#香港身边事##香港新闻#【「保就業」大放寬 取消月薪上限】
政府於上月公布新一輪保就業計畫,特首林鄭月娥昨日表示,在聽取各持份者意見後提出「完善版」保就業計畫,其中合資格僱員的月薪三萬元上限會取消、每家公司受惠僱員人數上限定為一千人,原本列於計畫「剔除名單」的行業將改為「受限名單」,僱員少於一百人的中小企亦可申請。至於打散工或任兼職者,計畫增設半額資助,金額劃一四千元。她預計,受惠僱員人數由一百三十萬增至一百七十四萬,需動用款項增至四百三十億元,下周二將向立法會財委會爭取撥款,冀望今次計畫,可將更多資源投放中小企業。
鑑於第五波疫情嚴峻,政府決定再次推出「保就業」計畫,林鄭月娥表示,政府於上月中公布「二○二二保就業」計畫的框架,在諮詢各持份者後,現推出「完善版」的計畫,將有多項優化措施。
每家公司上限1000人
林鄭月娥引述業界指出,希望放寬或取消早期框架對合資格領取薪金補貼僱員設月薪上限三萬元的建議,經考慮社會意見、疫情嚴峻,以及中小企或創新科技的初創企業等行業受僱人數不多但薪金較高的情況,政府同意優化後,保就業計畫不設合資格僱員月薪上限。
林鄭月娥稱,留意到業界建議,希望政府不要硬性規定僱主沿用二○二○年保就業計畫的申請數據作為合資格僱員人數上限。她指,政府提出這項要求純粹希望盡快發放津貼,但過去一年多香港變化很大,經濟一度復甦,部分行業藉機擴張,若仍用二○二○年保就業計畫的數據,或會得到較低基數,因此政府接納這項意見,容許僱主選擇。若僱主在去年曾擴張並聘請更多人手,他們可選擇不採用二○二○年保就業計畫數據,改以去年第四季實際聘用人數為合資格僱員人數上限。
就業界認為不應就領取工資補貼設僱員人數上限,林鄭月娥指,這是唯一一項政府不能全面接納的建議,政府認為既然集中資源支援中小企,便要為今年保就業計畫設立受惠僱員人數上限,但水平可以寬鬆,因此將僱員人數上限定為一千人,大型企業也可申請一千名僱員的工資補貼。
受限行業最多申請100人
至於政府早前提出剔除名單,將部分不受疫情影響的行業,例如建造業、派遞行業、藥房、超市等,當員工達五十名以上便無資格申領。林鄭月娥昨表示,很多意見認為名單規定較嚴苛,當局同意優化,名單上的企業都可申請,但受惠僱員人數設上限,不多於一百名。
此外,自僱人士和六十五歲以上人士若持有強積金帳戶,也可以申請計畫。至於打散工或任兼職者,計畫增設半額資助,金額劃一四千元,若其月薪不足八千元即可申請。她稱,勞工界堅持不能再出現讓僱主「舞高弄低」的情況,而政府吸取經驗後亦認為這要求合理,所以今次的八千元或四千元工資補貼一定會交到有關僱主的僱員手上,當局會由僱員的強積金供款確認他們收到相關津貼。
剔除名單改為受限名單
林鄭月娥表示,保就業計畫優化後,預計受惠僱員人數由原來一百三十萬名增至一百七十四萬名,需動用款項則由原來三百一十億元增至三百九十億元,連同一成應急款項,完善版計畫預計需動用約四百三十億元,立法會財務委員會下周二舉行特別會議,審批所需撥款。
鑑於第五波疫情爆發下,本港失業率攀升至百分之四點五,政府早前決定推出一萬元的「臨時失業支援」計畫。申請期接近尾聲,至今收到超過三十六萬宗申請,首批六萬名合資格市民將由下周二起收取款項,政策創新與統籌辦事處總監何珮玲表示,臨時失業支援的申請期,連同昨日只剩六天,有部分申請中心會延長服務時間,市民今日起可上網查詢申請情況。#香港新聞# #媒体手记#
政府於上月公布新一輪保就業計畫,特首林鄭月娥昨日表示,在聽取各持份者意見後提出「完善版」保就業計畫,其中合資格僱員的月薪三萬元上限會取消、每家公司受惠僱員人數上限定為一千人,原本列於計畫「剔除名單」的行業將改為「受限名單」,僱員少於一百人的中小企亦可申請。至於打散工或任兼職者,計畫增設半額資助,金額劃一四千元。她預計,受惠僱員人數由一百三十萬增至一百七十四萬,需動用款項增至四百三十億元,下周二將向立法會財委會爭取撥款,冀望今次計畫,可將更多資源投放中小企業。
鑑於第五波疫情嚴峻,政府決定再次推出「保就業」計畫,林鄭月娥表示,政府於上月中公布「二○二二保就業」計畫的框架,在諮詢各持份者後,現推出「完善版」的計畫,將有多項優化措施。
每家公司上限1000人
林鄭月娥引述業界指出,希望放寬或取消早期框架對合資格領取薪金補貼僱員設月薪上限三萬元的建議,經考慮社會意見、疫情嚴峻,以及中小企或創新科技的初創企業等行業受僱人數不多但薪金較高的情況,政府同意優化後,保就業計畫不設合資格僱員月薪上限。
林鄭月娥稱,留意到業界建議,希望政府不要硬性規定僱主沿用二○二○年保就業計畫的申請數據作為合資格僱員人數上限。她指,政府提出這項要求純粹希望盡快發放津貼,但過去一年多香港變化很大,經濟一度復甦,部分行業藉機擴張,若仍用二○二○年保就業計畫的數據,或會得到較低基數,因此政府接納這項意見,容許僱主選擇。若僱主在去年曾擴張並聘請更多人手,他們可選擇不採用二○二○年保就業計畫數據,改以去年第四季實際聘用人數為合資格僱員人數上限。
就業界認為不應就領取工資補貼設僱員人數上限,林鄭月娥指,這是唯一一項政府不能全面接納的建議,政府認為既然集中資源支援中小企,便要為今年保就業計畫設立受惠僱員人數上限,但水平可以寬鬆,因此將僱員人數上限定為一千人,大型企業也可申請一千名僱員的工資補貼。
受限行業最多申請100人
至於政府早前提出剔除名單,將部分不受疫情影響的行業,例如建造業、派遞行業、藥房、超市等,當員工達五十名以上便無資格申領。林鄭月娥昨表示,很多意見認為名單規定較嚴苛,當局同意優化,名單上的企業都可申請,但受惠僱員人數設上限,不多於一百名。
此外,自僱人士和六十五歲以上人士若持有強積金帳戶,也可以申請計畫。至於打散工或任兼職者,計畫增設半額資助,金額劃一四千元,若其月薪不足八千元即可申請。她稱,勞工界堅持不能再出現讓僱主「舞高弄低」的情況,而政府吸取經驗後亦認為這要求合理,所以今次的八千元或四千元工資補貼一定會交到有關僱主的僱員手上,當局會由僱員的強積金供款確認他們收到相關津貼。
剔除名單改為受限名單
林鄭月娥表示,保就業計畫優化後,預計受惠僱員人數由原來一百三十萬名增至一百七十四萬名,需動用款項則由原來三百一十億元增至三百九十億元,連同一成應急款項,完善版計畫預計需動用約四百三十億元,立法會財務委員會下周二舉行特別會議,審批所需撥款。
鑑於第五波疫情爆發下,本港失業率攀升至百分之四點五,政府早前決定推出一萬元的「臨時失業支援」計畫。申請期接近尾聲,至今收到超過三十六萬宗申請,首批六萬名合資格市民將由下周二起收取款項,政策創新與統籌辦事處總監何珮玲表示,臨時失業支援的申請期,連同昨日只剩六天,有部分申請中心會延長服務時間,市民今日起可上網查詢申請情況。#香港新聞# #媒体手记#
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堂本光一&佐藤勝利、2作同時製作の大変さやメリットを語る 『Endless SHOCK』本編撮影&会見レポート
2022/4/6
https://t.cn/A66TinR8
2000年の初演から堂本光一主演で公演が行われ、国内のミュージカル単独主演記録を更新し続けている『SHOCK』シリーズ。2020年、新型コロナウイルスの影響によって一部公演が中止になったが、作中で提示される“Show must go on”を体現するようにさまざまな挑戦を行い、感染防止を念頭においたスピンオフ公演『Endless SHOCK -Eternal-』を上演した。2022年も引き続き『-Eternal-』公演を開催するほか、帝国劇場での公演に先駆け、『Endless SHOCK』本編の配信も行われる。本編撮影の様子が公開され、作・構成・演出・主演の堂本光一、帝国劇場公演でライバル役を務める佐藤勝利(Sexy Zone)による会見が行われた。
――『Endless SHOCK』本編を演じてみて、いかがでしたか?
堂本光一:コロナ禍で中止になり、映画の撮影をして以来なので、本編は2年ぶり。やっぱりキツイなと思いました(笑)。4月10日からはスピンオフである『-Eternal-』が始まります。二つ同時進行なので、勝利は本当に大変でしょうね。今回は時間や物理的な問題でフライングは以前の映像との組み合わせで配信。だから今回一番キツいのは殺陣ですね。
佐藤勝利:もちろん大変ですが、光一くんが「2本やるのは演出の一環でもある」と仰っていて、それをひしひしと感じています。劇場で上演するのは『-Eternal-』ですが、スピンオフということもあり、本編を経験していないと感じられない感情もあります。そして、稽古がコウイチとショウリという役にリンクしていると感じるんです。「なんで光一くん、2本同時にやるんだろう?こんなキツい稽古するんだろう?」とか(笑)。
堂本:「ミスするのはお前のせいなんだよ!」って。全部俺のせい(笑)。
佐藤:いやいや(笑)。2本やることですごく育てていただいたし、『Endless SHOCK』の世界に入らせていただいた感覚がありますね。
――勝利さんにとっては憧れの舞台だと思いますが、観るのと出るのではやはり違いますか?
堂本:やるより観てた方がいいだろ(笑)?
佐藤:制作会見でも言いましたが、『SHOCK』は僕が初めて観たエンタメ作品で、僕の人生を変えた作品なんです。観客として光一くんを真正面から見ていたのに、今はライバルとして背中を見る立ち位置になって、すごく感慨深いです。観ている方が体力的には楽ですけど、やるのはまた別の楽しさがあります。光一くんに色々なアドバイスをいただいたので、形にしていけるように頑張りたいです。
堂本:公演期間が長いので、その中で一緒に色々な発見をできたらと思っています。勝利は本当に、真面目すぎるくらい真面目。本来なら、稽古の後に食事に行ってお酒も飲みながら色々な話をして関係性を育みたいけど今はまだできない。公演期間中に、もっと色々な一面を知れたらいいですね。
――ライバルが歌う新曲『MOVE ON』に関してはどんな思いがあるでしょうか。
佐藤:これまではライバルを演じるキャストに合わせた曲でしたが、今回から『MOVE ON』を定番化していくと聞き、スタートを任される緊張がありました。この曲は、ライバルの気持ちがすごく表されている曲です。歌詞にもあるように「声を枯らすくらい」感情を込めないといけないので難しい。でも、この曲もそれ以外の部分も、光一くんがつきっきりで稽古してくださいました。そのおかげで、ライバルというキャラクターが完成したと思います。
――配信となると、編集ができるのでこだわりも出てくるかと思います。
堂本:そうは言っても時間がないんですよ。生の舞台ならではのリアルも感じていただきたいので、技術的に止めなきゃいけない部分以外はなるべく止めずにやっています。今日1日で本編を全て撮って、9日の配信に向けて編集すると同時に10日からの公演に向けたセットの変更や場当たりが始まる。スタッフもキャストもてんやわんやです。本当に申し訳ない! 誰がこんなことやろうって言い出したんだろうね。
佐藤:座長です(笑)!
堂本:(笑)。『SHOCK』は歴史があるので、稽古場でも色々な話が出るんです。初演の時はゲネプロが終わったのが開演の45分前で、セットの転換などを考えて30分押してスタートしたいと言ったらジャニーさんが「そんなのダメに決まってるじゃない!」って怒ったとか(笑)。
佐藤:ジャニーさんらしいですね(笑)。光一くんもジャニーさんのDNAを受け継いでますよね。
堂本:追い込まれないとダメなんですよ(笑)。
佐藤:でも僕も、稽古をしてるうちに追い込まれるのが快感になってきました(笑)。
堂本:こっちの世界に来たね!いいと思う!
――改めて、本編の配信や公演を楽しみにしている皆さんへのメッセージをお願いします。
佐藤:僕が初めて観た『SHOCK』の世界に入らせていただくことになりました。誠心誠意、全力でライバルという役に向き合い、コウイチを追い越すくらいの気持ちで演じます。まずは配信で本編を観ていただき、劇場に来られる方には生の舞台の迫力を楽しんでほしいと思います。
堂本:4月10日より、ここ帝国劇場で『Endless SHOCK -Eternal-』がスタートします。9日からスタートする本編の配信を観ていただけたら、スピンオフである『-Eternal-』もより楽しんでいただけると思います。今の世の中は目を覆いたくなったり耳を塞ぎたくなったりすることも多いですが、少しでも心を軽くできるエンターテインメントを届けたいと思います。ぜひよろしくお願いします。
メディアに公開されたのは、ライバルがコウイチに不満をぶつけることでカンパニーの亀裂が深まるシーンから、その後のショーステージまでの一幕後半部分。
主演を務める堂本光一は演技・パフォーマンスともにさすがの安定感でカンパニーを牽引。コウイチの台詞や態度には、コロナ禍においてもエンターテインメントの可能性を模索し、情熱と柔軟さを持って挑戦を続けてきたからこその説得力があり、胸を締め付けられる。会見では「Japanesque Showは少し短くした」という話も出ていたが、美しいダンスや殺陣は迫力満点で見応えも十分。
対する佐藤勝利は、全力で主人公にぶつかるライバルを好演。勢いと初々しさのある佇まいが魅力的だ。コウイチの「もっと高みを目指してほしい」という言葉に親心のような愛情が感じられ、新鮮な魅力がある。脇を固めるキャスト陣も、2作同時進行で稽古を進めたとは思えないキレのあるパフォーマンスを見せている。『SHOCK』シリーズ常連のふぉ~ゆ~越岡裕貴・松崎祐介やオーナー役・前田美波里、2020年から継続して出演している高田翔はもちろん、初参加の原嘉孝の演技も光っている。リカ役の綺咲愛里の華やかさ、大東立樹や今村隼人のキレのあるダンスや殺陣、様々な役を演じて作品の世界を支えるアンサンブルキャストの活躍も見逃せない。
また、一日での撮影というハードスケジュールながら、キャスト・スタッフともに疲れや気の緩みは一切感じさせない。だが、配信用カメラ・メディア共に撮影がストップしている間、キャスト陣は集中力を保ったままリラックスした雰囲気に。ステージ上に残っていた高田が「松崎さんです!」と紹介をはじめ、松崎が客席に向かって元気に手を振ってアピールするなど和気あいあいとした様子も見受けられ、カンパニーの仲の良さが伺えた。
本編を観たことがない方はもちろん、観たことがある方も新鮮な気持ちで楽しめるのではないかと思える、2022年版『Endless SHOCK』。無観客配信は公演開幕の前日、9日19時よりスタート。4月・5月にかけて行われる『-Eternal-』の公演に合わせて見逃し配信も行われる。
取材・文・撮影=吉田沙奈
2022/4/6
https://t.cn/A66TinR8
2000年の初演から堂本光一主演で公演が行われ、国内のミュージカル単独主演記録を更新し続けている『SHOCK』シリーズ。2020年、新型コロナウイルスの影響によって一部公演が中止になったが、作中で提示される“Show must go on”を体現するようにさまざまな挑戦を行い、感染防止を念頭においたスピンオフ公演『Endless SHOCK -Eternal-』を上演した。2022年も引き続き『-Eternal-』公演を開催するほか、帝国劇場での公演に先駆け、『Endless SHOCK』本編の配信も行われる。本編撮影の様子が公開され、作・構成・演出・主演の堂本光一、帝国劇場公演でライバル役を務める佐藤勝利(Sexy Zone)による会見が行われた。
――『Endless SHOCK』本編を演じてみて、いかがでしたか?
堂本光一:コロナ禍で中止になり、映画の撮影をして以来なので、本編は2年ぶり。やっぱりキツイなと思いました(笑)。4月10日からはスピンオフである『-Eternal-』が始まります。二つ同時進行なので、勝利は本当に大変でしょうね。今回は時間や物理的な問題でフライングは以前の映像との組み合わせで配信。だから今回一番キツいのは殺陣ですね。
佐藤勝利:もちろん大変ですが、光一くんが「2本やるのは演出の一環でもある」と仰っていて、それをひしひしと感じています。劇場で上演するのは『-Eternal-』ですが、スピンオフということもあり、本編を経験していないと感じられない感情もあります。そして、稽古がコウイチとショウリという役にリンクしていると感じるんです。「なんで光一くん、2本同時にやるんだろう?こんなキツい稽古するんだろう?」とか(笑)。
堂本:「ミスするのはお前のせいなんだよ!」って。全部俺のせい(笑)。
佐藤:いやいや(笑)。2本やることですごく育てていただいたし、『Endless SHOCK』の世界に入らせていただいた感覚がありますね。
――勝利さんにとっては憧れの舞台だと思いますが、観るのと出るのではやはり違いますか?
堂本:やるより観てた方がいいだろ(笑)?
佐藤:制作会見でも言いましたが、『SHOCK』は僕が初めて観たエンタメ作品で、僕の人生を変えた作品なんです。観客として光一くんを真正面から見ていたのに、今はライバルとして背中を見る立ち位置になって、すごく感慨深いです。観ている方が体力的には楽ですけど、やるのはまた別の楽しさがあります。光一くんに色々なアドバイスをいただいたので、形にしていけるように頑張りたいです。
堂本:公演期間が長いので、その中で一緒に色々な発見をできたらと思っています。勝利は本当に、真面目すぎるくらい真面目。本来なら、稽古の後に食事に行ってお酒も飲みながら色々な話をして関係性を育みたいけど今はまだできない。公演期間中に、もっと色々な一面を知れたらいいですね。
――ライバルが歌う新曲『MOVE ON』に関してはどんな思いがあるでしょうか。
佐藤:これまではライバルを演じるキャストに合わせた曲でしたが、今回から『MOVE ON』を定番化していくと聞き、スタートを任される緊張がありました。この曲は、ライバルの気持ちがすごく表されている曲です。歌詞にもあるように「声を枯らすくらい」感情を込めないといけないので難しい。でも、この曲もそれ以外の部分も、光一くんがつきっきりで稽古してくださいました。そのおかげで、ライバルというキャラクターが完成したと思います。
――配信となると、編集ができるのでこだわりも出てくるかと思います。
堂本:そうは言っても時間がないんですよ。生の舞台ならではのリアルも感じていただきたいので、技術的に止めなきゃいけない部分以外はなるべく止めずにやっています。今日1日で本編を全て撮って、9日の配信に向けて編集すると同時に10日からの公演に向けたセットの変更や場当たりが始まる。スタッフもキャストもてんやわんやです。本当に申し訳ない! 誰がこんなことやろうって言い出したんだろうね。
佐藤:座長です(笑)!
堂本:(笑)。『SHOCK』は歴史があるので、稽古場でも色々な話が出るんです。初演の時はゲネプロが終わったのが開演の45分前で、セットの転換などを考えて30分押してスタートしたいと言ったらジャニーさんが「そんなのダメに決まってるじゃない!」って怒ったとか(笑)。
佐藤:ジャニーさんらしいですね(笑)。光一くんもジャニーさんのDNAを受け継いでますよね。
堂本:追い込まれないとダメなんですよ(笑)。
佐藤:でも僕も、稽古をしてるうちに追い込まれるのが快感になってきました(笑)。
堂本:こっちの世界に来たね!いいと思う!
――改めて、本編の配信や公演を楽しみにしている皆さんへのメッセージをお願いします。
佐藤:僕が初めて観た『SHOCK』の世界に入らせていただくことになりました。誠心誠意、全力でライバルという役に向き合い、コウイチを追い越すくらいの気持ちで演じます。まずは配信で本編を観ていただき、劇場に来られる方には生の舞台の迫力を楽しんでほしいと思います。
堂本:4月10日より、ここ帝国劇場で『Endless SHOCK -Eternal-』がスタートします。9日からスタートする本編の配信を観ていただけたら、スピンオフである『-Eternal-』もより楽しんでいただけると思います。今の世の中は目を覆いたくなったり耳を塞ぎたくなったりすることも多いですが、少しでも心を軽くできるエンターテインメントを届けたいと思います。ぜひよろしくお願いします。
メディアに公開されたのは、ライバルがコウイチに不満をぶつけることでカンパニーの亀裂が深まるシーンから、その後のショーステージまでの一幕後半部分。
主演を務める堂本光一は演技・パフォーマンスともにさすがの安定感でカンパニーを牽引。コウイチの台詞や態度には、コロナ禍においてもエンターテインメントの可能性を模索し、情熱と柔軟さを持って挑戦を続けてきたからこその説得力があり、胸を締め付けられる。会見では「Japanesque Showは少し短くした」という話も出ていたが、美しいダンスや殺陣は迫力満点で見応えも十分。
対する佐藤勝利は、全力で主人公にぶつかるライバルを好演。勢いと初々しさのある佇まいが魅力的だ。コウイチの「もっと高みを目指してほしい」という言葉に親心のような愛情が感じられ、新鮮な魅力がある。脇を固めるキャスト陣も、2作同時進行で稽古を進めたとは思えないキレのあるパフォーマンスを見せている。『SHOCK』シリーズ常連のふぉ~ゆ~越岡裕貴・松崎祐介やオーナー役・前田美波里、2020年から継続して出演している高田翔はもちろん、初参加の原嘉孝の演技も光っている。リカ役の綺咲愛里の華やかさ、大東立樹や今村隼人のキレのあるダンスや殺陣、様々な役を演じて作品の世界を支えるアンサンブルキャストの活躍も見逃せない。
また、一日での撮影というハードスケジュールながら、キャスト・スタッフともに疲れや気の緩みは一切感じさせない。だが、配信用カメラ・メディア共に撮影がストップしている間、キャスト陣は集中力を保ったままリラックスした雰囲気に。ステージ上に残っていた高田が「松崎さんです!」と紹介をはじめ、松崎が客席に向かって元気に手を振ってアピールするなど和気あいあいとした様子も見受けられ、カンパニーの仲の良さが伺えた。
本編を観たことがない方はもちろん、観たことがある方も新鮮な気持ちで楽しめるのではないかと思える、2022年版『Endless SHOCK』。無観客配信は公演開幕の前日、9日19時よりスタート。4月・5月にかけて行われる『-Eternal-』の公演に合わせて見逃し配信も行われる。
取材・文・撮影=吉田沙奈
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