#结城友奈是勇者# 音乐专辑『勇気の歌』CD封面公开!该专辑将于11月6日发售!
专辑信息:
「結城友奈は勇者である」ベストアルバム「勇気の歌」
11月6日発売
品番:PCCG.01819
価格:¥4,000+税(2枚組)
※酒井孝裕描き下ろしジャケット
※2020年3月7日(土)開催「結城友奈は勇者である 感謝祭」チケット優先申込券封入(申込〆切:2020年1月28日)
<DISC1>
01.ホシトハナ/讃州中学勇者部(照井春佳、三森すずこ、内山夕実、黒沢ともよ、長妻樹里)
作詞:中村彼方 作曲・編曲:岡部啓一(MONACA)
02.soda pops/犬吠埼 風(CV:内山夕実)
作詞:中村彼方 作曲:遠藤直弥 編曲:EFFY
03.○△□/結城友奈(CV:照井春佳)&三好夏凜(CV:長妻樹里)
作詞:中村彼方 作曲・編曲:小松一也
04.古今無双/東郷美森(CV:三森すずこ)
作詞:中村彼方 作曲・編曲:黒田賢一
05.祈りの歌 acoustic guitar ver./犬吠埼 樹(CV:黒沢ともよ)
作詞:中村彼方 作曲:shilo 編曲:Meis Clauson
06.ユウガオ/Emi Evans
作曲・編曲:帆足圭吾(MONACA)
07.ウスユキソウ/Emi Evans
作曲・編曲:岡部啓一(MONACA)
08.Aurora Days/讃州中学勇者部(照井春佳、三森すずこ、内山夕実、黒沢ともよ、長妻樹里)
作詞:中村彼方 作曲:光増ハジメ 編曲:EFFY
09.Hello Girls/結城友奈(CV:照井春佳)
作詞:中村彼方 作曲・編曲:向井健太
10.時計仕掛けの記憶/東郷美森(CV:三森すずこ)
作詞:中村彼方 作曲:光増ハジメ 編曲:EFFY
11.EXODUS/乃木園子(CV:花澤香菜)
作詞:中村彼方 作曲:光増ハジメ 編曲:EFFY
12.ありったけlove for you/犬吠埼 風(CV:内山夕実)
作詞:中村彼方 作曲:中野ゆう 編曲:遠藤直弥
13.カラフルワールド/犬吠埼 樹(CV:黒沢ともよ)
作詞:中村彼方 作曲・編曲:小松一也
14.! ERROR !/三好夏凜(CV:長妻樹里)
作詞:中村彼方 作曲:+9 編曲:遠藤直弥
15.FOLLOW TOMORROW ME/結城友奈(CV:照井春佳)※CD初収録
作詞:中村彼方 作曲:光増ハジメ 編曲:EFFY
16.花火/東郷美森(CV:三森すずこ)※CD初収録
作詞:中村彼方 作曲:光増ハジメ 編曲:EFFY
17.ユメ見ノクニ/乃木園子(CV:花澤香菜)※CD初収録
作詞:中村彼方 作曲・編曲:伊藤 賢
18.Yellow Ocean/犬吠埼 風(CV:内山夕実)※CD初収録
作詞:中村彼方 作曲・編曲:小松一也
19.憧憬/犬吠埼 樹(CV:黒沢ともよ)※CD初収録
作詞:中村彼方 作曲・編曲:田熊知在
20.KIZUNA/三好夏凜(CV:長妻樹里)※CD初収録
作詞:中村彼方 作曲・編曲:EFFY
21.勇気のバトン/讃州中学勇者部(照井春佳、三森すずこ、内山夕実、黒沢ともよ、長妻樹里)
作詞:中村彼方 作曲・編曲:岡部啓一(MONACA)
<DISC2>
01.サキワフハナ/三森すずこ
作詞:中村彼方 作曲・編曲:岡部啓一
02.エガオノキミヘ/三森すずこ
作詞:中村彼方 作曲:蔦屋好位置 編曲:野間康介
03.ともだち/鷲尾須美(CV:三森すずこ)、乃木園子(CV:花澤香菜)、三ノ輪銀(CV:花守ゆみり)
作詞:中村彼方 作曲:光増ハジメ 編曲:EFFY
04.国防体操/鷲尾須美 ※CD初収録
作詞:中村彼方 作曲・編曲:EFFY
05.ゼラニウム/Emi Evans
作曲・編曲:帆足圭吾(MONACA)
06.たましい/三ノ輪銀(CV:花守ゆみり)
作詞:中村彼方 作曲・編曲:HIROTOMO、塚田耕平
07.少女の願い/Emi Evans
作曲・編曲:帆足圭吾(MONACA)
08.やくそく/鷲尾須美(CV:三森すずこ)、乃木園子(CV:花澤香菜)
作詞:中村彼方 作曲:三井真一 編曲:三谷秀甫
09.タネトハナ/Emi Evans
作曲・編曲:岡部啓一(MONACA)
10.祈りの歌/犬吠埼 樹(CV:黒沢ともよ)
作詞:中村彼方 作曲:shilo 編曲:Meis Clauson
11.ハナコトバ/讃州中学勇者部(照井春佳、三森すずこ、内山夕実、黒沢ともよ、長妻樹里、花澤香菜)
作詞:中村彼方 作曲・編曲:岡部啓一(MONACA)
12.花冠/Emi Evans
作曲・編曲:岡部啓一、帆足圭吾(MONACA)
13.勇者たちのララバイ/讃州中学勇者部 (照井春佳、三森すずこ、内山夕実、黒沢ともよ、長妻樹里、花澤香菜)
作詞:中村彼方 作曲:岡部啓一(MONACA) 編曲:岡部啓一、高橋邦幸(MONACA)
14.キボウノツボミ/乃木若葉(CV:大橋彩香)、上里ひなた(CV:高野麻里佳)、高嶋友奈(CV:照井春佳)、郡 千景(CV:鈴木愛奈)、土居球子(CV:本渡楓)、伊予島 杏(CV:近藤玲奈) ※新録
作詞:中村彼方 作曲・編曲:岡部啓一(MONACA)
15.勇気のバトン/乃木若葉(CV:大橋彩香)、上里ひなた(CV:高野麻里佳)、高嶋友奈(CV:照井春佳)、郡 千景(CV:鈴木愛奈)、土居球子(CV:本渡楓)、伊予島 杏(CV:近藤玲奈)※新録
作詞:中村彼方 作曲・編曲:岡部啓一(MONACA) https://t.cn/RJqepsh
专辑信息:
「結城友奈は勇者である」ベストアルバム「勇気の歌」
11月6日発売
品番:PCCG.01819
価格:¥4,000+税(2枚組)
※酒井孝裕描き下ろしジャケット
※2020年3月7日(土)開催「結城友奈は勇者である 感謝祭」チケット優先申込券封入(申込〆切:2020年1月28日)
<DISC1>
01.ホシトハナ/讃州中学勇者部(照井春佳、三森すずこ、内山夕実、黒沢ともよ、長妻樹里)
作詞:中村彼方 作曲・編曲:岡部啓一(MONACA)
02.soda pops/犬吠埼 風(CV:内山夕実)
作詞:中村彼方 作曲:遠藤直弥 編曲:EFFY
03.○△□/結城友奈(CV:照井春佳)&三好夏凜(CV:長妻樹里)
作詞:中村彼方 作曲・編曲:小松一也
04.古今無双/東郷美森(CV:三森すずこ)
作詞:中村彼方 作曲・編曲:黒田賢一
05.祈りの歌 acoustic guitar ver./犬吠埼 樹(CV:黒沢ともよ)
作詞:中村彼方 作曲:shilo 編曲:Meis Clauson
06.ユウガオ/Emi Evans
作曲・編曲:帆足圭吾(MONACA)
07.ウスユキソウ/Emi Evans
作曲・編曲:岡部啓一(MONACA)
08.Aurora Days/讃州中学勇者部(照井春佳、三森すずこ、内山夕実、黒沢ともよ、長妻樹里)
作詞:中村彼方 作曲:光増ハジメ 編曲:EFFY
09.Hello Girls/結城友奈(CV:照井春佳)
作詞:中村彼方 作曲・編曲:向井健太
10.時計仕掛けの記憶/東郷美森(CV:三森すずこ)
作詞:中村彼方 作曲:光増ハジメ 編曲:EFFY
11.EXODUS/乃木園子(CV:花澤香菜)
作詞:中村彼方 作曲:光増ハジメ 編曲:EFFY
12.ありったけlove for you/犬吠埼 風(CV:内山夕実)
作詞:中村彼方 作曲:中野ゆう 編曲:遠藤直弥
13.カラフルワールド/犬吠埼 樹(CV:黒沢ともよ)
作詞:中村彼方 作曲・編曲:小松一也
14.! ERROR !/三好夏凜(CV:長妻樹里)
作詞:中村彼方 作曲:+9 編曲:遠藤直弥
15.FOLLOW TOMORROW ME/結城友奈(CV:照井春佳)※CD初収録
作詞:中村彼方 作曲:光増ハジメ 編曲:EFFY
16.花火/東郷美森(CV:三森すずこ)※CD初収録
作詞:中村彼方 作曲:光増ハジメ 編曲:EFFY
17.ユメ見ノクニ/乃木園子(CV:花澤香菜)※CD初収録
作詞:中村彼方 作曲・編曲:伊藤 賢
18.Yellow Ocean/犬吠埼 風(CV:内山夕実)※CD初収録
作詞:中村彼方 作曲・編曲:小松一也
19.憧憬/犬吠埼 樹(CV:黒沢ともよ)※CD初収録
作詞:中村彼方 作曲・編曲:田熊知在
20.KIZUNA/三好夏凜(CV:長妻樹里)※CD初収録
作詞:中村彼方 作曲・編曲:EFFY
21.勇気のバトン/讃州中学勇者部(照井春佳、三森すずこ、内山夕実、黒沢ともよ、長妻樹里)
作詞:中村彼方 作曲・編曲:岡部啓一(MONACA)
<DISC2>
01.サキワフハナ/三森すずこ
作詞:中村彼方 作曲・編曲:岡部啓一
02.エガオノキミヘ/三森すずこ
作詞:中村彼方 作曲:蔦屋好位置 編曲:野間康介
03.ともだち/鷲尾須美(CV:三森すずこ)、乃木園子(CV:花澤香菜)、三ノ輪銀(CV:花守ゆみり)
作詞:中村彼方 作曲:光増ハジメ 編曲:EFFY
04.国防体操/鷲尾須美 ※CD初収録
作詞:中村彼方 作曲・編曲:EFFY
05.ゼラニウム/Emi Evans
作曲・編曲:帆足圭吾(MONACA)
06.たましい/三ノ輪銀(CV:花守ゆみり)
作詞:中村彼方 作曲・編曲:HIROTOMO、塚田耕平
07.少女の願い/Emi Evans
作曲・編曲:帆足圭吾(MONACA)
08.やくそく/鷲尾須美(CV:三森すずこ)、乃木園子(CV:花澤香菜)
作詞:中村彼方 作曲:三井真一 編曲:三谷秀甫
09.タネトハナ/Emi Evans
作曲・編曲:岡部啓一(MONACA)
10.祈りの歌/犬吠埼 樹(CV:黒沢ともよ)
作詞:中村彼方 作曲:shilo 編曲:Meis Clauson
11.ハナコトバ/讃州中学勇者部(照井春佳、三森すずこ、内山夕実、黒沢ともよ、長妻樹里、花澤香菜)
作詞:中村彼方 作曲・編曲:岡部啓一(MONACA)
12.花冠/Emi Evans
作曲・編曲:岡部啓一、帆足圭吾(MONACA)
13.勇者たちのララバイ/讃州中学勇者部 (照井春佳、三森すずこ、内山夕実、黒沢ともよ、長妻樹里、花澤香菜)
作詞:中村彼方 作曲:岡部啓一(MONACA) 編曲:岡部啓一、高橋邦幸(MONACA)
14.キボウノツボミ/乃木若葉(CV:大橋彩香)、上里ひなた(CV:高野麻里佳)、高嶋友奈(CV:照井春佳)、郡 千景(CV:鈴木愛奈)、土居球子(CV:本渡楓)、伊予島 杏(CV:近藤玲奈) ※新録
作詞:中村彼方 作曲・編曲:岡部啓一(MONACA)
15.勇気のバトン/乃木若葉(CV:大橋彩香)、上里ひなた(CV:高野麻里佳)、高嶋友奈(CV:照井春佳)、郡 千景(CV:鈴木愛奈)、土居球子(CV:本渡楓)、伊予島 杏(CV:近藤玲奈)※新録
作詞:中村彼方 作曲・編曲:岡部啓一(MONACA) https://t.cn/RJqepsh
#齐藤京子[超话]#via. UNI'S ON AIR twi.
ドラマ④
#齊藤京子##井口真绪[超话]# の物語
『宙ぶらりん』
挿絵イラストは、しまざきジョゼさん(@joze_phine_)とコラボ!
パスポートを紛失して、空港から出られなくなった二人の少女。
切実で不条理な会話劇が始まる…
#ユニエア #ユニゾンエアー https://t.cn/Ai831wA1
ドラマ④
#齊藤京子##井口真绪[超话]# の物語
『宙ぶらりん』
挿絵イラストは、しまざきジョゼさん(@joze_phine_)とコラボ!
パスポートを紛失して、空港から出られなくなった二人の少女。
切実で不条理な会話劇が始まる…
#ユニエア #ユニゾンエアー https://t.cn/Ai831wA1
采访:声優業への感謝と愛。ミュージカルの世界にいる喜び。平野 綾の現在・過去・未来(二)
https://t.cn/AiTyRJXt
今年6月の『ランティス祭り2019』では、キョン役の杉田智和さん、古泉一樹役の小野大輔さんも加わって、SOS団5人で復活を遂げました。
杉田さんや小野さんも含めて、『ハルヒ』の絆ってすごく強くて。大変な時期をみんなで乗り越えた仲間という感覚があるので、ホントに大事なメンバーです。
私だけじゃないと思うんですけど、『ハルヒ』をきっかけに、みんなの人生が変わっちゃった感があって。
ハルヒを演じていたとき、18歳くらいですよね?
はい。作品が大きくなってひとり歩きし始めて、私たちは大きな波に飲まれてどこに行くかわからないまま、一気にいろんなことが押し寄せてきて。
今でこそ声優さんがいろいろな分野で活躍していますけど、当時は、まさか武道館デビューするとは想像もしていませんでした。海外のフェスで『ハレ晴レユカイ』を披露することになったり、『涼宮ハルヒの激奏』(大宮ソニックシティでのライブイベント)では「フルライブをやるから」と言われて、「え? それは、ぜんぶ歌ってぜんぶ踊るんですか?」って聞いたり。
今振り返ってみても、忙しすぎて限界ギリギリのなか、なんとか必死に乗り越えたという感じでした。
『ハルヒ』のメンバーと再会すると、「当時は大変だったよね」って盛り上がります(笑)。「こんなことあったよね?」「あった、あった!」って。
今はようやく落ち着いて…?
そうですね。あの頃はとにかく時間が足りなくて、それが悔しくて。あの時期にしか出せないよさがあったでしょうし、命をかけてやっていましたけど、「今持っているものをぜんぶ出し切るしかない」って乗り切ってきちゃったので。
今は、余裕を持ってひとつひとつお仕事に取り組むことができています。じっくり考えて、理解して、納得して。自分にはこういうやり方が合っていたんだなと思いますね。
幼少期に初めて抱いた夢は「ミュージカルスターになりたい」
ここからは、平野さんとミュージカルについてうかがいます。小さな頃からミュージカルがお好きだったんですよね?
子どもの頃、父の仕事の関係でニューヨークに住んでいて、ブロードウェイ・ミュージカルがきっかけでした。初めて抱いた夢が「ミュージカルスターになりたい」。絵日記とかにも描いてたんですよ。でもその絵は、ブロードウェイというよりは宝塚みたいなメイクだったんですけど(笑)。ショーアップされた華やかな世界に憧れていましたね。
8歳頃からアマチュアのミュージカルに出演して、10歳から児童劇団に入りました。その途端、苦手分野がわかって。
苦手分野?
ミュージカル『アニー』のオーディションを受けていたんですけど、絶対ダンスで落ちるんですよ(笑)。私、緊張しいなので、オーディションの前に熱が出たりして。もう踊れない~って。
今の平野さんのパフォーマンスからは想像できないですね。どんなタイプのお子さんでしたか?
大人しかったです。今と変わらず読書が好きで、学校でもひとりで本を読んでいて、あまりしゃべらないタイプでした。児童劇団では、次第に声優業やアイドル活動が忙しくなっていきました。
学生の頃、宝塚がお好きだったとか?
そうなんです。小さい頃から観てはいたんですが、高校生のときに友達の影響もあってかなりハマって。和央(ようか)さんと花總(まり)さんの頃の宙組ファンで、ずっと追っかけてました。水(夏希)さんも大好きでした。
だから、ミュージカル『レディ・ベス』で初めて花總まりさんとご一緒したときは、真っ先に「お花さまがいる!」って。こっそりファンでいるのは気持ち悪いかなと思って(笑)、ものすごく緊張したんですけど、ご本人に「高校時代、ずっと追いかけてました。花さんのポストカードとかクリアファイルとか、いっぱい持ってます!」とご挨拶させていただきました。花さんは、快く「ありがとう」と言ってくださって。
『レ・ミゼラブル』挑戦は、育三郎さんの言葉がきっかけ
本格的なミュージカル初出演は、2011年の『嵐が丘』でした。声優として活躍するなか、新たなフィールドに挑戦されました。
タイミングが合えば舞台をやりたいとずっと思っていたので、ありがたいお話でした。しかも、もともと原作が好きだったんです。だから『嵐が丘』をやらせていただけるのは女優のキャリアとしても素晴らしいことだなと、挑戦させていただきました。
10歳から児童劇団で仕事を始めて、20代半ばでようやく夢が叶った感じですね。
夢が叶ったといえば、2013年と2015年にはエポニーヌ役で『レ・ミゼラブル』に出演。
じつは、『嵐が丘』で共演したとき、(山崎)育三郎さんから「綾ちゃん、エポニーヌやりなよ」って言われたんです。
そりゃ、エポニーヌに憧れる気持ちはすごくあるけど…私なんかが…って尻込みしていたら、「綾ちゃんはきっと、今後ミュージカルの世界でどんどん出ていく人だから、今のうちに(『レ・ミゼラブル』の)オーディションを受けたほうがいいよ」と言ってくださって。
育三郎さん、いろんな人にきっかけをくれるらしいんです(笑)。加藤和樹さんも、育三郎さんから「もっとミュージカルやりなよ」って言ってもらったとか。
『レ・ミゼラブル』のオーディションはいかがでしたか?じつは、いざ応募するとき、事務所からはコゼットで受けるようにすすめられて。それまで活発な役が多かったので意外でしたが、なんとか次のチャンスにつなげようと強い気持ちでオーディションに行ったんです。
歌い出しだら、ロンドンの演出家の方が、「ねぇ君、どうしてコゼットで受けたの?」と。それでエポニーヌがやりたいと正直に伝えたら、「じゃあ、『オン・マイ・オウン』歌える?」って。それで見事に合格!まさか1回目のオーディションで、って本当にびっくりしました。正直、私なんかが『レ・ミゼラブル』のオーディションを受けていいのかなっていう気持ちもずっとあって…。それほどミュージカルが好きで、リスペクトしているんですね。私が加わることで、大好きなこの世界を崩しちゃったら嫌だなとか、まだ私はそこまで達していない、っていう気持ちがあったから。だから、育三郎さんに言っていただいて、ホントによかったなって思います。
https://t.cn/AiTyRJXt
今年6月の『ランティス祭り2019』では、キョン役の杉田智和さん、古泉一樹役の小野大輔さんも加わって、SOS団5人で復活を遂げました。
杉田さんや小野さんも含めて、『ハルヒ』の絆ってすごく強くて。大変な時期をみんなで乗り越えた仲間という感覚があるので、ホントに大事なメンバーです。
私だけじゃないと思うんですけど、『ハルヒ』をきっかけに、みんなの人生が変わっちゃった感があって。
ハルヒを演じていたとき、18歳くらいですよね?
はい。作品が大きくなってひとり歩きし始めて、私たちは大きな波に飲まれてどこに行くかわからないまま、一気にいろんなことが押し寄せてきて。
今でこそ声優さんがいろいろな分野で活躍していますけど、当時は、まさか武道館デビューするとは想像もしていませんでした。海外のフェスで『ハレ晴レユカイ』を披露することになったり、『涼宮ハルヒの激奏』(大宮ソニックシティでのライブイベント)では「フルライブをやるから」と言われて、「え? それは、ぜんぶ歌ってぜんぶ踊るんですか?」って聞いたり。
今振り返ってみても、忙しすぎて限界ギリギリのなか、なんとか必死に乗り越えたという感じでした。
『ハルヒ』のメンバーと再会すると、「当時は大変だったよね」って盛り上がります(笑)。「こんなことあったよね?」「あった、あった!」って。
今はようやく落ち着いて…?
そうですね。あの頃はとにかく時間が足りなくて、それが悔しくて。あの時期にしか出せないよさがあったでしょうし、命をかけてやっていましたけど、「今持っているものをぜんぶ出し切るしかない」って乗り切ってきちゃったので。
今は、余裕を持ってひとつひとつお仕事に取り組むことができています。じっくり考えて、理解して、納得して。自分にはこういうやり方が合っていたんだなと思いますね。
幼少期に初めて抱いた夢は「ミュージカルスターになりたい」
ここからは、平野さんとミュージカルについてうかがいます。小さな頃からミュージカルがお好きだったんですよね?
子どもの頃、父の仕事の関係でニューヨークに住んでいて、ブロードウェイ・ミュージカルがきっかけでした。初めて抱いた夢が「ミュージカルスターになりたい」。絵日記とかにも描いてたんですよ。でもその絵は、ブロードウェイというよりは宝塚みたいなメイクだったんですけど(笑)。ショーアップされた華やかな世界に憧れていましたね。
8歳頃からアマチュアのミュージカルに出演して、10歳から児童劇団に入りました。その途端、苦手分野がわかって。
苦手分野?
ミュージカル『アニー』のオーディションを受けていたんですけど、絶対ダンスで落ちるんですよ(笑)。私、緊張しいなので、オーディションの前に熱が出たりして。もう踊れない~って。
今の平野さんのパフォーマンスからは想像できないですね。どんなタイプのお子さんでしたか?
大人しかったです。今と変わらず読書が好きで、学校でもひとりで本を読んでいて、あまりしゃべらないタイプでした。児童劇団では、次第に声優業やアイドル活動が忙しくなっていきました。
学生の頃、宝塚がお好きだったとか?
そうなんです。小さい頃から観てはいたんですが、高校生のときに友達の影響もあってかなりハマって。和央(ようか)さんと花總(まり)さんの頃の宙組ファンで、ずっと追っかけてました。水(夏希)さんも大好きでした。
だから、ミュージカル『レディ・ベス』で初めて花總まりさんとご一緒したときは、真っ先に「お花さまがいる!」って。こっそりファンでいるのは気持ち悪いかなと思って(笑)、ものすごく緊張したんですけど、ご本人に「高校時代、ずっと追いかけてました。花さんのポストカードとかクリアファイルとか、いっぱい持ってます!」とご挨拶させていただきました。花さんは、快く「ありがとう」と言ってくださって。
『レ・ミゼラブル』挑戦は、育三郎さんの言葉がきっかけ
本格的なミュージカル初出演は、2011年の『嵐が丘』でした。声優として活躍するなか、新たなフィールドに挑戦されました。
タイミングが合えば舞台をやりたいとずっと思っていたので、ありがたいお話でした。しかも、もともと原作が好きだったんです。だから『嵐が丘』をやらせていただけるのは女優のキャリアとしても素晴らしいことだなと、挑戦させていただきました。
10歳から児童劇団で仕事を始めて、20代半ばでようやく夢が叶った感じですね。
夢が叶ったといえば、2013年と2015年にはエポニーヌ役で『レ・ミゼラブル』に出演。
じつは、『嵐が丘』で共演したとき、(山崎)育三郎さんから「綾ちゃん、エポニーヌやりなよ」って言われたんです。
そりゃ、エポニーヌに憧れる気持ちはすごくあるけど…私なんかが…って尻込みしていたら、「綾ちゃんはきっと、今後ミュージカルの世界でどんどん出ていく人だから、今のうちに(『レ・ミゼラブル』の)オーディションを受けたほうがいいよ」と言ってくださって。
育三郎さん、いろんな人にきっかけをくれるらしいんです(笑)。加藤和樹さんも、育三郎さんから「もっとミュージカルやりなよ」って言ってもらったとか。
『レ・ミゼラブル』のオーディションはいかがでしたか?じつは、いざ応募するとき、事務所からはコゼットで受けるようにすすめられて。それまで活発な役が多かったので意外でしたが、なんとか次のチャンスにつなげようと強い気持ちでオーディションに行ったんです。
歌い出しだら、ロンドンの演出家の方が、「ねぇ君、どうしてコゼットで受けたの?」と。それでエポニーヌがやりたいと正直に伝えたら、「じゃあ、『オン・マイ・オウン』歌える?」って。それで見事に合格!まさか1回目のオーディションで、って本当にびっくりしました。正直、私なんかが『レ・ミゼラブル』のオーディションを受けていいのかなっていう気持ちもずっとあって…。それほどミュージカルが好きで、リスペクトしているんですね。私が加わることで、大好きなこの世界を崩しちゃったら嫌だなとか、まだ私はそこまで達していない、っていう気持ちがあったから。だから、育三郎さんに言っていただいて、ホントによかったなって思います。
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