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めまいの原因|現代のめまい考
眩晕的原因 现代眩晕思考
めまいは、天井や自分自身がグルグル回るとか、体がフラフラ、フワフワするなどの状態を総称した病名です。日本国民の約7~10人にひとりは、なんらかの程度のめまいに悩んでいるとされており、現代病のひとつとして、注目されています。それでいて、一部の例外的とも言える脳や耳などの病気を除いて、その原因はいまだ不明です。 平衡機能を司る三半規管が耳にあること、耳鳴り、難聴などを合併すること、また突発性難聴後にめまいを来たす場合もあることなどから、耳鼻科が中心になって詳細な研究が行われてきました。その一方で、耳以外に脳や首が関与していることもあり、総合的な見地から「めまいは何処の病気か?」という原点に立って「めまいを見直す」ことが必要でしょう。 そのような見解にもとずき本書では、一般的な家庭医学書とは多少異なった観点からめまいや平衡機能障害について概説します。
1. めまい症状の構造
めまいの基本的な症状は眼振と呼ばれる眼球の異常運動や、体のバランス障害です。 しかし、それ以外の全身的な症状についての配慮も大切です。例えば、目の症状として、ものが二重に見える、光がまぶしい、目がチカチカする、目の奥が痛いなど、耳だけからは説明できない症状が多くあります。その他、うつ的な心理症状やまるで時差ボケのように昼間から眠いといった時間の認識障害もあります。そのように、めまい患者さんには、合併した症状の多いことから、めまいを多感覚器障害とする論旨が今日的でしょう。ところが、現実には、それらの症状を不定愁訴として軽視し、自律神経失調、更年期障害、さらには、ストレス、こころの病気、歳のせいなどと片付けられています。
2. メニエール伝説?
メニエール病の由来は、1861年フランスの内科医メニエールが、めまいを患っていた少女の遺体を解剖し、「内耳に出血があった」と発表したことです。当時、めまいは脳の病気と考えらており、耳との関連を指摘したメニエールの報告は画期的な内容でした。その後、温度が異なる水を耳に注ぎ込むと、めまいの基本症状のひとつである眼振が起きる事実も確認され、「めまいは耳から」とするメニエールの説が、近年までの医療界に定着したのです。 その基本理論は内耳にたまったリンパ液が「『突然』破裂する」あるいは「オーバーフローする」というものですが、その考え方は、内リンパ水腫を確認したとする数少ない解剖所見報告を中心にして普及してきました。ところが、不思議なことは、そんな水腫の存在や破裂現場が実際の患者さんで観察されたことは殆どないことです。さらに、仮に、内リンパ水腫が生じているとしても、そのような病態のそもそもの原因
が追究されるべきでしょう。 最近では、メニエール病にとって代わったようによく使われる病名として「良性発作性頭位めまい症」があります。これは三半規管の中に、耳石と呼ばれる石ころが生じ、頭や体の位置を変換することによりアチコチと転
がって、眼振を生じるとする考え方です。皮肉なことに、この耳石を実際の患者さんで観察した研究者は世界中にほとんどいません。面白い考え方ですが、まるでドラマのようです。頭の位置を換えることにより影響を受けるのは耳だけではありません。当り前のことですが、首も背筋も動くことが軽視されています。 「めまい=メニエール病」あるいは「めまいは耳の病気」と思って診療を受けることには注意してください。
3. 脳MR上の「白質病変」
もし、耳がめまいの大きな原因でなければ、それでは脳は一体どうなっているのでしょうか?筆者のところを受診するほぼ全てのめまい患者さんに脳MRを施行し、脳の状態を調べました。最近になって脳の検査として普及してきているのは、MRという磁力と生体各部位での反応の差を原理とした検査法です。以前からのCTがエックス線を用いているのと異なり、MRはCTより詳しい写真が得られます。そうしますと、意外なことに従来言われているような小脳、視床、大脳側頭葉などを含めためまいの原因となる脳病変が見られることは数パーセント以内ときわめて稀なものであることが判ってきました。耳の場合と同様に、従来の考え方では脳とめまいの原因とを関連づけて充分に説明できません。 ところが、MRを用いてめまい患者さんの脳を観察してみますと、そのような従来、重視されていた脳の病気ではなく、「白質病変」と言われる所見がMR上に高率に見られます。現在、筆者はMR上の大脳白質での変化がめまいの脳における病態の主要な鍵を握っていると考えています。
4.軽視されてきた頚性めまい
めまいに悩んでいる人々の80%以上には、首の凝りや痛みがあります。肩こりではなく首こりです。「めまいが起こる前に首が痛くなった」「首の付け根から後頭部が重く感じた」と訴える人が多く、こうした首の自覚症状が強いタイプは、「頚性めまい」と呼ぶべきだろうと私は考えています。ところが、こうした「頚性めまい」の考え方には、否定的な意見が多いのが現状です。しかし、米国には「めまいの改善には、首のこりの治療がきわめて有効だ」とする研究報告もあり、私どもも、頚部のマッサージ治療によって約3週間以内に約70%の患者さんに治療効果が見られています。 首あるいは頚部は脳と全身とを結んでいる重要な“連絡路”です。血管や神経が集中しているだけでなく、脳と脊髄や全身をつなぐ脊髄液を含む体液循環の“関所”に相当する部位です。(図5) さらに、頚部には星状神経節といわれる自律神経の重要な部分があります。めまい患者さんには脊髄液が通っているくも膜下腔が狭くなっていることがしばしば見られます。
このくも膜下腔狭少の病気への関連性の解釈は困難です。この部位から、平衡機能に関連した前庭神経への神経伝達障害が生じているとか、脊髄神経を圧迫しているとすることや、それ以外に首や背すじから脳へつながる脳脊髄液の流れを障害しているとも考えられます。そうすれば仮説的ではありますが、脳MR上の白質病変といわれる恐らく水分の多い状態と対応している可能性があります。脳、耳、目などの多感覚器障害としての原因が複雑なめまい治療に取り組む上で、脊髄液の流れを視野に入れて、「首の重要性」を見直すことは、めまいの原因解明上の大きな手がかりのひとつでしょう。
5. 水流不全症の概念
過去において、めまいの説明のなかで椎骨動脈血流不全症とする表現が多く用いられていますが、「水」を中心としたいわば「水流不全症」という概念こそ、今後のめまい学の新しい方向、あるいは難聴、耳鳴りの原因説明につながるものとも考えています。ちなみに東洋医学ではめまいのことを「水毒」とか「水滞」として把握されています。「首」を通過点とした水の流れに配慮する必要があるでしょう。
かつて、著書の中で、めまいを「脳内地震」として、脳内のエネルギーの暴発するようなメカニズムが突然のめまいの原因になっているとする唐突な考え方を紹介しましたが、最近では、脳だけではなく、耳、目、躯幹を含む全身的な部分での全身的あるいは局所的な「津波」のような現象がおきているかと想像することもあります。
めまいの原因|現代のめまい考
眩晕的原因 现代眩晕思考
めまいは、天井や自分自身がグルグル回るとか、体がフラフラ、フワフワするなどの状態を総称した病名です。日本国民の約7~10人にひとりは、なんらかの程度のめまいに悩んでいるとされており、現代病のひとつとして、注目されています。それでいて、一部の例外的とも言える脳や耳などの病気を除いて、その原因はいまだ不明です。 平衡機能を司る三半規管が耳にあること、耳鳴り、難聴などを合併すること、また突発性難聴後にめまいを来たす場合もあることなどから、耳鼻科が中心になって詳細な研究が行われてきました。その一方で、耳以外に脳や首が関与していることもあり、総合的な見地から「めまいは何処の病気か?」という原点に立って「めまいを見直す」ことが必要でしょう。 そのような見解にもとずき本書では、一般的な家庭医学書とは多少異なった観点からめまいや平衡機能障害について概説します。
1. めまい症状の構造
めまいの基本的な症状は眼振と呼ばれる眼球の異常運動や、体のバランス障害です。 しかし、それ以外の全身的な症状についての配慮も大切です。例えば、目の症状として、ものが二重に見える、光がまぶしい、目がチカチカする、目の奥が痛いなど、耳だけからは説明できない症状が多くあります。その他、うつ的な心理症状やまるで時差ボケのように昼間から眠いといった時間の認識障害もあります。そのように、めまい患者さんには、合併した症状の多いことから、めまいを多感覚器障害とする論旨が今日的でしょう。ところが、現実には、それらの症状を不定愁訴として軽視し、自律神経失調、更年期障害、さらには、ストレス、こころの病気、歳のせいなどと片付けられています。
2. メニエール伝説?
メニエール病の由来は、1861年フランスの内科医メニエールが、めまいを患っていた少女の遺体を解剖し、「内耳に出血があった」と発表したことです。当時、めまいは脳の病気と考えらており、耳との関連を指摘したメニエールの報告は画期的な内容でした。その後、温度が異なる水を耳に注ぎ込むと、めまいの基本症状のひとつである眼振が起きる事実も確認され、「めまいは耳から」とするメニエールの説が、近年までの医療界に定着したのです。 その基本理論は内耳にたまったリンパ液が「『突然』破裂する」あるいは「オーバーフローする」というものですが、その考え方は、内リンパ水腫を確認したとする数少ない解剖所見報告を中心にして普及してきました。ところが、不思議なことは、そんな水腫の存在や破裂現場が実際の患者さんで観察されたことは殆どないことです。さらに、仮に、内リンパ水腫が生じているとしても、そのような病態のそもそもの原因
が追究されるべきでしょう。 最近では、メニエール病にとって代わったようによく使われる病名として「良性発作性頭位めまい症」があります。これは三半規管の中に、耳石と呼ばれる石ころが生じ、頭や体の位置を変換することによりアチコチと転
がって、眼振を生じるとする考え方です。皮肉なことに、この耳石を実際の患者さんで観察した研究者は世界中にほとんどいません。面白い考え方ですが、まるでドラマのようです。頭の位置を換えることにより影響を受けるのは耳だけではありません。当り前のことですが、首も背筋も動くことが軽視されています。 「めまい=メニエール病」あるいは「めまいは耳の病気」と思って診療を受けることには注意してください。
3. 脳MR上の「白質病変」
もし、耳がめまいの大きな原因でなければ、それでは脳は一体どうなっているのでしょうか?筆者のところを受診するほぼ全てのめまい患者さんに脳MRを施行し、脳の状態を調べました。最近になって脳の検査として普及してきているのは、MRという磁力と生体各部位での反応の差を原理とした検査法です。以前からのCTがエックス線を用いているのと異なり、MRはCTより詳しい写真が得られます。そうしますと、意外なことに従来言われているような小脳、視床、大脳側頭葉などを含めためまいの原因となる脳病変が見られることは数パーセント以内ときわめて稀なものであることが判ってきました。耳の場合と同様に、従来の考え方では脳とめまいの原因とを関連づけて充分に説明できません。 ところが、MRを用いてめまい患者さんの脳を観察してみますと、そのような従来、重視されていた脳の病気ではなく、「白質病変」と言われる所見がMR上に高率に見られます。現在、筆者はMR上の大脳白質での変化がめまいの脳における病態の主要な鍵を握っていると考えています。
4.軽視されてきた頚性めまい
めまいに悩んでいる人々の80%以上には、首の凝りや痛みがあります。肩こりではなく首こりです。「めまいが起こる前に首が痛くなった」「首の付け根から後頭部が重く感じた」と訴える人が多く、こうした首の自覚症状が強いタイプは、「頚性めまい」と呼ぶべきだろうと私は考えています。ところが、こうした「頚性めまい」の考え方には、否定的な意見が多いのが現状です。しかし、米国には「めまいの改善には、首のこりの治療がきわめて有効だ」とする研究報告もあり、私どもも、頚部のマッサージ治療によって約3週間以内に約70%の患者さんに治療効果が見られています。 首あるいは頚部は脳と全身とを結んでいる重要な“連絡路”です。血管や神経が集中しているだけでなく、脳と脊髄や全身をつなぐ脊髄液を含む体液循環の“関所”に相当する部位です。(図5) さらに、頚部には星状神経節といわれる自律神経の重要な部分があります。めまい患者さんには脊髄液が通っているくも膜下腔が狭くなっていることがしばしば見られます。
このくも膜下腔狭少の病気への関連性の解釈は困難です。この部位から、平衡機能に関連した前庭神経への神経伝達障害が生じているとか、脊髄神経を圧迫しているとすることや、それ以外に首や背すじから脳へつながる脳脊髄液の流れを障害しているとも考えられます。そうすれば仮説的ではありますが、脳MR上の白質病変といわれる恐らく水分の多い状態と対応している可能性があります。脳、耳、目などの多感覚器障害としての原因が複雑なめまい治療に取り組む上で、脊髄液の流れを視野に入れて、「首の重要性」を見直すことは、めまいの原因解明上の大きな手がかりのひとつでしょう。
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NEW 予約
Kastane(カスタネ)
パフギャザーTee
https://t.cn/A6AabMNy
¥4,620(税込)
PALポイント: 210ポイント獲得
DESIGN
パフスリーブが目を惹くカット素材のTシャツ。
サラッと1枚で着ておしゃれ見えするので、夏に大活躍する嬉しい1枚。
カット素材なので伸縮性もあり、ご自宅でお洗濯も可能です。
COORDINATE
・袖にポイントがあるので、ハイウェストボトムにインスタイルで着て頂くのがオススメのバランス。
・柄物のスカートやパンツと合わせると、雰囲気を変えて着て頂けます。
・カジュアルに着たい方は、デニムで合わせるとカジュアルダウンして着て頂けます。
品番 KAZ1001405A0003
素材 綿60%ナイロン35%ポリウレタン5%
原産国 -
サイズ F
カテゴリ トップス > ニット/セーター
タイプ レディース
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#日本疫情#
新型コロナ 国内感染者773人(クルーズ船含む)23日午後5時半
各地の自治体によりますと、名古屋市で70代の男女2人の感染が確認されるなど、23日午後5時半までに新たに4人の感染が確認されています。
これで、国内で感染が確認された人は
▽日本で感染した人や中国からの旅行者などが125人、
▽クルーズ船の乗客・乗員が634人、
▽チャーター機で帰国した人が14人の、合わせて773人となります。
都道府県別では
▽東京都が29人
▽北海道が18人
▽神奈川県が16人
▽愛知県が17人
▽和歌山県が13人
▽千葉県が10人
▽沖縄県が3人
▽熊本県が3人
▽京都府が2人
▽福岡県が2人
▽石川県が2人
▽埼玉県が1人
▽三重県が1人
▽奈良県が1人
▽大阪府が1人
▽栃木県が1人
▽それに厚生労働省の職員や検疫官などが5人です。
厚生労働省によりますと、国内で感染が確認された人のうち、クルーズ船の乗客乗員を除いて、今月20日までに合わせて23人が症状が改善するなどして退院したということです。
日本・中国以外の感染者は1038人
中国と日本以外で新型コロナウイルスの感染者が確認された国と地域は29に上り、感染者は合わせて1038人となっています。
国や地域別では
▽韓国が556人、
▽シンガポールが89人、
▽イタリアが79人、
▽香港が69人、
▽タイが35人、
▽イランが28人、
▽台湾が26人、
▽マレーシアが22人、
▽ドイツ、ベトナム、アメリカがそれぞれ16人、
▽オーストラリアが15人、
▽UAE=アラブ首長国連邦が13人、
▽フランスが12人、
▽マカオが10人、
▽イギリスとカナダがそれぞれ9人、
▽インドとフィリピンがそれぞれ3人、
▽ロシアとスペインがそれぞれ2人、
▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、スウェーデン、ベルギー、エジプト、それにレバノンがそれぞれ1人となっています。
このうち、亡くなった人は、
▽イランで5人、
▽韓国で4人、
▽香港とイタリアでそれぞれ2人、
▽フィリピン、フランス、台湾でそれぞれ1人となっています。
このほか、クルーズ船、「ダイヤモンド・プリンセス」から下船して、今月17日にチャーター機でアメリカに帰国した300人余りのうち、18人の感染が確認されています。
また、本格的な下船が始まった今月19日以降に下船した乗客のうち、それぞれの国や地域に戻った後に感染が確認されたケースは、オーストラリアで7人、イスラエルで1人となっています。
新型コロナ 国内感染者773人(クルーズ船含む)23日午後5時半
各地の自治体によりますと、名古屋市で70代の男女2人の感染が確認されるなど、23日午後5時半までに新たに4人の感染が確認されています。
これで、国内で感染が確認された人は
▽日本で感染した人や中国からの旅行者などが125人、
▽クルーズ船の乗客・乗員が634人、
▽チャーター機で帰国した人が14人の、合わせて773人となります。
都道府県別では
▽東京都が29人
▽北海道が18人
▽神奈川県が16人
▽愛知県が17人
▽和歌山県が13人
▽千葉県が10人
▽沖縄県が3人
▽熊本県が3人
▽京都府が2人
▽福岡県が2人
▽石川県が2人
▽埼玉県が1人
▽三重県が1人
▽奈良県が1人
▽大阪府が1人
▽栃木県が1人
▽それに厚生労働省の職員や検疫官などが5人です。
厚生労働省によりますと、国内で感染が確認された人のうち、クルーズ船の乗客乗員を除いて、今月20日までに合わせて23人が症状が改善するなどして退院したということです。
日本・中国以外の感染者は1038人
中国と日本以外で新型コロナウイルスの感染者が確認された国と地域は29に上り、感染者は合わせて1038人となっています。
国や地域別では
▽韓国が556人、
▽シンガポールが89人、
▽イタリアが79人、
▽香港が69人、
▽タイが35人、
▽イランが28人、
▽台湾が26人、
▽マレーシアが22人、
▽ドイツ、ベトナム、アメリカがそれぞれ16人、
▽オーストラリアが15人、
▽UAE=アラブ首長国連邦が13人、
▽フランスが12人、
▽マカオが10人、
▽イギリスとカナダがそれぞれ9人、
▽インドとフィリピンがそれぞれ3人、
▽ロシアとスペインがそれぞれ2人、
▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、スウェーデン、ベルギー、エジプト、それにレバノンがそれぞれ1人となっています。
このうち、亡くなった人は、
▽イランで5人、
▽韓国で4人、
▽香港とイタリアでそれぞれ2人、
▽フィリピン、フランス、台湾でそれぞれ1人となっています。
このほか、クルーズ船、「ダイヤモンド・プリンセス」から下船して、今月17日にチャーター機でアメリカに帰国した300人余りのうち、18人の感染が確認されています。
また、本格的な下船が始まった今月19日以降に下船した乗客のうち、それぞれの国や地域に戻った後に感染が確認されたケースは、オーストラリアで7人、イスラエルで1人となっています。
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