#立石晴香[超话]#
こちら昨年撮影したものですが【TOKYO STORIES】You tubeにアップされました!
※投稿からだと飛べないとおもうのでストーリーにもリンクを貼らせていただきますね!
https://t.cn/A6Mvmszx
打ち合わせの時、2020年状況についてジュウオウジャーの前の自分と重ねてお話をしました。
ジュウオウジャーが決まる前、勤めていた会社を離れ将来への不安や芸能界へ戻ったって仕事があるかわからない誰かバックアップしてくれる家族もいないどこか会社に勤めて安定した生活をしたほうがいいんじゃないか本当にこれでよかったんだろうかととても苦しかったのを覚えています。
周囲からも安定した生活を勧める声が多かったことも覚えています。
自分で決めたものの先が見えないし家族の中でたった一人で東京にいて一人ぼっちで不安で押し潰されそうでした。
昔とても大好きな友達が「下がってる時はこれから上がる準備だと思ってトランポリンに乗ってる気分になるんだよ上がる前に一番下がるでしょ」ってよく言ってくれてたの覚えてます。(彼女は常にポジティブなので何気なく言ってたからきっと覚えてないだろうけどとっても好きな表現でした)
だからその期間や苦しい時今トランポリンのバネの下にいるんだって思うようにしてました。人生に正解なんてなくて「決めた道を正解にするしかない」そう思っていたからそんな中で掴んだジュウオウジャーは私にとってかけがえのないものでした。
そんな想いから今回はジュウオウジャーを撮影した大泉学園を選んで撮らせていただきました
こんな時代だからこそ支えや一息つく場所にエンターテイメントは必ず必要だし誰かにとって自分の存在が少しでも明かりになれたらいいなと思っています。作品だけでなくてSNSや普段関わる人にとっても✨
そういう思いで仕事に向き合っていること、そして私自身は必ずこの状況からまた上がるつもりでいること。ジュウオウジャー掴んだ時みたいにとお伝えさせてもらいました。
そんな気持ちを伝えてから考えてくださった作品が一年越しに届きました^^
作品の中でお邪魔しているうどん屋さんは本当に私が1番好きなうどんのお店!とても素敵なご夫婦で、家族や大事な友人と何度行ったかわかりません大泉学園駅近くにあります!
これからも行きたいしそんなお店があることや暖かい会話ができる相手がいることたくさんの小さな幸せも忘れずに毎日を過ごしたいと思います。
昨年が1番のボトムだと思っていたけど個人的には今年の方がとてもきつかったように思います。なので時期的にぴったりで今書いた想いを自分自身で逆に思い出させられ改めて頑張ろうと思いました。
色々ありますが負けないですし一歩ずつまた頑張ります✨しんどい時期も人生のワンシーンですね!
そして元気の出る作品に出れるようにがんばりますねー✨✨
そんなに長くないのでぜひおうち時間に見てください晴香
#手洗いうがい してね
こちら昨年撮影したものですが【TOKYO STORIES】You tubeにアップされました!
※投稿からだと飛べないとおもうのでストーリーにもリンクを貼らせていただきますね!
https://t.cn/A6Mvmszx
打ち合わせの時、2020年状況についてジュウオウジャーの前の自分と重ねてお話をしました。
ジュウオウジャーが決まる前、勤めていた会社を離れ将来への不安や芸能界へ戻ったって仕事があるかわからない誰かバックアップしてくれる家族もいないどこか会社に勤めて安定した生活をしたほうがいいんじゃないか本当にこれでよかったんだろうかととても苦しかったのを覚えています。
周囲からも安定した生活を勧める声が多かったことも覚えています。
自分で決めたものの先が見えないし家族の中でたった一人で東京にいて一人ぼっちで不安で押し潰されそうでした。
昔とても大好きな友達が「下がってる時はこれから上がる準備だと思ってトランポリンに乗ってる気分になるんだよ上がる前に一番下がるでしょ」ってよく言ってくれてたの覚えてます。(彼女は常にポジティブなので何気なく言ってたからきっと覚えてないだろうけどとっても好きな表現でした)
だからその期間や苦しい時今トランポリンのバネの下にいるんだって思うようにしてました。人生に正解なんてなくて「決めた道を正解にするしかない」そう思っていたからそんな中で掴んだジュウオウジャーは私にとってかけがえのないものでした。
そんな想いから今回はジュウオウジャーを撮影した大泉学園を選んで撮らせていただきました
こんな時代だからこそ支えや一息つく場所にエンターテイメントは必ず必要だし誰かにとって自分の存在が少しでも明かりになれたらいいなと思っています。作品だけでなくてSNSや普段関わる人にとっても✨
そういう思いで仕事に向き合っていること、そして私自身は必ずこの状況からまた上がるつもりでいること。ジュウオウジャー掴んだ時みたいにとお伝えさせてもらいました。
そんな気持ちを伝えてから考えてくださった作品が一年越しに届きました^^
作品の中でお邪魔しているうどん屋さんは本当に私が1番好きなうどんのお店!とても素敵なご夫婦で、家族や大事な友人と何度行ったかわかりません大泉学園駅近くにあります!
これからも行きたいしそんなお店があることや暖かい会話ができる相手がいることたくさんの小さな幸せも忘れずに毎日を過ごしたいと思います。
昨年が1番のボトムだと思っていたけど個人的には今年の方がとてもきつかったように思います。なので時期的にぴったりで今書いた想いを自分自身で逆に思い出させられ改めて頑張ろうと思いました。
色々ありますが負けないですし一歩ずつまた頑張ります✨しんどい時期も人生のワンシーンですね!
そして元気の出る作品に出れるようにがんばりますねー✨✨
そんなに長くないのでぜひおうち時間に見てください晴香
#手洗いうがい してね
8月31日,播出【致不灭的你】最终集(20集)。
8月31 日公布动画【致不灭的你】第二季的制作决定,2022年秋放送。
本作品改编自《少年周刊》连载的同名漫画,是一部通过不死身的主人公寻求生活方式的奇幻作品
原作者・大今良時のコメント
第1シリーズでは多くのプロフェッショナルな方々に作品の世界を広げていただき、より多くの方に『不滅のあなたへ』を知っていただけました。第2シリーズではフシがより外へ影響を与える存在に変化していきますが、作品も一緒に進化して、いろんな人に影響を与えられる作品になることを期待しています。
#雨湖的动漫##日本动漫#
8月31 日公布动画【致不灭的你】第二季的制作决定,2022年秋放送。
本作品改编自《少年周刊》连载的同名漫画,是一部通过不死身的主人公寻求生活方式的奇幻作品
原作者・大今良時のコメント
第1シリーズでは多くのプロフェッショナルな方々に作品の世界を広げていただき、より多くの方に『不滅のあなたへ』を知っていただけました。第2シリーズではフシがより外へ影響を与える存在に変化していきますが、作品も一緒に進化して、いろんな人に影響を与えられる作品になることを期待しています。
#雨湖的动漫##日本动漫#
松田龍平が長塚圭史の演出で、演劇界の金字塔『近松心中物語』に挑む
1979年に蜷川幸雄の演出で初演されて大ヒットして以来、キャストを変えながら幾度も上演されてきた『近松心中物語』。劇作家・秋元松代が、『冥途の飛脚』をはじめとする近松門左衛門の3作品をひとつに織り上げたこの人気作が、新芸術監督・長塚圭史の演出とスチャダラパーの音楽で、KAAT神奈川芸術劇場2021年メインシーズンの幕開けを飾る。傘屋与兵衛役を務めるのは、舞台『冒した者』(2013年、葛河思潮社公演)と『イーハトーボの劇列車』(2019年、こまつ座公演)で長塚演出を経験している松田龍平。さて、稽古初日を前にした松田の心境は?
ーー『イーハトーボの劇列車』以来、約2年ぶり5作品目の舞台出演となる松田さん。今回出演を決めたポイントは何だったのでしょう?
長塚さんとまたやりたかったからですかね。一つ前にやった『イーハトーボの劇列車』では汽車の機械音を役者が奏でたり、ギロだけで歌を歌ったり、自分の身ひとつで演じる感覚があって、やっていて面白くて。もちろん、役者同士が息をピタリと合わせる必要があったし、誤魔化しがきかないので、大変だったんですけど、やり始めると夢中になっちゃって。まあ、夢中にならないとできないという感じでしたね。僕はあまりストイックな方じゃないので、ありがたいです(笑)。思い返せば僕の場合、自分の中で「前に進めてないな」とか、なんとなく感じているときに舞台に呼んでもらうことが多くて、本当に、毎回、いい刺激をもらっています。ありがたいです。
ーー『近松心中物語』という作品は、以前からご存じでしたか?
このお話をいただいてからネットで調べたら、“演劇界の金字塔”と書いてあって、おお!? と思いました(笑)。1000回以上上演されていて、海外でも公演していて……それだけ愛されている作品ですから。もちろんそういう意味でもプレッシャーはありますけど、舞台のいいところは、皆と芝居を重ねる時間をもらえるというところですかね。この舞台も座組の皆さんと力を合わせて、作っていけたらと思います。
ーー元禄時代の大阪を舞台に、飛脚宿亀屋の真面目な養子・忠兵衛と遊女梅川、忠兵衛に梅川を身請けする手付金を貸したことから窮地に陥る古物商傘屋の若旦那・与兵衛とその妻・お亀という2組の男女の恋を描いた本作品。台本の印象はいかがですか?
話としては、複雑に入り組んでる話ではないから、その分、世界観とか、役柄みたいなものが浮き彫りになりそうだと思いました。あとは、ハートでどこまでやれるかですかね(笑)。僕が演じる与兵衛については、自分が本当はどう生きていきたいのか、違う生き方があるんじゃないかと模索している印象がありました。ただ、人との繋がりには、筋を通しているというイメージがあります。
ーー傘屋の箱入り娘で、婿養子の与兵衛にぞっこんの妻・お亀役は、石橋静河さん。女性にモテモテで、石橋さんが演じる役に思いを寄せられるところなど、与兵衛とドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』で松田さんが演じていた田中八作には、共通点を感じます。
たしかに、言われてみれば、そういうところもあるかもしれないですね。実は、石橋さんとの共演は、今回で5回目なんです。石橋さんとは親同士のつながりもあって、幼い頃から知っているので、すごい縁だなと。哲司さんの忠兵衛、笹本さんの遊女梅川をはじめ、めちゃめちゃ素敵なキャストが揃ってますし、自分もホントに頑張らないとヤバいですね。
ーー関西弁で演じることについてはどう感じていますか?
大変そうですね。関西弁でお芝居をするのは初めてなので、どうしようかなと。勝手なイメージですけど、東北弁は口をあまり開けないでしゃべる感じで、意外と雰囲気で誤魔化せたんじゃないかと思っているのですが、関西弁だと、それも通用しなさそうですよね(笑)。ただ、この舞台での関西弁は、秋元さんが書かれた江戸時代の関西弁ですから。関西の方に「何弁?」って言われないように、そこは今のうちから、インタビューでなるべく主張していこうと思ってます(笑)。
ーー会見で「長塚さんはいつも僕に対してピリッとしたことを言ってくれる」と話されていましたが、印象に残る“ピリッとした言葉”があったら教えてください。
稽古中に長塚さんが話をしている時に、つい聞いてない時が(笑)。そう言うことで怒られてますね。変なタイミングで栗を食べたり。完全に僕が集中力足りてないだけですね(笑)。そういう部分はさて置き、そうですね。長塚さんの演出は、物語のテーマだったり、確固としたイメージがあるのを感じるんです。だからこそ、自分も同じ温度を保ってないと置いていかれるような緊張感があるし、応えたいと思うから、自分の気持ちもピリッとします。
ーーKAAT神奈川芸術劇場への出演は、『冒した者』以来ですね。劇場や横浜にはどんな思い出がありますか?
『冒した者』は、稽古もKAATでやらせてもらったので、懐かしいですね。僕は毎日、都内から自分の車で稽古に通っていたんですけど、運転しながらセリフを繰り返すと、結構覚えやすいなと思った記憶があります。ただ、道を覚える前にそれをやると、高速で降りるところを間違えたり、慣れるまで気をつけないといけないですね(笑)。僕の場合、家でも、普通に台本を読むより、何かちょっとした作業をしながらのほうが、セリフを覚えやすいです。
ーーコロナ禍では、どんなふうに過ごしていたのですか?
家でテレビを見たり、ゲームをしたりですね……もともと家で過ごすのが好きですし、仕事もけっこうスケジュールが先になったりして。でも、割りと大きくは変わらずでしたね。会社勤めだったり、コンスタントに動いていた人は急に生活スタイルが変わって大変なんだと思います。
僕としては「休めるならこのままずっと休みたい」と思ってしまう事のほうが怖かったです。
ーーお仕事を再開された時は、どんな思いがありましたか?
そうですね。久々の撮影は「どうやるんだっけ?」という感じでした(笑)。でもやっぱり楽しかったです。何よりありがたかったし、もっと楽しくするためにはどうしたらいいのか考えないとですね。この仕事ははっきりしたものがあるわけじゃないから、そういう思いは尽きることがないんでしょうけど。これからもずっと、そんなことを考えながら、繰り返していけたらって思います。
ーー松田さんが俳優になってよかったなと思うのは、どんな時ですか?
お芝居は、コミュニケーションの上にあるものなので、役に対して混じりっけなく真っ直ぐになれた時は、気持ちいいなと感じます。普段の人との会話もそうですよね。不安とか嫉妬とか、そういう余計な要素がなく、相手に対してお互いに真っ直ぐ話し合えたら、それは幸せな時間ですし。自分はそういう機会を、いろいろな役やシチュエーションを通して得ているのかもしれません。そういう意味では、こんなに楽しいことはないなと思います。特に舞台は何度も稽古を重ねたうえで役と向き合えるので最高ですね。
ーーこの『近松心中物語』で始まるKAATの2021年メインシーズンのテーマは“冒”だそうです。松田さんが冒険、挑戦したいことを教えてください。
色々な国の人と仕事をしたいですね。もちろん言葉の壁はありますけど、繋がり方も変わってきていると思うし。チャンスはあるんじゃないかな。まあ、今は『近松心中物語』をやり切らないとですね。こんな世の中で、出掛けるのはなかなか難しい状況になるかもしれませんが、『近松心中物語』。「心中」に魅了された男女の物語をぜひ劇場でご覧ください。
ヘアメイク:赤松絵利(ESPER)
スタイリスト:石井大
取材・文=岡﨑 香 撮影=西村彩子(SELF:PSY’S)
1979年に蜷川幸雄の演出で初演されて大ヒットして以来、キャストを変えながら幾度も上演されてきた『近松心中物語』。劇作家・秋元松代が、『冥途の飛脚』をはじめとする近松門左衛門の3作品をひとつに織り上げたこの人気作が、新芸術監督・長塚圭史の演出とスチャダラパーの音楽で、KAAT神奈川芸術劇場2021年メインシーズンの幕開けを飾る。傘屋与兵衛役を務めるのは、舞台『冒した者』(2013年、葛河思潮社公演)と『イーハトーボの劇列車』(2019年、こまつ座公演)で長塚演出を経験している松田龍平。さて、稽古初日を前にした松田の心境は?
ーー『イーハトーボの劇列車』以来、約2年ぶり5作品目の舞台出演となる松田さん。今回出演を決めたポイントは何だったのでしょう?
長塚さんとまたやりたかったからですかね。一つ前にやった『イーハトーボの劇列車』では汽車の機械音を役者が奏でたり、ギロだけで歌を歌ったり、自分の身ひとつで演じる感覚があって、やっていて面白くて。もちろん、役者同士が息をピタリと合わせる必要があったし、誤魔化しがきかないので、大変だったんですけど、やり始めると夢中になっちゃって。まあ、夢中にならないとできないという感じでしたね。僕はあまりストイックな方じゃないので、ありがたいです(笑)。思い返せば僕の場合、自分の中で「前に進めてないな」とか、なんとなく感じているときに舞台に呼んでもらうことが多くて、本当に、毎回、いい刺激をもらっています。ありがたいです。
ーー『近松心中物語』という作品は、以前からご存じでしたか?
このお話をいただいてからネットで調べたら、“演劇界の金字塔”と書いてあって、おお!? と思いました(笑)。1000回以上上演されていて、海外でも公演していて……それだけ愛されている作品ですから。もちろんそういう意味でもプレッシャーはありますけど、舞台のいいところは、皆と芝居を重ねる時間をもらえるというところですかね。この舞台も座組の皆さんと力を合わせて、作っていけたらと思います。
ーー元禄時代の大阪を舞台に、飛脚宿亀屋の真面目な養子・忠兵衛と遊女梅川、忠兵衛に梅川を身請けする手付金を貸したことから窮地に陥る古物商傘屋の若旦那・与兵衛とその妻・お亀という2組の男女の恋を描いた本作品。台本の印象はいかがですか?
話としては、複雑に入り組んでる話ではないから、その分、世界観とか、役柄みたいなものが浮き彫りになりそうだと思いました。あとは、ハートでどこまでやれるかですかね(笑)。僕が演じる与兵衛については、自分が本当はどう生きていきたいのか、違う生き方があるんじゃないかと模索している印象がありました。ただ、人との繋がりには、筋を通しているというイメージがあります。
ーー傘屋の箱入り娘で、婿養子の与兵衛にぞっこんの妻・お亀役は、石橋静河さん。女性にモテモテで、石橋さんが演じる役に思いを寄せられるところなど、与兵衛とドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』で松田さんが演じていた田中八作には、共通点を感じます。
たしかに、言われてみれば、そういうところもあるかもしれないですね。実は、石橋さんとの共演は、今回で5回目なんです。石橋さんとは親同士のつながりもあって、幼い頃から知っているので、すごい縁だなと。哲司さんの忠兵衛、笹本さんの遊女梅川をはじめ、めちゃめちゃ素敵なキャストが揃ってますし、自分もホントに頑張らないとヤバいですね。
ーー関西弁で演じることについてはどう感じていますか?
大変そうですね。関西弁でお芝居をするのは初めてなので、どうしようかなと。勝手なイメージですけど、東北弁は口をあまり開けないでしゃべる感じで、意外と雰囲気で誤魔化せたんじゃないかと思っているのですが、関西弁だと、それも通用しなさそうですよね(笑)。ただ、この舞台での関西弁は、秋元さんが書かれた江戸時代の関西弁ですから。関西の方に「何弁?」って言われないように、そこは今のうちから、インタビューでなるべく主張していこうと思ってます(笑)。
ーー会見で「長塚さんはいつも僕に対してピリッとしたことを言ってくれる」と話されていましたが、印象に残る“ピリッとした言葉”があったら教えてください。
稽古中に長塚さんが話をしている時に、つい聞いてない時が(笑)。そう言うことで怒られてますね。変なタイミングで栗を食べたり。完全に僕が集中力足りてないだけですね(笑)。そういう部分はさて置き、そうですね。長塚さんの演出は、物語のテーマだったり、確固としたイメージがあるのを感じるんです。だからこそ、自分も同じ温度を保ってないと置いていかれるような緊張感があるし、応えたいと思うから、自分の気持ちもピリッとします。
ーーKAAT神奈川芸術劇場への出演は、『冒した者』以来ですね。劇場や横浜にはどんな思い出がありますか?
『冒した者』は、稽古もKAATでやらせてもらったので、懐かしいですね。僕は毎日、都内から自分の車で稽古に通っていたんですけど、運転しながらセリフを繰り返すと、結構覚えやすいなと思った記憶があります。ただ、道を覚える前にそれをやると、高速で降りるところを間違えたり、慣れるまで気をつけないといけないですね(笑)。僕の場合、家でも、普通に台本を読むより、何かちょっとした作業をしながらのほうが、セリフを覚えやすいです。
ーーコロナ禍では、どんなふうに過ごしていたのですか?
家でテレビを見たり、ゲームをしたりですね……もともと家で過ごすのが好きですし、仕事もけっこうスケジュールが先になったりして。でも、割りと大きくは変わらずでしたね。会社勤めだったり、コンスタントに動いていた人は急に生活スタイルが変わって大変なんだと思います。
僕としては「休めるならこのままずっと休みたい」と思ってしまう事のほうが怖かったです。
ーーお仕事を再開された時は、どんな思いがありましたか?
そうですね。久々の撮影は「どうやるんだっけ?」という感じでした(笑)。でもやっぱり楽しかったです。何よりありがたかったし、もっと楽しくするためにはどうしたらいいのか考えないとですね。この仕事ははっきりしたものがあるわけじゃないから、そういう思いは尽きることがないんでしょうけど。これからもずっと、そんなことを考えながら、繰り返していけたらって思います。
ーー松田さんが俳優になってよかったなと思うのは、どんな時ですか?
お芝居は、コミュニケーションの上にあるものなので、役に対して混じりっけなく真っ直ぐになれた時は、気持ちいいなと感じます。普段の人との会話もそうですよね。不安とか嫉妬とか、そういう余計な要素がなく、相手に対してお互いに真っ直ぐ話し合えたら、それは幸せな時間ですし。自分はそういう機会を、いろいろな役やシチュエーションを通して得ているのかもしれません。そういう意味では、こんなに楽しいことはないなと思います。特に舞台は何度も稽古を重ねたうえで役と向き合えるので最高ですね。
ーーこの『近松心中物語』で始まるKAATの2021年メインシーズンのテーマは“冒”だそうです。松田さんが冒険、挑戦したいことを教えてください。
色々な国の人と仕事をしたいですね。もちろん言葉の壁はありますけど、繋がり方も変わってきていると思うし。チャンスはあるんじゃないかな。まあ、今は『近松心中物語』をやり切らないとですね。こんな世の中で、出掛けるのはなかなか難しい状況になるかもしれませんが、『近松心中物語』。「心中」に魅了された男女の物語をぜひ劇場でご覧ください。
ヘアメイク:赤松絵利(ESPER)
スタイリスト:石井大
取材・文=岡﨑 香 撮影=西村彩子(SELF:PSY’S)
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