2012 2.13 天气晴朗,无风无雪
羽生,还好吗,今天要开新闻媒体会(是这个词吧),很多粉丝都为了看到你而下载相关的软件。
我就,还好吧,我比较懒,我又听不懂日语,索性等粉丝翻译后在看啦。我很想站在足够高的位置,让你知道我的名字。这种事情被人知道会说成是痴心妄想吧,无所谓啦,有些时候,我们也要学会放过自己。
抱歉啦,今天没有推荐的曲目,因为我要看书。不如就推荐我最近读过的书吧。
最近在看《心是孤独的猎手》,原来,我们每个人都很辛苦,很孤独吧。
2012 2.13晴れて無風無雪
羽生さん、大丈夫ですか。今日はプレスミーティング(という言葉ですね)がありますが、多くのファンがあなたを見るために関連ソフトをダウンロードしています。
私は、まあまあ、私は比較的怠け者で、私はまた理解できない日本語、いっそのことファンの翻訳後に見ています。私はあなたに私の名前を知ってもらうのに十分高い位置に立ちたい。このようなことを人に知られては妄想と言うだろうが、どうでもいい、時には、私たちも自分を見逃すことを学ぶ。
すみません、今日はお勧めの曲がありません。本を読みますから。私が最近読んだ本をお勧めしましょう。
最近『心は孤独の猟師』を見ていて、もとは、私達の一人一人はすべてとても苦しくて、とても孤独でしょう。
羽生,还好吗,今天要开新闻媒体会(是这个词吧),很多粉丝都为了看到你而下载相关的软件。
我就,还好吧,我比较懒,我又听不懂日语,索性等粉丝翻译后在看啦。我很想站在足够高的位置,让你知道我的名字。这种事情被人知道会说成是痴心妄想吧,无所谓啦,有些时候,我们也要学会放过自己。
抱歉啦,今天没有推荐的曲目,因为我要看书。不如就推荐我最近读过的书吧。
最近在看《心是孤独的猎手》,原来,我们每个人都很辛苦,很孤独吧。
2012 2.13晴れて無風無雪
羽生さん、大丈夫ですか。今日はプレスミーティング(という言葉ですね)がありますが、多くのファンがあなたを見るために関連ソフトをダウンロードしています。
私は、まあまあ、私は比較的怠け者で、私はまた理解できない日本語、いっそのことファンの翻訳後に見ています。私はあなたに私の名前を知ってもらうのに十分高い位置に立ちたい。このようなことを人に知られては妄想と言うだろうが、どうでもいい、時には、私たちも自分を見逃すことを学ぶ。
すみません、今日はお勧めの曲がありません。本を読みますから。私が最近読んだ本をお勧めしましょう。
最近『心は孤独の猟師』を見ていて、もとは、私達の一人一人はすべてとても苦しくて、とても孤独でしょう。
【blog】2022.01.29
2022.01.29 最近のはなし
何も考えられない。
何も書けない。
何も生まれない。
でも最近感じたことを書いてみようと思う。
明るい文章はきっと書けない。
けど、だからといって僕が暗い人間だとは限らない。そのことを認める気はない。
/
ドキュメンタリーは事実を映すものだが、映画は真実を映すものなんじゃないかと考え出した。
真実とは何か?
わからない。
ただ僕は、閉店して今は更地になった中村屋酒店で撮影した映画が全国で上映されて、その映画が世界の片隅で誰か一人の心を打つかもしれない、そのことにある種の、僕なりの、真実を感じるんだ。
「あす、目がさめたとき、きょうのことをどう思うだろう?友達のエストラゴンと、この場所で、日の落ちるまで、ゴドーをここで待ったって?ポッツォが、お供を連れて過ぎた、そしてわたしたちに話しかけた?そうかもしれん。
しかし、その中に、どれだけの真実がある?」
中村屋酒店はもうない。だけどあの場所には確かに生活があった。たくさんの笑顔があり、たくさんの悲しみがあった。その事実は消えない。
その事実は消えないのに、消えないはずなのに、僕はそこに消滅しゆく何かを感じ取ってしまう。
記憶、命、それらはやがて消える。
ならばその事実にどれだけの価値があるのだろう。
消えゆくものの価値とはなんだろう。
人の幸福や人生は価値では語れない。当然のことだ。
でも僕は本当のことが知りたい。
/
僕の仕事は俳優だ。
たくさんの事実が、生活があった場所で、消滅しゆくものに抗って、必死に抗って、僕たちは映画を撮って、新しい誰かと出会い、新しい感情に出会い、新しい自分に出会って、僕らなりの真実を立ち上げる。
その価値はわからないけど、僕はその真実をもってして何かに打ち勝ちたい。何に打ち勝つ?それはわからない。
生きている限り、負けてない。
/
「わたしは眠っていたんだろうか、他人が苦しんでいる間に?今でも眠っているんだろうか?」
僕は歩き続ける。何時間も。無心で。
何も考えずに歩き続けることが出来ます。
今世界で何が起こっているんだ?
脳内がぼんやりする。視界が霞んでいるようだ。
何もかもが明瞭じゃない。
だから明瞭になるまで歩き続ける。
/
この「ヒデリノトキハナミダヲナガシ」
おそらく日照りのことだと思うが、
これは違う本には「ヒドリ」と書かれていた。
僕はこれを勝手に「独り」と読んでいたらしい。
「独りのときは涙を流し」
そう勝手に読んで、
宮沢賢治にもそんな瞬間があるのかと一人で感動していた。
孤独。solitude。
/
誰かに贈り物がしてみたい。
今まで与えてもらってばかりで、僕はほとんど誰にも贈り物をしたことがないということを最近知った。
自分が与えなければ、返ってこないことも知った。
この10年間、本当に芝居のことしか考えてこなかったから、他のことが全然わからない。
そのことを最近になって恥じた。
/
「海の見える理髪店」という作品で柄本明さんに出会って世界が反転する感覚を味わった。影は光に変わった。鏡に映る自分の姿も変わった。このことはまた今度書くことにするが、僕はやっと世界に出る準備が出来た。なのに世界は止まったままだ。今は心に閉まっておく。持つべき言葉を持たないからだ。沈黙。
僕は諦めが悪い。欲望が深い。
そうありたいし、そうありたくない。矛盾している。
準備は出来ているとも言えるし、出来ていないとも言える。矛盾している。
幸福になりたいとも言えるし、なりたくないとも言える。矛盾している。
相反する感情が常に同居している。
僕はここに存在していると叫びたい衝動を感じながら、この存在に恥じらいを感じている。
/
ただ、美しくありたい。
冬の松の木のように。
どんなに厳しい、凍てつく、冬の風雪の中でも、
松だけが、青々と、生きている。
/
僕は何かを強く信じている。
だからきっと、誰かを楽しませることができる。
青々と、生き生きと。
2022.01.29
藤原季節
https://t.cn/A6if4isa
2022.01.29 最近のはなし
何も考えられない。
何も書けない。
何も生まれない。
でも最近感じたことを書いてみようと思う。
明るい文章はきっと書けない。
けど、だからといって僕が暗い人間だとは限らない。そのことを認める気はない。
/
ドキュメンタリーは事実を映すものだが、映画は真実を映すものなんじゃないかと考え出した。
真実とは何か?
わからない。
ただ僕は、閉店して今は更地になった中村屋酒店で撮影した映画が全国で上映されて、その映画が世界の片隅で誰か一人の心を打つかもしれない、そのことにある種の、僕なりの、真実を感じるんだ。
「あす、目がさめたとき、きょうのことをどう思うだろう?友達のエストラゴンと、この場所で、日の落ちるまで、ゴドーをここで待ったって?ポッツォが、お供を連れて過ぎた、そしてわたしたちに話しかけた?そうかもしれん。
しかし、その中に、どれだけの真実がある?」
中村屋酒店はもうない。だけどあの場所には確かに生活があった。たくさんの笑顔があり、たくさんの悲しみがあった。その事実は消えない。
その事実は消えないのに、消えないはずなのに、僕はそこに消滅しゆく何かを感じ取ってしまう。
記憶、命、それらはやがて消える。
ならばその事実にどれだけの価値があるのだろう。
消えゆくものの価値とはなんだろう。
人の幸福や人生は価値では語れない。当然のことだ。
でも僕は本当のことが知りたい。
/
僕の仕事は俳優だ。
たくさんの事実が、生活があった場所で、消滅しゆくものに抗って、必死に抗って、僕たちは映画を撮って、新しい誰かと出会い、新しい感情に出会い、新しい自分に出会って、僕らなりの真実を立ち上げる。
その価値はわからないけど、僕はその真実をもってして何かに打ち勝ちたい。何に打ち勝つ?それはわからない。
生きている限り、負けてない。
/
「わたしは眠っていたんだろうか、他人が苦しんでいる間に?今でも眠っているんだろうか?」
僕は歩き続ける。何時間も。無心で。
何も考えずに歩き続けることが出来ます。
今世界で何が起こっているんだ?
脳内がぼんやりする。視界が霞んでいるようだ。
何もかもが明瞭じゃない。
だから明瞭になるまで歩き続ける。
/
この「ヒデリノトキハナミダヲナガシ」
おそらく日照りのことだと思うが、
これは違う本には「ヒドリ」と書かれていた。
僕はこれを勝手に「独り」と読んでいたらしい。
「独りのときは涙を流し」
そう勝手に読んで、
宮沢賢治にもそんな瞬間があるのかと一人で感動していた。
孤独。solitude。
/
誰かに贈り物がしてみたい。
今まで与えてもらってばかりで、僕はほとんど誰にも贈り物をしたことがないということを最近知った。
自分が与えなければ、返ってこないことも知った。
この10年間、本当に芝居のことしか考えてこなかったから、他のことが全然わからない。
そのことを最近になって恥じた。
/
「海の見える理髪店」という作品で柄本明さんに出会って世界が反転する感覚を味わった。影は光に変わった。鏡に映る自分の姿も変わった。このことはまた今度書くことにするが、僕はやっと世界に出る準備が出来た。なのに世界は止まったままだ。今は心に閉まっておく。持つべき言葉を持たないからだ。沈黙。
僕は諦めが悪い。欲望が深い。
そうありたいし、そうありたくない。矛盾している。
準備は出来ているとも言えるし、出来ていないとも言える。矛盾している。
幸福になりたいとも言えるし、なりたくないとも言える。矛盾している。
相反する感情が常に同居している。
僕はここに存在していると叫びたい衝動を感じながら、この存在に恥じらいを感じている。
/
ただ、美しくありたい。
冬の松の木のように。
どんなに厳しい、凍てつく、冬の風雪の中でも、
松だけが、青々と、生きている。
/
僕は何かを強く信じている。
だからきっと、誰かを楽しませることができる。
青々と、生き生きと。
2022.01.29
藤原季節
https://t.cn/A6if4isa
ディズニー・ミュージカル映画『ミラベルと魔法だらけの家』斎藤瑠希&平野綾インタビュー!「ミラベル、イサベラ、ルイーサたちが背中を押してくれると思います!」
https://t.cn/A6xOHiFM
ディズニー・アニメーション・スタジオ最新作、『ミラベルと魔法だらけの家』が現在公開中ですが、その日本版声優を務めた主人公ミラベルと姉・イサベラ役を務めた、斎藤瑠希さん、平野綾さんにインタビュー。トニー賞、グラミー賞など数々の賞を受賞したリン=マニュエル・ミランダによる数々の魅力あふれる楽曲のお話など、さまざまな話をうかがいました!
●素敵なディズニー・ミュージカルでしたが、アフレコ収録はいかがでしたか?

斎藤:初めてのことも多く、学ばせていただく場面が多かったです。自分の持ち味を出しつつも、本国のミラベルのイメージにいかに近づけるかということも、自分でもたくさん研究しました。
平野:彼女の純粋さは意識して演じました。この作品の登場人物はみなそうなのですが、つねに誰かのためにと思っていて、イサベラも中身が激しいところはありながら、みんなの幸せを願っているので、そこは意識しました。

●個人的にはミラベルのおじであるブルーノのシーンが印象的でしたが、ミュージカルをやられているおふたりの好きなシーンはどこでしたか?
平野:ミュージカル映画としての完成度は、そのシーンが群を抜いていると思うので、わたしもそこが見せ場のひとつだなと思いました。リン=マニュエル・ミランダの得意とする、すべての登場人物を一気に登場させながらも、ひとりひとりの説明が細かくて丁寧にやりきるっていうところ(笑)。それはもちろんオープニングでもすごいのですが、ブルーノのシーンでもっとびっくりしました。曲の展開の仕方もすごいですよね。
斎藤:ラストシーンが一番好きです。アフレコ収録の際にコーラスも含めてヘッドホンで聴いていたのですが、クライマックスに泣かせて来る「この感じ!」と思いながら(笑)。とても鳥肌が立ちました。そこで流れる楽曲も美しいシーンも好きです!

●もともとおふたりともリン=マニュエル・ミランダのファンということですが、そのきっかけは何でしたか?
平野:最初は『イン・ザ・ハイツ』ですね。NYに留学していた時に『ハミルトン』を公演していて、なんとかして見たいと思い、トニー賞の会場まで行っちゃいました(笑)。『ハミルトン』も並び続けて、ようやくチケット手に入れて、ボックスオフィスに通いまくりました!
斎藤: わたしも『イン・ザ・ハイツ』が好きで、それを観ていたところでの今回の作品だったので、本当にタイミングがいいと思いました。ミュージカルでラップを用いるスタイルがわたしにはすごく驚愕で 、「こんなことがあるのか!」と言うくらい感動しました。その方の歌を歌わせてもらえることにはなり、本当に光栄です!
平野:特にこういう楽曲は日本語をはめる作業が難しいと思うのですが、今回は本当にすごいと思いました。歌詞が本当にスッと入ってくるというか、日本版もすごく作り込まれていると思います。

●ちなみに目覚ましにリン=マニュエル・ミランダの曲を使われているそうで。
平野:『ハミルトン』の1曲目の「Alexander Hamilton」です。わたしは3回くらい目覚ましを鳴らすのですが、家を出る瞬間の目覚ましの曲にしています。 一通り歌って「Alexander Hamilton! ジャン!」と言って、家を出るのが日課です(笑)。
斎藤:日常がミュージカルですね! かっこいい!
平野:仕事に向かう気合を入れるためにあの曲は欠かせないんです(笑)。

●魔法を持たないミラベルはほかの家族と自分を比べてしまいますが、似たような経験はありますか?
斎藤:わたし自身もミラベルと境遇が似ていて、ふたりの姉と比べられやすく、自分でも比べてしまっていました。本当にミラベルと同じ悩みに陥った時期もありました。親が本当はどう思っているのだろうかと、不安にもなりました。でも、わたしだからできることがあると、自分を励ましました。自分に自信が付いたからこそ、ミラベルの役がいただけたと思っています。いろいろ乗り越えた部分もミラベルと重なることはありました。
平野:わたしもイサベラそのままだなと思うところはとても多くて、若い頃は完ぺきであることを望んでいました。他人が求める自分像をきれいに出していかなくちゃと思って行動していた部分が多かったのですが、歳を取るにつれて自分は自分、と割り切れるようになりました。自分の在り方がわかるようになったんです。ひとりでいる時もそうですが、人と接する時の自分の在り方もプレッシャーにならなくなりました。わたしも重なる部分が多かったですね。

●特に同じような悩みを持っている方には、この映画が手助けになってくれればいいなと思いました。
平野:わたしも本当に手助けになってくれたらいいなと思います。特に今、簡単に人と会ってお話をすることが難しくなってしまって、孤独を感じる人が多いと思うんですよね。そういう方にこそ、ぜひこの映画が届いてほしいです。
斎藤:アフレコでミラベル役を演じさせていただいている中でも、わたし自身が彼女に勇気をもらえたりしました。ほかにも影響力があるキャラクターがたくさん登場します。ぜひみなさんもミラベル、イサベラ、ルイーサたちが背中を押してくれると思うので、映画館で観てほしいです!

■ストーリー
「ズートピア」「アナと雪の女王」のディズニーが贈る、待望のミュージカル・ファンタジー。魔法の力に包まれた、不思議な家に暮らすマドリガル家。家族全員が家から与えられた“魔法のギフト(才能)”を持つ中で、少女ミラベルだけ何の魔法も使えなかった。ある日、彼女は家に大きな”亀裂”があることに気づく──それは世界から魔法の力が失われていく前兆だった。残された希望は、魔法のギフトを持たないミラベルただひとり。なぜ、彼女だけ魔法が使えないのか? そして
、魔法だらけの家に隠された驚くべき秘密とは…?
https://t.cn/A6xOHiFM
ディズニー・アニメーション・スタジオ最新作、『ミラベルと魔法だらけの家』が現在公開中ですが、その日本版声優を務めた主人公ミラベルと姉・イサベラ役を務めた、斎藤瑠希さん、平野綾さんにインタビュー。トニー賞、グラミー賞など数々の賞を受賞したリン=マニュエル・ミランダによる数々の魅力あふれる楽曲のお話など、さまざまな話をうかがいました!
●素敵なディズニー・ミュージカルでしたが、アフレコ収録はいかがでしたか?

斎藤:初めてのことも多く、学ばせていただく場面が多かったです。自分の持ち味を出しつつも、本国のミラベルのイメージにいかに近づけるかということも、自分でもたくさん研究しました。
平野:彼女の純粋さは意識して演じました。この作品の登場人物はみなそうなのですが、つねに誰かのためにと思っていて、イサベラも中身が激しいところはありながら、みんなの幸せを願っているので、そこは意識しました。

●個人的にはミラベルのおじであるブルーノのシーンが印象的でしたが、ミュージカルをやられているおふたりの好きなシーンはどこでしたか?
平野:ミュージカル映画としての完成度は、そのシーンが群を抜いていると思うので、わたしもそこが見せ場のひとつだなと思いました。リン=マニュエル・ミランダの得意とする、すべての登場人物を一気に登場させながらも、ひとりひとりの説明が細かくて丁寧にやりきるっていうところ(笑)。それはもちろんオープニングでもすごいのですが、ブルーノのシーンでもっとびっくりしました。曲の展開の仕方もすごいですよね。
斎藤:ラストシーンが一番好きです。アフレコ収録の際にコーラスも含めてヘッドホンで聴いていたのですが、クライマックスに泣かせて来る「この感じ!」と思いながら(笑)。とても鳥肌が立ちました。そこで流れる楽曲も美しいシーンも好きです!

●もともとおふたりともリン=マニュエル・ミランダのファンということですが、そのきっかけは何でしたか?
平野:最初は『イン・ザ・ハイツ』ですね。NYに留学していた時に『ハミルトン』を公演していて、なんとかして見たいと思い、トニー賞の会場まで行っちゃいました(笑)。『ハミルトン』も並び続けて、ようやくチケット手に入れて、ボックスオフィスに通いまくりました!
斎藤: わたしも『イン・ザ・ハイツ』が好きで、それを観ていたところでの今回の作品だったので、本当にタイミングがいいと思いました。ミュージカルでラップを用いるスタイルがわたしにはすごく驚愕で 、「こんなことがあるのか!」と言うくらい感動しました。その方の歌を歌わせてもらえることにはなり、本当に光栄です!
平野:特にこういう楽曲は日本語をはめる作業が難しいと思うのですが、今回は本当にすごいと思いました。歌詞が本当にスッと入ってくるというか、日本版もすごく作り込まれていると思います。

●ちなみに目覚ましにリン=マニュエル・ミランダの曲を使われているそうで。
平野:『ハミルトン』の1曲目の「Alexander Hamilton」です。わたしは3回くらい目覚ましを鳴らすのですが、家を出る瞬間の目覚ましの曲にしています。 一通り歌って「Alexander Hamilton! ジャン!」と言って、家を出るのが日課です(笑)。
斎藤:日常がミュージカルですね! かっこいい!
平野:仕事に向かう気合を入れるためにあの曲は欠かせないんです(笑)。

●魔法を持たないミラベルはほかの家族と自分を比べてしまいますが、似たような経験はありますか?
斎藤:わたし自身もミラベルと境遇が似ていて、ふたりの姉と比べられやすく、自分でも比べてしまっていました。本当にミラベルと同じ悩みに陥った時期もありました。親が本当はどう思っているのだろうかと、不安にもなりました。でも、わたしだからできることがあると、自分を励ましました。自分に自信が付いたからこそ、ミラベルの役がいただけたと思っています。いろいろ乗り越えた部分もミラベルと重なることはありました。
平野:わたしもイサベラそのままだなと思うところはとても多くて、若い頃は完ぺきであることを望んでいました。他人が求める自分像をきれいに出していかなくちゃと思って行動していた部分が多かったのですが、歳を取るにつれて自分は自分、と割り切れるようになりました。自分の在り方がわかるようになったんです。ひとりでいる時もそうですが、人と接する時の自分の在り方もプレッシャーにならなくなりました。わたしも重なる部分が多かったですね。

●特に同じような悩みを持っている方には、この映画が手助けになってくれればいいなと思いました。
平野:わたしも本当に手助けになってくれたらいいなと思います。特に今、簡単に人と会ってお話をすることが難しくなってしまって、孤独を感じる人が多いと思うんですよね。そういう方にこそ、ぜひこの映画が届いてほしいです。
斎藤:アフレコでミラベル役を演じさせていただいている中でも、わたし自身が彼女に勇気をもらえたりしました。ほかにも影響力があるキャラクターがたくさん登場します。ぜひみなさんもミラベル、イサベラ、ルイーサたちが背中を押してくれると思うので、映画館で観てほしいです!

■ストーリー
「ズートピア」「アナと雪の女王」のディズニーが贈る、待望のミュージカル・ファンタジー。魔法の力に包まれた、不思議な家に暮らすマドリガル家。家族全員が家から与えられた“魔法のギフト(才能)”を持つ中で、少女ミラベルだけ何の魔法も使えなかった。ある日、彼女は家に大きな”亀裂”があることに気づく──それは世界から魔法の力が失われていく前兆だった。残された希望は、魔法のギフトを持たないミラベルただひとり。なぜ、彼女だけ魔法が使えないのか? そして
、魔法だらけの家に隠された驚くべき秘密とは…?
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