【movie-core】
堂本光一、「いま、この幸せなことをこのメンバーで噛みしめることが嬉しい」舞台『Endless SHOCK -Eternal-』1800回達成記念会見
2021年02月13日05:00
https://t.cn/A6t4kCpy
【イベント】
エターナル・プロデューサー:ジャニー喜多川、作・構成・演出・主演:堂本光一 が務める舞台『Endless SHOCK -Eternal-』が、2月12日の上演で、1800回を達成した。同日、東京・帝国劇場にて堂本光一をはじめ、上田竜也、梅田彩佳、越岡裕貴、松崎祐介、寺西拓人、高田翔、椿泰我、松井奏、石川直、前田美波里らが記念会見に出席した。
2000年11月の初演『Millennium SHOCK』(作・構成・演出ジャニー喜多川)以来、堂本光一が、代役なしで全公演に出演し、国内ミュージカル単独主演記録を更新し続けている。帝国劇場で は「Endless SHOCK -Eternal-」が2月4日より上演スタート。このまま公演を重ね 2月12日、17:30の部にて、ミュージカルとしては前人未到の上演1800回を達成した。
無事に舞台を終え、いまの心境を主演の堂本光一に尋ねると、「今日起きるまで本当に忘れてて…(笑)」と、恥ずかしそうに、上演1800回目迎えたことを忘れていたことを告白。「こうして皆さんが祝ってくださるからこそ、ちゃんとしなくちゃいけないな、と、改めて気が引き締まる思いです」と喜びのコメント。堂本演じるコウイチのライバルタツヤを演じた上田は、「去年、20周年の時に何か形としてお祝いできるかな、と思ってた矢先に公演中止となってしまったので、今回、1800回をお祝いすることができて嬉しく思ってます」とコメントし、共演者も続々と、堂本にお祝いの言葉を寄せた。
堂本は「何かあった時も経験あるメンバーがやってくれるのも『SHOCK』の歴史として素晴らしいこと、だからこそ自分も安心して立って(舞台に)いられます」と感謝を述べた。
本来ならば昨年、昨年の3月30日に上演1800回を迎えるはずだったが、コロナ禍の影響で公演中止を余儀なくされ、1年が経ちこの1年をどう捉えていたか訊くと、堂本は「SHOCKとしては、このスピンオフ『Eternal』に関しては、回数を数えない方がいいのかなと思っていたんです。だけど沢山の方からSHOCKシリーズとしては、紛れもなくこれは“SHOCK”だということでカウントした方が良いとご意見をいただき、だからこうして、1800回を迎えることが出来たんです。だからその言葉も有難く頂こうという経緯ありました。去年、1800回を迎えるはずだったという感覚ももちろんあるが、『いま、この幸せなことをこのメンバーで噛みしめることが嬉しいことなんです』」と喜びを言葉にし、「昨年、中止になったことは残念なことだし、我々だけじゃなく世界的に世界中がちょっと落ち込んでいる世の中なので、それを皆んなで共有してる中、『何か産むことはできないのか』模索しながらこうしてできていることが、それはスタッフ、一緒にステージに立っているみんなの沢山の協力、みんなの力があるからこそ感じ、そこに感謝しなくてはいけない」と、この1年の思いを語り、だからこそ産まれた『Eternal』、これがなかったら産まれていなかったと明かし、「常々何かできないかと模索しないといけないし、これからもそうでありたいと思います。」と語った。
また公演後に行われたカーテンコールでは、カンパニーから座長・堂本へ180本の真っ赤なバラの花束が贈られた堂本は「すごく重みを感じました。薔薇って1本だと軽いものじゃないですか。だけど、180本もあるとこんなにも重みがあるんだ。じゃあ、1800回ってどんな重みなんだろうと、楽屋へ戻った時に考えちゃいましたね。例えば1日に1回公演をすると、1800回は5年間やり続けることになるんです。恐ろしいですね。そのきっかけをくださったジャニーさんと東宝さん、ずっと支えてくださった共演者の皆さんやスタッフの皆さん、何よりもお客様、こうして大したネタがなくても毎回のように来てくださる報道陣の皆さん、すべての方へ感謝しかないです」と感謝を口にすると、今日はバラ風呂に入りますか?と質問が飛び、堂本は「入ろうかな。Instagramにアップしますね。まさにこれから、帝劇の楽屋で入りますよ。だから、すみません。幕内のスタッフさん、帰るのが遅くなります」と満面の笑みで会見を終えた。
(写真・記事 オオタ・マコト)
エターナル・プロデューサー:ジャニー喜多川 作・構成・演出・主演:堂本光一
『Endless SHOCK -Eternal-』は、2021年2月4日(木)~ 3月31日(水)帝国劇場にて上演中
堂本光一、「いま、この幸せなことをこのメンバーで噛みしめることが嬉しい」舞台『Endless SHOCK -Eternal-』1800回達成記念会見
2021年02月13日05:00
https://t.cn/A6t4kCpy
【イベント】
エターナル・プロデューサー:ジャニー喜多川、作・構成・演出・主演:堂本光一 が務める舞台『Endless SHOCK -Eternal-』が、2月12日の上演で、1800回を達成した。同日、東京・帝国劇場にて堂本光一をはじめ、上田竜也、梅田彩佳、越岡裕貴、松崎祐介、寺西拓人、高田翔、椿泰我、松井奏、石川直、前田美波里らが記念会見に出席した。
2000年11月の初演『Millennium SHOCK』(作・構成・演出ジャニー喜多川)以来、堂本光一が、代役なしで全公演に出演し、国内ミュージカル単独主演記録を更新し続けている。帝国劇場で は「Endless SHOCK -Eternal-」が2月4日より上演スタート。このまま公演を重ね 2月12日、17:30の部にて、ミュージカルとしては前人未到の上演1800回を達成した。
無事に舞台を終え、いまの心境を主演の堂本光一に尋ねると、「今日起きるまで本当に忘れてて…(笑)」と、恥ずかしそうに、上演1800回目迎えたことを忘れていたことを告白。「こうして皆さんが祝ってくださるからこそ、ちゃんとしなくちゃいけないな、と、改めて気が引き締まる思いです」と喜びのコメント。堂本演じるコウイチのライバルタツヤを演じた上田は、「去年、20周年の時に何か形としてお祝いできるかな、と思ってた矢先に公演中止となってしまったので、今回、1800回をお祝いすることができて嬉しく思ってます」とコメントし、共演者も続々と、堂本にお祝いの言葉を寄せた。
堂本は「何かあった時も経験あるメンバーがやってくれるのも『SHOCK』の歴史として素晴らしいこと、だからこそ自分も安心して立って(舞台に)いられます」と感謝を述べた。
本来ならば昨年、昨年の3月30日に上演1800回を迎えるはずだったが、コロナ禍の影響で公演中止を余儀なくされ、1年が経ちこの1年をどう捉えていたか訊くと、堂本は「SHOCKとしては、このスピンオフ『Eternal』に関しては、回数を数えない方がいいのかなと思っていたんです。だけど沢山の方からSHOCKシリーズとしては、紛れもなくこれは“SHOCK”だということでカウントした方が良いとご意見をいただき、だからこうして、1800回を迎えることが出来たんです。だからその言葉も有難く頂こうという経緯ありました。去年、1800回を迎えるはずだったという感覚ももちろんあるが、『いま、この幸せなことをこのメンバーで噛みしめることが嬉しいことなんです』」と喜びを言葉にし、「昨年、中止になったことは残念なことだし、我々だけじゃなく世界的に世界中がちょっと落ち込んでいる世の中なので、それを皆んなで共有してる中、『何か産むことはできないのか』模索しながらこうしてできていることが、それはスタッフ、一緒にステージに立っているみんなの沢山の協力、みんなの力があるからこそ感じ、そこに感謝しなくてはいけない」と、この1年の思いを語り、だからこそ産まれた『Eternal』、これがなかったら産まれていなかったと明かし、「常々何かできないかと模索しないといけないし、これからもそうでありたいと思います。」と語った。
また公演後に行われたカーテンコールでは、カンパニーから座長・堂本へ180本の真っ赤なバラの花束が贈られた堂本は「すごく重みを感じました。薔薇って1本だと軽いものじゃないですか。だけど、180本もあるとこんなにも重みがあるんだ。じゃあ、1800回ってどんな重みなんだろうと、楽屋へ戻った時に考えちゃいましたね。例えば1日に1回公演をすると、1800回は5年間やり続けることになるんです。恐ろしいですね。そのきっかけをくださったジャニーさんと東宝さん、ずっと支えてくださった共演者の皆さんやスタッフの皆さん、何よりもお客様、こうして大したネタがなくても毎回のように来てくださる報道陣の皆さん、すべての方へ感謝しかないです」と感謝を口にすると、今日はバラ風呂に入りますか?と質問が飛び、堂本は「入ろうかな。Instagramにアップしますね。まさにこれから、帝劇の楽屋で入りますよ。だから、すみません。幕内のスタッフさん、帰るのが遅くなります」と満面の笑みで会見を終えた。
(写真・記事 オオタ・マコト)
エターナル・プロデューサー:ジャニー喜多川 作・構成・演出・主演:堂本光一
『Endless SHOCK -Eternal-』は、2021年2月4日(木)~ 3月31日(水)帝国劇場にて上演中
八字土多戊土己土与牌胃健康倾向
(-)生理分析
脾脏病变主要表现为运化水谷功能失常和水湿停聚,因气虚下陷,使内脏下垂,或脾不统血之崩中漏下。
脾病多虚为阳气与阴津之亏损、脾阳虚多寒多湿、日久又可化热。
胃病书要是胃失和降。脾胃病之实证常因寒湿引起小肠和胃寒,食积于胃、大肠之实热所造成的肠胃燥结等。
(二)命理分析
命局八字五行若为:木旺无制、克土过重;土虚无火生、金多泄土;湿燥土逢旺水、无金通关;木火过多、土太燥热等组合。
土受克过重者、土少而泄多者、土多而过湿者,临床上多为虚证。
土多土坚而无制泄者、火旺土过实者、火过烈土过燥者,临床上多为实证。
命局戊己土的变化,致人体脏腑脾胃疾病倾向的有以下八个方面。
1.脾气虚、中气虚陷、脾不统血
(1)常见病因
运化失健、升提无力、脾不统血。
(2)症候
脾气虚:纳呆、腹胀、大便溏薄、肢体倦怠、气短懒言、面色萎黄、舌淡苔薄、脉缓而弱。
【治法】益气健脾,调理住宅风水。
【方剂】四君子汤。
中气虚陷:若兼脘腹膨胀、内脏下垂、久泄脱肛者。
【治法】益气升提,调理住宅风水。
【方剂】补中益气汤。
脾不统血:若兼便血、月经过多、皮肤紫斑者。
【治法】补气摄血,兼调理住宅风水。
【方剂】归脾丸。
2.脾阳虚、阳虚湿盛
(1)常见病因
多由先天脾气虚寒,或后天过食生冷伤及脾阳。
(2)症候
脾阳虚:纳呆、腹胀、大便清稀、四肢不温、脘腹隐痛、喜暖喜按。
【治法】温阳助运,兼调理住宅风水。
【方剂】理中汤。
阳虚湿盛:若见四肢浮肿、小便不利、妇女白带清稀憧多、舌淡胖、苔白滑、脉沉迟者。
【治法】温脾利水,兼调理住宅风水。
【方剂】实脾饮。
3.因湿困脾
(1)常见病因
先天命局过湿,后天过食生冷或冒雨涉水,或久居湿地。
(2)症候
纳呆、便溏、脘腹胀闷、泛恶欲呕、头重如裹、身重困倦、小便不利,或肢体浮肿,或白带量多、舌苔白腻、脉濡缓者。
【治法】温化寒湿,兼调理住宅风水。
【方剂】胃苓汤。
4.湿热蕴脾、湿热黄疸
(1)常见病因
感受湿热外邪,或过食肥甘酒酪病。
(2)症候
湿热蕴脾:脘腹痞满、纳呆、泛恶、身重困倦、小便赤短、大便不调者。
【治法】清化湿热。
【方剂】甘露消毒丹,调理住宅风水。
湿热黄疸:面目肌肉发黄色鲜、苔黄腻、脉濡数者。
【治法】清热利湿退黄,调理住宅风水。
【方剂】茵陈蒿汤。
5.胃阴虚
(1)常见病因
命局戊土过于虚弱,胃病久而耗阴、热病后期阴未复,或过嗜辛辣者。
(2)症候
胃脘灼痛,嘈杂似饥,饥不欲食,口燥咽干,大便干结或呕逆,
舌光红、少津,脉细数者。
【治法】滋阴养胃(或对证治疗),调理住宅风水。
【方剂】益胃汤。
6.胃寒证
(1)常见病因
命局阴寒甚者,胃阳素虚,复感寒邪或食生冷。
(2)症候
胃寒证:胃脘冷痛,遇寒加剧,得温则减,口泛清水,舌苔白滑,脉沉迟。
【治法】温中散寒,调理住宅风水。
【方剂】良附丸。
7.胃火证
(1)常见病因
命局火与燥土甚者,胃火素盛,偏食辛辣,邪热犯胃或肝火犯胃。
(2)症候
胃火证:胃脘灼痛,吞酸、嘈杂、渴喜冷饮、口气热臭、小便赤短、大便秘结,或消谷易饥,或齿龈肿痛,溃烂出血,舌红苔黄,脉滑数者。
【治法】清胃泻火,调理风水。
【方剂】清胃散。
8.食滞胃脘
(1)常见病因
命局戊己土虚者,饮食不节,或脾胃不健又多食。
(2)症候
食滞胃脘证:脘腹胀痛、嗳腐吞酸、厌食呕吐、矢气酸臭、大便不稠、舌苔垢腻、脉滑者。
【治法】消食导滞(或禁饱食),调理住宅风水。
【方剂】保和丸。
(-)生理分析
脾脏病变主要表现为运化水谷功能失常和水湿停聚,因气虚下陷,使内脏下垂,或脾不统血之崩中漏下。
脾病多虚为阳气与阴津之亏损、脾阳虚多寒多湿、日久又可化热。
胃病书要是胃失和降。脾胃病之实证常因寒湿引起小肠和胃寒,食积于胃、大肠之实热所造成的肠胃燥结等。
(二)命理分析
命局八字五行若为:木旺无制、克土过重;土虚无火生、金多泄土;湿燥土逢旺水、无金通关;木火过多、土太燥热等组合。
土受克过重者、土少而泄多者、土多而过湿者,临床上多为虚证。
土多土坚而无制泄者、火旺土过实者、火过烈土过燥者,临床上多为实证。
命局戊己土的变化,致人体脏腑脾胃疾病倾向的有以下八个方面。
1.脾气虚、中气虚陷、脾不统血
(1)常见病因
运化失健、升提无力、脾不统血。
(2)症候
脾气虚:纳呆、腹胀、大便溏薄、肢体倦怠、气短懒言、面色萎黄、舌淡苔薄、脉缓而弱。
【治法】益气健脾,调理住宅风水。
【方剂】四君子汤。
中气虚陷:若兼脘腹膨胀、内脏下垂、久泄脱肛者。
【治法】益气升提,调理住宅风水。
【方剂】补中益气汤。
脾不统血:若兼便血、月经过多、皮肤紫斑者。
【治法】补气摄血,兼调理住宅风水。
【方剂】归脾丸。
2.脾阳虚、阳虚湿盛
(1)常见病因
多由先天脾气虚寒,或后天过食生冷伤及脾阳。
(2)症候
脾阳虚:纳呆、腹胀、大便清稀、四肢不温、脘腹隐痛、喜暖喜按。
【治法】温阳助运,兼调理住宅风水。
【方剂】理中汤。
阳虚湿盛:若见四肢浮肿、小便不利、妇女白带清稀憧多、舌淡胖、苔白滑、脉沉迟者。
【治法】温脾利水,兼调理住宅风水。
【方剂】实脾饮。
3.因湿困脾
(1)常见病因
先天命局过湿,后天过食生冷或冒雨涉水,或久居湿地。
(2)症候
纳呆、便溏、脘腹胀闷、泛恶欲呕、头重如裹、身重困倦、小便不利,或肢体浮肿,或白带量多、舌苔白腻、脉濡缓者。
【治法】温化寒湿,兼调理住宅风水。
【方剂】胃苓汤。
4.湿热蕴脾、湿热黄疸
(1)常见病因
感受湿热外邪,或过食肥甘酒酪病。
(2)症候
湿热蕴脾:脘腹痞满、纳呆、泛恶、身重困倦、小便赤短、大便不调者。
【治法】清化湿热。
【方剂】甘露消毒丹,调理住宅风水。
湿热黄疸:面目肌肉发黄色鲜、苔黄腻、脉濡数者。
【治法】清热利湿退黄,调理住宅风水。
【方剂】茵陈蒿汤。
5.胃阴虚
(1)常见病因
命局戊土过于虚弱,胃病久而耗阴、热病后期阴未复,或过嗜辛辣者。
(2)症候
胃脘灼痛,嘈杂似饥,饥不欲食,口燥咽干,大便干结或呕逆,
舌光红、少津,脉细数者。
【治法】滋阴养胃(或对证治疗),调理住宅风水。
【方剂】益胃汤。
6.胃寒证
(1)常见病因
命局阴寒甚者,胃阳素虚,复感寒邪或食生冷。
(2)症候
胃寒证:胃脘冷痛,遇寒加剧,得温则减,口泛清水,舌苔白滑,脉沉迟。
【治法】温中散寒,调理住宅风水。
【方剂】良附丸。
7.胃火证
(1)常见病因
命局火与燥土甚者,胃火素盛,偏食辛辣,邪热犯胃或肝火犯胃。
(2)症候
胃火证:胃脘灼痛,吞酸、嘈杂、渴喜冷饮、口气热臭、小便赤短、大便秘结,或消谷易饥,或齿龈肿痛,溃烂出血,舌红苔黄,脉滑数者。
【治法】清胃泻火,调理风水。
【方剂】清胃散。
8.食滞胃脘
(1)常见病因
命局戊己土虚者,饮食不节,或脾胃不健又多食。
(2)症候
食滞胃脘证:脘腹胀痛、嗳腐吞酸、厌食呕吐、矢气酸臭、大便不稠、舌苔垢腻、脉滑者。
【治法】消食导滞(或禁饱食),调理住宅风水。
【方剂】保和丸。
正塚晴彦の若き日のバウ作品で、大浦みずき主演。この作品はタカラヅカに「ハードボイルド」というジャンルを持ち込んだ作品として知られ、上記した最近のラブロマンスとはまた違った作風のハードかつ切ないサスペンスドラマです。雰囲的には『WANTED』や『ブエノスアイレスの風』につながる系譜でしょうか。
ロスアンゼルス、1955年。主人公は、ハードボイルドの定石にしたがって、私立探偵のレナード(大浦)。家出娘の捜索をしていて、その娘が高級モデルクラブに勤めていることを調べ上げますが、警察のモロウ刑事(瀬川佳英)から捜索を中止するように圧力をかけられ、私立探偵の鑑札を取りあげられてしまいます。モデルクラブのオーナー、ブライアン(なかいおり)は街の福祉に力をつくしている名士で、警察に顔が利くのです。事務所にシドニー・ハーパーと名のる女性(秋篠美帆)が訪れ、スティーブ・ギャレットという学生に5万ドルを渡してほしいと頼みます。そこに突然2人の男が乱入し、抵抗するハーパーを連れ去り、あとに1冊の詩集が残されます。その詩集のある1節にはアンダーラインが…。そこにモロウ刑事が訪れ、探していた家出娘の事故死を告げます。レナードはブライアンの招待に応じて邸を訪れ、ハーパー、実はナタリーと再会。ブライアンは彼女を妻と紹介します。助手のジェフ(翼悠貴)が街で襲われ、訪ねたスティーブのアパートには偽者のリチャード(舵一星)が。スティーブは誘拐されたようです。そこを訪れたスティーブのガールフレンド、リズ(水原環)の話で、スティーブの父はユダヤ人でナチの収容所で死に、母は今サンフランシスコの養老院にいること、8年前に交通事故で亡くなった姉がいて、スティーブはその加害者ブラウンから仕送りを受けていたことがわかります。その姉こそナタリーで、ブラウンはブライアンではないか。レナードはブライアンの経歴を洗い直し、8年前に突然ロサンゼルスにやってきて、それ以前は不明なことがわかります。やはりブライアンはブラウンでした。ナタリーは母の手でブライアンに売られ、ブライアンのモデルクラブ、実は高級娼婦クラブで働かせられていたのが、ブライアンに愛され、妻として扱われていたのです。ブライアンは自己主張を始めたナタリーを取り戻すために結婚披露パーティーを開き、そこに現れたレナードはナタリーを連れて逃げ出します……。
と、ここまでが第1幕。浜辺の小屋にいるナタリーはブライアン一味に捕まりレナードも捕まりそうになりますが、間一髪モロウ刑事と戦犯を追う組織の手で救われ、ブライアンは逮捕されます。ここで一件落着となるのですが、実はここからが正塚らしいのです。互いに心惹かれながら口に出せない2人。街を出ようとするナタリーをレナードは引き止められません。レナードの元に、また詩集が残されます。そこには新たに引かれたアンダーラインが。「…私のことを考えて」…レナードは長距離バスのターミナルに走ります。再会し抱き合う2人。幕が閉まります。
ハードボイルドの定義はいろいろですが、やせ我慢の美学もその一つ。こらえてこらえて、最後に爆発するカタルシスを堪能しました。そしてダンサー大浦のために、ダンスダンスのフィナーレ。映像はカット版ですが、フィナーレはたっぷり収録されていて、これも楽しめました。
駅(この作品では長距離バスのターミナル)、街路、そこを行き交う様々な人々、酒場と人情味あふれた女主人、昇る朝日、遊園地…正塚作品でおなじみのアイテムがこの作品でもいろいろ散りばめられています。このころから正塚作品って基本的には変わっていないのですね。街を歩いている人々それぞれに、それぞれの人生とドラマがある…そんな背景がきっちりと描かれているからレナードとナタリーのドラマに説得力があるのでしょう。実は冒頭もターミナルで、レナードが前の恋人イブリン(若藤りら)を見送るシーンからドラマが始まります。最初と最後が同じターミナルで、別れとはじまりと対照をなすのも洒落ています。シンプルな装置、耳に残る音楽…なかでも注目したいのは衣裳で、最初はレナードもナタリーもほとんど黒を着ているのが、ドラマの進行につれ色がつきだし、最後は白そして茶系の温かい色調になるという色彩設計。とくに印象的だったのは、結婚披露パーティでのナタリーの黒のドレスで、肩が黒レースの黒のトップに、黒レースで覆われた白のスカート。ブライアンが「なぜ白いドレスにしなかったのか」と聞くと、「私は今日で死んだのよ」と答えるナタリーの心境を現し、また秋篠の大人びた美しさを十全に引き出していました。大浦にはシンプルなスーツやタキシード、トレンチコートがよく似合っています。このトレンチは逃避行後の浜辺で秋篠の肩にかけられ、最後ターミナルでも秋篠が着ています。この辺洒落てますよね。
大浦に関しては、クールな表情に隠された熱い想い、屈折しながらも固持している正義感と、文句なし。秋篠は大人びた美しさと温かみのある芝居で、ナタリーにぴったりです。歪んだピグマリオンといったブライアンの、なかにも説得力があります。レナードの幼なじみの刑事モロウの瀬川はエリートらしい感触。瀬川は抜群のダンサーとして知られ、フィナーレでそのダンス力を見せています。目立ったのはおっちょこちょいの助手ジェフを演じた翼悠貴で、コメディセンス抜群。出てくるたびに客席の笑いを誘っています。この人、退団後は福麻むつ美の名で女優として活躍していて、この前まで劇団四季の『マンマ・ミーア』のアンサンブルとして元気な顔を見せていました。酒場の女主人フェイの由梨かおるはレナードが心を許す友人という役どころで、随所で美声を聞かせています。男役若手陣で注目したいのはまず安寿ミラ。あちこちに出没していますが、一番の見せどころはブライアンを追う組織の男で、「エルサレムから来た」というセリフを聞かせます。もっともそのすぐあと殺されてしまうのですが。フィナーレでは得意のダンスをたっぷり披露しています。組織の長ハルトシュタインの柊和希は、後に幸和希と改名した人で、退団後も女優として活躍していました。退団後東京芸大に入り話題となった三ツ矢直生の顔も見られます。
ロスアンゼルス、1955年。主人公は、ハードボイルドの定石にしたがって、私立探偵のレナード(大浦)。家出娘の捜索をしていて、その娘が高級モデルクラブに勤めていることを調べ上げますが、警察のモロウ刑事(瀬川佳英)から捜索を中止するように圧力をかけられ、私立探偵の鑑札を取りあげられてしまいます。モデルクラブのオーナー、ブライアン(なかいおり)は街の福祉に力をつくしている名士で、警察に顔が利くのです。事務所にシドニー・ハーパーと名のる女性(秋篠美帆)が訪れ、スティーブ・ギャレットという学生に5万ドルを渡してほしいと頼みます。そこに突然2人の男が乱入し、抵抗するハーパーを連れ去り、あとに1冊の詩集が残されます。その詩集のある1節にはアンダーラインが…。そこにモロウ刑事が訪れ、探していた家出娘の事故死を告げます。レナードはブライアンの招待に応じて邸を訪れ、ハーパー、実はナタリーと再会。ブライアンは彼女を妻と紹介します。助手のジェフ(翼悠貴)が街で襲われ、訪ねたスティーブのアパートには偽者のリチャード(舵一星)が。スティーブは誘拐されたようです。そこを訪れたスティーブのガールフレンド、リズ(水原環)の話で、スティーブの父はユダヤ人でナチの収容所で死に、母は今サンフランシスコの養老院にいること、8年前に交通事故で亡くなった姉がいて、スティーブはその加害者ブラウンから仕送りを受けていたことがわかります。その姉こそナタリーで、ブラウンはブライアンではないか。レナードはブライアンの経歴を洗い直し、8年前に突然ロサンゼルスにやってきて、それ以前は不明なことがわかります。やはりブライアンはブラウンでした。ナタリーは母の手でブライアンに売られ、ブライアンのモデルクラブ、実は高級娼婦クラブで働かせられていたのが、ブライアンに愛され、妻として扱われていたのです。ブライアンは自己主張を始めたナタリーを取り戻すために結婚披露パーティーを開き、そこに現れたレナードはナタリーを連れて逃げ出します……。
と、ここまでが第1幕。浜辺の小屋にいるナタリーはブライアン一味に捕まりレナードも捕まりそうになりますが、間一髪モロウ刑事と戦犯を追う組織の手で救われ、ブライアンは逮捕されます。ここで一件落着となるのですが、実はここからが正塚らしいのです。互いに心惹かれながら口に出せない2人。街を出ようとするナタリーをレナードは引き止められません。レナードの元に、また詩集が残されます。そこには新たに引かれたアンダーラインが。「…私のことを考えて」…レナードは長距離バスのターミナルに走ります。再会し抱き合う2人。幕が閉まります。
ハードボイルドの定義はいろいろですが、やせ我慢の美学もその一つ。こらえてこらえて、最後に爆発するカタルシスを堪能しました。そしてダンサー大浦のために、ダンスダンスのフィナーレ。映像はカット版ですが、フィナーレはたっぷり収録されていて、これも楽しめました。
駅(この作品では長距離バスのターミナル)、街路、そこを行き交う様々な人々、酒場と人情味あふれた女主人、昇る朝日、遊園地…正塚作品でおなじみのアイテムがこの作品でもいろいろ散りばめられています。このころから正塚作品って基本的には変わっていないのですね。街を歩いている人々それぞれに、それぞれの人生とドラマがある…そんな背景がきっちりと描かれているからレナードとナタリーのドラマに説得力があるのでしょう。実は冒頭もターミナルで、レナードが前の恋人イブリン(若藤りら)を見送るシーンからドラマが始まります。最初と最後が同じターミナルで、別れとはじまりと対照をなすのも洒落ています。シンプルな装置、耳に残る音楽…なかでも注目したいのは衣裳で、最初はレナードもナタリーもほとんど黒を着ているのが、ドラマの進行につれ色がつきだし、最後は白そして茶系の温かい色調になるという色彩設計。とくに印象的だったのは、結婚披露パーティでのナタリーの黒のドレスで、肩が黒レースの黒のトップに、黒レースで覆われた白のスカート。ブライアンが「なぜ白いドレスにしなかったのか」と聞くと、「私は今日で死んだのよ」と答えるナタリーの心境を現し、また秋篠の大人びた美しさを十全に引き出していました。大浦にはシンプルなスーツやタキシード、トレンチコートがよく似合っています。このトレンチは逃避行後の浜辺で秋篠の肩にかけられ、最後ターミナルでも秋篠が着ています。この辺洒落てますよね。
大浦に関しては、クールな表情に隠された熱い想い、屈折しながらも固持している正義感と、文句なし。秋篠は大人びた美しさと温かみのある芝居で、ナタリーにぴったりです。歪んだピグマリオンといったブライアンの、なかにも説得力があります。レナードの幼なじみの刑事モロウの瀬川はエリートらしい感触。瀬川は抜群のダンサーとして知られ、フィナーレでそのダンス力を見せています。目立ったのはおっちょこちょいの助手ジェフを演じた翼悠貴で、コメディセンス抜群。出てくるたびに客席の笑いを誘っています。この人、退団後は福麻むつ美の名で女優として活躍していて、この前まで劇団四季の『マンマ・ミーア』のアンサンブルとして元気な顔を見せていました。酒場の女主人フェイの由梨かおるはレナードが心を許す友人という役どころで、随所で美声を聞かせています。男役若手陣で注目したいのはまず安寿ミラ。あちこちに出没していますが、一番の見せどころはブライアンを追う組織の男で、「エルサレムから来た」というセリフを聞かせます。もっともそのすぐあと殺されてしまうのですが。フィナーレでは得意のダンスをたっぷり披露しています。組織の長ハルトシュタインの柊和希は、後に幸和希と改名した人で、退団後も女優として活躍していました。退団後東京芸大に入り話題となった三ツ矢直生の顔も見られます。
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