《苍穹之法芙娜》10～12集 最终话剧透
所有的旅程，终点都在家乡。而新的路途又将从家开始。
Beyond是对所有人的祝福。
﹍﹎﹍﹍﹍﹎﹍﹍﹎﹍﹍﹎﹍
以下流水账式剧透：
《第十集》
总士和美羽查明了马里斯的做法后，岛决定展开第六次苍穹计划，反过来利用里奈送假情报。
总士说想和美羽一起战斗。(美羽：为什么？ 总士：……为了给真矢减负！ 真矢：莫要拿我开刀）
计划前一天，F3凑一起做饭！甲洋戴眼镜！！大家一起聚餐，总士在打下手的时候，一骑说了预告片那句“等使命结束后，我会将生命交给你。”仿佛父子()
小年轻们打雪仗，美羽问总士相信大家吗？总士对美羽说我只相信你，要不是有你也不会有现在的我。
计划当天，主舰诱敌深入开芬里尔炸一片，L船乘机突破重围，朝着总士梦中的坐标前进。
(樱井孝宏坐上量产机了！！)马里斯计划失败，还想追，假爹假妈说我们也去。马里斯：这怎么行，你们是无法违背星核的啊！
假爹假妈：反抗吧！因为我们似乎也诞生了所谓的感情。
总士想出的组合技：美羽用力量喊停异界体，总士紧跟着400米长刀横扫一片。
美羽：。()
F3在操哥的船上跟着一起行进，就在这时！！冈本信彦在OP中的机体出场了！
（配色红黄，还有超壮的黑尾巴发蓝光)
从宇宙中的红月一束光俯冲下来，直击操哥的母舰，星核当场就没了！
操哥大喊：我的星核！！
冲上去攻击，被尾巴缠紧，F3不敌新机体，操哥在被同化之际启动芬里尔…心想：看不见天空了…但我得保护妈妈他们……
美羽察觉到想赶过去救操，总士：要来了！
接着海上卷起雷云，星核碎片落入海中被乙姬接住。
“去吧，小芹。”小芹头发全白了，加入战场对大家：欢迎回来。
司令：原来在我们奔赴的同时，岛也来迎接我们了。
ED名：为了活在当下
《第十一集》
一骑对甲洋：你可别死啊！
甲洋：我已经丧失过很多次了，现在不会害怕了。
假爹拦在一骑面前说这次我一定要抄你机体，模仿出了一个漆黑翅膀，不过这次是真的1v1，一骑哥很快把他打没了。
镜头转回美羽总士，两人突破屏障率先赶往岛，就在快到的时候，马里斯机体解除限制，拦住了两人，把总士打飞后让美羽强行沉睡。
总士跟着机体的指引获得了新武器，反杀，马里斯机体半残。总士让美羽快走
就在这时！！！
马里斯哭着喊到：美羽，不要去！不要为那些人牺牲！
原来，马里斯你是个纯爱…在年少时做世界语者看见了美羽接触牵牛星核后被同化消失的一幕，下决心要消除这个美羽不在的未来。
总士：早说啊，笨蛋！！
冲去追美羽，留下马里斯在原地流泪。
黑白乙姬(她们叫辉夜/咲夜)：欢迎回来，牵牛星就沉睡在这里哦。
总士：不要去！！
一骑哥拦住总士“不要阻止美羽”
美羽说她早就有觉悟的，剑司说我们别无选择。
总士：为什么非要牺牲不可！
两男主对打，一骑回想起大总士，从幼时到他落入虚无，大总士“一骑，去指引未来吧。”
而小总士则将一骑说的话，再次对他说：无论什么力量都会化为虚无，你也是！
总士赢了。
一骑：你成就了新的未来，同化我吧。
总士：(一天到晚只知道牺牲)我不要你的力量！
要和美羽一起去接触牵牛星。
美羽对纯粹结晶诉说不希望再有任何悲伤，同时也意识到牵牛星不该是谁的所有物。
sein和牵牛星合体后升级，与总士一起对战樱井孝宏。还可以反向同化樱井孝宏理解他的悲伤。冈本信彦打不过，樱井孝宏分身没了回归红月上的本体。
美羽与总士手牵手，升到上空开AOE，无数的金色粒子飘落，融入了所有人体内。
这一集的ED贼好听！！！！叫啥来着忘记看了！个人感觉最好听！！！
《第十二集》
金色粒子落到真矢身上，眼睛好了。融入慧体内，末期症状也痊愈了。还修好了假爹和马里斯他们的机体。马里斯持续流泪，被樱井孝宏操纵的人也恢复了神智。
美羽：这是我的祝福。
美羽把牵牛星不论敌我，分给了全世界。
接着全球的异界体全数涌出，上升到美羽和总士所在的地方，围住了他们。
美羽：大家一起去触及他吧，为了再次降生！
无数异界体们回应呼唤，包裹了红月，金发小男孩原本在一个人流泪，这时美羽的幻影从背后拥抱了他。星核再次变成了胎儿。
总士：你竟然连敌人都帮，万一长大后又与我们为敌怎么办？
美羽：到时候再和他一起聊聊吧！
失去了星核后，假爹假妈还在，要和马里斯一起走：因为我们是家人啊。
美羽让马里斯回岛，马里斯：没有人会原谅我，我也绝不会原谅想要牺牲你的那群人。
总士：那你就怀着罪活下去吧！好好反省后再回来，作为你的挚友我会记录你的存在。
冈本信彦的人格趋于稳定，剩下两个被结晶封住的小朋友也即将苏醒。反派四人组决定一路漂泊，接纳其他离群的存在。
龙宫岛星核自我介绍，白的叫咲夜，黑的叫辉夜。受到牵牛星的影响后，白为保护黑而诞生。而操哥的星核也在龙宫岛的湖泊中扎根，期待着新的降生。
妈妈：谢谢你一直保护我们。
所有人重新回到岛上。这里荒废了许久，却又无比美丽。
司令：真想让千鹤也看看。
大叔：看着呢，她一直都在你身边啊。
Gobain爹回到家中，捡起全家福；下一幕有人摊开广登的海报。
甲洋和妈妈一起来到翔子的墓碑前。
奶奶和慧呼唤里奈，终于醒了。
然后，真的是谢谢你冲方丁……mimika和零央这对小情侣也治好了！！！！
一骑回到家中，司令坐在那，问他接下来有什么打算。一骑：我打算和甲洋一起去看看世界。
甲洋和狗狗坐在墓前的山坡上，回过头，看见翔子和卡农，两人中间是狗狗的灵魂。风吹过一同雾散。
甲洋泪流满面：谢谢你，巧克力。
新国联来访龙宫岛，称全世界的异界体都消失了。
司令：但我们的星核预言它们还会再次诞生，并且这一次它们都将解放自我。
缔结和平条约，承诺三方都不会攻击红月。
一骑咖啡店
所有的驾驶员们集聚一堂，小芹和里奈拥抱。小总士捧着皆城总士的河灯放到一骑面前。流走这个河灯吧，我赢了，你不能有意见。“因为你认识的那个人已经不在了。”
一骑微笑：好。
之后举办了庆典。大家的河灯逐渐流走。
司令：为了悼念，也是为了启航。
当晚，真矢和一骑独处时。
真矢：能不能留……你什么时候出发？
一骑：等安顿好。
一骑：要一起来吗？
真矢：(惊)我没想到你会这么说……
我去不了一骑君在的地方，所以我还是留在这守护你回来的故乡吧！
……偶尔也记得回来看看啊，约定好了。
最后，ED曲中，一骑和甲洋驾驶着法芙娜启程。总士他们在山坡上送别，远远地张嘴对一骑说了些什么。(只有口型)
大总士旁白：存在于此，这一事实正是祝福……而人们也将在其中不断相遇重逢。
‹完结›感谢这部作品！！！
在电影院看真的很爽，到了后面真的大家都在哭，回岛那段真的太感动了……冲方丁狗都不放过，下了狠手但又没有完全狠，变仁慈但又没有完全变(我的F4…
没想到一骑他们会再次远行。但相信一切都是暂时的离别。一骑说想去寻找命の使い方(生命的用途)，对于硅含量百分百的他们而言或许是想寻找新的意义吧。
所有的旅程，终点都在家乡。而新的路途又将从家开始。Beyond是对所有人的祝福。
所有的旅程，终点都在家乡。而新的路途又将从家开始。
Beyond是对所有人的祝福。
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以下流水账式剧透：
《第十集》
总士和美羽查明了马里斯的做法后，岛决定展开第六次苍穹计划，反过来利用里奈送假情报。
总士说想和美羽一起战斗。(美羽：为什么？ 总士：……为了给真矢减负！ 真矢：莫要拿我开刀）
计划前一天，F3凑一起做饭！甲洋戴眼镜！！大家一起聚餐，总士在打下手的时候，一骑说了预告片那句“等使命结束后，我会将生命交给你。”仿佛父子()
小年轻们打雪仗，美羽问总士相信大家吗？总士对美羽说我只相信你，要不是有你也不会有现在的我。
计划当天，主舰诱敌深入开芬里尔炸一片，L船乘机突破重围，朝着总士梦中的坐标前进。
(樱井孝宏坐上量产机了！！)马里斯计划失败，还想追，假爹假妈说我们也去。马里斯：这怎么行，你们是无法违背星核的啊！
假爹假妈：反抗吧！因为我们似乎也诞生了所谓的感情。
总士想出的组合技：美羽用力量喊停异界体，总士紧跟着400米长刀横扫一片。
美羽：。()
F3在操哥的船上跟着一起行进，就在这时！！冈本信彦在OP中的机体出场了！
（配色红黄，还有超壮的黑尾巴发蓝光)
从宇宙中的红月一束光俯冲下来，直击操哥的母舰，星核当场就没了！
操哥大喊：我的星核！！
冲上去攻击，被尾巴缠紧，F3不敌新机体，操哥在被同化之际启动芬里尔…心想：看不见天空了…但我得保护妈妈他们……
美羽察觉到想赶过去救操，总士：要来了！
接着海上卷起雷云，星核碎片落入海中被乙姬接住。
“去吧，小芹。”小芹头发全白了，加入战场对大家：欢迎回来。
司令：原来在我们奔赴的同时，岛也来迎接我们了。
ED名：为了活在当下
《第十一集》
一骑对甲洋：你可别死啊！
甲洋：我已经丧失过很多次了，现在不会害怕了。
假爹拦在一骑面前说这次我一定要抄你机体，模仿出了一个漆黑翅膀，不过这次是真的1v1，一骑哥很快把他打没了。
镜头转回美羽总士，两人突破屏障率先赶往岛，就在快到的时候，马里斯机体解除限制，拦住了两人，把总士打飞后让美羽强行沉睡。
总士跟着机体的指引获得了新武器，反杀，马里斯机体半残。总士让美羽快走
就在这时！！！
马里斯哭着喊到：美羽，不要去！不要为那些人牺牲！
原来，马里斯你是个纯爱…在年少时做世界语者看见了美羽接触牵牛星核后被同化消失的一幕，下决心要消除这个美羽不在的未来。
总士：早说啊，笨蛋！！
冲去追美羽，留下马里斯在原地流泪。
黑白乙姬(她们叫辉夜/咲夜)：欢迎回来，牵牛星就沉睡在这里哦。
总士：不要去！！
一骑哥拦住总士“不要阻止美羽”
美羽说她早就有觉悟的，剑司说我们别无选择。
总士：为什么非要牺牲不可！
两男主对打，一骑回想起大总士，从幼时到他落入虚无，大总士“一骑，去指引未来吧。”
而小总士则将一骑说的话，再次对他说：无论什么力量都会化为虚无，你也是！
总士赢了。
一骑：你成就了新的未来，同化我吧。
总士：(一天到晚只知道牺牲)我不要你的力量！
要和美羽一起去接触牵牛星。
美羽对纯粹结晶诉说不希望再有任何悲伤，同时也意识到牵牛星不该是谁的所有物。
sein和牵牛星合体后升级，与总士一起对战樱井孝宏。还可以反向同化樱井孝宏理解他的悲伤。冈本信彦打不过，樱井孝宏分身没了回归红月上的本体。
美羽与总士手牵手，升到上空开AOE，无数的金色粒子飘落，融入了所有人体内。
这一集的ED贼好听！！！！叫啥来着忘记看了！个人感觉最好听！！！
《第十二集》
金色粒子落到真矢身上，眼睛好了。融入慧体内，末期症状也痊愈了。还修好了假爹和马里斯他们的机体。马里斯持续流泪，被樱井孝宏操纵的人也恢复了神智。
美羽：这是我的祝福。
美羽把牵牛星不论敌我，分给了全世界。
接着全球的异界体全数涌出，上升到美羽和总士所在的地方，围住了他们。
美羽：大家一起去触及他吧，为了再次降生！
无数异界体们回应呼唤，包裹了红月，金发小男孩原本在一个人流泪，这时美羽的幻影从背后拥抱了他。星核再次变成了胎儿。
总士：你竟然连敌人都帮，万一长大后又与我们为敌怎么办？
美羽：到时候再和他一起聊聊吧！
失去了星核后，假爹假妈还在，要和马里斯一起走：因为我们是家人啊。
美羽让马里斯回岛，马里斯：没有人会原谅我，我也绝不会原谅想要牺牲你的那群人。
总士：那你就怀着罪活下去吧！好好反省后再回来，作为你的挚友我会记录你的存在。
冈本信彦的人格趋于稳定，剩下两个被结晶封住的小朋友也即将苏醒。反派四人组决定一路漂泊，接纳其他离群的存在。
龙宫岛星核自我介绍，白的叫咲夜，黑的叫辉夜。受到牵牛星的影响后，白为保护黑而诞生。而操哥的星核也在龙宫岛的湖泊中扎根，期待着新的降生。
妈妈：谢谢你一直保护我们。
所有人重新回到岛上。这里荒废了许久，却又无比美丽。
司令：真想让千鹤也看看。
大叔：看着呢，她一直都在你身边啊。
Gobain爹回到家中，捡起全家福；下一幕有人摊开广登的海报。
甲洋和妈妈一起来到翔子的墓碑前。
奶奶和慧呼唤里奈，终于醒了。
然后，真的是谢谢你冲方丁……mimika和零央这对小情侣也治好了！！！！
一骑回到家中，司令坐在那，问他接下来有什么打算。一骑：我打算和甲洋一起去看看世界。
甲洋和狗狗坐在墓前的山坡上，回过头，看见翔子和卡农，两人中间是狗狗的灵魂。风吹过一同雾散。
甲洋泪流满面：谢谢你，巧克力。
新国联来访龙宫岛，称全世界的异界体都消失了。
司令：但我们的星核预言它们还会再次诞生，并且这一次它们都将解放自我。
缔结和平条约，承诺三方都不会攻击红月。
一骑咖啡店
所有的驾驶员们集聚一堂，小芹和里奈拥抱。小总士捧着皆城总士的河灯放到一骑面前。流走这个河灯吧，我赢了，你不能有意见。“因为你认识的那个人已经不在了。”
一骑微笑：好。
之后举办了庆典。大家的河灯逐渐流走。
司令：为了悼念，也是为了启航。
当晚，真矢和一骑独处时。
真矢：能不能留……你什么时候出发？
一骑：等安顿好。
一骑：要一起来吗？
真矢：(惊)我没想到你会这么说……
我去不了一骑君在的地方，所以我还是留在这守护你回来的故乡吧！
……偶尔也记得回来看看啊，约定好了。
最后，ED曲中，一骑和甲洋驾驶着法芙娜启程。总士他们在山坡上送别，远远地张嘴对一骑说了些什么。(只有口型)
大总士旁白：存在于此，这一事实正是祝福……而人们也将在其中不断相遇重逢。
‹完结›感谢这部作品！！！
在电影院看真的很爽，到了后面真的大家都在哭，回岛那段真的太感动了……冲方丁狗都不放过，下了狠手但又没有完全狠，变仁慈但又没有完全变(我的F4…
没想到一骑他们会再次远行。但相信一切都是暂时的离别。一骑说想去寻找命の使い方(生命的用途)，对于硅含量百分百的他们而言或许是想寻找新的意义吧。
所有的旅程，终点都在家乡。而新的路途又将从家开始。Beyond是对所有人的祝福。
#新田惠海[超话]# .#新田惠海# .#新田恵海#
神奈川県動物愛護センター による第2回【保護犬猫のオンライン譲渡会】ありがとうございました
みんなの素敵な出会いに繋がりますように...☆
次回は12月の予定です！
【“感谢大家收看神奈川县动物爱护中心的第2回《保護犬猫のオンライン譲渡会》
希望大家都能拥有和小动物的美好邂逅...☆
下回预定在12月哦！”】
神奈川県動物愛護センター による第2回【保護犬猫のオンライン譲渡会】ありがとうございました
みんなの素敵な出会いに繋がりますように...☆
次回は12月の予定です！
【“感谢大家收看神奈川县动物爱护中心的第2回《保護犬猫のオンライン譲渡会》
希望大家都能拥有和小动物的美好邂逅...☆
下回预定在12月哦！”】
洪水などの予報 研究機関や民間事業者にも許可を 気象庁検討会
2021年8月24日 22時27分
大雨による災害が相次ぐ中、これまで国以外は出せないとしてきた洪水や土砂災害の予報について、気象庁の検討会は研究機関や民間の事業者にも許可すべきだとする報告書の案をまとめました。実現すれば地域を絞った情報発信やより早い避難の呼びかけなどにつながると期待される一方、すでにある国の予報との混乱をどう防ぐかなど運用に向けた具体的な検討が課題となります。
24日開かれた検討会の会合には災害などの専門家が参加し、これまでの議論に基づく報告書の案が示されました。
それによりますと、洪水や土砂災害の予報に対しては市町村や企業などから迅速な避難情報の発令や態勢づくりのため、国が提供する現状の予報よりさらに長時間先の情報や、工場や企業の所在地といったより地域を絞った情報など、多様なニーズが寄せられていると指摘しています。
これらに対応するため、最新研究などを基に研究機関や民間事業者にも、洪水や土砂災害の予報を許可して情報を提供することが有効だと結論づけました。
一方で、すでに運用されている国の予報との混乱を防ぐため、情報の提供先は自治体や企業などとし、それも予報の特性や注意事項を理解して契約を結んだ利用者に限るなどの条件が盛り込まれました。
スマートフォンなどのアプリで済ませる簡易な手続きは利用者が十分な理解を得られない可能性があるため『契約』にはなじまないとしたうえで、予報を広く一般向けに提供できる枠組みについては見送りました。
気象庁と国土交通省は来月以降、検討会の報告を受けて正確性の確保や国の予報との混乱をどう防ぐかなど、具体的な運用の方法を議論することにしています。
そもそも、なぜ洪水や土砂災害の予報を国以外の研究機関や民間企業にも許可することになったのでしょうか。
地震や津波、火山、気象、洪水などの予報は今からおよそ70年前、昭和27年に制定された「気象業務法」で、気象庁以外が予報して提供する場合には気象庁長官の許可を受けることが義務づけられています。
このうち、川の氾濫などを知らせる洪水や土砂災害の予報については、河川の状況や斜面の崩れやすさなどさまざまな要因が影響することから、的確な予測が難しいとして現在、民間の事業者などの予報を認めていません。
現在、気象庁などによる予報は住民の避難行動に直結するため、確度の高い情報を伝えるという考えのもとに、市町村ごとや河川ごとに数時間程度の期間を対象に発表されています。
精度の低い情報によって社会に混乱をもたらすことがないよう、予報の正確さを重視するという考え方です。
例えば、洪水については規模の大きな河川を対象に気象庁が国土交通省または都道府県と共同で「洪水予報」を発表していますが、水位の予測は6時間先までです。
ただ、近年相次ぐ大雨による川の氾濫や土砂災害を受けて、自治体からは早期の避難情報の提供や職員の態勢づくりのため、より詳細な地域を対象にしたり現状よりも長い半日から数日先までの予報を求める声が高まっています。
こうした中、大学や研究機関の中には最新のシミュレーション技術を使って、1日以上前の段階から洪水の危険性を予測する研究も進んでいます。
このため、検討会では民間事業者などに予報を許可することを視野に、技術的な基準をどう設定するかや予報を提供する対象をどこまで広げるか、議論が重ねられてきました。
その結果、洪水や土砂災害の予報は住民の防災対応に直結するなど社会的に影響が大きいため、不特定多数への提供は慎重にすべきと判断し、あらかじめ内容を把握して契約を結んだ自治体や工場、施設など特定の利用者に限って認めると結論づけました。
また、報告書では国と都道府県が中心となって防災情報を提供するとともに、国は研究機関や民間事業者の技術を積極的に活用して予報の高度化を進めていくべきだと提言しています。
【民間や研究機関の情報活用 いい方向】
検討会の委員で京都大学防災研究所の矢守克也教授は「災害が激甚化するなか予報には多様なニーズがある。ノウハウやデータが蓄積された民間や研究機関の情報も活用しようという流れはいい方向ではないかと思う。ただ、防災に関わる予報は人の命に関わる重要な情報なだけに取り扱いはもちろん慎重にあるべきで、精度も確かなものでなければならない」と指摘しました。
そのうえで「これまでの公的機関の予報は主に広域で県や市町村単位だったが、民間の予報は集落単位でこの崖の危険性はどうかとか30分後はどうなるかなど、より局所的で短期的な災害現象まで捉えられることが期待されている。国の情報を補完するような形で民間などの予報が出せるようになればいい」と話していました。
2021年8月24日 22時27分
大雨による災害が相次ぐ中、これまで国以外は出せないとしてきた洪水や土砂災害の予報について、気象庁の検討会は研究機関や民間の事業者にも許可すべきだとする報告書の案をまとめました。実現すれば地域を絞った情報発信やより早い避難の呼びかけなどにつながると期待される一方、すでにある国の予報との混乱をどう防ぐかなど運用に向けた具体的な検討が課題となります。
24日開かれた検討会の会合には災害などの専門家が参加し、これまでの議論に基づく報告書の案が示されました。
それによりますと、洪水や土砂災害の予報に対しては市町村や企業などから迅速な避難情報の発令や態勢づくりのため、国が提供する現状の予報よりさらに長時間先の情報や、工場や企業の所在地といったより地域を絞った情報など、多様なニーズが寄せられていると指摘しています。
これらに対応するため、最新研究などを基に研究機関や民間事業者にも、洪水や土砂災害の予報を許可して情報を提供することが有効だと結論づけました。
一方で、すでに運用されている国の予報との混乱を防ぐため、情報の提供先は自治体や企業などとし、それも予報の特性や注意事項を理解して契約を結んだ利用者に限るなどの条件が盛り込まれました。
スマートフォンなどのアプリで済ませる簡易な手続きは利用者が十分な理解を得られない可能性があるため『契約』にはなじまないとしたうえで、予報を広く一般向けに提供できる枠組みについては見送りました。
気象庁と国土交通省は来月以降、検討会の報告を受けて正確性の確保や国の予報との混乱をどう防ぐかなど、具体的な運用の方法を議論することにしています。
そもそも、なぜ洪水や土砂災害の予報を国以外の研究機関や民間企業にも許可することになったのでしょうか。
地震や津波、火山、気象、洪水などの予報は今からおよそ70年前、昭和27年に制定された「気象業務法」で、気象庁以外が予報して提供する場合には気象庁長官の許可を受けることが義務づけられています。
このうち、川の氾濫などを知らせる洪水や土砂災害の予報については、河川の状況や斜面の崩れやすさなどさまざまな要因が影響することから、的確な予測が難しいとして現在、民間の事業者などの予報を認めていません。
現在、気象庁などによる予報は住民の避難行動に直結するため、確度の高い情報を伝えるという考えのもとに、市町村ごとや河川ごとに数時間程度の期間を対象に発表されています。
精度の低い情報によって社会に混乱をもたらすことがないよう、予報の正確さを重視するという考え方です。
例えば、洪水については規模の大きな河川を対象に気象庁が国土交通省または都道府県と共同で「洪水予報」を発表していますが、水位の予測は6時間先までです。
ただ、近年相次ぐ大雨による川の氾濫や土砂災害を受けて、自治体からは早期の避難情報の提供や職員の態勢づくりのため、より詳細な地域を対象にしたり現状よりも長い半日から数日先までの予報を求める声が高まっています。
こうした中、大学や研究機関の中には最新のシミュレーション技術を使って、1日以上前の段階から洪水の危険性を予測する研究も進んでいます。
このため、検討会では民間事業者などに予報を許可することを視野に、技術的な基準をどう設定するかや予報を提供する対象をどこまで広げるか、議論が重ねられてきました。
その結果、洪水や土砂災害の予報は住民の防災対応に直結するなど社会的に影響が大きいため、不特定多数への提供は慎重にすべきと判断し、あらかじめ内容を把握して契約を結んだ自治体や工場、施設など特定の利用者に限って認めると結論づけました。
また、報告書では国と都道府県が中心となって防災情報を提供するとともに、国は研究機関や民間事業者の技術を積極的に活用して予報の高度化を進めていくべきだと提言しています。
【民間や研究機関の情報活用 いい方向】
検討会の委員で京都大学防災研究所の矢守克也教授は「災害が激甚化するなか予報には多様なニーズがある。ノウハウやデータが蓄積された民間や研究機関の情報も活用しようという流れはいい方向ではないかと思う。ただ、防災に関わる予報は人の命に関わる重要な情報なだけに取り扱いはもちろん慎重にあるべきで、精度も確かなものでなければならない」と指摘しました。
そのうえで「これまでの公的機関の予報は主に広域で県や市町村単位だったが、民間の予報は集落単位でこの崖の危険性はどうかとか30分後はどうなるかなど、より局所的で短期的な災害現象まで捉えられることが期待されている。国の情報を補完するような形で民間などの予報が出せるようになればいい」と話していました。
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