→ https://t.cn/A6Krt5NN
▲▲▲
チキンラーメン最高!(写真は、以前、新大阪駅で買ったチキンラーメンソフト)
▲▲▲ 8:59 AM 福本岳史(放送作家) @ fukupon0818 图 ①
チキンラーメンソフト?!そんなものが!✨おいしそうです!!!
▲▲▲ 2:59 PM #前田佳织里#
新大阪の駅の中で売っていたのですが、今、調べてみたら、去年、閉店したみたいです。。。(やる気になれば、自分でも作れそうな気もしますが、、、)
4:43 PM 福本岳史(放送作家) @ fukupon0818
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チキンラーメン最高!(写真は、以前、新大阪駅で買ったチキンラーメンソフト)
▲▲▲ 8:59 AM 福本岳史(放送作家) @ fukupon0818 图 ①
チキンラーメンソフト?!そんなものが!✨おいしそうです!!!
▲▲▲ 2:59 PM #前田佳织里#
新大阪の駅の中で売っていたのですが、今、調べてみたら、去年、閉店したみたいです。。。(やる気になれば、自分でも作れそうな気もしますが、、、)
4:43 PM 福本岳史(放送作家) @ fukupon0818
#健康身体 健康地球 健康生活#
健康寿命を伸ばすミドリムシの可能性を発見せよ。
「ヒト臨床試験」を実施
お客さまの体感値を科学的に解明するため
「ヒト臨床試験」実施を提案
「ヒト臨床試験を行うべきだと思うんです」
中島綾香がそう提案したのは、2017年から始まったユーグレナの素材ブランディング・プロジェクトの席上だった。
中島をはじめ、日々ユーグレナを摂取する仲間(社員)の多くが、人の健康に貢献する「ユーグレナの総合力」に実感を持っていた。しかし同時に、「ユーグレナの総合力」をお客さまに伝えることの難しさも実感していた。より具体的な良さや価値を明らかにし、世の中で注目され始めている健康寿命の延伸につながることを伝えられないか。
ユーグレナの素材研究を担う立場として素材ブランディング・プロジェクトに参加していた中島には、そんな思いがあった。
素材ブランディング・プロジェクトの様子
お客さまの声では、「便通がよくなった」「風邪を引きにくくなった」などのお声も多いが、「ユーグレナを摂取していないと何だか体がしんどい」といった総合的な改善に関するものも多い。こうした声に着目する研究者は決して多くはないが、中島は「お客さまの『体感値』を科学的に解明できるのではないか」と考えていたのだ。
ユーグレナ社では、それまで小規模な臨床試験や動物試験を積み重ねていたが、多くの人の協力を必要とするヒト臨床試験は実施できていなかった。
このようなヒト臨床試験が実現した背景には何があったのか――。
ユーグレナは、なんて面白い子なんだろう
2012年に新卒でユーグレナ社へ入社した中島は、ずっと研究セクションに身を置いてキャリアを積んできた。10代の頃からヘルスケア分野に興味を持ち、大学では生物工学を学んだ。
関心の根元にあるのは自身の原体験。小さい頃から食べるのが遅かった中島は、集団生活の中では少食にならざるを得ず、学校の給食の時間は周囲に気を遣って少なめに盛り付けてもらっていたという。「私は栄養が足りていないかも…」― そんな不安から、子供ながら健康に関する情報にアンテナを張り、サプリメントなどにも詳しくなった。
ユーグレナ社を知ったきっかけは、健康素材の情報を得ようといつも見ていたテレビの通販番組。ユーグレナを使ったサプリメントがあるということ、そしてユーグレナにはまだまだ未知の可能性があるということ、を知った。
「(ユーグレナは)なんて面白い子なんだろう」
「私がその可能性を解き明かしたい」
研究者としてのキャリアを歩み始めた瞬間だった。
経営陣から問いかけられた
「研究者としての覚悟」
中島が立案したヒト臨床試験の期間は6カ月。外部から60名超の被験者を集める計画で、最小の予算で最大の効果を上げるために考えを練り続けた。
直属の上司であり研究開発部門のトップである鈴木健吾(現・執行役員 研究開発担当)はもちろん、素材ブランディング・プロジェクトを管掌する永田暁彦(現・取締役副社長)や福本拓元(現・執行役員 営業担当)、そして社長の出雲充にも話を通さなければならない。
多くの協力者と研究費を必要とする企画を実現するため、中島は役員陣とのミーティングを重ねた。そこで問われたのは「研究者としての覚悟」だったという。
「この研究が、今、最も必要なんだね?」
その問いかけは、コスト面やマーケティング面での成果だけを気にして投げかけられたものではなかった。最終的に中島に問われたのは、ユーグレナ社として「何を発信していくべきか」ということへの覚悟だった。
「全ての研究は必ずしも良い結果が出るとは限らない。それでもYESと答えるのに迷いはなかった。」
臨床試験を実施したからといって、必ずしもこれまでにない発見があるとは限らない。だけど、声を出せないユーグレナの代弁者として、臨床試験を実施したかった。
中島はそう振り返る。
健康寿命を支える新たな発見へ
臨床試験では50〜70歳の女性、計62名の協力を得て研究が進められた。ユーグレナを摂取することによる脳や筋肉、骨、代謝機能、腸内環境、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)など、ヒトの体への幅広い影響を調べていった。
被験者をユーグレナを摂取するグループと、ユーグレナを摂取しないプラセボグループに分け、6カ月にわたってサプリメントを摂取し続けてもらった。臨床試験は研究者の恣意的な要素が加わらないよう、「誰が何を飲んでいるか分からない状態」で続けられる。長い摂取期間の中、最終的な結果を得て解析するまでは途中経過はわからないため、自分が最初に立てた仮説とそして何よりミドリムシの力を信じるしかなく、中島は歯がゆい思いもしながら見守っていたという。
臨床試験の結果、健康寿命を支える複数の新たな発見が得られた。
具体的には、脳の神経細胞の増加に不可欠なたんぱく質である脳由来神経栄養因子(BDNF)の上昇、脳からの指令で身体が動く速度(認知機能速度・運動速度)の向上、そして心の健康スコアの改善などが確認できた。そして、これらの成果は、2019年5月に開催された第73回日本栄養・食糧学会で発表された。
シンガポールで研究内容などを発表する中島
研究者の立場を超えて、
お客さまとの接点を増やしていく
「研究者として、もっともっとお客さまの声を聞きたい」
ヒト臨床試験によって新たな確信を得た中島は、研究者の枠を超えて、新たなチャレンジを続けている。お客さまを招いて開催した「ユーグレナ・フェス」もその一環だ。
ユーグレナ・フェスではさまざまなお客様から意見をいただいた
第1回目のユーグレナ・フェスでは、日頃からのお客さまへの感謝の気持ちを伝えるとともに、ユーグレナの魅力をもっと知っていただくために、社長出雲の講演や経営陣の対談、展示・体験型の事業紹介、ユーグレナを活用した食事メニューの提供などを企画。臨床試験で得られた結果も紹介した。
「裏付けがあることで、より多くの人に安心していただける。この場で臨床試験の結果を伝えられてよかった」
そう話す中島は、今後も研究者の立場を超えて、お客さまとの接点を増やしていくことを考えているという。
「地球上の生物として人間よりもはるかに大先輩であるユーグレナを、注目の集まる場所に引っ張り出したのは私たち。だから私たちには、その良さを伝え続けていく責任がある」
ユーグレナは5億年前から存在し、17世紀に顕微鏡ができてから人の目で確認されたと言われている。しかし、今でも、ユーグレナには未知の可能性がまだまだ残されている。中島が進めるユーグレナの研究や伝道者としてのアプローチは、ヒトの健康寿命を伸ばすだけでなく、研究職のあり方をも変えていくのかもしれない。
2019年12月掲出
euglena Data
~ユーグレナは個性的~
大きさや形など1つ1つ個性的なユーグレナ
登場人物
先端技術研究部 機能性術研究課
課長
中島 綾香
2012年4月、新卒入社。入社後、研究開発本部でユーグレナの機能性研究に従事。各種学会などでユーグレナに関する研究成果の発表を行う。
「ヒト臨床試験は、経営陣の理解はもちろん、課のメンバーや外部パートナー、被験者などの協力がなければ実現できませんでした。これからもお客様の声などからヒントを得て、ユーグレナのすばらしさを発見していきたいと考えています」
健康寿命を伸ばすミドリムシの可能性を発見せよ。
「ヒト臨床試験」を実施
お客さまの体感値を科学的に解明するため
「ヒト臨床試験」実施を提案
「ヒト臨床試験を行うべきだと思うんです」
中島綾香がそう提案したのは、2017年から始まったユーグレナの素材ブランディング・プロジェクトの席上だった。
中島をはじめ、日々ユーグレナを摂取する仲間(社員)の多くが、人の健康に貢献する「ユーグレナの総合力」に実感を持っていた。しかし同時に、「ユーグレナの総合力」をお客さまに伝えることの難しさも実感していた。より具体的な良さや価値を明らかにし、世の中で注目され始めている健康寿命の延伸につながることを伝えられないか。
ユーグレナの素材研究を担う立場として素材ブランディング・プロジェクトに参加していた中島には、そんな思いがあった。
素材ブランディング・プロジェクトの様子
お客さまの声では、「便通がよくなった」「風邪を引きにくくなった」などのお声も多いが、「ユーグレナを摂取していないと何だか体がしんどい」といった総合的な改善に関するものも多い。こうした声に着目する研究者は決して多くはないが、中島は「お客さまの『体感値』を科学的に解明できるのではないか」と考えていたのだ。
ユーグレナ社では、それまで小規模な臨床試験や動物試験を積み重ねていたが、多くの人の協力を必要とするヒト臨床試験は実施できていなかった。
このようなヒト臨床試験が実現した背景には何があったのか――。
ユーグレナは、なんて面白い子なんだろう
2012年に新卒でユーグレナ社へ入社した中島は、ずっと研究セクションに身を置いてキャリアを積んできた。10代の頃からヘルスケア分野に興味を持ち、大学では生物工学を学んだ。
関心の根元にあるのは自身の原体験。小さい頃から食べるのが遅かった中島は、集団生活の中では少食にならざるを得ず、学校の給食の時間は周囲に気を遣って少なめに盛り付けてもらっていたという。「私は栄養が足りていないかも…」― そんな不安から、子供ながら健康に関する情報にアンテナを張り、サプリメントなどにも詳しくなった。
ユーグレナ社を知ったきっかけは、健康素材の情報を得ようといつも見ていたテレビの通販番組。ユーグレナを使ったサプリメントがあるということ、そしてユーグレナにはまだまだ未知の可能性があるということ、を知った。
「(ユーグレナは)なんて面白い子なんだろう」
「私がその可能性を解き明かしたい」
研究者としてのキャリアを歩み始めた瞬間だった。
経営陣から問いかけられた
「研究者としての覚悟」
中島が立案したヒト臨床試験の期間は6カ月。外部から60名超の被験者を集める計画で、最小の予算で最大の効果を上げるために考えを練り続けた。
直属の上司であり研究開発部門のトップである鈴木健吾(現・執行役員 研究開発担当)はもちろん、素材ブランディング・プロジェクトを管掌する永田暁彦(現・取締役副社長)や福本拓元(現・執行役員 営業担当)、そして社長の出雲充にも話を通さなければならない。
多くの協力者と研究費を必要とする企画を実現するため、中島は役員陣とのミーティングを重ねた。そこで問われたのは「研究者としての覚悟」だったという。
「この研究が、今、最も必要なんだね?」
その問いかけは、コスト面やマーケティング面での成果だけを気にして投げかけられたものではなかった。最終的に中島に問われたのは、ユーグレナ社として「何を発信していくべきか」ということへの覚悟だった。
「全ての研究は必ずしも良い結果が出るとは限らない。それでもYESと答えるのに迷いはなかった。」
臨床試験を実施したからといって、必ずしもこれまでにない発見があるとは限らない。だけど、声を出せないユーグレナの代弁者として、臨床試験を実施したかった。
中島はそう振り返る。
健康寿命を支える新たな発見へ
臨床試験では50〜70歳の女性、計62名の協力を得て研究が進められた。ユーグレナを摂取することによる脳や筋肉、骨、代謝機能、腸内環境、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)など、ヒトの体への幅広い影響を調べていった。
被験者をユーグレナを摂取するグループと、ユーグレナを摂取しないプラセボグループに分け、6カ月にわたってサプリメントを摂取し続けてもらった。臨床試験は研究者の恣意的な要素が加わらないよう、「誰が何を飲んでいるか分からない状態」で続けられる。長い摂取期間の中、最終的な結果を得て解析するまでは途中経過はわからないため、自分が最初に立てた仮説とそして何よりミドリムシの力を信じるしかなく、中島は歯がゆい思いもしながら見守っていたという。
臨床試験の結果、健康寿命を支える複数の新たな発見が得られた。
具体的には、脳の神経細胞の増加に不可欠なたんぱく質である脳由来神経栄養因子(BDNF)の上昇、脳からの指令で身体が動く速度(認知機能速度・運動速度)の向上、そして心の健康スコアの改善などが確認できた。そして、これらの成果は、2019年5月に開催された第73回日本栄養・食糧学会で発表された。
シンガポールで研究内容などを発表する中島
研究者の立場を超えて、
お客さまとの接点を増やしていく
「研究者として、もっともっとお客さまの声を聞きたい」
ヒト臨床試験によって新たな確信を得た中島は、研究者の枠を超えて、新たなチャレンジを続けている。お客さまを招いて開催した「ユーグレナ・フェス」もその一環だ。
ユーグレナ・フェスではさまざまなお客様から意見をいただいた
第1回目のユーグレナ・フェスでは、日頃からのお客さまへの感謝の気持ちを伝えるとともに、ユーグレナの魅力をもっと知っていただくために、社長出雲の講演や経営陣の対談、展示・体験型の事業紹介、ユーグレナを活用した食事メニューの提供などを企画。臨床試験で得られた結果も紹介した。
「裏付けがあることで、より多くの人に安心していただける。この場で臨床試験の結果を伝えられてよかった」
そう話す中島は、今後も研究者の立場を超えて、お客さまとの接点を増やしていくことを考えているという。
「地球上の生物として人間よりもはるかに大先輩であるユーグレナを、注目の集まる場所に引っ張り出したのは私たち。だから私たちには、その良さを伝え続けていく責任がある」
ユーグレナは5億年前から存在し、17世紀に顕微鏡ができてから人の目で確認されたと言われている。しかし、今でも、ユーグレナには未知の可能性がまだまだ残されている。中島が進めるユーグレナの研究や伝道者としてのアプローチは、ヒトの健康寿命を伸ばすだけでなく、研究職のあり方をも変えていくのかもしれない。
2019年12月掲出
euglena Data
~ユーグレナは個性的~
大きさや形など1つ1つ個性的なユーグレナ
登場人物
先端技術研究部 機能性術研究課
課長
中島 綾香
2012年4月、新卒入社。入社後、研究開発本部でユーグレナの機能性研究に従事。各種学会などでユーグレナに関する研究成果の発表を行う。
「ヒト臨床試験は、経営陣の理解はもちろん、課のメンバーや外部パートナー、被験者などの協力がなければ実現できませんでした。これからもお客様の声などからヒントを得て、ユーグレナのすばらしさを発見していきたいと考えています」
#健康身体 健康地球 健康生活#
石垣島ユーグレナの魅力を伝えるキャラクターを企画せよ。
ユーグレナ社公式キャラクター「ゆーぐりん」誕生秘話
石垣島ユーグレナの魅力を知ってもらいたい
「ユーグレナを屋外大量培養し、商品化している会社は現状ではユーグレナ社だけかもしれない。でも、ゆくゆくは競合も現れるはず。石垣島ユーグレナをより親しみやすくブランディングし、魅力を知ってもらう必要がある」
マーケティングを担当していた村花が、営業担当の取締役であった福本拓元(現執行役員)とそんな会話を交わしていたのは、2010年のことだった。
2005年に代表取締役の出雲と出会い、創業メンバーを除く最初の社員の1人としてユーグレナ社に入った村花。石垣島でユーグレナの屋外大量培養に初めて成功したシーンにも立ち会い、資金調達や総務、経理、広報などさまざまな役割を歴任してきた。
そんな村花がマーケティングに軸足を移したのは2009年。
2005年に屋外大量培養に成功したものの、石垣島ユーグレナの認知度の低さが課題となって現れていた。
その課題を解決するために出てきた施策の1つが「公式キャラクター」だ。より親しみを持って石垣島ユーグレナのことを知ってほしい、またユーグレナ社を支えてくれている石垣島の方々に恩返ししたいという気持ちからだった。
東京大学発ベンチャー企業として起業した当初、ユーグレナの屋外大量培養研究に挑むための自社プールを持つことは資金的に厳しかった。そんな時に、石垣島でクロレラを生産していた八重山殖産(現在はユーグレナ社のグループ会社)にユーグレナを培養するためのプールを無償で貸してもらったのだ。成功するかどうかわからない研究のために、大きなリスクをとってくれた八重山殖産には、感謝してもしきれない。
この思いはユーグレナ社が成長した後も続き、さらに広がっていった。八重山殖産だけでなく、同社が立地する石垣島に貢献していくことが持続的な企業運営には不可欠と考えるようになったのだ。2010年には、石垣島の商店街の命名権を獲得し、『ユーグレナモール』と名付けさせてもらった。その際に、ユーグレナモールのロゴを募集し、それに合わせて公式キャラクターの募集も実施する流れとなった
入社後の村花
石垣島への感謝をキャラクターで伝えたい
公式キャラクターの募集は、芸術系の大学・学部に通う大学生を中心に進められた。
背景にあったのは若い世代の感性を生かして、「長く親しまれるキャラクターをつくりたい」という願いからだった。
同時に、リスクを取ってでもユーグレナ社と共に歩んでくれた八重山殖産、ひいては石垣島への感謝の気持ちを表現したいという気持ちもあった。
「ユーグレナの売れ行きがよくないときにも、八重山殖産は見捨てずに一緒にやってくれた。その感謝が石垣島へ貢献したいという思いにつながっていった」
2週間の公募期間には、100件を超える応募が集まったという。会議室に応募作品を並べ、役員だけでなく社員も加わって何度も話し合い、選定していった。
最終的に選んだのは武蔵野美術大学の学生の作品。こうして、公式キャラクター「ゆーぐりん」が誕生した。
「最後の決め手は、ユーグレナのことを本気で考えてくれていることが伝わったから。キャラクターの頭についている『鞭毛(べんもう)』をはじめとして、生物としてのユーグレナのさまざまな特徴や動きをとらえて作られている。アニメーションへの展開など、活用シーンがふくらむという評価もあった」
ゆーぐりんカード
ゆーぐりんはただのキャラクターではない、
象徴としての存在
2010年に中途入社した相馬は、村花のもとでBtoC事業の立ち上げ、商品企画開発、マーケティングを担当し、試行錯誤しながら「ゆーぐりん」の活用方法を考えていったメンバーの1人だ。
キャラクターが生まれたからといって、すぐに活躍してもらえるわけではなかった。社内には「ユーグレナ社のお客さまには年配の方が多い中で、キャラクターは効果的なのか?」という疑問の声もあった。
「マーケティング担当としては、石垣島ユーグレナそのものを表すキャラクターを、販売の場に登場させることで『ものを売りつける』キャラクターにはしたくないと考えていた。ゆーぐりんという新しい仲間の未来を奪わないよう、販売サイトには載せないなどのルールを徐々に整備していった」
相馬は当時をそう振り返る。
ゆーぐりんが活躍できる場所はどこか?相馬をはじめとしたマーケティングメンバーは、イベント出演に活路を見出す。
「ゆーぐりんの着ぐるみを作り、いろいろなイベントに出演した。石垣島で開かれるユーグレナ社の催しには必ずといっていいほど登場し、『ユーグレナは栄養満点なこと、自然豊かな石垣島で育っている』ということなどを子どもたちに伝えていった」
理科実験教室(石垣島の小学校にて)
「人と地球を健康にする」を
体現する存在として
現在では、石垣島でのバスケットボールのプロリーグであるBリーグの試合に参加したり、島内の小中学校向けに実施した理科実験教室に登場するなど、ゆーぐりんの登場機会も格段と増えている。
「地元の子どもから手書きのイラストを送ってもらうこともある。イベントに登場した際のリアクションでも喜んでもらえていることを感じる。石垣島の子どもたちは、ほぼみんながゆーぐりんのことを知ってくれているのではないか」
村花は手応えを語る。
また、2013年からは、自由が丘で毎年開催されている「自由が丘スイーツフェスタ」、「自由が丘女神まつり」にもゆーぐりんが登場し、来場者の注目を集め、石垣島以外での活動範囲も広げている。
自由が丘スイーツフェスタにて(左) ・ 自由が丘女神まつりにて(右)
「これまでは、石垣島ユーグレナそのものを知ってもらうために活動してきた。今後はゆーぐりんをきっかけにして、環境問題や食料問題などの未来への課題に関心を持って欲しい」
思いは相馬も同様だ。
誕生から10年を経て、ゆーぐりんはユーグレナ社が掲げる経営理念「人と地球を健康にする」を体現する存在になりつつある。
ユーグレナモールの看板
2020年8月掲出
euglena Data
~ゆーぐりんプロフィール~
正体
微細藻類ユーグレナそのもの(日本ではミドリムシと呼ばれている)
出身地
沖縄県石垣島
性別
秘密
好物
水と二酸化炭素と太陽光
特技
分身(1ヶ月で10億倍に!)
チャームポイント
美しい瞳
年齢
5億歳
大きさ
100ミクロン(=0.1mm)
登場人物
ヘルスケアカンパニー 営業部 素材・海外営業一課
B2Bカスタマーサクセスマネージャー
村花 宏史
2006年1月入社。
当初は、事業計画の策定から資金調達、法務、総務、経理など、多岐にわたる業務の責任者として遂行。
その後、上場準備にて体制整備に注力後、広報を兼務しながら営業に軸足を移し、直販や流通事業の立ち上げに従事。
石垣島のユーグレナガーデンや八重山推進チームを担当した時期もあった。
現在は、B2Bのカスタマーサクセスの立ち上げ、体制構築を担う。
「明るい未来を子どもたちに届けたいという想いで、ゆーぐりんが幅広い年齢に親しまれることを願っています。」
ヘルスケアカンパニー リーディングブランド部
係長
相馬 美欧
2010年4月入社。
入社後商品開発やEC事業立ち上げ、マーケティングに従事。
自由が丘や石垣島の連携をリードし、ユーグレナの認知度向上に貢献。
現在は、ユーグレナ社基幹食品商品の企画開発に従事。
「ゆーぐりんというキャラクターの存在によって、石垣島ユーグレナをより身近に感じることができます。ユーグレナそのものはもちろん、育っている自然豊かな石垣島の魅力もお客様にお伝えできたら嬉しく思います。」
石垣島ユーグレナの魅力を伝えるキャラクターを企画せよ。
ユーグレナ社公式キャラクター「ゆーぐりん」誕生秘話
石垣島ユーグレナの魅力を知ってもらいたい
「ユーグレナを屋外大量培養し、商品化している会社は現状ではユーグレナ社だけかもしれない。でも、ゆくゆくは競合も現れるはず。石垣島ユーグレナをより親しみやすくブランディングし、魅力を知ってもらう必要がある」
マーケティングを担当していた村花が、営業担当の取締役であった福本拓元(現執行役員)とそんな会話を交わしていたのは、2010年のことだった。
2005年に代表取締役の出雲と出会い、創業メンバーを除く最初の社員の1人としてユーグレナ社に入った村花。石垣島でユーグレナの屋外大量培養に初めて成功したシーンにも立ち会い、資金調達や総務、経理、広報などさまざまな役割を歴任してきた。
そんな村花がマーケティングに軸足を移したのは2009年。
2005年に屋外大量培養に成功したものの、石垣島ユーグレナの認知度の低さが課題となって現れていた。
その課題を解決するために出てきた施策の1つが「公式キャラクター」だ。より親しみを持って石垣島ユーグレナのことを知ってほしい、またユーグレナ社を支えてくれている石垣島の方々に恩返ししたいという気持ちからだった。
東京大学発ベンチャー企業として起業した当初、ユーグレナの屋外大量培養研究に挑むための自社プールを持つことは資金的に厳しかった。そんな時に、石垣島でクロレラを生産していた八重山殖産(現在はユーグレナ社のグループ会社)にユーグレナを培養するためのプールを無償で貸してもらったのだ。成功するかどうかわからない研究のために、大きなリスクをとってくれた八重山殖産には、感謝してもしきれない。
この思いはユーグレナ社が成長した後も続き、さらに広がっていった。八重山殖産だけでなく、同社が立地する石垣島に貢献していくことが持続的な企業運営には不可欠と考えるようになったのだ。2010年には、石垣島の商店街の命名権を獲得し、『ユーグレナモール』と名付けさせてもらった。その際に、ユーグレナモールのロゴを募集し、それに合わせて公式キャラクターの募集も実施する流れとなった
入社後の村花
石垣島への感謝をキャラクターで伝えたい
公式キャラクターの募集は、芸術系の大学・学部に通う大学生を中心に進められた。
背景にあったのは若い世代の感性を生かして、「長く親しまれるキャラクターをつくりたい」という願いからだった。
同時に、リスクを取ってでもユーグレナ社と共に歩んでくれた八重山殖産、ひいては石垣島への感謝の気持ちを表現したいという気持ちもあった。
「ユーグレナの売れ行きがよくないときにも、八重山殖産は見捨てずに一緒にやってくれた。その感謝が石垣島へ貢献したいという思いにつながっていった」
2週間の公募期間には、100件を超える応募が集まったという。会議室に応募作品を並べ、役員だけでなく社員も加わって何度も話し合い、選定していった。
最終的に選んだのは武蔵野美術大学の学生の作品。こうして、公式キャラクター「ゆーぐりん」が誕生した。
「最後の決め手は、ユーグレナのことを本気で考えてくれていることが伝わったから。キャラクターの頭についている『鞭毛(べんもう)』をはじめとして、生物としてのユーグレナのさまざまな特徴や動きをとらえて作られている。アニメーションへの展開など、活用シーンがふくらむという評価もあった」
ゆーぐりんカード
ゆーぐりんはただのキャラクターではない、
象徴としての存在
2010年に中途入社した相馬は、村花のもとでBtoC事業の立ち上げ、商品企画開発、マーケティングを担当し、試行錯誤しながら「ゆーぐりん」の活用方法を考えていったメンバーの1人だ。
キャラクターが生まれたからといって、すぐに活躍してもらえるわけではなかった。社内には「ユーグレナ社のお客さまには年配の方が多い中で、キャラクターは効果的なのか?」という疑問の声もあった。
「マーケティング担当としては、石垣島ユーグレナそのものを表すキャラクターを、販売の場に登場させることで『ものを売りつける』キャラクターにはしたくないと考えていた。ゆーぐりんという新しい仲間の未来を奪わないよう、販売サイトには載せないなどのルールを徐々に整備していった」
相馬は当時をそう振り返る。
ゆーぐりんが活躍できる場所はどこか?相馬をはじめとしたマーケティングメンバーは、イベント出演に活路を見出す。
「ゆーぐりんの着ぐるみを作り、いろいろなイベントに出演した。石垣島で開かれるユーグレナ社の催しには必ずといっていいほど登場し、『ユーグレナは栄養満点なこと、自然豊かな石垣島で育っている』ということなどを子どもたちに伝えていった」
理科実験教室(石垣島の小学校にて)
「人と地球を健康にする」を
体現する存在として
現在では、石垣島でのバスケットボールのプロリーグであるBリーグの試合に参加したり、島内の小中学校向けに実施した理科実験教室に登場するなど、ゆーぐりんの登場機会も格段と増えている。
「地元の子どもから手書きのイラストを送ってもらうこともある。イベントに登場した際のリアクションでも喜んでもらえていることを感じる。石垣島の子どもたちは、ほぼみんながゆーぐりんのことを知ってくれているのではないか」
村花は手応えを語る。
また、2013年からは、自由が丘で毎年開催されている「自由が丘スイーツフェスタ」、「自由が丘女神まつり」にもゆーぐりんが登場し、来場者の注目を集め、石垣島以外での活動範囲も広げている。
自由が丘スイーツフェスタにて(左) ・ 自由が丘女神まつりにて(右)
「これまでは、石垣島ユーグレナそのものを知ってもらうために活動してきた。今後はゆーぐりんをきっかけにして、環境問題や食料問題などの未来への課題に関心を持って欲しい」
思いは相馬も同様だ。
誕生から10年を経て、ゆーぐりんはユーグレナ社が掲げる経営理念「人と地球を健康にする」を体現する存在になりつつある。
ユーグレナモールの看板
2020年8月掲出
euglena Data
~ゆーぐりんプロフィール~
正体
微細藻類ユーグレナそのもの(日本ではミドリムシと呼ばれている)
出身地
沖縄県石垣島
性別
秘密
好物
水と二酸化炭素と太陽光
特技
分身(1ヶ月で10億倍に!)
チャームポイント
美しい瞳
年齢
5億歳
大きさ
100ミクロン(=0.1mm)
登場人物
ヘルスケアカンパニー 営業部 素材・海外営業一課
B2Bカスタマーサクセスマネージャー
村花 宏史
2006年1月入社。
当初は、事業計画の策定から資金調達、法務、総務、経理など、多岐にわたる業務の責任者として遂行。
その後、上場準備にて体制整備に注力後、広報を兼務しながら営業に軸足を移し、直販や流通事業の立ち上げに従事。
石垣島のユーグレナガーデンや八重山推進チームを担当した時期もあった。
現在は、B2Bのカスタマーサクセスの立ち上げ、体制構築を担う。
「明るい未来を子どもたちに届けたいという想いで、ゆーぐりんが幅広い年齢に親しまれることを願っています。」
ヘルスケアカンパニー リーディングブランド部
係長
相馬 美欧
2010年4月入社。
入社後商品開発やEC事業立ち上げ、マーケティングに従事。
自由が丘や石垣島の連携をリードし、ユーグレナの認知度向上に貢献。
現在は、ユーグレナ社基幹食品商品の企画開発に従事。
「ゆーぐりんというキャラクターの存在によって、石垣島ユーグレナをより身近に感じることができます。ユーグレナそのものはもちろん、育っている自然豊かな石垣島の魅力もお客様にお伝えできたら嬉しく思います。」
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