藏在心底的西蓝花
心に秘めたブロッコリー
这是他第六次看到她了。街角的小饭馆里,她总是一个人坐在窗前的位置,眼底有淡淡的忧伤。她的桌上总是放着唯一的一盘菜──素炒西蓝花。一个人,一盘菜,却摆着两双筷子,她在等人?
彼女を見たのはこれで6回目だった。街中の小さな食堂で、彼女はいつも一人窓際の席に座り、目に淡い憂いを浮かべていた。テーブルの上にはいつもブロッコリー炒めが一つだけ置かれていた。一人で料理一皿なのに、箸はいつも二膳置かれていて、彼女は誰かを待っているのだろうか?
直到她离开,也没见有人来。
しかし、彼女が帰るまで、誰も現れることはなかった。
第七次,桌上多了一本书。他悄悄看过去,是木心的《哥伦比亚的倒影》。她也喜欢木心啊,他对她的好感又莫名地增加了一些。
七度目に見た時、テーブルの上には本が一冊置かれていた。こっそり見てみると木心の『コロンビアの影』だった。彼女は木心が好きなのかと思うと、彼女に対する好感がなぜか少しアップしたように思えた。
这次,除了一成不变的西蓝花外,她还要了一碗馄饨。刚吃了几口,她接了个电话,急匆匆走了。木心的书却落在了桌上,他心里暗喜,拿走了那本书。
今回、彼女はいつものブロッコリー以外に、ワンタンを一碗頼んでいた。何口か食べたところで電話を受け、慌てて去っていった。木心の本はテーブルに置かれたままで、彼は密かに喜び、その本を持ち去った。
之后他每到中午饭点时,会提前半小时来到小饭馆,而她再也没来。他快要放弃的时候,她却风尘仆仆地站在了小饭馆的门口。这是他第八次见到她。
その後、彼はお昼になるといつも30分前からその小さな食堂にやって来たが、彼女が再びやって来ることはなかった。諦めかけていた時、彼女は疲れた様子で食堂の入り口に立っていた。これが八度目の出会いだった。
他坐在她常坐的窗前位置,看到她的那一刻,猛地站了起来。他意识到自己的莽撞,忙扬起桌上木心的书。她笑了,笑得很温暖,很好看。他的心轻轻地荡漾了。
彼は彼女がいつも座っている窓際の席にいたが、彼女を目にするなりあわてて立ち上がった。彼は自分がうっかりしていたことに気づき、急いでテーブルにおいた木心の本を高く掲げた。彼女はにっこりとし、それはとても暖かな笑みで、素敵だった。彼の心は軽やかに踊った。
他们像是久别重逢的故人,一起坐在窗前的位置吃了饭。她像往日一样,要了一份素炒西蓝花。那顿饭,他和她似乎都很有胃口,吃得开心,聊得也开心。
彼らはまるで久しぶりに会った古くからの友人のように一緒に窓際に座ってご飯を食べた。彼女は昔と同じようにブロッコリー炒めを注文した。その食事は彼にとっても彼女にとってもとてもおいしく、楽しいもので、おしゃべりも楽しかった。
他又看到了她第九次,第十次……
彼は彼女と九度、十度と会った。
#你会因为别人的看法改变自己吗##比亚迪##强军正能量#
两年后,她成了他的妻。他家的餐桌上常有的一道菜就是小饭馆里的那盘素炒西蓝花。
二年後、彼女は彼の妻となった。彼の家の食卓にはいつもあの食堂のブロッコリー炒めが並んでいた。
她温柔体贴,是一个好妻子。他们很恩爱,日子过得幸福。然而,谁都想不到,他心里竟一直藏着一个心结。
彼女はやさしく親切で、いい妻だった。彼らは愛し合って幸せに暮らした。でも、意外なことに彼の心にはずっとひそかなわだかまりが残っていた。
一年年过去,这心结越结越深。他也常常劝自己,都这么多年了,喜欢一个人,没必要在乎她的过去。可是,有时候,他总会不由自主地想起当年小饭馆里的那盘西蓝花,想他的妻子在等谁?
一年また一年と過ぎていったが、このわだかまりはますます強いものとなっていった。彼もこんなに長いこと一人の人を愛してきたのだし、彼女の過去にこだわる必要はないじゃないかと自分に言い聞かせていた。しかし、彼が食堂のブロッコリー炒めを思い出すと、いつも妻がいったい誰を待っていたのかと考えないわけにはいかなかった。
他发现自己的脾气越来越不好了,怕伤害到她,他把自己关到书房里,在日记里写下了藏在心底多年的心事。
どんどん機嫌が悪くなる自分に気づき、彼女を傷つけるのをおそれ、彼は自分の書斎に閉じこもり、日記に長年心に秘めてきた気がかりを書き記した。
她收拾房间时,无意中看到了那本日记,也终于知道了他的心事。她的泪一滴一滴落在纸上。
彼女が部屋の片付けをしていたとき、たまたまその日記を目にして、彼の心の内をとうとう知ることになった。彼女は紙の上に涙をポタポタとたらした。
晚上,他回来,她早已做好了饭,桌上有她特意为他做的素炒西蓝花。他皱起眉头,她已明白他眉间的愁绪,平静地讲起一段往事。
その夜、彼が帰ってきたとき、彼女は早々に晩御飯をつくり終えていて、食卓の上には彼女が彼のために特別につくったブロッコリー炒めがのっていた。彼は眉をひそめたが、彼女はその理由を知っていたため、静かに昔話を始めた。
那时候,她刚毕业来到这个城市,到处奔波找工作。有一回,在公交车上,有一个打扮时尚的女人冤枉她偷拿了自己的手机。很多人向她投来鄙夷的目光,她委屈得直掉眼泪。当时车上只有一个人肯相信她,并帮她证明了清白。她记下了那张令她温暖一生的坚定面容。他在下一站下了车,她看到他的手里提着一兜西蓝花。
あの時、彼女は卒業したばかりでこの都市にやって来て、仕事探しに奔走していた。あるとき、バスでおしゃれな格好をした女性に彼女の携帯電話を盗んだという濡れ衣を着せられ、多くの人が彼女を蔑視する視線を投げかけ、彼女は屈辱の涙を流した。しかし、その時バスの中に彼女を信じてくれた人が一人だけいて、彼女の潔白を証明する手伝いをしてくれた。彼女はその温かな落ち着いた容貌をしっかり記憶した。彼は次のバス停で降り、彼女は彼の手にブロッコリーが下がっているのを見た。
那天她因为有点过敏,戴着口罩,他根本看不到她的模样。她却记住了他。她不久找到了工作,在这个城市立足之后,经常做的一件事就是寻找他。
その日、彼女は花粉症でマスクをしていたため、彼には彼女の顔が見えなかったが、彼女は彼の顔をしっかりと覚えていた。彼女はまもなく仕事を探し当て、この街で生活できるようになると、真っ先にしたことは、彼を探し出すということだった。
这个城市这么大,找一个人其实很难。可她真幸运,竟找到了。原来她和他工作的地方离得那么近,只隔了一条街。她站在办公楼上看到他爱去街角的小饭馆吃中饭。她想了好久,决定也去小饭馆。
こんなに大きい都市の中で、人一人を探すのはとても大変だった。しかし幸運なことに、探し当てられたのだ。彼女と彼が仕事をしていた場所はとても近く、道一本隔てただけのところだった。彼女はオフィスビルから彼がお気に入りの街角の食堂でお昼を食べているのを見かけた。彼女は長いこと考えていたが、この食堂に行ってみることにした。
他恍然大悟,原来他的妻子要等的人就是他啊,他才是妻子藏在心底的西蓝花!
彼の妻が待っていた人とは自分であったことを、彼は悟った。彼こそ妻が心に秘めたブロッコリーだったのだ。
心に秘めたブロッコリー
这是他第六次看到她了。街角的小饭馆里,她总是一个人坐在窗前的位置,眼底有淡淡的忧伤。她的桌上总是放着唯一的一盘菜──素炒西蓝花。一个人,一盘菜,却摆着两双筷子,她在等人?
彼女を見たのはこれで6回目だった。街中の小さな食堂で、彼女はいつも一人窓際の席に座り、目に淡い憂いを浮かべていた。テーブルの上にはいつもブロッコリー炒めが一つだけ置かれていた。一人で料理一皿なのに、箸はいつも二膳置かれていて、彼女は誰かを待っているのだろうか?
直到她离开,也没见有人来。
しかし、彼女が帰るまで、誰も現れることはなかった。
第七次,桌上多了一本书。他悄悄看过去,是木心的《哥伦比亚的倒影》。她也喜欢木心啊,他对她的好感又莫名地增加了一些。
七度目に見た時、テーブルの上には本が一冊置かれていた。こっそり見てみると木心の『コロンビアの影』だった。彼女は木心が好きなのかと思うと、彼女に対する好感がなぜか少しアップしたように思えた。
这次,除了一成不变的西蓝花外,她还要了一碗馄饨。刚吃了几口,她接了个电话,急匆匆走了。木心的书却落在了桌上,他心里暗喜,拿走了那本书。
今回、彼女はいつものブロッコリー以外に、ワンタンを一碗頼んでいた。何口か食べたところで電話を受け、慌てて去っていった。木心の本はテーブルに置かれたままで、彼は密かに喜び、その本を持ち去った。
之后他每到中午饭点时,会提前半小时来到小饭馆,而她再也没来。他快要放弃的时候,她却风尘仆仆地站在了小饭馆的门口。这是他第八次见到她。
その後、彼はお昼になるといつも30分前からその小さな食堂にやって来たが、彼女が再びやって来ることはなかった。諦めかけていた時、彼女は疲れた様子で食堂の入り口に立っていた。これが八度目の出会いだった。
他坐在她常坐的窗前位置,看到她的那一刻,猛地站了起来。他意识到自己的莽撞,忙扬起桌上木心的书。她笑了,笑得很温暖,很好看。他的心轻轻地荡漾了。
彼は彼女がいつも座っている窓際の席にいたが、彼女を目にするなりあわてて立ち上がった。彼は自分がうっかりしていたことに気づき、急いでテーブルにおいた木心の本を高く掲げた。彼女はにっこりとし、それはとても暖かな笑みで、素敵だった。彼の心は軽やかに踊った。
他们像是久别重逢的故人,一起坐在窗前的位置吃了饭。她像往日一样,要了一份素炒西蓝花。那顿饭,他和她似乎都很有胃口,吃得开心,聊得也开心。
彼らはまるで久しぶりに会った古くからの友人のように一緒に窓際に座ってご飯を食べた。彼女は昔と同じようにブロッコリー炒めを注文した。その食事は彼にとっても彼女にとってもとてもおいしく、楽しいもので、おしゃべりも楽しかった。
他又看到了她第九次,第十次……
彼は彼女と九度、十度と会った。
#你会因为别人的看法改变自己吗##比亚迪##强军正能量#
两年后,她成了他的妻。他家的餐桌上常有的一道菜就是小饭馆里的那盘素炒西蓝花。
二年後、彼女は彼の妻となった。彼の家の食卓にはいつもあの食堂のブロッコリー炒めが並んでいた。
她温柔体贴,是一个好妻子。他们很恩爱,日子过得幸福。然而,谁都想不到,他心里竟一直藏着一个心结。
彼女はやさしく親切で、いい妻だった。彼らは愛し合って幸せに暮らした。でも、意外なことに彼の心にはずっとひそかなわだかまりが残っていた。
一年年过去,这心结越结越深。他也常常劝自己,都这么多年了,喜欢一个人,没必要在乎她的过去。可是,有时候,他总会不由自主地想起当年小饭馆里的那盘西蓝花,想他的妻子在等谁?
一年また一年と過ぎていったが、このわだかまりはますます強いものとなっていった。彼もこんなに長いこと一人の人を愛してきたのだし、彼女の過去にこだわる必要はないじゃないかと自分に言い聞かせていた。しかし、彼が食堂のブロッコリー炒めを思い出すと、いつも妻がいったい誰を待っていたのかと考えないわけにはいかなかった。
他发现自己的脾气越来越不好了,怕伤害到她,他把自己关到书房里,在日记里写下了藏在心底多年的心事。
どんどん機嫌が悪くなる自分に気づき、彼女を傷つけるのをおそれ、彼は自分の書斎に閉じこもり、日記に長年心に秘めてきた気がかりを書き記した。
她收拾房间时,无意中看到了那本日记,也终于知道了他的心事。她的泪一滴一滴落在纸上。
彼女が部屋の片付けをしていたとき、たまたまその日記を目にして、彼の心の内をとうとう知ることになった。彼女は紙の上に涙をポタポタとたらした。
晚上,他回来,她早已做好了饭,桌上有她特意为他做的素炒西蓝花。他皱起眉头,她已明白他眉间的愁绪,平静地讲起一段往事。
その夜、彼が帰ってきたとき、彼女は早々に晩御飯をつくり終えていて、食卓の上には彼女が彼のために特別につくったブロッコリー炒めがのっていた。彼は眉をひそめたが、彼女はその理由を知っていたため、静かに昔話を始めた。
那时候,她刚毕业来到这个城市,到处奔波找工作。有一回,在公交车上,有一个打扮时尚的女人冤枉她偷拿了自己的手机。很多人向她投来鄙夷的目光,她委屈得直掉眼泪。当时车上只有一个人肯相信她,并帮她证明了清白。她记下了那张令她温暖一生的坚定面容。他在下一站下了车,她看到他的手里提着一兜西蓝花。
あの時、彼女は卒業したばかりでこの都市にやって来て、仕事探しに奔走していた。あるとき、バスでおしゃれな格好をした女性に彼女の携帯電話を盗んだという濡れ衣を着せられ、多くの人が彼女を蔑視する視線を投げかけ、彼女は屈辱の涙を流した。しかし、その時バスの中に彼女を信じてくれた人が一人だけいて、彼女の潔白を証明する手伝いをしてくれた。彼女はその温かな落ち着いた容貌をしっかり記憶した。彼は次のバス停で降り、彼女は彼の手にブロッコリーが下がっているのを見た。
那天她因为有点过敏,戴着口罩,他根本看不到她的模样。她却记住了他。她不久找到了工作,在这个城市立足之后,经常做的一件事就是寻找他。
その日、彼女は花粉症でマスクをしていたため、彼には彼女の顔が見えなかったが、彼女は彼の顔をしっかりと覚えていた。彼女はまもなく仕事を探し当て、この街で生活できるようになると、真っ先にしたことは、彼を探し出すということだった。
这个城市这么大,找一个人其实很难。可她真幸运,竟找到了。原来她和他工作的地方离得那么近,只隔了一条街。她站在办公楼上看到他爱去街角的小饭馆吃中饭。她想了好久,决定也去小饭馆。
こんなに大きい都市の中で、人一人を探すのはとても大変だった。しかし幸運なことに、探し当てられたのだ。彼女と彼が仕事をしていた場所はとても近く、道一本隔てただけのところだった。彼女はオフィスビルから彼がお気に入りの街角の食堂でお昼を食べているのを見かけた。彼女は長いこと考えていたが、この食堂に行ってみることにした。
他恍然大悟,原来他的妻子要等的人就是他啊,他才是妻子藏在心底的西蓝花!
彼の妻が待っていた人とは自分であったことを、彼は悟った。彼こそ妻が心に秘めたブロッコリーだったのだ。
#山根绮# 夏、なぜか人生の岐路になりがち|山根綺のほんとのところ。#8
夏は、人生の岐路になりがちです。
学生は一年で初めての長期休みになり、
自分に約40日間、自由な時間が与えられる夏休み。
マジ最っ高〜!ハピネス!!と思った初日の夜、
寝て起きた瞬間に最終日を迎えています。
宿題はギリギリまで後回しだし、
気付いたら昼夜逆転してるし、
8月31日の夜に頭を抱える度、
自分という人間を良くも悪くも自覚させられてきました。
私の夏休みといえばそう、高3の夏。
人生最大に病み散らかしていたリトル山根は
壁に穴を開けたり、2週間自室に引きこもったり、
まぁ色々ありました。(笑)
この時期があったからこそ
声優の道へ舵を切れたのですが、
あれから8年、25歳の夏になっても
相変わらず将来のことやら自分のことやらを考えまくる日々。
令和はいろいろ難しいっぴ。。
でも最近は何だかんだそんな自分を受け入れています。
いつか、「あ〜もうなんか悩む自分に疲れた!やーめっぴ!」って、勝手にやめる時が来るのを知っているからです。
なんだかそうやって生きて変わり続けてきたんですよね。
そこを経て、自分のことを少しずつ労わり認めていくフェーズに入っていく。
だから好きなだけ悩めば良いのかもしれません。
人が変わる瞬間って不思議で
その時が来たら、身体が勝手に動いているから。
■深夜の1人反省会をやめたい
私ね、深夜の1人反省会をやめたい。
さっきまでの悩むだけ悩もうぜ!メンタルはどこに行ったんだという感じですが、
「今日のあの言葉は良くなかったかもな」
「あれは言わなければよかったな」
「あの反応して嫌な奴だと思われてないかな」
夜ふかししているときは必ずこんなことが
ぐるぐるぐるぐる、頭の中で回り続けます。
過ぎたことは気にしない!
遠くでそう言う小山根もいるのですが、
大山根の頭にはなかなか響きません。
深夜のパワー、すごい。
〇〇さんは凄いな、それに比べて私は…と
周りの人の素敵なところと自分のダメなところを比べてしまう癖、いつになったらやめられるのかなぁ。
そんなことを悶々と考えていた時、
あるお仕事帰りの電車で、事務所の先輩の上田瞳さんが
山根ちゃんはそう思えるからたくさん成長しているんだよ、凄いねって言ってくださったんです。
なんてあたたかい方なのでしょうか。
そんな風に、何事もプラスに考えられるようになったら
深夜に刻々と繰り広げられる一人反省会が
ワシ、今日もお疲れさま会に変わるのかもしれません。
私は本当に周りの人に恵まれたなぁ…と改めて思いました。
かっこいい先輩に、私もなりたいな。
■助演女優賞
結局私は、誰かに必要とされたいんですよね。
お金とか地位とか名誉ではなくて
ただここにいても良いっていう理由が
生きていても良いんだっていう理由が、
自分の中で欲しいだけなのかもしれません。
人って自分のために頑張るより、何かの、誰かのためにやる方が頑張れるじゃないですか。
そんなエゴにも似た気持ちには不思議とえぐみが無いから
もしかしたらこれが、愛というものなのでは?なんて思ったりします。
愛って見返りを求めない自己犠牲だと思っているので
私の身勝手なエゴの延長線上だったとしても
大切な人達、大好きな人達をただ幸せに出来たら
それだけでいいのかもなぁって。
今ちょっと照れくさいこと言いました。はずかしい。
人生はマラソンだとよく耳にしますが、
私にとって人生は、一人一人が主役の舞台です。
全員が主人公で、毎日スポットライトを浴びながら生きているのです。
だからわたしね、
皆の人生という舞台で、助演女優賞をとりたい。
幕が下りる瞬間まで、あなたの心のどこかに私がいて
山根を見つけられて幸せだったな、楽しかったなって思ってほしい。
この先もきっといろんなことが起こるけど、
良い時も悪い時も
ただそこに、わたしがいたらいいな。
夏は、人生の岐路になりがちです。
学生は一年で初めての長期休みになり、
自分に約40日間、自由な時間が与えられる夏休み。
マジ最っ高〜!ハピネス!!と思った初日の夜、
寝て起きた瞬間に最終日を迎えています。
宿題はギリギリまで後回しだし、
気付いたら昼夜逆転してるし、
8月31日の夜に頭を抱える度、
自分という人間を良くも悪くも自覚させられてきました。
私の夏休みといえばそう、高3の夏。
人生最大に病み散らかしていたリトル山根は
壁に穴を開けたり、2週間自室に引きこもったり、
まぁ色々ありました。(笑)
この時期があったからこそ
声優の道へ舵を切れたのですが、
あれから8年、25歳の夏になっても
相変わらず将来のことやら自分のことやらを考えまくる日々。
令和はいろいろ難しいっぴ。。
でも最近は何だかんだそんな自分を受け入れています。
いつか、「あ〜もうなんか悩む自分に疲れた!やーめっぴ!」って、勝手にやめる時が来るのを知っているからです。
なんだかそうやって生きて変わり続けてきたんですよね。
そこを経て、自分のことを少しずつ労わり認めていくフェーズに入っていく。
だから好きなだけ悩めば良いのかもしれません。
人が変わる瞬間って不思議で
その時が来たら、身体が勝手に動いているから。
■深夜の1人反省会をやめたい
私ね、深夜の1人反省会をやめたい。
さっきまでの悩むだけ悩もうぜ!メンタルはどこに行ったんだという感じですが、
「今日のあの言葉は良くなかったかもな」
「あれは言わなければよかったな」
「あの反応して嫌な奴だと思われてないかな」
夜ふかししているときは必ずこんなことが
ぐるぐるぐるぐる、頭の中で回り続けます。
過ぎたことは気にしない!
遠くでそう言う小山根もいるのですが、
大山根の頭にはなかなか響きません。
深夜のパワー、すごい。
〇〇さんは凄いな、それに比べて私は…と
周りの人の素敵なところと自分のダメなところを比べてしまう癖、いつになったらやめられるのかなぁ。
そんなことを悶々と考えていた時、
あるお仕事帰りの電車で、事務所の先輩の上田瞳さんが
山根ちゃんはそう思えるからたくさん成長しているんだよ、凄いねって言ってくださったんです。
なんてあたたかい方なのでしょうか。
そんな風に、何事もプラスに考えられるようになったら
深夜に刻々と繰り広げられる一人反省会が
ワシ、今日もお疲れさま会に変わるのかもしれません。
私は本当に周りの人に恵まれたなぁ…と改めて思いました。
かっこいい先輩に、私もなりたいな。
■助演女優賞
結局私は、誰かに必要とされたいんですよね。
お金とか地位とか名誉ではなくて
ただここにいても良いっていう理由が
生きていても良いんだっていう理由が、
自分の中で欲しいだけなのかもしれません。
人って自分のために頑張るより、何かの、誰かのためにやる方が頑張れるじゃないですか。
そんなエゴにも似た気持ちには不思議とえぐみが無いから
もしかしたらこれが、愛というものなのでは?なんて思ったりします。
愛って見返りを求めない自己犠牲だと思っているので
私の身勝手なエゴの延長線上だったとしても
大切な人達、大好きな人達をただ幸せに出来たら
それだけでいいのかもなぁって。
今ちょっと照れくさいこと言いました。はずかしい。
人生はマラソンだとよく耳にしますが、
私にとって人生は、一人一人が主役の舞台です。
全員が主人公で、毎日スポットライトを浴びながら生きているのです。
だからわたしね、
皆の人生という舞台で、助演女優賞をとりたい。
幕が下りる瞬間まで、あなたの心のどこかに私がいて
山根を見つけられて幸せだったな、楽しかったなって思ってほしい。
この先もきっといろんなことが起こるけど、
良い時も悪い時も
ただそこに、わたしがいたらいいな。
NGT48 對馬優菜子 卒業前采訪
NGT48對馬優菜子(21)が今月でグループを卒業します。18年1月の「第3回AKB48グループドラフト会議」でNGT48チームN3(当時)に1巡目指名され、加入してから約4年半の活動を振り返る“ラストインタビュー”です。
アイドルを卒業する区切りが近づいてきた。
對馬 先日、最後の「ツーショット撮影会」があってファンの方々と「最後だね」という話をたくさんしたり、最後にセレモニーもしてくださって、もうすぐなんだなと実感しました。
18年のドラフト会議でNGT48に指名され、加入した。約4年半がたった。
對馬 受かるとは思わずにオーディションを受けて、指名されて、ふわふわした気持ちで流されるままに引っ越しました。でもだんだんと自覚がわいてきて、たくさんのメンバー、スタッフさん、ファンの皆さんが優しい人たちばかりで…。出会いに恵まれたと思います。
一番の思い出は2度の朱鷺メッセでの単独コンサートだという。
對馬 (18年4月は)加入してすぐにグループの単独コンサートと北原里英さんの卒業コンサートがあって、その時はおじゃまさせていただいている感じで、正直、自分事としてはとらえられてなかったのですが、昨年の朱鷺メッセでのコンサートはメンバーの一員として作り上げることができて感慨深かったです。
同期とも固い絆で結ばれていた。
對馬 先輩方はもちろんですが、一緒に入ったドラ3のみんなは特別な存在です。すでにグループを引っ張っているメンバーばかり。このまま引っ張っていってほしいです。
同い年の2期生・曽我部優芽(20)とは「ゆめゆな」コンビで親友だ。
對馬 優芽がいたからここまで活動できたし、一番、心の内を見せていた存在です。正直、私がいなくなったら大丈夫かな? って思うんですけど(笑い)。多分、おばあちゃんになるまで仲がいいと思いますし、これからも親友です。
卒業後と同時に芸能界は引退し、新たな道に進む予定だ。
對馬 加入前から興味があった分野に進もうと思っています。加入前にその道に行っておけばよかったというわけではなく、NGTに入った上でさらに進みたいという気持ちになりました。芸能活動は辞めますが、1人のNGT48のファンとして、ずっとつながっていたいです。
大のアイドル好きでSNSなどでは「ゆなおじさん」も登場していたが…。
對馬 入ったばかりの3期生とも自分がメンバーであるうちに仲良くなっておこうという魂胆で絡みにいってます!(笑い)。これからも先輩後輩も仲良くしてくれると思うので4期生が入っても、“トップヲタ”として見守っていきたいです(笑い)。
對馬にとってアイドルとはどんなものだったのだろうか。
對馬 「夢そのもの」です! なる前は夢みたいな存在で、なってからも夢のような経験をたくさんさせていただきました。小学生くらいからアイドルが好きでしたが、自分がなれるとは思っていなくて、幻みたいに思っていて、初めてアイドルを生で見たのがNGT48でした。(17年3月の)デビューシングルイベントをエコスタに初めて青森から見に行って。夢みたいな存在だけど、本当にいるんだ! って思ったのを覚えています。
新潟で夢をかなえ、新潟が大好きになった。
對馬 そのエコスタで母に「新潟に住みたい!」と言ったくらい、すてきな町だと感じていました。当時はそれがかなうとは思っていませんでしたがファンの方に限らず、お仕事させていただいた方も本当に温かく迎え入れてくださりました。こんな温かい町でアイドル活動ができて、幸せでした! ありがとうございました!!
NGT48對馬優菜子(21)が今月でグループを卒業します。18年1月の「第3回AKB48グループドラフト会議」でNGT48チームN3(当時)に1巡目指名され、加入してから約4年半の活動を振り返る“ラストインタビュー”です。
アイドルを卒業する区切りが近づいてきた。
對馬 先日、最後の「ツーショット撮影会」があってファンの方々と「最後だね」という話をたくさんしたり、最後にセレモニーもしてくださって、もうすぐなんだなと実感しました。
18年のドラフト会議でNGT48に指名され、加入した。約4年半がたった。
對馬 受かるとは思わずにオーディションを受けて、指名されて、ふわふわした気持ちで流されるままに引っ越しました。でもだんだんと自覚がわいてきて、たくさんのメンバー、スタッフさん、ファンの皆さんが優しい人たちばかりで…。出会いに恵まれたと思います。
一番の思い出は2度の朱鷺メッセでの単独コンサートだという。
對馬 (18年4月は)加入してすぐにグループの単独コンサートと北原里英さんの卒業コンサートがあって、その時はおじゃまさせていただいている感じで、正直、自分事としてはとらえられてなかったのですが、昨年の朱鷺メッセでのコンサートはメンバーの一員として作り上げることができて感慨深かったです。
同期とも固い絆で結ばれていた。
對馬 先輩方はもちろんですが、一緒に入ったドラ3のみんなは特別な存在です。すでにグループを引っ張っているメンバーばかり。このまま引っ張っていってほしいです。
同い年の2期生・曽我部優芽(20)とは「ゆめゆな」コンビで親友だ。
對馬 優芽がいたからここまで活動できたし、一番、心の内を見せていた存在です。正直、私がいなくなったら大丈夫かな? って思うんですけど(笑い)。多分、おばあちゃんになるまで仲がいいと思いますし、これからも親友です。
卒業後と同時に芸能界は引退し、新たな道に進む予定だ。
對馬 加入前から興味があった分野に進もうと思っています。加入前にその道に行っておけばよかったというわけではなく、NGTに入った上でさらに進みたいという気持ちになりました。芸能活動は辞めますが、1人のNGT48のファンとして、ずっとつながっていたいです。
大のアイドル好きでSNSなどでは「ゆなおじさん」も登場していたが…。
對馬 入ったばかりの3期生とも自分がメンバーであるうちに仲良くなっておこうという魂胆で絡みにいってます!(笑い)。これからも先輩後輩も仲良くしてくれると思うので4期生が入っても、“トップヲタ”として見守っていきたいです(笑い)。
對馬にとってアイドルとはどんなものだったのだろうか。
對馬 「夢そのもの」です! なる前は夢みたいな存在で、なってからも夢のような経験をたくさんさせていただきました。小学生くらいからアイドルが好きでしたが、自分がなれるとは思っていなくて、幻みたいに思っていて、初めてアイドルを生で見たのがNGT48でした。(17年3月の)デビューシングルイベントをエコスタに初めて青森から見に行って。夢みたいな存在だけど、本当にいるんだ! って思ったのを覚えています。
新潟で夢をかなえ、新潟が大好きになった。
對馬 そのエコスタで母に「新潟に住みたい!」と言ったくらい、すてきな町だと感じていました。当時はそれがかなうとは思っていませんでしたがファンの方に限らず、お仕事させていただいた方も本当に温かく迎え入れてくださりました。こんな温かい町でアイドル活動ができて、幸せでした! ありがとうございました!!
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