正仓院收藏的半臂(二)
❶~❸ 呉楽 呉女背子 第43号
くれがく ごじょのはいし
用途 : 服飾品
技法 : 染織
倉番 : 南倉 124
寸法 : 丈43 幅52
材質・技法 : 表は赤地錦 裏は緑絁 裾端は紫地錦
呉楽の中の呉女という役が着用した袷仕立ての背子。半臂に似るが、襴がなく、女性用の丈の短い上着で、正倉院には唯ひとつ伝わる。表裂は赤地唐花文の緯錦で、裏裂には浅緑絁を用いる。
❹~❻ 雑楽 赤地錦半臂 第4号
ざつがく あかじにしきのはんぴ
用途 : 服飾品
技法 : 染織
倉番 : 南倉 125
寸法 : 丈98 幅72
材質・技法 : 表は赤地錦 裏・紐は黄絁 襴は夾纈羅
雑楽の演者が着用した袷仕立ての袖の短い胴着。表は赤地唐花文様の錦で、裏は黄絁にて作る。下部に襴〈らん〉と呼ばれる襞のある裾飾りが付く。内面には「東大寺雑楽半臂」の墨書がある。
❼ 唐散楽 持笠半臂 第8号 其1
とうさんがく もちがさのはんぴ
用途 : 服飾品
技法 : 染織
倉番 : 南倉 121
寸法 : 丈102 幅78
材質・技法 : 表は緋絁 裏は白絁 襴・紐は淡縹夾纈絁
大仏開眼会の際に、唐散楽の持笠に用いられた袖の短い胴着。袷仕立てで、表裂に赤絁、裏裂に白絁を用い、裾には淡縹地花文夾纈〈きょうけち〉絁製の襴〈らん〉が付く。
❽ 雑楽 夾纈羅半臂 第6号
ざつがく きょうけちらのはんぴ
用途 : 服飾品
技法 : 染織
倉番 : 南倉 125
寸法 : 丈89 幅65
材質・技法 : 表は夾纈羅 裏は白絁 紐は赤絁 襴は黄羅
雑楽の演者が着用した袷仕立ての袖の短い胴着。表には花文夾纈羅を、裏には白絁を用いる。下部に襴〈らん〉と呼ばれる襞のある裾飾りが付く。内面には「東大寺雑楽半臂」の墨書がある。
❾ 雑楽 赤地錦半臂 残欠 第5号
ざつがく あかじにしきのはんぴ ざんけつ
用途 : 服飾品
技法 : 染織
倉番 : 南倉 125
寸法 : 身丈45 幅64
材質・技法 : 表は白地錦 裏は白絁 袖は表赤地錦 裏赤絁 襴は夾纈絁
雑楽の演者が着用した袷仕立ての袖の短い胴着。表は白地花文の錦で、裏には白絁を用いる。袖は赤地錦の別裂にて飾る。下部に襴〈らん〉と呼ばれる襞のある裾飾りが付く。内面には「東大寺雑楽半臂」の墨書がある。
❶~❸ 呉楽 呉女背子 第43号
くれがく ごじょのはいし
用途 : 服飾品
技法 : 染織
倉番 : 南倉 124
寸法 : 丈43 幅52
材質・技法 : 表は赤地錦 裏は緑絁 裾端は紫地錦
呉楽の中の呉女という役が着用した袷仕立ての背子。半臂に似るが、襴がなく、女性用の丈の短い上着で、正倉院には唯ひとつ伝わる。表裂は赤地唐花文の緯錦で、裏裂には浅緑絁を用いる。
❹~❻ 雑楽 赤地錦半臂 第4号
ざつがく あかじにしきのはんぴ
用途 : 服飾品
技法 : 染織
倉番 : 南倉 125
寸法 : 丈98 幅72
材質・技法 : 表は赤地錦 裏・紐は黄絁 襴は夾纈羅
雑楽の演者が着用した袷仕立ての袖の短い胴着。表は赤地唐花文様の錦で、裏は黄絁にて作る。下部に襴〈らん〉と呼ばれる襞のある裾飾りが付く。内面には「東大寺雑楽半臂」の墨書がある。
❼ 唐散楽 持笠半臂 第8号 其1
とうさんがく もちがさのはんぴ
用途 : 服飾品
技法 : 染織
倉番 : 南倉 121
寸法 : 丈102 幅78
材質・技法 : 表は緋絁 裏は白絁 襴・紐は淡縹夾纈絁
大仏開眼会の際に、唐散楽の持笠に用いられた袖の短い胴着。袷仕立てで、表裂に赤絁、裏裂に白絁を用い、裾には淡縹地花文夾纈〈きょうけち〉絁製の襴〈らん〉が付く。
❽ 雑楽 夾纈羅半臂 第6号
ざつがく きょうけちらのはんぴ
用途 : 服飾品
技法 : 染織
倉番 : 南倉 125
寸法 : 丈89 幅65
材質・技法 : 表は夾纈羅 裏は白絁 紐は赤絁 襴は黄羅
雑楽の演者が着用した袷仕立ての袖の短い胴着。表には花文夾纈羅を、裏には白絁を用いる。下部に襴〈らん〉と呼ばれる襞のある裾飾りが付く。内面には「東大寺雑楽半臂」の墨書がある。
❾ 雑楽 赤地錦半臂 残欠 第5号
ざつがく あかじにしきのはんぴ ざんけつ
用途 : 服飾品
技法 : 染織
倉番 : 南倉 125
寸法 : 身丈45 幅64
材質・技法 : 表は白地錦 裏は白絁 袖は表赤地錦 裏赤絁 襴は夾纈絁
雑楽の演者が着用した袷仕立ての袖の短い胴着。表は白地花文の錦で、裏には白絁を用いる。袖は赤地錦の別裂にて飾る。下部に襴〈らん〉と呼ばれる襞のある裾飾りが付く。内面には「東大寺雑楽半臂」の墨書がある。
【正仓院南仓125|雑楽 赤地錦半臂 第4号】
衣身、衣缘皆花窠。表为赤地锦,里与系带为黄絁,襴则为夹缬罗。襴有襞褶。有“东大寺杂乐半辟(臂)”款,为杂乐表演者所服。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 125
寸法:丈98 幅72
材質・技法:表は赤地錦 裏・紐は黄絁 襴は夾纈羅
解説文:雑楽の演者が着用した袷仕立ての袖の短い胴着。表は赤地唐花文様の錦で、裏は黄絁にて作る。下部に襴〈らん〉と呼ばれる襞のある裾飾りが付く。内面には「東大寺雑楽半臂」の墨書がある。
【正仓院南仓134|夾纈絁半臂 残欠 第13号】
通体花卉纹而风格迥异。白地夹缬絁作表,白絁作里,赤地蜡缬絁作襴。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 134
寸法:縦86 幅73
材質・技法:表は白地夾纈絁 裏は白絁 襴は赤地臈纈絁
解説文:半臂は、短い袖と裾飾り(襴〈らん〉)が付く短丈の上着。本体部には大ぶりな花葉文をあらわした夾纈絁、襴には花葉円文をあらわした﨟纈〈ろうけち〉絁をそれぞれ使用する。
【正仓院南仓134|曝布彩絵半臂 残欠 第9号】
表以麻,上施彩绘。以赤、黄、绿、墨、金泥,背面作衔枝立狮、踏花鸂,正面为衔枝对雁、踏花鹦鹉、踏花锦鸡,尽皆左右相对。领缘、袖、上前衽皆茶地锦,衣里以白茶絁,系带以黄地蜡缬绫、绿地蜡缬绫,正仓院云襴以罗。此类彩绘未见于其他乐装。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 134
寸法:現存丈60 幅83
材質・技法:表は麻布 彩絵(赤・黄・緑・墨・金泥) 襟・袖・上前衽は茶地錦 裏は白茶絁 紐は黄地﨟纈綾・緑地﨟纈綾 襴は羅
解説文:半臂は、短い袖と裾飾り(襴〈らん〉)が付く短丈の上着。﨟纈綾〈ろうけちあや〉の結び紐が衽〈おくみ〉に残り、羅製の襴はほぼ欠失する。本品は、胴部の麻布に様々な色料で宝相華や獅子等の見事な彩絵を施した、他に類例のない楽装束である。
【正仓院南仓119|唐古楽 安君子半臂残欠 第9号】
以绿地缠枝葡萄锦为表,赤絁为里,淡绿絁为襞褶之襴。正仓院云此为“唐古乐安君子所用”,半残。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 119
寸法:丈73 下前幅53
材質・技法:表は緑地錦 裏は赤絁 襴は淡緑絁
解説文:唐古楽の安君子に用いられた袷仕立ての袖の短い胴着。表裂は緑地葡萄唐草文様の錦で、裏裂には赤絁を用いる。下部に襴〈らん〉と呼ばれる襞のある裾飾りが付く。
【正仓院南仓125|雑楽 夾纈羅半臂 第6号 】
衣表花纹夹缬罗,衣里白絁,系带赤絁,襞褶腰襴黄罗。内有墨书“东大寺杂乐半臂”。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 125
寸法:丈89 幅65
材質・技法:表は夾纈羅 裏は白絁 紐は赤絁 襴は黄羅
解説文:雑楽の演者が着用した袷仕立ての袖の短い胴着。表には花文夾纈羅を、裏には白絁を用いる。下部に襴〈らん〉と呼ばれる襞のある裾飾りが付く。内面には「東大寺雑楽半臂」の墨書がある。
【正仓院南仓125|雑楽 赤地錦半臂 残欠 第5号】
白地菱格填花金衣身,赤地宝相团窠锦衣袖,白絁衣里,夹缬絁襞褶腰襴。杂乐表演者所服,其内亦有“东大寺杂乐半臂”款。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 125
寸法:身丈45 幅64
材質・技法:表は白地錦 裏は白絁 袖は表赤地錦 裏赤絁 襴は夾纈絁
解説文:雑楽の演者が着用した袷仕立ての袖の短い胴着。表は白地花文の錦で、裏には白絁を用いる。袖は赤地錦の別裂にて飾る。下部に襴〈らん〉と呼ばれる襞のある裾飾りが付く。内面には「東大寺雑楽半臂」の墨書がある。
【正仓院中仓202|布半臂残欠 第2号(第88号櫃)】
褐色麻布衬衣,领缘白絁,右衽垂领而云失其襴。乐装多以锦等为半臂,此较之简素。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:中倉 202
寸法:現存丈69 幅73
材質・技法:褐色麻布袷 襟は白絁
解説文:半臂は丈の短い衣服で、短い袖と裾飾りの襴〈らん〉を備えるのが通例であるが、本品は襴が欠失している。襟は右衽〈うじん〉、垂領〈たりくび〉である。半臂は、楽装束として錦で作られたものが多いが、本品は麻布製の簡素なつくりである。
(以上正仓院或曰失其腰襴、而皆不以“背子”有别于“半臂”,今姑从云尔)
衣身、衣缘皆花窠。表为赤地锦,里与系带为黄絁,襴则为夹缬罗。襴有襞褶。有“东大寺杂乐半辟(臂)”款,为杂乐表演者所服。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 125
寸法:丈98 幅72
材質・技法:表は赤地錦 裏・紐は黄絁 襴は夾纈羅
解説文:雑楽の演者が着用した袷仕立ての袖の短い胴着。表は赤地唐花文様の錦で、裏は黄絁にて作る。下部に襴〈らん〉と呼ばれる襞のある裾飾りが付く。内面には「東大寺雑楽半臂」の墨書がある。
【正仓院南仓134|夾纈絁半臂 残欠 第13号】
通体花卉纹而风格迥异。白地夹缬絁作表,白絁作里,赤地蜡缬絁作襴。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 134
寸法:縦86 幅73
材質・技法:表は白地夾纈絁 裏は白絁 襴は赤地臈纈絁
解説文:半臂は、短い袖と裾飾り(襴〈らん〉)が付く短丈の上着。本体部には大ぶりな花葉文をあらわした夾纈絁、襴には花葉円文をあらわした﨟纈〈ろうけち〉絁をそれぞれ使用する。
【正仓院南仓134|曝布彩絵半臂 残欠 第9号】
表以麻,上施彩绘。以赤、黄、绿、墨、金泥,背面作衔枝立狮、踏花鸂,正面为衔枝对雁、踏花鹦鹉、踏花锦鸡,尽皆左右相对。领缘、袖、上前衽皆茶地锦,衣里以白茶絁,系带以黄地蜡缬绫、绿地蜡缬绫,正仓院云襴以罗。此类彩绘未见于其他乐装。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 134
寸法:現存丈60 幅83
材質・技法:表は麻布 彩絵(赤・黄・緑・墨・金泥) 襟・袖・上前衽は茶地錦 裏は白茶絁 紐は黄地﨟纈綾・緑地﨟纈綾 襴は羅
解説文:半臂は、短い袖と裾飾り(襴〈らん〉)が付く短丈の上着。﨟纈綾〈ろうけちあや〉の結び紐が衽〈おくみ〉に残り、羅製の襴はほぼ欠失する。本品は、胴部の麻布に様々な色料で宝相華や獅子等の見事な彩絵を施した、他に類例のない楽装束である。
【正仓院南仓119|唐古楽 安君子半臂残欠 第9号】
以绿地缠枝葡萄锦为表,赤絁为里,淡绿絁为襞褶之襴。正仓院云此为“唐古乐安君子所用”,半残。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 119
寸法:丈73 下前幅53
材質・技法:表は緑地錦 裏は赤絁 襴は淡緑絁
解説文:唐古楽の安君子に用いられた袷仕立ての袖の短い胴着。表裂は緑地葡萄唐草文様の錦で、裏裂には赤絁を用いる。下部に襴〈らん〉と呼ばれる襞のある裾飾りが付く。
【正仓院南仓125|雑楽 夾纈羅半臂 第6号 】
衣表花纹夹缬罗,衣里白絁,系带赤絁,襞褶腰襴黄罗。内有墨书“东大寺杂乐半臂”。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 125
寸法:丈89 幅65
材質・技法:表は夾纈羅 裏は白絁 紐は赤絁 襴は黄羅
解説文:雑楽の演者が着用した袷仕立ての袖の短い胴着。表には花文夾纈羅を、裏には白絁を用いる。下部に襴〈らん〉と呼ばれる襞のある裾飾りが付く。内面には「東大寺雑楽半臂」の墨書がある。
【正仓院南仓125|雑楽 赤地錦半臂 残欠 第5号】
白地菱格填花金衣身,赤地宝相团窠锦衣袖,白絁衣里,夹缬絁襞褶腰襴。杂乐表演者所服,其内亦有“东大寺杂乐半臂”款。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 125
寸法:身丈45 幅64
材質・技法:表は白地錦 裏は白絁 袖は表赤地錦 裏赤絁 襴は夾纈絁
解説文:雑楽の演者が着用した袷仕立ての袖の短い胴着。表は白地花文の錦で、裏には白絁を用いる。袖は赤地錦の別裂にて飾る。下部に襴〈らん〉と呼ばれる襞のある裾飾りが付く。内面には「東大寺雑楽半臂」の墨書がある。
【正仓院中仓202|布半臂残欠 第2号(第88号櫃)】
褐色麻布衬衣,领缘白絁,右衽垂领而云失其襴。乐装多以锦等为半臂,此较之简素。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:中倉 202
寸法:現存丈69 幅73
材質・技法:褐色麻布袷 襟は白絁
解説文:半臂は丈の短い衣服で、短い袖と裾飾りの襴〈らん〉を備えるのが通例であるが、本品は襴が欠失している。襟は右衽〈うじん〉、垂領〈たりくび〉である。半臂は、楽装束として錦で作られたものが多いが、本品は麻布製の簡素なつくりである。
(以上正仓院或曰失其腰襴、而皆不以“背子”有别于“半臂”,今姑从云尔)
【正仓院南仓185|錦半臂残欠 第127号櫃 雑第40号】
赤地花纹经锦为身为衽,白地花纹经锦为短袖,淡绿地纐纈绫为襴,白絁为里。或为乐装,半残。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 185
寸法:丈78.5 現存幅61
材質・技法:身頃・衽は赤地錦 袖は白地錦 襴は淡緑地纐纈綾 裏は白絁
解説文:半臂と呼ばれる、袖の短い上着の残欠である。身頃は赤地花文経錦、右袖は白地花文経錦、僅かに残る襴は目交纐纈〈こうけち〉緑綾である。その装飾性の高さから、楽装束と推定される。
【正仓院南仓121|唐散楽 渾脱半臂 第4号】
表为紫絁,里为绯絁,系带与襴皆紫地宝相花夹缬罗。衽内有“东大寺”等款,为大佛开眼会上唐散乐所用。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 121
寸法:丈84 幅52
材質・技法:表は紫絁 裏は緋絁 紐・襴は夾纈羅
解説文:大仏開眼会の際に、唐散楽の渾脱に用いられた袖の短い胴着。袷仕立てで、表裂に紫絁、裏裂に緋絁を用いる。裾には紫地唐花文夾纈〈きょうけち〉羅製の襴〈らん〉が付く。
【正仓院南仓134|夾纈羅半臂 第7号】
以绿地花鸟夹缬罗为表,白絁作里,浅绿罗为襴,绿絁作系带。襴有襞褶。在库内三十多领半臂中,保存状态较好。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 134
寸法:丈86 幅70
材質・技法:表は緑地夾纈羅 裏は白絁 襴は浅緑羅 紐は緑絁
解説文:半臂とは、短い袖がつく胴着のことである。裾には襴〈らん〉と呼ばれる襞のある裾飾りが付く。表は緑地花鳥文夾纈羅で、裏は白絁を用いた袷仕立て。宝庫に現存する三十数領の半臂の中では保存状態も良く、優品の一つである。
【正仓院南仓134|黄地錦半臂 残欠 第5号】
解说文云此为白表白里,表为十样花锦,里为白絁,紫地龟甲花纹锦镶缘,襟衽、下摆、袖内贴赤絁。较其他半臂短,半残。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 134
寸法:丈69
材質・技法:表は白地錦 裏は白絁 袖裏は赤絁 襟・衽・裾は表紫地錦 裏赤絁
解説文:半臂とは、短い袖がつく胴着のことである。表は白地錦、裏は白絁を用いた袷仕立てである。襟や衽〈おくみ〉、裾には紫地花文錦を付けて飾る。裾飾りが、他の半臂に較べて短い点が珍しい。欠損する箇所が多いことが惜しまれる。
【正仓院南仓118|大歌茶臈纈絁半臂 第3号】
白絁单衣,系带、腰襴为茶地蜡染花卉罗。亦为大佛开眼会所用,款有“东大寺大歌半臂”及年月日云云。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 118
寸法:丈99 幅71
材質・技法:白絁 襴は茶臈纈絁
解説文:半臂とは短い袖が付いた上着で、裾に襴〈らん〉と呼ばれる別裂が付く。身頃は白絁の単衣で、腰紐や襴には茶地に花卉文を表した﨟纈の絁を用いる。墨書から、天平勝宝4年(752)の大仏開眼会の際に用いられたものとわかる。
【正仓院南仓134|緑地錦半臂 残欠 第4号】
宝相花团窠遍体,衣身绿地锦,袖与衽赤地锦、衽上窠外荷花四出,衣里赤絁。衽内“东大寺”款。圆领,半残,不排除非半臂可能。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 134
寸法:現存丈61
材質・技法:表は緑地錦 裏は白絁 袖・衽は表赤地錦 裏赤絁
解説文:半臂とは、短い袖がつく胴着のことである。表は緑地花文錦、裏は白絁を用いた袷仕立てである。袖や衽〈おくみ〉には別裂を付けて飾る。本品は欠損箇所が多く、半臂以外の可能性も考えられる。
【正仓院南仓121|唐散楽 持笠半臂 第8号 其1】
正仓院名之“唐散乐持笠半臂”,同大佛开眼会所用。绯絁表白絁里,系带、腰襴皆淡缥色花草夹缬絁,或成团窠。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 121
寸法:丈102 幅78
材質・技法:表は緋絁 裏は白絁 襴・紐は淡縹夾纈絁
解説文:大仏開眼会の際に、唐散楽の持笠に用いられた袖の短い胴着。袷仕立てで、表裂に赤絁、裏裂に白絁を用い、裾には淡縹地花文夾纈〈きょうけち〉絁製の襴〈らん〉が付く。
(以上正仓院或曰失其腰襴、而皆不以“背子”有别于“半臂”,今姑从云尔)
赤地花纹经锦为身为衽,白地花纹经锦为短袖,淡绿地纐纈绫为襴,白絁为里。或为乐装,半残。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 185
寸法:丈78.5 現存幅61
材質・技法:身頃・衽は赤地錦 袖は白地錦 襴は淡緑地纐纈綾 裏は白絁
解説文:半臂と呼ばれる、袖の短い上着の残欠である。身頃は赤地花文経錦、右袖は白地花文経錦、僅かに残る襴は目交纐纈〈こうけち〉緑綾である。その装飾性の高さから、楽装束と推定される。
【正仓院南仓121|唐散楽 渾脱半臂 第4号】
表为紫絁,里为绯絁,系带与襴皆紫地宝相花夹缬罗。衽内有“东大寺”等款,为大佛开眼会上唐散乐所用。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 121
寸法:丈84 幅52
材質・技法:表は紫絁 裏は緋絁 紐・襴は夾纈羅
解説文:大仏開眼会の際に、唐散楽の渾脱に用いられた袖の短い胴着。袷仕立てで、表裂に紫絁、裏裂に緋絁を用いる。裾には紫地唐花文夾纈〈きょうけち〉羅製の襴〈らん〉が付く。
【正仓院南仓134|夾纈羅半臂 第7号】
以绿地花鸟夹缬罗为表,白絁作里,浅绿罗为襴,绿絁作系带。襴有襞褶。在库内三十多领半臂中,保存状态较好。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 134
寸法:丈86 幅70
材質・技法:表は緑地夾纈羅 裏は白絁 襴は浅緑羅 紐は緑絁
解説文:半臂とは、短い袖がつく胴着のことである。裾には襴〈らん〉と呼ばれる襞のある裾飾りが付く。表は緑地花鳥文夾纈羅で、裏は白絁を用いた袷仕立て。宝庫に現存する三十数領の半臂の中では保存状態も良く、優品の一つである。
【正仓院南仓134|黄地錦半臂 残欠 第5号】
解说文云此为白表白里,表为十样花锦,里为白絁,紫地龟甲花纹锦镶缘,襟衽、下摆、袖内贴赤絁。较其他半臂短,半残。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 134
寸法:丈69
材質・技法:表は白地錦 裏は白絁 袖裏は赤絁 襟・衽・裾は表紫地錦 裏赤絁
解説文:半臂とは、短い袖がつく胴着のことである。表は白地錦、裏は白絁を用いた袷仕立てである。襟や衽〈おくみ〉、裾には紫地花文錦を付けて飾る。裾飾りが、他の半臂に較べて短い点が珍しい。欠損する箇所が多いことが惜しまれる。
【正仓院南仓118|大歌茶臈纈絁半臂 第3号】
白絁单衣,系带、腰襴为茶地蜡染花卉罗。亦为大佛开眼会所用,款有“东大寺大歌半臂”及年月日云云。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 118
寸法:丈99 幅71
材質・技法:白絁 襴は茶臈纈絁
解説文:半臂とは短い袖が付いた上着で、裾に襴〈らん〉と呼ばれる別裂が付く。身頃は白絁の単衣で、腰紐や襴には茶地に花卉文を表した﨟纈の絁を用いる。墨書から、天平勝宝4年(752)の大仏開眼会の際に用いられたものとわかる。
【正仓院南仓134|緑地錦半臂 残欠 第4号】
宝相花团窠遍体,衣身绿地锦,袖与衽赤地锦、衽上窠外荷花四出,衣里赤絁。衽内“东大寺”款。圆领,半残,不排除非半臂可能。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 134
寸法:現存丈61
材質・技法:表は緑地錦 裏は白絁 袖・衽は表赤地錦 裏赤絁
解説文:半臂とは、短い袖がつく胴着のことである。表は緑地花文錦、裏は白絁を用いた袷仕立てである。袖や衽〈おくみ〉には別裂を付けて飾る。本品は欠損箇所が多く、半臂以外の可能性も考えられる。
【正仓院南仓121|唐散楽 持笠半臂 第8号 其1】
正仓院名之“唐散乐持笠半臂”,同大佛开眼会所用。绯絁表白絁里,系带、腰襴皆淡缥色花草夹缬絁,或成团窠。
用途:服飾品
技法:染織
倉番:南倉 121
寸法:丈102 幅78
材質・技法:表は緋絁 裏は白絁 襴・紐は淡縹夾纈絁
解説文:大仏開眼会の際に、唐散楽の持笠に用いられた袖の短い胴着。袷仕立てで、表裂に赤絁、裏裂に白絁を用い、裾には淡縹地花文夾纈〈きょうけち〉絁製の襴〈らん〉が付く。
(以上正仓院或曰失其腰襴、而皆不以“背子”有别于“半臂”,今姑从云尔)
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