土曜日曜に出勤、翌週の木曜金曜土曜日曜に休暇
木曜と金曜は代休なり
こういうライフスタイルを普通に認めてほしい
本日と明日、そして週末はお休みします
許可を得るのに凄い緊張しました
前日から3パターンほどのシミュレーションをして、当日の3月9日(水)の朝には発声を組み合わせてイメージし、夕方まで様子を見て、やっとこさ、休みをいただけた次第です
欲を言えば、有給休暇を繋げて5連休、6連休と増やすことも普通になっていってほしい
#目を閉じて心を静めろ ##本日は代休なり ##本日代休 ##ありとあらゆる場所に隠し事が存在します ##両方の長所を採用する # [哆啦A梦微笑]
#もっとも美しい嘘が生まれる ##発声を組み合わせる ##表向きの大義名分はある ##処分保留ということになる ##場によって演じ分ける ##幻想的に佇む ##この辺りの地理を思い浮かべる #
ちなみに、土曜日曜に出勤の時、8連勤くらいになると第1段階のモチベーションの変化があり、13連勤になると必要最低限を本当に見極めて行動するようになります
心理って不思議だね♪
如何ともし難い #爾後の対策を考えよう #
あたたかい一言や叱咤激励があると、モチベーションの推移が変わるかもしれませんが
#郷に入ったら郷に従う ##プロとして活躍する ##甘い考えは今すぐこの場で捨てなさい ##愛美愛主 ##温泉地だから当たり前か # ♨
写真は先日の喫茶店にて♪
- - 7th Mar., 2022 (Mon) - -
#折れるなやくじけるなや #☕
#他者貢献 ##なぜ時間を厳守するのか #
木曜と金曜は代休なり
こういうライフスタイルを普通に認めてほしい
本日と明日、そして週末はお休みします
許可を得るのに凄い緊張しました
前日から3パターンほどのシミュレーションをして、当日の3月9日(水)の朝には発声を組み合わせてイメージし、夕方まで様子を見て、やっとこさ、休みをいただけた次第です
欲を言えば、有給休暇を繋げて5連休、6連休と増やすことも普通になっていってほしい
#目を閉じて心を静めろ ##本日は代休なり ##本日代休 ##ありとあらゆる場所に隠し事が存在します ##両方の長所を採用する # [哆啦A梦微笑]
#もっとも美しい嘘が生まれる ##発声を組み合わせる ##表向きの大義名分はある ##処分保留ということになる ##場によって演じ分ける ##幻想的に佇む ##この辺りの地理を思い浮かべる #
ちなみに、土曜日曜に出勤の時、8連勤くらいになると第1段階のモチベーションの変化があり、13連勤になると必要最低限を本当に見極めて行動するようになります
心理って不思議だね♪
如何ともし難い #爾後の対策を考えよう #
あたたかい一言や叱咤激励があると、モチベーションの推移が変わるかもしれませんが
#郷に入ったら郷に従う ##プロとして活躍する ##甘い考えは今すぐこの場で捨てなさい ##愛美愛主 ##温泉地だから当たり前か # ♨
写真は先日の喫茶店にて♪
- - 7th Mar., 2022 (Mon) - -
#折れるなやくじけるなや #☕
#他者貢献 ##なぜ時間を厳守するのか #
CMが披露された後は、代表からの呼び込みで「こういう場は久しぶりで…」と少し照れた表情&CMと同じセットアップ衣装で櫻井さんが登場!
「CMご覧になっていかがですか?」という問いに、
櫻井さん:「先ほど初めて見たんですが、同じ画角に『アップの自分』と『遠くの自分』がいるのが不思議な感じがして面白かったです。」
と回答。
また、櫻井さんのアップから始まるという特徴的な演出については、
櫻井さん:「ビックリしました。あそこまでのアップってあんまりないので、放送が流れたときに画面いっぱいの自分の顔を想像して恥ずかしかったんですけど(笑)
眉毛の動き1つで意味が出てしまうので、現場でいろいろ議論しながらいろんなパターンを撮影しました。タイミングを合わせるために、ミュージックビデオを撮影するときのような音を流しながらタイミングを合わせて撮影したんですが、CMの撮影現場ではそういったことがなかったので不思議な感じがしましたね。」
2役の演じ分けについては、
櫻井さん:「遠くの時は本当に遠くで撮影していたので、大きい歩幅でジャンプして立ち位置に入るとか。動きを大きくオーバー目に。」
と撮影秘話を語ってくれました。
「何回か区民プールに行ったんですけど…」とファン驚きのエピソードを明かし、トレーニング用の水着をそろえ、近い将来、プール付きのジムに行くことを宣言!
櫻井さん:「健康維持のために、平泳ぎで200~400メートルくらい泳げれば…。」
櫻井さん:「スイムウェアってどこで買ったらいいのか、北島康介さんに聞こうと思ったんだけど、メダリストに聞く質問じゃないかなと思って辞めました(笑)」
と次々とエピソードを披露。
次いで、遠い将来のアクティブライフには、「カナダでスキー」と回答し、
櫻井さん:「実際行ったら、雪山こもるより観光しちゃうだろうな~そういう気持ちが収まるのはまだ遠い未来かなと思って。」
と、語ってくれました。
最後は、
「人生まだまだ長いかと思います。そういった意味でも自分に合ったレンズを選ぶことが必要かと思います。どうぞチャレンジしてみてください。ありがとうございました!」
とメッセージ。イベント閉めました。
「CMご覧になっていかがですか?」という問いに、
櫻井さん:「先ほど初めて見たんですが、同じ画角に『アップの自分』と『遠くの自分』がいるのが不思議な感じがして面白かったです。」
と回答。
また、櫻井さんのアップから始まるという特徴的な演出については、
櫻井さん:「ビックリしました。あそこまでのアップってあんまりないので、放送が流れたときに画面いっぱいの自分の顔を想像して恥ずかしかったんですけど(笑)
眉毛の動き1つで意味が出てしまうので、現場でいろいろ議論しながらいろんなパターンを撮影しました。タイミングを合わせるために、ミュージックビデオを撮影するときのような音を流しながらタイミングを合わせて撮影したんですが、CMの撮影現場ではそういったことがなかったので不思議な感じがしましたね。」
2役の演じ分けについては、
櫻井さん:「遠くの時は本当に遠くで撮影していたので、大きい歩幅でジャンプして立ち位置に入るとか。動きを大きくオーバー目に。」
と撮影秘話を語ってくれました。
「何回か区民プールに行ったんですけど…」とファン驚きのエピソードを明かし、トレーニング用の水着をそろえ、近い将来、プール付きのジムに行くことを宣言!
櫻井さん:「健康維持のために、平泳ぎで200~400メートルくらい泳げれば…。」
櫻井さん:「スイムウェアってどこで買ったらいいのか、北島康介さんに聞こうと思ったんだけど、メダリストに聞く質問じゃないかなと思って辞めました(笑)」
と次々とエピソードを披露。
次いで、遠い将来のアクティブライフには、「カナダでスキー」と回答し、
櫻井さん:「実際行ったら、雪山こもるより観光しちゃうだろうな~そういう気持ちが収まるのはまだ遠い未来かなと思って。」
と、語ってくれました。
最後は、
「人生まだまだ長いかと思います。そういった意味でも自分に合ったレンズを選ぶことが必要かと思います。どうぞチャレンジしてみてください。ありがとうございました!」
とメッセージ。イベント閉めました。
【中村屋酒店の兄弟】
たった1行のセリフに隠された感情 藤原季節が23歳新人監督から気付かされたこと
昨年、「くれなずめ」「明日の食卓」「空白」「のさりの島」など映画に出演、ドラマでも活躍する藤原季節(29)。本作の映画「中村屋酒店の兄弟」(白磯大知監督)は第30回東京学生映画祭でグランプリなどを受賞し、撮影から3年たっての劇場公開が決まった。監督からオファーを受けた当初、「出演をお断りした」と明かす。そのワケは?
映画「中村屋酒店の兄弟」、オファー当初は「出演をお断りした」
昨年、「くれなずめ」「明日の食卓」「空白」「のさりの島」など映画に出演、ドラマでも活躍する藤原季節(29)。本作の映画「中村屋酒店の兄弟」(白磯大知監督)は第30回東京学生映画祭でグランプリなどを受賞し、撮影から3年たっての劇場公開が決まった。監督からオファーを受けた当初、「出演をお断りした」と明かす。そのワケは?(取材・文=平辻哲也)
同作は昨今、なくなりつつある酒店を舞台に、親からの店を継いだ兄・弘文(長尾卓磨)と東京からワケあって帰ってきた弟・和馬(藤原)を描く45分の中編。兄弟の近くて遠い距離感を絶妙に描き、第13回田辺・弁慶映画祭TBSラジオ賞、第30回東京学生映画祭グランプリ、第11回下北沢映画祭観客賞などを受賞。この快挙に、W主演の長尾が劇場公開へと動き、3月4日、東京・シネクイントでのレイトショー先行公開、同18日からの全国17館での順次公開が決まった。
「長尾さんをはじめとしたみなさんの努力の積み重ねですね。今だからこそ、誰かの心に届くかもしれない。その可能性を感じてくれた人が積み重なって全国まで行けたんだと思います」
しかし、3年前は劇場公開など思いもよらないことだった。監督は17歳から俳優活動し、独学で脚本を学んだという当時23歳の白磯大知。スタッフも映画未経験という自主映画だった。
「共通の知人を介してオファーを頂きました。最初は『この作品の面白さを理解することができません』とお断りしました。この脚本は、何も激しいことは起こらない。当時は何を撮りたいかつかめなかったんですよ。今思えば、安易な考えだったし、監督の白磯君に敬意をちゃんと払っていなかったんですよね。自分の未熟さですけども」
その後、一度も会わずに断ったことが脳裏に引っかかり、改めて渋谷のカフェで監督との時間を作ってもらった。「そこで白磯君がどういうことを描きたいかっていうことを丁寧に教えてくれたんですが、人となりがとても魅力的だった。『兄弟の距離感を描きたい』という言葉を聞いて、その場でもう一度読み直しました。そうしたら、たった1行のセリフにたくさんの語られてない感情が隠れているんだと気づき、僕にとってチャレンジになるのでやらせてください、とお願いしたんです」。
北海道札幌市出身、19歳で上京「最初から俳優をやるつもりで東京に出てきた」
劇中では、微妙なすれ違いの感情が描かれる。「トークイベントのゲストに来てくれた村上虹郎君が『褒めてばかりでもつまらないので、思ったことを言います。兄弟が楽しすぎる気がした』と言ってくれたんですね。その事をずっと考えました。それで分かったのは、楽しんでいるんじゃなくて、楽しんでいるふりをしているんだな、ということ。その裏にはきっと語られてない感情がたくさんあって、家族や兄弟としゃべっている時の自分も、何かを演じているんだなってことです。そんなことがちょっとずつ見えてきました」。
妹と姉がいるそうで、和馬の気持ちには「自分にも思い当たる節がありますね。気恥ずかしさだったり、東京で好き勝手やっていることの後ろめたさ、それをカモフラージュするためにちょっと明るく話してみたり……」。
自身は北海道札幌市出身。実家を飛び出したことも共通点。19歳の時に大学進学を機に上京したのだ。「最初から俳優をやるつもりで東京に出てきたんです。正確には大学には入学しているんですけど、3か月も通っていませんね……。なので、親には入学金の無駄遣いをさせてしまいました。泣いてましたね。だから、東京と実家で安息の地を探している和馬の気持ちは分かる部分もありました。実家に帰っても、どこかで何かを演じなきゃならない。自分の居場所を彼も探していたんだと思います」。
2013年に本格的に俳優活動をスタートし、以降、映画、ドラマ、舞台でキャリアを積み上げてきた。20年に第42回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を、21年には、第13回TAMA映画賞最優秀新進男優賞を授賞した。
今は、居場所を見つけられたのではないか。「確かに、カメラの前での居場所はできたように思えます。でも、僕ら俳優は、現実に帰ってこなきゃいけないですから。現実の世の中で生活をして生きていかなきゃいけないわけで、その居場所は自分自身でもう1回見つけないといけないと思っています」。
「中村屋酒店の兄弟」はいろんな気付きを与えてくれた作品になった。特に教えてくれたのは兄役の長尾だ。「スタッフは映画が初めての人が多く、不慣れな部分もあったんですけども、長尾さんは最後まで一つも文句を言わなかったんです。だから、僕も何も言わないようにしたんです。そうしたら、3日目から、スタッフが“段取りファースト”から“お芝居ファースト”に変わっていった。それは、僕たちの意識が伝わったんだと思います。はっきり伝えるっていうのは、自分の気持ちを伝えたいだけで、コミュニケーションって、そういうことだけではないんだと思いました」。
出演後は新たな関係性も生まれている。「長尾さんとは全然似ていないんですけど、映画を見ていると、兄弟に見えてくるから不思議ですね。日常生活でも、長男・長尾さん、次男・僕、三男・白磯君の三兄弟みたいな感じなんです。頻繁に連絡を取ったり、お酒を飲んだりするわけじゃないけど、久々に会うことができたら、みんなで近況報告を恥じらいながらする。そんな関係ができあがりました」。
コロナ禍となり自宅で映画鑑賞「インディーズ、メジャーに関わらず必要なもの」
映画は自身の原点だ。「(コロナ禍で)自宅での時間が増えると、大作ばかり観ていました。大好きなアル・パチーノの出演作とかを見ていましたが、先日は、インディーズ映画を見て、衝撃を受けました。『フタリノセカイ』(公開中)というトランスジェンダーの男性とシスジェンダーの女性カップルの話で、2人には子供が作れない。そこである決断をするシーンがあるんですけども、幸せにはあらゆるカタチがあっていいんだという希望の描き方に感動しました。そんな体験をすると、インディーズ、メジャーに関わらず、映画体験は必要なものだと改めて実感しました」。
藤原もそんな体験を与えられるような新しい映画との出会いを求めている。「新しい何かに出会うときって、自分を解体しないと出会えないんじゃないかな、と思っています。常に自分を疑ってみたり、自分は間違っているかもしれないと考え続けて、誰かが書いたセリフを言ってみた時に出会えるような気がします。そんな破壊と再生の旅を続けたいと思っています」。
「中村屋酒店の兄弟」は佳作というべき小作だが、藤原にとってはターニングポイントになったようだ。
たった1行のセリフに隠された感情 藤原季節が23歳新人監督から気付かされたこと
昨年、「くれなずめ」「明日の食卓」「空白」「のさりの島」など映画に出演、ドラマでも活躍する藤原季節(29)。本作の映画「中村屋酒店の兄弟」(白磯大知監督)は第30回東京学生映画祭でグランプリなどを受賞し、撮影から3年たっての劇場公開が決まった。監督からオファーを受けた当初、「出演をお断りした」と明かす。そのワケは?
映画「中村屋酒店の兄弟」、オファー当初は「出演をお断りした」
昨年、「くれなずめ」「明日の食卓」「空白」「のさりの島」など映画に出演、ドラマでも活躍する藤原季節(29)。本作の映画「中村屋酒店の兄弟」(白磯大知監督)は第30回東京学生映画祭でグランプリなどを受賞し、撮影から3年たっての劇場公開が決まった。監督からオファーを受けた当初、「出演をお断りした」と明かす。そのワケは?(取材・文=平辻哲也)
同作は昨今、なくなりつつある酒店を舞台に、親からの店を継いだ兄・弘文(長尾卓磨)と東京からワケあって帰ってきた弟・和馬(藤原)を描く45分の中編。兄弟の近くて遠い距離感を絶妙に描き、第13回田辺・弁慶映画祭TBSラジオ賞、第30回東京学生映画祭グランプリ、第11回下北沢映画祭観客賞などを受賞。この快挙に、W主演の長尾が劇場公開へと動き、3月4日、東京・シネクイントでのレイトショー先行公開、同18日からの全国17館での順次公開が決まった。
「長尾さんをはじめとしたみなさんの努力の積み重ねですね。今だからこそ、誰かの心に届くかもしれない。その可能性を感じてくれた人が積み重なって全国まで行けたんだと思います」
しかし、3年前は劇場公開など思いもよらないことだった。監督は17歳から俳優活動し、独学で脚本を学んだという当時23歳の白磯大知。スタッフも映画未経験という自主映画だった。
「共通の知人を介してオファーを頂きました。最初は『この作品の面白さを理解することができません』とお断りしました。この脚本は、何も激しいことは起こらない。当時は何を撮りたいかつかめなかったんですよ。今思えば、安易な考えだったし、監督の白磯君に敬意をちゃんと払っていなかったんですよね。自分の未熟さですけども」
その後、一度も会わずに断ったことが脳裏に引っかかり、改めて渋谷のカフェで監督との時間を作ってもらった。「そこで白磯君がどういうことを描きたいかっていうことを丁寧に教えてくれたんですが、人となりがとても魅力的だった。『兄弟の距離感を描きたい』という言葉を聞いて、その場でもう一度読み直しました。そうしたら、たった1行のセリフにたくさんの語られてない感情が隠れているんだと気づき、僕にとってチャレンジになるのでやらせてください、とお願いしたんです」。
北海道札幌市出身、19歳で上京「最初から俳優をやるつもりで東京に出てきた」
劇中では、微妙なすれ違いの感情が描かれる。「トークイベントのゲストに来てくれた村上虹郎君が『褒めてばかりでもつまらないので、思ったことを言います。兄弟が楽しすぎる気がした』と言ってくれたんですね。その事をずっと考えました。それで分かったのは、楽しんでいるんじゃなくて、楽しんでいるふりをしているんだな、ということ。その裏にはきっと語られてない感情がたくさんあって、家族や兄弟としゃべっている時の自分も、何かを演じているんだなってことです。そんなことがちょっとずつ見えてきました」。
妹と姉がいるそうで、和馬の気持ちには「自分にも思い当たる節がありますね。気恥ずかしさだったり、東京で好き勝手やっていることの後ろめたさ、それをカモフラージュするためにちょっと明るく話してみたり……」。
自身は北海道札幌市出身。実家を飛び出したことも共通点。19歳の時に大学進学を機に上京したのだ。「最初から俳優をやるつもりで東京に出てきたんです。正確には大学には入学しているんですけど、3か月も通っていませんね……。なので、親には入学金の無駄遣いをさせてしまいました。泣いてましたね。だから、東京と実家で安息の地を探している和馬の気持ちは分かる部分もありました。実家に帰っても、どこかで何かを演じなきゃならない。自分の居場所を彼も探していたんだと思います」。
2013年に本格的に俳優活動をスタートし、以降、映画、ドラマ、舞台でキャリアを積み上げてきた。20年に第42回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を、21年には、第13回TAMA映画賞最優秀新進男優賞を授賞した。
今は、居場所を見つけられたのではないか。「確かに、カメラの前での居場所はできたように思えます。でも、僕ら俳優は、現実に帰ってこなきゃいけないですから。現実の世の中で生活をして生きていかなきゃいけないわけで、その居場所は自分自身でもう1回見つけないといけないと思っています」。
「中村屋酒店の兄弟」はいろんな気付きを与えてくれた作品になった。特に教えてくれたのは兄役の長尾だ。「スタッフは映画が初めての人が多く、不慣れな部分もあったんですけども、長尾さんは最後まで一つも文句を言わなかったんです。だから、僕も何も言わないようにしたんです。そうしたら、3日目から、スタッフが“段取りファースト”から“お芝居ファースト”に変わっていった。それは、僕たちの意識が伝わったんだと思います。はっきり伝えるっていうのは、自分の気持ちを伝えたいだけで、コミュニケーションって、そういうことだけではないんだと思いました」。
出演後は新たな関係性も生まれている。「長尾さんとは全然似ていないんですけど、映画を見ていると、兄弟に見えてくるから不思議ですね。日常生活でも、長男・長尾さん、次男・僕、三男・白磯君の三兄弟みたいな感じなんです。頻繁に連絡を取ったり、お酒を飲んだりするわけじゃないけど、久々に会うことができたら、みんなで近況報告を恥じらいながらする。そんな関係ができあがりました」。
コロナ禍となり自宅で映画鑑賞「インディーズ、メジャーに関わらず必要なもの」
映画は自身の原点だ。「(コロナ禍で)自宅での時間が増えると、大作ばかり観ていました。大好きなアル・パチーノの出演作とかを見ていましたが、先日は、インディーズ映画を見て、衝撃を受けました。『フタリノセカイ』(公開中)というトランスジェンダーの男性とシスジェンダーの女性カップルの話で、2人には子供が作れない。そこである決断をするシーンがあるんですけども、幸せにはあらゆるカタチがあっていいんだという希望の描き方に感動しました。そんな体験をすると、インディーズ、メジャーに関わらず、映画体験は必要なものだと改めて実感しました」。
藤原もそんな体験を与えられるような新しい映画との出会いを求めている。「新しい何かに出会うときって、自分を解体しないと出会えないんじゃないかな、と思っています。常に自分を疑ってみたり、自分は間違っているかもしれないと考え続けて、誰かが書いたセリフを言ってみた時に出会えるような気がします。そんな破壊と再生の旅を続けたいと思っています」。
「中村屋酒店の兄弟」は佳作というべき小作だが、藤原にとってはターニングポイントになったようだ。
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