#健康身体 健康地球 健康生活#
生産地で触れたコーヒーへの愛 オリジンエクスペリエンスより
February 16, 2023
Starbucks Stories Japanをご覧の皆さん、こんにちは!西日本リージョナル コーヒーアンバサダーの緒方です。普段は大阪の店舗でストア マネージャーとして勤務しています。
12月から続いたオリジンエクスペリエンスシリーズの最終回は、「コーヒーへの愛」について紹介します。
「愛を持って誠実に向き合う」
これは、店舗で働いている時、一緒に働くパートナー(従業員)に対して、私が感じていることです。コスタリカでは、コーヒーが生活の中心にあり、コーヒーを家族のように愛し、誇りを持っていることを、誰もが感情豊かに表現していました。濃厚で発見の多い3日間でしたが、私が日々、店舗に立ちながら感じていることと通じる、はっとする体験をたくさんの言葉とともに振り返りたいと思います。
コーヒーを植えることの意味
スターバックスの自社農園「ハシエンダ アルサシア」では、お客様のもとに届くコーヒーの栽培だけでなく、未来につながる研究用のコーヒーも栽培しています。農園の中に、種をまいてから6か月が過ぎたコーヒーの苗木が広がる「エスペランサ」(スペイン語で「希望」)という区画がありました。その名の由来は、数年後、苗木が立派に成長した時に、コーヒーの未来を明るく照らす希望になるように、という思いが込められているそうです。説明してくれたのは、毎日木々の成長を見守る農園主のビクターさん。農園を一から築き上げてきたビクターさんは、まさに農園で働く人たちのお父さんのような存在。愛がこもったその区画で、私たちもコーヒーの苗木を植えました。
「スターバックスやコーヒーの未来をイメージしながら、『愛、信じること、希望』を込めて丁寧に苗木を植えてください」と私たちに語りかけるビクターさん。コーヒーの苗木はずっしりと重く、まるで小さな子どもを抱っこするようでした。言葉の意味を、自分自身に問いかけながら、土を掘り、丁寧に苗木を植えていきます。この時、自分が植えたこの小さな苗木が、将来大きく成長し、深緑の葉と真っ赤なコーヒーチェリーをまとった立派な木になることを、心から願いました。この経験は、コーヒー産業が持つ未来の、その喜びを想像することと同時に、コーヒーをお客様に届けていくバリスタとしての、大きな責任を感じ、背筋が伸びるような感覚を抱きました。
コーヒーは人生の一部
次に出会ったのは、小規模農家の女性を支援する「Been Voyage」というプログラムを担当する生産者たち。農園を1人で受け継ぎ、家族や周囲のサポートを得られずに、孤独に悩みながら栽培を続けてきた様々な境遇の女性たちが、このプログラムに参加しています。彼女たちが、どのような思いでコーヒーを育てているのか、真っすぐで力強い言葉を聞くことができました。
「コーヒーは人生の一部」「より良い未来の象徴」
この言葉は、「皆さんにとって、コーヒーとはどのような意味がありますか?」という問いに対する農家の女性たちの答えです。当たり前のように、「コーヒーが大切」と語る姿に、コーヒーは家族のような存在であり、その思いは愛情そのものだと気づかされました。単なる仕事や作物として、コーヒーをとらえているのではなく、コーヒーは、誇りや生きがいを感じる、人生になくてはならない大切な存在なのです。
コーヒーはしゃべることができない
エスペランサと別の区画、今度は「パラダイス」と呼ばれていました。まさに楽園にいるかのように、コーヒーを通して人々が幸せになることを願ってつけられたそうです。ぎっしりとチェリーがなったコーヒーの木が連なる中、アメリカやメキシコから来たパートナーと一緒にテイスティングしながら、再びビクターさんがコーヒーへの想いを話してくれました。
「コーヒーは喋ることができない。だからこそ、丁寧に見てあげる必要がある」コーヒーの生育が悪かったり、長雨など天気が悪かったりすると、夜も眠れなくなるというビクターさん。コーヒーの木を我が子のように思い、大切に育てていました。
私が3日間を通して驚いたのは、私がパートナーに対して抱いていた感情を、コスタリカの方たちは、コーヒーに対して注いでいたこと。
「愛を持って誠実に向き合う」
コーヒーを育てることは、パートナーに接することと同じなのです。コーヒーを、家族や子ども、人生の一部として思い、めいっぱい愛を込める。未来を創っていくために、お客様やパートナーとつながりを育むこと、コーヒーを大切に育てていることはどこか似ていて、スターバックスのミッションに通ずるものがあるということを再認識しました。
現地の人々の声を直に聞くことで知ることができた、たくさんの愛に包まれた「一杯のコーヒーの向こう側」にあるストーリーを、1人でも多くの店舗パートナー、そして多くのお客様に届けたいと思っています。 今日お話しした生産地でのストーリーが、コーヒーをより一層美味しく感じるスパイスに、そして、皆さんのコーヒーライフをさらに豊かにするものになれば本当にうれしいです。
生産地で触れたコーヒーへの愛 オリジンエクスペリエンスより
February 16, 2023
Starbucks Stories Japanをご覧の皆さん、こんにちは!西日本リージョナル コーヒーアンバサダーの緒方です。普段は大阪の店舗でストア マネージャーとして勤務しています。
12月から続いたオリジンエクスペリエンスシリーズの最終回は、「コーヒーへの愛」について紹介します。
「愛を持って誠実に向き合う」
これは、店舗で働いている時、一緒に働くパートナー(従業員)に対して、私が感じていることです。コスタリカでは、コーヒーが生活の中心にあり、コーヒーを家族のように愛し、誇りを持っていることを、誰もが感情豊かに表現していました。濃厚で発見の多い3日間でしたが、私が日々、店舗に立ちながら感じていることと通じる、はっとする体験をたくさんの言葉とともに振り返りたいと思います。
コーヒーを植えることの意味
スターバックスの自社農園「ハシエンダ アルサシア」では、お客様のもとに届くコーヒーの栽培だけでなく、未来につながる研究用のコーヒーも栽培しています。農園の中に、種をまいてから6か月が過ぎたコーヒーの苗木が広がる「エスペランサ」(スペイン語で「希望」)という区画がありました。その名の由来は、数年後、苗木が立派に成長した時に、コーヒーの未来を明るく照らす希望になるように、という思いが込められているそうです。説明してくれたのは、毎日木々の成長を見守る農園主のビクターさん。農園を一から築き上げてきたビクターさんは、まさに農園で働く人たちのお父さんのような存在。愛がこもったその区画で、私たちもコーヒーの苗木を植えました。
「スターバックスやコーヒーの未来をイメージしながら、『愛、信じること、希望』を込めて丁寧に苗木を植えてください」と私たちに語りかけるビクターさん。コーヒーの苗木はずっしりと重く、まるで小さな子どもを抱っこするようでした。言葉の意味を、自分自身に問いかけながら、土を掘り、丁寧に苗木を植えていきます。この時、自分が植えたこの小さな苗木が、将来大きく成長し、深緑の葉と真っ赤なコーヒーチェリーをまとった立派な木になることを、心から願いました。この経験は、コーヒー産業が持つ未来の、その喜びを想像することと同時に、コーヒーをお客様に届けていくバリスタとしての、大きな責任を感じ、背筋が伸びるような感覚を抱きました。
コーヒーは人生の一部
次に出会ったのは、小規模農家の女性を支援する「Been Voyage」というプログラムを担当する生産者たち。農園を1人で受け継ぎ、家族や周囲のサポートを得られずに、孤独に悩みながら栽培を続けてきた様々な境遇の女性たちが、このプログラムに参加しています。彼女たちが、どのような思いでコーヒーを育てているのか、真っすぐで力強い言葉を聞くことができました。
「コーヒーは人生の一部」「より良い未来の象徴」
この言葉は、「皆さんにとって、コーヒーとはどのような意味がありますか?」という問いに対する農家の女性たちの答えです。当たり前のように、「コーヒーが大切」と語る姿に、コーヒーは家族のような存在であり、その思いは愛情そのものだと気づかされました。単なる仕事や作物として、コーヒーをとらえているのではなく、コーヒーは、誇りや生きがいを感じる、人生になくてはならない大切な存在なのです。
コーヒーはしゃべることができない
エスペランサと別の区画、今度は「パラダイス」と呼ばれていました。まさに楽園にいるかのように、コーヒーを通して人々が幸せになることを願ってつけられたそうです。ぎっしりとチェリーがなったコーヒーの木が連なる中、アメリカやメキシコから来たパートナーと一緒にテイスティングしながら、再びビクターさんがコーヒーへの想いを話してくれました。
「コーヒーは喋ることができない。だからこそ、丁寧に見てあげる必要がある」コーヒーの生育が悪かったり、長雨など天気が悪かったりすると、夜も眠れなくなるというビクターさん。コーヒーの木を我が子のように思い、大切に育てていました。
私が3日間を通して驚いたのは、私がパートナーに対して抱いていた感情を、コスタリカの方たちは、コーヒーに対して注いでいたこと。
「愛を持って誠実に向き合う」
コーヒーを育てることは、パートナーに接することと同じなのです。コーヒーを、家族や子ども、人生の一部として思い、めいっぱい愛を込める。未来を創っていくために、お客様やパートナーとつながりを育むこと、コーヒーを大切に育てていることはどこか似ていて、スターバックスのミッションに通ずるものがあるということを再認識しました。
現地の人々の声を直に聞くことで知ることができた、たくさんの愛に包まれた「一杯のコーヒーの向こう側」にあるストーリーを、1人でも多くの店舗パートナー、そして多くのお客様に届けたいと思っています。 今日お話しした生産地でのストーリーが、コーヒーをより一層美味しく感じるスパイスに、そして、皆さんのコーヒーライフをさらに豊かにするものになれば本当にうれしいです。
男子バレー世界最高峰の舞台イタリア 石川祐希はホームの大歓声を背に堂々とプレー
田中夕子2023年2月24日 10:50
世界最高峰の舞台。イタリア・ミラノのホームアリーナ、アリアンツクラウドの5000名を超える大歓声の中でも、石川祐希は風格すら漂わせていた。
2月19日、ミラノ対トレンティーノ。20時半の試合開始直前、スターティングンメンバーがコールされ、石川の名が呼ばれると最も多くの歓声と拍手が沸き起こる。
「ユーキ! ユーキ!」
声出し応援も当たり前に日常に戻ったホームアリーナで、石川自身も「アリアンツ(クラウド)でこれだけ人が入った中で戦うのは自分も初めて」と言う環境下、浮つくことも臆することもなく堂々とコートに立つ。
その前節、12日のピアツェンツァ戦ではチーム主将のマッテオ・ピアーノが欠場し、急遽キャプテンマークをつけた。もちろん日本人選手としては初めてのことであり、これまでも石川は通算得点や出場試合数など日本人選手として初めての快挙を成し遂げてきた。だが目に見える数字だけでなく、すでにミドルブロッカーのピアーノが後衛での不在時にはゲームキャプテンを務めている事実はチームの中でリーダーシップを持つ選手として認められた証でもある。
そしてプレーオフを争う大事な一戦でも、チーム内で主軸として出場するだけでなくコート内も完全に石川はリーダーとしてチームの中心にいた。現在3位のトレンティーナとの試合でも、サイドアウトの応酬が繰り広げられながらも相手にブレイクされた場面や、絶好のチャンスでブロックポイントを喫した場面など、一気に流れが傾いてもおかしくない状況をその都度流さず、選手をコート内に集め、声をかける姿が見られた。
負けられない一戦のマッチポイントで迎えた絶好の場面
リーグ戦も終盤に差し掛かり、上位8チームが進出するプレーオフ争いも佳境を迎える中、3位のトレンティーノに対し、石川が所属するミラノは現在8位。より多くの勝ち点を得て、プレーオフ進出を確かなものにするためにも負けられない一戦だった。
だが序盤、まず先行したのはトレンティーノだ。5対10と5点を先行した場面でミラノは最初のタイムアウトを要求する。追う展開が続く中、石川の冷静なプレーが流れを引き寄せる。
前衛レフトから攻撃に入るも、トスがやや短く低くなったところで無理に打つのではなく的確にリバウンドでチャンスボールをつなぐ。そのラリーをミラノが制し12対15と点差を縮め、続いて石川のブロックポイントで13対15と追い上げる。サーブでプレッシャーをかけ、スパイクコースをふさいで相手のミスを誘い、ジワジワと点差を縮め、終盤に逆転すると、3枚ブロックが立ち並ぶ中を自ら決め24対21。会場からのミラノコールが響く中、最後は相手のサーブミスで25対22と逆転で第1セットを先取。続く第2セットも前半はリードされたが中盤に追いつき、デュースの末に26対24で連取し、勝利に王手をかけた。同じく僅差が続いた第3セットは23対25で落としたが、第4セットは石川のサーブからブレイクを重ね、前衛だけでなくバックアタックやブロックが3枚揃う中でハイセットを打ち切る活躍で得点を重ね、石川のレフトからのスパイクで24対21とマッチポイントをつかむ。
勝利まであと1点。会場の熱気も最高潮に盛り上がる中、点差を詰められたが23対24の場面で、フィニッシュを決めるべきトスは石川に上がった。
これ以上ない絶好の場面――。
チャンスを生かせなかった石川「無理に打ちにいってしまった」
だが、その1本が石川にとってはこの試合で最も悔やまれる1本になった。セッターのサーブから始まるS1ローテ、本来のレフト側ではなくライト側から攻撃を仕掛けるローテーションで、ライトから放った石川のスパイクは、相手ブロックに止められ24対24、リードを失いデュースへともつれ込んだ。21対24から5連続失点を喫し、24対26。勝利をつかんだ状況からの逆転を喫し、第5セットも石川のサーブで崩しながらつなぎのプレーにミスが出てブレイクしきれなかったところから一気に連続失点を喫し8対15。石川の表情に悔しさが浮かぶ。
「トスが高くなかった中、無理に打ちにいってしまいました。そこでもうちょっとうまく処理をしなければいけなかったと思うし、セッター以外のハイセットはリバウンドを取ったり、点数につなげることができていた中で、いいトスじゃない状況、低いトスの時にも無理やり打ちに行ってシャットを食らったり、ミスをするケースが多かった。それが4セット目の最後も出てしまったし、あそこで締めて勝たなければいけない試合だった。無理に打ちに行ってしまったことは、僕個人としての反省点です」
単に勝てる試合を落としただけでなく、最高の環境で戦えたにも関わらず取り切れなかった。しかも満員のホームゲーム、自身にとっても「これほど人が入ったのは初めて」という環境だったからこそ、余計に悔しさは募る。
「こういう中で勝てば勝つほど、お客さんも入ってくると思うので。勝利することが、必要だったと思います」
カップ戦準決勝で再戦する相手に石川はリベンジを果たせるか
だが試合直後であるにも関わらず、述べる敗因は明確で、自身の感情だけに留まらない。「反省」と悔やむ1本もトスの状況やそこに対して自身がどうあるべきだったか、という対処策も含め、自己分析も的確。さらに反省はプレーのみに留まらず、プロ選手として「見せる」ことを意識していて、ただ単に「惜しかった」「勝てなくて悔しい」だけでなく、石川の言葉からは「次は絶対に同じ轍は踏まない」という決意も感じられた。
そして、まさにリベンジを果たすべき絶好の舞台は、すぐにやってくる。
2月25日。イタリア国内のカップ戦であるコッパ・イタリアのファイナルラウンドがローマで開催され、昨年末の準々決勝でルーベ・チヴィタノーヴァに勝利したミラノが、昨年に続いて進出を決めた準決勝で対戦するのがトレンティーノだ。
取り切れなかった1点を、次こそ確実に取り切る。決められなかったフィニッシュを決めるべく、自らのプレーにフォーカスすることはもちろんだが、チームを勝たせるためにどう振る舞うか。この敗戦から間もなく迎える次の戦いへどうつなげていくのか。
石川が見せるリーダーシップは、日本代表のみに留まらない。世界最高峰の舞台でも健在だ。その強さが、頂点を決めるトーナメント戦でどんな風に発揮されるのか。楽しみは増すばかりだ。
Victoria#伊莎喀娃的新闻#
田中夕子2023年2月24日 10:50
世界最高峰の舞台。イタリア・ミラノのホームアリーナ、アリアンツクラウドの5000名を超える大歓声の中でも、石川祐希は風格すら漂わせていた。
2月19日、ミラノ対トレンティーノ。20時半の試合開始直前、スターティングンメンバーがコールされ、石川の名が呼ばれると最も多くの歓声と拍手が沸き起こる。
「ユーキ! ユーキ!」
声出し応援も当たり前に日常に戻ったホームアリーナで、石川自身も「アリアンツ(クラウド)でこれだけ人が入った中で戦うのは自分も初めて」と言う環境下、浮つくことも臆することもなく堂々とコートに立つ。
その前節、12日のピアツェンツァ戦ではチーム主将のマッテオ・ピアーノが欠場し、急遽キャプテンマークをつけた。もちろん日本人選手としては初めてのことであり、これまでも石川は通算得点や出場試合数など日本人選手として初めての快挙を成し遂げてきた。だが目に見える数字だけでなく、すでにミドルブロッカーのピアーノが後衛での不在時にはゲームキャプテンを務めている事実はチームの中でリーダーシップを持つ選手として認められた証でもある。
そしてプレーオフを争う大事な一戦でも、チーム内で主軸として出場するだけでなくコート内も完全に石川はリーダーとしてチームの中心にいた。現在3位のトレンティーナとの試合でも、サイドアウトの応酬が繰り広げられながらも相手にブレイクされた場面や、絶好のチャンスでブロックポイントを喫した場面など、一気に流れが傾いてもおかしくない状況をその都度流さず、選手をコート内に集め、声をかける姿が見られた。
負けられない一戦のマッチポイントで迎えた絶好の場面
リーグ戦も終盤に差し掛かり、上位8チームが進出するプレーオフ争いも佳境を迎える中、3位のトレンティーノに対し、石川が所属するミラノは現在8位。より多くの勝ち点を得て、プレーオフ進出を確かなものにするためにも負けられない一戦だった。
だが序盤、まず先行したのはトレンティーノだ。5対10と5点を先行した場面でミラノは最初のタイムアウトを要求する。追う展開が続く中、石川の冷静なプレーが流れを引き寄せる。
前衛レフトから攻撃に入るも、トスがやや短く低くなったところで無理に打つのではなく的確にリバウンドでチャンスボールをつなぐ。そのラリーをミラノが制し12対15と点差を縮め、続いて石川のブロックポイントで13対15と追い上げる。サーブでプレッシャーをかけ、スパイクコースをふさいで相手のミスを誘い、ジワジワと点差を縮め、終盤に逆転すると、3枚ブロックが立ち並ぶ中を自ら決め24対21。会場からのミラノコールが響く中、最後は相手のサーブミスで25対22と逆転で第1セットを先取。続く第2セットも前半はリードされたが中盤に追いつき、デュースの末に26対24で連取し、勝利に王手をかけた。同じく僅差が続いた第3セットは23対25で落としたが、第4セットは石川のサーブからブレイクを重ね、前衛だけでなくバックアタックやブロックが3枚揃う中でハイセットを打ち切る活躍で得点を重ね、石川のレフトからのスパイクで24対21とマッチポイントをつかむ。
勝利まであと1点。会場の熱気も最高潮に盛り上がる中、点差を詰められたが23対24の場面で、フィニッシュを決めるべきトスは石川に上がった。
これ以上ない絶好の場面――。
チャンスを生かせなかった石川「無理に打ちにいってしまった」
だが、その1本が石川にとってはこの試合で最も悔やまれる1本になった。セッターのサーブから始まるS1ローテ、本来のレフト側ではなくライト側から攻撃を仕掛けるローテーションで、ライトから放った石川のスパイクは、相手ブロックに止められ24対24、リードを失いデュースへともつれ込んだ。21対24から5連続失点を喫し、24対26。勝利をつかんだ状況からの逆転を喫し、第5セットも石川のサーブで崩しながらつなぎのプレーにミスが出てブレイクしきれなかったところから一気に連続失点を喫し8対15。石川の表情に悔しさが浮かぶ。
「トスが高くなかった中、無理に打ちにいってしまいました。そこでもうちょっとうまく処理をしなければいけなかったと思うし、セッター以外のハイセットはリバウンドを取ったり、点数につなげることができていた中で、いいトスじゃない状況、低いトスの時にも無理やり打ちに行ってシャットを食らったり、ミスをするケースが多かった。それが4セット目の最後も出てしまったし、あそこで締めて勝たなければいけない試合だった。無理に打ちに行ってしまったことは、僕個人としての反省点です」
単に勝てる試合を落としただけでなく、最高の環境で戦えたにも関わらず取り切れなかった。しかも満員のホームゲーム、自身にとっても「これほど人が入ったのは初めて」という環境だったからこそ、余計に悔しさは募る。
「こういう中で勝てば勝つほど、お客さんも入ってくると思うので。勝利することが、必要だったと思います」
カップ戦準決勝で再戦する相手に石川はリベンジを果たせるか
だが試合直後であるにも関わらず、述べる敗因は明確で、自身の感情だけに留まらない。「反省」と悔やむ1本もトスの状況やそこに対して自身がどうあるべきだったか、という対処策も含め、自己分析も的確。さらに反省はプレーのみに留まらず、プロ選手として「見せる」ことを意識していて、ただ単に「惜しかった」「勝てなくて悔しい」だけでなく、石川の言葉からは「次は絶対に同じ轍は踏まない」という決意も感じられた。
そして、まさにリベンジを果たすべき絶好の舞台は、すぐにやってくる。
2月25日。イタリア国内のカップ戦であるコッパ・イタリアのファイナルラウンドがローマで開催され、昨年末の準々決勝でルーベ・チヴィタノーヴァに勝利したミラノが、昨年に続いて進出を決めた準決勝で対戦するのがトレンティーノだ。
取り切れなかった1点を、次こそ確実に取り切る。決められなかったフィニッシュを決めるべく、自らのプレーにフォーカスすることはもちろんだが、チームを勝たせるためにどう振る舞うか。この敗戦から間もなく迎える次の戦いへどうつなげていくのか。
石川が見せるリーダーシップは、日本代表のみに留まらない。世界最高峰の舞台でも健在だ。その強さが、頂点を決めるトーナメント戦でどんな風に発揮されるのか。楽しみは増すばかりだ。
Victoria#伊莎喀娃的新闻#
劇場版『Gのレコンギスタ』OST(音楽 菅野祐悟 )2月24日より配信決定✨https://t.cn/A6Cq3mzx
≪商品紹介≫
◆音楽を手掛けるのは、ドラマ・映画音楽・アニメで大活躍中の菅野祐悟さん
◆劇場版のために新規制作した劇伴をあますことなく収録!
◆各曲タイトルは、富野由悠季総監督が担当!作品の世界観を反映させた曲名にも大注目!
◆劇場版『Gのレコンギスタ IV』エンディングテーマである「カラーリング バイ G-レコ」を収録。
進化に進化を重ね、前向きに元気になれる本楽曲は、TV版『Gのレコンギスタ』エンディングテーマ「Gの閃光」に続き、作詞:井荻 麟さん×作曲:菅野祐悟さん×歌:ハセガワダイスケさんという最強メンバーが再び勢ぞろい!
◆TV版エンディングテーマ曲でもある「Gの閃光」のオーケストラアレンジバージョン(『Gの閃光の地平線』)も豪華収録!
≪収録曲(全10曲)≫
・レコンギスタ
・青いヒヤシンスの花言葉
・登りつめていったら
・永久の刻を拓く
・オーシャン・リング
・金髪のラ・グー
・カラーリング バイ G-レコ (作詞:井荻麟/作曲:菅野祐悟/歌:ハセガワダイスケ)
・G-セルフの増長
・視線をあげて
・Gの閃光の地平線
≪商品紹介≫
◆音楽を手掛けるのは、ドラマ・映画音楽・アニメで大活躍中の菅野祐悟さん
◆劇場版のために新規制作した劇伴をあますことなく収録!
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進化に進化を重ね、前向きに元気になれる本楽曲は、TV版『Gのレコンギスタ』エンディングテーマ「Gの閃光」に続き、作詞:井荻 麟さん×作曲:菅野祐悟さん×歌:ハセガワダイスケさんという最強メンバーが再び勢ぞろい!
◆TV版エンディングテーマ曲でもある「Gの閃光」のオーケストラアレンジバージョン(『Gの閃光の地平線』)も豪華収録!
≪収録曲(全10曲)≫
・レコンギスタ
・青いヒヤシンスの花言葉
・登りつめていったら
・永久の刻を拓く
・オーシャン・リング
・金髪のラ・グー
・カラーリング バイ G-レコ (作詞:井荻麟/作曲:菅野祐悟/歌:ハセガワダイスケ)
・G-セルフの増長
・視線をあげて
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