【特集】恋愛デスマッチ「国宝級彼氏オーディション」プロデューサー鈴木努が語る八木勇征、中島颯太、佐藤流司、たけるの“ポテンシャルと成長” / レビュー&オフショットも掲載
natalie.mu/eiga/pp/numarujk
鈴木努 インタビュー
Zドラマは若い役者さんが芝居の面白さを体感する場所
──Zドラマ第5弾の恋愛デスマッチ「国宝級彼氏オーディション」は、地上波で放送中の第4弾「沼る。港区女子高生」に登場する配信番組です。地上波ドラマと、ドラマ内の配信番組の2つを同時期に展開した狙いは?
よくある配信限定のスピンオフドラマって、結局母体のドラマを観ている人が観るだけなんですよね。だけどZドラマでは、地上波のドラマと配信番組で違う視聴者を取りたいと思っていて。地上波と配信ではプラットフォームの特性が全然違うので、それを生かして、配信には熱視聴されるものを、地上波には地上波でオンエアする意味のあるものというか……何らかの問題提起や示唆を持つものを作って、どちらからでも入れるようにしたいという思いから、この構成にしました。
──「国宝級彼氏オーディション」は“恋愛デスマッチ”番組ですが、この形を取ったのはどういった背景からですか?
Zドラマを作るうえで、芝居も絶対できるだろうなと思える方々、中島(颯太)さんや東京ホテイソンのたけるさんといった、そのあたりの人たちを生かすにはどうしたらいいんだろうとずっと考えていたんです。そういう人たちを生かせる場所、フレームとして考えたのが、エチュードからなる配信番組だった。観ていただくとわかりますが、「国宝級彼氏オーディション」はセリフなのか本当に即興なのか、という絶妙なラインで。
──はい。どこまで台本があってどこからがエチュードなのか、全然わかりませんでした。
ですよね。実際はある程度の導入と出口だけ決まっていて、間はすべて空白。ほとんど本当のエチュードなんです。だから最初はみんな見ていて恥ずかしくなるくらい照れていました。でも「全然ダメだ」と言いながらカメラを回し続けていると、だんだんいろんなボールが出てきて。そのときに自分たちのポテンシャルがすごく出る。役としてやっているのか、自分としてやっているのか、その両方なのか。演じる楽しさがそこに生まれてくるんですよ。
──一芸や自分の魅力を、ある程度自分で把握しているから。
そうそう。
「俺、芝居が好きかもしれない、またやりましょ!」
──そんな「国宝級彼氏オーディション」の出演者である八木勇征さん、中島颯太さん、佐藤流司さん、たけるさん、それぞれの印象を教えてください。
まず八木さんは……愛すべきキャラクターで。お茶目でナイスガイです。そもそも彼を知ったのは3年ぐらい前。ある日、Instagramで彼の写真が流れてきて「めちゃくちゃかっこよくて、どこかえたいのわからない魅力的なやつがいる」と思った。そのときからずっと気になっていました。とにかく強烈でしたね。
──そして前作のZドラマ「ばかやろうのキス」と「やり直したいファーストキス」に園宮蓮役で起用したと。今回も蓮役ですが、前作からの変化や成長は感じますか?
前作が終わったときに、「俺、芝居が好きかもしれない、またやりましょ!」と言いに来たんです。役に乗せて普段言えないようなことを言えるのが面白いって。彼が芝居を好きになってくれたというのはすごくうれしかったですね。芝居もどんどんうまくなっていると思いますよ。
──では中島さんはいかがでしょうか? 同じグループ(FANTASTICS from EXILE TRIBE)のしかも同じボーカリストである2人が同じ作品に出演するなんて、発表されたときはすごく驚きました。
皆さんが、よくも悪くもざわざわする組み合わせですよね(笑)。でも実際に切磋琢磨している2人だからこそ、フィクション感が薄れて、リアルっぽくなっていいなと思ったんです。裏ではめちゃくちゃ仲いいですよ、あの2人。イチャイチャしてます(笑)。ただ八木さんもそうだけど、アーティストは自分をよく見せるのが仕事だから、最初は「俺を見て! 俺かっこいいでしょ」という感じが出ていて。でも「ここでは、芝田かえでという役でやってくれ」と言ったら、あっという間に吸収して。ものすごいスピードで成長していきました。
──俳優それぞれのキャラクターや演技力が生きてくる番組だと思うのですが、想定していたものとは違うことが生まれたりも?
それで言うと、撮影を重ねるたびにみんなエンジンがかかっていって、“やらされ仕事”ではなくなってきているなというのは感じましたね。特に5話はすごかった。お互いに「あいつ、何やってました?」って聞いてくるほど。そのあたりも楽しんでもらえるとうれしいです。
natalie.mu/eiga/pp/numarujk
鈴木努 インタビュー
Zドラマは若い役者さんが芝居の面白さを体感する場所
──Zドラマ第5弾の恋愛デスマッチ「国宝級彼氏オーディション」は、地上波で放送中の第4弾「沼る。港区女子高生」に登場する配信番組です。地上波ドラマと、ドラマ内の配信番組の2つを同時期に展開した狙いは?
よくある配信限定のスピンオフドラマって、結局母体のドラマを観ている人が観るだけなんですよね。だけどZドラマでは、地上波のドラマと配信番組で違う視聴者を取りたいと思っていて。地上波と配信ではプラットフォームの特性が全然違うので、それを生かして、配信には熱視聴されるものを、地上波には地上波でオンエアする意味のあるものというか……何らかの問題提起や示唆を持つものを作って、どちらからでも入れるようにしたいという思いから、この構成にしました。
──「国宝級彼氏オーディション」は“恋愛デスマッチ”番組ですが、この形を取ったのはどういった背景からですか?
Zドラマを作るうえで、芝居も絶対できるだろうなと思える方々、中島(颯太)さんや東京ホテイソンのたけるさんといった、そのあたりの人たちを生かすにはどうしたらいいんだろうとずっと考えていたんです。そういう人たちを生かせる場所、フレームとして考えたのが、エチュードからなる配信番組だった。観ていただくとわかりますが、「国宝級彼氏オーディション」はセリフなのか本当に即興なのか、という絶妙なラインで。
──はい。どこまで台本があってどこからがエチュードなのか、全然わかりませんでした。
ですよね。実際はある程度の導入と出口だけ決まっていて、間はすべて空白。ほとんど本当のエチュードなんです。だから最初はみんな見ていて恥ずかしくなるくらい照れていました。でも「全然ダメだ」と言いながらカメラを回し続けていると、だんだんいろんなボールが出てきて。そのときに自分たちのポテンシャルがすごく出る。役としてやっているのか、自分としてやっているのか、その両方なのか。演じる楽しさがそこに生まれてくるんですよ。
──一芸や自分の魅力を、ある程度自分で把握しているから。
そうそう。
「俺、芝居が好きかもしれない、またやりましょ!」
──そんな「国宝級彼氏オーディション」の出演者である八木勇征さん、中島颯太さん、佐藤流司さん、たけるさん、それぞれの印象を教えてください。
まず八木さんは……愛すべきキャラクターで。お茶目でナイスガイです。そもそも彼を知ったのは3年ぐらい前。ある日、Instagramで彼の写真が流れてきて「めちゃくちゃかっこよくて、どこかえたいのわからない魅力的なやつがいる」と思った。そのときからずっと気になっていました。とにかく強烈でしたね。
──そして前作のZドラマ「ばかやろうのキス」と「やり直したいファーストキス」に園宮蓮役で起用したと。今回も蓮役ですが、前作からの変化や成長は感じますか?
前作が終わったときに、「俺、芝居が好きかもしれない、またやりましょ!」と言いに来たんです。役に乗せて普段言えないようなことを言えるのが面白いって。彼が芝居を好きになってくれたというのはすごくうれしかったですね。芝居もどんどんうまくなっていると思いますよ。
──では中島さんはいかがでしょうか? 同じグループ(FANTASTICS from EXILE TRIBE)のしかも同じボーカリストである2人が同じ作品に出演するなんて、発表されたときはすごく驚きました。
皆さんが、よくも悪くもざわざわする組み合わせですよね(笑)。でも実際に切磋琢磨している2人だからこそ、フィクション感が薄れて、リアルっぽくなっていいなと思ったんです。裏ではめちゃくちゃ仲いいですよ、あの2人。イチャイチャしてます(笑)。ただ八木さんもそうだけど、アーティストは自分をよく見せるのが仕事だから、最初は「俺を見て! 俺かっこいいでしょ」という感じが出ていて。でも「ここでは、芝田かえでという役でやってくれ」と言ったら、あっという間に吸収して。ものすごいスピードで成長していきました。
──俳優それぞれのキャラクターや演技力が生きてくる番組だと思うのですが、想定していたものとは違うことが生まれたりも?
それで言うと、撮影を重ねるたびにみんなエンジンがかかっていって、“やらされ仕事”ではなくなってきているなというのは感じましたね。特に5話はすごかった。お互いに「あいつ、何やってました?」って聞いてくるほど。そのあたりも楽しんでもらえるとうれしいです。
#天空 地球 身體 生活#
微細藻類ユーグレナの『国民食化』を目指す
ユーグレナ あとはおいしくするだけプロジェクト発足
2021年6月、微細藻類である石垣島ユーグレナの魅力を最大限に引き出すための一大プロジェクトが発足した。その名も『ユーグレナ あとはおいしくするだけプロジェクト』。石垣島ユーグレナを『国民食』とするべく、より食べやすく、よりおいしくするためのメニューや商品開発を行うプロジェクトだ。
あとはおいしくするだけ、というひねったフレーズは、ともすると石垣島ユーグレナのマイナスなイメージに影響しかねない。しかし、ここにこそプロジェクトの思いや狙いが込められていた。
「ユーグレナの健康効果はほぼパーフェクトです。しかし、健康によいからという理由だけでユーグレナを世に広めるには、あと一歩足りない。本気で国民食化を目指すなら、食卓に当たり前にあって、おいしいから食べるという状態まで存在価値を引き上げる必要がある。ユーグレナの健康効果には自信があるからこそ、“おいしいこと”を大前提としたこのプロジェクト名にしたのです」
そう語るのは、このプロジェクトを担当する本木学だ。
コーポレートシェフの鳥羽周作氏(左)と本プロジェクトを担当する本木(右)
「日本の健康食品の普及からすると、サプリメントを日常的に摂取しているのは、全体の2割くらいと言われています。じゃあ残りの8割の人たちに口にしてもらうためには、サプリメントとはちがう形でも広める必要があります。これまでもより多くの方々にユーグレナを身近に感じていただくために、長く試行錯誤してきました。その一つの成果として、2020年に発売した『からだにユーグレナ フルーツグリーンオレ』があります。この商品は、ユーグレナ史上最もおいしいと評価されている※1人気商品です。これ以上のレベルのおいしさをさらに目指そうというのが、今回のプロジェクトになります」
※1 https://t.cn/A6CrahZA
鳥羽シェフの熱意とアイディアで
ユーグレナの魅力を最大化
今回のプロジェクトの大きな目玉は、何と言っても鳥羽周作氏をコーポレートシェフとして迎えたことだ。鳥羽シェフがオーナーを務めるレストラン『sio』は、ミシュランガイド東京で4年連続一つ星を獲得するなど、今メディアでも引っ張りだこの人気シェフだ。なぜ鳥羽シェフと本木でこのプロジェクトを始めることになったのだろうか。
「もともと鳥羽さんはCEO・永田の友人だったのですが、プロジェクト立ち上がりのきっかけは突然訪れた」と本木は振り返る。
あるとき、鳥羽シェフのレストランに訪れたお客様が『からだにユーグレナ グリーンスムージー乳酸菌』を差し入れし、それを鳥羽シェフが「めちゃくちゃうまい」とTwitterに投稿したのだ。それまで本木は全く交流がなかったが、その投稿を見て「嬉しくなってつい」お礼の返信をすると、すぐに鳥羽シェフからTwitterのダイレクトメッセージが届いた。
その時のTwitter投稿
鳥羽シェフからの「ユーグレナにいろいろ可能性を感じました」という言葉に後押しされた本木は、鳥羽シェフとともに石垣島ユーグレナの可能性をさらに追及するプロジェクトを立ち上げることを社内に提案した。こうして『ユーグレナ あとはおいしくするだけプロジェクト』が始まったのだった。
その後、鳥羽シェフはユーグレナ社初の『コーポレートシェフ』に就任し、レシピや商品開発、イベント登壇などに関与してプロジェクトを進行している。鳥羽シェフ持ち前の発想力によって、すでに開発したレシピや味のメニューは30以上にもなる。実際に形になったのはごく一部であり、アイディアはものすごい数に積みあがった。
本木は鳥羽シェフとのディスカッションを進めていくなかで、石垣島ユーグレナの“味”としての新たな可能性に手ごたえを感じ始めていた。
鳥羽シェフ考案のメニューの一部
しかし、一方で苦労もあったという。
「鳥羽さんはとんでもなく熱量のある方です。1人で100人分くらい働いてしまうようなエネルギーを持っているんです。そのため、鳥羽さんに負けないくらいの情熱で向き合わないと置いていかれてしまうのではないかという懸念がありました。実際、鳥羽さんがどんどんすごいアイディアを出してくださるのに、手間や工数の問題や、ビジネス的に厳しかったりと、実現可能性からストップするものも多くて。もちろん企業ですから取捨選択するのは当たり前ですが、熱量がある人に対して水を差すようで、申し訳ない気持ちになることが多々ありました」
ユーグレナを売ることがゴールじゃない
常に心にはSustainability First(サステナビリティ・ファースト)
プロジェクトを進行していく中で壁にぶつかることも少なくなかったが、本木を支えていたのはやはり鳥羽シェフの石垣島ユーグレナへの熱い想いだったという。
「鳥羽さんがユーグレナの可能性を信じてくれた、人生をかけてやると言ってくれた、それが本当に嬉しかったんです。料理人で、鳥羽さん以上にここまでユーグレナへの熱量を持ってくれる人はなかなかいないのでは、と感じています」
レシピや商品を開発する一方で、さまざまなイベントも行った。鳥羽シェフが関わることで、食品単体では取り上げられにくいメディアへの露出も増えたという。これにより、石垣島ユーグレナのおいしさのイメージ醸成へと確実につながっていると、本木は肌で感じた。
「2023年1月に、中華レストランの大手チェーンである幸楽苑さんとのコラボ商品を発売しました。幸楽苑さんのベジタブル餃子を元に鳥羽さんが監修し、ユーグレナを使ったビーガン餃子を開発する、という企画です。今までのベジタブル餃子は、調味料などで一部動物系素材を使っていたのですが、鳥羽さんの監修によって、ビーガン素材のみでもジューシーでおいしい餃子ができました。ユーグレナも使っているので、ビーガンに不足しがちなビタミン等も補うことができて栄養満点です。
この企画は多くのメディアにもご紹介いただきましたし、多くのお客様に認知いただける機会になりました。今後も、こういったイベントを積極的にやっていきたいと思っています」
ユーグレナ社と幸楽苑のコラボ商品「ビーガン餃子」
しかし、本木にとって石垣島ユーグレナはあくまで手段の一つであるという考え方だ。
「我々はSustainability First(サステナビリティ・ファースト)を目指す会社であり、ただひたすらにユーグレナという素材を売りたいわけではありません。ユーグレナが世に広まることで、社会課題が縮小し、持続可能な社会の実現につながっていくようなビジネスをしたいと思っています。その視点を見失ってしまうと、『ただユーグレナを売るだけ』の視野の狭い仕事に留まってしまう気がして。重要なのはあくまでサステナビリティだと思います。」
さらに本木は本プロジェクトを推進する中で、仕事の本質について考えさせられることが多かったという。
「まだ作業行程が確立していない仕事ではよく起こることですが、担当者が明確ではない、ふわっとした仕事というのが度々発生します。誰がやるべきかわからないけれど、誰かがやらなければいけない仕事です。ですが、自分の部署の自分の担当範囲でしか判断、行動できないケースもしばしばあります。でも、それだとお客様やパートナー企業に最大限の価値提供はできません。
本当にSustainability Firstを実践するならば、自分自身の仕事を広くとらえ、何が相手にとっての価値になるのかを見定めながら、日々の仕事に取り組むことが大切であると思っています。特に今回のような初の試みでは、担当であるなしに関わらず、それぞれが互いに歩み寄り、協力体制を築いていくことが、成功に必要なプロセスだと痛感しました。今後もこのプロジェクトで得た学びや教訓を生かして、成果を出していきたいと思っています」
そう熱く語る本木が率いる本プロジェクトが、これからもどのような価値を生み出していくのか、大いに期待したい。
2023年2月掲出
euglena Data
~ユーグレナ あとはおいしくするだけプロジェクト~
詳細はこちら
登場人物
ヘルスケアカンパニー
プロフェッショナル流通課
新規開拓チーム
本木 学
2019年9月に中途仲間として入社。
マーケティング部門を経てプロフェッショナル流通課へ。
「ビジネスが拡大するほど世界が良くなる仕事を求めてユーグレナに入社しました。ユーグレナが更においしくなってさまざまな形で世の中に広がることで、多くの人と地球の健康に貢献できると信じています。社外でも共感いただける方が増えたら嬉しいです。」
微細藻類ユーグレナの『国民食化』を目指す
ユーグレナ あとはおいしくするだけプロジェクト発足
2021年6月、微細藻類である石垣島ユーグレナの魅力を最大限に引き出すための一大プロジェクトが発足した。その名も『ユーグレナ あとはおいしくするだけプロジェクト』。石垣島ユーグレナを『国民食』とするべく、より食べやすく、よりおいしくするためのメニューや商品開発を行うプロジェクトだ。
あとはおいしくするだけ、というひねったフレーズは、ともすると石垣島ユーグレナのマイナスなイメージに影響しかねない。しかし、ここにこそプロジェクトの思いや狙いが込められていた。
「ユーグレナの健康効果はほぼパーフェクトです。しかし、健康によいからという理由だけでユーグレナを世に広めるには、あと一歩足りない。本気で国民食化を目指すなら、食卓に当たり前にあって、おいしいから食べるという状態まで存在価値を引き上げる必要がある。ユーグレナの健康効果には自信があるからこそ、“おいしいこと”を大前提としたこのプロジェクト名にしたのです」
そう語るのは、このプロジェクトを担当する本木学だ。
コーポレートシェフの鳥羽周作氏(左)と本プロジェクトを担当する本木(右)
「日本の健康食品の普及からすると、サプリメントを日常的に摂取しているのは、全体の2割くらいと言われています。じゃあ残りの8割の人たちに口にしてもらうためには、サプリメントとはちがう形でも広める必要があります。これまでもより多くの方々にユーグレナを身近に感じていただくために、長く試行錯誤してきました。その一つの成果として、2020年に発売した『からだにユーグレナ フルーツグリーンオレ』があります。この商品は、ユーグレナ史上最もおいしいと評価されている※1人気商品です。これ以上のレベルのおいしさをさらに目指そうというのが、今回のプロジェクトになります」
※1 https://t.cn/A6CrahZA
鳥羽シェフの熱意とアイディアで
ユーグレナの魅力を最大化
今回のプロジェクトの大きな目玉は、何と言っても鳥羽周作氏をコーポレートシェフとして迎えたことだ。鳥羽シェフがオーナーを務めるレストラン『sio』は、ミシュランガイド東京で4年連続一つ星を獲得するなど、今メディアでも引っ張りだこの人気シェフだ。なぜ鳥羽シェフと本木でこのプロジェクトを始めることになったのだろうか。
「もともと鳥羽さんはCEO・永田の友人だったのですが、プロジェクト立ち上がりのきっかけは突然訪れた」と本木は振り返る。
あるとき、鳥羽シェフのレストランに訪れたお客様が『からだにユーグレナ グリーンスムージー乳酸菌』を差し入れし、それを鳥羽シェフが「めちゃくちゃうまい」とTwitterに投稿したのだ。それまで本木は全く交流がなかったが、その投稿を見て「嬉しくなってつい」お礼の返信をすると、すぐに鳥羽シェフからTwitterのダイレクトメッセージが届いた。
その時のTwitter投稿
鳥羽シェフからの「ユーグレナにいろいろ可能性を感じました」という言葉に後押しされた本木は、鳥羽シェフとともに石垣島ユーグレナの可能性をさらに追及するプロジェクトを立ち上げることを社内に提案した。こうして『ユーグレナ あとはおいしくするだけプロジェクト』が始まったのだった。
その後、鳥羽シェフはユーグレナ社初の『コーポレートシェフ』に就任し、レシピや商品開発、イベント登壇などに関与してプロジェクトを進行している。鳥羽シェフ持ち前の発想力によって、すでに開発したレシピや味のメニューは30以上にもなる。実際に形になったのはごく一部であり、アイディアはものすごい数に積みあがった。
本木は鳥羽シェフとのディスカッションを進めていくなかで、石垣島ユーグレナの“味”としての新たな可能性に手ごたえを感じ始めていた。
鳥羽シェフ考案のメニューの一部
しかし、一方で苦労もあったという。
「鳥羽さんはとんでもなく熱量のある方です。1人で100人分くらい働いてしまうようなエネルギーを持っているんです。そのため、鳥羽さんに負けないくらいの情熱で向き合わないと置いていかれてしまうのではないかという懸念がありました。実際、鳥羽さんがどんどんすごいアイディアを出してくださるのに、手間や工数の問題や、ビジネス的に厳しかったりと、実現可能性からストップするものも多くて。もちろん企業ですから取捨選択するのは当たり前ですが、熱量がある人に対して水を差すようで、申し訳ない気持ちになることが多々ありました」
ユーグレナを売ることがゴールじゃない
常に心にはSustainability First(サステナビリティ・ファースト)
プロジェクトを進行していく中で壁にぶつかることも少なくなかったが、本木を支えていたのはやはり鳥羽シェフの石垣島ユーグレナへの熱い想いだったという。
「鳥羽さんがユーグレナの可能性を信じてくれた、人生をかけてやると言ってくれた、それが本当に嬉しかったんです。料理人で、鳥羽さん以上にここまでユーグレナへの熱量を持ってくれる人はなかなかいないのでは、と感じています」
レシピや商品を開発する一方で、さまざまなイベントも行った。鳥羽シェフが関わることで、食品単体では取り上げられにくいメディアへの露出も増えたという。これにより、石垣島ユーグレナのおいしさのイメージ醸成へと確実につながっていると、本木は肌で感じた。
「2023年1月に、中華レストランの大手チェーンである幸楽苑さんとのコラボ商品を発売しました。幸楽苑さんのベジタブル餃子を元に鳥羽さんが監修し、ユーグレナを使ったビーガン餃子を開発する、という企画です。今までのベジタブル餃子は、調味料などで一部動物系素材を使っていたのですが、鳥羽さんの監修によって、ビーガン素材のみでもジューシーでおいしい餃子ができました。ユーグレナも使っているので、ビーガンに不足しがちなビタミン等も補うことができて栄養満点です。
この企画は多くのメディアにもご紹介いただきましたし、多くのお客様に認知いただける機会になりました。今後も、こういったイベントを積極的にやっていきたいと思っています」
ユーグレナ社と幸楽苑のコラボ商品「ビーガン餃子」
しかし、本木にとって石垣島ユーグレナはあくまで手段の一つであるという考え方だ。
「我々はSustainability First(サステナビリティ・ファースト)を目指す会社であり、ただひたすらにユーグレナという素材を売りたいわけではありません。ユーグレナが世に広まることで、社会課題が縮小し、持続可能な社会の実現につながっていくようなビジネスをしたいと思っています。その視点を見失ってしまうと、『ただユーグレナを売るだけ』の視野の狭い仕事に留まってしまう気がして。重要なのはあくまでサステナビリティだと思います。」
さらに本木は本プロジェクトを推進する中で、仕事の本質について考えさせられることが多かったという。
「まだ作業行程が確立していない仕事ではよく起こることですが、担当者が明確ではない、ふわっとした仕事というのが度々発生します。誰がやるべきかわからないけれど、誰かがやらなければいけない仕事です。ですが、自分の部署の自分の担当範囲でしか判断、行動できないケースもしばしばあります。でも、それだとお客様やパートナー企業に最大限の価値提供はできません。
本当にSustainability Firstを実践するならば、自分自身の仕事を広くとらえ、何が相手にとっての価値になるのかを見定めながら、日々の仕事に取り組むことが大切であると思っています。特に今回のような初の試みでは、担当であるなしに関わらず、それぞれが互いに歩み寄り、協力体制を築いていくことが、成功に必要なプロセスだと痛感しました。今後もこのプロジェクトで得た学びや教訓を生かして、成果を出していきたいと思っています」
そう熱く語る本木が率いる本プロジェクトが、これからもどのような価値を生み出していくのか、大いに期待したい。
2023年2月掲出
euglena Data
~ユーグレナ あとはおいしくするだけプロジェクト~
詳細はこちら
登場人物
ヘルスケアカンパニー
プロフェッショナル流通課
新規開拓チーム
本木 学
2019年9月に中途仲間として入社。
マーケティング部門を経てプロフェッショナル流通課へ。
「ビジネスが拡大するほど世界が良くなる仕事を求めてユーグレナに入社しました。ユーグレナが更においしくなってさまざまな形で世の中に広がることで、多くの人と地球の健康に貢献できると信じています。社外でも共感いただける方が増えたら嬉しいです。」
#小关裕太[超话]# [浮云]#小关裕太#
iittala × yutakoseki 2023 (10)
アカリに照らされながら考える
一日が終わるのはあっという間だな
今日もいい一日だった!
お腹もいっぱい、少し、眠くなってきた。。
---------
@iittala
@iittala_japan
#イッタラ
#oivatoikka
#トキ
#タピオ ゴブレット
#Valkea
#Kivi
#yutakoseki
#小関裕太
#pr
iittala × yutakoseki 2023 (10)
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一日が終わるのはあっという間だな
今日もいい一日だった!
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