#CRI日语新闻# 【世界図書・著作権デー 中国「本のスポット」を巡る旅(2)江蘇省南京市先鋒書店】江蘇省南京市内の園博園にある先鋒書店は、巨大なコンクリート製のサイロ10本を再利用して作られました。サイロは見る人に、無限に伸びていくイメージを与えます。人々を無限の精神世界に誘う読書の真髄に、まさにぴったりと合致しています。#423世界读书日#
2022.04.18
望月歩さんが銀髪ホスト役で出演決定!
4月25日(月)放送の第3話に人気若手俳優・望月歩さんが出演!弱冠21歳でありながら映画、ドラマで数々の難役を演じてきた実力派の望月さんが挑むのは、自身初となるホスト役!役作りのため銀髪に染め上げ、胸元を大きく広げた柄ものシャツにダークスーツ、さらにはピアス、金のネックレス、指輪を身につけたビジュアルを披露!演じるのは黒丑益也(くろうし・ますや)という殺人容疑をかけられたワケありホストです。“苦労しますや” という名の通り、災難が降りかかって……。
第3話のエピソードは、ある日、麗子(綾瀬はるか)のもとへ“武田信玄”を名乗る男から弁護依頼の電話が入るところから始まります。指定の場所へ向かった麗子を待ち受けていたのは、殺人現場で周囲に睨みを利かせているホスト・黒丑益也(望月歩)でした。どうやら黒丑は、ホストクラブでは“武田信玄”という源氏名で働いているとのこと。死体の身元は進藤不動産社長の進藤昌夫。第一発見者は黒丑で、死体を発見するなり速攻で警察に通報していたのです。
3ヵ月前、黒丑は進藤から立ち退きの話を持ちかけられていました。そのときは穏便な雰囲気だったのですが、数週間前、再び訪ねてきた進藤はまるで人が変わったように、「1ヵ月以内に出て行け」と強引に迫ってきたというのです。そのことに黒丑は憤慨しながらも、改めて交渉しようと進藤のオフィスを訪ねたところ、今回の殺人現場に遭遇したというのですが……。
この黒丑は、原作者・新川帆立氏の新刊『剣持麗子のワンナイト推理』(宝島社)に登場するキャラクター。小説から飛び出した黒丑が、ドラマの中ででどんな役割を果たしていくのか注目です。また、第3話以降は、『剣持麗子のワンナイト推理』の事件やドラマオリジナル事件が1話完結で描かれていきますので、ドラマと小説、それぞれの世界観をお楽しみください!
殺人容疑を否認する美しきホストの本当の素顔とは?第3話は25日(月)21時から放送!敏腕弁護士・剣持麗子がミステリー小説愛好家の篠田(大泉洋)とバディを組み不可解な事件の真相を暴きます!
コメント
望月歩さん
● 台本を読んだ感想は?
「ミステリーだけど一人一人の人間らしさが出ている所がとても面白いと思いました。登場人物のキャラが濃いので、その皆さんと現場でお会いするのがとても楽しみになりました」
● 演じる黒丑益也について考えたことは?
「人生初のホスト役なので楽しみです!普段あまり髪の毛を染めることはないので、銀髪にしてみてすごく新鮮に感じています。あと、黒丑はお酒がすごく強いという設定なので(笑)、お酒を飲んだ翌日の体が重い感覚、だるさみたいなものを役作りで体感してみました」
● 撮影現場の雰囲気はいかがですか?
「綾瀬はるかさんのことは以前から作品を拝見していて、とても好きな俳優の方ですので、正直すごく緊張しています…。でも、“絶対にいい作品ができる!”と感じる熱い現場なので、黒丑役として一生懸命汗をかきたいと思います!」
● 視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。
「ミステリーの中でも、とても親しみやすい作風だと思います。一人一人の人間らしさを味わって頂ければうれしいです。僕自身、作品のポップな部分を壊さないよう黒丑というキャラクターを演じていきたいと思います」
プロデュース・金城綾香(フジテレビ第一制作部)
「黒丑益也は非常に謎めいた青年です。底抜けに明るいところもありながら、一方で誰にも言えない秘密を抱えている。そんな相反する顔を持つ黒丑を、どんな表情も自分のものにできる俳優さんに演じていただきたいと思い、望月歩さんにオファーさせていただきました。お芝居の力はさることながら、ホストのイメージとかけ離れた望月さんが一体どんな新しい顔を見せてくださるのか、とても楽しみです。物語は第3話から、麗子さんと篠田さんが全く新しい事件に立ち向かっていきます!どんどん育っていくバディ感にご期待ください!」
望月歩さんが銀髪ホスト役で出演決定!
4月25日(月)放送の第3話に人気若手俳優・望月歩さんが出演!弱冠21歳でありながら映画、ドラマで数々の難役を演じてきた実力派の望月さんが挑むのは、自身初となるホスト役!役作りのため銀髪に染め上げ、胸元を大きく広げた柄ものシャツにダークスーツ、さらにはピアス、金のネックレス、指輪を身につけたビジュアルを披露!演じるのは黒丑益也(くろうし・ますや)という殺人容疑をかけられたワケありホストです。“苦労しますや” という名の通り、災難が降りかかって……。
第3話のエピソードは、ある日、麗子(綾瀬はるか)のもとへ“武田信玄”を名乗る男から弁護依頼の電話が入るところから始まります。指定の場所へ向かった麗子を待ち受けていたのは、殺人現場で周囲に睨みを利かせているホスト・黒丑益也(望月歩)でした。どうやら黒丑は、ホストクラブでは“武田信玄”という源氏名で働いているとのこと。死体の身元は進藤不動産社長の進藤昌夫。第一発見者は黒丑で、死体を発見するなり速攻で警察に通報していたのです。
3ヵ月前、黒丑は進藤から立ち退きの話を持ちかけられていました。そのときは穏便な雰囲気だったのですが、数週間前、再び訪ねてきた進藤はまるで人が変わったように、「1ヵ月以内に出て行け」と強引に迫ってきたというのです。そのことに黒丑は憤慨しながらも、改めて交渉しようと進藤のオフィスを訪ねたところ、今回の殺人現場に遭遇したというのですが……。
この黒丑は、原作者・新川帆立氏の新刊『剣持麗子のワンナイト推理』(宝島社)に登場するキャラクター。小説から飛び出した黒丑が、ドラマの中ででどんな役割を果たしていくのか注目です。また、第3話以降は、『剣持麗子のワンナイト推理』の事件やドラマオリジナル事件が1話完結で描かれていきますので、ドラマと小説、それぞれの世界観をお楽しみください!
殺人容疑を否認する美しきホストの本当の素顔とは?第3話は25日(月)21時から放送!敏腕弁護士・剣持麗子がミステリー小説愛好家の篠田(大泉洋)とバディを組み不可解な事件の真相を暴きます!
コメント
望月歩さん
● 台本を読んだ感想は?
「ミステリーだけど一人一人の人間らしさが出ている所がとても面白いと思いました。登場人物のキャラが濃いので、その皆さんと現場でお会いするのがとても楽しみになりました」
● 演じる黒丑益也について考えたことは?
「人生初のホスト役なので楽しみです!普段あまり髪の毛を染めることはないので、銀髪にしてみてすごく新鮮に感じています。あと、黒丑はお酒がすごく強いという設定なので(笑)、お酒を飲んだ翌日の体が重い感覚、だるさみたいなものを役作りで体感してみました」
● 撮影現場の雰囲気はいかがですか?
「綾瀬はるかさんのことは以前から作品を拝見していて、とても好きな俳優の方ですので、正直すごく緊張しています…。でも、“絶対にいい作品ができる!”と感じる熱い現場なので、黒丑役として一生懸命汗をかきたいと思います!」
● 視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。
「ミステリーの中でも、とても親しみやすい作風だと思います。一人一人の人間らしさを味わって頂ければうれしいです。僕自身、作品のポップな部分を壊さないよう黒丑というキャラクターを演じていきたいと思います」
プロデュース・金城綾香(フジテレビ第一制作部)
「黒丑益也は非常に謎めいた青年です。底抜けに明るいところもありながら、一方で誰にも言えない秘密を抱えている。そんな相反する顔を持つ黒丑を、どんな表情も自分のものにできる俳優さんに演じていただきたいと思い、望月歩さんにオファーさせていただきました。お芝居の力はさることながら、ホストのイメージとかけ離れた望月さんが一体どんな新しい顔を見せてくださるのか、とても楽しみです。物語は第3話から、麗子さんと篠田さんが全く新しい事件に立ち向かっていきます!どんどん育っていくバディ感にご期待ください!」
堂本光一&佐藤勝利、2作同時製作の大変さやメリットを語る 『Endless SHOCK』本編撮影&会見レポート
2022/4/6
https://t.cn/A66TinR8
2000年の初演から堂本光一主演で公演が行われ、国内のミュージカル単独主演記録を更新し続けている『SHOCK』シリーズ。2020年、新型コロナウイルスの影響によって一部公演が中止になったが、作中で提示される“Show must go on”を体現するようにさまざまな挑戦を行い、感染防止を念頭においたスピンオフ公演『Endless SHOCK -Eternal-』を上演した。2022年も引き続き『-Eternal-』公演を開催するほか、帝国劇場での公演に先駆け、『Endless SHOCK』本編の配信も行われる。本編撮影の様子が公開され、作・構成・演出・主演の堂本光一、帝国劇場公演でライバル役を務める佐藤勝利(Sexy Zone)による会見が行われた。
――『Endless SHOCK』本編を演じてみて、いかがでしたか?
堂本光一:コロナ禍で中止になり、映画の撮影をして以来なので、本編は2年ぶり。やっぱりキツイなと思いました(笑)。4月10日からはスピンオフである『-Eternal-』が始まります。二つ同時進行なので、勝利は本当に大変でしょうね。今回は時間や物理的な問題でフライングは以前の映像との組み合わせで配信。だから今回一番キツいのは殺陣ですね。
佐藤勝利:もちろん大変ですが、光一くんが「2本やるのは演出の一環でもある」と仰っていて、それをひしひしと感じています。劇場で上演するのは『-Eternal-』ですが、スピンオフということもあり、本編を経験していないと感じられない感情もあります。そして、稽古がコウイチとショウリという役にリンクしていると感じるんです。「なんで光一くん、2本同時にやるんだろう?こんなキツい稽古するんだろう?」とか(笑)。
堂本:「ミスするのはお前のせいなんだよ!」って。全部俺のせい(笑)。
佐藤:いやいや(笑)。2本やることですごく育てていただいたし、『Endless SHOCK』の世界に入らせていただいた感覚がありますね。
――勝利さんにとっては憧れの舞台だと思いますが、観るのと出るのではやはり違いますか?
堂本:やるより観てた方がいいだろ(笑)?
佐藤:制作会見でも言いましたが、『SHOCK』は僕が初めて観たエンタメ作品で、僕の人生を変えた作品なんです。観客として光一くんを真正面から見ていたのに、今はライバルとして背中を見る立ち位置になって、すごく感慨深いです。観ている方が体力的には楽ですけど、やるのはまた別の楽しさがあります。光一くんに色々なアドバイスをいただいたので、形にしていけるように頑張りたいです。
堂本:公演期間が長いので、その中で一緒に色々な発見をできたらと思っています。勝利は本当に、真面目すぎるくらい真面目。本来なら、稽古の後に食事に行ってお酒も飲みながら色々な話をして関係性を育みたいけど今はまだできない。公演期間中に、もっと色々な一面を知れたらいいですね。
――ライバルが歌う新曲『MOVE ON』に関してはどんな思いがあるでしょうか。
佐藤:これまではライバルを演じるキャストに合わせた曲でしたが、今回から『MOVE ON』を定番化していくと聞き、スタートを任される緊張がありました。この曲は、ライバルの気持ちがすごく表されている曲です。歌詞にもあるように「声を枯らすくらい」感情を込めないといけないので難しい。でも、この曲もそれ以外の部分も、光一くんがつきっきりで稽古してくださいました。そのおかげで、ライバルというキャラクターが完成したと思います。
――配信となると、編集ができるのでこだわりも出てくるかと思います。
堂本:そうは言っても時間がないんですよ。生の舞台ならではのリアルも感じていただきたいので、技術的に止めなきゃいけない部分以外はなるべく止めずにやっています。今日1日で本編を全て撮って、9日の配信に向けて編集すると同時に10日からの公演に向けたセットの変更や場当たりが始まる。スタッフもキャストもてんやわんやです。本当に申し訳ない! 誰がこんなことやろうって言い出したんだろうね。
佐藤:座長です(笑)!
堂本:(笑)。『SHOCK』は歴史があるので、稽古場でも色々な話が出るんです。初演の時はゲネプロが終わったのが開演の45分前で、セットの転換などを考えて30分押してスタートしたいと言ったらジャニーさんが「そんなのダメに決まってるじゃない!」って怒ったとか(笑)。
佐藤:ジャニーさんらしいですね(笑)。光一くんもジャニーさんのDNAを受け継いでますよね。
堂本:追い込まれないとダメなんですよ(笑)。
佐藤:でも僕も、稽古をしてるうちに追い込まれるのが快感になってきました(笑)。
堂本:こっちの世界に来たね!いいと思う!
――改めて、本編の配信や公演を楽しみにしている皆さんへのメッセージをお願いします。
佐藤:僕が初めて観た『SHOCK』の世界に入らせていただくことになりました。誠心誠意、全力でライバルという役に向き合い、コウイチを追い越すくらいの気持ちで演じます。まずは配信で本編を観ていただき、劇場に来られる方には生の舞台の迫力を楽しんでほしいと思います。
堂本:4月10日より、ここ帝国劇場で『Endless SHOCK -Eternal-』がスタートします。9日からスタートする本編の配信を観ていただけたら、スピンオフである『-Eternal-』もより楽しんでいただけると思います。今の世の中は目を覆いたくなったり耳を塞ぎたくなったりすることも多いですが、少しでも心を軽くできるエンターテインメントを届けたいと思います。ぜひよろしくお願いします。
メディアに公開されたのは、ライバルがコウイチに不満をぶつけることでカンパニーの亀裂が深まるシーンから、その後のショーステージまでの一幕後半部分。
主演を務める堂本光一は演技・パフォーマンスともにさすがの安定感でカンパニーを牽引。コウイチの台詞や態度には、コロナ禍においてもエンターテインメントの可能性を模索し、情熱と柔軟さを持って挑戦を続けてきたからこその説得力があり、胸を締め付けられる。会見では「Japanesque Showは少し短くした」という話も出ていたが、美しいダンスや殺陣は迫力満点で見応えも十分。
対する佐藤勝利は、全力で主人公にぶつかるライバルを好演。勢いと初々しさのある佇まいが魅力的だ。コウイチの「もっと高みを目指してほしい」という言葉に親心のような愛情が感じられ、新鮮な魅力がある。脇を固めるキャスト陣も、2作同時進行で稽古を進めたとは思えないキレのあるパフォーマンスを見せている。『SHOCK』シリーズ常連のふぉ~ゆ~越岡裕貴・松崎祐介やオーナー役・前田美波里、2020年から継続して出演している高田翔はもちろん、初参加の原嘉孝の演技も光っている。リカ役の綺咲愛里の華やかさ、大東立樹や今村隼人のキレのあるダンスや殺陣、様々な役を演じて作品の世界を支えるアンサンブルキャストの活躍も見逃せない。
また、一日での撮影というハードスケジュールながら、キャスト・スタッフともに疲れや気の緩みは一切感じさせない。だが、配信用カメラ・メディア共に撮影がストップしている間、キャスト陣は集中力を保ったままリラックスした雰囲気に。ステージ上に残っていた高田が「松崎さんです!」と紹介をはじめ、松崎が客席に向かって元気に手を振ってアピールするなど和気あいあいとした様子も見受けられ、カンパニーの仲の良さが伺えた。
本編を観たことがない方はもちろん、観たことがある方も新鮮な気持ちで楽しめるのではないかと思える、2022年版『Endless SHOCK』。無観客配信は公演開幕の前日、9日19時よりスタート。4月・5月にかけて行われる『-Eternal-』の公演に合わせて見逃し配信も行われる。
取材・文・撮影=吉田沙奈
2022/4/6
https://t.cn/A66TinR8
2000年の初演から堂本光一主演で公演が行われ、国内のミュージカル単独主演記録を更新し続けている『SHOCK』シリーズ。2020年、新型コロナウイルスの影響によって一部公演が中止になったが、作中で提示される“Show must go on”を体現するようにさまざまな挑戦を行い、感染防止を念頭においたスピンオフ公演『Endless SHOCK -Eternal-』を上演した。2022年も引き続き『-Eternal-』公演を開催するほか、帝国劇場での公演に先駆け、『Endless SHOCK』本編の配信も行われる。本編撮影の様子が公開され、作・構成・演出・主演の堂本光一、帝国劇場公演でライバル役を務める佐藤勝利(Sexy Zone)による会見が行われた。
――『Endless SHOCK』本編を演じてみて、いかがでしたか?
堂本光一:コロナ禍で中止になり、映画の撮影をして以来なので、本編は2年ぶり。やっぱりキツイなと思いました(笑)。4月10日からはスピンオフである『-Eternal-』が始まります。二つ同時進行なので、勝利は本当に大変でしょうね。今回は時間や物理的な問題でフライングは以前の映像との組み合わせで配信。だから今回一番キツいのは殺陣ですね。
佐藤勝利:もちろん大変ですが、光一くんが「2本やるのは演出の一環でもある」と仰っていて、それをひしひしと感じています。劇場で上演するのは『-Eternal-』ですが、スピンオフということもあり、本編を経験していないと感じられない感情もあります。そして、稽古がコウイチとショウリという役にリンクしていると感じるんです。「なんで光一くん、2本同時にやるんだろう?こんなキツい稽古するんだろう?」とか(笑)。
堂本:「ミスするのはお前のせいなんだよ!」って。全部俺のせい(笑)。
佐藤:いやいや(笑)。2本やることですごく育てていただいたし、『Endless SHOCK』の世界に入らせていただいた感覚がありますね。
――勝利さんにとっては憧れの舞台だと思いますが、観るのと出るのではやはり違いますか?
堂本:やるより観てた方がいいだろ(笑)?
佐藤:制作会見でも言いましたが、『SHOCK』は僕が初めて観たエンタメ作品で、僕の人生を変えた作品なんです。観客として光一くんを真正面から見ていたのに、今はライバルとして背中を見る立ち位置になって、すごく感慨深いです。観ている方が体力的には楽ですけど、やるのはまた別の楽しさがあります。光一くんに色々なアドバイスをいただいたので、形にしていけるように頑張りたいです。
堂本:公演期間が長いので、その中で一緒に色々な発見をできたらと思っています。勝利は本当に、真面目すぎるくらい真面目。本来なら、稽古の後に食事に行ってお酒も飲みながら色々な話をして関係性を育みたいけど今はまだできない。公演期間中に、もっと色々な一面を知れたらいいですね。
――ライバルが歌う新曲『MOVE ON』に関してはどんな思いがあるでしょうか。
佐藤:これまではライバルを演じるキャストに合わせた曲でしたが、今回から『MOVE ON』を定番化していくと聞き、スタートを任される緊張がありました。この曲は、ライバルの気持ちがすごく表されている曲です。歌詞にもあるように「声を枯らすくらい」感情を込めないといけないので難しい。でも、この曲もそれ以外の部分も、光一くんがつきっきりで稽古してくださいました。そのおかげで、ライバルというキャラクターが完成したと思います。
――配信となると、編集ができるのでこだわりも出てくるかと思います。
堂本:そうは言っても時間がないんですよ。生の舞台ならではのリアルも感じていただきたいので、技術的に止めなきゃいけない部分以外はなるべく止めずにやっています。今日1日で本編を全て撮って、9日の配信に向けて編集すると同時に10日からの公演に向けたセットの変更や場当たりが始まる。スタッフもキャストもてんやわんやです。本当に申し訳ない! 誰がこんなことやろうって言い出したんだろうね。
佐藤:座長です(笑)!
堂本:(笑)。『SHOCK』は歴史があるので、稽古場でも色々な話が出るんです。初演の時はゲネプロが終わったのが開演の45分前で、セットの転換などを考えて30分押してスタートしたいと言ったらジャニーさんが「そんなのダメに決まってるじゃない!」って怒ったとか(笑)。
佐藤:ジャニーさんらしいですね(笑)。光一くんもジャニーさんのDNAを受け継いでますよね。
堂本:追い込まれないとダメなんですよ(笑)。
佐藤:でも僕も、稽古をしてるうちに追い込まれるのが快感になってきました(笑)。
堂本:こっちの世界に来たね!いいと思う!
――改めて、本編の配信や公演を楽しみにしている皆さんへのメッセージをお願いします。
佐藤:僕が初めて観た『SHOCK』の世界に入らせていただくことになりました。誠心誠意、全力でライバルという役に向き合い、コウイチを追い越すくらいの気持ちで演じます。まずは配信で本編を観ていただき、劇場に来られる方には生の舞台の迫力を楽しんでほしいと思います。
堂本:4月10日より、ここ帝国劇場で『Endless SHOCK -Eternal-』がスタートします。9日からスタートする本編の配信を観ていただけたら、スピンオフである『-Eternal-』もより楽しんでいただけると思います。今の世の中は目を覆いたくなったり耳を塞ぎたくなったりすることも多いですが、少しでも心を軽くできるエンターテインメントを届けたいと思います。ぜひよろしくお願いします。
メディアに公開されたのは、ライバルがコウイチに不満をぶつけることでカンパニーの亀裂が深まるシーンから、その後のショーステージまでの一幕後半部分。
主演を務める堂本光一は演技・パフォーマンスともにさすがの安定感でカンパニーを牽引。コウイチの台詞や態度には、コロナ禍においてもエンターテインメントの可能性を模索し、情熱と柔軟さを持って挑戦を続けてきたからこその説得力があり、胸を締め付けられる。会見では「Japanesque Showは少し短くした」という話も出ていたが、美しいダンスや殺陣は迫力満点で見応えも十分。
対する佐藤勝利は、全力で主人公にぶつかるライバルを好演。勢いと初々しさのある佇まいが魅力的だ。コウイチの「もっと高みを目指してほしい」という言葉に親心のような愛情が感じられ、新鮮な魅力がある。脇を固めるキャスト陣も、2作同時進行で稽古を進めたとは思えないキレのあるパフォーマンスを見せている。『SHOCK』シリーズ常連のふぉ~ゆ~越岡裕貴・松崎祐介やオーナー役・前田美波里、2020年から継続して出演している高田翔はもちろん、初参加の原嘉孝の演技も光っている。リカ役の綺咲愛里の華やかさ、大東立樹や今村隼人のキレのあるダンスや殺陣、様々な役を演じて作品の世界を支えるアンサンブルキャストの活躍も見逃せない。
また、一日での撮影というハードスケジュールながら、キャスト・スタッフともに疲れや気の緩みは一切感じさせない。だが、配信用カメラ・メディア共に撮影がストップしている間、キャスト陣は集中力を保ったままリラックスした雰囲気に。ステージ上に残っていた高田が「松崎さんです!」と紹介をはじめ、松崎が客席に向かって元気に手を振ってアピールするなど和気あいあいとした様子も見受けられ、カンパニーの仲の良さが伺えた。
本編を観たことがない方はもちろん、観たことがある方も新鮮な気持ちで楽しめるのではないかと思える、2022年版『Endless SHOCK』。無観客配信は公演開幕の前日、9日19時よりスタート。4月・5月にかけて行われる『-Eternal-』の公演に合わせて見逃し配信も行われる。
取材・文・撮影=吉田沙奈
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