最近、この◯年前の自分的な機能に触発されています。
自身の表現活動に距離を置き、仲間の表現活動はサポートしつつも、異文化の普通の生活に想いを馳せている今の自分。
そうならないようそこそこ努めてきたつもりだったけれど、それでも自分はやはり無知であったのだという事実と小さな世界の感覚に捉われていたのだという事実に気づかされたからでしょうか、今はこのまま世界を散策してみたい衝動に逆らうつもりはないのですが、それでも過去の自分も面白い、と気づかされるのが、FBの◯年前の自分機能です。
この5年前の久高島の本は、あの時結局読むことができなかった。あらためて自分で購入して読んでみようかな。今度は読む時間、作る気になれるだろうかwww https://t.cn/RD4KZQd

ようやく泣きながら読み終わった

「私は自分の罪を告悔の秘蹟（カトリックの罪のゆるしを与える秘蹟のこと）によって浄めることを拒まれたので、その罪を男らしく償おうと努めてきた。私は神父たちの勧めと助言の通り、おそらく神父たちが私に忠告してくれるであろう償いを獄中にあって果そうと努力した……ここ数日来、私は自分の罪のため、神からこの上ない苦しみを受けている。しかし救いの確信を持ち、慰めを受けながら、悦んでこの世を去ることができるのだ」

しかもその遺体を包んだ絹の袍衣には、行長が妻ドンナ・ジュスタと子供たちに宛てた次のような遺書が縫いこまれていた。
「今回、不意の事件に遭遇し、苦しみのほど書面では書き尽しえない。落涙おくあたわず、このはかなき人生で耐えられる限りの責苦をここ数日来、忍んできた。今や煉獄で受くべき諸々の罪を償うべく、苦しみぬいている。自分の今日までの罪科がこの辛い運命をもたらしたのは確かである。されど身にふりかかった不運は、とりもなおさず神の与えたもうた恩恵に由来すると考え、主に限りない感謝を捧げている。最後にとりわけ大切なことを申しのべる。今後はお前たちは心をつくし神に仕えるよう心がけてもらいたい。なぜなら、現世においては、すべては変転きわまりなく、恒常なるものは何一つとして見当らぬからである」（家入敏光訳）
「これが」とカルバーリュ神父は書いている。「アゴスティーニュ行長の最期でした」と。これがアゴスティーニュ行長の最期でした……。
「恒常なるものは何一つ、見当らぬ」。彼はこの時、神のみが彼の頼るただ一つの存在であったことを妻と子に──自分の変転きわまりなかった人生の結論として──語ってきかせたのであろう。

神は野望という行長の首枷を使って、最後には「彼を捕えたもうた」からである。一度、神とまじわった者は、神から逃げることはできぬ。行長もまた、そうだったのである。

木下勇 特任教授（研究推進本部）が、独立行政法人日本学術振興会（JSPS）より「平成28年度特別研究員等審査会専門委員（書面担当）の表彰」を受け、平成29年8月22日(火)に荒川哲男学長から表彰状が手渡されました。
独立行政法人日本学術振興会では、学術研究の将来を担う研究者の養成・確保を目的とした特別研究員事業を行っており、その選考に際しては、適正・公平な審査に努められています。https://t.cn/RCQvG3C