【日本人奇奇怪怪的投票之 名侦探柯南中让你印象深刻的犯人】「迷(名)·犯人」BEST 100
ひとみ|【1巻】ジェットコースター殺人事件
谷晶子|【1巻】社長令嬢誘拐事件
誘拐犯|【1巻】社長令嬢誘拐事件
藤江明義|【1巻】アイドル密室殺人事件
阿部豊|【2巻】赤鬼村 火祭殺人事件
広田雅美 (宮野明美)|【2巻】奇妙な人捜し殺人事件
昭夫|【2巻】幽霊屋敷殺人事件
旗本一郎|【3巻】豪華客船連続殺人事件
荻野|【3巻】月いちプレゼント脅迫事件
落合|【4巻】美術館オーナー殺人事件
ディノ・カパネの仲間|【4巻】大都会暗号マップ事件
高橋良一|【5巻】山荘包帯男殺人事件
寺原麻理|【5巻】カラオケボックス殺人事件
諏訪雄二|【6巻】骨董品コレクター殺人事件
田中知史|【6巻】消えた死体殺人事件
笹井宣一|【6巻】天下一夜祭殺人事件
浅井成実 (麻生成実)|【7巻】ピアノソナタ「月光」殺人事件
上村直樹|【7巻】プロサッカー選手脅迫事件
佐山明子|【8巻】闇の男爵[ナイトバロン]殺人事件
高杉俊彦|【8巻】6月の花嫁殺人事件
中道和志|【9巻】小五郎の同窓会殺人事件
一枝隆|【9巻】資産家令嬢殺人事件
辻村公江|【10巻】外交官殺人事件
津川秀治|【10巻】図書館殺人事件
中原香織|【10巻】雪山山荘殺人事件
松尾貴史|【11巻】テレビ局殺人事件
殿山十三|【11巻】コーヒーショップ殺人事件
秀念|【11巻】霧天狗伝説殺人事件
奥田倫明|【12巻】月と星と太陽の秘密
竹下裕信|【12巻】ゲーム会社殺人事件
戸叶研人|【12巻】ホームズ・フリーク殺人事件
富沢太一|【13巻】三つ子別荘殺人事件
花岡兼人|【13巻】イラストレーター殺人事件
松井秀豪|【13巻】大怪獣ゴメラ殺人事件
三好麻子|【14巻】追いつめられた名探偵! 連続2大殺人事件[1]
藪内義房(ヒクソン田中)|【14巻】追いつめられた名探偵! 連続2大殺人事件[2]
米原晃子|【14巻】スキーロッジ殺人事件
宮原悟史|【15巻】人気アーティスト誘拐事件
藤井孝子|【15巻】金融会社社長殺人事件
日向幸|【15巻】名家連続変死事件
瀬戸隆一|【16巻】名陶芸家殺人事件
松崎はるみ|【17巻】スキューバダイビング殺人事件
強盗団一味|【17巻】強盗犯人入院事件
ゴブリンの残党|【17巻】盗賊団謎の洋館事件
土方幸三郎|【17巻】時代劇俳優殺人事件
沢井学|【18巻】初恋の人思い出事件
銀ギツネ|【18巻】黒の組織から来た女 大学教授殺人事件[1]
白倉陽|【18巻】黒の組織から来た女 大学教授殺人事件[2]
新名任太朗|【19巻】ミステリー作家失踪事件
坂田祐介|【19巻】浪花の連続殺人事件
蛭田|【19巻】競技場無差別脅迫事件
田中貴久恵|【20巻】奇術愛好家殺人事件
青島全代|【20巻】バスルーム密室事件
間宮マス代 (西川睦美)|【20巻】青の古城探索事件
天野つぐみ|【21巻】空飛ぶ密室 工藤新一最初の事件
増尾桂造|【21巻】本庁の刑事恋物語
森園菊人|【21巻】結婚前夜の密室事件
加越利則|【22巻】上野発北斗星3号
道脇正彦|【22巻】園子のアブない夏物語
古橋稔|【23巻】最後の上映殺人事件
鯨井定雄|【23巻】二十年目の殺意 シンフォニー号連続殺人事件
北川|【23巻】本庁の刑事恋物語2
新出陽子|【24巻】暗闇の中の死角
枡山憲三|【24巻】黒の組織との再会
佐野泉|【25巻】よみがえる死の伝言[ダイイング・メッセージ]
ロバート・テイラー|【25巻】鳥取クモ屋敷の怪
銀行強盗一味|【25巻】命がけの復活[洞窟の探偵団/負傷した名探偵]
鴻上舞衣|【26巻】命がけの復活[第3の選択/黒衣の騎士]
大場悟|【26巻】命がけの復活[帰ってきた新一…&約束の場所]
緒方和子|【26巻】意味深なオルゴール
佐久法史|【27巻】容疑者・毛利小五郎
鹿野修二|【27巻】本庁の刑事恋物語3
志水高保|【27巻】バトルゲームの罠
雑賀又三郎|【27巻】きのこと熊と探偵団
柴田恭子|【28巻】偽りだらけの依頼人
島袋君恵|【28巻】そして人魚はいなくなった
定金芳雄|【28巻】封印された目暮の秘密
富野美晴|【29巻】謎めいた乗客
綱島吉雄|【29巻】消えなかった証拠
レイ・カーティス|【29巻】大阪“3つのK”事件
明石彰|【30巻】新幹線護送事件
千間降代|【30巻】集められた名探偵! 工藤新一vs.怪盗キッド
染田|【30巻】元太少年の災難
美濃宗之|【30巻】殺意の陶芸教室
神保雅夫|【31巻】毛利小五郎のニセ者
下条登|【31巻】網にかかった謎
小手川峻|【31巻】大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城[1]
脇坂重彦|【31巻】大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城[2]
岳野ユキ|【32巻】アイドル達の秘密
誘拐犯一味|【32巻】シカゴから来た男
紙枝保男|【32巻】本庁の刑事恋物語4
甘利亜子|【33巻】バレンタインの真実
護田秀男|【33巻】犯罪の忘れ形見
国吉文太|【33巻】隠して急いで省略
川上昇|【34巻】西の名探偵vs.英語教師
大葉悦敏|【34巻】迷宮のフーリガン
磯上海蔵|【34巻】中華街 雨のデジャビュ
ローズ・ヒューイット|【34巻】工藤新一NY[ニューヨーク]の事件
番町菊次|【35巻】幽霊屋敷の真実
大東幹彦|【35巻】孤島の姫と竜宮城
郵便局強盗一味|【36巻】悪意と聖者の行進
爆弾犯|【36巻】揺れる警視庁 1200万人の人質
南雲暁|【37巻】見えない容疑者
相馬竜介|【37巻】残された声なき証言
宝石強盗犯|【37巻】黒の組織との接触[交渉編/追跡編/決死編]
観野弥生|【38巻】夕陽に染まった雛人形
牛込巌|【38巻】汚れた覆面ヒーロー
伊藤美沙里|【38巻】服部平次絶体絶命!
諸角明|【39巻】炎の中に赤い馬
天堂晴華|【39巻】お金で買えない友情
別所登志子|【39巻】小さな依頼者
矢倉麻吉と麻薬の運び屋|【40巻】本庁の刑事恋物語5
明石寛人|【40巻】疑惑の辛口カレー
植木草八|【40巻】似た者プリンセス
根上慶彦|【41巻】東都現像所の秘密
泰山薫|【41巻】4台のポルシェ
今井徹夫|【41巻】トイレに隠した秘密
サラリーマン風の客|【42巻】コンビニの落とし穴
狼男|【42巻】黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー
福地直和|【42巻】お尻のマークを探せ!
波佐見淳|【43巻】どっちの推理ショー
鳥光行雄|【43巻】甲子園の奇跡! 見えない悪魔に負けず嫌い
加藤彰|【44巻】本庁の刑事恋物語6
世古国繁|【44巻】帝丹高校学校怪談
金谷峰人|【45巻】丸見え埠頭の惨劇
本山正治|【45巻】物言わぬ航路
御上平八|【45巻】星と煙草の暗号
羽賀響輔|【46巻】ストラディバリウスの不協和音[前奏曲/間奏曲/後奏曲]
トレジャーハンター毒鼠|【46巻】奇抜な屋敷の大冒険[封印編/絡繰編/解決編]
刈谷滋英|【46巻】奇妙な一家の依頼 疑惑を持った蘭
猫田栄信|【47巻】宝石強盗現行犯
星河童吾|【47巻】コナン・平次の推理マジック[仕掛編/館編/解決編]
嘉納|【48巻】神社鳥居ビックリ暗号
綿引勝史|【48巻】仏滅に出る悪霊[事件編/疑惑編/解決編]
三角篤|【49巻】もう戻れない二人
六田卓児|【50巻】本庁の刑事恋物語7
稲葉敦史|【50巻】探偵団に注目取材
三俣耕介|【50巻】平次の思い出
…
ひとみ|【1巻】ジェットコースター殺人事件
谷晶子|【1巻】社長令嬢誘拐事件
誘拐犯|【1巻】社長令嬢誘拐事件
藤江明義|【1巻】アイドル密室殺人事件
阿部豊|【2巻】赤鬼村 火祭殺人事件
広田雅美 (宮野明美)|【2巻】奇妙な人捜し殺人事件
昭夫|【2巻】幽霊屋敷殺人事件
旗本一郎|【3巻】豪華客船連続殺人事件
荻野|【3巻】月いちプレゼント脅迫事件
落合|【4巻】美術館オーナー殺人事件
ディノ・カパネの仲間|【4巻】大都会暗号マップ事件
高橋良一|【5巻】山荘包帯男殺人事件
寺原麻理|【5巻】カラオケボックス殺人事件
諏訪雄二|【6巻】骨董品コレクター殺人事件
田中知史|【6巻】消えた死体殺人事件
笹井宣一|【6巻】天下一夜祭殺人事件
浅井成実 (麻生成実)|【7巻】ピアノソナタ「月光」殺人事件
上村直樹|【7巻】プロサッカー選手脅迫事件
佐山明子|【8巻】闇の男爵[ナイトバロン]殺人事件
高杉俊彦|【8巻】6月の花嫁殺人事件
中道和志|【9巻】小五郎の同窓会殺人事件
一枝隆|【9巻】資産家令嬢殺人事件
辻村公江|【10巻】外交官殺人事件
津川秀治|【10巻】図書館殺人事件
中原香織|【10巻】雪山山荘殺人事件
松尾貴史|【11巻】テレビ局殺人事件
殿山十三|【11巻】コーヒーショップ殺人事件
秀念|【11巻】霧天狗伝説殺人事件
奥田倫明|【12巻】月と星と太陽の秘密
竹下裕信|【12巻】ゲーム会社殺人事件
戸叶研人|【12巻】ホームズ・フリーク殺人事件
富沢太一|【13巻】三つ子別荘殺人事件
花岡兼人|【13巻】イラストレーター殺人事件
松井秀豪|【13巻】大怪獣ゴメラ殺人事件
三好麻子|【14巻】追いつめられた名探偵! 連続2大殺人事件[1]
藪内義房(ヒクソン田中)|【14巻】追いつめられた名探偵! 連続2大殺人事件[2]
米原晃子|【14巻】スキーロッジ殺人事件
宮原悟史|【15巻】人気アーティスト誘拐事件
藤井孝子|【15巻】金融会社社長殺人事件
日向幸|【15巻】名家連続変死事件
瀬戸隆一|【16巻】名陶芸家殺人事件
松崎はるみ|【17巻】スキューバダイビング殺人事件
強盗団一味|【17巻】強盗犯人入院事件
ゴブリンの残党|【17巻】盗賊団謎の洋館事件
土方幸三郎|【17巻】時代劇俳優殺人事件
沢井学|【18巻】初恋の人思い出事件
銀ギツネ|【18巻】黒の組織から来た女 大学教授殺人事件[1]
白倉陽|【18巻】黒の組織から来た女 大学教授殺人事件[2]
新名任太朗|【19巻】ミステリー作家失踪事件
坂田祐介|【19巻】浪花の連続殺人事件
蛭田|【19巻】競技場無差別脅迫事件
田中貴久恵|【20巻】奇術愛好家殺人事件
青島全代|【20巻】バスルーム密室事件
間宮マス代 (西川睦美)|【20巻】青の古城探索事件
天野つぐみ|【21巻】空飛ぶ密室 工藤新一最初の事件
増尾桂造|【21巻】本庁の刑事恋物語
森園菊人|【21巻】結婚前夜の密室事件
加越利則|【22巻】上野発北斗星3号
道脇正彦|【22巻】園子のアブない夏物語
古橋稔|【23巻】最後の上映殺人事件
鯨井定雄|【23巻】二十年目の殺意 シンフォニー号連続殺人事件
北川|【23巻】本庁の刑事恋物語2
新出陽子|【24巻】暗闇の中の死角
枡山憲三|【24巻】黒の組織との再会
佐野泉|【25巻】よみがえる死の伝言[ダイイング・メッセージ]
ロバート・テイラー|【25巻】鳥取クモ屋敷の怪
銀行強盗一味|【25巻】命がけの復活[洞窟の探偵団/負傷した名探偵]
鴻上舞衣|【26巻】命がけの復活[第3の選択/黒衣の騎士]
大場悟|【26巻】命がけの復活[帰ってきた新一…&約束の場所]
緒方和子|【26巻】意味深なオルゴール
佐久法史|【27巻】容疑者・毛利小五郎
鹿野修二|【27巻】本庁の刑事恋物語3
志水高保|【27巻】バトルゲームの罠
雑賀又三郎|【27巻】きのこと熊と探偵団
柴田恭子|【28巻】偽りだらけの依頼人
島袋君恵|【28巻】そして人魚はいなくなった
定金芳雄|【28巻】封印された目暮の秘密
富野美晴|【29巻】謎めいた乗客
綱島吉雄|【29巻】消えなかった証拠
レイ・カーティス|【29巻】大阪“3つのK”事件
明石彰|【30巻】新幹線護送事件
千間降代|【30巻】集められた名探偵! 工藤新一vs.怪盗キッド
染田|【30巻】元太少年の災難
美濃宗之|【30巻】殺意の陶芸教室
神保雅夫|【31巻】毛利小五郎のニセ者
下条登|【31巻】網にかかった謎
小手川峻|【31巻】大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城[1]
脇坂重彦|【31巻】大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城[2]
岳野ユキ|【32巻】アイドル達の秘密
誘拐犯一味|【32巻】シカゴから来た男
紙枝保男|【32巻】本庁の刑事恋物語4
甘利亜子|【33巻】バレンタインの真実
護田秀男|【33巻】犯罪の忘れ形見
国吉文太|【33巻】隠して急いで省略
川上昇|【34巻】西の名探偵vs.英語教師
大葉悦敏|【34巻】迷宮のフーリガン
磯上海蔵|【34巻】中華街 雨のデジャビュ
ローズ・ヒューイット|【34巻】工藤新一NY[ニューヨーク]の事件
番町菊次|【35巻】幽霊屋敷の真実
大東幹彦|【35巻】孤島の姫と竜宮城
郵便局強盗一味|【36巻】悪意と聖者の行進
爆弾犯|【36巻】揺れる警視庁 1200万人の人質
南雲暁|【37巻】見えない容疑者
相馬竜介|【37巻】残された声なき証言
宝石強盗犯|【37巻】黒の組織との接触[交渉編/追跡編/決死編]
観野弥生|【38巻】夕陽に染まった雛人形
牛込巌|【38巻】汚れた覆面ヒーロー
伊藤美沙里|【38巻】服部平次絶体絶命!
諸角明|【39巻】炎の中に赤い馬
天堂晴華|【39巻】お金で買えない友情
別所登志子|【39巻】小さな依頼者
矢倉麻吉と麻薬の運び屋|【40巻】本庁の刑事恋物語5
明石寛人|【40巻】疑惑の辛口カレー
植木草八|【40巻】似た者プリンセス
根上慶彦|【41巻】東都現像所の秘密
泰山薫|【41巻】4台のポルシェ
今井徹夫|【41巻】トイレに隠した秘密
サラリーマン風の客|【42巻】コンビニの落とし穴
狼男|【42巻】黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー
福地直和|【42巻】お尻のマークを探せ!
波佐見淳|【43巻】どっちの推理ショー
鳥光行雄|【43巻】甲子園の奇跡! 見えない悪魔に負けず嫌い
加藤彰|【44巻】本庁の刑事恋物語6
世古国繁|【44巻】帝丹高校学校怪談
金谷峰人|【45巻】丸見え埠頭の惨劇
本山正治|【45巻】物言わぬ航路
御上平八|【45巻】星と煙草の暗号
羽賀響輔|【46巻】ストラディバリウスの不協和音[前奏曲/間奏曲/後奏曲]
トレジャーハンター毒鼠|【46巻】奇抜な屋敷の大冒険[封印編/絡繰編/解決編]
刈谷滋英|【46巻】奇妙な一家の依頼 疑惑を持った蘭
猫田栄信|【47巻】宝石強盗現行犯
星河童吾|【47巻】コナン・平次の推理マジック[仕掛編/館編/解決編]
嘉納|【48巻】神社鳥居ビックリ暗号
綿引勝史|【48巻】仏滅に出る悪霊[事件編/疑惑編/解決編]
三角篤|【49巻】もう戻れない二人
六田卓児|【50巻】本庁の刑事恋物語7
稲葉敦史|【50巻】探偵団に注目取材
三俣耕介|【50巻】平次の思い出
…
⠀⠀⠀⠀ 9月15日
ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM
“RecordofMemories”
ジャパンプレミア開催✨
櫻井翔 さん 堤幸彦 監督が登壇!
本作の見どころや
公開に向けたメッセージなど
イベントレポートはこちら
https://t.cn/A6M7aNCy
9月15日(水) 実施 ジャパンプレミアイベントレポート
この度、櫻井翔さん、堤幸彦監督が登壇したジャパンプレミアを実施しました!
司会の有働由美子さんの呼び込みで、櫻井翔さん、堤幸彦監督が登場し、一言挨拶からイベントはスタート。櫻井さんは、「久々の登壇で少し緊張しているのですが、たくさんのチャレンジが詰まった作品をお届けできること、とてもわくわくしております」と挨拶。堤監督は「撮影の技術は色々ありますが、今回のライブフィルムは我々、映画撮影をするスタッフが総力を結集して撮ったといっても過言ではないものに仕上がっております。ご期待頂ければ幸いです」と、本作がいよいよ日本公開になることに向けての自信を語り、トークは本作にまつわる話題へ。
嵐”初”のライブフィルムとなる本作をいよいよ日本のファンに届けられる意義・意味を聞かれると、櫻井さんは「“嵐”初のライブフィルムを今日9月15日僕たちがハワイで結成した記念日に、こういった形でお伝え出来るというのが、とても嬉しく思っているのと、およそ2年前のコンサートなんですけれど、とにかくあの時の皆の熱気や我々の思いを真空パックのように閉じ込めたいなと思っていたところだったので、今その真空パックを開いて時の流れを感じずに楽しんで頂ける作品になったのではないのかなと思っております」と感慨深い様子。
また、今のご時世では貴重な有観客でのライブフィルムで、まるで実際のライブ会場の客席にいるような一体感を感じる本作に対して、「このタイミングで満員のファンの方に埋め尽くされた会場をご覧頂きたいですし、その満員の会場をご覧頂いた中で劇場で感じる一体感のようなものもあると思うので、楽しんで、思い出して頂きたいのと、またそんな日が1日も早く来るようにという願いも込めながらご覧頂けたらなと思っております」と語り、堤監督は「二年前とはいえ、我々の日常だった風景がここにあります。その時は52,000人のお客さん凄いなと思いながらも、ある種自分が挑むべき仕事がそこにある。この人達に届ける、それを見る多くの人たちに届けるという使命感で心がいっぱいだったんですけれど、こういう事態になり、そのことを伝える意味が大きくなっていきました。いつかネガティブな状況が解消され、人類はそれに打ち勝ち、また日常の風景に戻っていけるように期待しております」と作品への想いを語りました。
続けて、本作を観た感想を聞かれた櫻井さんは、「凄く印象的だったのが客席にいる所から僕たちが上を通る映像とかまるでその会場の客席にいるようなことが体感できるという所と、会場では味わえない興奮や距離感が感じられる作品だなと思っています。通常のDVD、Blu-rayは、いつもコンサートやっている風景を撮ってもらうんですれども、撮影の為に集まってもらったので、我々嵐、スタッフ、そしてファンの皆さん。全員で1つの作品を作ろう!という意気込みで作ったので、ファンの皆さんはもちろん、今まで嵐のライブを見たことがない方にもチーム嵐の熱気を感じてもらいたいなと思います。総力戦です」と実際に映画を観た櫻井さんもその臨場感の凄さと、この映画ならではの見どころを語りました。
さらに125台のカメラを使った特殊な環境での撮影について、櫻井さんは「スタッフのほとんどが過去に僕ら5人、あるいはそれぞれで仕事したスタッフに集まって頂いたので、僕でいうと『ヤッターマン』(09)でご一緒したカメラマンや他の作品でご一緒した方ばかりで、温かく撮影出来ました」と感謝の気持ちを述べました。
堤監督は「5×20なので、“100台”っていうイメージはあったんですよね。やっぱりメンバー1人1人を多角的にもぎ取ろうと、一瞬たりとも撮り忘れている場所を無くそうと思って撮影していました。この映画は途中のMCやアンコールの間や楽屋裏もほとんどないです。ステージの上に登場するところから始まって、本当に一瞬です。だからこそ、そこに嵐がいるというライブな雰囲気を作ることが出来ました。一瞬5人が寄った時にちょっとした手の触れあいだったり肩に手を乗せていたり、“嵐っていいな”って思えることが出来るカットが撮れて、125台で正解だったなと思っております」と大掛かりな撮影の裏側を語りました。
また、櫻井さんは「初のチャレンジ、初の試みと言うのは、ファンの皆さんの協力あってこそで、普段ライブの映像というのは、ご来場頂いたファンの皆さんの視界を遮らない場所にカメラを置くんですね。でも今回はそれをご理解いただいて、熱気も凄かったんですよ。凄く素敵な時間になりました」とファンにも感謝の気持ちを伝えました。また『ピカ☆ンチ』(02)で嵐初主演映画を撮った以来に5人を撮影した堤監督は、「やっぱり日本のアーティストの最高峰でありつつも、嵐はエンターテインメントの中心にいる人の余裕を感じますよね。振付、歌い方、立振る舞い、サービス精神。何を撮っても素晴らしいなと思います。そして、ピアノやダンスなど様々なチャレンジをみんなするし、観てて、惚れ惚れします」と改めて嵐の魅力を語りました。
ここで、ついに櫻井さんから直々に「映画『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』は、僕ら嵐がデビューした日、11月3日にドルビーシネマにて先行公開、そして(リーダー大野智の誕生日!)11月26日より全国の劇場にて公開いたします。そしてドルビーシネマチケット、前売り鑑賞券(ムビチケカード)の発売日も決まりましたので本作の公式ホームページ、SNSにて是非チェックしていただければと思います」と日本公開情報が発表されました。続けて、「9月15日にこれをお伝えすること、そして11月3日のデビュー記念日に公開することは我々5人とスタッフがこだわり続けた日にちだったので、やっとお伝えすることが出来て、嬉しく思っております。参加してくださったファンの方々はこれは一体何になるのか知らないまま2年近く待ってくださったので、やっと言えたという気持ちです」と明かしました。
本作の最先端の映像技術と音響効果、卓越したシアターデザインが組み合わされ、まるで映画の世界に入ったようなシネマ体験を実現したドルビーシネマでの公開決定に、監督は「没入感が全く違いますね。まさにドームの中にいるような感じ。もしかしたら、ドームで生の音を聞いているよりももっと耳や目に訴える作品となっていて、自分でもびっくりしましたので、ぜひ劇場で堪能して頂ければ」と、その魅力について太鼓判。実際にドルビーシネマで本作を鑑賞した櫻井さんも、「僕も改めてドルビーの環境で見たのですが、最高峰。監督もおっしゃっていた没入感。これはDVD作品とは違う、映画館で見てほしい作品だなと思います。音源で聞くのと会場で聞くのとまた違う音に包まれているような感覚になるかと思います」とその凄さに驚いた様子。
最後に櫻井さんから、「改めてこうして公開をお伝え出来ること嬉しく思っております。劇場のポスターに“さあ、映画館で夢のつづきを始めよう。”と書いてあるんですが、本当に僕にとって夢の詰まった作品となりました。2年前のあの頃の夢、観客が埋め尽くされているという今となってはの夢。そのたくさんの夢の詰まった作品を見て、これからの夢をご覧になった方に感じて頂けたらなと思っております。そして何より、松本潤も精魂込めて作ったコンサートですので、ぜひ嵐のコンサートに触れたことがないと言う方にもご覧になって頂けたらと思っております」と本作を楽しみにしている方にメッセージがあり、さらに「松本と2人で観たんですけど、コンサート部分のエンドロールで、“Directed by Jun Matsumoto”のクレジットをもの凄く恥ずかしがってました(笑)僕は誇らしい気持ちになりました」と話し、日本公開に大きな期待を膨らませて本イベントは終了しました。
ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM
“RecordofMemories”
ジャパンプレミア開催✨
櫻井翔 さん 堤幸彦 監督が登壇!
本作の見どころや
公開に向けたメッセージなど
イベントレポートはこちら
https://t.cn/A6M7aNCy
9月15日(水) 実施 ジャパンプレミアイベントレポート
この度、櫻井翔さん、堤幸彦監督が登壇したジャパンプレミアを実施しました!
司会の有働由美子さんの呼び込みで、櫻井翔さん、堤幸彦監督が登場し、一言挨拶からイベントはスタート。櫻井さんは、「久々の登壇で少し緊張しているのですが、たくさんのチャレンジが詰まった作品をお届けできること、とてもわくわくしております」と挨拶。堤監督は「撮影の技術は色々ありますが、今回のライブフィルムは我々、映画撮影をするスタッフが総力を結集して撮ったといっても過言ではないものに仕上がっております。ご期待頂ければ幸いです」と、本作がいよいよ日本公開になることに向けての自信を語り、トークは本作にまつわる話題へ。
嵐”初”のライブフィルムとなる本作をいよいよ日本のファンに届けられる意義・意味を聞かれると、櫻井さんは「“嵐”初のライブフィルムを今日9月15日僕たちがハワイで結成した記念日に、こういった形でお伝え出来るというのが、とても嬉しく思っているのと、およそ2年前のコンサートなんですけれど、とにかくあの時の皆の熱気や我々の思いを真空パックのように閉じ込めたいなと思っていたところだったので、今その真空パックを開いて時の流れを感じずに楽しんで頂ける作品になったのではないのかなと思っております」と感慨深い様子。
また、今のご時世では貴重な有観客でのライブフィルムで、まるで実際のライブ会場の客席にいるような一体感を感じる本作に対して、「このタイミングで満員のファンの方に埋め尽くされた会場をご覧頂きたいですし、その満員の会場をご覧頂いた中で劇場で感じる一体感のようなものもあると思うので、楽しんで、思い出して頂きたいのと、またそんな日が1日も早く来るようにという願いも込めながらご覧頂けたらなと思っております」と語り、堤監督は「二年前とはいえ、我々の日常だった風景がここにあります。その時は52,000人のお客さん凄いなと思いながらも、ある種自分が挑むべき仕事がそこにある。この人達に届ける、それを見る多くの人たちに届けるという使命感で心がいっぱいだったんですけれど、こういう事態になり、そのことを伝える意味が大きくなっていきました。いつかネガティブな状況が解消され、人類はそれに打ち勝ち、また日常の風景に戻っていけるように期待しております」と作品への想いを語りました。
続けて、本作を観た感想を聞かれた櫻井さんは、「凄く印象的だったのが客席にいる所から僕たちが上を通る映像とかまるでその会場の客席にいるようなことが体感できるという所と、会場では味わえない興奮や距離感が感じられる作品だなと思っています。通常のDVD、Blu-rayは、いつもコンサートやっている風景を撮ってもらうんですれども、撮影の為に集まってもらったので、我々嵐、スタッフ、そしてファンの皆さん。全員で1つの作品を作ろう!という意気込みで作ったので、ファンの皆さんはもちろん、今まで嵐のライブを見たことがない方にもチーム嵐の熱気を感じてもらいたいなと思います。総力戦です」と実際に映画を観た櫻井さんもその臨場感の凄さと、この映画ならではの見どころを語りました。
さらに125台のカメラを使った特殊な環境での撮影について、櫻井さんは「スタッフのほとんどが過去に僕ら5人、あるいはそれぞれで仕事したスタッフに集まって頂いたので、僕でいうと『ヤッターマン』(09)でご一緒したカメラマンや他の作品でご一緒した方ばかりで、温かく撮影出来ました」と感謝の気持ちを述べました。
堤監督は「5×20なので、“100台”っていうイメージはあったんですよね。やっぱりメンバー1人1人を多角的にもぎ取ろうと、一瞬たりとも撮り忘れている場所を無くそうと思って撮影していました。この映画は途中のMCやアンコールの間や楽屋裏もほとんどないです。ステージの上に登場するところから始まって、本当に一瞬です。だからこそ、そこに嵐がいるというライブな雰囲気を作ることが出来ました。一瞬5人が寄った時にちょっとした手の触れあいだったり肩に手を乗せていたり、“嵐っていいな”って思えることが出来るカットが撮れて、125台で正解だったなと思っております」と大掛かりな撮影の裏側を語りました。
また、櫻井さんは「初のチャレンジ、初の試みと言うのは、ファンの皆さんの協力あってこそで、普段ライブの映像というのは、ご来場頂いたファンの皆さんの視界を遮らない場所にカメラを置くんですね。でも今回はそれをご理解いただいて、熱気も凄かったんですよ。凄く素敵な時間になりました」とファンにも感謝の気持ちを伝えました。また『ピカ☆ンチ』(02)で嵐初主演映画を撮った以来に5人を撮影した堤監督は、「やっぱり日本のアーティストの最高峰でありつつも、嵐はエンターテインメントの中心にいる人の余裕を感じますよね。振付、歌い方、立振る舞い、サービス精神。何を撮っても素晴らしいなと思います。そして、ピアノやダンスなど様々なチャレンジをみんなするし、観てて、惚れ惚れします」と改めて嵐の魅力を語りました。
ここで、ついに櫻井さんから直々に「映画『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』は、僕ら嵐がデビューした日、11月3日にドルビーシネマにて先行公開、そして(リーダー大野智の誕生日!)11月26日より全国の劇場にて公開いたします。そしてドルビーシネマチケット、前売り鑑賞券(ムビチケカード)の発売日も決まりましたので本作の公式ホームページ、SNSにて是非チェックしていただければと思います」と日本公開情報が発表されました。続けて、「9月15日にこれをお伝えすること、そして11月3日のデビュー記念日に公開することは我々5人とスタッフがこだわり続けた日にちだったので、やっとお伝えすることが出来て、嬉しく思っております。参加してくださったファンの方々はこれは一体何になるのか知らないまま2年近く待ってくださったので、やっと言えたという気持ちです」と明かしました。
本作の最先端の映像技術と音響効果、卓越したシアターデザインが組み合わされ、まるで映画の世界に入ったようなシネマ体験を実現したドルビーシネマでの公開決定に、監督は「没入感が全く違いますね。まさにドームの中にいるような感じ。もしかしたら、ドームで生の音を聞いているよりももっと耳や目に訴える作品となっていて、自分でもびっくりしましたので、ぜひ劇場で堪能して頂ければ」と、その魅力について太鼓判。実際にドルビーシネマで本作を鑑賞した櫻井さんも、「僕も改めてドルビーの環境で見たのですが、最高峰。監督もおっしゃっていた没入感。これはDVD作品とは違う、映画館で見てほしい作品だなと思います。音源で聞くのと会場で聞くのとまた違う音に包まれているような感覚になるかと思います」とその凄さに驚いた様子。
最後に櫻井さんから、「改めてこうして公開をお伝え出来ること嬉しく思っております。劇場のポスターに“さあ、映画館で夢のつづきを始めよう。”と書いてあるんですが、本当に僕にとって夢の詰まった作品となりました。2年前のあの頃の夢、観客が埋め尽くされているという今となってはの夢。そのたくさんの夢の詰まった作品を見て、これからの夢をご覧になった方に感じて頂けたらなと思っております。そして何より、松本潤も精魂込めて作ったコンサートですので、ぜひ嵐のコンサートに触れたことがないと言う方にもご覧になって頂けたらと思っております」と本作を楽しみにしている方にメッセージがあり、さらに「松本と2人で観たんですけど、コンサート部分のエンドロールで、“Directed by Jun Matsumoto”のクレジットをもの凄く恥ずかしがってました(笑)僕は誇らしい気持ちになりました」と話し、日本公開に大きな期待を膨らませて本イベントは終了しました。
田中哲司×松田龍平が挑む伝説の舞台。ふた組の恋が今に何を響かせるか 『近松心中物語』キャストインタビュー【前編:忠兵衛&与兵衛】
初演は、42年前の1979年。戦後を代表する劇作家・秋元松代が、近松門左衛門の『冥途の飛脚』をベースに創作し、蜷川幸雄の演出で千回を超える上演が重ねられて、演劇界の金字塔と評された。その『近松心中物語』が、長塚圭史の演出で新たに立ち上がる。描かれるのは、境遇の違うふた組の男女の、心中へと追い詰められていく恋物語だ。今回はまず、その男側のふたりが登場。遊女・梅川を愛する忠兵衛役の田中哲司と、心中に憧れる妻・お亀に寄り添う与平衛役の松田龍平が、男の胸の内や、名作に挑む思いを語った。
哲司さんとの共演は「逆に警戒しています(笑)」(松田)
──舞台では、長塚圭史さん演出の『冒した者』(2013年)で共演経験のあるおふたりですが、お互いにどんな印象をお持ちですか。
田中 これはあくまでも僕の感覚なんですけど、役とか芝居へのアプローチの仕方が、僕とは全然違うところからくるなと思ったんです。芝居で絡んでみて気づいたのですが、独特のものがあってとても刺激になります。なので当時、ふたりで向かい合って座って長いセリフのやりとりをしたのが、すごく楽しかったんですよ。僕はあまりしゃべってなかったです(笑)。ほぼ龍平くんがしゃべってました。だから今回は、忠兵衛が与平衛に、梅川の身請けの手付金を借りに行くシーンでふたりでしゃべるので、そこが楽しみですね。
松田 『冒した者』ほんと楽しかったなぁ。あの舞台は今も自分の中に大きく残ってますね。哲司さんの佇まいとか、雰囲気に救われていました。実は、最後の通し稽古の途中、ふたりで向かいあってるシーンで、セリフが飛んじゃったんですけど、その時もめちゃくちゃスムーズに助けてもらって。
田中 そんなことあった? ちゃんと助けられた?
松田 はい(笑)。サラッと助けてもらったのを覚えてます。だから今回もまた助けてもらえるという安心感で、逆に、またセリフが出てこないみたいなことが起きるんじゃないかと思って、警戒してます(笑)。
「与平衛が龍平くんなので安心」(田中)
──前回共演されたのが三好十郎さんの戯曲で日本の名作でしたが、今回も伝説の舞台と言われているような名作ですね。
田中 この『近松心中物語』は、ニナガワカンパニーにいた僕にとっては、本当に敷居が高い作品です。本番の舞台を観たことはないのですが、やっぱり大きな存在なんですよね。しかも、その忠兵衛役をやるので、心して挑まねばならないなと思っています。ただ、与平衛が龍平くんなので安心であったりもします。ちょっと気弱な遊び人で、人に流される与平衛っていうのがすでに見えてくるので。今は、「よし、そっちは大丈夫だ、あとはこっちが頑張ればいい」という感じになれています。
松田 たくさんの人に愛されてる作品ですから、プレッシャーはありますが、面白くなるに違いないという期待を胸に、これから皆さんと作っていけたらと思っています。ただ、哲司さんが演じる忠兵衛の年齢が20代だって聞いて、大丈夫かなって、さっき話していたんですけど(笑)。
田中 (笑)。それを圭史くんに聞いて、そうか、若いから心中できるんだよな、若い命が散っていくから悲しいんだよなと思えるんです。当初それが頭になかったから、このまま稽古に入ってたら危ないところでした。だから、若さゆえっていうところを、動きとか感情の揺れで、ちゃんと出さなきゃいけないなと思いますね。それこそ歌舞伎でも有名な“封印切”のシーンなんかは、はっちゃけてウワーッと。
松田 オジサンが無理しちゃってる感じに見えないようにしないと(笑)。
田中 心中へ追い詰められる悲壮感にちゃんとつながるように演じなければと思っています。片や龍平くんの与平衛とお亀には、本当に笑える面白いシーンもあるよね。
松田 与平衛とお亀では温度差が面白いですよね。お亀は、与兵衛のことが好きで仕方ないと言う感じで、与兵衛は色々うんざりしちゃって、乞食にでもなって、自由に暮らすのも良いかもと思っていて。ふたりが心中に向かっていくところも、お亀のロマンチックモードに、なんとかついていってる感じで(笑)。 与平衛は心優しい真っ直ぐな男なんですけど、後先考えず「わかった」と言ってしまうんです。与兵衛は間違ったことはしていないように思うんだけど、なんか、ずれちゃってて。その感じがすごく魅力的なんですよ。
──ちなみに、それぞれのお相手となる、梅川役の笹本玲奈さん、お亀役の石橋静河さんの印象は?
田中 笹本さんは『ピーターパン』の主演でデビューされていて芸歴が長いですし。ミュージカル畑の方だから、どういう感じの芝居でこられるのか、ワクワクしてます。やっぱり思わぬものがきたほうが、予定調和よりも全然楽しいですからね。ふたりでどんなものが作れるか、本当に楽しみにしています。
松田 僕は石橋さんのことは、親の繋がりもあって小さい頃から知ってるんです。お亀と与兵衛も幼なじみなので、繋がるところがあるのは面白いですし、お芝居するのが楽しみです。
描かれていることは、今の時代とまったく変わらない(田中)
──身請けのお金が工面できない忠兵衛と、忠兵衛にお金を貸せる与平衛。この物語にはそうした境遇の違いが様々にあって、それを今の格差や貧富の問題につながるものとして描きたいと長塚さんはおっしゃっています。おふたりは、今にどんなものが届く芝居になると思われますか。
田中 ここに描かれていることは、今の時代とまったく変わらないですよね。忠兵衛は、何百両何千両のお金を扱う仕事をしていながら給料は少なくて、女のために使い込みを働いてしまう。だから、若さもそうですけど、遊女になるしかなかった梅川も含め、貧しいっていうことは強調して出していかないといけないなと思いますね。
松田 でも、現代で「心中」っていう言葉を聞くと、家族で無理心中。みたいなイメージがありますけど、この時代に、自由に恋愛をすることが出来なかった男女にとって「心中」は最後のチャンスだったのかもしれないですね。心中にポジティブ、みたいな(笑)。哲司さんは「心中」どうですか?
田中 絶対できない。だから、与平衛の感じはすごくわかります。お客さんも与平衛に共感する人が多いんじゃないかな。でも、龍平くんは、お亀の心臓を突かないといけない。そんなの一発で上手くいかないよね。
松田 なかなか死ねないみたいな(笑)。それ、芝居でやってみますか?
田中 稽古でやってみる価値はあるかも。笑いにならない程度に。
松田 圭史さんにすぐ「それいらないな」って言われそう(笑)。
──その長塚さんの演出は、いかがですか。
田中 厳しくもありやさしくもあり。
松田 圭史さんは鋭いんですよね、芝居してる時の気持ちが全部バレちゃう感じで。そうなると油断できないし、遅刻も出来ないし、話を聞いてないと怒られるからなー。
田中 そりゃそうでしょ(笑)。
松田 でも、今回嬉しいですね。これまで圭史さんとやった2作は、セットが椅子ばかりだったから(笑)。『冒した者』は音楽もなくて、すごい緊張感の中で芝居してたし。『イーハトーボの劇列車』は汽車の音を役者が奏でたり。今回はみんなで楽器で盛り上がったり、色々装置もあって。
田中 音楽もあるよ。それもスチャダラパーさんが作ってくれる音楽が。
松田 もうね、本当にありがたいです(笑)。
圭史さんの舞台をやると、また一歩踏み出すきっかけをもらえる(松田)
──松田さんにとって舞台出演は今回が5作目で、そのうちの3作が長塚さん演出の作品になりますが、舞台に出るときは何か決め手となるポイントがあるんでしょうか。
松田 舞台は大変ですよね。稽古を重ねて、本番が始まったら何があっても最後まで止まらないし。ちゃんとやり切れるのか、ビビっちゃいますね(笑)。でも、なんだかんだ、これはやらないと勿体ないぞっていう、そういう絶妙なタイミングで、いつも長塚さんに声をかけてもらってる気がしてます。
田中 しかも龍平くん、圭史くんの中でも大変な作品ばかりやってるよね。
松田 そうなんですね(笑)。でも、ほんと、稽古から本番にかけて、夢中になって。舞台を終えると、なんだか一歩踏み出せるような感じがあって。
──一方田中さんは、数え切れないほど舞台に出ておられます。その中でも、この作品はどんな存在になりそうでしょうか。
田中 僕も龍平くんと似たような、「これキツイなぁ。でもやるしかないよな」みたいなところはあります。
松田 ありますね。
田中 特に圭史くんは、大変な作品をやるときに声をかけてくれるので、ちょっと追い込まれる感じになるんですよね。『浮標』(2011年、12年、16年)も『冒した者』もそうでしたけど、その都度、この年齢になってもこういうことをクリアしなきゃいけないのかっていう気持ちになる。でも、これでまた大きくなれたらいいな、自信になればいいなと思ってやっています。だから今回も、あの忠兵衛をやれたんだ、55歳で20代の忠兵衛をやれたんだって(笑)、また自信になったらいいなと思っています。
初演は、42年前の1979年。戦後を代表する劇作家・秋元松代が、近松門左衛門の『冥途の飛脚』をベースに創作し、蜷川幸雄の演出で千回を超える上演が重ねられて、演劇界の金字塔と評された。その『近松心中物語』が、長塚圭史の演出で新たに立ち上がる。描かれるのは、境遇の違うふた組の男女の、心中へと追い詰められていく恋物語だ。今回はまず、その男側のふたりが登場。遊女・梅川を愛する忠兵衛役の田中哲司と、心中に憧れる妻・お亀に寄り添う与平衛役の松田龍平が、男の胸の内や、名作に挑む思いを語った。
哲司さんとの共演は「逆に警戒しています(笑)」(松田)
──舞台では、長塚圭史さん演出の『冒した者』(2013年)で共演経験のあるおふたりですが、お互いにどんな印象をお持ちですか。
田中 これはあくまでも僕の感覚なんですけど、役とか芝居へのアプローチの仕方が、僕とは全然違うところからくるなと思ったんです。芝居で絡んでみて気づいたのですが、独特のものがあってとても刺激になります。なので当時、ふたりで向かい合って座って長いセリフのやりとりをしたのが、すごく楽しかったんですよ。僕はあまりしゃべってなかったです(笑)。ほぼ龍平くんがしゃべってました。だから今回は、忠兵衛が与平衛に、梅川の身請けの手付金を借りに行くシーンでふたりでしゃべるので、そこが楽しみですね。
松田 『冒した者』ほんと楽しかったなぁ。あの舞台は今も自分の中に大きく残ってますね。哲司さんの佇まいとか、雰囲気に救われていました。実は、最後の通し稽古の途中、ふたりで向かいあってるシーンで、セリフが飛んじゃったんですけど、その時もめちゃくちゃスムーズに助けてもらって。
田中 そんなことあった? ちゃんと助けられた?
松田 はい(笑)。サラッと助けてもらったのを覚えてます。だから今回もまた助けてもらえるという安心感で、逆に、またセリフが出てこないみたいなことが起きるんじゃないかと思って、警戒してます(笑)。
「与平衛が龍平くんなので安心」(田中)
──前回共演されたのが三好十郎さんの戯曲で日本の名作でしたが、今回も伝説の舞台と言われているような名作ですね。
田中 この『近松心中物語』は、ニナガワカンパニーにいた僕にとっては、本当に敷居が高い作品です。本番の舞台を観たことはないのですが、やっぱり大きな存在なんですよね。しかも、その忠兵衛役をやるので、心して挑まねばならないなと思っています。ただ、与平衛が龍平くんなので安心であったりもします。ちょっと気弱な遊び人で、人に流される与平衛っていうのがすでに見えてくるので。今は、「よし、そっちは大丈夫だ、あとはこっちが頑張ればいい」という感じになれています。
松田 たくさんの人に愛されてる作品ですから、プレッシャーはありますが、面白くなるに違いないという期待を胸に、これから皆さんと作っていけたらと思っています。ただ、哲司さんが演じる忠兵衛の年齢が20代だって聞いて、大丈夫かなって、さっき話していたんですけど(笑)。
田中 (笑)。それを圭史くんに聞いて、そうか、若いから心中できるんだよな、若い命が散っていくから悲しいんだよなと思えるんです。当初それが頭になかったから、このまま稽古に入ってたら危ないところでした。だから、若さゆえっていうところを、動きとか感情の揺れで、ちゃんと出さなきゃいけないなと思いますね。それこそ歌舞伎でも有名な“封印切”のシーンなんかは、はっちゃけてウワーッと。
松田 オジサンが無理しちゃってる感じに見えないようにしないと(笑)。
田中 心中へ追い詰められる悲壮感にちゃんとつながるように演じなければと思っています。片や龍平くんの与平衛とお亀には、本当に笑える面白いシーンもあるよね。
松田 与平衛とお亀では温度差が面白いですよね。お亀は、与兵衛のことが好きで仕方ないと言う感じで、与兵衛は色々うんざりしちゃって、乞食にでもなって、自由に暮らすのも良いかもと思っていて。ふたりが心中に向かっていくところも、お亀のロマンチックモードに、なんとかついていってる感じで(笑)。 与平衛は心優しい真っ直ぐな男なんですけど、後先考えず「わかった」と言ってしまうんです。与兵衛は間違ったことはしていないように思うんだけど、なんか、ずれちゃってて。その感じがすごく魅力的なんですよ。
──ちなみに、それぞれのお相手となる、梅川役の笹本玲奈さん、お亀役の石橋静河さんの印象は?
田中 笹本さんは『ピーターパン』の主演でデビューされていて芸歴が長いですし。ミュージカル畑の方だから、どういう感じの芝居でこられるのか、ワクワクしてます。やっぱり思わぬものがきたほうが、予定調和よりも全然楽しいですからね。ふたりでどんなものが作れるか、本当に楽しみにしています。
松田 僕は石橋さんのことは、親の繋がりもあって小さい頃から知ってるんです。お亀と与兵衛も幼なじみなので、繋がるところがあるのは面白いですし、お芝居するのが楽しみです。
描かれていることは、今の時代とまったく変わらない(田中)
──身請けのお金が工面できない忠兵衛と、忠兵衛にお金を貸せる与平衛。この物語にはそうした境遇の違いが様々にあって、それを今の格差や貧富の問題につながるものとして描きたいと長塚さんはおっしゃっています。おふたりは、今にどんなものが届く芝居になると思われますか。
田中 ここに描かれていることは、今の時代とまったく変わらないですよね。忠兵衛は、何百両何千両のお金を扱う仕事をしていながら給料は少なくて、女のために使い込みを働いてしまう。だから、若さもそうですけど、遊女になるしかなかった梅川も含め、貧しいっていうことは強調して出していかないといけないなと思いますね。
松田 でも、現代で「心中」っていう言葉を聞くと、家族で無理心中。みたいなイメージがありますけど、この時代に、自由に恋愛をすることが出来なかった男女にとって「心中」は最後のチャンスだったのかもしれないですね。心中にポジティブ、みたいな(笑)。哲司さんは「心中」どうですか?
田中 絶対できない。だから、与平衛の感じはすごくわかります。お客さんも与平衛に共感する人が多いんじゃないかな。でも、龍平くんは、お亀の心臓を突かないといけない。そんなの一発で上手くいかないよね。
松田 なかなか死ねないみたいな(笑)。それ、芝居でやってみますか?
田中 稽古でやってみる価値はあるかも。笑いにならない程度に。
松田 圭史さんにすぐ「それいらないな」って言われそう(笑)。
──その長塚さんの演出は、いかがですか。
田中 厳しくもありやさしくもあり。
松田 圭史さんは鋭いんですよね、芝居してる時の気持ちが全部バレちゃう感じで。そうなると油断できないし、遅刻も出来ないし、話を聞いてないと怒られるからなー。
田中 そりゃそうでしょ(笑)。
松田 でも、今回嬉しいですね。これまで圭史さんとやった2作は、セットが椅子ばかりだったから(笑)。『冒した者』は音楽もなくて、すごい緊張感の中で芝居してたし。『イーハトーボの劇列車』は汽車の音を役者が奏でたり。今回はみんなで楽器で盛り上がったり、色々装置もあって。
田中 音楽もあるよ。それもスチャダラパーさんが作ってくれる音楽が。
松田 もうね、本当にありがたいです(笑)。
圭史さんの舞台をやると、また一歩踏み出すきっかけをもらえる(松田)
──松田さんにとって舞台出演は今回が5作目で、そのうちの3作が長塚さん演出の作品になりますが、舞台に出るときは何か決め手となるポイントがあるんでしょうか。
松田 舞台は大変ですよね。稽古を重ねて、本番が始まったら何があっても最後まで止まらないし。ちゃんとやり切れるのか、ビビっちゃいますね(笑)。でも、なんだかんだ、これはやらないと勿体ないぞっていう、そういう絶妙なタイミングで、いつも長塚さんに声をかけてもらってる気がしてます。
田中 しかも龍平くん、圭史くんの中でも大変な作品ばかりやってるよね。
松田 そうなんですね(笑)。でも、ほんと、稽古から本番にかけて、夢中になって。舞台を終えると、なんだか一歩踏み出せるような感じがあって。
──一方田中さんは、数え切れないほど舞台に出ておられます。その中でも、この作品はどんな存在になりそうでしょうか。
田中 僕も龍平くんと似たような、「これキツイなぁ。でもやるしかないよな」みたいなところはあります。
松田 ありますね。
田中 特に圭史くんは、大変な作品をやるときに声をかけてくれるので、ちょっと追い込まれる感じになるんですよね。『浮標』(2011年、12年、16年)も『冒した者』もそうでしたけど、その都度、この年齢になってもこういうことをクリアしなきゃいけないのかっていう気持ちになる。でも、これでまた大きくなれたらいいな、自信になればいいなと思ってやっています。だから今回も、あの忠兵衛をやれたんだ、55歳で20代の忠兵衛をやれたんだって(笑)、また自信になったらいいなと思っています。
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