中国在住の日本語がわかる方へ、ビジネスマンに必要なスキルとしてあげられる「財務」に関する記事を投稿します。まったく財務を学んだことがない方が対象です。
今回は、決算書の概略説明と損益計算書についてです。
1.決算書とは?
決算書は、経営がうまくいっているか、ダメなのかを表す通知表です。
税法などの制度的には1年に1回、正式な決算書を作成します。
ただ、経営的には、毎月、決算書を作成し、先月の経営活動がどうだったかを確認し、次のアクションに活用します。PDCAサイクルのCの部分ですね。
とりあえずの判断基準は、うまくいっていれば黒字、ダメなら赤字、というものです。
もちろん、黒字でも獲得までのプロセスがおかしいと長くは続きませんので、どのように結果を出したかも大切な視点です。また、その黒字額が妥当か否かの判断も必要です。
決算書は主に以下の3表で構成されます。
・損益計算書
・貸借対照表
・キャッシュフロー計算書
通知表ですから、○×の判断基準がありますが、企業経営での○×判断基準は、大掴みしていえば以下の2つです。
・黒字額は適正か?
・借金は多すぎないか?
赤字続きでは倒産しますし、黒字であっても借金が多すぎるとバブル崩壊やリーマンショックのような急な変化に対応することができません。
2.まずは損益計算書をざっと見てみよう
損益計算書から眺めてみましょう。
損益計算書は、黒字か赤字かを確認できる決算書です。
それでは、添付の損益計算書を見て、ありのままに数字を追って()内に数字を入れてください。
解答はこの問題文章の下にあります。
「この会社は、売上高が( )円あり、その売上のための商品原価は( )円だった。結果、商品売上で( )円の利益が出た(売上総利益)。
しかし、人件費や電気代などの営業や管理に必要な経費が( )円かかり、その経費を差し引くと、利益は( )円になった(営業利益)。
また、受取利息など商品販売行為以外の収入が( )円あり、逆に、支払利息など商品販売行為以外の費用が( )円あったので、営業利益にこれを加減計算すると、利益は( )円になった(経常利益)。
さらに、古い設備を処分したので、ロスが( )円発生したので、利益は( )円になった(税引前当期利益)。
決算で、税金を( )円かかると計算されたので、最終的な利益は( )円となった(当期利益)」
穴埋め解答は以下です。添付の損益計算書を見ながら確認してください。
「この会社が商品販売会社だとすると、売上高は1,000,000円あり、その売上のための商品原価は800,000円だった。結果、商品売上で200,000円の利益が出た(売上総利益)。
しかし、人件費や電気代などの営業や管理に必要な経費が150,000円かかり、その経費を差し引くと、利益は50,000円になった(営業利益)。
また、受取利息など商品販売行為以外の収入が1,100円あり、逆に、支払利息など商品販売行為以外の費用が500円あったので、営業利益にこれを加減計算すると、利益は50,600円になった(経常利益)。
さらに、古い設備を処分したので、ロスが600円発生したので、利益は50,000円になった(税引前当期利益)。
決算で、税金を20,000円かかると計算されたので、最終的な利益は30,000円となった(当期利益)」
いかがでしょうか?
黒字でしたので、まずはよかったですね。
慣れてくると、黒字の額が気になるようになります。
さて、ざっと見ていただいくと、さまざまな「利益」が出てくるのに気づくと思います。
全部で、5つあります。
・売上総利益
・営業利益
・経常利益
・税引前当期利益
・当期利益
順に説明します。
3.損益計算書の5つの利益
①売上総利益
例えば、卸売業のようにモノを仕入れて販売する会社の場合、販売した商品の売値の合計が売上高に、その商品の仕入値の合計が売上原価になります。
売上総利益は、この売上高から売上原価を差し引いた「利益」です。
お客様から直接にいただいた利益という感じですね。
100円の商品を120円で売れば、売上総利益は20円です。
高く売れれば売上総利益は増えますし、値引きすれば減ります。魅力的な商品であれば高く売れますので、売上総利益は増えます。
つまりは、お客様が、
・魅力的な商品だな、魅力的な会社だな
と思って、支持してくれると増えるとなります。つまりファンが増えると売上総利益は増えるともいえます。
このほかにも、仕入値を抑えることで増やすこともできますが、あまり値切ると仕入先から嫌われて仕入ができなくなることもありますので注意が必要です。
また、売上高は、販売する商品の数量×単価ですから、数量を増やすことでも売上高を増やすことができ、売上総利益も増やすことができます。
ただ、これも注意が必要で、あまりに量を増やすと、販売手間もそれに比例して増えていき、費用がかかってしまいます。
よって、量を増やす場合、効率的に販売できるような仕組みも併せて必要です。
売上総利益は、お客様から直接にいただく利益で、これから説明する、給与や家賃などの経営活動に必要な費用を賄う利益でもありますので、最も重要な利益とも言えます。
なお、倒産するような会社は、倒産の数年前から、この売上総利益が減っていきます。
売上総利益が減るのは、お客様からの支持が得られなくなってきたことの一つの証ともいえます。お客様から見放された会社は倒産に追い込まれてしまいますね。
②営業利益
売上総利益から販売費一般管理を差し引いた利益です。
販売費一般管理(以下、販管費)は、その名前のとおり、販売や管理にかかった費用です。
例えば、社員の給与、広告費、家賃、電気代、運賃などです。
これら費用は、売上高を確保するために必要な費用です。
仕入値も売上高を確保するために必要な費用ですが、売上高から段階的に差し引いていき、各段階で利益を計算します。
まず、売上高から仕入値(売上原価)を引いた売上総利益を計算し、その後に、営業利益を計算します。
こうすると、営業利益が減ったときに、仕入が悪かったのか、広告費などの費用の使い方が悪かったのかなどが分析しやすくなります。
このため、日本の損益計算書では、5つの段階で利益を計算し、経営分析に役立てます。
営業利益は、仕入、販売、管理の経営の最も重要な活動にかかる費用を差し引いた後に計算される利益であるため、経営者が最も気にする利益です。
また、会社が事業をするために銀行から借金をしている場合、その利息を支払う原資となるのは、この営業利益です。営業利益の下に、営業外費用というのがあると思いますが、ここに支払利息が含まれています。
よって、銀行が最も気にする利益もこの営業利益になります。
銀行から見放されると事業に必要な資金を調達できなくなりますので、営業利益が黒字であるということは重要なことでもあります。
③経常利益
営業利益から、利息などの金融関係の費用を差し引いて計算される利益です。
営業外利益には、主に受け取る利息が、営業外費用には、主に支払う利息が含まれます。会社も現金を預金していますので、利息を受け取ります。借金をしていれば、利息を支払います。
事業には資金が必要ですが、その資金を自分だけで調達できなければ、銀行から借金するのが一般的です。
何年も黒字が続くと借金しなくてもよくなりますので、営業外費用は減っていきます。
となると、営業利益と経常利益のギャップは少なくなります。
受け取る利息が増えてくると、営業利益<経常利益の状態になります。
つまり、経常利益は、その会社が
・資金力があるかないか
が反映される利益となります。
なお、過去の黒字で不動産を購入してそこから家賃収入がある場合、その収入は営業外収益に計上されます。先ほど、受け取る利息と同じ効果がありますので、それらが多額になれば、営業利益<経常利益となります。
不動産も預金もそれらがたくさんあれば、その会社は資金力がある、と言えますので、まれに赤字になっても、しばらくは倒産せずに経営を続けることができるとなります。
事業して売上高を確保するには、これら金融活動も必要になりますので、それを反映した経常利益は、会社の総合的な利益である、と扱われています。
④税引前当期利益
事業をしていると突発的な事柄も発生します。
例えば、機械が突然壊れて廃棄したり、昔購入した不動産を売却したり、などのことです。
これらのことは、あっても数年に1回で、売上高の確保には直接的には関係のないことです。
これらの事象から発生する利益や損失を処理するのが、特別利益や特別損失です。
税引前当期利益は、経常利益にこの特別な項目を差し引きして計算する利益です。
突発的なことがなければ、経常利益=税引前当期利益となります。
これら突発的な利益や損失は、この後に税金を計算する際に反映する必要があります。
ただ、突発的な特別項目なので、経常利益とは別の税引前当期利益という利益を設けて、わかりやすくしています。
⑤当期利益
税引前当期利益から税金を差し引いて計算する会社の最終的な利益です。
この利益が黒字で、毎年、累積させることができれば、会社の資金力は強化されていきます。
4.まとめ
本日は、決算書のうち、最も知られている損益計算書を眺めていただき、何が書かれているのか、また5つの利益の概念について説明しました。
業種によっては、損益計算書の費用(原価)の部分表現が変わります。これらは後々説明していきたいと思います。
決算書を自由に扱えるようになるといろいろなメリットがありますので、是非使いこなしていただければと思います。
次回は、貸借対照表について投稿したいと思います。
今回は、決算書の概略説明と損益計算書についてです。
1.決算書とは?
決算書は、経営がうまくいっているか、ダメなのかを表す通知表です。
税法などの制度的には1年に1回、正式な決算書を作成します。
ただ、経営的には、毎月、決算書を作成し、先月の経営活動がどうだったかを確認し、次のアクションに活用します。PDCAサイクルのCの部分ですね。
とりあえずの判断基準は、うまくいっていれば黒字、ダメなら赤字、というものです。
もちろん、黒字でも獲得までのプロセスがおかしいと長くは続きませんので、どのように結果を出したかも大切な視点です。また、その黒字額が妥当か否かの判断も必要です。
決算書は主に以下の3表で構成されます。
・損益計算書
・貸借対照表
・キャッシュフロー計算書
通知表ですから、○×の判断基準がありますが、企業経営での○×判断基準は、大掴みしていえば以下の2つです。
・黒字額は適正か?
・借金は多すぎないか?
赤字続きでは倒産しますし、黒字であっても借金が多すぎるとバブル崩壊やリーマンショックのような急な変化に対応することができません。
2.まずは損益計算書をざっと見てみよう
損益計算書から眺めてみましょう。
損益計算書は、黒字か赤字かを確認できる決算書です。
それでは、添付の損益計算書を見て、ありのままに数字を追って()内に数字を入れてください。
解答はこの問題文章の下にあります。
「この会社は、売上高が( )円あり、その売上のための商品原価は( )円だった。結果、商品売上で( )円の利益が出た(売上総利益)。
しかし、人件費や電気代などの営業や管理に必要な経費が( )円かかり、その経費を差し引くと、利益は( )円になった(営業利益)。
また、受取利息など商品販売行為以外の収入が( )円あり、逆に、支払利息など商品販売行為以外の費用が( )円あったので、営業利益にこれを加減計算すると、利益は( )円になった(経常利益)。
さらに、古い設備を処分したので、ロスが( )円発生したので、利益は( )円になった(税引前当期利益)。
決算で、税金を( )円かかると計算されたので、最終的な利益は( )円となった(当期利益)」
穴埋め解答は以下です。添付の損益計算書を見ながら確認してください。
「この会社が商品販売会社だとすると、売上高は1,000,000円あり、その売上のための商品原価は800,000円だった。結果、商品売上で200,000円の利益が出た(売上総利益)。
しかし、人件費や電気代などの営業や管理に必要な経費が150,000円かかり、その経費を差し引くと、利益は50,000円になった(営業利益)。
また、受取利息など商品販売行為以外の収入が1,100円あり、逆に、支払利息など商品販売行為以外の費用が500円あったので、営業利益にこれを加減計算すると、利益は50,600円になった(経常利益)。
さらに、古い設備を処分したので、ロスが600円発生したので、利益は50,000円になった(税引前当期利益)。
決算で、税金を20,000円かかると計算されたので、最終的な利益は30,000円となった(当期利益)」
いかがでしょうか?
黒字でしたので、まずはよかったですね。
慣れてくると、黒字の額が気になるようになります。
さて、ざっと見ていただいくと、さまざまな「利益」が出てくるのに気づくと思います。
全部で、5つあります。
・売上総利益
・営業利益
・経常利益
・税引前当期利益
・当期利益
順に説明します。
3.損益計算書の5つの利益
①売上総利益
例えば、卸売業のようにモノを仕入れて販売する会社の場合、販売した商品の売値の合計が売上高に、その商品の仕入値の合計が売上原価になります。
売上総利益は、この売上高から売上原価を差し引いた「利益」です。
お客様から直接にいただいた利益という感じですね。
100円の商品を120円で売れば、売上総利益は20円です。
高く売れれば売上総利益は増えますし、値引きすれば減ります。魅力的な商品であれば高く売れますので、売上総利益は増えます。
つまりは、お客様が、
・魅力的な商品だな、魅力的な会社だな
と思って、支持してくれると増えるとなります。つまりファンが増えると売上総利益は増えるともいえます。
このほかにも、仕入値を抑えることで増やすこともできますが、あまり値切ると仕入先から嫌われて仕入ができなくなることもありますので注意が必要です。
また、売上高は、販売する商品の数量×単価ですから、数量を増やすことでも売上高を増やすことができ、売上総利益も増やすことができます。
ただ、これも注意が必要で、あまりに量を増やすと、販売手間もそれに比例して増えていき、費用がかかってしまいます。
よって、量を増やす場合、効率的に販売できるような仕組みも併せて必要です。
売上総利益は、お客様から直接にいただく利益で、これから説明する、給与や家賃などの経営活動に必要な費用を賄う利益でもありますので、最も重要な利益とも言えます。
なお、倒産するような会社は、倒産の数年前から、この売上総利益が減っていきます。
売上総利益が減るのは、お客様からの支持が得られなくなってきたことの一つの証ともいえます。お客様から見放された会社は倒産に追い込まれてしまいますね。
②営業利益
売上総利益から販売費一般管理を差し引いた利益です。
販売費一般管理(以下、販管費)は、その名前のとおり、販売や管理にかかった費用です。
例えば、社員の給与、広告費、家賃、電気代、運賃などです。
これら費用は、売上高を確保するために必要な費用です。
仕入値も売上高を確保するために必要な費用ですが、売上高から段階的に差し引いていき、各段階で利益を計算します。
まず、売上高から仕入値(売上原価)を引いた売上総利益を計算し、その後に、営業利益を計算します。
こうすると、営業利益が減ったときに、仕入が悪かったのか、広告費などの費用の使い方が悪かったのかなどが分析しやすくなります。
このため、日本の損益計算書では、5つの段階で利益を計算し、経営分析に役立てます。
営業利益は、仕入、販売、管理の経営の最も重要な活動にかかる費用を差し引いた後に計算される利益であるため、経営者が最も気にする利益です。
また、会社が事業をするために銀行から借金をしている場合、その利息を支払う原資となるのは、この営業利益です。営業利益の下に、営業外費用というのがあると思いますが、ここに支払利息が含まれています。
よって、銀行が最も気にする利益もこの営業利益になります。
銀行から見放されると事業に必要な資金を調達できなくなりますので、営業利益が黒字であるということは重要なことでもあります。
③経常利益
営業利益から、利息などの金融関係の費用を差し引いて計算される利益です。
営業外利益には、主に受け取る利息が、営業外費用には、主に支払う利息が含まれます。会社も現金を預金していますので、利息を受け取ります。借金をしていれば、利息を支払います。
事業には資金が必要ですが、その資金を自分だけで調達できなければ、銀行から借金するのが一般的です。
何年も黒字が続くと借金しなくてもよくなりますので、営業外費用は減っていきます。
となると、営業利益と経常利益のギャップは少なくなります。
受け取る利息が増えてくると、営業利益<経常利益の状態になります。
つまり、経常利益は、その会社が
・資金力があるかないか
が反映される利益となります。
なお、過去の黒字で不動産を購入してそこから家賃収入がある場合、その収入は営業外収益に計上されます。先ほど、受け取る利息と同じ効果がありますので、それらが多額になれば、営業利益<経常利益となります。
不動産も預金もそれらがたくさんあれば、その会社は資金力がある、と言えますので、まれに赤字になっても、しばらくは倒産せずに経営を続けることができるとなります。
事業して売上高を確保するには、これら金融活動も必要になりますので、それを反映した経常利益は、会社の総合的な利益である、と扱われています。
④税引前当期利益
事業をしていると突発的な事柄も発生します。
例えば、機械が突然壊れて廃棄したり、昔購入した不動産を売却したり、などのことです。
これらのことは、あっても数年に1回で、売上高の確保には直接的には関係のないことです。
これらの事象から発生する利益や損失を処理するのが、特別利益や特別損失です。
税引前当期利益は、経常利益にこの特別な項目を差し引きして計算する利益です。
突発的なことがなければ、経常利益=税引前当期利益となります。
これら突発的な利益や損失は、この後に税金を計算する際に反映する必要があります。
ただ、突発的な特別項目なので、経常利益とは別の税引前当期利益という利益を設けて、わかりやすくしています。
⑤当期利益
税引前当期利益から税金を差し引いて計算する会社の最終的な利益です。
この利益が黒字で、毎年、累積させることができれば、会社の資金力は強化されていきます。
4.まとめ
本日は、決算書のうち、最も知られている損益計算書を眺めていただき、何が書かれているのか、また5つの利益の概念について説明しました。
業種によっては、損益計算書の費用(原価)の部分表現が変わります。これらは後々説明していきたいと思います。
決算書を自由に扱えるようになるといろいろなメリットがありますので、是非使いこなしていただければと思います。
次回は、貸借対照表について投稿したいと思います。
#每日一篇#
孔雀东南飞
朝代:汉朝
序曰:汉末建安中,庐江府小吏焦仲卿妻刘氏,为仲卿母所遣,自誓不嫁。其家逼之,乃投水而死。仲卿闻之,亦自缢于庭树。时人伤之,为诗云尔。
孔雀东南飞,五里一徘徊。
“十三能织素,十四学裁衣,十五弹箜篌(kōnghóu),十六诵诗书。十七为君妇,心中常苦悲。君既为府吏,守节情不移。贱妾留空房,相见常日稀。鸡鸣入机织,夜夜不得息。三日断五匹,大人故嫌迟。非为织作迟,君家妇难为!妾不堪驱使,徒留无所施。便可白公姥(mǔ),及时相遣归。”
府吏得闻之,堂上启阿母:“儿已薄禄相,幸复得此妇,结发同枕席,黄泉共为友。共事二三年,始尔未为久。女行无偏斜,何意致不厚?”
阿母谓府吏:“何乃太区区!此妇无礼节,举动自专由。吾意久怀忿,汝岂得自由!东家有贤女,自名秦罗敷,可怜体无比,阿母为汝求。便可速遣之,遣去慎莫留!”
府吏长跪告:“伏惟启阿母,今若遣此妇,终老不复取!”
阿母得闻之,槌床便大怒:“小子无所畏,何敢助妇语!吾已失恩义,会不相从许!”
府吏默无声,再拜还入户。举言谓新妇,哽咽不能语:“我自不驱卿,逼迫有阿母。卿但暂还家,吾今且报(fù)府。不久当归还,还必相迎取。以此下心意,慎勿违吾语。”
新妇谓府吏:“勿复重(chóng)纷纭。往昔初阳岁,谢家来贵门。奉事循公姥,进止敢自专?昼夜勤作息,伶俜(pīng)萦(yíng)苦辛。谓言无罪过,供养卒大恩;仍更被驱遣,何言复来还!妾有绣腰襦,葳(wēi)蕤(ruí)自生光;红罗复斗帐,四角垂香囊;箱帘六七十,绿碧青丝绳,物物各自异,种种在其中。人贱物亦鄙,不足迎后人,留待作遗(wèi)施,于今无会因。时时为安慰,久久莫相忘!”
鸡鸣外欲曙,新妇起严妆。著我绣夹裙,事事四五通。足下蹑(niè)丝履,头上玳(dài)瑁(mào)光。腰若流纨素,耳著明月珰(dāng)。指如削葱根,口如含朱丹。纤纤作细步,精妙世无双。
上堂拜阿母,阿母怒不止。“昔作女儿时,生小出野里。本自无教训,兼愧贵家子。受母钱帛多,不堪母驱使。今日还家去,念母劳家里。”却与小姑别,泪落连珠子。“新妇初来时,小姑始扶床;今日被驱遣,小姑如我长。勤心养公姥,好自相扶将。初七及下九,嬉戏莫相忘。”出门登车去,涕落百余行。
府吏马在前,新妇车在后。隐隐何甸甸,俱会大道口。下马入车中,低头共耳语:“誓不相隔卿,且暂还家去;吾今且赴府,不久当还归。誓天不相负!”
新妇谓府吏:“感君区区怀!君既若见录,不久望君来。君当作磐(pán)石,妾当作蒲苇,蒲苇纫如丝,磐石无转移。我有亲父兄,性行暴如雷,恐不任我意,逆以煎我怀。”举手长劳劳,二情同依依。
入门上家堂,进退无颜仪。阿母大拊掌,“不图子自归!十三教汝织,十四能裁衣,十五弹箜篌,十六知礼仪,十七遣汝嫁,谓言无誓违。汝今何罪过,不迎而自归?”兰芝惭阿母:“儿实无罪过。”阿母大悲摧。
还家十余日,县令遣媒来。云有第三郎,窈窕世无双。年始十八九,便(pián)言多令才。
阿母谓阿女:“汝可去应之。”
阿女含泪答:“兰芝初还时,府吏见丁宁,结誓不别离。今日违情义,恐此事非奇。自可断来信,徐徐更谓之。”
阿母白媒人:“贫贱有此女,始适还家门。不堪吏人妇,岂合令郎君?幸可广问讯,不得便相许。”
媒人去数日,寻遣丞请还,说有兰家女,丞籍有宦官。云有第五郎,娇逸未有婚。遣丞为媒人,主簿通语言。直说太守家,有此令郎君,既欲结大义,故遣来贵门。
阿母谢媒人:“女子先有誓,老姥岂敢言!”
阿兄得闻之,怅然心中烦。举言谓阿妹:“作计何不量!先嫁得府吏,后嫁得郎君,否(pǐ)泰如天地,足以荣汝身。不嫁义郎体,其往欲何云?”
兰芝仰头答:“理实如兄言。谢家事夫婿,中道还兄门。处分适兄意,那得自任专!虽与府吏要(yāo),渠会永无缘。登即相许和,便可作婚姻。“
媒人下床去,诺诺复尔尔。还部白府君:“下官奉使命,言谈大有缘。”府君得闻之,心中大欢喜。视历复开书,便利此月内,六合正相应。良吉三十日,今已二十七,卿可去成婚。交语速装束,络绎如浮云。青雀白鹄舫(fǎng),四角龙子幡。婀娜随风转,金车玉作轮。踯(zhí)躅(zhú)青骢(cōng)马,流苏金镂鞍。赍(jī)钱三百万,皆用青丝穿。杂彩三百匹,交广市鲑(xié)珍。从人四五百,郁郁登郡门。
阿母谓阿女:“适得府君书,明日来迎汝。何不作衣裳?莫令事不举!”
阿女默无声,手巾掩口啼,泪落便如泻。移我琉璃榻,出置前窗下。左手持刀尺,右手执绫罗。朝成绣夹裙,晚成单罗衫。晻晻(yǎnyǎn)日欲暝,愁思出门啼。
府吏闻此变,因求假暂归。未至二三里,摧藏(zàng)马悲哀。新妇识马声,蹑履相逢迎。怅然遥相望,知是故人来。举手拍马鞍,嗟叹使心伤:“自君别我后,人事不可量。果不如先愿,又非君所详。我有亲父母,逼迫兼弟兄。以我应他人,君还何所望!”
府吏谓新妇:“贺卿得高迁!磐石方且厚,可以卒千年;蒲苇一时纫,便作旦夕间。卿当日胜贵,吾独向黄泉!”
新妇谓府吏:“何意出此言!同是被逼迫,君尔妾亦然。黄泉下相见,勿违今日言!”执手分道去,各各还家门。生人作死别,恨恨那可论?念与世间辞,千万不复全!
府吏还家去,上堂拜阿母:“今日大风寒,寒风摧树木,严霜结庭兰。儿今日冥冥,令母在后单。故作不良计,勿复怨鬼神!命如南山石,四体康且直!”
阿母得闻之,零泪应声落:“汝是大家子,仕宦于台阁。慎勿为妇死,贵贱情何薄!东家有贤女,窈窕艳城郭,阿母为汝求,便复在旦夕。”
府吏再拜还,长叹空房中,作计乃尔立。转头向户里,渐见愁煎迫。
其日牛马嘶,新妇入青庐。奄奄黄昏后,寂寂人定初。“我命绝今日,魂去尸长留!”揽裙脱丝履,举身赴清池。
府吏闻此事,心知长别离。徘徊庭树下,自挂东南枝。
两家求合葬,合葬华山傍。东西植松柏,左右种梧桐。枝枝相覆盖,叶叶相交通。中有双飞鸟,自名为鸳鸯。仰头相向鸣,夜夜达五更。行人驻足听,寡妇起彷徨。多谢后世人,戒之慎勿忘!
孔雀东南飞
朝代:汉朝
序曰:汉末建安中,庐江府小吏焦仲卿妻刘氏,为仲卿母所遣,自誓不嫁。其家逼之,乃投水而死。仲卿闻之,亦自缢于庭树。时人伤之,为诗云尔。
孔雀东南飞,五里一徘徊。
“十三能织素,十四学裁衣,十五弹箜篌(kōnghóu),十六诵诗书。十七为君妇,心中常苦悲。君既为府吏,守节情不移。贱妾留空房,相见常日稀。鸡鸣入机织,夜夜不得息。三日断五匹,大人故嫌迟。非为织作迟,君家妇难为!妾不堪驱使,徒留无所施。便可白公姥(mǔ),及时相遣归。”
府吏得闻之,堂上启阿母:“儿已薄禄相,幸复得此妇,结发同枕席,黄泉共为友。共事二三年,始尔未为久。女行无偏斜,何意致不厚?”
阿母谓府吏:“何乃太区区!此妇无礼节,举动自专由。吾意久怀忿,汝岂得自由!东家有贤女,自名秦罗敷,可怜体无比,阿母为汝求。便可速遣之,遣去慎莫留!”
府吏长跪告:“伏惟启阿母,今若遣此妇,终老不复取!”
阿母得闻之,槌床便大怒:“小子无所畏,何敢助妇语!吾已失恩义,会不相从许!”
府吏默无声,再拜还入户。举言谓新妇,哽咽不能语:“我自不驱卿,逼迫有阿母。卿但暂还家,吾今且报(fù)府。不久当归还,还必相迎取。以此下心意,慎勿违吾语。”
新妇谓府吏:“勿复重(chóng)纷纭。往昔初阳岁,谢家来贵门。奉事循公姥,进止敢自专?昼夜勤作息,伶俜(pīng)萦(yíng)苦辛。谓言无罪过,供养卒大恩;仍更被驱遣,何言复来还!妾有绣腰襦,葳(wēi)蕤(ruí)自生光;红罗复斗帐,四角垂香囊;箱帘六七十,绿碧青丝绳,物物各自异,种种在其中。人贱物亦鄙,不足迎后人,留待作遗(wèi)施,于今无会因。时时为安慰,久久莫相忘!”
鸡鸣外欲曙,新妇起严妆。著我绣夹裙,事事四五通。足下蹑(niè)丝履,头上玳(dài)瑁(mào)光。腰若流纨素,耳著明月珰(dāng)。指如削葱根,口如含朱丹。纤纤作细步,精妙世无双。
上堂拜阿母,阿母怒不止。“昔作女儿时,生小出野里。本自无教训,兼愧贵家子。受母钱帛多,不堪母驱使。今日还家去,念母劳家里。”却与小姑别,泪落连珠子。“新妇初来时,小姑始扶床;今日被驱遣,小姑如我长。勤心养公姥,好自相扶将。初七及下九,嬉戏莫相忘。”出门登车去,涕落百余行。
府吏马在前,新妇车在后。隐隐何甸甸,俱会大道口。下马入车中,低头共耳语:“誓不相隔卿,且暂还家去;吾今且赴府,不久当还归。誓天不相负!”
新妇谓府吏:“感君区区怀!君既若见录,不久望君来。君当作磐(pán)石,妾当作蒲苇,蒲苇纫如丝,磐石无转移。我有亲父兄,性行暴如雷,恐不任我意,逆以煎我怀。”举手长劳劳,二情同依依。
入门上家堂,进退无颜仪。阿母大拊掌,“不图子自归!十三教汝织,十四能裁衣,十五弹箜篌,十六知礼仪,十七遣汝嫁,谓言无誓违。汝今何罪过,不迎而自归?”兰芝惭阿母:“儿实无罪过。”阿母大悲摧。
还家十余日,县令遣媒来。云有第三郎,窈窕世无双。年始十八九,便(pián)言多令才。
阿母谓阿女:“汝可去应之。”
阿女含泪答:“兰芝初还时,府吏见丁宁,结誓不别离。今日违情义,恐此事非奇。自可断来信,徐徐更谓之。”
阿母白媒人:“贫贱有此女,始适还家门。不堪吏人妇,岂合令郎君?幸可广问讯,不得便相许。”
媒人去数日,寻遣丞请还,说有兰家女,丞籍有宦官。云有第五郎,娇逸未有婚。遣丞为媒人,主簿通语言。直说太守家,有此令郎君,既欲结大义,故遣来贵门。
阿母谢媒人:“女子先有誓,老姥岂敢言!”
阿兄得闻之,怅然心中烦。举言谓阿妹:“作计何不量!先嫁得府吏,后嫁得郎君,否(pǐ)泰如天地,足以荣汝身。不嫁义郎体,其往欲何云?”
兰芝仰头答:“理实如兄言。谢家事夫婿,中道还兄门。处分适兄意,那得自任专!虽与府吏要(yāo),渠会永无缘。登即相许和,便可作婚姻。“
媒人下床去,诺诺复尔尔。还部白府君:“下官奉使命,言谈大有缘。”府君得闻之,心中大欢喜。视历复开书,便利此月内,六合正相应。良吉三十日,今已二十七,卿可去成婚。交语速装束,络绎如浮云。青雀白鹄舫(fǎng),四角龙子幡。婀娜随风转,金车玉作轮。踯(zhí)躅(zhú)青骢(cōng)马,流苏金镂鞍。赍(jī)钱三百万,皆用青丝穿。杂彩三百匹,交广市鲑(xié)珍。从人四五百,郁郁登郡门。
阿母谓阿女:“适得府君书,明日来迎汝。何不作衣裳?莫令事不举!”
阿女默无声,手巾掩口啼,泪落便如泻。移我琉璃榻,出置前窗下。左手持刀尺,右手执绫罗。朝成绣夹裙,晚成单罗衫。晻晻(yǎnyǎn)日欲暝,愁思出门啼。
府吏闻此变,因求假暂归。未至二三里,摧藏(zàng)马悲哀。新妇识马声,蹑履相逢迎。怅然遥相望,知是故人来。举手拍马鞍,嗟叹使心伤:“自君别我后,人事不可量。果不如先愿,又非君所详。我有亲父母,逼迫兼弟兄。以我应他人,君还何所望!”
府吏谓新妇:“贺卿得高迁!磐石方且厚,可以卒千年;蒲苇一时纫,便作旦夕间。卿当日胜贵,吾独向黄泉!”
新妇谓府吏:“何意出此言!同是被逼迫,君尔妾亦然。黄泉下相见,勿违今日言!”执手分道去,各各还家门。生人作死别,恨恨那可论?念与世间辞,千万不复全!
府吏还家去,上堂拜阿母:“今日大风寒,寒风摧树木,严霜结庭兰。儿今日冥冥,令母在后单。故作不良计,勿复怨鬼神!命如南山石,四体康且直!”
阿母得闻之,零泪应声落:“汝是大家子,仕宦于台阁。慎勿为妇死,贵贱情何薄!东家有贤女,窈窕艳城郭,阿母为汝求,便复在旦夕。”
府吏再拜还,长叹空房中,作计乃尔立。转头向户里,渐见愁煎迫。
其日牛马嘶,新妇入青庐。奄奄黄昏后,寂寂人定初。“我命绝今日,魂去尸长留!”揽裙脱丝履,举身赴清池。
府吏闻此事,心知长别离。徘徊庭树下,自挂东南枝。
两家求合葬,合葬华山傍。东西植松柏,左右种梧桐。枝枝相覆盖,叶叶相交通。中有双飞鸟,自名为鸳鸯。仰头相向鸣,夜夜达五更。行人驻足听,寡妇起彷徨。多谢后世人,戒之慎勿忘!
【呓 语】加 缪:作为一个人来说,那些追求自由的灵魂是非常痛苦的
小酒馆诗人:https://t.cn/A6M0wFAc
作为一个人来说,那些追求自由的灵魂是非常痛苦的,我们要为它找些出路。那些破碎的东西,我们一定要把它们再次补合,非常明显的,这是个不正义的世界,我们要把公正的思想再次建立起来;那些饱受痛苦煎熬的人们,我们要让他们感受真正幸福的意义。这是一项需要人们坚持不懈、用好多精力去完成的任务,这任务看起来没人能完成,但也仅仅是看起来而已。
#读书# #加缪#
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作为一个人来说,那些追求自由的灵魂是非常痛苦的,我们要为它找些出路。那些破碎的东西,我们一定要把它们再次补合,非常明显的,这是个不正义的世界,我们要把公正的思想再次建立起来;那些饱受痛苦煎熬的人们,我们要让他们感受真正幸福的意义。这是一项需要人们坚持不懈、用好多精力去完成的任务,这任务看起来没人能完成,但也仅仅是看起来而已。
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