【命を下す / 下令】——#松下幸之助 道をひらく#

【原文】命を下す

自分がこうしたいと思うことを人に命じて、その命のままに自在に人が動くということは、事を運ぶうえにおいて、きわめて大事なことであるけれど、命になれて、いつのまにか命がなければ人が動かないということになっては、これはたいへん。　こんな硬直した姿では、進歩も発展も生まれないであろう。
たとえ命令がなくとも、以心伝心、命ずる人の意を汲んで、それぞれの人が適時適確にすすんで事を運んでゆく――こういう柔軟な姿のなかにこそ、かぎりない発展性が生まれてくる。
　そのためには、命を下す前に、まず人のいうことに耳をかたむけることである。まず聞くことである。聞いた上で問うことである。そして、そこにわが思いと異なるところがあれば、その気づかざる点を気づかしめ、思い至らざる点の理非を説く。そうした納得のうえに立って、断固、命を下さなねばならない。命を受ける人に納得があるということは、その人の知恵がそれだけ高まったということである。わけのわからぬままに命に従わせていたのでは硬直する。
　命を下すということは、ほんとうはそんな容易なことではないのである。

【译文】下令

命令别人去做自己想做的事，自如地让别人按照命令行动，这在运作事情上是非常重要的。但是，成为命令后，会变得哪天如果没有命令了就会指挥不动别人，这就太糟糕了。在这种死板僵硬的状态下，是不会进步发展的。

即使没有命令，只要能心领神会，体谅命令之人的意思，每个人都适时正确恰当地把事情办好——在如此灵活的状态下，才会产生无限的发展性。

因此，在下令之前，首先要倾听别人的想法。首先要听。听了之后再问。而且，如果发现别人的想法与自己不同时，要提醒别人注意到他没有注意到的点，解释那些他们考虑不周的点的是非曲直。必须像这样在别人信服的前提下才能坚决地下达命令。接受命令的人是信服的，意味着这个人的智慧也有所提升。而不明就里令其盲从命令的做法就太死板了。

下达命令这件事，其实并不是那么容易的事。

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君はいつからいたんだい

昨日今日の間柄でないことは確かだね

ま、よろしく頼むわ。

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