泣く泣く観に行くことを断念する方もいると思います。でも今芳雄くんが言ったように、僕らとしては繋げていくことが大切だなとも思うんですよね。もちろん、止めてしまう覚悟というのも今は持っていないといけない。何としてでもやるという気持ちではいけないと思っています。そのバランスがすごく大事なときだなと。とにかく僕たちは繋げていきたいなと感じております。たくさんの方の協力をいただいて、大事にやっていきたいです。
会見の直後には、フォトセッションを挟んで囲み取材が行われた。囲み取材には、堂本、井上、音月、上白石の4名のキャストが登壇。直前まで行われていた緊張感ある会見とは打って変わって、リラックスした雰囲気の笑いの絶えない時間となった。
ーー久しぶりに4人が顔を合わせたときはどんな印象でしたか?
堂本:久しぶりという感覚はあんまりなくて。萌音ちゃんがリモートで繋いでくれていたので、萌音ちゃんの功績が大きいと思います。
井上:今回の稽古に入る前にも久しぶりにリモート飲みをしたので、顔を合わせたような気はしていますね。
堂本:初演のときは本当に大変で、全体像が見えない中でもうすぐ初日というのを乗り越えてきた仲間たちなので、その信頼と自信があります。今稽古で女性陣のシーンを見ていると、3年前も同じことを思ったんですけど、完璧にやっているんですよね。
井上:女性陣は準備がちゃんとしていますよね。
堂本:それを見てちょっとイラッとして(笑)。また僕たちに見せつけてきやがったって(笑)。
井上:僕たちは3年間全然成長がないってことですね(笑)。
堂本:いい意味で乗り越えてきたみんなとの信頼関係というのがすごく厚くなっています。「この作品を良くしよう」「コロナ禍でできる最善を尽くしていこう」という想いが溢れていて、すごく幸せな空間だなあと。
井上:本当その通りだと思います。新しいキャストも自然と楽しそうに稽古していて、それはジョンのおかげが大きいと思います。キャスト同士の繋がりが3年経っても強くて、さらに深まっているというのは本当に珍しいこと。普通、公演中は仲が良くても1年経つと音信不通になるというか、それがカンパニーの常なんです(笑)。でもこの作品は再演が決まっていたこともあったかもしれないですけど、萌音ちゃんのお陰もあって。
堂本:この3年間で一番はねたのが萌音ちゃんだと思うので、そんな萌音ちゃんが僕らを見捨てないでいてくれたっていうのがね。
井上:確かに! ヒヤヒヤしたよねえ〜。萌音ちゃんが変わってたらどうしようって(笑)。
音月:グループLINEから途中退出していたらどうしようってね(笑)。
井上:でも全然変わらず。今も会見の直前に「緊張しますねえ」って言ってて、「あ、まだ萌音ちゃん緊張するんだな」って(笑)。
上白石:私がどうなったと思っているんですか!(笑)
井上:何も動じない、何の心もない、みたいになっていないかなと思っていたけど全然(笑)。だから奇跡のカンパニーだなと思います。
上白石:私はこの作品もカンパニーも本当に大好きで、リモート飲みも楽しいし、個々で連絡を取り合っているときに皆さんが「リモート飲みやりたいな」とおっしゃっていたのでこれはやらなきゃなと(笑)。本当に離れていても同じ場所を向いているってすごく心強いことですし、稽古場で顔を合わせたら本当に全然変わらない空気感があって、座長のお二人もこれだけの大スターなのに、何か全然……。
井上:オーラがない? ただの40代のおじさん? 夕方になるとボーッとしてるなみたいな?(笑)
堂本:おじさんたち疲れちゃってるんだよね。眠くなっちゃうんだよねえ。
上白石:(笑)。変な圧がなくて、どちらかというと脱力系の座長お二人で、全然嫌な緊張感がないんです。みんなが新しいことややってみたいことに挑戦できるお稽古場なので、そういう空気感を作ってくださる脱力系騎士のお二人です。
井上:それ(脱力系騎士)すごい弱そうだよ(笑)。
上白石:ステージに立つと本当に別人のようになられるので、勉強させてもらっているんです。毎日大好きな人たちと顔を合わせられるということで、元気いっぱいです!
ーー音月さんも、座長のお二人が温かい雰囲気を作っているとおっしゃっていましたが。
音月:私たちが稽古をしているときに、お二人の椅子を見たら同じ角度で二人共「スン」ってスイッチがお切れになっていらっしゃるんです(笑)。
堂本:あのねえ、最近3時くらいになるとすごく眠くなるのよ。
井上:時差ボケみたくなっちゃうんだよね。
音月:そういうところまでリンクしているんだなという、夫婦感(笑)。だからすごく私たちは伸び伸びとお稽古場にいます。萌音ちゃん企画のリモート飲みも私は仕事で1時間以上遅れちゃったんですけど、島田歌穂さんが「桂ちゃん! まだやってるから入っておいで!」と連絡をくれて待っていてくださって。岸(祐二)さんがよく面白い発言をされるんですけど、それを光一さんはいつも優しく「ハハハ」って笑っていて、芳雄さんがスパルタでツッコむみたいな感じの図がすごく懐かしくて(笑)。
井上:(ツッコむのは)しょうがなくですよ? 盛り上げるために。今日は岸さんどうしたんですか? 呼ばれてないんだ? 岸さん、今多分すごく怒っていると思います(笑)。
音月:こういう空間がすごく心地良いんです(笑)。
堂本:これは多分ジョンが作る空気感だと思うんですけど、他の人が稽古をしている間もみんなが楽しんで稽古を見ているんですよ。それは素敵な空気感だなあって。稽古場だけど素敵な空気感のあるカンパニーですね。
ーー堂本さんと井上さん、お互いの印象で改めて変わったことがあれば教えてください。
堂本:二つのものがすごく共存しているんです。僕が持っていないものを持っているので、そこは任せればいいやという安心感。あとはステージに立つという部分では実力者なので、うかうかしていると大パンチ食らっちゃうなという緊張感。だから「よし頑張ろう!」って思えるんですよ。そう思えるってすごく幸せなんですね。ずっとその感じが続いています。
井上:ありがたいですね。元からわかっていたことなんですけど、やっぱりスターなんだなって改めて思います。普段は隣をパッと見たら寝ているということもあるんですけど(笑)。常に自分を更新し続けていっているアーティストであり大スター。でも一緒にいるときはだれよりもシンプルというか素朴というか、飾りっ気がないんですよね。ステージ上に立っている光一くんと普段の光一くんのギャップがすごいんですけど、それがスターなんだなって年々思います。今久しぶりにやってみて、3年前よりエネルギッシュにいろんなことをしているんだなとも。今もコンサートをやりながら他の作品の演出もやって、自分の稽古もやっている。光一くんの役割が増えてそれを嬉々としてやっていて、その結果ちょっと夕方に眠くはなっていますけど(笑)、それくらいフル回転していてエネルギッシュにやっているなって。
堂本:一緒に寝てるじゃな〜い(笑)。
井上:僕なんかはこの稽古しかやってないのに寝てますけど(笑)。今の光一くんには、エネルギッシュさを感じますね。すごいなあ、更新してるなあって思います。
取材・文=松村蘭(らんねえ)
キリ番踏んだら私のターン
2021.05.10 更新 ツイート
あなたの「明日も頑張ろうスイッチ」が、コロナ禍でも残り続けますように
長井短
エッセイ
ゆとり世代
ミレニアル世代
平成生まれ
キリ踏ん
頭がうまく動かない日々が1ヶ月くらい続いている。
何か考えようとしても、1つのことを考えられる時間は1分くらいしか続かなくて、気づけば別のことを考えてしまう。Aを考えてたのにBを、Bを考えてたのにCを、ってな具合にGくらいまで思考が転々とすると、ようやくAに戻ってくる。その繰り返し。不便この上ない。
こういうのって今までも時々あって、それは大抵の場合演劇の本番前だった。そうです。私は今本番前なのです!!
本来なら5月4日が初日だったはずの舞台だけど、緊急事態宣言によって現在初日は5月12日に伸びています……。文句を言っても仕方ないので前向きに日々を過ごしてるけど、そうは言っても、5月4日が初日のつもりで毎日を過ごしていたから、今どうやって過ごせばいいのかわからない。
ディズニーランドに行きたすぎてそろそろ限界ということ…現場からは以上です。
今まで色々な文章を書いてきたけど、演劇のことを書いたことはほとんどなくて、なんとなく自分の中で演劇のことを書くのはしっくりこないから避けていました。でも、今回ばかりは演劇のことしか考えられなそうなので、演劇の話をします。私にとっての演劇の話です。
ゲロ吐きそうでも舞台に立っちゃうのはなんでだろう
演劇を始めてから、もうすぐ10年が経つ。19歳の頃から毎年、多いときは年7、8本。少なくても年2本は舞台に立ってきた。通算でどのくらいの数になるのかはわからないけど、小さな劇場も大きな劇場も立たせてもらえてわかったのは、演劇ってマジで面倒くさいってこと。
演劇出身なんですって言うと時々言われる言葉の中に「演劇いいよね! やっぱり! 演劇が好きって俳優さん多いもんね!」ってのがある。超同意なんだけど、正直私の演劇への思いはそんな愛だけのものではなくて、憎もあるの。
だってさ? マジで緊張すんだもんあれ。何度舞台に立っても、舞台袖で出番を待っていると、歯茎がむずむずして全歯ポロっといっちゃうんじゃねーかって気持ちになる。台詞を言っている最中に舌を噛み切る夢を見た回数は数え切れないし、私の知らない間に台本が大幅に変更されて舞台上で立ちすくむ悪夢に週2でうなされる。超ストレス。
無事に今日が終わっても、また明日も同じ緊張が襲ってくると思うとキレそうになる。大きい声を出すからかどんどんお腹と背中が筋肉痛になっていって、声帯回復のために食べたくもないステーキを食べる時、ステーキを食べられるような残高状況じゃないことを思い出し冷や汗をかく。
文句ばかりだ。それなのに、どうしても私は劇場に戻っていってしまう。行ったら疲れるってわかってるのに、気付くと埃っぽい舞台袖でプチゲロを我慢しているのだ。
なんでだろう。どうしてあんな奴のところに、私は抱かれに行ってしまうんですか……?
撮影現場で「唇のスクラブ」ってやつに初めて出会った。ざらざらしたお手拭きで唇を拭く感覚なんだけど、物凄く気持ちいいし唇がツルツルになる。欲しい。
悪口ばっかり言ってますけど、これら全てを一瞬で帳消しにするキュンポイントが演劇にはある。その一瞬は本番直前の舞台袖、M0っていう「この曲がかかったらマジで開演です」っていう合図の曲が流れた時。大抵の場合、M0の音量が上がるのと同時に、劇場は暗くなっていく。真っ暗闇の中に爆音でM0が響いたら、私たちは舞台上にスタンバイするんだけど、その、歩み出す前の1秒にも満たない時間が、私は演劇の中で一番好きだ。
舞台裏にいる俳優、演出部さん、舞台監督さん、楽屋にいる俳優、客席奥にいる音響さん照明さん。劇場内にいる色んな年齢の色んな役割の人たちが一斉に「やるか~」って静かに息を吸うこの瞬間、私は他のどんな時間よりも一人ではないって感じるの。誰かと一緒に働くことは大変だけど楽しくて素晴らしいことなんだって気持ちでいっぱいになる。あ~演劇やりたいなぁ。早く劇場に行きたいなぁ。
やりたいからやる、っていう姿勢がシンプルで好きだった。なんでやってるんだろうって考えても考えても結局、「だってやりたいから」にしか行きつかない。でも、やりたいからやるなんてことが叶いにくい世の中になった今、何か今までとは違う大義名分みたいなものがほしくなった。なくてもいいものみたいに扱われることに、抵抗したいのかもしれない。
あなたの「明日も頑張ろうスイッチ」はなんですか?
演劇は別に、見たってお腹も膨れないし、病気だって治せない。演劇にできることなんて多くない。けど、でも、いい大人が汗をかきながら舞台上を駆けずり回っている様を見ると、私は勇気が湧く。どんな人間も、大きい声を出すと唾が飛ぶし、走り回れば汗をかくっていう当たり前のことを思い出せるから。自分ではない人間も、自分と同じように生きているってことがわかると「明日も頑張るか」って、私は思える。「明日も頑張ろう」と思えなくなっちゃうと、生きていくのはしんどい。だから、世の中には出来るだけ多くの、色んな種類の「明日も頑張ろうスイッチ」みたいなものがあった方が良いなと思うの。自分の出演する演劇も、そのスイッチになりますようにと祈りながら楽屋から舞台へ、上手から下手へ、私は移動しているのかもしれない。「やりたいからやる」とは別の、私が演劇をやる理由は、たぶんこの祈りだ。
きっと、祈っているのは私だけではない。わざわざチケットを買って、劇場まで足を運んでくれるお客さんのその行動にだって、同じように祈りがこもっている。またこの劇団を見れますように、もっと大きなライブハウスに進出できますように、あなたが引退しませんように。立場が違う私たちは、祈りあうことで支え合っているのだ。それができるって、なんて豊かなことだろう。
切羽詰まってる世の中だから、摂取すればすぐに効くロキソニンみたいなものが幸せを作る唯一の方法みたいになっている気がしていて、それもそれで良いんだけど。効いてるかわからない漢方を飲み続けることにも幸せはあるのだ。忘れないでほしいのだ。
不細工で要領の悪い不便な演劇も、存在できる世界がいいなと思います。私は演劇が好きです。
希望你的“明天也要努力的开关”,即使是日冕之祸也能继续留下。
长井短
井随笔|井宽松世代#千禧年世代#平成出生#终结
大脑无法正常运转的日子持续了一个月左右
看。
即使想思考什么,思考一件事的时间也只能持续1分钟左右,等回过神来,就会想别的事情。想着A却想到了B,想着B却想到了C,不知不觉地思考到了G,终于回到了A。如此反复。不便至极。
到现在为止,这种情况也时有发生,而且大多是在戏剧正式演出之前。是的。我现在是正式演出前!!
本来5月4日应该是第一天的舞台,但是根据紧急事态宣言现在第一天延长到了5月12日…。因为抱怨也没有办法,所以每天都在积极地度过。话虽这么说,但因为把5月4日当作第一天来过,所以不知道现在该怎么过。
去了太多迪士尼乐园,差不多到了极限了…以上是现场的情况。(见图)
至今为止写了很多文章,但几乎没写过戏剧,总觉得自己一直在回避写戏剧。但是,这次好像只想到戏剧,所以我要讲戏剧。对我来说,戏剧的故事。
即使快要呕吐也要站在舞台上是为什么呢?
从开始演话剧到现在已经快10年了。从19岁开始每年,多的时候一年7、8部。每年至少有2部在舞台上演出。总计有多少人我不知道,不过无论小剧场还是大剧场,我都知道演戏真的很麻烦。
说到我是戏剧出身,经常有人说:“演戏真好啊!果然!喜欢演戏的演员很多啊!”有这样的。虽然我非常同意,但说实话,我对戏剧的想法并不仅仅是爱,也有恨。
因为,真的很紧张啊。无论站在舞台上多少次,只要站在舞台的袖子上等待出场,就会觉得牙龈发痒,全牙都要脱落了。在说台词的过程中,做过无数次咬断舌头的梦,在我不知道的情况下,剧本被大幅度修改,在舞台上站着的噩梦每周有2次。即使今天平安无事地结束了,一想到明天也会有同样的紧张袭来,就会忍不住生气。不知道是不是因为大声说话,肚子和背部的肌肉越来越痛,为了恢复声带而吃不想吃的牛排的时候,想起自己的结余状况不是能吃牛排的程度,不禁冒冷汗。
尽是抱怨。尽管如此,我还是回到了剧场。明明知道去了会很累,回过神来却发现自己正用布满灰尘的舞台袖子忍受着小呕吐。
为什么呢?为什么我要去那种家伙那里被他抱着呢?
在拍摄现场第一次见到了“嘴唇磨砂膏”。虽然是用粗糙的手擦嘴唇的感觉,但是非常舒服。(见图)
虽然我总是说一些不好的话,但在一瞬间,所有这些戏剧中有这样的扣人心弦的地方。
那一瞬间是正式演出前的舞台袖子,播放MO这首“如果这首曲子播放的话真的要开演了”的信号的曲子的时候。一般情况下,MO的音量上升的同时,剧场也会变暗。在一片漆黑中,如果MO响起轰鸣声,我们就会在舞台上待命,而那迈开脚步前不到一秒的时间,是我最喜欢的戏剧。
在后台的演员、导演、舞台导演,在后台的演员,在观众席深处的音响、照明。在剧场里各种年龄各种角色的人们一齐说“要做吗~”安静地吸气的这一瞬间,我感觉比其他任何时间都不是一个人。和别人一起工作虽然很辛苦,但是很开心,感觉很棒。啊~想演话剧啊。真想早点去剧场啊。
因为想做所以做,这种态度很简单,我很喜欢。为什么要这么做呢,想了又想,结果只能是“因为想做”。但是,因为想做而去做的事情很难实现的现在,我想要一个与以往不同的名分。也许是想抵抗被当成可有可无的东西。
你的“明天也要努力的开关”是什么?
话剧就另当别论了,看了肚子也胀不起来,病也治不好。戏剧能做的事情并不多。但是,当我看到优秀的大人一边流汗一边在舞台上奔跑的样子,我就会鼓起勇气。不管是什么样的人,只要大声说话就会唾沫横飞,到处跑就会出汗,这是理所当然的事情。明白了不是自己的人也和自己一样活着,我就会想“明天也要努力吗”。不想“明天也要努力”的话,活下去就会很辛苦。所以,我觉得世界上最好有尽可能多的、各种各样的“明天也要努力的开关”那样的东西。也许我一边祈祷着自己出演的戏剧也能成为那个开关,一边从后台移动到舞台,从擅长移动到笨拙。与“因为想做所以做”不同,我做话剧的理由大概是这个祈祷。
祈祷的人一定不止我一个。特意买票来到剧场的观众们的行动,也同样包含着祈祷。希望还能看到这个剧团,希望能进军更大的live house,希望你不要引退。立场不同的我们,通过祈祷来相互支持。
能做到这一点,真是太幸福了。
在这个急迫的世界里,我觉得只要摄取就能立刻见效的罗青素就成了制造幸福的唯一方法,这也很好。持续服用不知道是否有效的汉方药,也是一种幸福。希望不要忘记丑陋的、不得要领的、不方便的戏剧也能存在的世界真好。
我喜欢戏剧。
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あなたの「明日も頑張ろうスイッチ」が、コロナ禍でも残り続けますように
長井短
エッセイ
ゆとり世代
ミレニアル世代
平成生まれ
キリ踏ん
頭がうまく動かない日々が1ヶ月くらい続いている。
何か考えようとしても、1つのことを考えられる時間は1分くらいしか続かなくて、気づけば別のことを考えてしまう。Aを考えてたのにBを、Bを考えてたのにCを、ってな具合にGくらいまで思考が転々とすると、ようやくAに戻ってくる。その繰り返し。不便この上ない。
こういうのって今までも時々あって、それは大抵の場合演劇の本番前だった。そうです。私は今本番前なのです!!
本来なら5月4日が初日だったはずの舞台だけど、緊急事態宣言によって現在初日は5月12日に伸びています……。文句を言っても仕方ないので前向きに日々を過ごしてるけど、そうは言っても、5月4日が初日のつもりで毎日を過ごしていたから、今どうやって過ごせばいいのかわからない。
ディズニーランドに行きたすぎてそろそろ限界ということ…現場からは以上です。
今まで色々な文章を書いてきたけど、演劇のことを書いたことはほとんどなくて、なんとなく自分の中で演劇のことを書くのはしっくりこないから避けていました。でも、今回ばかりは演劇のことしか考えられなそうなので、演劇の話をします。私にとっての演劇の話です。
ゲロ吐きそうでも舞台に立っちゃうのはなんでだろう
演劇を始めてから、もうすぐ10年が経つ。19歳の頃から毎年、多いときは年7、8本。少なくても年2本は舞台に立ってきた。通算でどのくらいの数になるのかはわからないけど、小さな劇場も大きな劇場も立たせてもらえてわかったのは、演劇ってマジで面倒くさいってこと。
演劇出身なんですって言うと時々言われる言葉の中に「演劇いいよね! やっぱり! 演劇が好きって俳優さん多いもんね!」ってのがある。超同意なんだけど、正直私の演劇への思いはそんな愛だけのものではなくて、憎もあるの。
だってさ? マジで緊張すんだもんあれ。何度舞台に立っても、舞台袖で出番を待っていると、歯茎がむずむずして全歯ポロっといっちゃうんじゃねーかって気持ちになる。台詞を言っている最中に舌を噛み切る夢を見た回数は数え切れないし、私の知らない間に台本が大幅に変更されて舞台上で立ちすくむ悪夢に週2でうなされる。超ストレス。
無事に今日が終わっても、また明日も同じ緊張が襲ってくると思うとキレそうになる。大きい声を出すからかどんどんお腹と背中が筋肉痛になっていって、声帯回復のために食べたくもないステーキを食べる時、ステーキを食べられるような残高状況じゃないことを思い出し冷や汗をかく。
文句ばかりだ。それなのに、どうしても私は劇場に戻っていってしまう。行ったら疲れるってわかってるのに、気付くと埃っぽい舞台袖でプチゲロを我慢しているのだ。
なんでだろう。どうしてあんな奴のところに、私は抱かれに行ってしまうんですか……?
撮影現場で「唇のスクラブ」ってやつに初めて出会った。ざらざらしたお手拭きで唇を拭く感覚なんだけど、物凄く気持ちいいし唇がツルツルになる。欲しい。
悪口ばっかり言ってますけど、これら全てを一瞬で帳消しにするキュンポイントが演劇にはある。その一瞬は本番直前の舞台袖、M0っていう「この曲がかかったらマジで開演です」っていう合図の曲が流れた時。大抵の場合、M0の音量が上がるのと同時に、劇場は暗くなっていく。真っ暗闇の中に爆音でM0が響いたら、私たちは舞台上にスタンバイするんだけど、その、歩み出す前の1秒にも満たない時間が、私は演劇の中で一番好きだ。
舞台裏にいる俳優、演出部さん、舞台監督さん、楽屋にいる俳優、客席奥にいる音響さん照明さん。劇場内にいる色んな年齢の色んな役割の人たちが一斉に「やるか~」って静かに息を吸うこの瞬間、私は他のどんな時間よりも一人ではないって感じるの。誰かと一緒に働くことは大変だけど楽しくて素晴らしいことなんだって気持ちでいっぱいになる。あ~演劇やりたいなぁ。早く劇場に行きたいなぁ。
やりたいからやる、っていう姿勢がシンプルで好きだった。なんでやってるんだろうって考えても考えても結局、「だってやりたいから」にしか行きつかない。でも、やりたいからやるなんてことが叶いにくい世の中になった今、何か今までとは違う大義名分みたいなものがほしくなった。なくてもいいものみたいに扱われることに、抵抗したいのかもしれない。
あなたの「明日も頑張ろうスイッチ」はなんですか?
演劇は別に、見たってお腹も膨れないし、病気だって治せない。演劇にできることなんて多くない。けど、でも、いい大人が汗をかきながら舞台上を駆けずり回っている様を見ると、私は勇気が湧く。どんな人間も、大きい声を出すと唾が飛ぶし、走り回れば汗をかくっていう当たり前のことを思い出せるから。自分ではない人間も、自分と同じように生きているってことがわかると「明日も頑張るか」って、私は思える。「明日も頑張ろう」と思えなくなっちゃうと、生きていくのはしんどい。だから、世の中には出来るだけ多くの、色んな種類の「明日も頑張ろうスイッチ」みたいなものがあった方が良いなと思うの。自分の出演する演劇も、そのスイッチになりますようにと祈りながら楽屋から舞台へ、上手から下手へ、私は移動しているのかもしれない。「やりたいからやる」とは別の、私が演劇をやる理由は、たぶんこの祈りだ。
きっと、祈っているのは私だけではない。わざわざチケットを買って、劇場まで足を運んでくれるお客さんのその行動にだって、同じように祈りがこもっている。またこの劇団を見れますように、もっと大きなライブハウスに進出できますように、あなたが引退しませんように。立場が違う私たちは、祈りあうことで支え合っているのだ。それができるって、なんて豊かなことだろう。
切羽詰まってる世の中だから、摂取すればすぐに効くロキソニンみたいなものが幸せを作る唯一の方法みたいになっている気がしていて、それもそれで良いんだけど。効いてるかわからない漢方を飲み続けることにも幸せはあるのだ。忘れないでほしいのだ。
不細工で要領の悪い不便な演劇も、存在できる世界がいいなと思います。私は演劇が好きです。
希望你的“明天也要努力的开关”,即使是日冕之祸也能继续留下。
长井短
井随笔|井宽松世代#千禧年世代#平成出生#终结
大脑无法正常运转的日子持续了一个月左右
看。
即使想思考什么,思考一件事的时间也只能持续1分钟左右,等回过神来,就会想别的事情。想着A却想到了B,想着B却想到了C,不知不觉地思考到了G,终于回到了A。如此反复。不便至极。
到现在为止,这种情况也时有发生,而且大多是在戏剧正式演出之前。是的。我现在是正式演出前!!
本来5月4日应该是第一天的舞台,但是根据紧急事态宣言现在第一天延长到了5月12日…。因为抱怨也没有办法,所以每天都在积极地度过。话虽这么说,但因为把5月4日当作第一天来过,所以不知道现在该怎么过。
去了太多迪士尼乐园,差不多到了极限了…以上是现场的情况。(见图)
至今为止写了很多文章,但几乎没写过戏剧,总觉得自己一直在回避写戏剧。但是,这次好像只想到戏剧,所以我要讲戏剧。对我来说,戏剧的故事。
即使快要呕吐也要站在舞台上是为什么呢?
从开始演话剧到现在已经快10年了。从19岁开始每年,多的时候一年7、8部。每年至少有2部在舞台上演出。总计有多少人我不知道,不过无论小剧场还是大剧场,我都知道演戏真的很麻烦。
说到我是戏剧出身,经常有人说:“演戏真好啊!果然!喜欢演戏的演员很多啊!”有这样的。虽然我非常同意,但说实话,我对戏剧的想法并不仅仅是爱,也有恨。
因为,真的很紧张啊。无论站在舞台上多少次,只要站在舞台的袖子上等待出场,就会觉得牙龈发痒,全牙都要脱落了。在说台词的过程中,做过无数次咬断舌头的梦,在我不知道的情况下,剧本被大幅度修改,在舞台上站着的噩梦每周有2次。即使今天平安无事地结束了,一想到明天也会有同样的紧张袭来,就会忍不住生气。不知道是不是因为大声说话,肚子和背部的肌肉越来越痛,为了恢复声带而吃不想吃的牛排的时候,想起自己的结余状况不是能吃牛排的程度,不禁冒冷汗。
尽是抱怨。尽管如此,我还是回到了剧场。明明知道去了会很累,回过神来却发现自己正用布满灰尘的舞台袖子忍受着小呕吐。
为什么呢?为什么我要去那种家伙那里被他抱着呢?
在拍摄现场第一次见到了“嘴唇磨砂膏”。虽然是用粗糙的手擦嘴唇的感觉,但是非常舒服。(见图)
虽然我总是说一些不好的话,但在一瞬间,所有这些戏剧中有这样的扣人心弦的地方。
那一瞬间是正式演出前的舞台袖子,播放MO这首“如果这首曲子播放的话真的要开演了”的信号的曲子的时候。一般情况下,MO的音量上升的同时,剧场也会变暗。在一片漆黑中,如果MO响起轰鸣声,我们就会在舞台上待命,而那迈开脚步前不到一秒的时间,是我最喜欢的戏剧。
在后台的演员、导演、舞台导演,在后台的演员,在观众席深处的音响、照明。在剧场里各种年龄各种角色的人们一齐说“要做吗~”安静地吸气的这一瞬间,我感觉比其他任何时间都不是一个人。和别人一起工作虽然很辛苦,但是很开心,感觉很棒。啊~想演话剧啊。真想早点去剧场啊。
因为想做所以做,这种态度很简单,我很喜欢。为什么要这么做呢,想了又想,结果只能是“因为想做”。但是,因为想做而去做的事情很难实现的现在,我想要一个与以往不同的名分。也许是想抵抗被当成可有可无的东西。
你的“明天也要努力的开关”是什么?
话剧就另当别论了,看了肚子也胀不起来,病也治不好。戏剧能做的事情并不多。但是,当我看到优秀的大人一边流汗一边在舞台上奔跑的样子,我就会鼓起勇气。不管是什么样的人,只要大声说话就会唾沫横飞,到处跑就会出汗,这是理所当然的事情。明白了不是自己的人也和自己一样活着,我就会想“明天也要努力吗”。不想“明天也要努力”的话,活下去就会很辛苦。所以,我觉得世界上最好有尽可能多的、各种各样的“明天也要努力的开关”那样的东西。也许我一边祈祷着自己出演的戏剧也能成为那个开关,一边从后台移动到舞台,从擅长移动到笨拙。与“因为想做所以做”不同,我做话剧的理由大概是这个祈祷。
祈祷的人一定不止我一个。特意买票来到剧场的观众们的行动,也同样包含着祈祷。希望还能看到这个剧团,希望能进军更大的live house,希望你不要引退。立场不同的我们,通过祈祷来相互支持。
能做到这一点,真是太幸福了。
在这个急迫的世界里,我觉得只要摄取就能立刻见效的罗青素就成了制造幸福的唯一方法,这也很好。持续服用不知道是否有效的汉方药,也是一种幸福。希望不要忘记丑陋的、不得要领的、不方便的戏剧也能存在的世界真好。
我喜欢戏剧。
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