木村拓哉&綾瀬はるかが築き上げた夫婦像【インタビュー】

日本映画最高峰のキャスト・スタッフで製作され、公開前から大きな話題を呼んでいる映画『レジェンド&バタフライ』。戦国武将・織田信長と謎に包まれた彼の正室・濃姫の30年にわたる夫婦の絆をかつてない迫力で描いた感動大作だ。織田信長そして濃姫を演じるのは、これが3度目の共演となる木村拓哉と綾瀬はるか。信長のオーラと濃姫の母性をそのまままとった二人。劇中では息のあった掛け合いが見どころの一つだが、インタビューでもまるで長年、寄り添った夫婦のようなあうんの呼吸を見せた。(取材・文:高山亜紀)

これがきっと最後の織田信長

Q:東映創立70周年記念の大作となりますが、オファーを受けた時の気持ちは?

綾瀬:すごくワクワクしました。「うわ、面白そう」と台本を読む段階から既にときめいていました。

木村:僕の第一印象は、「相当、デカいうねりが来たな」と。乗るかどうか、ジャッジに勇気が必要でした。本当に一生のうち出会えるか否かぐらいの伝説的なうねりが自分の目の前に現れたので、待っていたものではあったんですけど、あまりにもデカくて、巻かれたら1本や2本の骨折じゃすまないだろうなと感じました。実際、乗ってみて感じたのは腹を決めて、乗って良かったということ。ずっと待っていたうねりがこんなにも魅力的で、自分を幸せにしてくれるものだったとは思わなかったです。

Q:木村さんが織田信長を演じるのは今回が2度目ですが、本能寺の変で亡くなった信長と同年代(撮影時49歳)になり、特別な気持ちがあったのでは?

木村:コマーシャルでも何度かやっているので、回数でいったら、多分、4度目ぐらいだと思います。もちろん、特別な気持ちはあります。同世代で、タイムリーな瞬間を重ねられて、「やっと、そういう年齢になれたんだ」と感じました。多分、もう彼を演じることはないだろうと思います。劇中でも流れとしても、きちんとピリオドを打つことができました。彼が生きられなかった、この先の時間を自分はしっかり生きていきたいです。

Q:綾瀬さんはどのように濃姫の人物像を作り上げていったのですか?

綾瀬:情報があまり出てこない人だったので、撮影前に監督と話し合いました。父親の斎藤道三が「女にしとくにはもったいなかった」と言うほどの人物。もし、濃姫が男性だったなら、天下統一ぐらいしてしまうほどの精神力があったかもしれない。監督からは「女性だけど、男まさりで聡明で、それでいて姫なので、武術、茶道、そういったものがなんでも一通り全部、完璧にできる人であってください」というリクエストがありました。さらに「2回、結婚していて、信長とは3回目の結婚になるから、濃姫的に結婚は慣れている」という話にもなりましたね(笑)。信長に対して、隙あらば首をかき切ろうというスパイ的な感じで送り込まれている。だから、最初は信長のことも「うつけものめ!」みたいな感じで見ているところがあるんです。でも、だんだんと真の彼に触れていって、恋をしていく。「子どもから女性になっていく姿を撮りたいです」ということも監督から言われました。

木村版の織田信長は圧倒的な存在感

Q:これまでにも共演していますが、今回、改めて感じたことはありますか?

綾瀬:織田信長という人を演じているから余計にそう思ったのかもしれないのですが、撮影現場にいる佇まいの強さみたいなものをすごく感じました。アクションもそうですけど、気持ちの上でも、絶対に受け止めてもらえる感じがありました。とても安心感があり、恐れずにぶつかっていけました。

木村:濃姫としてもそうなんですけど、元々の性質として、自分から自身を誇示していなくてもつい、目がいってしまう。自然とみんなが魅かれてしまうような圧倒的に説得力のある存在感があり、撮影現場でもそういう印象が強かったです。

綾瀬:メイクなどのせいもあると思うんですけど、劇中、信長の表情が若い頃から、みるみる変わっていくんですね。気づいたら、「あれ? なんかかっこいい!」みたいな。

木村:「あれ?」はいらないんじゃないの(笑)。

綾瀬:濃姫からしてみたら、うつけものから入っていったから(笑)。そこからの変わりように「あれ? すごくかっこいい」と。

木村:また、「あれ?」って言ったよね(笑)

綾瀬:あれ?(笑)。どんどん、いろんなものを背負って、心が無になっていく悲しさとか、いろんな感情を抱かせてくれて。怖さと切なさといろんなものが混じって、圧倒的な存在感でした。

木村と中谷の本気の応戦に綾瀬が大喜び

Q:お二人のシーンで特に印象深かった場面はありますか?

綾瀬:私は初夜の場面ですね、かなり最初の方に撮ったんですけど、「アクションをやっているから、結構、大丈夫だよね?」みたいな感じで聞かれて、私も遠慮せず、やり合えました。動き一つとっても、全て新鮮でした。絶対に受け止めてもらえるから、こちらも思いっきり、のびのびできました。

木村:アクション部の方たちと一緒に考えたシーンもあります。僕が刀を抜いたら、濃姫はすごいスキルで、あっという間にその刀を落として、拾い上げて、僕の喉元に突きつける。「そういうのを思いっきり、やろうよ」って、アクション部の方に提案しました。

綾瀬:そのシーンの撮影では、監督がなかなかカットをかけないので、「姫~っ」と止めに入ってくる(中谷美紀演じる)侍女の各務野に信長が「どけ!」って向かって行って、もうぐちゃぐちゃでした。すっごい面白かったです(笑)。

木村:彼女の役目は姫を守ることだから、それで合っているし、自分からすれば、邪魔でしかない。濃姫の着物の袖も破れていましたけど、各務野の着物はビリビリになっていました。それでも、カットがかからないんです。

綾瀬:まさか、中谷さんに手出しはしないだろうなと思っていたんですけど、大暴れで(笑)。本編ではカットされていましたが、その後のがめちゃめちゃすごかったんですよ。みんなが本気すぎて。

木村:濃姫がお酒の器を片づけようとするシーンも印象に残っています。腰を低くした彼女のボディーラインがすごくきれいに出るから、彼女の後姿を信長がまじまじと見て、彼女がこっちを向く時は興味すらないっていう顔をする。だけど、また後ろを向いた時に、見て……という演技をしたら……。

綾瀬:監督が「かわいい! かわいい!」って大興奮していました。「信長がいいんだよ~」って。

木村:本番中も監督の大きな笑い声や普通に「いいね! いいね!」って会話している声が聞こえてくるんですよ。本番中ですよ。なんだろうなっていう(笑)。

綾瀬:監督、すごく盛り上がっていましたよね。

大友監督の熱量がないとできなかった

Q:大友啓史監督は事前に詳しく説明して、本番はおまかせというタイプの演出なんでしょうか。

綾瀬:私はそんな風に感じました。クランクインする前に一度、お会いした時に、「濃姫はこういうキャラクターなんだよね。こういうところを撮れたらいいな」とか、そういう話をしたように記憶しています。細かく言われる感じはなかったです。

木村:きっと監督には、濃姫像みたいなものがあって、彼女にはいろんな要望を伝えたと思うんですが、僕にはむしろ逆で、僕自身が信長をどう捉えたかを試されているような気がしました。そこで自分が監督にお伝えしたのは、「本当に生き生きとのびのびと生きていた人間に、いかにして鬼になる瞬間が訪れたのかがアクセントになると思います」って言ったら、していたマスクがすっ飛ぶぐらいの勢いで「それ!」って(笑)。

綾瀬:監督って、すごく面白い人なんですよね。とても独特で、話せば話すほど、盛り上がっていってしまう。特に「うん、うん、うん」「そう、そう、そう」「いいね、いいね」って、相槌のリアクションがすごくて。話していると、マスクがどんどん下がってきちゃうんです(笑)。

木村:話している間に、自分の頭の中のイメージがどんどん構築されていくんだろうね。そして、さらに盛り上がっていく。

綾瀬:でも、あれぐらいの熱さがないと、こんな大作は取り仕切れないんだと思います!

映画『レジェンド&バタフライ』は1月27日公開
(C) 2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会

【木村拓哉】
ヘアメイク:酒井啓介(MARVEE)/Keisuke Sakai(MARVEE)
スタイリスト:前田勇弥/Yuya Maeda

【綾瀬はるか】
ヘアメイク:中野明海
スタイリスト:山本マナ

https://t.cn/A69WTTPS

水晶の雄鶏

(イタリアの昔話)

昔々むかしむかし、あちらこちら旅たびをしている、一いちわの雄鶏おんどりがいました。透すき通とおるような、真まっ白しろの羽はねをしているので、水晶すいしょうの雄鶏おんどりと呼よばれています。 

ある日ひ、水晶すいしょうの雄鶏おんどりは道端みちばたに一通いっつうの手紙てがみが落おちていたので、拾ひろって開ひらけてみました。

《水晶すいしょうの雄鶏おんどりさん、水晶すいしょうの雌鶏めんどりさん、伯爵夫人ふじんの鵞鳥さん、尼寺あまでらのアヒルさん、小鳥ことりのかわらひわさん、雛ひなの結婚式けっこんしきにまいりましよう》

手紙てがみは、結婚式けっこんしきの招待状しょうたいじょうでした。雄鶏おんどりは、自分じぶんが招まねかれているので、結婚式けっこんしきにいこうと歩あるき出だしました。 

すると向むこうから、やはり水晶すいしょうのように白しろくて美うつくしい雌鶏めんどりがやってきました。「もしもし、水晶すいしょうの雄鶏おんどりさん。嬉うれしそうにどこへ行いくんです?」と、雌鶏めんどりが声こえをかけました。「雛ひなの結婚式けっこんしきに、招まねかれていくんだよ」と、雄鶏おんどりが答こたえました。「わたしも、行おこなってはいけません?」と、雌鶏めんどりが聞ききました。

「招待状しょうたいじょうに、名前なまえが載のっていればね」雄鶏おんどりは、手紙てがみを開あけて読よみました。「水晶すいしょうの雄鶏おんどりさん、水晶すいしょうの雌鶏めんどりさん。・・・やっぱり、お前まえさんの名前なまえも書かいてある。では一緒いっしょにいこう」 

こうして二羽にわの鶏にわとりは、仲良なかよく旅たびを続つづけました。 

すると向むこうから、長ながい首くびを振ふりながら、気取きどった歩あるき方かたをした鵞鳥がちょうがやってきました。

「おや。雄鶏おんどりさんに雌鶏めんどりさん。仲良なかよく嬉うれしそうに、どちらへいらっしゃるの?」と、鵞鳥がちょうが声こえをかけました。

「雛ひなの結婚式けっこんしきに、招まねかれていくんです」と、雄鶏おんどりが答こたえました。「わたしも、行おこなってはいけませんの?」と、鵞鳥がちょうが聞ききました。

「招待状しょうたいじょうに、名前なまえが載のっていればね」雄鶏おんどりは、また手紙てがみをひらいて読よみだしました。「水晶すいしょうの雄鶏おんどりさん、水晶すいしょうの雌鶏めんどりさん、伯爵夫人はくしゃくふじんの鵞鳥がちょうさん。なるほど。あなたのお名前なまえも載のっている。では一緒いっしょにまいりましょう」 

こうして三羽さんわの鳥とりは、いそいそと旅たびを続つづけました。 すると向むこうから、黒くろい羽はねをしたアヒルがやってきました。 まるで、尼あまさんそっくりの姿すがたです。

「おや。鵞鳥がちょうさんに雄鶏おんどりさんに雌鶏めんどりさん。おそろいで、どこへ行いくんです?」と、アヒルが聞ききました。「雛ひなの結婚式けっこんしきに、招まねかれていくんです」と、雄鶏おんどりが答こたえました。「わたしも、ご一緒いっしょできませんか?」

「招待状しょうたいじょうに、名前なまえが載のっていればね」 

そう答こたえて、雄鶏おんどりは、また手紙てがみを読よみだしました。「水晶すいしょうの雄鶏おんどりさん、水晶すいしょうの雌鶏めんどりさん、伯爵夫人はくしゃくふじんの鵞鳥がちょうさん、尼寺あまでらのアヒルあひるさん。なるほど、書かいてある」 こうして四羽よんわの鳥とりは、歩あるいていきました。 

すると向むこうから、頬ほおが赤あかくて、翼つばさが金色こんじきのかわらひわが飛とんできました。「みなさん、どこへいらっしゃるの? 

アヒルさんに、鵞鳥がちょうさんに、雌鶏めんどりさんに、雄鶏おんどりさん」と、かわらひわが声こえをかけました。「雛ひなの結婚式けっこんしきに、招まねかれていくんです」と、雄鶏おんどりが答こたえました。

「あら、わたしも行いきたいわ。連つれていってくれません?」と、かわらひわが頼たのみました。「招待状しょうたいじょうに、名前なまえが載のっていればね」雄鶏おんどりは、また手紙てがみを開ひらきました。「水晶すいしょうの雄鶏おんどりさん、水晶すいしょうの雌鶏めんどりさん、伯爵夫人はくしゃくふじんの鵞鳥がちょうさん、尼寺あまでらのアヒルさん、小鳥ことりのかわらひわさん。ああ、やっぱりあんたも招まねかれている」 

こうして五羽ごわの鳥とりは、旅たびを続つづけました。 すると向むこうから、目めをぎらぎら光ひからせた狼がやってきました。

「おい、おい! みんなでどこへ行いくんだね!」と、狼おおかみは、どら声ごえを張はり上あげました。

「雛ひなの結婚式けっこんしきに、招まねかれていくんです」

「わしも、行いってはいかんかね!」

「はい、はい、招まねかれていれば」と、雄鶏おんどりはまた手紙てがみをあけました。

「狼おおかみさん。残念ざんねんながら、あなたは招まねかれておりません」「だけど、わしは行いきたいよ!」鳥とりたちは狼おおかみが怖こわいので、一緒いっしょに行いくことにしました。 

しばらく行いくと、「わしは、腹はらが減へった!」と、狼おおかみが言いい出だしました。

「せっかくですが、なにもありません」「じゃ、お前まえを食たってやる!」 

そう叫さけぶと、狼おおかみは雄鶏おんどりを飲のみ込こんでしまいました。 

それから同おなじことを言いっては、雌鶏めんどりも、鵞鳥がちょうも、アヒルも食たべてしまったので、後あとは小鳥ことりのかわらひわだけになりました。 

こうして、しばらく行いくと、「かわらひわさん。わしは、また腹はらが減へってきたよ!」と、狼おおかみが言いい出しました。

「なにをあげたら、いいのかしら」「お前まえを食くえばいいのさ!」狼おおかみは飛とび掛かかりましたが、小鳥ことりは素早すばやく狼おおかみの頭あたまの上うえに飛とび乗のりました。狼おおかみが捕つかまえようとすると、あっちへ逃にげ、こっちへ飛とびするので、狼おおかみはへとへとに疲つかれてしまいました。 

すると向むこうから、頭あたまに籠かごを載のせた女おんなの人ひとがやってきました。麦むぎの刈かり入いれの人ひとたちに、食事しょくじを運はこんでいくところです。

「狼おおかみさん、狼おおかみさん。わたしの命いのちを助たすけてくれるなら、ほら、向むこうから来くる女おんなの人ひとの頭あたまの上うえの籠かごの中なかのマカロニや肉にくをご馳走ちそうしますよ」と、かわらひわが叫さけびました。

「そんなことが、出来できるのか?」

「はい。あの人ひとは、必かならずわたしを捕つかまえようとしますよ。わたしは枝えだから枝えだへ逃にげ回まわります。

すると、あの人ひとはきっと籠かごを地面じめんにおいて、わたしをおいかけます。

その隙すきに、あんたはご馳走ちそうをみんな食たべられますよ」本当ほんとうにそのとおりで、女おんなの人ひとは夢中むちゅうで、かわらひわをおいかけました。 

その隙すきに、狼おおかみは籠かごのご馳走ちそうを食たべてしまいました。

「きゃーーーぁっ!、狼おおかみが出でたあ! 助たすけてー!」

女おんなの人ひとの叫さけび声ごえをきいて、お百姓ひゃくしょうたちが飛とんできました。 

そして、鎌かまや棒ぼうで狼おおかみを叩たたき殺ころしてしまいました。狼おおかみのお腹からは、生いきたままで、雄鶏おんどりも、雌鶏めんどりも、鵞鳥がちょうも、アヒルも出でてきました。 

こうして、かわらひわのおかげで、みんなそろって雛ひなの結婚式けっこんしきに行いきました。

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水晶公鸡

(意大利故事)

从前有一只到处旅行的公鸡。

它浑身长满了几乎透明的洁白的羽毛,人们都叫它水晶公鸡。

有一天,水晶公鸡在路上捡到了一封信。它打开一看,上面写着:

“水晶公鸡先生、水晶母鸡小姐、伯爵鹅夫人、尼姑庵的鸭女士、可爱的金翅雀小姐,请来参加小鸡的结婚典礼。”

原来这封信是婚礼请柬。公鸡被邀请了,它高高兴兴地踏上了去参加婚礼的路。

这时从对面走来了一只像水晶一样洁白的美丽的母鸡。

“喂,公鸡先生,你这么兴高采烈地要去哪里啊?”

母鸡打招呼说。

“我是被邀请去参加小鸡的婚礼了。”

“我也想去,行吗?”

“只要你也被邀请了就行啊。”

公鸡说着打开请柬读了起来:

“水晶公鸡先生、水晶母鸡小姐——看,这上面写着你的名字呢。那一起去吧。”

于是两只鸡结伴儿上路了。

走着走着,从对面来了一只晃着长长的脖子,走路装腔作势的大鹅。

“喂,公鸡先生、母鸡小姐,你们一起高高兴兴地去哪里啊?”

鹅向它们打招呼说。

“我们是被邀请去参加小鸡的婚礼。”公鸡回答说。

“我也去行吗?”鹅问道。

“只要请柬上有你的名字就行啊。”

说着又展开信读了起来:

“水晶公鸡先生、水晶母鸡小姐、伯爵鹅夫人——原来也有你的名字,那我们就一起去吧。”于是,三个人欢欣雀跃地上路了。

走了一会,遇见了一只浑身长满黑色羽毛的鸭子,简直就和尼姑一模一样。

“喂,鹅夫人、公鸡先生、母鸡小姐,你们这是一起去哪儿啊?”鸭子问道。

“我们是被邀请去参加小鸡的婚礼。”公鸡回答说。

“我也一起去可以吗?”

“可以啊,只要是请柬上也有你的名字。”

说着又读了一遍:

“水晶公鸡先生、水晶母鸡小姐、伯爵鹅夫人、尼姑庵的鸭女士——原来也有你的名字。”于是四个人一路同行。

又过了一会,从对面飞过来一只红色脸颊、金色翅膀的金翅雀,

“各位,这是去哪里啊,鸭子小姐、鹅夫人、母鸡小姐、公鸡先生?”金翅雀打招呼说。

“我们是被邀请去参加小鸡的婚礼。”公鸡回答说。

“是吗,我也想去。你们能带我去吗?”

“好啊,如果你也被邀请了的话,”

公鸡说着,又一次把信打开了。

“水晶公鸡先生、水晶母鸡小姐、伯爵鹅夫人、尼姑庵的鸭女士、可爱的金翅雀小姐,果然你也被邀请了啊。”

于是五个人继续赶路。

过了一会,对面来了一只狼,两眼闪着寒光。

“喂,喂,你们去哪里啊?”狼扯着破箩的嗓子喊道。

“我们是被邀请去参加小鸡的婚礼。”

“我也去行吗?”

“行啊,行啊,如果你也被邀请了的话。”

公鸡说着又一次打开了信。

“狼先生,非常遗憾,请柬上没有你的名字啊。”

“可是,我就是想去啊。”

它们都很害怕狼,没办法只好同意它一起去。

走了一会,狼说:“我肚子饿了。”

“很可惜,什么吃的也没有啊。”

“那我就吃了你。”

狼大吼一声,一口就把公鸡吞掉了。

然后同样吞掉了母鸡、大鹅、鸭子,只剩下了金翅雀。

过了一会,狼又说,“我肚子又饿了。”

“那这次给你什么吃好呢?”

“吃你就行了。”

说着狼扑了过去,小鸟迅速地飞到了狼的头上和它周旋。

狼为了抓住它,到处扑来扑去的,不一会就累得筋疲力尽了。

正在这时,迎面走过来一个头顶筐子的女子,她正给收割麦子的人们送饭。

“狼先生,狼先生,你放了我的话,我就请你吃那个女的头顶上的筐子里的通心粉和肉。”

金翅雀说。

“你能办到吗?”

“能,那个人一定想抓我。我会在枝头上飞来飞去,她就会把筐子放到地上来追我。你就能把饭菜都吃了。”

果然如此,这个女子拼命地追赶着金翅雀。趁着这个空当,狼把筐子里的东西都吃了。

“啊,不好了。狼来了,救命啊。”

人们听到女人呼救声,飞奔过来,拿着镰刀、木棒什么的把狼打死了。然后从狼肚子里救出还活着的公鸡,母鸡,大鹅和鸭子。

就这样,在金翅雀的帮助下,大家一起去参加小鸡的婚礼了。

木村拓哉&綾瀬はるかが築き上げた夫婦像【インタビュー】

 日本映画最高峰のキャスト・スタッフで製作され、公開前から大きな話題を呼んでいる映画『レジェンド&バタフライ』。戦国武将・織田信長と謎に包まれた彼の正室・濃姫の30年にわたる夫婦の絆をかつてない迫力で描いた感動大作だ。織田信長そして濃姫を演じるのは、これが3度目の共演となる木村拓哉と綾瀬はるか。信長のオーラと濃姫の母性をそのまままとった二人。劇中では息のあった掛け合いが見どころの一つだが、インタビューでもまるで長年、寄り添った夫婦のようなあうんの呼吸を見せた。(取材・文:高山亜紀)

Q:東映創立70周年記念の大作となりますが、オファーを受けた時の気持ちは?

綾瀬:すごくワクワクしました。「うわ、面白そう」と台本を読む段階から既にときめいていました。

木村:僕の第一印象は、「相当、デカいうねりが来たな」と。乗るかどうか、ジャッジに勇気が必要でした。本当に一生のうち出会えるか否かぐらいの伝説的なうねりが自分の目の前に現れたので、待っていたものではあったんですけど、あまりにもデカくて、巻かれたら1本や2本の骨折じゃすまないだろうなと感じました。実際、乗ってみて感じたのは腹を決めて、乗って良かったということ。ずっと待っていたうねりがこんなにも魅力的で、自分を幸せにしてくれるものだったとは思わなかったです。

Q:木村さんが織田信長を演じるのは今回が2度目ですが、本能寺の変で亡くなった信長と同年代(撮影時49歳)になり、特別な気持ちがあったのでは?

木村:コマーシャルでも何度かやっているので、回数でいったら、多分、4度目ぐらいだと思います。もちろん、特別な気持ちはあります。同世代で、タイムリーな瞬間を重ねられて、「やっと、そういう年齢になれたんだ」と感じました。多分、もう彼を演じることはないだろうと思います。劇中でも流れとしても、きちんとピリオドを打つことができました。彼が生きられなかった、この先の時間を自分はしっかり生きていきたいです。

Q:綾瀬さんはどのように濃姫の人物像を作り上げていったのですか?

綾瀬:情報があまり出てこない人だったので、撮影前に監督と話し合いました。父親の斎藤道三が「女にしとくにはもったいなかった」と言うほどの人物。もし、濃姫が男性だったなら、天下統一ぐらいしてしまうほどの精神力があったかもしれない。監督からは「女性だけど、男まさりで聡明で、それでいて姫なので、武術、茶道、そういったものがなんでも一通り全部、完璧にできる人であってください」というリクエストがありました。さらに「2回、結婚していて、信長とは3回目の結婚になるから、濃姫的に結婚は慣れている」という話にもなりましたね(笑)。信長に対して、隙あらば首をかき切ろうというスパイ的な感じで送り込まれている。だから、最初は信長のことも「うつけものめ!」みたいな感じで見ているところがあるんです。でも、だんだんと真の彼に触れていって、恋をしていく。「子どもから女性になっていく姿を撮りたいです」ということも監督から言われました。

Q:これまでにも共演していますが、今回、改めて感じたことはありますか?

綾瀬:織田信長という人を演じているから余計にそう思ったのかもしれないのですが、撮影現場にいる佇まいの強さみたいなものをすごく感じました。アクションもそうですけど、気持ちの上でも、絶対に受け止めてもらえる感じがありました。とても安心感があり、恐れずにぶつかっていけました。

木村:濃姫としてもそうなんですけど、元々の性質として、自分から自身を誇示していなくてもつい、目がいってしまう。自然とみんなが魅かれてしまうような圧倒的に説得力のある存在感があり、撮影現場でもそういう印象が強かったです。

綾瀬:メイクなどのせいもあると思うんですけど、劇中、信長の表情が若い頃から、みるみる変わっていくんですね。気づいたら、「あれ? なんかかっこいい!」みたいな。

木村:「あれ?」はいらないんじゃないの(笑)。

綾瀬:濃姫からしてみたら、うつけものから入っていったから(笑)。そこからの変わりように「あれ? すごくかっこいい」と。

木村:また、「あれ?」って言ったよね(笑)

綾瀬:あれ?(笑)。どんどん、いろんなものを背負って、心が無になっていく悲しさとか、いろんな感情を抱かせてくれて。怖さと切なさといろんなものが混じって、圧倒的な存在感でした。

Q:お二人のシーンで特に印象深かった場面はありますか?

綾瀬:私は初夜の場面ですね、かなり最初の方に撮ったんですけど、「アクションをやっているから、結構、大丈夫だよね?」みたいな感じで聞かれて、私も遠慮せず、やり合えました。動き一つとっても、全て新鮮でした。絶対に受け止めてもらえるから、こちらも思いっきり、のびのびできました。

木村:アクション部の方たちと一緒に考えたシーンもあります。僕が刀を抜いたら、濃姫はすごいスキルで、あっという間にその刀を落として、拾い上げて、僕の喉元に突きつける。「そういうのを思いっきり、やろうよ」って、アクション部の方に提案しました。

綾瀬:そのシーンの撮影では、監督がなかなかカットをかけないので、「姫~っ」と止めに入ってくる(中谷美紀演じる)侍女の各務野に信長が「どけ!」って向かって行って、もうぐちゃぐちゃでした。すっごい面白かったです(笑)。

木村:彼女の役目は姫を守ることだから、それで合っているし、自分からすれば、邪魔でしかない。濃姫の着物の袖も破れていましたけど、各務野の着物はビリビリになっていました。それでも、カットがかからないんです。

綾瀬:まさか、中谷さんに手出しはしないだろうなと思っていたんですけど、大暴れで(笑)。本編ではカットされていましたが、その後のがめちゃめちゃすごかったんですよ。みんなが本気すぎて。

木村:濃姫がお酒の器を片づけようとするシーンも印象に残っています。腰を低くした彼女のボディーラインがすごくきれいに出るから、彼女の後姿を信長がまじまじと見て、彼女がこっちを向く時は興味すらないっていう顔をする。だけど、また後ろを向いた時に、見て……という演技をしたら……。

綾瀬:監督が「かわいい! かわいい!」って大興奮していました。「信長がいいんだよ~」って。

木村:本番中も監督の大きな笑い声や普通に「いいね! いいね!」って会話している声が聞こえてくるんですよ。本番中ですよ。なんだろうなっていう(笑)。

綾瀬:監督、すごく盛り上がっていましたよね

Q:大友啓史監督は事前に詳しく説明して、本番はおまかせというタイプの演出なんでしょうか。

綾瀬:私はそんな風に感じました。クランクインする前に一度、お会いした時に、「濃姫はこういうキャラクターなんだよね。こういうところを撮れたらいいな」とか、そういう話をしたように記憶しています。細かく言われる感じはなかったです。

木村:きっと監督には、濃姫像みたいなものがあって、彼女にはいろんな要望を伝えたと思うんですが、僕にはむしろ逆で、僕自身が信長をどう捉えたかを試されているような気がしました。そこで自分が監督にお伝えしたのは、「本当に生き生きとのびのびと生きていた人間に、いかにして鬼になる瞬間が訪れたのかがアクセントになると思います」って言ったら、していたマスクがすっ飛ぶぐらいの勢いで「それ!」って(笑)。

綾瀬:監督って、すごく面白い人なんですよね。とても独特で、話せば話すほど、盛り上がっていってしまう。特に「うん、うん、うん」「そう、そう、そう」「いいね、いいね」って、相槌のリアクションがすごくて。話していると、マスクがどんどん下がってきちゃうんです(笑)。

木村:話している間に、自分の頭の中のイメージがどんどん構築されていくんだろうね。そして、さらに盛り上がっていく。

綾瀬:でも、あれぐらいの熱さがないと、こんな大作は取り仕切れないんだと思います!

映画『レジェンド&バタフライ』は1月27日公開
(C) 2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会

【木村拓哉】
ヘアメイク:酒井啓介(MARVEE)/Keisuke Sakai(MARVEE)
スタイリスト:前田勇弥/Yuya Maeda

【綾瀬はるか】
ヘアメイク:中野明海
スタイリスト:山本マナ


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