倚天:这几人明明在书中活得好好的,但在剧中却莫名其妙挂掉了“飞雪连天射白鹿,笑书神侠倚碧鸳”,在金庸先生所著的15部武侠中,《倚天屠龙记》是小编格外喜爱的一部,所以平日里,我对于《倚天》的相关影视作品关注的也比较多。而我在观看过程中,发现了这样一个有趣的现象,那就是有的角色明明在书中活得好好的,但是到了剧里,却莫名其妙地挂掉了,他们都是谁呢?
眼界,注定心的格局;格局,框定人生的命运。
诚然,眼界有多宽,心就会有多宽;心有多宽,命就有多好!
宽心
佛说,人生就是一个过程,争来争去,争个什么?
看看脚下的路,地面再宽,你能踩到的地方,都是有限;看看天上的蓝天,因为宽广,白云才能优哉游哉。
很多事,你往宽了的地方想,一切都是小事。
俗话说,水至清则无鱼,人至清则无朋。
人活一世,其实不必凡事都要争个清清楚楚、明明白白。
争赢了,道理在你那里,但却输掉了感情,伤害了大家。
宛如,和家人争,争赢了,亲情没了;和朋友争,争赢了,情义没了;和爱人争,争赢了,感情淡了。
白是白,黑是黑,让时间去证明即可。
放下自己的固执己见,宽心做人,舍得做事,赢的是整个人生;多一份平和,多一点温暖,生活才有阳光。
人,总是因为境界不同,所以,才会有活着的差异。
而境界,来自于你的心态。
随缘
随不是跟随,是顺其自然,不是随便,是把握机缘,随是一种达观。
是一种洒脱,是一份人生的成熟,一份人情的练达。缘在惜缘,缘去随缘……
万事皆有缘,人生当随缘。
人生,不过一杯茶,满也好,少也好,没必要争个什么。
浓也好,淡也好,自有味道;急也好,缓也好,那又如何;暖也好,冷也好,相视一笑。
人生,因为怀疑,所以伤害;因为在乎,所以痛苦;因为看轻,所以快乐;因为看淡,所以幸福。
你我都是天地间的过客,很多人与事,往往都做不了主,那让一切随缘,又未尝不可呢?
放下
其实,我们每个人都是有故事的人,但不必沉溺在故事其中。
今天有再大的事,到了明天也就是小事一桩;今年再大的事,到了明年就是故事一件;今生再大的事,到了来世就是传说......
生活中、工作中遇到不顺的事,对自己说一声:今天会过去,明天会到来,新的故事总会开始。
放得下,心就宽了,人生的路也变宽了。
放下错付的情感,空出双手迎接对的人。
放下过往的纠缠,无论是痛苦、失败、成功、快乐,都已经成为过去。
放下内心的枷锁,自信从容,人生是自己的。
放下执念,活好当下,来日方长。
贫富
知足的人,就算是睡在地上,也能像处在天堂一般;不知足的人,就算身在天堂,也会像处于地狱一样。
人生,心灵富有最重要,若囿于物质欲望,即使拥有再多,也会觉得不够,这就是贫穷;
反之,物质生活清贫,并不影响心灵的充实,知足而能自在付出,就是真正的富有。
计较
每个人都不是一座孤岛,人与人之间相互关联,无论利益感情,有关联就意味着有摩擦,有碰撞。
所以,予人方便,也是予己方便。
人心是相互的,你让别人一步,别人才会敬你一尺。
人心如路,越计较,越狭窄;越宽容,越宽阔。
不与君子计较,他会加倍奉还;不与小人计较,他会拿你无招。
宽容,貌似是让别人,实际是给自己的心开拓道路。
人生,还有更多美好的东西在等待自己,少一点计较,其实也是放过了自己。
简单
人生之苦,苦于繁忙。
忙财富、忙名利、忙着争抢,忙于计较得失荣辱,争来抢去终是空。
有得,有失,有遗憾,才是人生。
心简单,世界就简单,幸福才会生长;心自由,生活就自由,到哪都有快乐。
人生有许多东西是可以放下的,只有放得下,才能拿得起。
得意时要看淡,失意时要看开,多一些宽容,多一些大度。
挥挥手,笑一笑,一切的不愉快都会成为过去。
心简单,活着就简单;心自由,活着才自由。
感恩
古语云:“知恩图报,善莫大焉。”
懂得感恩,便是一个成年人的顶级教养。
感激那些伤害你的人,因为他磨练了你的心志;感激那些欺骗你的人,因为他增进了你的见识;感激那些绊倒你的人,因为他强化了你的能力;
感激那些斥责你的人,因为他助长了你的定慧;感激那些遗弃你的人,因为他教导了你应自立;感激那些鞭打你的人,因为他消除了你的业障。
感谢所有使你坚定成就的人,要活在感恩的世界里,人生才会更精彩。
人生,本就是一场盛大的遇见。
蓦然回首,有些人,从未走远;有些情,从未变淡;有些缘,依然温暖在心间。
人心
水不试,不知深浅;人不交,不知好坏。
时间是个好东西,验证了人心,见证了人性。
有些事,要经历了才懂对错;有些人,要相处了才明善恶。别把他人的善良当软弱,那是一种大度;别把他人的宽容当懦弱,那是一种慈悲。
好脾气的人不轻易发火,不代表不会发火;性子淡的人只是装糊涂,不代表没有底线。
感情,不能敷衍;人心,不能玩弄;缘分,不能挥霍。
人与人,心对心;情归情,利归利。
把情当情,才有真感情;平等互爱,才有真人心。
福祸
老子说:“祸兮福之所倚,福兮祸之所伏。”
“福”就是走运,“祸”就是倒霉,两者互相依存,互相转化。
积德虽无人见,行善自有天知。
人为善,福虽未至,祸已远离;人为恶,祸虽未至,福已远离。
行善之人,如春园之草,不见其长,日有所增;做恶之人,如磨刀之石,不见其损,日有所亏。
福祸无门总在心,作恶之可怕,不在被人发现,而在于自己知道;
行善之可嘉,不在别人夸赞,而在于自己安详。
《论语·颜渊》里写道:“上天有好生之德,大地有载物之厚,君子有成人之美。”
你做的一切,可能会瞒过身边的人,也会被人忽视,但是瞒不过老天。
灾祸是你自己创造的,福气也是。
福祸在天,天道在心。
李叔同曾说:“宽著此心以待同群,须如一片阳春,无人不暖。”
宽厚之人,亦有宽厚之福。
一个人的心态,就决定了他的命运。 #2021感谢遇见你# [给你小心心][给你小心心] https://t.cn/RVJk9aF
诚然,眼界有多宽,心就会有多宽;心有多宽,命就有多好!
宽心
佛说,人生就是一个过程,争来争去,争个什么?
看看脚下的路,地面再宽,你能踩到的地方,都是有限;看看天上的蓝天,因为宽广,白云才能优哉游哉。
很多事,你往宽了的地方想,一切都是小事。
俗话说,水至清则无鱼,人至清则无朋。
人活一世,其实不必凡事都要争个清清楚楚、明明白白。
争赢了,道理在你那里,但却输掉了感情,伤害了大家。
宛如,和家人争,争赢了,亲情没了;和朋友争,争赢了,情义没了;和爱人争,争赢了,感情淡了。
白是白,黑是黑,让时间去证明即可。
放下自己的固执己见,宽心做人,舍得做事,赢的是整个人生;多一份平和,多一点温暖,生活才有阳光。
人,总是因为境界不同,所以,才会有活着的差异。
而境界,来自于你的心态。
随缘
随不是跟随,是顺其自然,不是随便,是把握机缘,随是一种达观。
是一种洒脱,是一份人生的成熟,一份人情的练达。缘在惜缘,缘去随缘……
万事皆有缘,人生当随缘。
人生,不过一杯茶,满也好,少也好,没必要争个什么。
浓也好,淡也好,自有味道;急也好,缓也好,那又如何;暖也好,冷也好,相视一笑。
人生,因为怀疑,所以伤害;因为在乎,所以痛苦;因为看轻,所以快乐;因为看淡,所以幸福。
你我都是天地间的过客,很多人与事,往往都做不了主,那让一切随缘,又未尝不可呢?
放下
其实,我们每个人都是有故事的人,但不必沉溺在故事其中。
今天有再大的事,到了明天也就是小事一桩;今年再大的事,到了明年就是故事一件;今生再大的事,到了来世就是传说......
生活中、工作中遇到不顺的事,对自己说一声:今天会过去,明天会到来,新的故事总会开始。
放得下,心就宽了,人生的路也变宽了。
放下错付的情感,空出双手迎接对的人。
放下过往的纠缠,无论是痛苦、失败、成功、快乐,都已经成为过去。
放下内心的枷锁,自信从容,人生是自己的。
放下执念,活好当下,来日方长。
贫富
知足的人,就算是睡在地上,也能像处在天堂一般;不知足的人,就算身在天堂,也会像处于地狱一样。
人生,心灵富有最重要,若囿于物质欲望,即使拥有再多,也会觉得不够,这就是贫穷;
反之,物质生活清贫,并不影响心灵的充实,知足而能自在付出,就是真正的富有。
计较
每个人都不是一座孤岛,人与人之间相互关联,无论利益感情,有关联就意味着有摩擦,有碰撞。
所以,予人方便,也是予己方便。
人心是相互的,你让别人一步,别人才会敬你一尺。
人心如路,越计较,越狭窄;越宽容,越宽阔。
不与君子计较,他会加倍奉还;不与小人计较,他会拿你无招。
宽容,貌似是让别人,实际是给自己的心开拓道路。
人生,还有更多美好的东西在等待自己,少一点计较,其实也是放过了自己。
简单
人生之苦,苦于繁忙。
忙财富、忙名利、忙着争抢,忙于计较得失荣辱,争来抢去终是空。
有得,有失,有遗憾,才是人生。
心简单,世界就简单,幸福才会生长;心自由,生活就自由,到哪都有快乐。
人生有许多东西是可以放下的,只有放得下,才能拿得起。
得意时要看淡,失意时要看开,多一些宽容,多一些大度。
挥挥手,笑一笑,一切的不愉快都会成为过去。
心简单,活着就简单;心自由,活着才自由。
感恩
古语云:“知恩图报,善莫大焉。”
懂得感恩,便是一个成年人的顶级教养。
感激那些伤害你的人,因为他磨练了你的心志;感激那些欺骗你的人,因为他增进了你的见识;感激那些绊倒你的人,因为他强化了你的能力;
感激那些斥责你的人,因为他助长了你的定慧;感激那些遗弃你的人,因为他教导了你应自立;感激那些鞭打你的人,因为他消除了你的业障。
感谢所有使你坚定成就的人,要活在感恩的世界里,人生才会更精彩。
人生,本就是一场盛大的遇见。
蓦然回首,有些人,从未走远;有些情,从未变淡;有些缘,依然温暖在心间。
人心
水不试,不知深浅;人不交,不知好坏。
时间是个好东西,验证了人心,见证了人性。
有些事,要经历了才懂对错;有些人,要相处了才明善恶。别把他人的善良当软弱,那是一种大度;别把他人的宽容当懦弱,那是一种慈悲。
好脾气的人不轻易发火,不代表不会发火;性子淡的人只是装糊涂,不代表没有底线。
感情,不能敷衍;人心,不能玩弄;缘分,不能挥霍。
人与人,心对心;情归情,利归利。
把情当情,才有真感情;平等互爱,才有真人心。
福祸
老子说:“祸兮福之所倚,福兮祸之所伏。”
“福”就是走运,“祸”就是倒霉,两者互相依存,互相转化。
积德虽无人见,行善自有天知。
人为善,福虽未至,祸已远离;人为恶,祸虽未至,福已远离。
行善之人,如春园之草,不见其长,日有所增;做恶之人,如磨刀之石,不见其损,日有所亏。
福祸无门总在心,作恶之可怕,不在被人发现,而在于自己知道;
行善之可嘉,不在别人夸赞,而在于自己安详。
《论语·颜渊》里写道:“上天有好生之德,大地有载物之厚,君子有成人之美。”
你做的一切,可能会瞒过身边的人,也会被人忽视,但是瞒不过老天。
灾祸是你自己创造的,福气也是。
福祸在天,天道在心。
李叔同曾说:“宽著此心以待同群,须如一片阳春,无人不暖。”
宽厚之人,亦有宽厚之福。
一个人的心态,就决定了他的命运。 #2021感谢遇见你# [给你小心心][给你小心心] https://t.cn/RVJk9aF
佐藤流司インタビュー!「芝居と離れることは無理だった・・・」そんな期間を経て臨んだ『読奏劇』
11月10日(火)21:00より、『Dream Stage(ドリームステージ)-読奏劇-』第8弾となる佐藤流司の「芥川龍之介 著/藪の中」が配信される。「The Brow Beat」のRyujiとしてアーティスト活動も行う佐藤が、今回は俳優として “「Music Video」のように「朗読」届ける”映像作品作りに向き合った。
撮影とインタビューを行ったのは、自粛期間を経て、演劇がこれまでの“当たり前”を失ってあり方を模索していた7月。佐藤がどんなことを考え、撮影に臨んだのか。言葉を選びながら心の内を語ってくれた。
——
――収録を終えた感想を教えてください。
難しすぎたなあ、と(笑)。でも、この『読奏劇』に声をかけていただいた時、せっかくなら普段読まないような難しいものに挑戦したい、と思ったので、結果的には正解だったかなと思っています。
――「藪の中」を選ばれた理由は?
芥川龍之介は、きっと誰もが知っている文豪ですよね。でも、もしかしたら作品そのものを読んだことがある人は多くないかもしれない。俺も普段本を読んだりするんですが、改めて触れてみたいなと思ったんですよね。せっかくのいい機会なので、皆さんと一緒に芥川を学べる機会になればと。
――「藪の中」は、事件をめぐって4人の目撃者と3人の当事者が告白しますが、結論が描かれておらず・・・という内容です。章ごとの佐藤さんの切り替えが素晴らしかったです。
1人で読むには、登場人物が結構多かったので、抽象的でもいいから人物像をしっかり持たないといけないと意識しました。よくよく読み込んでみると、人物は変わっているんですが、書いているのは芥川龍之介という作者なので、語り口調など似通っている部分が多かったんですよね。だから、読む上ではそれを自分の中でデフォルメして、イメージを強く持てるようにと考えました。
――舞台で演じる際と、重きを置くところに違いはありましたか?
そうですね、撮影中はアフレコに近いような感覚がありました。全編を通して読むのではなく、章を分けながら、環境なども変えながら撮影していただく中で、座って読むことだけでその人物を演じる・・・という形の撮影だったので。俺は素材の1つなので、読む声と表情で表現していかなければならない。舞台に立つのとは、また違った感覚があって面白かったですね。
――動きが少ないゆえに、佐藤さんの声の良さをじっくり味わうことができました。
ありがとうございます(笑)。自分にできることとして、耳も楽しんでもらえたらいいなと思っていたので、そう言っていただけるのはとても光栄ですね。
――登場人物は、「木樵(きこり)」「旅法師」「放免」「媼(おうな)」「多襄丸」「懺悔する女」「巫女の口を借りた死霊」と、年齢も性別も様々でした。
女性の役を読み方で表現するのは難しかったですね。でも、ドラマ(『日暮里チャーリーズ』)で、おばあちゃん役や女子高生役もやらせていただいていたので、その経験が活きた・・・かもしれないです(笑)。
――(笑)。撮影中もいろんなことが起きてましたが動じない佐藤さん、さすがでした。
「朗読」を「MV風」っていうのは、新しいですよね。撮影でも、プロジェクターで何かを投影していたり、登場人物によって光の当て方を変えたりしていただいていたんですが・・・座っていた俺は、どうなっていたのかイマイチ分かっていません(笑)。編集されたものをいただくまで何が起こっていたか分からない点が多いというのは、映像作品の面白いところですよね。どう映っているのか、俺も観るのが楽しみです。
――配信日当日は、スタジオにお越しいただいて、トークをしながらお客様と一緒に出来上がりを観ていただくことになります。
自分が出た作品を見返すことは結構するんですが、リアルタイムでお客さんと一緒に観るという経験は今まであまりしたことがないので、楽しみです。・・・評価、高いといいな。ダメ出しとかされたらどうしよう(笑)。
――(笑)。お客様もきっと、今年は「観る」ことに飢えていらっしゃる時間が多かったでしょうね。佐藤さんご自身は、どんなことを考えていらっしゃいましたか。
自粛期間中は・・・一度、芝居から離れようと思ったんですよ。芝居をはじめてから10年近く立ちますが、ずっと芝居のことを考えていたから、一度やめてみようと思って。映画とか、舞台の映像を観たりするのもいろいろ考えちゃうからやめて、今まであまりできなかったことをやっていました。
例えば、ゲームをやったり、小説を読んでみたり。でも、「この言い回しかっこいいから今度使いたいな」とか、「この動きいいな、今度取り入れてみようかな」とか、そういうことばかり考えてしまって。どういう状況になっても、俺は芝居から離れるの無理なんだなあと・・・。改めて自分の中で芝居というものがどういうものであるのか、痛いほどよく分かりました。
――たぶん、皆さんも佐藤さんのその「欲」を求めていますね。仕上がりを一緒に拝見できるのが楽しみです。
「藪の中」は、解決しない物語なので、結局誰が嘘ついているのか、受け取る方によって考え方が違うと思います。きっと、もやもやすると思います。その感覚が、この作品の面白い部分だなと思ったので、皆さんにもぜひその感覚を味わっていただきたいなと思います。俺も一緒にもやもやします(笑)。よろしくお願いします。
——————
https://t.cn/A6GxPqWz
20211109
11月10日(火)21:00より、『Dream Stage(ドリームステージ)-読奏劇-』第8弾となる佐藤流司の「芥川龍之介 著/藪の中」が配信される。「The Brow Beat」のRyujiとしてアーティスト活動も行う佐藤が、今回は俳優として “「Music Video」のように「朗読」届ける”映像作品作りに向き合った。
撮影とインタビューを行ったのは、自粛期間を経て、演劇がこれまでの“当たり前”を失ってあり方を模索していた7月。佐藤がどんなことを考え、撮影に臨んだのか。言葉を選びながら心の内を語ってくれた。
——
――収録を終えた感想を教えてください。
難しすぎたなあ、と(笑)。でも、この『読奏劇』に声をかけていただいた時、せっかくなら普段読まないような難しいものに挑戦したい、と思ったので、結果的には正解だったかなと思っています。
――「藪の中」を選ばれた理由は?
芥川龍之介は、きっと誰もが知っている文豪ですよね。でも、もしかしたら作品そのものを読んだことがある人は多くないかもしれない。俺も普段本を読んだりするんですが、改めて触れてみたいなと思ったんですよね。せっかくのいい機会なので、皆さんと一緒に芥川を学べる機会になればと。
――「藪の中」は、事件をめぐって4人の目撃者と3人の当事者が告白しますが、結論が描かれておらず・・・という内容です。章ごとの佐藤さんの切り替えが素晴らしかったです。
1人で読むには、登場人物が結構多かったので、抽象的でもいいから人物像をしっかり持たないといけないと意識しました。よくよく読み込んでみると、人物は変わっているんですが、書いているのは芥川龍之介という作者なので、語り口調など似通っている部分が多かったんですよね。だから、読む上ではそれを自分の中でデフォルメして、イメージを強く持てるようにと考えました。
――舞台で演じる際と、重きを置くところに違いはありましたか?
そうですね、撮影中はアフレコに近いような感覚がありました。全編を通して読むのではなく、章を分けながら、環境なども変えながら撮影していただく中で、座って読むことだけでその人物を演じる・・・という形の撮影だったので。俺は素材の1つなので、読む声と表情で表現していかなければならない。舞台に立つのとは、また違った感覚があって面白かったですね。
――動きが少ないゆえに、佐藤さんの声の良さをじっくり味わうことができました。
ありがとうございます(笑)。自分にできることとして、耳も楽しんでもらえたらいいなと思っていたので、そう言っていただけるのはとても光栄ですね。
――登場人物は、「木樵(きこり)」「旅法師」「放免」「媼(おうな)」「多襄丸」「懺悔する女」「巫女の口を借りた死霊」と、年齢も性別も様々でした。
女性の役を読み方で表現するのは難しかったですね。でも、ドラマ(『日暮里チャーリーズ』)で、おばあちゃん役や女子高生役もやらせていただいていたので、その経験が活きた・・・かもしれないです(笑)。
――(笑)。撮影中もいろんなことが起きてましたが動じない佐藤さん、さすがでした。
「朗読」を「MV風」っていうのは、新しいですよね。撮影でも、プロジェクターで何かを投影していたり、登場人物によって光の当て方を変えたりしていただいていたんですが・・・座っていた俺は、どうなっていたのかイマイチ分かっていません(笑)。編集されたものをいただくまで何が起こっていたか分からない点が多いというのは、映像作品の面白いところですよね。どう映っているのか、俺も観るのが楽しみです。
――配信日当日は、スタジオにお越しいただいて、トークをしながらお客様と一緒に出来上がりを観ていただくことになります。
自分が出た作品を見返すことは結構するんですが、リアルタイムでお客さんと一緒に観るという経験は今まであまりしたことがないので、楽しみです。・・・評価、高いといいな。ダメ出しとかされたらどうしよう(笑)。
――(笑)。お客様もきっと、今年は「観る」ことに飢えていらっしゃる時間が多かったでしょうね。佐藤さんご自身は、どんなことを考えていらっしゃいましたか。
自粛期間中は・・・一度、芝居から離れようと思ったんですよ。芝居をはじめてから10年近く立ちますが、ずっと芝居のことを考えていたから、一度やめてみようと思って。映画とか、舞台の映像を観たりするのもいろいろ考えちゃうからやめて、今まであまりできなかったことをやっていました。
例えば、ゲームをやったり、小説を読んでみたり。でも、「この言い回しかっこいいから今度使いたいな」とか、「この動きいいな、今度取り入れてみようかな」とか、そういうことばかり考えてしまって。どういう状況になっても、俺は芝居から離れるの無理なんだなあと・・・。改めて自分の中で芝居というものがどういうものであるのか、痛いほどよく分かりました。
――たぶん、皆さんも佐藤さんのその「欲」を求めていますね。仕上がりを一緒に拝見できるのが楽しみです。
「藪の中」は、解決しない物語なので、結局誰が嘘ついているのか、受け取る方によって考え方が違うと思います。きっと、もやもやすると思います。その感覚が、この作品の面白い部分だなと思ったので、皆さんにもぜひその感覚を味わっていただきたいなと思います。俺も一緒にもやもやします(笑)。よろしくお願いします。
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20211109
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