堂本光一、“後輩”二人への期待を明かす「これからどんどん知らない佐藤勝利、知らない北山宏光を発見するのが今からすごく楽しみ」
2022/02/18 05:00
2月17日、都内で「Endless SHOCK -Eternal-」製作発表が行われ、()、()、()、、、が登壇。同作への思いや、堂本が佐藤、北山ら新キャストへの期待などを語った。
「Endless SHOCK -Eternal-」を届ける最終決断は2日前
堂本が国内ミュージカル単独主演記録を更新し続ける「SHOCK」。2020年から堂本は主演に加え、作・構成・演出にクレジットされて初めての公演となったが、2020年2月28日以降3月いっぱいまでの帝国劇場公演が新型コロナウイルスの影響で中止に。
2020年9・10月の大阪・梅田芸術劇場メインホール公演では、堂本が感染防止を念頭においての演出、構成を施した「Endless SHOCK」のスピンオフとなる「Endless SHOCK -Eternal-」を上演。そのスピンオフ作品を2022年、新キャストと共に新演出で上演する。
堂本は、「まだ世の中が落ち着かない中、今回の公演をどうしようかすごく悩みました。皆さんには『Endless SHOCK』の会見があるという風に伝わっていましたよね。スピンオフである『Endless SHOCK -Eternal-』をお届けすると最終決断をしたのは2日前です。ギリギリまでどうしようか悩みました」と葛藤があったことを告白。
「ただ『Endless SHOCK -Eternal-』はやはりスピンオフ。特に今回キャストが大きく変わるので、本編を知らないままご覧になる方もいらっしゃると思います。やはり本編の気持ちを知ったうえで『Endless SHOCK -Eternal-』をご覧いただきたいという思いがあり、(本編を)配信でお届けすることにしました」と報告を交えつつあいさつした。
佐藤勝利「殻を破って新しい僕の一面を見せられたら」
東京・帝国劇場公演にてライバル役を演じる佐藤は、「14歳でジャニーズに入るまでエンタメに触れたことがなく、初めて生で触れたエンタメが『Endless SHOCK』でした。文字通り“終わらない衝撃”が今も僕の中で続いています。本来なら初日の1カ月前から稽古に入るのですが、強い思いがありまして、僕は11月から先走って(稽古をして)います」と気合いをアピール。
「本当に一生懸命やっていますし、そんな僕を見て光一くんが『失敗を怖がらずにやった方が良いよ』とおっしゃってくれて。殻を破って新しい僕の一面、ライバル役の一面を見せられたら」と意気込んだ。
北山宏光「20年前の自分に『お前はライバル役で立っているぞ』と言ってあげたい」
ヒロイン・リカ役を演じる綺咲は「諸先輩方に食らいつきながら大切に演じていきたい」、帝国劇場公演でオーナー役を演じる前田は「光一さんは毎回進化させていく方。去年とは違う-Eternal-を見せてくれると祈っております。新しいメンバーとともにすてきな作品を作っていきたい」とあいさつ。
福岡・博多座公演にてオーナー役を演じる島田があいさつをしようと立ち上がると、堂本が「補足させてください。博多はどっちをやるか分かりません…本編をやれたらいいなと思っています」とコメントし、周りを驚かせた。
続く、博多座公演でライバル役を演じる北山は、「博多座でどっちをやるか分からないというのを、先ほど前室で初めて聞いた北山です」とあいさつ。「僕も初めて触れたエンターテインメントが『Endless SHOCK』。約20年前の自分に『20年後、お前はライバル役で立っているぞ』と言ってあげたいですし、20年ごしにステージに立てることを誇りに思っています」と強い思いを伝えた。
堂本光一、後輩二人への期待を明かす
堂本は、佐藤、北山という後輩二人について「我々は“ファミリー”と言われていて、その中でちらちらと顔を合わせることはあっても、がっつりと仕事をしたことは考えてみるとあんまりないんですよ。そういう意味では、舞台は稽古からいろいろなことをみんなで共有しながら作っていくものですから、これからどんどん知らない、知らないを発見するのが今からすごく楽しみです」と言い、にっこり。
レポーターから「世代も違いますもんね?」と言われると、堂本は「何てことを言うんだ」とツッコミ。北山も「うちの座長をめちゃめちゃ言うじゃないですか」と言い、会場からは笑いがこぼれた。
佐藤が「(今)25です」と年齢を伝えると、堂本は「のデビューと(年齢が)一緒だ」と驚き。「舞台って不思議と年齢が関係なくなるので、先輩・後輩じゃなく、一人の役者として向き合うのが楽しみです」と期待を示した。
北山宏光、新情報の多さにパニック
佐藤は「最新のSHOCKのDVDを無言で提示され、強めに頷かれてそれで『決まったんだ』って思ったんです」と知った時の経緯を告白。「『出来るかな?』と不安はよぎりましたが、このチャンスを逃したら、僕はいつまで経っても帝劇に立てるスイッチを入れられないと思って」と決意を固めたことを明かした。また「演目もそうですし、基礎の基礎からやっています」と自主稽古の内容も明かした。
堂本は「昨日も(佐藤と)電話で話したんですよ。強い思いがあるからこそ『迷惑をかけられない』という思いがすごく先行しているように思って。『それは違うよ。どんどん稽古場で失敗して恥をかいた方が良いよ』って昨日話をしました」と伝えたアドバイスについて語った。
また、「北山という名前は結構以前から話には出ていたんです」と堂本が話すと、北山は「えぇ?! ちょっと今日初めて聞くこと多すぎるんですけど」と驚きの表情。「勝利が稽古しているって俺はしていないし、昨日も電話していたって俺かかってきていないし…」と、先輩・堂本から出される初めての情報の多さにあたふたしていた。
ミュージカル「Endless SHOCK -Eternal-」は、4月、5月に東京・帝国劇場にて、9月に福岡・博多座にて上演予定。
2022/02/18 05:00
2月17日、都内で「Endless SHOCK -Eternal-」製作発表が行われ、()、()、()、、、が登壇。同作への思いや、堂本が佐藤、北山ら新キャストへの期待などを語った。
「Endless SHOCK -Eternal-」を届ける最終決断は2日前
堂本が国内ミュージカル単独主演記録を更新し続ける「SHOCK」。2020年から堂本は主演に加え、作・構成・演出にクレジットされて初めての公演となったが、2020年2月28日以降3月いっぱいまでの帝国劇場公演が新型コロナウイルスの影響で中止に。
2020年9・10月の大阪・梅田芸術劇場メインホール公演では、堂本が感染防止を念頭においての演出、構成を施した「Endless SHOCK」のスピンオフとなる「Endless SHOCK -Eternal-」を上演。そのスピンオフ作品を2022年、新キャストと共に新演出で上演する。
堂本は、「まだ世の中が落ち着かない中、今回の公演をどうしようかすごく悩みました。皆さんには『Endless SHOCK』の会見があるという風に伝わっていましたよね。スピンオフである『Endless SHOCK -Eternal-』をお届けすると最終決断をしたのは2日前です。ギリギリまでどうしようか悩みました」と葛藤があったことを告白。
「ただ『Endless SHOCK -Eternal-』はやはりスピンオフ。特に今回キャストが大きく変わるので、本編を知らないままご覧になる方もいらっしゃると思います。やはり本編の気持ちを知ったうえで『Endless SHOCK -Eternal-』をご覧いただきたいという思いがあり、(本編を)配信でお届けすることにしました」と報告を交えつつあいさつした。
佐藤勝利「殻を破って新しい僕の一面を見せられたら」
東京・帝国劇場公演にてライバル役を演じる佐藤は、「14歳でジャニーズに入るまでエンタメに触れたことがなく、初めて生で触れたエンタメが『Endless SHOCK』でした。文字通り“終わらない衝撃”が今も僕の中で続いています。本来なら初日の1カ月前から稽古に入るのですが、強い思いがありまして、僕は11月から先走って(稽古をして)います」と気合いをアピール。
「本当に一生懸命やっていますし、そんな僕を見て光一くんが『失敗を怖がらずにやった方が良いよ』とおっしゃってくれて。殻を破って新しい僕の一面、ライバル役の一面を見せられたら」と意気込んだ。
北山宏光「20年前の自分に『お前はライバル役で立っているぞ』と言ってあげたい」
ヒロイン・リカ役を演じる綺咲は「諸先輩方に食らいつきながら大切に演じていきたい」、帝国劇場公演でオーナー役を演じる前田は「光一さんは毎回進化させていく方。去年とは違う-Eternal-を見せてくれると祈っております。新しいメンバーとともにすてきな作品を作っていきたい」とあいさつ。
福岡・博多座公演にてオーナー役を演じる島田があいさつをしようと立ち上がると、堂本が「補足させてください。博多はどっちをやるか分かりません…本編をやれたらいいなと思っています」とコメントし、周りを驚かせた。
続く、博多座公演でライバル役を演じる北山は、「博多座でどっちをやるか分からないというのを、先ほど前室で初めて聞いた北山です」とあいさつ。「僕も初めて触れたエンターテインメントが『Endless SHOCK』。約20年前の自分に『20年後、お前はライバル役で立っているぞ』と言ってあげたいですし、20年ごしにステージに立てることを誇りに思っています」と強い思いを伝えた。
堂本光一、後輩二人への期待を明かす
堂本は、佐藤、北山という後輩二人について「我々は“ファミリー”と言われていて、その中でちらちらと顔を合わせることはあっても、がっつりと仕事をしたことは考えてみるとあんまりないんですよ。そういう意味では、舞台は稽古からいろいろなことをみんなで共有しながら作っていくものですから、これからどんどん知らない、知らないを発見するのが今からすごく楽しみです」と言い、にっこり。
レポーターから「世代も違いますもんね?」と言われると、堂本は「何てことを言うんだ」とツッコミ。北山も「うちの座長をめちゃめちゃ言うじゃないですか」と言い、会場からは笑いがこぼれた。
佐藤が「(今)25です」と年齢を伝えると、堂本は「のデビューと(年齢が)一緒だ」と驚き。「舞台って不思議と年齢が関係なくなるので、先輩・後輩じゃなく、一人の役者として向き合うのが楽しみです」と期待を示した。
北山宏光、新情報の多さにパニック
佐藤は「最新のSHOCKのDVDを無言で提示され、強めに頷かれてそれで『決まったんだ』って思ったんです」と知った時の経緯を告白。「『出来るかな?』と不安はよぎりましたが、このチャンスを逃したら、僕はいつまで経っても帝劇に立てるスイッチを入れられないと思って」と決意を固めたことを明かした。また「演目もそうですし、基礎の基礎からやっています」と自主稽古の内容も明かした。
堂本は「昨日も(佐藤と)電話で話したんですよ。強い思いがあるからこそ『迷惑をかけられない』という思いがすごく先行しているように思って。『それは違うよ。どんどん稽古場で失敗して恥をかいた方が良いよ』って昨日話をしました」と伝えたアドバイスについて語った。
また、「北山という名前は結構以前から話には出ていたんです」と堂本が話すと、北山は「えぇ?! ちょっと今日初めて聞くこと多すぎるんですけど」と驚きの表情。「勝利が稽古しているって俺はしていないし、昨日も電話していたって俺かかってきていないし…」と、先輩・堂本から出される初めての情報の多さにあたふたしていた。
ミュージカル「Endless SHOCK -Eternal-」は、4月、5月に東京・帝国劇場にて、9月に福岡・博多座にて上演予定。
堂本光一主演「Endless SHOCK -Eternal-」で佐藤勝利、北山宏光が新ライバル役に!5年ぶり博多座公演も
2022年02月18日
https://t.cn/A6iF0vrZ
堂本光一がミュージカル単独主演記録を更新し続けている「SHOCK」シリーズの最新公演となる「Endless SHOCK -Eternal-」の制作発表会見が2月17日(木)に行われ、主演の堂本、今年新たにライバル役を務めるKis-My-Ft2・北山宏光、Sexy Zone・佐藤勝利、そして綺咲愛里、島田歌穂、前田美波里の6人が登壇した。会見では、帝国劇場・博多座での「Endless SHOCK -Eternal-」上演に加え、新キャストと共に無観客の劇場でパフォーマンスする「Endless SHOCK」本編の映像配信も発表された。
主演を務める堂本は、「まだ世の中が落ち着かない中、今年の公演をどうしようかというのはすごく悩みました。スピンオフの『~-Eternal-』をお届けすると決めたのは2日前です。今回キャストも大きく変わるので、本編を知らないままご覧になる方もいらっしゃると思います。本編の気持ちを知ったうえで『~-Eternal-』をご覧いただきたいなという思いから、本編を配信でお届けすることにしました。大変なスケジュールの中で撮影をしていきますが、その大変さをエネルギーに変えて皆さんにお届けできたらいいなと思っています。まだどうなるかは分かりませんが、博多座公演では本編の『~SHOCK』をやれたらいいなとも思っています。今こういう状況の中でも安心して楽しんでいただけるエンターテインメントをお届けできるようにやっていきたいなと思っております」と公演への思いを語った。
4、5月の帝国劇場公演でライバル役を演じる佐藤は、「僕は14歳でジャニーズに入ったのですが、それまでエンタメに触れたことはなく、初めて生で触れたエンタメが『Endless SHOCK』でした。その時から、文字どおり“終わらない衝撃”が今も僕の中で続いています。本来なら初日の1か月前くらいに稽古に入るので、3月ごろから準備をするのですが、僕は11月から先走って基礎的な稽古なども始めています。それくらい強い思いを胸に頑張っています。ただ、光一君がそんな僕を見て、『失敗も怖がらずにやった方がいいよ』と言ってくださって。下手だと思われてもいいなという気持ちを胸に、殻を破って、僕の新しい一面だったり、ライバル役の新しい一面を作っていきたいと思います」と意気込んだ。
ヒロインのリカを演じる綺咲は、「長く歴史もあって、ずっと愛されている作品に携わらせていただけることを本当に光栄に思っております。初めて拝見した時は、ダンスや日本舞踊など、全てを詰め込んだダイナミックな舞台だなと思いました。しっかりと食らいついていきながら演じたいと思います」とコメント。
帝国劇場公演でオーナー役を演じる前田は、「また『~-Eternal-』になってしまったんだ、と残念に思ってらっしゃる方もいると思いますが、光一さんは毎回進化させていく方です。作品のために、きっと去年と違う『~-Eternal-』を見せていただけると祈っておりますし、皆様もご期待ください。新しいメンバーと共に一生懸命作っていきたいと思います」と期待を込めた。
博多座公演でオーナー役を演じる島田は、「長い間、光一さんが命を削るような思いで大切に続けてこられた作品に参加させていただけて光栄です。大先輩の(前田)美波里さんが演じて来られたオーナー役というお話を頂き、プレッシャーで押しつぶされそうですが、精いっぱい頑張ります」と心境を明かした。
そして、9月の博多座公演でライバル役を演じる北山は、「博多座で『~-Eternal-』と『~SHOCK』のどっちをやるか分からないと先程前室で初めて聞きました。まずこのご時世の中で、ライバル役で選んでいただいたこと、ものすごく感謝しています。僕も21年くらい前、初めてエンターテインメントに触れたのが『~SHOCK』だったので、その時の自分に『20年後、おまえはライバル役で立ってるぞ』と言ってあげたいです。20年越しにそのステージに立てることも光栄です。自分なりに一生懸命演じたいと思っております」と決意を語った。
また、『~SHOCK』を初めて見る観客に向けて堂本は、「やっぱり『~-Eternal-』はスピンオフなので、まずは本編を配信でご覧いただきたいなと思います」とコメント。さらに「客席上空を飛ぶフライングなどは控えるべきだと判断したのですが、それをなしにしたとしても、昨年よりも進化させてお届けしなきゃいけないんだと今、美波里さんの言葉で思いました(笑)。セットなど、より華やかにしていこうとは思っておりますので、まずは『~SHOCK』の世界を配信でご覧いただいて、出演者の心の奥底を『~-Eternal-』で感じていただけたらと思います」と呼びかけた。
さらに、エターナルプロデューサーとしてジャニー喜多川氏の名前を掲げている作品ということに関して、北山は「この作品を見ていると、僕はジャニーさんの香りを感じます。自分が事務所に入ってから21年間、こんなにいろんなことを教えてもらったんだと感じる作品です」、佐藤は「ジャニーさんは無謀なことしか言わない人で…。『Endless SHOCK』からも、命を削るくらいやることの美しさなどを強く感じます。光一君が、本編と『~-Eternal-』どっちもやるぞ、と言ったのが、ジャニーさんイズムだなと思いました。電話していても、ジャニーさんと電話してるんじゃないかなと思ったくらい、最近近づいてきてますね(笑)。座長の胸を借りるつもりで頑張りたいと思います」と笑顔で話した。
最後に、新しいキャストになった今年ならではの舞台の魅力に関して堂本は、「キャストが変われば色もガラッと変わるので…。技術もすごくある方ですから、綺咲さんのリカもすごく楽しみですし、『ナイツ・テイル-騎士物語-』でご一緒した(島田)歌穂さんと新しい場所でご一緒できるのも楽しみです。僕としても新鮮な気持ちで挑めると思っています」と意気込みを語り、会見を締めくくった。
「Endless SHOCK」本編ストーリー
ニューヨーク・ブロードウェイ。繁栄と衰退を繰り返すショービジネスの中心。その中で揉まれながらも常に頂点を目指し続ける若きエンターテイナー、コウイチ(堂本光一)。
彼が率いるカンパニーのスタートはオフ・ブロードウェイの劇場。小さな劇場だが、コウイチのショーはいつも人気で大盛況だった。カンパニーの誰もがコウイチと共にショーを続けたい、と思っていた。
ある日、カンパニーの心を動かすひとつの事件が起きる。新聞に、コウイチのショーを絶賛する記事が載ったのだ。さらにオーナー(前田美波里/島田歌穂)は、コウイチにオン・ブロードウェイからオファーがあったことを告げる。
カンパニーの誰もがショービジネスの頂点に進出出来る!と喜びと期待に胸を膨らませ、コウイチの幼なじみのショウリ/ヒロミツ(佐藤勝利/北山宏光)も溢れんばかりのステージへの夢を描くが、オン・ブロードウェイからのオファーは、次第にコウイチやショウリ/ヒロミツ、オーナーの娘リカ(綺咲愛里)らカンパニーに亀裂と混乱を生じさせる。
そんな時でも…そして、ある事件によって、コウイチの肉体と魂を分かつ最悪の状況に陥っても“Show Must Go On!” コウイチはショーへの信念を持ち続け、カンパニーを一つにしていく…。
■公演概要
Endless SHOCK -Eternal-
2022年4月10日(日)~5月31日(火):帝国劇場(57回)
2022年9月:博多座
エターナル・プロデューサー:ジャニー喜多川
作・構成・演出・主演:堂本光一
出演:佐藤勝利(帝国劇場)/北山宏光(博多座)
越岡裕貴、松崎祐介
高田翔、原嘉孝、大東立樹、今村隼人
石川直、綺咲愛里
前田美波里(帝国劇場)/島田歌穂(博多座)
2022年02月18日
https://t.cn/A6iF0vrZ
堂本光一がミュージカル単独主演記録を更新し続けている「SHOCK」シリーズの最新公演となる「Endless SHOCK -Eternal-」の制作発表会見が2月17日(木)に行われ、主演の堂本、今年新たにライバル役を務めるKis-My-Ft2・北山宏光、Sexy Zone・佐藤勝利、そして綺咲愛里、島田歌穂、前田美波里の6人が登壇した。会見では、帝国劇場・博多座での「Endless SHOCK -Eternal-」上演に加え、新キャストと共に無観客の劇場でパフォーマンスする「Endless SHOCK」本編の映像配信も発表された。
主演を務める堂本は、「まだ世の中が落ち着かない中、今年の公演をどうしようかというのはすごく悩みました。スピンオフの『~-Eternal-』をお届けすると決めたのは2日前です。今回キャストも大きく変わるので、本編を知らないままご覧になる方もいらっしゃると思います。本編の気持ちを知ったうえで『~-Eternal-』をご覧いただきたいなという思いから、本編を配信でお届けすることにしました。大変なスケジュールの中で撮影をしていきますが、その大変さをエネルギーに変えて皆さんにお届けできたらいいなと思っています。まだどうなるかは分かりませんが、博多座公演では本編の『~SHOCK』をやれたらいいなとも思っています。今こういう状況の中でも安心して楽しんでいただけるエンターテインメントをお届けできるようにやっていきたいなと思っております」と公演への思いを語った。
4、5月の帝国劇場公演でライバル役を演じる佐藤は、「僕は14歳でジャニーズに入ったのですが、それまでエンタメに触れたことはなく、初めて生で触れたエンタメが『Endless SHOCK』でした。その時から、文字どおり“終わらない衝撃”が今も僕の中で続いています。本来なら初日の1か月前くらいに稽古に入るので、3月ごろから準備をするのですが、僕は11月から先走って基礎的な稽古なども始めています。それくらい強い思いを胸に頑張っています。ただ、光一君がそんな僕を見て、『失敗も怖がらずにやった方がいいよ』と言ってくださって。下手だと思われてもいいなという気持ちを胸に、殻を破って、僕の新しい一面だったり、ライバル役の新しい一面を作っていきたいと思います」と意気込んだ。
ヒロインのリカを演じる綺咲は、「長く歴史もあって、ずっと愛されている作品に携わらせていただけることを本当に光栄に思っております。初めて拝見した時は、ダンスや日本舞踊など、全てを詰め込んだダイナミックな舞台だなと思いました。しっかりと食らいついていきながら演じたいと思います」とコメント。
帝国劇場公演でオーナー役を演じる前田は、「また『~-Eternal-』になってしまったんだ、と残念に思ってらっしゃる方もいると思いますが、光一さんは毎回進化させていく方です。作品のために、きっと去年と違う『~-Eternal-』を見せていただけると祈っておりますし、皆様もご期待ください。新しいメンバーと共に一生懸命作っていきたいと思います」と期待を込めた。
博多座公演でオーナー役を演じる島田は、「長い間、光一さんが命を削るような思いで大切に続けてこられた作品に参加させていただけて光栄です。大先輩の(前田)美波里さんが演じて来られたオーナー役というお話を頂き、プレッシャーで押しつぶされそうですが、精いっぱい頑張ります」と心境を明かした。
そして、9月の博多座公演でライバル役を演じる北山は、「博多座で『~-Eternal-』と『~SHOCK』のどっちをやるか分からないと先程前室で初めて聞きました。まずこのご時世の中で、ライバル役で選んでいただいたこと、ものすごく感謝しています。僕も21年くらい前、初めてエンターテインメントに触れたのが『~SHOCK』だったので、その時の自分に『20年後、おまえはライバル役で立ってるぞ』と言ってあげたいです。20年越しにそのステージに立てることも光栄です。自分なりに一生懸命演じたいと思っております」と決意を語った。
また、『~SHOCK』を初めて見る観客に向けて堂本は、「やっぱり『~-Eternal-』はスピンオフなので、まずは本編を配信でご覧いただきたいなと思います」とコメント。さらに「客席上空を飛ぶフライングなどは控えるべきだと判断したのですが、それをなしにしたとしても、昨年よりも進化させてお届けしなきゃいけないんだと今、美波里さんの言葉で思いました(笑)。セットなど、より華やかにしていこうとは思っておりますので、まずは『~SHOCK』の世界を配信でご覧いただいて、出演者の心の奥底を『~-Eternal-』で感じていただけたらと思います」と呼びかけた。
さらに、エターナルプロデューサーとしてジャニー喜多川氏の名前を掲げている作品ということに関して、北山は「この作品を見ていると、僕はジャニーさんの香りを感じます。自分が事務所に入ってから21年間、こんなにいろんなことを教えてもらったんだと感じる作品です」、佐藤は「ジャニーさんは無謀なことしか言わない人で…。『Endless SHOCK』からも、命を削るくらいやることの美しさなどを強く感じます。光一君が、本編と『~-Eternal-』どっちもやるぞ、と言ったのが、ジャニーさんイズムだなと思いました。電話していても、ジャニーさんと電話してるんじゃないかなと思ったくらい、最近近づいてきてますね(笑)。座長の胸を借りるつもりで頑張りたいと思います」と笑顔で話した。
最後に、新しいキャストになった今年ならではの舞台の魅力に関して堂本は、「キャストが変われば色もガラッと変わるので…。技術もすごくある方ですから、綺咲さんのリカもすごく楽しみですし、『ナイツ・テイル-騎士物語-』でご一緒した(島田)歌穂さんと新しい場所でご一緒できるのも楽しみです。僕としても新鮮な気持ちで挑めると思っています」と意気込みを語り、会見を締めくくった。
「Endless SHOCK」本編ストーリー
ニューヨーク・ブロードウェイ。繁栄と衰退を繰り返すショービジネスの中心。その中で揉まれながらも常に頂点を目指し続ける若きエンターテイナー、コウイチ(堂本光一)。
彼が率いるカンパニーのスタートはオフ・ブロードウェイの劇場。小さな劇場だが、コウイチのショーはいつも人気で大盛況だった。カンパニーの誰もがコウイチと共にショーを続けたい、と思っていた。
ある日、カンパニーの心を動かすひとつの事件が起きる。新聞に、コウイチのショーを絶賛する記事が載ったのだ。さらにオーナー(前田美波里/島田歌穂)は、コウイチにオン・ブロードウェイからオファーがあったことを告げる。
カンパニーの誰もがショービジネスの頂点に進出出来る!と喜びと期待に胸を膨らませ、コウイチの幼なじみのショウリ/ヒロミツ(佐藤勝利/北山宏光)も溢れんばかりのステージへの夢を描くが、オン・ブロードウェイからのオファーは、次第にコウイチやショウリ/ヒロミツ、オーナーの娘リカ(綺咲愛里)らカンパニーに亀裂と混乱を生じさせる。
そんな時でも…そして、ある事件によって、コウイチの肉体と魂を分かつ最悪の状況に陥っても“Show Must Go On!” コウイチはショーへの信念を持ち続け、カンパニーを一つにしていく…。
■公演概要
Endless SHOCK -Eternal-
2022年4月10日(日)~5月31日(火):帝国劇場(57回)
2022年9月:博多座
エターナル・プロデューサー:ジャニー喜多川
作・構成・演出・主演:堂本光一
出演:佐藤勝利(帝国劇場)/北山宏光(博多座)
越岡裕貴、松崎祐介
高田翔、原嘉孝、大東立樹、今村隼人
石川直、綺咲愛里
前田美波里(帝国劇場)/島田歌穂(博多座)
#櫻井孝宏# 『劇場版 呪術廻戦 0』櫻井孝宏、緒方恵美と中村悠一に想像した以上のものを「引き出してもらった」
人気アニメシリーズ初の映画化作品となる『劇場版 呪術廻戦 0』で最悪の呪詛師・夏油傑(げとうすぐる)の声を担当する櫻井孝宏が、「単純な悪ではない」と語る夏油の魅力、そして本作主人公・乙骨憂太の声を担当した緒方恵美、五条悟役の中村悠一と共演した時を振り返った。
芥見下々原作による人気コミック「呪術廻戦」の前日譚となるエピソード「呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校」を映画化した本作は、事故で失った幼なじみの呪いに苦しむ高校生・乙骨が、東京都立呪術高等専門学校に編入し、呪いを解こうと歩みだす物語が展開する。
櫻井が演じる夏油傑は、かつて百人以上の一般人を呪殺した最悪の呪詛師。「呪術師の楽園実現」のために、呪術テロ事件「百鬼夜行」を引き起こし、世の中を混乱に陥れる存在となる。本作が映画化されることについて、「もともとは短いお話だったので、映画化は想像してなかったです」と語る櫻井は、「でもそこは劇場版ならではの味付けというか。テレビシリーズを観ていて、追ってきた人にとっては、ちょっとグッとくるようなシーンもプラスアルファされていました」と感じているという。
夏油傑 - (C) 2021 「劇場版 呪術廻戦 0」製作委員会 (C) 芥見下々/集英社
テレビシリーズでは、特級呪霊と結託するなど怪しい動きを見せていた夏油だが、今回の劇場版では、主人公に立ちはだかる敵として大きくクローズアップされている。そんな夏油のことを、櫻井自身は単純な敵役、悪ではないと感じている。
「主人公たちとの対立構造があって、どちらかというと悪の側なので、見え方的には“悪役”という風に置かれてしまいますが、いわゆるステレオタイプの悪というよりは、理由と事情があってそうなったということもあります。そういう意味で、五条と夏油の関係性というのも重要なポイントになっていると思います。だからことさら悪くしようという意識はなかった」とその役づくりについて明かす。
今回共演した、乙骨役の緒方については「乙骨が憑依(ひょうい)しているような、緒方さんそのものの姿も乙骨だったなというふうに思いました。今回、緒方さんもおっしゃっているように、乙骨はポンコツ状態からスタートして、そこから一気にかけ上がっていくような難しい表現を求められました。それを全身で表現されていて、本当にしびれました。これまで何度か緒方さんと共演させていただいてますが、乙骨のようなセンシティブな役柄の緒方さんの演技を目の当たりにするのは初めてに近かったと思います。ただただすごかったです。収録の時も、横目でチラチラ見ながら、という感じでしたからね」と笑顔を見せる。「乙骨(緒方)、五条(中村)と一緒に収録できて良かったです。熱いシーン、エモーショナルなシーンが特に顕著ですが、本番時の迫力や臨場感に、自分の想定以上の表現をお2人に引き出してもらったように思います。たぶんひとりだったらこのニュアンスは出せなかっただろうなという感覚を味わいながら収録に臨めたので、わたしとしてはとても充実した時間を過ごさせてもらいました」と充実したアフレコだった様子。
周囲の反響を受け、あらためて「呪術廻戦」の人気ぶりを感じることが多いそうで、「作品ファンの皆さんの、この『劇場版 呪術廻戦 0』への熱意は、ひしひしと伝わってきてます。テレビシリーズからいい流れが作れているので、私としてはそこに、そのままいい形で乗れるようにできたらなと思っていましたが、フィルムそのものが最高ですし、音楽もキャストの皆さんの表現も素敵です。この素晴らしいクオリティーのアニメーションを、映画館の良い環境でたくさんの方に観てもらいたいですね」と語ると、「クリスマスイブに物騒なパーティーを催してしまいますが、よかったら劇場に足を運んでください」と観客にメッセージを送った。(取材・文:壬生智裕)
人気アニメシリーズ初の映画化作品となる『劇場版 呪術廻戦 0』で最悪の呪詛師・夏油傑(げとうすぐる)の声を担当する櫻井孝宏が、「単純な悪ではない」と語る夏油の魅力、そして本作主人公・乙骨憂太の声を担当した緒方恵美、五条悟役の中村悠一と共演した時を振り返った。
芥見下々原作による人気コミック「呪術廻戦」の前日譚となるエピソード「呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校」を映画化した本作は、事故で失った幼なじみの呪いに苦しむ高校生・乙骨が、東京都立呪術高等専門学校に編入し、呪いを解こうと歩みだす物語が展開する。
櫻井が演じる夏油傑は、かつて百人以上の一般人を呪殺した最悪の呪詛師。「呪術師の楽園実現」のために、呪術テロ事件「百鬼夜行」を引き起こし、世の中を混乱に陥れる存在となる。本作が映画化されることについて、「もともとは短いお話だったので、映画化は想像してなかったです」と語る櫻井は、「でもそこは劇場版ならではの味付けというか。テレビシリーズを観ていて、追ってきた人にとっては、ちょっとグッとくるようなシーンもプラスアルファされていました」と感じているという。
夏油傑 - (C) 2021 「劇場版 呪術廻戦 0」製作委員会 (C) 芥見下々/集英社
テレビシリーズでは、特級呪霊と結託するなど怪しい動きを見せていた夏油だが、今回の劇場版では、主人公に立ちはだかる敵として大きくクローズアップされている。そんな夏油のことを、櫻井自身は単純な敵役、悪ではないと感じている。
「主人公たちとの対立構造があって、どちらかというと悪の側なので、見え方的には“悪役”という風に置かれてしまいますが、いわゆるステレオタイプの悪というよりは、理由と事情があってそうなったということもあります。そういう意味で、五条と夏油の関係性というのも重要なポイントになっていると思います。だからことさら悪くしようという意識はなかった」とその役づくりについて明かす。
今回共演した、乙骨役の緒方については「乙骨が憑依(ひょうい)しているような、緒方さんそのものの姿も乙骨だったなというふうに思いました。今回、緒方さんもおっしゃっているように、乙骨はポンコツ状態からスタートして、そこから一気にかけ上がっていくような難しい表現を求められました。それを全身で表現されていて、本当にしびれました。これまで何度か緒方さんと共演させていただいてますが、乙骨のようなセンシティブな役柄の緒方さんの演技を目の当たりにするのは初めてに近かったと思います。ただただすごかったです。収録の時も、横目でチラチラ見ながら、という感じでしたからね」と笑顔を見せる。「乙骨(緒方)、五条(中村)と一緒に収録できて良かったです。熱いシーン、エモーショナルなシーンが特に顕著ですが、本番時の迫力や臨場感に、自分の想定以上の表現をお2人に引き出してもらったように思います。たぶんひとりだったらこのニュアンスは出せなかっただろうなという感覚を味わいながら収録に臨めたので、わたしとしてはとても充実した時間を過ごさせてもらいました」と充実したアフレコだった様子。
周囲の反響を受け、あらためて「呪術廻戦」の人気ぶりを感じることが多いそうで、「作品ファンの皆さんの、この『劇場版 呪術廻戦 0』への熱意は、ひしひしと伝わってきてます。テレビシリーズからいい流れが作れているので、私としてはそこに、そのままいい形で乗れるようにできたらなと思っていましたが、フィルムそのものが最高ですし、音楽もキャストの皆さんの表現も素敵です。この素晴らしいクオリティーのアニメーションを、映画館の良い環境でたくさんの方に観てもらいたいですね」と語ると、「クリスマスイブに物騒なパーティーを催してしまいますが、よかったら劇場に足を運んでください」と観客にメッセージを送った。(取材・文:壬生智裕)
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