【WEB】#中川大志#がダークヒーローに、クリスマスをともに過ごした飯塚健と「#FUNNY BUNNY#」語る
クリスマスに2人で牛タンを食べたんです(飯塚)
──中川さんのカメオ出演を含めると、お二方がタッグを組むのは今作で6回目になります。俳優・監督として信頼し合っている証拠だと思うのですが、どのようにして今の関係が築かれたのでしょうか?
中川大志 最初はドラマの「REPLAY & DESTROY」(2015年放送)ですよね? ゲストで出演させてもらって。
飯塚健 それが出会いですね。オーディションに大志が来たときは16歳くらいだったんですけど、そのときはたぶんすげえ怖い人だと思われてました。
中川 (笑)。オーディションで初めて監督と会って、山田孝之さんといった先輩たちがいる現場に参加させていただくことになりました。短い時間だったんですが、監督と話しながらの撮影が楽しかったのは今でもよく覚えてます。
──その後、中川さんは「全員、片想い」「虹色デイズ」など飯塚監督の映画に出演します。監督は中川さんのどんなところに魅力を?
飯塚 合う部分と合わない部分がちょうどいいんです。まったく合わなくても合いすぎても発展していかないと思うので。大志は昔から「こうしたいです」という意見を伝えてくれるし、僕としても言いなりになってくれる人は求めてなくて自分の発想を持っている人が好きだから、俳優と監督として健全に仕事ができると言いますか。そのキャッチボールをずっと続けていたら自然と今の関係性になっていました。
中川 僕は監督の頭の中に興味があるんです。もちろん役や作品をこういうものにしたいという思いを持って撮影に臨みますが、自分の脳みそでは到底思い付かないことが起きるので、それがすごく楽しくて。思いもよらないところに連れて行ってもらえる感覚を毎作品楽しみにしています。
飯塚 あと、「ステップ」を撮る前に「そろそろ飯行こう」と話したことがあったんですが、大志が提案してきた日程がクリスマスだったんですよ。なんでクリスマスなんだ?と思いつつ、結局25日に2人で牛タンを食べたんです(笑)。映像化は決まってませんでしたが、そのときに「FUNNY BUNNY」の話もしました。
中川 それより前に監督から小説はいただいていて。いつか形にしたいですね、という話はちょこちょこしていました。
ユーモアでバランスを取っていて、バランスが崩れたら立てなくなる(中川)
──先ほど監督から中川さんは自分の意見を伝えてくれるという話がありましたが、今作ではどんな考えを持って撮影に臨んだんですか?
中川 数年前に小説を読み、剣持聡というキャラクターに出会ってから長い時間が経過していたので、自分の中に剣持像ができあがっていました。自分が演じるかどうかは関係なく、映像化したら剣持はこういう人であってほしいという思いが強くあって。
──それはどんな人物像でしょう?
中川 ダークヒーローという言葉がすごくハマると思っています。ユーモアがあって、何事にも動じず、いつも物事を楽しんでいる男なんですが、なぜそういう人間になったのかを考えると、過去に経験した出来事によって生まれた闇があるからだと感じました。ユーモアによってバランスを取っていて、そのバランスが崩れてしまったらたぶん立てなくなってしまうんです。小説では描かれていない家庭環境にも想像を巡らせて役を作っていきました。ヒーローの面で言うと、何事にも命を懸けて向き合えるのはかっこいいと思いましたし、男としても憧れました。
──飯塚監督から中川さんに「そこはちょっと違う」と言うことはなかったですか?
飯塚 剣持に関しては、ほとんど預けてます。自分が過去に書いたものに縛られるのが嫌だったので、決めすぎたくないという思いもありました。細かい説明はしないまま撮影に入ったんですが、原作や脚本を相当読み込んでいましたね。それは(岡山)天音も。
中川 自分で作っていったものを本読みやリハーサルのときに試したんですが、監督から「剣持ってそういう人なんだね。OK」と言われたことがあって。長い時間を掛けて自分の中にできた剣持像を監督が受け止めてくれた瞬間でした。
自分がここ1、2年で考えていたことを剣持の言葉に乗せて演じた(中川)
──映画の終盤には、あるキャラクターの「人生にはいくつもの衝撃が訪れる」というセリフがあります。ゆうたろうさん演じる田所や田中俊介さん演じる藤井といった故人が出てくることからも、身近な人の死が1つのテーマになっていると感じました。
飯塚 死生観で言うと、僕は早くに親を亡くしているんです。余命がわかっている状態で亡くなることもあれば、交通事故などでこの世を去ってしまうこともあって、どちらも悲しいし、人は突然いなくなってしまうものだと思います。そのときにどういう向き合い方をすれば、いずれは前を向いて生きていけるようになるのかは考えていました。人が生きていく中で、もっともしんどいことが誰かの死と向き合うことだと思うんです。
──なるほど。中川さんも死というテーマは頭にありましたか?
中川 自分の身近な人が死んだとき、憶測でものを言っている人たちがいて、ショックを受けたり嫌な思いをしたことがありました。生きている人は好き勝手に言えるんだなと。それがすごく悔しくて、自分がここ1、2年で考えていたことを剣持の言葉に乗せて演じました。
「映画館に来てほしい」と言うだけでは届けられない現状(飯塚)
──新型コロナウイルスの感染拡大によって、より一層配信で映画を楽しむ機会は増えましたが、劇場公開と同日に配信される作品は多くはありません。映画を配信で観ることについて、お二方はどうお考えですか?
飯塚 基本、映画は映画館で観るべきものです。ただ映画は劇場公開しないといけないもの、というわけじゃない時代が来たと思います。数年前はポン・ジュノ監督の「Okja/オクジャ」のように、「配信前提に作られた映画は映画なのか?」といった謎の議論がありましたが。
中川 去年は音楽のライブも配信が多かったじゃないですか。でもアーティストが実際に自分の前にいて、会場で体感することからは間違いなくパワーをもらえると思うんです。それは映画も同じだと思っていて。若い方たちは特に映画を配信で観ることが多いかもしれませんが、劇場に行って“入り込む感覚”は味わってほしいです。一方で、1人でも多くの方に観てもらうことが役者としては一番うれしいので、配信という選択肢が増えるのはうれしいですね。
飯塚 映画を配信で観ることが当たり前の方たちがいるなら、作り手としてそれは無視できない。それに行きたくても映画館に行けない人はいるだろうし、「映画館に来てほしい」と言うだけでは届けられない現状がある。映画館で観てもらうために作ってはいますが、選択肢はいくつかあってもいいじゃないかと、柔軟でありたい。あと、昔はホームシアターってお金を持っている人じゃないと手が出せなかったと思うんですが、今はサウンドバー1つでそれなりのサラウンド感を出せて、テレビもずいぶん大きくなった。家が劣悪な環境だとは言えなくなってきている。配信でも楽しんでもらいつつ、映画館で一緒に観た人とあれこれ話したり、好きな人を映画デートに誘ったりする文化もなくなってほしくないです。
https://t.cn/A6cODg5r
クリスマスに2人で牛タンを食べたんです(飯塚)
──中川さんのカメオ出演を含めると、お二方がタッグを組むのは今作で6回目になります。俳優・監督として信頼し合っている証拠だと思うのですが、どのようにして今の関係が築かれたのでしょうか?
中川大志 最初はドラマの「REPLAY & DESTROY」(2015年放送)ですよね? ゲストで出演させてもらって。
飯塚健 それが出会いですね。オーディションに大志が来たときは16歳くらいだったんですけど、そのときはたぶんすげえ怖い人だと思われてました。
中川 (笑)。オーディションで初めて監督と会って、山田孝之さんといった先輩たちがいる現場に参加させていただくことになりました。短い時間だったんですが、監督と話しながらの撮影が楽しかったのは今でもよく覚えてます。
──その後、中川さんは「全員、片想い」「虹色デイズ」など飯塚監督の映画に出演します。監督は中川さんのどんなところに魅力を?
飯塚 合う部分と合わない部分がちょうどいいんです。まったく合わなくても合いすぎても発展していかないと思うので。大志は昔から「こうしたいです」という意見を伝えてくれるし、僕としても言いなりになってくれる人は求めてなくて自分の発想を持っている人が好きだから、俳優と監督として健全に仕事ができると言いますか。そのキャッチボールをずっと続けていたら自然と今の関係性になっていました。
中川 僕は監督の頭の中に興味があるんです。もちろん役や作品をこういうものにしたいという思いを持って撮影に臨みますが、自分の脳みそでは到底思い付かないことが起きるので、それがすごく楽しくて。思いもよらないところに連れて行ってもらえる感覚を毎作品楽しみにしています。
飯塚 あと、「ステップ」を撮る前に「そろそろ飯行こう」と話したことがあったんですが、大志が提案してきた日程がクリスマスだったんですよ。なんでクリスマスなんだ?と思いつつ、結局25日に2人で牛タンを食べたんです(笑)。映像化は決まってませんでしたが、そのときに「FUNNY BUNNY」の話もしました。
中川 それより前に監督から小説はいただいていて。いつか形にしたいですね、という話はちょこちょこしていました。
ユーモアでバランスを取っていて、バランスが崩れたら立てなくなる(中川)
──先ほど監督から中川さんは自分の意見を伝えてくれるという話がありましたが、今作ではどんな考えを持って撮影に臨んだんですか?
中川 数年前に小説を読み、剣持聡というキャラクターに出会ってから長い時間が経過していたので、自分の中に剣持像ができあがっていました。自分が演じるかどうかは関係なく、映像化したら剣持はこういう人であってほしいという思いが強くあって。
──それはどんな人物像でしょう?
中川 ダークヒーローという言葉がすごくハマると思っています。ユーモアがあって、何事にも動じず、いつも物事を楽しんでいる男なんですが、なぜそういう人間になったのかを考えると、過去に経験した出来事によって生まれた闇があるからだと感じました。ユーモアによってバランスを取っていて、そのバランスが崩れてしまったらたぶん立てなくなってしまうんです。小説では描かれていない家庭環境にも想像を巡らせて役を作っていきました。ヒーローの面で言うと、何事にも命を懸けて向き合えるのはかっこいいと思いましたし、男としても憧れました。
──飯塚監督から中川さんに「そこはちょっと違う」と言うことはなかったですか?
飯塚 剣持に関しては、ほとんど預けてます。自分が過去に書いたものに縛られるのが嫌だったので、決めすぎたくないという思いもありました。細かい説明はしないまま撮影に入ったんですが、原作や脚本を相当読み込んでいましたね。それは(岡山)天音も。
中川 自分で作っていったものを本読みやリハーサルのときに試したんですが、監督から「剣持ってそういう人なんだね。OK」と言われたことがあって。長い時間を掛けて自分の中にできた剣持像を監督が受け止めてくれた瞬間でした。
自分がここ1、2年で考えていたことを剣持の言葉に乗せて演じた(中川)
──映画の終盤には、あるキャラクターの「人生にはいくつもの衝撃が訪れる」というセリフがあります。ゆうたろうさん演じる田所や田中俊介さん演じる藤井といった故人が出てくることからも、身近な人の死が1つのテーマになっていると感じました。
飯塚 死生観で言うと、僕は早くに親を亡くしているんです。余命がわかっている状態で亡くなることもあれば、交通事故などでこの世を去ってしまうこともあって、どちらも悲しいし、人は突然いなくなってしまうものだと思います。そのときにどういう向き合い方をすれば、いずれは前を向いて生きていけるようになるのかは考えていました。人が生きていく中で、もっともしんどいことが誰かの死と向き合うことだと思うんです。
──なるほど。中川さんも死というテーマは頭にありましたか?
中川 自分の身近な人が死んだとき、憶測でものを言っている人たちがいて、ショックを受けたり嫌な思いをしたことがありました。生きている人は好き勝手に言えるんだなと。それがすごく悔しくて、自分がここ1、2年で考えていたことを剣持の言葉に乗せて演じました。
「映画館に来てほしい」と言うだけでは届けられない現状(飯塚)
──新型コロナウイルスの感染拡大によって、より一層配信で映画を楽しむ機会は増えましたが、劇場公開と同日に配信される作品は多くはありません。映画を配信で観ることについて、お二方はどうお考えですか?
飯塚 基本、映画は映画館で観るべきものです。ただ映画は劇場公開しないといけないもの、というわけじゃない時代が来たと思います。数年前はポン・ジュノ監督の「Okja/オクジャ」のように、「配信前提に作られた映画は映画なのか?」といった謎の議論がありましたが。
中川 去年は音楽のライブも配信が多かったじゃないですか。でもアーティストが実際に自分の前にいて、会場で体感することからは間違いなくパワーをもらえると思うんです。それは映画も同じだと思っていて。若い方たちは特に映画を配信で観ることが多いかもしれませんが、劇場に行って“入り込む感覚”は味わってほしいです。一方で、1人でも多くの方に観てもらうことが役者としては一番うれしいので、配信という選択肢が増えるのはうれしいですね。
飯塚 映画を配信で観ることが当たり前の方たちがいるなら、作り手としてそれは無視できない。それに行きたくても映画館に行けない人はいるだろうし、「映画館に来てほしい」と言うだけでは届けられない現状がある。映画館で観てもらうために作ってはいますが、選択肢はいくつかあってもいいじゃないかと、柔軟でありたい。あと、昔はホームシアターってお金を持っている人じゃないと手が出せなかったと思うんですが、今はサウンドバー1つでそれなりのサラウンド感を出せて、テレビもずいぶん大きくなった。家が劣悪な環境だとは言えなくなってきている。配信でも楽しんでもらいつつ、映画館で一緒に観た人とあれこれ話したり、好きな人を映画デートに誘ったりする文化もなくなってほしくないです。
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えっと、じゃぁ、今日は少しマニアックなところを紹介しましょうか
まぁ、日本人からすると、全然マニアックじゃなくてむしろメジャーなんですけど・・・海外の皆さんは、知らない人がまだ多いかもしれませんからね。
実はここ、僕が学生時代に何度も通った場所なんです。
名古屋から、200kmなので、バイクでよく日帰りしていました
飛騨・高山(ひだ・たかやま)です。
昔から、小京都(しょうきょうと)と称されて、多くの観光客が年中やってくる・・・日本人の中では相当に有名な観光地です。
その特徴を簡単に紹介しますと・・・
1: 昔ながらの街並みが保存されている。
2: 美味しい料理が多い。
3: 上高地が近い
4: せせらぎ街道もキレイ。
先ず、最初の1です。
「上三之町(かみさんのまち)」と言われる通りが、保存地区として、昔ながらの景観がちゃんと残されているのです。
春・夏・秋・冬・・・全ての季節で表情が変わるので、年中大人気の通りです。
そして、案外、知られていないのが、その夜景の美しさです。
夜になると、日中、あれだけ賑やかだった通りがとても静かになり、人通りもほとんどなくなります。
これはたぶん、日中、高山を観光して、夜は下呂温泉とか奥飛騨温泉郷に行ってしまうからだと思います。
夜に1人、心静かに歩く上三之町は、絶対に忘れられない風景になりますよ
次に「2:美味しい料理が多い」です。
いやぁ、すごいですよ、高山は。
その代表格は、言わずも知れた「飛騨牛(ひだぎゅう)」です。
和牛の中でも、神戸牛、松坂牛、米沢牛とも並び称される和牛ブランドです。
その特徴は、上品な甘みです。 なので、焼肉よりも、「すき焼き」の方が向いていると僕は思います。
そして、そんな飛騨牛に合わせたいのが「朴葉味噌(ほおばみそ)」です。
この朴葉味噌は、ごはんに乗せて食べるだけでもすっごく美味しいんですよ。 飛騨牛の甘みとこの朴葉味噌の甘辛な味わいが見事に調和します。 正直、この味、嫌いな日本人は居ないんじゃないでしょうか
でも、僕が一番、オススメしたいのは、「蕎麦」です。
意外かもしれませんが、高山は蕎麦も超有名なんです。その中でも、僕がオススメしたいのは明治時代から続く老舗名店「恵比寿屋(えびすや)」です。
このお店は、上ニ之町にあって、かなり有名です。 その特徴は、モチモチした麺の食感と風味豊かな香りです。最後に蕎麦湯を楽しむ事も忘れずにね
そして、3, 4, ですが・・・これはオマケですね(笑)
高山 = 上高地間は、白骨温泉があったり、日本でもメジャー級の観光地が密集しているので、GW から 夏の時期は超混雑します。
僕も大学生時代は、よく山登りをしていたので、高山で蕎麦を食べて、バイクでそのまま上高地に行って、穂高といった・・・北アルプスの山を登ったものです。
今はもう、そんな体力はなくなっちゃいましたが
そして、名古屋から高山に行く途中にある「せせらぎ街道」もかなりオススメのドライビングコースです。 特に、秋になるとその期間中、ずっとキレイな紅葉の中を気持ち良く走ることができます。 昔、1人でバイクで走ってた時には、何度も、野生の狸を見たりしましたら・・・自然が深いですよ♫
どうです?
飛騨高山にも・・・興味出てきたでしょ?
まぁ、日本人からすると、全然マニアックじゃなくてむしろメジャーなんですけど・・・海外の皆さんは、知らない人がまだ多いかもしれませんからね。
実はここ、僕が学生時代に何度も通った場所なんです。
名古屋から、200kmなので、バイクでよく日帰りしていました
飛騨・高山(ひだ・たかやま)です。
昔から、小京都(しょうきょうと)と称されて、多くの観光客が年中やってくる・・・日本人の中では相当に有名な観光地です。
その特徴を簡単に紹介しますと・・・
1: 昔ながらの街並みが保存されている。
2: 美味しい料理が多い。
3: 上高地が近い
4: せせらぎ街道もキレイ。
先ず、最初の1です。
「上三之町(かみさんのまち)」と言われる通りが、保存地区として、昔ながらの景観がちゃんと残されているのです。
春・夏・秋・冬・・・全ての季節で表情が変わるので、年中大人気の通りです。
そして、案外、知られていないのが、その夜景の美しさです。
夜になると、日中、あれだけ賑やかだった通りがとても静かになり、人通りもほとんどなくなります。
これはたぶん、日中、高山を観光して、夜は下呂温泉とか奥飛騨温泉郷に行ってしまうからだと思います。
夜に1人、心静かに歩く上三之町は、絶対に忘れられない風景になりますよ
次に「2:美味しい料理が多い」です。
いやぁ、すごいですよ、高山は。
その代表格は、言わずも知れた「飛騨牛(ひだぎゅう)」です。
和牛の中でも、神戸牛、松坂牛、米沢牛とも並び称される和牛ブランドです。
その特徴は、上品な甘みです。 なので、焼肉よりも、「すき焼き」の方が向いていると僕は思います。
そして、そんな飛騨牛に合わせたいのが「朴葉味噌(ほおばみそ)」です。
この朴葉味噌は、ごはんに乗せて食べるだけでもすっごく美味しいんですよ。 飛騨牛の甘みとこの朴葉味噌の甘辛な味わいが見事に調和します。 正直、この味、嫌いな日本人は居ないんじゃないでしょうか
でも、僕が一番、オススメしたいのは、「蕎麦」です。
意外かもしれませんが、高山は蕎麦も超有名なんです。その中でも、僕がオススメしたいのは明治時代から続く老舗名店「恵比寿屋(えびすや)」です。
このお店は、上ニ之町にあって、かなり有名です。 その特徴は、モチモチした麺の食感と風味豊かな香りです。最後に蕎麦湯を楽しむ事も忘れずにね
そして、3, 4, ですが・・・これはオマケですね(笑)
高山 = 上高地間は、白骨温泉があったり、日本でもメジャー級の観光地が密集しているので、GW から 夏の時期は超混雑します。
僕も大学生時代は、よく山登りをしていたので、高山で蕎麦を食べて、バイクでそのまま上高地に行って、穂高といった・・・北アルプスの山を登ったものです。
今はもう、そんな体力はなくなっちゃいましたが
そして、名古屋から高山に行く途中にある「せせらぎ街道」もかなりオススメのドライビングコースです。 特に、秋になるとその期間中、ずっとキレイな紅葉の中を気持ち良く走ることができます。 昔、1人でバイクで走ってた時には、何度も、野生の狸を見たりしましたら・・・自然が深いですよ♫
どうです?
飛騨高山にも・・・興味出てきたでしょ?
KinKi Kids、2020年締め括るアルバムチャートで首位に 『O album』は王道&実験に溢れた“歌謡の本懐”を感じさせる1枚
https://t.cn/A6qn6Je5
参照:https://t.cn/A6qH8O1h
事実上2020年最後となる1月4日付(12月21日〜12月27日)のオリコン週間アルバムランキング。首位に輝いたのはKinKi Kidsの『O album』でした。2位のBABYMETAL(5.3万枚)、3位のEve(3.5万枚)など、話題のアーティストから大きく数字を引き離しての初登場1位。約13.6万枚とセールスも安定しています。
安定と言いましたが、KinKi Kidsのアルバムは実に4年ぶり。ジャニーズ系アイドルは1~2年のサイクルでアルバムが出るのが普通なので、ずいぶん久々と言うべきでしょうか。とはいえ既視感があるのは堂本剛のソロプロジェクト ENDRECHERIが2018年、2019年、2020年と年1枚のペースで作品を量産していたから。バキバキに踊れて強烈にエロティックな、日本の音楽シーンを見渡しても他に見当たらないファンクでした。
ことに、『SUMMER SONIC』出演が大きな話題になった2018年以降、剛の音楽は一般層からコアな音楽ファンにまで面白いほど浸透していきました。“ジャニーズのアイドルがやっている”という枕詞なしに“ENDRECHERIのファンクがすごい”のだと。自作曲でデビューすること、それがラブソングではなくメッセージソングだったことなど、剛ソロに関しては最初から異端の要素が強かったけれど、本人の情熱が長い時間をかけて周囲のバイアスを壊していったのでしょう。
その間、堂本光一はといえば舞台をメインに大活躍。主演ミュージカル『Endless SHOCK』は上演回数日本一の人気公演であり、本人が主演するだけでなく、構成・演出・総合演出もすべてプロデュース。そのための肉体改造も厭わない情熱を見せていました。舞台に生きると決めた彼のストイシズムも、剛と同じくらい一本気。『O album』のジャケットもそうですが、KinKi Kidsのイメージって、いかにもアイドルらしい笑顔じゃないんですよね。自分の居場所はこれと決めた覚悟のある目。どこか職人っぽい雰囲気の二人組というのも、やはりジャニーズでは異端なのかもしれません。
いまやそれぞれ居場所がある二人。無理に寄り添う必要のない異端の二人。ですが、それでもKinKi Kidsの名の下に、音楽性は不思議と王道に戻ります。デビュー曲「硝子の少年」にあったコテコテな昭和歌謡の匂い。カラオケで熱唱したくなるマイナー調のメロディと、本人の歌声やビブラートから漂う色気が勝負の昭和歌謡。デビューからこれだけ時間が経っても、KinKi Kidsのサウンドってそこが軸になっているんですね。
どんな要素もKinKi Kidsの黄金律として聴かせる
声音と色気を重視したラブソングが多数。ただし古臭くはないのです。松本隆作詞・細野晴臣作曲の「99%」など、音数をどこまでも引いていく洒脱なセンスに驚きました。単にオシャレぶった雰囲気モノではなく、最終的には剛&光一の声のエロスが光るように計算された音の配置と歌詞世界。すなわち、これぞ歌謡の本懐! KinKi Kidsってもしかすると、野口五郎や西城秀樹あたり、ピンで輝いていた男性昭和歌手のDNAを受け継ぐ稀有な存在なのかも。それを今様にアップデートしたのは共同プロデュースを手掛けた堂島孝平です。
また、ソロで培ってきた要素を遠慮なく発揮しているのも本作の面白いところ。先行シングル「KANZAI BOYA」は、KinKi Kidsと命名される前にジャニー喜多川が思いついたグループ名をネタにした1曲で、ENDRECHERIが最も得意とするリフレイン命のファンクナンバー。ここに光一が、ちゃんと乗るんですね。舞台で培った演出力を総動員してジャニーさんのモノマネをやりきっている。それなのに笑いでは終わらない。ちゃんとエロティックなKinKiの歌謡曲として成立している。これってすごいことだなぁと思います。
ジャニーズのアイドルの中でも特に主体性の強い二人組。それぞれの居場所からいつでも戻れる王道の歌謡曲。これは安定というより、一番の冒険、あるいは大実験かもしれない。KinKi Kidsの深みを改めて感じる傑作です。
■石井恵梨子
1977年石川県生まれ。投稿をきっかけに、97年より音楽雑誌に執筆活動を開始。パンク/ラウドロックを好む傍ら、ヒットチャート観察も趣味。現在「音楽と人」「SPA!」などに寄稿。
https://t.cn/A6qn6Je5
参照:https://t.cn/A6qH8O1h
事実上2020年最後となる1月4日付(12月21日〜12月27日)のオリコン週間アルバムランキング。首位に輝いたのはKinKi Kidsの『O album』でした。2位のBABYMETAL(5.3万枚)、3位のEve(3.5万枚)など、話題のアーティストから大きく数字を引き離しての初登場1位。約13.6万枚とセールスも安定しています。
安定と言いましたが、KinKi Kidsのアルバムは実に4年ぶり。ジャニーズ系アイドルは1~2年のサイクルでアルバムが出るのが普通なので、ずいぶん久々と言うべきでしょうか。とはいえ既視感があるのは堂本剛のソロプロジェクト ENDRECHERIが2018年、2019年、2020年と年1枚のペースで作品を量産していたから。バキバキに踊れて強烈にエロティックな、日本の音楽シーンを見渡しても他に見当たらないファンクでした。
ことに、『SUMMER SONIC』出演が大きな話題になった2018年以降、剛の音楽は一般層からコアな音楽ファンにまで面白いほど浸透していきました。“ジャニーズのアイドルがやっている”という枕詞なしに“ENDRECHERIのファンクがすごい”のだと。自作曲でデビューすること、それがラブソングではなくメッセージソングだったことなど、剛ソロに関しては最初から異端の要素が強かったけれど、本人の情熱が長い時間をかけて周囲のバイアスを壊していったのでしょう。
その間、堂本光一はといえば舞台をメインに大活躍。主演ミュージカル『Endless SHOCK』は上演回数日本一の人気公演であり、本人が主演するだけでなく、構成・演出・総合演出もすべてプロデュース。そのための肉体改造も厭わない情熱を見せていました。舞台に生きると決めた彼のストイシズムも、剛と同じくらい一本気。『O album』のジャケットもそうですが、KinKi Kidsのイメージって、いかにもアイドルらしい笑顔じゃないんですよね。自分の居場所はこれと決めた覚悟のある目。どこか職人っぽい雰囲気の二人組というのも、やはりジャニーズでは異端なのかもしれません。
いまやそれぞれ居場所がある二人。無理に寄り添う必要のない異端の二人。ですが、それでもKinKi Kidsの名の下に、音楽性は不思議と王道に戻ります。デビュー曲「硝子の少年」にあったコテコテな昭和歌謡の匂い。カラオケで熱唱したくなるマイナー調のメロディと、本人の歌声やビブラートから漂う色気が勝負の昭和歌謡。デビューからこれだけ時間が経っても、KinKi Kidsのサウンドってそこが軸になっているんですね。
どんな要素もKinKi Kidsの黄金律として聴かせる
声音と色気を重視したラブソングが多数。ただし古臭くはないのです。松本隆作詞・細野晴臣作曲の「99%」など、音数をどこまでも引いていく洒脱なセンスに驚きました。単にオシャレぶった雰囲気モノではなく、最終的には剛&光一の声のエロスが光るように計算された音の配置と歌詞世界。すなわち、これぞ歌謡の本懐! KinKi Kidsってもしかすると、野口五郎や西城秀樹あたり、ピンで輝いていた男性昭和歌手のDNAを受け継ぐ稀有な存在なのかも。それを今様にアップデートしたのは共同プロデュースを手掛けた堂島孝平です。
また、ソロで培ってきた要素を遠慮なく発揮しているのも本作の面白いところ。先行シングル「KANZAI BOYA」は、KinKi Kidsと命名される前にジャニー喜多川が思いついたグループ名をネタにした1曲で、ENDRECHERIが最も得意とするリフレイン命のファンクナンバー。ここに光一が、ちゃんと乗るんですね。舞台で培った演出力を総動員してジャニーさんのモノマネをやりきっている。それなのに笑いでは終わらない。ちゃんとエロティックなKinKiの歌謡曲として成立している。これってすごいことだなぁと思います。
ジャニーズのアイドルの中でも特に主体性の強い二人組。それぞれの居場所からいつでも戻れる王道の歌謡曲。これは安定というより、一番の冒険、あるいは大実験かもしれない。KinKi Kidsの深みを改めて感じる傑作です。
■石井恵梨子
1977年石川県生まれ。投稿をきっかけに、97年より音楽雑誌に執筆活動を開始。パンク/ラウドロックを好む傍ら、ヒットチャート観察も趣味。現在「音楽と人」「SPA!」などに寄稿。
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