#健康身体 健康地球 健康生活#
みょうがのあれこれを大解剖!
みょうがの生態
ショウガ科ショウガ属の多年草であるみょうが。半日陰などの湿った土壌を好み、日本では本州から沖縄まで各地で自生しています。夏になると地中で花茎を伸ばし、その先端にできたつぼみが土から顔を出します。私たちが普段食べているのが、この地下茎の先につく若いつぼみ(花穂)で「花みょうが」と呼ばれるもの。先端の紅色が鮮やかで、ふっくらしつつ、身がしまっているのが良質の条件です。また、地上に伸びる草丈は偽茎と呼ばれ、一般的には40センチメートルから1メートル程度に伸び、葉は20センチメートルから30センチメートルほどで先が尖っていて、光沢があるのが特徴です。
みょうがの種類
一般的にみょうがは「花みょうが」と「みょうがたけ」の2種類に大別されます。
花みょうが
植え付け後1年から2年で収穫します。土の中の茎から顔を出した開花前のつぼみを食用とします。特有の香りと苦味があり、シャキシャキとした歯触りが特徴。6月頃から10月すぎの初夏から秋にかけての間が旬のみょうがは、それぞれの収穫時期に合わせて「夏みょうが」、「秋みょうが」と呼ばれています。
みょうがたけ
みょうがの若い茎(偽茎)を2週間から3週間遮光し、軟白化させたもの。植え付け後1年半から3年で収穫します。収穫時の偽茎は、20センチメートルから 40センチメートル程となります。淡い紅色と白のグラデーションで、清涼感があり、繊維質でシャキッとした歯触りが特徴。色ツヤがあり、身がしまっているものが良質です。
みょうがを食べると忘れっぽくなるってホント?
由来にはいくつかの俗説がありますが、その1つを紹介します。お釈迦様の弟子であった周利槃特という人は、自分の名前すら忘れてしまうほど物忘れの激しい人でした。彼の死後、お墓から見たこともない植物が生えてきたため、「自身の名を背に荷って、長い時間努力をし続けた」という意味をこめてその植物は「茗荷」と名付けられ、このことから転じて、茗荷を食べると物覚えが悪くなるとされた、というものです。
今回教えてくれたのは・・・
【つまもの概要、みょうがの生態・種類・コラム】
学校法人三幸学園 辻学園調理製菓専門学校
阪本 健一先生
みょうがのあれこれを大解剖!
みょうがの生態
ショウガ科ショウガ属の多年草であるみょうが。半日陰などの湿った土壌を好み、日本では本州から沖縄まで各地で自生しています。夏になると地中で花茎を伸ばし、その先端にできたつぼみが土から顔を出します。私たちが普段食べているのが、この地下茎の先につく若いつぼみ(花穂)で「花みょうが」と呼ばれるもの。先端の紅色が鮮やかで、ふっくらしつつ、身がしまっているのが良質の条件です。また、地上に伸びる草丈は偽茎と呼ばれ、一般的には40センチメートルから1メートル程度に伸び、葉は20センチメートルから30センチメートルほどで先が尖っていて、光沢があるのが特徴です。
みょうがの種類
一般的にみょうがは「花みょうが」と「みょうがたけ」の2種類に大別されます。
花みょうが
植え付け後1年から2年で収穫します。土の中の茎から顔を出した開花前のつぼみを食用とします。特有の香りと苦味があり、シャキシャキとした歯触りが特徴。6月頃から10月すぎの初夏から秋にかけての間が旬のみょうがは、それぞれの収穫時期に合わせて「夏みょうが」、「秋みょうが」と呼ばれています。
みょうがたけ
みょうがの若い茎(偽茎)を2週間から3週間遮光し、軟白化させたもの。植え付け後1年半から3年で収穫します。収穫時の偽茎は、20センチメートルから 40センチメートル程となります。淡い紅色と白のグラデーションで、清涼感があり、繊維質でシャキッとした歯触りが特徴。色ツヤがあり、身がしまっているものが良質です。
みょうがを食べると忘れっぽくなるってホント?
由来にはいくつかの俗説がありますが、その1つを紹介します。お釈迦様の弟子であった周利槃特という人は、自分の名前すら忘れてしまうほど物忘れの激しい人でした。彼の死後、お墓から見たこともない植物が生えてきたため、「自身の名を背に荷って、長い時間努力をし続けた」という意味をこめてその植物は「茗荷」と名付けられ、このことから転じて、茗荷を食べると物覚えが悪くなるとされた、というものです。
今回教えてくれたのは・・・
【つまもの概要、みょうがの生態・種類・コラム】
学校法人三幸学園 辻学園調理製菓専門学校
阪本 健一先生
CLASSY 20230403 KAI RYOGA ALOHA
9人体制になった超特急が語る! グループの新たな魅力とメンバーのトリセツ【カイ・リョーガ・アロハ編】
史上初メインダンサー&バックボーカルで活動する大人気グループ・超特急が、3月22日(水)にフルアルバム「B9」をリリース! 昨年オーディションを実施して新メンバー4人が加入し、9名体制としてはCLASSY.ONLINEに初登場。新体制となった超特急のメンバーが“NEW”をキーワードにクロストークします。本日は、カイさん&リョウガさん&アロハさんのチームが登場!
新メンバーと打ち解けるために、工夫したことは?
カイ「仲良くなるためのコツは、考えない方がいい気がします」
―3、4月は新しい環境に飛び込
左から:リョウガ、アロハ、カイ
―3、4月は新しい環境に飛び込む人が多いシーズン。“NEW”というキーワードでグループトークをお願いします。新メンバーが加入して9人体制になった訳ですが、すぐになじめましたか? 新しいメンバーと関わるなかで、工夫したことなどはありますか?
カイさん(以下カイ):コツ、ある? 「こうしたら仲良くなれるんじゃないか」っていう打算的な感じって、分かっちゃうと思うんだよね。逆に言うと、「打算で仲良くしようとされているな」っていうのに、気づかないといけない仕事だし。仲良くなるためのコツは、考えない方がいい気がします。
アロハさん(以下アロハ):人見知りの場合は、どうすればいいですか?
カイ:アロハが人見知り!?
リョウガさん(以下リョウガ):スケートボードに乗っている奴が、人見知りな訳がないだろう!
カイ:ひとつアドバイスするとしたら、「人って、いうほど他人のことを気にしていない」ってことかな。自分が思っているほど、初めて話しかけた人の印象って残らない。「初めまして、よろしくお願いします」程度で終わるから。だったら、積極的に話しかけた方がいいよね。僕の勝手な持論なんですけれど、人生に必要のない人は目の前から消えていくって思っていて。逆に普段関わる時間があまりなくても縁がある人はいるし、定期的なタイミングで会う人もいる。縁があったら残るし、なかったら消えていくだけかなって。
アロハ:一歩踏み出せるのがすごいですよね。
リョウガ:カイの考え、わかる気がする。最近、少しずつ考え方が変わってきていて。僕、コミュ障ではあるんですけれど、人間関係を作る上で暗い空気や印象にさせるよりは、楽しげにした方がいいと思うようになって。あえてふざけ気味に接したりすることが増えました。
9人体制となった超特急。新しく挑戦したいこと、教えてください!
アロハ「バラエティに挑戦したいけど、今はまだまだ勉強中」
―新体制になって、新しい個性が
―新体制になって、新しい個性が増えた超特急ですが、グループとして、もしくは個人として、新しく挑戦したいことはありますか?
カイ:グループで言うと、ライブでできることの幅が広がったのが大きいなと。以前のツアーでは、僕とリョウガで「LIBIDO」という曲をやったり、僕とタカシで「SURVIVOR」という曲をやったり、ユニットっぽいことをしていたんですけれど、9人だと尚更できることが増える。2人ずつでもいいし、ソロでやってもいいし。その間、他のメンバーはヘアやメークをキレイに直せる。プラスしかない。次のツアーは分からないですけれど、ゆくゆくはやっていきたいですね。ライブって、全員も観るけれど、やっぱり1番は推しを観るし、その人しか目に入らない人もいる訳じゃないですか。ソロとかユニットの時間があれば、推しじゃないメンバーを目にする時間が増えて、魅力に気づく機会も増える!
アロハ:個人的にはバラエティ番組に1人で出てみたい。体育系の番組とかも出たいです。とはいえ、まだ出れる状態にはなってないかな。今はまだこの2人が話の膨らませ方だったり、トークが上手なので、吸収している最中という感じ。今年の後半ぐらいにその機会があったらいいな、と思っています。
リョウガ:新体制になる前、ライブ制作についてメンバーが参加していて、カイが衣装やロゴを作ったり、ユーキがセトリや構成、演出を決めたり。ゆくゆくは新メンバーもライブ制作の何かに携わって、全員で作っていきたいなって思っています。今は何ができるのか、探っているというか。
アロハ:僕、照明できます!
カイ:お前はステージに出ろや(笑)!
メンバー同士、お互いのトリセツを教えてください!
リョウガ「カイは面倒見がいいタイプ。アロハは喋ってみるとギャップが大きい」
―お次は、お互いにメンバーのト
―お次は、お互いにメンバーのトリセツを教えてもらえますか? まずは、アロハさんの取り扱い説明書をお願いします。
カイ:世間でいう陽キャっぽい趣味、スケートボードとかウィンタースポーツ、サーフィンが得意なんですけれど、根っこは繊細で真面目、新メンバーの中で一番周りを見ているタイプだと思います。仕事にも真摯に向き合うタイプ。ただの明るい人じゃなくて、中身が伴っている人なので、喋ってみるとギャップが大きい人なんじゃないかな。
アロハ:ありがとうございます(照)。
リョウガ:印象としては、すごく曲がったことがキライで、筋を通すことを大事にしてそうだなーと。
―カイさんのトリセツはどうでしょう?
アロハ:カイくんは、ポケモンの話になると、ニコニコする。EBiDANという組織の最年長で、アタマを張っているクールな人だと思っていたので、ギャップがありましたね。
リョウガ:たしかにカイもアロハもポケモン好きだよね(笑)。僕からみたカイは、他のメンバーが伝えにくいこととかを率先して伝えてくれるイメージ。面倒見がいい。家族内でお兄ちゃんっていうのもあるし、EBiDANでも超特急でも最年長だからかな。
―次はリョウガさんのトリセツをお願いします。
カイ:新体制になったからなのか、年齢によるのかは分からないですけれど、よりリーダーらしくない部分がリーダーらしくなってきたな、と。周りを引っ張るタイプじゃないリーダーではあったんですけれど、それが板についてきた。結局、心の中で帰着するところはリョウガだし、なんだかんだみんながすごく頼りにしている。新メンバーが入ってからは、より精神的支柱になったなって感じます。リョウガは意外と話しやすいと思うので。リーダー然としていないところが、逆にリーダーらしくなってきた、と思います。
アロハ:リョウガさんはとにかくギャップがすごい。たとえば趣味ひとつとっても真逆なんですよ。陰と陽、インドアとアウトドア。同じグループとして活動する前は1つのことにのめり込む印象で、全然話さない人なのかなって思っていたんですけれど、ゲームの話になったときに「一緒にやろうよ。ゲーム内のフレンドになろうよ」と誘ってくれて。優しいし、ギャップがすごいなって思います。
新体制になって新たに見つけた超特急の魅力は?
カイ「届けたいメッセージがパワーアップした、と思ってもらえたらうれしい」
―新体制になって、新しく発見し
―新体制になって、新しく発見したグループの魅力はありますか?
リョウガ:分かりやすいことで言うと、ボーカルがタカシとシューヤの2人になって、歌声を聴くたびに声質が合うな、相性が合うなって、思います。
カイ:僕もそう思う!
アロハ:新メンバーのシューヤは、以前同じグループに所属していたこともあって、性格も音域も全部知っているんです。オーディション中はライバルでもあったんですけれど、シューヤが超特急に入ったらどうなるんだろうって興味がありました。タカシくんとシューヤは真逆なところがいいな、って思っています。あと、年齢層が若いメンバーが入ってきて、ハルからカイくんで10歳差があるので、幅広い層を魅了できるんじゃないかな。ハルだったら高校生っぽい雰囲気ができるし、カイくんは大人をグッと引き寄せられる。それも強みだなって思います。
カイ:超特急として届けたいメッセージはずっと変わっていなくて、4人が入ったことで厚みや深み、味わいが増したなって思ってもらえるのがベスト。なんか変わっちゃったな、っていうのは寂しくて、届けたいことは変わんないんだな、でも人数が増えたからパワーアップしたな!って思ってもらえるのがいいですね。
新アルバム、注目ポイントはどこですか?
リョウガ「初めてアルバムにイントロダクションがあります。歌がない!と驚かないで(笑)」
―最後に、新しいアルバムについ
―最後に、新しいアルバムについて、お話しを伺いたいです。今だから言える制作の裏話はありますか?
カイ:「宇宙ドライブ」もそうだったんですけれど、今回も衣装やビジュアル面の監修をさせていただいて。今回、スタイリストもヘアメークも普段とはまったく違う方、ある種の客観性を持ってくださる方にお願いしたんです。どうしても長く超特急をやっているので、僕も普段ご一緒する方も主観が入ってきちゃうんですよね。今回は、僕らを知らない方に固定観念なくどう見せるかを考えてもらいたくて。一回そこに委ねてみてから、僕の目線で微調整をしていく作業をしました。この人にはこういう魅力があったんだな、と気づきがあって、すごく楽しかったです。
アロハ:個人的になっちゃうんですけれど、髪を染めました。衣装がクールめだったので、もっとカッコよくしたいなと。寒色系がカッコいいイメージがあったので、青系の色を入れてみました。
リョウガ:これはガチの裏話で書けるかは分からないんですけれど(笑)、今回みんな身長を盛っています。
カイ:俺、183㎝くらい、あるもんね。
リョウガ:スラッとね。僕らってこういうことを今まであんまりやったことがなくて。新鮮なんじゃないかな。
―カイさんの提案ですか?
カイ:いや、僕ではなくて、単純にスタイリストさんのセンスです。
―今作「B9」のおすすめポイントを教えてください!
リョウガ:初めてアルバムにイントロダクションがあります。何これ、歌が入ってないじゃん!って、俺はなりました(笑)。
カイ:僕は「シャンディ」が好きですね。モチーフが美女と野獣なので、映画が見たくなっちゃいました。ディズニーランドのアトラクションにも乗りたいです!
アロハ:カッコいい系も可愛い系も、重めも明るめも、バラードだってあるし、幅広い楽曲が入っていて、幅広い人たちに観て、聴いてもらえると嬉しいですね。ドライブ中の選曲にこだわるタイプなんですけれど、ドライブにいいなーって曲も沢山あります!
#超特急#
9人体制になった超特急が語る! グループの新たな魅力とメンバーのトリセツ【カイ・リョーガ・アロハ編】
史上初メインダンサー&バックボーカルで活動する大人気グループ・超特急が、3月22日(水)にフルアルバム「B9」をリリース! 昨年オーディションを実施して新メンバー4人が加入し、9名体制としてはCLASSY.ONLINEに初登場。新体制となった超特急のメンバーが“NEW”をキーワードにクロストークします。本日は、カイさん&リョウガさん&アロハさんのチームが登場!
新メンバーと打ち解けるために、工夫したことは?
カイ「仲良くなるためのコツは、考えない方がいい気がします」
―3、4月は新しい環境に飛び込
左から:リョウガ、アロハ、カイ
―3、4月は新しい環境に飛び込む人が多いシーズン。“NEW”というキーワードでグループトークをお願いします。新メンバーが加入して9人体制になった訳ですが、すぐになじめましたか? 新しいメンバーと関わるなかで、工夫したことなどはありますか?
カイさん(以下カイ):コツ、ある? 「こうしたら仲良くなれるんじゃないか」っていう打算的な感じって、分かっちゃうと思うんだよね。逆に言うと、「打算で仲良くしようとされているな」っていうのに、気づかないといけない仕事だし。仲良くなるためのコツは、考えない方がいい気がします。
アロハさん(以下アロハ):人見知りの場合は、どうすればいいですか?
カイ:アロハが人見知り!?
リョウガさん(以下リョウガ):スケートボードに乗っている奴が、人見知りな訳がないだろう!
カイ:ひとつアドバイスするとしたら、「人って、いうほど他人のことを気にしていない」ってことかな。自分が思っているほど、初めて話しかけた人の印象って残らない。「初めまして、よろしくお願いします」程度で終わるから。だったら、積極的に話しかけた方がいいよね。僕の勝手な持論なんですけれど、人生に必要のない人は目の前から消えていくって思っていて。逆に普段関わる時間があまりなくても縁がある人はいるし、定期的なタイミングで会う人もいる。縁があったら残るし、なかったら消えていくだけかなって。
アロハ:一歩踏み出せるのがすごいですよね。
リョウガ:カイの考え、わかる気がする。最近、少しずつ考え方が変わってきていて。僕、コミュ障ではあるんですけれど、人間関係を作る上で暗い空気や印象にさせるよりは、楽しげにした方がいいと思うようになって。あえてふざけ気味に接したりすることが増えました。
9人体制となった超特急。新しく挑戦したいこと、教えてください!
アロハ「バラエティに挑戦したいけど、今はまだまだ勉強中」
―新体制になって、新しい個性が
―新体制になって、新しい個性が増えた超特急ですが、グループとして、もしくは個人として、新しく挑戦したいことはありますか?
カイ:グループで言うと、ライブでできることの幅が広がったのが大きいなと。以前のツアーでは、僕とリョウガで「LIBIDO」という曲をやったり、僕とタカシで「SURVIVOR」という曲をやったり、ユニットっぽいことをしていたんですけれど、9人だと尚更できることが増える。2人ずつでもいいし、ソロでやってもいいし。その間、他のメンバーはヘアやメークをキレイに直せる。プラスしかない。次のツアーは分からないですけれど、ゆくゆくはやっていきたいですね。ライブって、全員も観るけれど、やっぱり1番は推しを観るし、その人しか目に入らない人もいる訳じゃないですか。ソロとかユニットの時間があれば、推しじゃないメンバーを目にする時間が増えて、魅力に気づく機会も増える!
アロハ:個人的にはバラエティ番組に1人で出てみたい。体育系の番組とかも出たいです。とはいえ、まだ出れる状態にはなってないかな。今はまだこの2人が話の膨らませ方だったり、トークが上手なので、吸収している最中という感じ。今年の後半ぐらいにその機会があったらいいな、と思っています。
リョウガ:新体制になる前、ライブ制作についてメンバーが参加していて、カイが衣装やロゴを作ったり、ユーキがセトリや構成、演出を決めたり。ゆくゆくは新メンバーもライブ制作の何かに携わって、全員で作っていきたいなって思っています。今は何ができるのか、探っているというか。
アロハ:僕、照明できます!
カイ:お前はステージに出ろや(笑)!
メンバー同士、お互いのトリセツを教えてください!
リョウガ「カイは面倒見がいいタイプ。アロハは喋ってみるとギャップが大きい」
―お次は、お互いにメンバーのト
―お次は、お互いにメンバーのトリセツを教えてもらえますか? まずは、アロハさんの取り扱い説明書をお願いします。
カイ:世間でいう陽キャっぽい趣味、スケートボードとかウィンタースポーツ、サーフィンが得意なんですけれど、根っこは繊細で真面目、新メンバーの中で一番周りを見ているタイプだと思います。仕事にも真摯に向き合うタイプ。ただの明るい人じゃなくて、中身が伴っている人なので、喋ってみるとギャップが大きい人なんじゃないかな。
アロハ:ありがとうございます(照)。
リョウガ:印象としては、すごく曲がったことがキライで、筋を通すことを大事にしてそうだなーと。
―カイさんのトリセツはどうでしょう?
アロハ:カイくんは、ポケモンの話になると、ニコニコする。EBiDANという組織の最年長で、アタマを張っているクールな人だと思っていたので、ギャップがありましたね。
リョウガ:たしかにカイもアロハもポケモン好きだよね(笑)。僕からみたカイは、他のメンバーが伝えにくいこととかを率先して伝えてくれるイメージ。面倒見がいい。家族内でお兄ちゃんっていうのもあるし、EBiDANでも超特急でも最年長だからかな。
―次はリョウガさんのトリセツをお願いします。
カイ:新体制になったからなのか、年齢によるのかは分からないですけれど、よりリーダーらしくない部分がリーダーらしくなってきたな、と。周りを引っ張るタイプじゃないリーダーではあったんですけれど、それが板についてきた。結局、心の中で帰着するところはリョウガだし、なんだかんだみんながすごく頼りにしている。新メンバーが入ってからは、より精神的支柱になったなって感じます。リョウガは意外と話しやすいと思うので。リーダー然としていないところが、逆にリーダーらしくなってきた、と思います。
アロハ:リョウガさんはとにかくギャップがすごい。たとえば趣味ひとつとっても真逆なんですよ。陰と陽、インドアとアウトドア。同じグループとして活動する前は1つのことにのめり込む印象で、全然話さない人なのかなって思っていたんですけれど、ゲームの話になったときに「一緒にやろうよ。ゲーム内のフレンドになろうよ」と誘ってくれて。優しいし、ギャップがすごいなって思います。
新体制になって新たに見つけた超特急の魅力は?
カイ「届けたいメッセージがパワーアップした、と思ってもらえたらうれしい」
―新体制になって、新しく発見し
―新体制になって、新しく発見したグループの魅力はありますか?
リョウガ:分かりやすいことで言うと、ボーカルがタカシとシューヤの2人になって、歌声を聴くたびに声質が合うな、相性が合うなって、思います。
カイ:僕もそう思う!
アロハ:新メンバーのシューヤは、以前同じグループに所属していたこともあって、性格も音域も全部知っているんです。オーディション中はライバルでもあったんですけれど、シューヤが超特急に入ったらどうなるんだろうって興味がありました。タカシくんとシューヤは真逆なところがいいな、って思っています。あと、年齢層が若いメンバーが入ってきて、ハルからカイくんで10歳差があるので、幅広い層を魅了できるんじゃないかな。ハルだったら高校生っぽい雰囲気ができるし、カイくんは大人をグッと引き寄せられる。それも強みだなって思います。
カイ:超特急として届けたいメッセージはずっと変わっていなくて、4人が入ったことで厚みや深み、味わいが増したなって思ってもらえるのがベスト。なんか変わっちゃったな、っていうのは寂しくて、届けたいことは変わんないんだな、でも人数が増えたからパワーアップしたな!って思ってもらえるのがいいですね。
新アルバム、注目ポイントはどこですか?
リョウガ「初めてアルバムにイントロダクションがあります。歌がない!と驚かないで(笑)」
―最後に、新しいアルバムについ
―最後に、新しいアルバムについて、お話しを伺いたいです。今だから言える制作の裏話はありますか?
カイ:「宇宙ドライブ」もそうだったんですけれど、今回も衣装やビジュアル面の監修をさせていただいて。今回、スタイリストもヘアメークも普段とはまったく違う方、ある種の客観性を持ってくださる方にお願いしたんです。どうしても長く超特急をやっているので、僕も普段ご一緒する方も主観が入ってきちゃうんですよね。今回は、僕らを知らない方に固定観念なくどう見せるかを考えてもらいたくて。一回そこに委ねてみてから、僕の目線で微調整をしていく作業をしました。この人にはこういう魅力があったんだな、と気づきがあって、すごく楽しかったです。
アロハ:個人的になっちゃうんですけれど、髪を染めました。衣装がクールめだったので、もっとカッコよくしたいなと。寒色系がカッコいいイメージがあったので、青系の色を入れてみました。
リョウガ:これはガチの裏話で書けるかは分からないんですけれど(笑)、今回みんな身長を盛っています。
カイ:俺、183㎝くらい、あるもんね。
リョウガ:スラッとね。僕らってこういうことを今まであんまりやったことがなくて。新鮮なんじゃないかな。
―カイさんの提案ですか?
カイ:いや、僕ではなくて、単純にスタイリストさんのセンスです。
―今作「B9」のおすすめポイントを教えてください!
リョウガ:初めてアルバムにイントロダクションがあります。何これ、歌が入ってないじゃん!って、俺はなりました(笑)。
カイ:僕は「シャンディ」が好きですね。モチーフが美女と野獣なので、映画が見たくなっちゃいました。ディズニーランドのアトラクションにも乗りたいです!
アロハ:カッコいい系も可愛い系も、重めも明るめも、バラードだってあるし、幅広い楽曲が入っていて、幅広い人たちに観て、聴いてもらえると嬉しいですね。ドライブ中の選曲にこだわるタイプなんですけれど、ドライブにいいなーって曲も沢山あります!
#超特急#
ミラノ、石川祐希がMVPの活躍で最強ペルージャを再度撃破!勝負は第5戦へ!!
2023年4月3日
イタリア男子バレーボールリーグセリエA、石川祐希所属ミラノはペルージャとのプレーオフ準々決勝第4戦を現地時間4月2日(日)にホームで戦い、3-2(25-15, 19-25, 19-25, 28-26, 15-13)で勝利しました。
石川祐希はこの試合もスタメンで出場し、第5セット終盤に脚を負傷して離脱するもチーム2位の18得点の活躍で勝利に大きく貢献し、試合のMVPにも選ばれました。
第1セットスタメン
ミラノ
OH:メルガレホ(キューバ)、石川
MB:ロセル(アルゼンチン)、ピアノ(イタリア)
OP:パトリィ(フランス)
S:ポッロ(イタリア)
L:ペサレージ(イタリア)
ペルージャ
OH:レオン(ポーランド)、セメニウク(ポーランド)
MB:ソレ(アルゼンチン/イタリア)、ルッソ(イタリア)
OP:エレラ(キューバ)
S:ジャンネッリ(イタリア)
L:コラーチ(イタリア)/ピッチネッリ(イタリア)
※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ
この試合のスタッツはこちら
試合レポート
第1セット、序盤から石川のサーブからOPパトリィがスパイクを決めるなどしてミラノが連続得点をあげて6-2とリードします。
さらにOHメルガレホのスパイクやOPパトリィのサービスエースで連続ブレイクを決めて11-4とペルージャを突き放します。
その後もスパイクが決まらずミスが多いペルージャに対してSポッロの連続サービスエース、MBロセルのブロックなど終始ミラノが圧倒し、最後はOPパトリィがスパイクを決めて25-15でこのセットをミラノが取ります。
第2セット、先ほどとは打って変わってOHレオンをはじめペルージャのサイド攻撃が次々と決まりだし、またOPエレラのサービスエースなどで4-8とペルージャがリードします。
そこからMBソレのブロック、OHセメニウクのサービスエースなどで11-16とペルージャがさらに点差を広げます。
終盤にミラノもOH石川がOPエレラを1枚ブロックで止めるなど応戦して19-22としますが、最後はOPエレラのサーブとOHレオンのブロックにOH石川が続けてやられてしまい、19-25でペルージャがこのセットを取り返します。
第3セット、序盤ミラノがSポッロのサービスエースで3-1とするも、OHセメニウクのエースとOHレオンのスパイクでペルージャが5-6すぐさま逆転します。
さらにペルージャはOPエレラのスパイク、OHレオンのサービスエースで8-12とリードを広げます。
その後もペルージャがOHセメニウクのスパイク、MBルッソのブロックなどでじわじわとブレイクを取って14-21と点差を更に広げます。
終盤ミラノはOHメルガレホのサーブからエースを含む3連続ブレイクで18-21としますが、最後はOPエレラが強烈なサーブとスパイクで点数たたき出して19-25でこのセットもペルージャが取ります。
第4セット、序盤はお互いにサーブミスが続きサイドアウトの取り合いになりますが、OPパトリィがブロックとサービスエースでブレイクポイントを決めて12-10とミラノが先行します。
その後もお互いサイド攻撃を中心にサイドアウトを取り合う展開となり、ミラノが20-17とリードを保ったままセット終盤を迎えます。
しかしMBソレのブロックとOHセメニウクのサーブからのOHレオンのダイレクトスパイクでペルージャが21-21と同点に追いつきます。
それでもOH石川が巧みなアタックで連続でサイドアウト決めるなどして24-23とミラノが先にセットポイントを握りますが、そのOH石川にセンターラインを踏み越える反則が出てしまい24-24と試合はデュースに。
しかしミラノは直後のOHレオンのサーブをOHメルガレホのスパイクで1本で切ると、最後はOPパトリィとOH石川が渾身のスパイクを続けて決めて28-26でこのセットをミラノが取り切ります。
第5セット、開始早々にSポッロがサービスエースを決めてミラノが3-1と前に出ますが、直後にOHレオンが3連続サービスエースを決めるなどして3-6となり、ペルージャが一気に試合の主導権を奪います。
しかしその後ミラノはOHメルガレホが確実にサイドアウトを決め、粘りのラリーからOH石川のスパイクで2本のブレイクを決めて10-11と1点差まで迫ると、さらにOHレオンのスパイクミスで12-12と同点に追いつきます。
ただしこの直後、OPエレラの一度はセンターライン踏み越しの反則を取られたプレーがあり、それを避けようとしたOH石川が脚を負傷します。
チャレンジの結果踏み越しはなくこのプレーはノーカウントとなりますが、試合続行不可能となったOH石川は、OHエバディプールがすでにこのセットで起用されていたため違うポジションのMBヴィテッリと交代。
しかしこの嫌な雰囲気を断ち切るかのようにSポッロがサービスエースを決めて13-12とミラノが逆転します。
続くSポッロのサーブはミスとなりますが、直後のOHレオンのサーブをLペサレージが完璧にセッターに返球し、1本では決まらなかったもののOHセメニウクのスパイクに対してMBヴィテッリがブロックタッチを取り、直後に自らクイックを叩き込んで14-13とミラノがマッチポイントを握ります。
そして最後はOPエレラのスパイクをMBロセルが完璧なブロックでシャットアウトし、15-13でこのセットを取り切ったミラノが3-2でペルージャに勝利しました。
MVP:石川祐希(18得点(うちブロック2)、アタック決定率44%、サーブレシーブ成功率44%)
これでミラノは準々決勝の戦績を2勝2敗のタイとし、準決勝進出チームの決定は第5戦までもつれることになりました。
運命のプレーオフ準々決勝第5戦は現地時間4月10日(月)18:00(日本時間翌1:00)からアウェイのペルージャで行われます。
試合の感想など
この試合は現地にいましたが、本当にとんでもない試合を見ました。
現地で見た試合の中で過去一にすごい試合だったかもしれません、少なくとも3本の指に入る屈指の名試合だったことは間違いありません。
正直言うと、チームミラノのスクデット獲得(リーグ制覇)への旅は今日で終わるのではないかと思っていました。
ミラノに勝ってほしいと思ってはいるものの、客観的に考えるとペルージャが勝つ可能性が高いのは明らか。
会場や配信で戦況を見守っていた方々の中でも同じように思っていた人が多かったのではないでしょうか。
しかし彼らはそんな大方の予想を見事に裏切って、期待に応えてくれました。
まずはMVPの石川祐希。
3セット目まではメルガレホやパトリィの活躍の陰に隠れていた感がありましたが(ただしブロックを除く)、4セット目以降の逆転劇を支えたのは間違いなく石川でした。
4セット目の序盤のサーブでリードを作り、終盤は怒涛の連続スパイク。
おそらくセッターのポッロに「自分にトスを持ってこい」と伝えていたのでしょう、終盤はほとんどのボールが石川に託され、それを見事に次々と得点していきました。
23点目の相手ブロックをあざ笑うかのような巧みなフェイントには思わず声を上げてしまいましたし、途中24-23の場面では気持ちが前に出過ぎてかセンターラインを踏み越してしまいましたがそのミスにも引きずられず、次のセットポイントのときには鬼気迫る強烈なスパイクをコートに叩き込み、見事にセットを奪取。
この4セット目終盤のプレーを見ているときに、なんだか泣きそうになっている自分がいることに気が付きました。
普段はほとんど試合を見ながら涙を浮かべることはないですが、やっぱり前回の宮浦同様に、今シーズンは直になんども話を聞いてきたし、試合もありがたいことに近い位置から見ることができているので、細かい選手の表情とかまではっきり見えているからこそ、なんだろう、感情が揺さぶられやすくなっているのでしょう。
まだ4セット取ったあとで、これから5セット目が待っていると言うのに、なんだかすでに感傷に浸りそうになっていました。
もちろん5セット目もすごくて、レオンの連続サービスエースで絶望的な状況になってからも諦めずにプレーを続け、6点目のパイプ攻撃を決めたあたりから脚を痛めたような素振りを見せつつもプレーを続け、特に10点目のハイボール、普段ならああいう不利な場面では積極的にリバウンドを狙いにいくところを渾身の強打で決める。
かっこよすぎかよ。
だからこそ、その後エレラの危険なプレーで脚の状態が悪化し、コートを去らなければならなくなったときはもう一気に絶望に突き落とされたようでした。
同時にコッパイタリア準決勝の、石川が負傷退場後に逆転負けしてしまった試合がよみがえります。
しかもあの時はまだ3セット目でまだなんとか控えの選手どうにかできるかもというところでしたが、今回はもうあとがない5セット目で控えサイドのエバディプールはすでにパトリィと交代していたため、交代で入ったのはミドルのヴィテッリ。
サイドアウトになればミドルの少なくとも誰かひとりがサーブレシーブに入らなければいけない状況で、いくら12-12の同点とはいえかなり厳しかったです。
正直、ミラノの負けを覚悟しました。
しかし石川のいないコートで他の選手たちが奮起。
ポッロのサービスエースからはじまり、ペサレージのサーブレシーブ、ヴィテッリのブロックとクイック、そしてロセルのブロック。
こんなドラマチックな試合、残りの人生の中であといったい何回見ることができるでしょうか。
こんな素晴らしい試合に立ち会えたことに本当に感謝します。
結局試合後も石川はトレーナーさんの治療を受けていて、僕なんかが話しかけることはできませんでしたが、ペルージャに勝つためにはやはり彼の力が必要不可欠なので、来週月曜日にまた元気な姿が見られることを願います。
(こういうときでも話しかけられるような関係性を築けていたらよかったですが…)
次の最終戦も現地ペルージャで見守ることにしました。
ペルージャホームでペルージャはまだ負けがありませんが、伝説を見届けたいと思います。
Victoria#伊莎喀娃的新闻#
2023年4月3日
イタリア男子バレーボールリーグセリエA、石川祐希所属ミラノはペルージャとのプレーオフ準々決勝第4戦を現地時間4月2日(日)にホームで戦い、3-2(25-15, 19-25, 19-25, 28-26, 15-13)で勝利しました。
石川祐希はこの試合もスタメンで出場し、第5セット終盤に脚を負傷して離脱するもチーム2位の18得点の活躍で勝利に大きく貢献し、試合のMVPにも選ばれました。
第1セットスタメン
ミラノ
OH:メルガレホ(キューバ)、石川
MB:ロセル(アルゼンチン)、ピアノ(イタリア)
OP:パトリィ(フランス)
S:ポッロ(イタリア)
L:ペサレージ(イタリア)
ペルージャ
OH:レオン(ポーランド)、セメニウク(ポーランド)
MB:ソレ(アルゼンチン/イタリア)、ルッソ(イタリア)
OP:エレラ(キューバ)
S:ジャンネッリ(イタリア)
L:コラーチ(イタリア)/ピッチネッリ(イタリア)
※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ
この試合のスタッツはこちら
試合レポート
第1セット、序盤から石川のサーブからOPパトリィがスパイクを決めるなどしてミラノが連続得点をあげて6-2とリードします。
さらにOHメルガレホのスパイクやOPパトリィのサービスエースで連続ブレイクを決めて11-4とペルージャを突き放します。
その後もスパイクが決まらずミスが多いペルージャに対してSポッロの連続サービスエース、MBロセルのブロックなど終始ミラノが圧倒し、最後はOPパトリィがスパイクを決めて25-15でこのセットをミラノが取ります。
第2セット、先ほどとは打って変わってOHレオンをはじめペルージャのサイド攻撃が次々と決まりだし、またOPエレラのサービスエースなどで4-8とペルージャがリードします。
そこからMBソレのブロック、OHセメニウクのサービスエースなどで11-16とペルージャがさらに点差を広げます。
終盤にミラノもOH石川がOPエレラを1枚ブロックで止めるなど応戦して19-22としますが、最後はOPエレラのサーブとOHレオンのブロックにOH石川が続けてやられてしまい、19-25でペルージャがこのセットを取り返します。
第3セット、序盤ミラノがSポッロのサービスエースで3-1とするも、OHセメニウクのエースとOHレオンのスパイクでペルージャが5-6すぐさま逆転します。
さらにペルージャはOPエレラのスパイク、OHレオンのサービスエースで8-12とリードを広げます。
その後もペルージャがOHセメニウクのスパイク、MBルッソのブロックなどでじわじわとブレイクを取って14-21と点差を更に広げます。
終盤ミラノはOHメルガレホのサーブからエースを含む3連続ブレイクで18-21としますが、最後はOPエレラが強烈なサーブとスパイクで点数たたき出して19-25でこのセットもペルージャが取ります。
第4セット、序盤はお互いにサーブミスが続きサイドアウトの取り合いになりますが、OPパトリィがブロックとサービスエースでブレイクポイントを決めて12-10とミラノが先行します。
その後もお互いサイド攻撃を中心にサイドアウトを取り合う展開となり、ミラノが20-17とリードを保ったままセット終盤を迎えます。
しかしMBソレのブロックとOHセメニウクのサーブからのOHレオンのダイレクトスパイクでペルージャが21-21と同点に追いつきます。
それでもOH石川が巧みなアタックで連続でサイドアウト決めるなどして24-23とミラノが先にセットポイントを握りますが、そのOH石川にセンターラインを踏み越える反則が出てしまい24-24と試合はデュースに。
しかしミラノは直後のOHレオンのサーブをOHメルガレホのスパイクで1本で切ると、最後はOPパトリィとOH石川が渾身のスパイクを続けて決めて28-26でこのセットをミラノが取り切ります。
第5セット、開始早々にSポッロがサービスエースを決めてミラノが3-1と前に出ますが、直後にOHレオンが3連続サービスエースを決めるなどして3-6となり、ペルージャが一気に試合の主導権を奪います。
しかしその後ミラノはOHメルガレホが確実にサイドアウトを決め、粘りのラリーからOH石川のスパイクで2本のブレイクを決めて10-11と1点差まで迫ると、さらにOHレオンのスパイクミスで12-12と同点に追いつきます。
ただしこの直後、OPエレラの一度はセンターライン踏み越しの反則を取られたプレーがあり、それを避けようとしたOH石川が脚を負傷します。
チャレンジの結果踏み越しはなくこのプレーはノーカウントとなりますが、試合続行不可能となったOH石川は、OHエバディプールがすでにこのセットで起用されていたため違うポジションのMBヴィテッリと交代。
しかしこの嫌な雰囲気を断ち切るかのようにSポッロがサービスエースを決めて13-12とミラノが逆転します。
続くSポッロのサーブはミスとなりますが、直後のOHレオンのサーブをLペサレージが完璧にセッターに返球し、1本では決まらなかったもののOHセメニウクのスパイクに対してMBヴィテッリがブロックタッチを取り、直後に自らクイックを叩き込んで14-13とミラノがマッチポイントを握ります。
そして最後はOPエレラのスパイクをMBロセルが完璧なブロックでシャットアウトし、15-13でこのセットを取り切ったミラノが3-2でペルージャに勝利しました。
MVP:石川祐希(18得点(うちブロック2)、アタック決定率44%、サーブレシーブ成功率44%)
これでミラノは準々決勝の戦績を2勝2敗のタイとし、準決勝進出チームの決定は第5戦までもつれることになりました。
運命のプレーオフ準々決勝第5戦は現地時間4月10日(月)18:00(日本時間翌1:00)からアウェイのペルージャで行われます。
試合の感想など
この試合は現地にいましたが、本当にとんでもない試合を見ました。
現地で見た試合の中で過去一にすごい試合だったかもしれません、少なくとも3本の指に入る屈指の名試合だったことは間違いありません。
正直言うと、チームミラノのスクデット獲得(リーグ制覇)への旅は今日で終わるのではないかと思っていました。
ミラノに勝ってほしいと思ってはいるものの、客観的に考えるとペルージャが勝つ可能性が高いのは明らか。
会場や配信で戦況を見守っていた方々の中でも同じように思っていた人が多かったのではないでしょうか。
しかし彼らはそんな大方の予想を見事に裏切って、期待に応えてくれました。
まずはMVPの石川祐希。
3セット目まではメルガレホやパトリィの活躍の陰に隠れていた感がありましたが(ただしブロックを除く)、4セット目以降の逆転劇を支えたのは間違いなく石川でした。
4セット目の序盤のサーブでリードを作り、終盤は怒涛の連続スパイク。
おそらくセッターのポッロに「自分にトスを持ってこい」と伝えていたのでしょう、終盤はほとんどのボールが石川に託され、それを見事に次々と得点していきました。
23点目の相手ブロックをあざ笑うかのような巧みなフェイントには思わず声を上げてしまいましたし、途中24-23の場面では気持ちが前に出過ぎてかセンターラインを踏み越してしまいましたがそのミスにも引きずられず、次のセットポイントのときには鬼気迫る強烈なスパイクをコートに叩き込み、見事にセットを奪取。
この4セット目終盤のプレーを見ているときに、なんだか泣きそうになっている自分がいることに気が付きました。
普段はほとんど試合を見ながら涙を浮かべることはないですが、やっぱり前回の宮浦同様に、今シーズンは直になんども話を聞いてきたし、試合もありがたいことに近い位置から見ることができているので、細かい選手の表情とかまではっきり見えているからこそ、なんだろう、感情が揺さぶられやすくなっているのでしょう。
まだ4セット取ったあとで、これから5セット目が待っていると言うのに、なんだかすでに感傷に浸りそうになっていました。
もちろん5セット目もすごくて、レオンの連続サービスエースで絶望的な状況になってからも諦めずにプレーを続け、6点目のパイプ攻撃を決めたあたりから脚を痛めたような素振りを見せつつもプレーを続け、特に10点目のハイボール、普段ならああいう不利な場面では積極的にリバウンドを狙いにいくところを渾身の強打で決める。
かっこよすぎかよ。
だからこそ、その後エレラの危険なプレーで脚の状態が悪化し、コートを去らなければならなくなったときはもう一気に絶望に突き落とされたようでした。
同時にコッパイタリア準決勝の、石川が負傷退場後に逆転負けしてしまった試合がよみがえります。
しかもあの時はまだ3セット目でまだなんとか控えの選手どうにかできるかもというところでしたが、今回はもうあとがない5セット目で控えサイドのエバディプールはすでにパトリィと交代していたため、交代で入ったのはミドルのヴィテッリ。
サイドアウトになればミドルの少なくとも誰かひとりがサーブレシーブに入らなければいけない状況で、いくら12-12の同点とはいえかなり厳しかったです。
正直、ミラノの負けを覚悟しました。
しかし石川のいないコートで他の選手たちが奮起。
ポッロのサービスエースからはじまり、ペサレージのサーブレシーブ、ヴィテッリのブロックとクイック、そしてロセルのブロック。
こんなドラマチックな試合、残りの人生の中であといったい何回見ることができるでしょうか。
こんな素晴らしい試合に立ち会えたことに本当に感謝します。
結局試合後も石川はトレーナーさんの治療を受けていて、僕なんかが話しかけることはできませんでしたが、ペルージャに勝つためにはやはり彼の力が必要不可欠なので、来週月曜日にまた元気な姿が見られることを願います。
(こういうときでも話しかけられるような関係性を築けていたらよかったですが…)
次の最終戦も現地ペルージャで見守ることにしました。
ペルージャホームでペルージャはまだ負けがありませんが、伝説を見届けたいと思います。
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