说到一心一意会想到的角色排行 新蘭上榜
对小蘭的评论:
「突然いなくなった新一を待ち続けているのが一途過ぎる! これまでのEDアニメでも蘭の切ない様子が数多く描かれてきました……」や「新一が帰ってくる日を信じている美しい愛に胸キュン!」、「蘭ちゃんじゃなかったら愛想を尽かして捨てちゃっているかも(笑)」と幼馴染に想いを寄せるヒロインが今年もランクインしました。
对新一的评论:
「4歳のときに一目惚れしてから蘭ちゃんだけを思い続けているから」や「10年以上蘭ちゃんを想い続ける一途さが素敵! ただの推理オタクかと思ったら真面目に恋しているのが尊い!!」、「体が小さくなっても蘭ちゃんを守り、ホームズに憧れる気持ちも忘れていないから」と幼馴染にも探偵業にも一途な姿勢が支持されています。
1位 乙骨憂太 『呪術廻戦』
2位 毛利蘭 『名探偵コナン』
3位 工藤新一 『名探偵コナン』
4位 ラム 『うる星やつら』
5位 日向ヒナタ 『NARUTO -ナルト-』
6位 芥川龍之介 『文豪ストレイドッグス』
7位 ミカサ・アッカーマン 『進撃の巨人』
8位 ナルシソ・アナスイ 『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』
8位 レム 『Re:ゼロから始める異世界生活』
10位 松野千冬 『東京リベンジャーズ』
11位 碓氷真澄 『A3!』
12位 樋口一葉 『文豪ストレイドッグス』
13位 暁美ほむら 『魔法少女まどか☆マギカ』
13位 祈本里香 『呪術廻戦』
13位 ベラルーシ 『ヘタリア Axis Powers』
16位 田中龍之介 『ハイキュー!!』
17位 伊黒小芭内 『鬼滅の刃』
17位 影山飛雄 『ハイキュー!!』
17位 近藤勲 『銀魂』
17位 猿飛あやめ 『銀魂』
17位 中野三玖 『五等分の花嫁』
17位 花垣武道 『東京リベンジャーズ』
17位 へし切長谷部 『刀剣乱舞ONLINE』
17位 八乙女楽 『アイドリッシュセブン』
17位 藍忘機 『魔道祖師』
对小蘭的评论:
「突然いなくなった新一を待ち続けているのが一途過ぎる! これまでのEDアニメでも蘭の切ない様子が数多く描かれてきました……」や「新一が帰ってくる日を信じている美しい愛に胸キュン!」、「蘭ちゃんじゃなかったら愛想を尽かして捨てちゃっているかも(笑)」と幼馴染に想いを寄せるヒロインが今年もランクインしました。
对新一的评论:
「4歳のときに一目惚れしてから蘭ちゃんだけを思い続けているから」や「10年以上蘭ちゃんを想い続ける一途さが素敵! ただの推理オタクかと思ったら真面目に恋しているのが尊い!!」、「体が小さくなっても蘭ちゃんを守り、ホームズに憧れる気持ちも忘れていないから」と幼馴染にも探偵業にも一途な姿勢が支持されています。
1位 乙骨憂太 『呪術廻戦』
2位 毛利蘭 『名探偵コナン』
3位 工藤新一 『名探偵コナン』
4位 ラム 『うる星やつら』
5位 日向ヒナタ 『NARUTO -ナルト-』
6位 芥川龍之介 『文豪ストレイドッグス』
7位 ミカサ・アッカーマン 『進撃の巨人』
8位 ナルシソ・アナスイ 『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』
8位 レム 『Re:ゼロから始める異世界生活』
10位 松野千冬 『東京リベンジャーズ』
11位 碓氷真澄 『A3!』
12位 樋口一葉 『文豪ストレイドッグス』
13位 暁美ほむら 『魔法少女まどか☆マギカ』
13位 祈本里香 『呪術廻戦』
13位 ベラルーシ 『ヘタリア Axis Powers』
16位 田中龍之介 『ハイキュー!!』
17位 伊黒小芭内 『鬼滅の刃』
17位 影山飛雄 『ハイキュー!!』
17位 近藤勲 『銀魂』
17位 猿飛あやめ 『銀魂』
17位 中野三玖 『五等分の花嫁』
17位 花垣武道 『東京リベンジャーズ』
17位 へし切長谷部 『刀剣乱舞ONLINE』
17位 八乙女楽 『アイドリッシュセブン』
17位 藍忘機 『魔道祖師』
BARFOUT:
37歳の若さで亡くなってしまった宮沢賢治には、彼を全力で支える父と、温かく見守る母と、応援し続けてくれた妹と、彼を慕う弟妹がいた。そんな宮沢家を描いた映画『 銀河鉄道の父 』は、どこを切っても「泣いて笑って」の素晴らしい作品でした。5/5から公開の本作について 菅田将暉 さんにお話をお伺いしています。
こんなことも語ってくださいました。
「20代前半までは結果が欲しいじゃないですか。それこそアンカーだったら、1番でゴールしたいわけじゃないですか。だけど今はそうじゃないし、1番でゴールすることが大事ではなくなっている。もちろん目指すんだけど、でもそれ以上に、アンカーの表現で言うと、全力でやるのが大事だし、1番にどうしてもなりたいからと言って横の奴を転ばせてまで行きたいわけではない。それが気持ちいいゴールだなんて思わないですから」
短時間ながら、菅田さんへのインタビューは本質の話ばかりなのでいつも濃いです。掲載は5月号(4/19売り) バァフアウト! (堂前)
#菅田将晖# #银河铁道の父#
37歳の若さで亡くなってしまった宮沢賢治には、彼を全力で支える父と、温かく見守る母と、応援し続けてくれた妹と、彼を慕う弟妹がいた。そんな宮沢家を描いた映画『 銀河鉄道の父 』は、どこを切っても「泣いて笑って」の素晴らしい作品でした。5/5から公開の本作について 菅田将暉 さんにお話をお伺いしています。
こんなことも語ってくださいました。
「20代前半までは結果が欲しいじゃないですか。それこそアンカーだったら、1番でゴールしたいわけじゃないですか。だけど今はそうじゃないし、1番でゴールすることが大事ではなくなっている。もちろん目指すんだけど、でもそれ以上に、アンカーの表現で言うと、全力でやるのが大事だし、1番にどうしてもなりたいからと言って横の奴を転ばせてまで行きたいわけではない。それが気持ちいいゴールだなんて思わないですから」
短時間ながら、菅田さんへのインタビューは本質の話ばかりなのでいつも濃いです。掲載は5月号(4/19売り) バァフアウト! (堂前)
#菅田将晖# #银河铁道の父#
萩原利久 × 八木勇征【全文公開】
“ひらきよ”を地で行く仲のよさ!
難役を通して育んだ、信頼と固い友情
CULTURE
2時間前
“ぼっち”と“人気者”という、まったく境遇の違うふたりが恋に落ちる人気シリーズの『劇場版 美しい彼~eternal~』でW主演を務めたふたり。難役を通して育んだ、確かな信頼と固い友情――。
凪良ゆうの人気小説を2シーズンにわたってドラマ化してきた『美しい彼』は、日本はもちろん中国や韓国をはじめとした海外でも人気を博した話題作。4月に『劇場版 美しい彼~eternal~』の公開を控えるなか、平良一成を演じた萩原利久さんのもとにも、その反響は届いていたよう。
「作品として純粋に評価してくださった方が多い印象でした。文化や言葉が違っていても、ふたりの物語にたくさんの人が共感してくれたことは嬉しかったです」(萩原さん)
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劇場版で加速する 個性的な二つのキャラ
すべての写真を見る
幼いころから周囲に馴染めない孤独な“ぼっち”の平良と、学校のカースト頂点に君臨する圧倒的カリスマの清居奏。交わるはずのない対照的なふたりは、高校で同じクラスになったことから急接近し、もどかしくも甘酸っぱい恋模様を繰り広げていく。タイトルの『美しい彼』とは平良から見た清居のこと。ひと目見た瞬間からその美しさに圧倒された平良は、清居にのめり込んでいく。
「タイトルを背負うという、あまりにも大きなハードルを提示されているのに、こんなに違和感なく、文句を言わせない説得力で演じ切れたのはすごいよね」(萩原さん)
そう絶賛する萩原さんに対し、清居を演じた八木勇征さんは、嬉しそうに照れ笑い。FANTASTICSのメンバーとして活動している八木さんにとって、初めての主演作となる。
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「お話をいただいたときは『ぜひぜひお願いします!』という感じ。どんな作品であっても答えは『YES』でした。酒井(麻衣)監督からは事前に映画『ブロークバック・マウンテン』を観てほしいと言われていたので、準備段階からいろんなことを吸収して役を作り上げました」(八木さん)
萩原利久 × 八木勇征【全文公開】
“ひらきよ”を地で行く仲のよさ!
難役を通して育んだ、信頼と固い友情
CULTURE
2時間前
裏テーマは、いかにかわいらしく見せられるか
シャツ 36,300円/エルイージェイ、パンツ 42,900円/セラー ドアー、シューズ 25,300円/アーロン(すべてユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)
すべての写真を見る
男性同士のラブストーリーを演じるのは、子役から活動をし、多くの役柄を演じてきた萩原さんにとっても初めてのこと。
「平良というキャラクターをしっかり考えた上で『やってみたい』と思えたんです。どういう表現をしてどういう画になるのか、考える時間をたっぷりいただいてから決断するステップを踏めたことは、ありがたかったです」(萩原さん)
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高校での出会いを経て大学4年生になった平良と、芸能事務所に所属し俳優としての道を歩み始めた清居。劇場版では、一軒家で同棲生活を始めたふたりの幸せな日常が描かれていく。と同時に、恋人になったにもかかわらず、清居のグッズをこっそり溜め込んだり、怪しさ満点の変装で出待ちをして、他のファンから“不審くん”というあだ名をつけられるなど、平良の清居への狂信ぶりはドライブ感を増していく。
「平良になるときに意識していた裏テーマは、かわいらしく見せることでした。真面目にやりすぎると“キモい”の域に行ってやばい人だと思われてしまう(笑)。そこを“キモかわいい”にしないと、観ている方に受け入れてもらえないし、ふたりを好きになってもらえないと思ったんです」(萩原さん)
ただし、その微妙なラインを探るのは至難の業だったよう。
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「コミカルな部分を出しつつ、ファンタジーに見えるようにも意識しました。あとは素直なところ。清居に対する平良の想いには下心がないんです。生々しくないよう濁らない素直さを意識しました」(萩原さん)
ニット 151,800円、パンツ 400,400円、シューズ 118,000円/すべてマルニ(マルニ ジャパン クライアントサービス)
この物語の面白さは、平良の一方的な恋心を描くのではなく、清居の視点から見た平良への想いも丁寧に紡がれていくこと。クールで美しく、俺様な態度の清居の内面が、実は乙女のように繊細なことが次々と明かされていく。そして対等な恋人関係を望む清居の願い虚しく、神を崇めるかのように接する平良との関係は、想いが強くなるほどすれ違ってしまう。
「平良に比べたら、清居は人間としてまともだと思うんですけど、実は究極のツンデレだからどっちもどっち。素直になりきれないのが彼のかわいらしさでもあるので、そこは意識して演じました。平良は自分を絶対に曲げることがないので、結局は清居が寄り添う形になります。ヒロインは完全に、僕が演じた清居なんです(笑)」(八木さん)
お互いを「利久」、「勇征」と呼び合うふたりは2歳違い。萩原さんが「自分が年下だってこと忘れてた。だいぶ失礼だね」と言うと、すかさず「そんなことないよ」と八木さんがフォロー。演じた“ひらきよ”を地で行く仲のよさだ。
「利久に対して『お兄ちゃんでいなきゃ』と思わなかったし、僕が作品の中で清居でいられたのは完全に利久のおかげです。お芝居においては大先輩だし、いつだって引っ張ってくれていました」(八木さん)
シーズン1が放送されたときには、なんとふたりきりで鑑賞会をしたというエピソードも。
「撮影中から一緒にごはんに行きたいねと話していたので、お酒を飲みながら1話を観たんです。その店はカラオケもできたのですが、利久はスタンドマイクを使って大好きな玉置浩二さんを熱唱したりして(笑)。最高でした!」(八木さん)
ふたりが恋よりも盲目になるものは?
「確かにこの3本柱は僕にとっての清居ですね。今日も朝5時からマンチェスター・シティの試合を見てきたんですけど、負けてしまったのでだいぶ落ち込みました」(萩原さん)
しょんぼりする姿を見て、「やばい、アゲてこアゲてこ!」と盛り上げる八木さん。実は彼にも、萩原さんと同じように熱中している趣味がある。
「仕事終わりに行くサウナのことを考えると、なんでも頑張れるんです。サウナ後に水風呂に入ってから外気浴をするのですが、本当にすべてのことがどうでもよくなるし、整っている隣の人を見るだけでも幸せな気持ちになれる。サウナはきっと、世界平和に繋がると思います。これ、本当です。僕の場合サウナ後のごはんまでがワンセット。コッテリ系ラーメンでもいいし、サウナの聖地“北欧”のカレーも食べたいなあ」(八木さん)
ひとしきり熱弁すると、ハッと我に返って「喋りすぎた」と苦笑い。「いつか利久も連れて行きたい」と言われた萩原さんも「おー! ごはん込みで行こう!」とノリノリだった。作品の世界線を軽やかに飛び越え、リアルに友達として絆を深め合ったふたり。その事実だけで、作品を愛するファンにとっての“世界平和”は、いとも簡単に実現されたはずだ。
萩原利久(はぎわら・りく)
1999年2月28日生まれ、埼玉県出身。ドラマ『3年A組-今から皆さんは人質です-』連続テレビ小説『エール』映画『花束みたいな恋をした』などに出演。映画『おとななじみ』が5月12日に公開予定。1st写真集『R』が発売したばかり。
八木勇征(やぎ・ゆうせい)
1997年5月6日生まれ、東京都出身。2017年にFANTASTICSのメンバーにボーカルとして加入。ドラマ『ばかやろうのキス』、『沼る。港区女子高生』、舞台『脳内ポイズンベリー』映画『HiGH&LOW THE WORST X』『イチケイのカラス』に出演。
“ひらきよ”を地で行く仲のよさ!
難役を通して育んだ、信頼と固い友情
CULTURE
2時間前
“ぼっち”と“人気者”という、まったく境遇の違うふたりが恋に落ちる人気シリーズの『劇場版 美しい彼~eternal~』でW主演を務めたふたり。難役を通して育んだ、確かな信頼と固い友情――。
凪良ゆうの人気小説を2シーズンにわたってドラマ化してきた『美しい彼』は、日本はもちろん中国や韓国をはじめとした海外でも人気を博した話題作。4月に『劇場版 美しい彼~eternal~』の公開を控えるなか、平良一成を演じた萩原利久さんのもとにも、その反響は届いていたよう。
「作品として純粋に評価してくださった方が多い印象でした。文化や言葉が違っていても、ふたりの物語にたくさんの人が共感してくれたことは嬉しかったです」(萩原さん)
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劇場版で加速する 個性的な二つのキャラ
すべての写真を見る
幼いころから周囲に馴染めない孤独な“ぼっち”の平良と、学校のカースト頂点に君臨する圧倒的カリスマの清居奏。交わるはずのない対照的なふたりは、高校で同じクラスになったことから急接近し、もどかしくも甘酸っぱい恋模様を繰り広げていく。タイトルの『美しい彼』とは平良から見た清居のこと。ひと目見た瞬間からその美しさに圧倒された平良は、清居にのめり込んでいく。
「タイトルを背負うという、あまりにも大きなハードルを提示されているのに、こんなに違和感なく、文句を言わせない説得力で演じ切れたのはすごいよね」(萩原さん)
そう絶賛する萩原さんに対し、清居を演じた八木勇征さんは、嬉しそうに照れ笑い。FANTASTICSのメンバーとして活動している八木さんにとって、初めての主演作となる。
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「お話をいただいたときは『ぜひぜひお願いします!』という感じ。どんな作品であっても答えは『YES』でした。酒井(麻衣)監督からは事前に映画『ブロークバック・マウンテン』を観てほしいと言われていたので、準備段階からいろんなことを吸収して役を作り上げました」(八木さん)
萩原利久 × 八木勇征【全文公開】
“ひらきよ”を地で行く仲のよさ!
難役を通して育んだ、信頼と固い友情
CULTURE
2時間前
裏テーマは、いかにかわいらしく見せられるか
シャツ 36,300円/エルイージェイ、パンツ 42,900円/セラー ドアー、シューズ 25,300円/アーロン(すべてユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)
すべての写真を見る
男性同士のラブストーリーを演じるのは、子役から活動をし、多くの役柄を演じてきた萩原さんにとっても初めてのこと。
「平良というキャラクターをしっかり考えた上で『やってみたい』と思えたんです。どういう表現をしてどういう画になるのか、考える時間をたっぷりいただいてから決断するステップを踏めたことは、ありがたかったです」(萩原さん)
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「平良になるときに意識していた裏テーマは、かわいらしく見せることでした。真面目にやりすぎると“キモい”の域に行ってやばい人だと思われてしまう(笑)。そこを“キモかわいい”にしないと、観ている方に受け入れてもらえないし、ふたりを好きになってもらえないと思ったんです」(萩原さん)
ただし、その微妙なラインを探るのは至難の業だったよう。
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「コミカルな部分を出しつつ、ファンタジーに見えるようにも意識しました。あとは素直なところ。清居に対する平良の想いには下心がないんです。生々しくないよう濁らない素直さを意識しました」(萩原さん)
ニット 151,800円、パンツ 400,400円、シューズ 118,000円/すべてマルニ(マルニ ジャパン クライアントサービス)
この物語の面白さは、平良の一方的な恋心を描くのではなく、清居の視点から見た平良への想いも丁寧に紡がれていくこと。クールで美しく、俺様な態度の清居の内面が、実は乙女のように繊細なことが次々と明かされていく。そして対等な恋人関係を望む清居の願い虚しく、神を崇めるかのように接する平良との関係は、想いが強くなるほどすれ違ってしまう。
「平良に比べたら、清居は人間としてまともだと思うんですけど、実は究極のツンデレだからどっちもどっち。素直になりきれないのが彼のかわいらしさでもあるので、そこは意識して演じました。平良は自分を絶対に曲げることがないので、結局は清居が寄り添う形になります。ヒロインは完全に、僕が演じた清居なんです(笑)」(八木さん)
お互いを「利久」、「勇征」と呼び合うふたりは2歳違い。萩原さんが「自分が年下だってこと忘れてた。だいぶ失礼だね」と言うと、すかさず「そんなことないよ」と八木さんがフォロー。演じた“ひらきよ”を地で行く仲のよさだ。
「利久に対して『お兄ちゃんでいなきゃ』と思わなかったし、僕が作品の中で清居でいられたのは完全に利久のおかげです。お芝居においては大先輩だし、いつだって引っ張ってくれていました」(八木さん)
シーズン1が放送されたときには、なんとふたりきりで鑑賞会をしたというエピソードも。
「撮影中から一緒にごはんに行きたいねと話していたので、お酒を飲みながら1話を観たんです。その店はカラオケもできたのですが、利久はスタンドマイクを使って大好きな玉置浩二さんを熱唱したりして(笑)。最高でした!」(八木さん)
ふたりが恋よりも盲目になるものは?
「確かにこの3本柱は僕にとっての清居ですね。今日も朝5時からマンチェスター・シティの試合を見てきたんですけど、負けてしまったのでだいぶ落ち込みました」(萩原さん)
しょんぼりする姿を見て、「やばい、アゲてこアゲてこ!」と盛り上げる八木さん。実は彼にも、萩原さんと同じように熱中している趣味がある。
「仕事終わりに行くサウナのことを考えると、なんでも頑張れるんです。サウナ後に水風呂に入ってから外気浴をするのですが、本当にすべてのことがどうでもよくなるし、整っている隣の人を見るだけでも幸せな気持ちになれる。サウナはきっと、世界平和に繋がると思います。これ、本当です。僕の場合サウナ後のごはんまでがワンセット。コッテリ系ラーメンでもいいし、サウナの聖地“北欧”のカレーも食べたいなあ」(八木さん)
ひとしきり熱弁すると、ハッと我に返って「喋りすぎた」と苦笑い。「いつか利久も連れて行きたい」と言われた萩原さんも「おー! ごはん込みで行こう!」とノリノリだった。作品の世界線を軽やかに飛び越え、リアルに友達として絆を深め合ったふたり。その事実だけで、作品を愛するファンにとっての“世界平和”は、いとも簡単に実現されたはずだ。
萩原利久(はぎわら・りく)
1999年2月28日生まれ、埼玉県出身。ドラマ『3年A組-今から皆さんは人質です-』連続テレビ小説『エール』映画『花束みたいな恋をした』などに出演。映画『おとななじみ』が5月12日に公開予定。1st写真集『R』が発売したばかり。
八木勇征(やぎ・ゆうせい)
1997年5月6日生まれ、東京都出身。2017年にFANTASTICSのメンバーにボーカルとして加入。ドラマ『ばかやろうのキス』、『沼る。港区女子高生』、舞台『脳内ポイズンベリー』映画『HiGH&LOW THE WORST X』『イチケイのカラス』に出演。
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