軟式野球 全国２冠報告　星稜中 高岡の専徒さん中島さん

　八月の全日本少年軟式野球大会と九月の全日本少年春季軟式野球大会で全国制覇の二冠を達成した星稜中学校（金沢市）野球部で活躍した高岡市の三年生二選手が市役所を訪れ、角田悠紀市長に優勝を報告した。

　二選手は副主将で外野手兼投手の専徒大和（せんとやまと）さん（中田小学校出身）と内野手の中島幹大（かんた）さん（野村小学校出身）。父の専徒英一さん、中島大悟さんが同席した。

　長崎県で行われた全日本少年の決勝戦は滋賀県のチームに１対０で競り勝ち、静岡県で行われた全日本少年春季では栃木県のチームに３対０で完勝した。

　専徒さんは「苦しい試合もあったが、チーム一丸となって全員野球で二冠という最高の結果を残せた。高校でも甲子園優勝を目指したい」、中島さんは「一試合一試合みんなでやりきった。一年生の時にけがで半年間できなかった時もあったが、最高の仲間と最高の景色を見ることができて良かった」と喜びを語った。

　二人は実家から通学。あいの風とやま鉄道越中大門駅から行き帰りを共にして部活動に励んできた。角田市長は「コロナ禍の厳しい状況を乗り越えた二冠達成に未来の力を感じられてうれしく思います。この一年を励みに次のステージでも輝いてほしい」とたたえた。

信じてるよ

2軍調整中の巨人中田翔内野手（32）が12日の阪神戦（東京ドーム）から1軍に再昇格することが11日、内定した。この日に出場選手登録を抹消された北村拓己内野手（26）に代わって合流する予定。

中田は8月に日本ハムから巨人に加入したが打率1割5分、1本塁打と不振で、9月11日に2軍降格。同21日の昇格後も打率8分3厘、1本塁打と振るわず、1日に2度目の抹消となっていた。

中田翔 選手 ：自打球没事[抱一抱]
「チームの足を引っ張ってしまっていたので。自分らしく打席に立てるように努力していきたい。（自打球は）全然、大丈夫です。長嶋さんもそうですし、阿部２軍監督もそうですけど、本当にいろんなアドバイス、色んなことを勉強させてもらった。今日も教えていただいたこと、手の使い方だったりを意識しながら打席に立ちました。結果として出た上に、チームが勝てたのはすごくよかったなと、今は安心しています」