亀梨和也が元外科医の天才弁護士に！ 思わず縁を感じた役との共通点とは？――「正義の天秤」インタビュー
亀梨和也さんが外科医から転職した天才弁護士・鷹野和也を演じる土曜ドラマ「正義の天秤」（NHK総合）が9月25日からスタートします！ 本作は、師団坂法律事務所の刑事部門“ルーム1”を立て直すためにやって来た鷹野（亀梨）が、戦力外のチームを率いて難事件の真相を暴いていく本格法廷ミステリーです。今回は主演の亀梨さんに鷹野の人物像や、ドラマ初共演となる北山宏光さんとのエピソードを伺いました！
――本作は本格法廷ミステリーとのことですが、亀梨さんが感じた作品の印象を教えてください。
「最初にお話をいただいた印象よりもキャラクターや作品のつくりにエンタメ性があって、これまでの法廷ドラマとは違うなと感じています。僕が演じる鷹野は常識的ではないのですが、根底には“魂”みたいなものがあって。鷹野のセリフに『俺にとって、弁護は治療だ』という言葉がありますが、弁護士として、表面的な解決の仕方をするのではなく、奥底にある真実に対して、どういうふうに弁護し、治療ができるかというところがポイントです」
――鷹野という人物を演じるにあたって、しぐさや特徴など、工夫していることはありますか？
「監督が持っているイメージと日々すり合わせて、いろんなアイデアをいただきながらやっています。特徴でいうと、スーパーボールを触っていますね（笑）。また、話し方一つにしても自分の声のトーンを落とすように意識していますし、会話をする時も、ダダダって畳みかけるところと、ねっとりさせるところのスピードコントロールをしています。法廷シーンは結構華やかにお芝居をしていますね。第1話の法廷シーンでいえば、被告人に向かって話しながらも裁判官や“ルーム1”のメンバー、傍聴席の方たちにもアンテナを広げながら話したりしているので、あえて濃いお芝居にしています」
――法廷シーンも見どころの一つになりそうですね。
「そうですね。どういう弁護をするのかが、このドラマの一番の見どころですね。大きなヤマになると思いますし、鷹野がどうやって真実にたどり着くのかも見せ場ではありますけど、最後に法廷で鷹野の口から『えっ！ そういうことなの？』ということが発せられるので、その辺も楽しみにしてほしいです」
――今回演じる鷹野の名前は亀梨さんと同じ“和也”ですが、親近感を感じていたりしますか？
「ちょっとご縁を感じています。役のスペック的には弁護士という僕の人生からは一番遠いような存在で…。最初、大丈夫かなと思っていましたが、名前や野球が好きという共通点があるから、違和感なくやれているのかもしれません」
――野球が好きな鷹野が“ルーム1”のメンバーとキャッチボールをするシーンがありますが、元ニートの弁護士・杉村徹平役を演じる北山さんとキャッチボールをやった感想を教えてください。
「地下の駐車場で蒸し暑かったです（笑）。北山くんとのシーンはボールをすごく強く投げ込まなければいけないところがあったので、いろいろ工夫しながらやりましたが、しっかり受け取ってくれました」
――北山さんとはこれまでにも交流があったと思いますが、実際に共演した印象はいかがですか？
「Kis-My-Ft2にはKAT-TUNのバックで踊ってもらっていたのですが、プライベートで会っていたわけではなかったんです。連絡先は知っていたんですけど、しょっちゅう連絡を取り合うこともなくて。北山くんは年齢が同じなのにずっと敬語を使ってくれていたので、何年か前に『同い年だし、敬語やめてよ』って話したことがあって。だから今回もすっと入れました。北山くんの印象はすごく堅実な方だなと。詳しくは言えないですけど、撮影の合間に35、6歳の男子が考える現実的な話をしていたら、僕の知らない『へー』って思うようなことがいっぱいあって。自分は本当に未熟だなと感じました。もっと人生についていろいろ考えなきゃなと思いました」
――では、役者として現場で向き合った印象はどうでしたか？
「今回は事実を分かりやすくするために説明的なセリフが非常に多い作品でもあったりするので、いい緊張感の中でやれています。鷹野と杉村には上下関係があって、あまり感情的にぶつかる役ではないのですが、第1話で鷹野が杉村に対して、若干あたりが強いシーンがあって、その時に細かくリアクションをしてくれました。柔軟性があって、受け取って返してくれる感覚です」
――先ほど、法廷シーンは華やかにお芝居をされているとおっしゃっていましたが、具体的にどんなことをされたのでしょうか？
「身振り手振りをオーバーにすることや、法廷で新たな真実を導き出す、照らし出すというところでは、言葉の抑揚に気を付けています。すごく細かい話になるんですけど、第1話の被告人に強く感情を出しているように見せているけれども、狙いはそこだけではなくて。弁護することに対して感情をむき出しにして熱をもってやっているふうに見せながら、実はちょっとした計算が鷹野にはあるので、そこを意識してやっていました」
――頭が良く、したたかなんですね。
「鷹野の何が本当の姿で、どれが本心なのか見えないんですよね。鷹野にも単純な部分はあるんだけど、見ている方たちにとって、分かりやすくつかみやすいというキャラクターでもないのかなと」
――鷹野のように癖があって個性的なキャラクターを演じることに対して、どのように感じていますか？
「お芝居に正解はないと思うんだけれども、いろいろなやり方がある役でやりすぎることもできちゃうので、どんなキャラクターにするのかを監督と相談しながら進めています。鷹野はバックボーンの部分が回を追うごとに非常に大事になってくるんです。癖を際立たせすぎると、今後人間らしさのすり合わせが難しくなると思うので、やりすぎず、立たせすぎずに立たせるみたいな（笑）。その辺はいいあんばいにするのが難しいですね」
――鷹野は合理主義ですが、亀梨さんご自身は合理主義ですか？
「どちらかといったら人情とか、そっちのタイプだと思います。損得とかであまり生きてないですね。『これは損をするんだろうな』と思っても、気持ちが動いたらやりたいなと思うので、非合理な部分がたくさんありますね」
――演じていて鷹野のいいなと思うところや好感が持てるところはありますか？
「合理的とは言いながら、根っからの合理主義ではないものをちょっと自分の中で意識しているんです。セリフでは合理主義的な感じでバババッと端的に話す見せ方をしていますが、キャラクターづくりに溺れないように気を付けています。…というのも、鷹野には恋人である雨宮久美子（大島優子）という存在があるので…。これが久美子などのバックボーンがないキャラクターだったら、もっと癖のあるキャラクターでバシバシ押せるんですけど、どうしてもそこが重要になってくるので、合理的な鷹野もいるけれど、そうじゃないものに気付かせてもらった恋人の存在を僕の中では意識しているんです。でも、合理的に生きられるのはいいですよね。鷹野のセリフに『感情が混じるとベストな判断ができなくなる』という言葉がありますが、感情論で言うとジャッジが難しくなることもあるので、合理的か非合理的かで判断できるのはうらやましいです。合理的って人に冷たくするとかそういうことではないですし。今後、合理的になりたい願望はありますけど、これまで感情で生きてきたので、なかなかなれないでしょうね」
――最後に見どころをお願いします！
「実は話数をまたいで撮影をしているので、第1話のエピソードが丸々完結してないんです。だから僕もまだ完成した作品を見ておらず実感はないのですが、シーンの撮影を重ねるごとにちょっとずつ鷹野というキャラクターのつながりを感じて過ごしています。全5話なので、始まったらあっという間だと思いますが、監督と話したイメージでは、編集も特徴のあるものになるんじゃないかと想像していて僕自身も楽しみです」
――ありがとうございました！
明日は、北山宏光さんのインタビューを公開！ 亀梨さんとの共演エピソードなどが明かされます！
【番組情報】
土曜ドラマ「正義の天秤」（全5回）
9月25日スタート
NHK総合
土曜 午後9：00～9：49
亀梨和也さんが外科医から転職した天才弁護士・鷹野和也を演じる土曜ドラマ「正義の天秤」（NHK総合）が9月25日からスタートします！ 本作は、師団坂法律事務所の刑事部門“ルーム1”を立て直すためにやって来た鷹野（亀梨）が、戦力外のチームを率いて難事件の真相を暴いていく本格法廷ミステリーです。今回は主演の亀梨さんに鷹野の人物像や、ドラマ初共演となる北山宏光さんとのエピソードを伺いました！
――本作は本格法廷ミステリーとのことですが、亀梨さんが感じた作品の印象を教えてください。
「最初にお話をいただいた印象よりもキャラクターや作品のつくりにエンタメ性があって、これまでの法廷ドラマとは違うなと感じています。僕が演じる鷹野は常識的ではないのですが、根底には“魂”みたいなものがあって。鷹野のセリフに『俺にとって、弁護は治療だ』という言葉がありますが、弁護士として、表面的な解決の仕方をするのではなく、奥底にある真実に対して、どういうふうに弁護し、治療ができるかというところがポイントです」
――鷹野という人物を演じるにあたって、しぐさや特徴など、工夫していることはありますか？
「監督が持っているイメージと日々すり合わせて、いろんなアイデアをいただきながらやっています。特徴でいうと、スーパーボールを触っていますね（笑）。また、話し方一つにしても自分の声のトーンを落とすように意識していますし、会話をする時も、ダダダって畳みかけるところと、ねっとりさせるところのスピードコントロールをしています。法廷シーンは結構華やかにお芝居をしていますね。第1話の法廷シーンでいえば、被告人に向かって話しながらも裁判官や“ルーム1”のメンバー、傍聴席の方たちにもアンテナを広げながら話したりしているので、あえて濃いお芝居にしています」
――法廷シーンも見どころの一つになりそうですね。
「そうですね。どういう弁護をするのかが、このドラマの一番の見どころですね。大きなヤマになると思いますし、鷹野がどうやって真実にたどり着くのかも見せ場ではありますけど、最後に法廷で鷹野の口から『えっ！ そういうことなの？』ということが発せられるので、その辺も楽しみにしてほしいです」
――今回演じる鷹野の名前は亀梨さんと同じ“和也”ですが、親近感を感じていたりしますか？
「ちょっとご縁を感じています。役のスペック的には弁護士という僕の人生からは一番遠いような存在で…。最初、大丈夫かなと思っていましたが、名前や野球が好きという共通点があるから、違和感なくやれているのかもしれません」
――野球が好きな鷹野が“ルーム1”のメンバーとキャッチボールをするシーンがありますが、元ニートの弁護士・杉村徹平役を演じる北山さんとキャッチボールをやった感想を教えてください。
「地下の駐車場で蒸し暑かったです（笑）。北山くんとのシーンはボールをすごく強く投げ込まなければいけないところがあったので、いろいろ工夫しながらやりましたが、しっかり受け取ってくれました」
――北山さんとはこれまでにも交流があったと思いますが、実際に共演した印象はいかがですか？
「Kis-My-Ft2にはKAT-TUNのバックで踊ってもらっていたのですが、プライベートで会っていたわけではなかったんです。連絡先は知っていたんですけど、しょっちゅう連絡を取り合うこともなくて。北山くんは年齢が同じなのにずっと敬語を使ってくれていたので、何年か前に『同い年だし、敬語やめてよ』って話したことがあって。だから今回もすっと入れました。北山くんの印象はすごく堅実な方だなと。詳しくは言えないですけど、撮影の合間に35、6歳の男子が考える現実的な話をしていたら、僕の知らない『へー』って思うようなことがいっぱいあって。自分は本当に未熟だなと感じました。もっと人生についていろいろ考えなきゃなと思いました」
――では、役者として現場で向き合った印象はどうでしたか？
「今回は事実を分かりやすくするために説明的なセリフが非常に多い作品でもあったりするので、いい緊張感の中でやれています。鷹野と杉村には上下関係があって、あまり感情的にぶつかる役ではないのですが、第1話で鷹野が杉村に対して、若干あたりが強いシーンがあって、その時に細かくリアクションをしてくれました。柔軟性があって、受け取って返してくれる感覚です」
――先ほど、法廷シーンは華やかにお芝居をされているとおっしゃっていましたが、具体的にどんなことをされたのでしょうか？
「身振り手振りをオーバーにすることや、法廷で新たな真実を導き出す、照らし出すというところでは、言葉の抑揚に気を付けています。すごく細かい話になるんですけど、第1話の被告人に強く感情を出しているように見せているけれども、狙いはそこだけではなくて。弁護することに対して感情をむき出しにして熱をもってやっているふうに見せながら、実はちょっとした計算が鷹野にはあるので、そこを意識してやっていました」
――頭が良く、したたかなんですね。
「鷹野の何が本当の姿で、どれが本心なのか見えないんですよね。鷹野にも単純な部分はあるんだけど、見ている方たちにとって、分かりやすくつかみやすいというキャラクターでもないのかなと」
――鷹野のように癖があって個性的なキャラクターを演じることに対して、どのように感じていますか？
「お芝居に正解はないと思うんだけれども、いろいろなやり方がある役でやりすぎることもできちゃうので、どんなキャラクターにするのかを監督と相談しながら進めています。鷹野はバックボーンの部分が回を追うごとに非常に大事になってくるんです。癖を際立たせすぎると、今後人間らしさのすり合わせが難しくなると思うので、やりすぎず、立たせすぎずに立たせるみたいな（笑）。その辺はいいあんばいにするのが難しいですね」
――鷹野は合理主義ですが、亀梨さんご自身は合理主義ですか？
「どちらかといったら人情とか、そっちのタイプだと思います。損得とかであまり生きてないですね。『これは損をするんだろうな』と思っても、気持ちが動いたらやりたいなと思うので、非合理な部分がたくさんありますね」
――演じていて鷹野のいいなと思うところや好感が持てるところはありますか？
「合理的とは言いながら、根っからの合理主義ではないものをちょっと自分の中で意識しているんです。セリフでは合理主義的な感じでバババッと端的に話す見せ方をしていますが、キャラクターづくりに溺れないように気を付けています。…というのも、鷹野には恋人である雨宮久美子（大島優子）という存在があるので…。これが久美子などのバックボーンがないキャラクターだったら、もっと癖のあるキャラクターでバシバシ押せるんですけど、どうしてもそこが重要になってくるので、合理的な鷹野もいるけれど、そうじゃないものに気付かせてもらった恋人の存在を僕の中では意識しているんです。でも、合理的に生きられるのはいいですよね。鷹野のセリフに『感情が混じるとベストな判断ができなくなる』という言葉がありますが、感情論で言うとジャッジが難しくなることもあるので、合理的か非合理的かで判断できるのはうらやましいです。合理的って人に冷たくするとかそういうことではないですし。今後、合理的になりたい願望はありますけど、これまで感情で生きてきたので、なかなかなれないでしょうね」
――最後に見どころをお願いします！
「実は話数をまたいで撮影をしているので、第1話のエピソードが丸々完結してないんです。だから僕もまだ完成した作品を見ておらず実感はないのですが、シーンの撮影を重ねるごとにちょっとずつ鷹野というキャラクターのつながりを感じて過ごしています。全5話なので、始まったらあっという間だと思いますが、監督と話したイメージでは、編集も特徴のあるものになるんじゃないかと想像していて僕自身も楽しみです」
――ありがとうございました！
明日は、北山宏光さんのインタビューを公開！ 亀梨さんとの共演エピソードなどが明かされます！
【番組情報】
土曜ドラマ「正義の天秤」（全5回）
9月25日スタート
NHK総合
土曜 午後9：00～9：49
【24节气说制香—白露】九重木樨香
白露是二十四节气中的第十五个节气，也是秋季的第三个节气 ，表示孟秋时节的结束和仲秋时节的开始，此时暑气渐消，秋高气爽，丹桂飘香。
桂花是代表秋天的香气，古时称为“木犀、木樨”，向余《异苑图》云：“岩桂一名七里香，生匡庐诸山谷间，八九月开花如枣花，香满岩谷，采花阴干以合香，甚奇。其木坚韧，可作茶品。纹如犀角，故名木犀。
桂花是中国传统十大名花之一，其香清可绝尘，浓香远溢，堪称一绝。尤其是仲秋时节，丛桂怒放，夜静轮圆之际，把酒赏桂，甜香扑鼻，令人神清气爽。宋人邓肃在诗《木犀》中曰：“清风一日来天阙，世上龙涎不敢香”。
现今桂花有四个品种群：四季桂、丹桂、金桂、银桂，入香多用产自广西的金桂，其花色黄，香浓，闻之异常甜美。
我国桂花栽培历史悠久，文献中最早提到桂花是旧战国时期的《山海经·南山经》，谓“招摇之山多桂”。屈原《楚辞·九歌》也载有：“援北斗兮酌桂浆，辛夷车兮结桂旗”。
自汉代至魏晋南北朝时期，桂花已成为名贵花木与上等贡品，唐、宋以来，桂花栽培开始盛行。
唐代文人植桂十分普遍，吟桂为诗蔚然成风。宋之问的《灵隐寺》诗中有“桂子月中落，天香云外飘”的著名诗句，故后人亦称桂花为“天香”。唐宋以后，桂花在庭院栽培观赏中得到广泛的应用。元代倪瓒的《桂花》诗中有“桂花留晚色，帘影淡秋光”的诗句，说明了窗前种有桂花的情况。
桂花的民间栽培始于宋代，昌盛于明初，我国历史上的五大桂花产区均在此间形成。
桂花是一种多用途的花，入茶、入药、入食、入香，到处可见桂花的身影，被古人熏入沉香中亦是很平常之事。
南宋朱敦儒的《菩萨蛮 》曾提到夜晚床帐中熏焚“木樨沈”：芭蕉叶上秋风碧。晚来小雨流苏湿。新窨木樨沈，香迟斗帐深。无人同向夕，还是愁成忆。忆昔结同心，鸳鸯何处寻。
木樨沈即沉香与桂花制作的熏香，桂花熏蒸沉香在北宋就开始流行，即用《陈氏香谱》中的记载的“花熏香诀”之法，把沉香与桂花放在一起，密封在甑中，放入蒸锅，上火蒸，让沉香染上桂花的香气。
北宋文人张邦基在《墨庄漫录》卷八“木犀花”条中言：“近人采花蕊以薰蒸诸香”。南宋周紫芝《刘文卿烧木犀沉为作长句》诗言：海南万里水沉树，江南九月木犀花。不知谁作造化手，幻出此等无品差。
《香乘》收录了大大小小八个模拟木樨香的方子， 但大多数已经不能说是模拟，而是写实了，这些方子都采用了将新鲜半开的桂花直接入香，这在整本《香乘》里，是独一无二的鲜花直接入香。
如：“木犀香二”：采木犀未开者，以生蜜拌匀（不可蜜多），实捺入磁器中，地坑埋窨，日久愈佳。取出于乳钵内研，拍成饼子，油单纸裹收，逐旋取烧。采花时不得犯手，剪取为妙。
又有“木犀香三”：日未出时，乘露采取岩桂花含蕊开及三四分者不拘多少，炼蜜候冷拌和，以温润为度，紧入不津磁罐中，以蜡纸密封罐口，掘地深三尺，窨一月，银叶衬烧，花大开者无香。
另有“木犀香（新）”：沉香半两、檀香半两、茅香一两，右为末，以半开桂花十二两，择去花蒂，研成泥，溲作剂，入石臼杵千百下即出，当风阴干，烧之。
北宋张邦基《漫庄墨录》卷八“木犀花”中记载：“山僧以花半开香正浓时，就枝头采撷取之，以女贞树子俗呼冬青者，捣裂其汁，微用拌其花，入有釉磁瓶中，以厚纸幂之”。
此记载与《香乘》收录的“桂花香”也颇为相似：用桂蕊将放者，捣烂去汁，加冬青子，亦捣烂去汁，存渣和桂花合一处作剂，当风处阴干，用玉版蒸，俨是桂香，甚有幽致。
而林洪在《山家清供》记载的方法更为简单，蜂蜜都不用，把桂花在甑中略蒸一下，然后晒干即可当香用：“采花略蒸、曝干作香者，吟边酒里，以古鼎燃之，尤有清意”。
桂花不仅仅可以用来制成蜜丸熏爇，还可以制成香珠，《陈氏香谱》中有一方“孙功莆廉访木犀香珠”，就是把桂花捣烂成泥，搓成香珠，竹签穿孔，制成数珠。《墨娥小录香谱》一卷中，记载的“合木犀香珠器物”云，用木犀（桂花）搭配大黄、檀香、白墡土，可作任意造型的香佩。
在宋代，木犀香珠是夜市上的热卖产品。吴自牧《梦梁录》“夜市”中记载： “夏秋多扑青纱、黄草帐子、挑金纱、异巧香袋儿、木犀香数珠、梧桐数珠、藏香、细扇......”
《墨娥小录香谱》一卷里收录了一款“木樨印香”，即是用来打香篆的香粉，用到的是晒干的干桂花。
“木犀（不拘多少，研一次晒干为末，每用五两）、檀香二两，赤苍脑末四钱、金颜香三钱、麝香一钱半，右为末，和匀作印香烧。”
赤苍脑，《陈氏香谱》云，“锯下杉屑与碎脑相杂者，谓之苍脑”，赤苍脑，即品级、纯度不高，带有杂质的龙脑。
金颜香，《香乘》中对金颜香的考证为：“香类熏陆，其色紫赤，如凝漆，沸起不甚香而有酸气，合沉檩焚之极清婉。《西域传》”；又言，“香出大食及真腊国，其香为树之脂也，色黄而气劲，盖能聚众香。真腊产金颜香：黄、白、黑三色，白者佳。《方舆胜略》”。
清《青烟录》亦补充道，“一统志云，真腊有金颜香，有深黄色者，有黑色者，劈开雪白者为佳，夹砂石者为下。其气能聚众香，番人以之和香涂身。”
根据众资料对其香气的描述，可能得知金颜香为安息香的一种，又根据其产地、品级、音译、颜色判断，香方中金颜香为伊朗安息香，又称拙贝罗香，纯度极高。
此香调和出来味道极其香甜，不仅仅可以用来打香篆，也可以用来熏爇，满室飘香。
白露是二十四节气中的第十五个节气，也是秋季的第三个节气 ，表示孟秋时节的结束和仲秋时节的开始，此时暑气渐消，秋高气爽，丹桂飘香。
桂花是代表秋天的香气，古时称为“木犀、木樨”，向余《异苑图》云：“岩桂一名七里香，生匡庐诸山谷间，八九月开花如枣花，香满岩谷，采花阴干以合香，甚奇。其木坚韧，可作茶品。纹如犀角，故名木犀。
桂花是中国传统十大名花之一，其香清可绝尘，浓香远溢，堪称一绝。尤其是仲秋时节，丛桂怒放，夜静轮圆之际，把酒赏桂，甜香扑鼻，令人神清气爽。宋人邓肃在诗《木犀》中曰：“清风一日来天阙，世上龙涎不敢香”。
现今桂花有四个品种群：四季桂、丹桂、金桂、银桂，入香多用产自广西的金桂，其花色黄，香浓，闻之异常甜美。
我国桂花栽培历史悠久，文献中最早提到桂花是旧战国时期的《山海经·南山经》，谓“招摇之山多桂”。屈原《楚辞·九歌》也载有：“援北斗兮酌桂浆，辛夷车兮结桂旗”。
自汉代至魏晋南北朝时期，桂花已成为名贵花木与上等贡品，唐、宋以来，桂花栽培开始盛行。
唐代文人植桂十分普遍，吟桂为诗蔚然成风。宋之问的《灵隐寺》诗中有“桂子月中落，天香云外飘”的著名诗句，故后人亦称桂花为“天香”。唐宋以后，桂花在庭院栽培观赏中得到广泛的应用。元代倪瓒的《桂花》诗中有“桂花留晚色，帘影淡秋光”的诗句，说明了窗前种有桂花的情况。
桂花的民间栽培始于宋代，昌盛于明初，我国历史上的五大桂花产区均在此间形成。
桂花是一种多用途的花，入茶、入药、入食、入香，到处可见桂花的身影，被古人熏入沉香中亦是很平常之事。
南宋朱敦儒的《菩萨蛮 》曾提到夜晚床帐中熏焚“木樨沈”：芭蕉叶上秋风碧。晚来小雨流苏湿。新窨木樨沈，香迟斗帐深。无人同向夕，还是愁成忆。忆昔结同心，鸳鸯何处寻。
木樨沈即沉香与桂花制作的熏香，桂花熏蒸沉香在北宋就开始流行，即用《陈氏香谱》中的记载的“花熏香诀”之法，把沉香与桂花放在一起，密封在甑中，放入蒸锅，上火蒸，让沉香染上桂花的香气。
北宋文人张邦基在《墨庄漫录》卷八“木犀花”条中言：“近人采花蕊以薰蒸诸香”。南宋周紫芝《刘文卿烧木犀沉为作长句》诗言：海南万里水沉树，江南九月木犀花。不知谁作造化手，幻出此等无品差。
《香乘》收录了大大小小八个模拟木樨香的方子， 但大多数已经不能说是模拟，而是写实了，这些方子都采用了将新鲜半开的桂花直接入香，这在整本《香乘》里，是独一无二的鲜花直接入香。
如：“木犀香二”：采木犀未开者，以生蜜拌匀（不可蜜多），实捺入磁器中，地坑埋窨，日久愈佳。取出于乳钵内研，拍成饼子，油单纸裹收，逐旋取烧。采花时不得犯手，剪取为妙。
又有“木犀香三”：日未出时，乘露采取岩桂花含蕊开及三四分者不拘多少，炼蜜候冷拌和，以温润为度，紧入不津磁罐中，以蜡纸密封罐口，掘地深三尺，窨一月，银叶衬烧，花大开者无香。
另有“木犀香（新）”：沉香半两、檀香半两、茅香一两，右为末，以半开桂花十二两，择去花蒂，研成泥，溲作剂，入石臼杵千百下即出，当风阴干，烧之。
北宋张邦基《漫庄墨录》卷八“木犀花”中记载：“山僧以花半开香正浓时，就枝头采撷取之，以女贞树子俗呼冬青者，捣裂其汁，微用拌其花，入有釉磁瓶中，以厚纸幂之”。
此记载与《香乘》收录的“桂花香”也颇为相似：用桂蕊将放者，捣烂去汁，加冬青子，亦捣烂去汁，存渣和桂花合一处作剂，当风处阴干，用玉版蒸，俨是桂香，甚有幽致。
而林洪在《山家清供》记载的方法更为简单，蜂蜜都不用，把桂花在甑中略蒸一下，然后晒干即可当香用：“采花略蒸、曝干作香者，吟边酒里，以古鼎燃之，尤有清意”。
桂花不仅仅可以用来制成蜜丸熏爇，还可以制成香珠，《陈氏香谱》中有一方“孙功莆廉访木犀香珠”，就是把桂花捣烂成泥，搓成香珠，竹签穿孔，制成数珠。《墨娥小录香谱》一卷中，记载的“合木犀香珠器物”云，用木犀（桂花）搭配大黄、檀香、白墡土，可作任意造型的香佩。
在宋代，木犀香珠是夜市上的热卖产品。吴自牧《梦梁录》“夜市”中记载： “夏秋多扑青纱、黄草帐子、挑金纱、异巧香袋儿、木犀香数珠、梧桐数珠、藏香、细扇......”
《墨娥小录香谱》一卷里收录了一款“木樨印香”，即是用来打香篆的香粉，用到的是晒干的干桂花。
“木犀（不拘多少，研一次晒干为末，每用五两）、檀香二两，赤苍脑末四钱、金颜香三钱、麝香一钱半，右为末，和匀作印香烧。”
赤苍脑，《陈氏香谱》云，“锯下杉屑与碎脑相杂者，谓之苍脑”，赤苍脑，即品级、纯度不高，带有杂质的龙脑。
金颜香，《香乘》中对金颜香的考证为：“香类熏陆，其色紫赤，如凝漆，沸起不甚香而有酸气，合沉檩焚之极清婉。《西域传》”；又言，“香出大食及真腊国，其香为树之脂也，色黄而气劲，盖能聚众香。真腊产金颜香：黄、白、黑三色，白者佳。《方舆胜略》”。
清《青烟录》亦补充道，“一统志云，真腊有金颜香，有深黄色者，有黑色者，劈开雪白者为佳，夹砂石者为下。其气能聚众香，番人以之和香涂身。”
根据众资料对其香气的描述，可能得知金颜香为安息香的一种，又根据其产地、品级、音译、颜色判断，香方中金颜香为伊朗安息香，又称拙贝罗香，纯度极高。
此香调和出来味道极其香甜，不仅仅可以用来打香篆，也可以用来熏爇，满室飘香。
【我的宝们！新文！新文开头第一章！
快看！！！怎么样！！！】
第一章
进剧场之前，有一长段走廊。灯光略略昏暗，再往前走几步，就到了明亮开阔的地方。地上铺着地毯，上面有暗沉而繁复的精巧花纹，图案像是和东欧神话有关。
晏何对此没有了解，潦草扫了一眼。身边有人在碎碎交谈，说的是她听不大懂的外语。室内剧场的暖气很足，晏何解开大衣的扣子，下意识地拢着衣服扇了扇风。
好友见了笑她：“大冬天的穿这么薄，进来了又觉得热。”
晏何用手头的票扇着风，室内虽然暖和，但总让她感觉发闷：“到位置了。”
这场歌剧票很紧凑，好友好不容易才抢到了前后挨着的票，听说还被黄牛坑了不少钱。
“果然好多人啊，怪不得那个吉普赛的女人跟我说这场票不好买。”好友落了座，调整了一下坐姿扭头和晏何小声说话：“学期结束果然都来了。”
晏何没什么反应，她低头看票根上的信息，好友接着问：“你手续都办好了吗？好家伙！我看到你学姐了！”两个人都是交换生，这学期结束就可以回国了。
冷不丁听到这句话，晏何抬起头，眼神有些茫然地扫视全场：“办好了，不过回去放三天假就要开始上课了。”
“真好！”好友羡慕，拿起自己的手机看课表，瞪大眼睛调亮亮度再三确认了自己学院的安排，哀嚎一声：“不是吧！完蛋！我回去第二天就得上课了！你看你看！”
晏何凑过去看，好友那一天只有一节课，上面写了一个名字，“沈锦容”，后面跟了“教授”两个字。晏何琢磨了一下，问：“是你们院的新教授吗？你给她发个邮件说说情况，请个假应该不难吧？”
好友学院的正教授不多，她没听说过这个名字。
“哎？确实，怪了。我都快毕业了都没听说过她。我去官网看看有没有她的邮箱！”好友坐直身子，低头看手机。
“不好意思，借过。”正在晏何发呆的时候，一个女人的声音在她耳边响起。女人的声音并不十分清冽，反而有些低沉和磁性，但普通话十分标准。这在异国他乡是很少见的。
晏何给她让位，她走过晏何身旁，坐在了她的右手边。
好友又回过头要和晏何说话，却在看到她身边女人的一瞬间愣住了，结结巴巴地说了一句：“您、您好。”
客气得很。
晏何方才由于礼貌没有细看女人的面容，看到好友的过度反应，出于好奇心，她转过头看了一眼，却意外和女人四目相对。她清楚地看到女人的瞳孔一颤，晏何心知自己唐突，急忙装作不经意地回过头。可回头的动作太过刻意，她听到女人轻笑了一声。
女人身形挺拔，仅仅是坐在那里就显得气质温和，知性却又有疏离的礼貌。她的瞳孔颜色如同黑曜石一般透亮，看一眼就要沉沦进去，不知碰上了何处的灯光，她的眼睛亮晶晶的，像是噙着笑意。
可是晏何总觉得那是她的掩饰，像是用温和的表面掩盖深层的冷漠。
好漂亮。
晏何能清楚看到女人左眼下的泪痣，像是朱砂点上的艳红色。但她只看了一眼就匆匆回头，不敢再看。
在和女人对视的一瞬间，晏何只听到了自己的心跳声。在嘈杂而陌生的人声里，她的心跳越来越快，像是要追上匆匆流逝的时间。
有漂亮姐姐坐在一旁，好友也不好意思接着刚才的话题说。她低头打了半天的字，转过头把手机递给晏何，压低声音生怕打扰到漂亮姐姐：“我写好了，你帮我看一下，要是没问题我就给沈教授发过去了。”
晏何接过她的手机，却发现她一直在偷瞄自己身旁的漂亮姐姐。不过两个人都没有注意到身旁女人在听到“沈教授”三个字时眼中一闪而过的兴味。
“没问题。”晏何细致地看了看，把手机还给好友：“你发吧。”
她在故作镇定。她现在才闻到到身边女人的香水味。是浅淡的木调香气，香气很淡，却随着她的动作而游离在空气中。
“行！那我发了！”说完，好友深吸了一口气，点了发送。
然后，身旁女人的手机响了。
两人一惊，同时看过去，却见女人面色不变地调了静音，瞟了一眼消息就收起了手机，温声说了一句：“不好意思，忘记设置静音了。”
遇到一个陌生的漂亮姐姐就是自己未来教授的概率能有多大？晏何和朋友并不认为会这么背。正巧此时，座位旁的灯光暗下，上方的大灯亮起，打在暗红色的大幕上面。
舞台下方的管弦乐队指挥微微欠身，一阵掌声响起，晏何调整了一下坐姿，不动声色地离旁边的女人稍远了些。
这出戏晏何来看过很多次了，她几乎能背出每一句台词。她是一个很容易沉浸其中的人，可是今天不知道是怎么回事，大概是因为身旁女人的香水味太过勾人，她竟觉得自己的心跳再也平静不下来，注意力也完全无法集中。
音乐逐渐变得激昂，轻巧的小提琴声音响起，大幕缓缓上升。
“尊敬的女士，这是Alfredo，他深深地爱慕你。”
晏何心头一颤，下意识地朝右看去。右手边女人正在专心致志地看着歌剧，手中拿着票根一下一下地摩挲。晏何顺着她的手看去，白皙修长，指甲也修剪的过分整齐。
心神恍惚之间，晏何只觉得她眼角的那颗泪痣太过鲜艳，艳得像是傍晚时分金黄色的落日，朦朦胧胧地挂在金红的云边旁。
“Alfredo的心中只有你一个人。”
“当你生病时，他每天在门外徘徊，”
女人仿佛察觉到了什么，转过头看了晏何一眼。正巧此时，台上穿着繁复长裙的女主角笑着后退一步：
“别说了，请他不要当真！”
晏何的心在一瞬间沉入谷底。耳边响起的乐曲不再像是柔顺的享受，反而急促的像是在催促她。时间永无休止的继续下去，这样的流逝没有尽头。她仿佛来到了一个虚无的空间，这个空间里只有她和身旁的女人。
“啊！我们干杯吧！将爱意藏在酒杯里！”
“这是爱情的喜悦！”
忽然之间，那女人也转头看她。晏何觉得自己被上帝攫取走了呼吸，仿佛再呼吸一次都是对此刻良辰美景的辜负。她的情绪暂时终止，这是极度震撼之后的麻木。
女人对她笑了一下。
“……你会照顾我吗？你会爱我吗？”
汹涌的情绪排山倒海似的袭来，晏何看着女人的眼睛，看着她眼下那颗小小的泪痣，心头忽然涌起一阵冲动。她感觉到自己的脸颊在发烫，温度越升越高，像是处于火山喷发口，站在岌岌可危的悬崖峭壁，脚下就是沸腾的岩浆。
对上那双热切的眼眸，女人一愣，下意识地想抬起手做些什么，但到最终，只是不小心擦过了晏何放在扶手上的手背。
“你是我的快乐，是我虚无缥缈的爱情。”
“当你从我面前闪过，我就已经深深爱上你。”
“那种悸动的爱，神秘又缥缈。”
女人的手像是有神奇的魔力，晏何感觉从她触碰到的地方开始，滚烫的血液在自己的血管中蔓延。滚烫的、热烈的、隐藏在薄薄皮肤之下，隐藏在青色的血管中，仿佛下一秒就要喷涌而出。
她的手白皙，甚至称得上是苍白，青色的血管在她的手背上更加明显。只是这个触碰只是翩然而至，不过分秒，便已然离开。晏何看着自己手背上发烫的地方发愣。
“很棒的歌剧。”
女人开了口，第一幕戏结束，大幕落下，主演们走出来鞠躬致谢。在如雷的掌声中，晏何却还是清楚地听到了女人说的话。她甚至能感觉到女人说话时呼出的气息，还有她压抑的笑意。
晏何愣愣地转过头去，正对上一双黑曜石般的眼眸。
彗星的尾巴扫过了地球，绝尘而去。
快看！！！怎么样！！！】
第一章
进剧场之前，有一长段走廊。灯光略略昏暗，再往前走几步，就到了明亮开阔的地方。地上铺着地毯，上面有暗沉而繁复的精巧花纹，图案像是和东欧神话有关。
晏何对此没有了解，潦草扫了一眼。身边有人在碎碎交谈，说的是她听不大懂的外语。室内剧场的暖气很足，晏何解开大衣的扣子，下意识地拢着衣服扇了扇风。
好友见了笑她：“大冬天的穿这么薄，进来了又觉得热。”
晏何用手头的票扇着风，室内虽然暖和，但总让她感觉发闷：“到位置了。”
这场歌剧票很紧凑，好友好不容易才抢到了前后挨着的票，听说还被黄牛坑了不少钱。
“果然好多人啊，怪不得那个吉普赛的女人跟我说这场票不好买。”好友落了座，调整了一下坐姿扭头和晏何小声说话：“学期结束果然都来了。”
晏何没什么反应，她低头看票根上的信息，好友接着问：“你手续都办好了吗？好家伙！我看到你学姐了！”两个人都是交换生，这学期结束就可以回国了。
冷不丁听到这句话，晏何抬起头，眼神有些茫然地扫视全场：“办好了，不过回去放三天假就要开始上课了。”
“真好！”好友羡慕，拿起自己的手机看课表，瞪大眼睛调亮亮度再三确认了自己学院的安排，哀嚎一声：“不是吧！完蛋！我回去第二天就得上课了！你看你看！”
晏何凑过去看，好友那一天只有一节课，上面写了一个名字，“沈锦容”，后面跟了“教授”两个字。晏何琢磨了一下，问：“是你们院的新教授吗？你给她发个邮件说说情况，请个假应该不难吧？”
好友学院的正教授不多，她没听说过这个名字。
“哎？确实，怪了。我都快毕业了都没听说过她。我去官网看看有没有她的邮箱！”好友坐直身子，低头看手机。
“不好意思，借过。”正在晏何发呆的时候，一个女人的声音在她耳边响起。女人的声音并不十分清冽，反而有些低沉和磁性，但普通话十分标准。这在异国他乡是很少见的。
晏何给她让位，她走过晏何身旁，坐在了她的右手边。
好友又回过头要和晏何说话，却在看到她身边女人的一瞬间愣住了，结结巴巴地说了一句：“您、您好。”
客气得很。
晏何方才由于礼貌没有细看女人的面容，看到好友的过度反应，出于好奇心，她转过头看了一眼，却意外和女人四目相对。她清楚地看到女人的瞳孔一颤，晏何心知自己唐突，急忙装作不经意地回过头。可回头的动作太过刻意，她听到女人轻笑了一声。
女人身形挺拔，仅仅是坐在那里就显得气质温和，知性却又有疏离的礼貌。她的瞳孔颜色如同黑曜石一般透亮，看一眼就要沉沦进去，不知碰上了何处的灯光，她的眼睛亮晶晶的，像是噙着笑意。
可是晏何总觉得那是她的掩饰，像是用温和的表面掩盖深层的冷漠。
好漂亮。
晏何能清楚看到女人左眼下的泪痣，像是朱砂点上的艳红色。但她只看了一眼就匆匆回头，不敢再看。
在和女人对视的一瞬间，晏何只听到了自己的心跳声。在嘈杂而陌生的人声里，她的心跳越来越快，像是要追上匆匆流逝的时间。
有漂亮姐姐坐在一旁，好友也不好意思接着刚才的话题说。她低头打了半天的字，转过头把手机递给晏何，压低声音生怕打扰到漂亮姐姐：“我写好了，你帮我看一下，要是没问题我就给沈教授发过去了。”
晏何接过她的手机，却发现她一直在偷瞄自己身旁的漂亮姐姐。不过两个人都没有注意到身旁女人在听到“沈教授”三个字时眼中一闪而过的兴味。
“没问题。”晏何细致地看了看，把手机还给好友：“你发吧。”
她在故作镇定。她现在才闻到到身边女人的香水味。是浅淡的木调香气，香气很淡，却随着她的动作而游离在空气中。
“行！那我发了！”说完，好友深吸了一口气，点了发送。
然后，身旁女人的手机响了。
两人一惊，同时看过去，却见女人面色不变地调了静音，瞟了一眼消息就收起了手机，温声说了一句：“不好意思，忘记设置静音了。”
遇到一个陌生的漂亮姐姐就是自己未来教授的概率能有多大？晏何和朋友并不认为会这么背。正巧此时，座位旁的灯光暗下，上方的大灯亮起，打在暗红色的大幕上面。
舞台下方的管弦乐队指挥微微欠身，一阵掌声响起，晏何调整了一下坐姿，不动声色地离旁边的女人稍远了些。
这出戏晏何来看过很多次了，她几乎能背出每一句台词。她是一个很容易沉浸其中的人，可是今天不知道是怎么回事，大概是因为身旁女人的香水味太过勾人，她竟觉得自己的心跳再也平静不下来，注意力也完全无法集中。
音乐逐渐变得激昂，轻巧的小提琴声音响起，大幕缓缓上升。
“尊敬的女士，这是Alfredo，他深深地爱慕你。”
晏何心头一颤，下意识地朝右看去。右手边女人正在专心致志地看着歌剧，手中拿着票根一下一下地摩挲。晏何顺着她的手看去，白皙修长，指甲也修剪的过分整齐。
心神恍惚之间，晏何只觉得她眼角的那颗泪痣太过鲜艳，艳得像是傍晚时分金黄色的落日，朦朦胧胧地挂在金红的云边旁。
“Alfredo的心中只有你一个人。”
“当你生病时，他每天在门外徘徊，”
女人仿佛察觉到了什么，转过头看了晏何一眼。正巧此时，台上穿着繁复长裙的女主角笑着后退一步：
“别说了，请他不要当真！”
晏何的心在一瞬间沉入谷底。耳边响起的乐曲不再像是柔顺的享受，反而急促的像是在催促她。时间永无休止的继续下去，这样的流逝没有尽头。她仿佛来到了一个虚无的空间，这个空间里只有她和身旁的女人。
“啊！我们干杯吧！将爱意藏在酒杯里！”
“这是爱情的喜悦！”
忽然之间，那女人也转头看她。晏何觉得自己被上帝攫取走了呼吸，仿佛再呼吸一次都是对此刻良辰美景的辜负。她的情绪暂时终止，这是极度震撼之后的麻木。
女人对她笑了一下。
“……你会照顾我吗？你会爱我吗？”
汹涌的情绪排山倒海似的袭来，晏何看着女人的眼睛，看着她眼下那颗小小的泪痣，心头忽然涌起一阵冲动。她感觉到自己的脸颊在发烫，温度越升越高，像是处于火山喷发口，站在岌岌可危的悬崖峭壁，脚下就是沸腾的岩浆。
对上那双热切的眼眸，女人一愣，下意识地想抬起手做些什么，但到最终，只是不小心擦过了晏何放在扶手上的手背。
“你是我的快乐，是我虚无缥缈的爱情。”
“当你从我面前闪过，我就已经深深爱上你。”
“那种悸动的爱，神秘又缥缈。”
女人的手像是有神奇的魔力，晏何感觉从她触碰到的地方开始，滚烫的血液在自己的血管中蔓延。滚烫的、热烈的、隐藏在薄薄皮肤之下，隐藏在青色的血管中，仿佛下一秒就要喷涌而出。
她的手白皙，甚至称得上是苍白，青色的血管在她的手背上更加明显。只是这个触碰只是翩然而至，不过分秒，便已然离开。晏何看着自己手背上发烫的地方发愣。
“很棒的歌剧。”
女人开了口，第一幕戏结束，大幕落下，主演们走出来鞠躬致谢。在如雷的掌声中，晏何却还是清楚地听到了女人说的话。她甚至能感觉到女人说话时呼出的气息，还有她压抑的笑意。
晏何愣愣地转过头去，正对上一双黑曜石般的眼眸。
彗星的尾巴扫过了地球，绝尘而去。
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