齋藤飛鳥、乃木坂46・遠藤さくらからもらった思い出に残る誕生日プレゼント「なかなか使えなくて、取ってある」
10/24(火) 6:30配信
■衝撃的な展開の映像化は「想像することがすごく楽しかった」
2017年よりヤングマガジンにて連載中の漫画『マイホームヒーロー』がドラマ化し、10月24日よりMBS/TBSほかにて放送を開始する。平凡なサラリーマンが愛する一人娘の彼氏を殺害し、その死体を隠蔽するという衝撃的な展開で話題を呼んだ本作に、佐々木蔵之介演じる鳥栖哲雄の一人娘・鳥栖零花役で出演するのが、元乃木坂46の齋藤飛鳥だ。グループを卒業し、家族のことを考える時間が増えていたという彼女に、本作への思いやファンを意識した今後の展望を語ってもらった。
【写真】オトナっぽさとかわいらしさが共存! 齋藤飛鳥、撮り下ろしショット
――本作への出演が決まった時の思いを聞かせてください。
齋藤:このお話を頂いた時、ちょうど別のスタッフさんが通りかかって「その話が来てるなら、絶対やった方がいいよ!」と言われたんです。原作の漫画はすごく人気で、スタッフさんの中にもハマっている方が多いとお聞きして、そんな人気の作品からお話を頂けたことは光栄だなと思いました。私もそこから原作をしっかりと読み込んで、私の好きな感じの作品だったのでうれしかったです。原作がとにかく面白いんですが「これをどうやって映像にするんだろう」と思って、よりワクワクしました。想像することがすごく楽しかったです。
――零花を演じる上で大切にしたことはなんですか。
齋藤:零花ちゃんは、ちょっと生意気で抜けているところもある普通の大学生で、かわいらしく愛くるしい女の子です。この作品はサスペンスやミステリーなどの要素もありますが、どんなシーンも根底には必ず愛があると思うんです。零花ちゃんは両親の愛をすごくたくさん受けて育っている女の子なので、愛されていることも、家族を愛していることも忘れないよう意識しました。
■一流俳優との共演「テキパキと進んでいきながらも、終始和やか」
――共演者の方々の印象はいかがでしたか。
齋藤:皆さん本当に一流の方たちばかりだったので、現場はテキパキと進んでいきながらも、終始和やかな空気でした。佐々木蔵之介さんとは初めてご一緒したんですが、事前に私のことを調べてきてくださっていたようで、私に寄り添ってたくさん会話をしてくださったので、すごくうれしかったです。母親役の木村多江さんも最初から私のことを「飛鳥、飛鳥」とかわいがってくださって、「私の娘はすごいのよ」とスタッフさんに言ってくださっていたりもして(笑)。距離感近く接してくださったので、私からも母親のように思えて、スッと役に入れました。
――難しかったシーンなどはありますか。
齋藤:重たいシーンもありますが、零花ちゃんが出てくる場面はほっこりと笑えるようなシーンになると思うので、空気を軽くしたいなと自分では思っていました。私はそこまでたくさんお芝居をやってきたというわけでもないので、間合いやテンポを蔵之介さんや監督に細かく教えていただきながら、楽しく参加させていただきました。
■乃木坂46卒業後は「不思議と家族のことを考えることが増えた」
――今作を通して、家族という存在について思ったことがあれば聞かせてください。
齋藤:私はグループを卒業してから環境が大きく変化して、不思議と家族のことを考えることが増えていました。この作品の中でもそうですが、現実もいつどうなってしまうかって分からないですよね。だから、零花ちゃんがお父さんに誕生日プレゼントをあげていたように、私も記念日にはアクションを起こしたいなと思いました。
――零花と齋藤さんには、なにか共通点はありますか。
齋藤:気分屋なところですかね(笑)。零花ちゃんって、自分の気分を優先して生きている子な気がするんです。お父さんの帰りが遅くて「もう先にご飯食べようよ」とお母さんに文句を言っていたりして、私もそんな感じだなと思いました(笑)。あまり待つのは好きじゃないし、セリフの一つ一つが私もよく言うような言葉だった気がします。ただ、皆さんの知っている齋藤飛鳥は零花ちゃんのように愛くるしくないと思うので、愛くるしいと思っていただけるように頑張ります(笑)。
■乃木坂46・遠藤さくらからの誕生日プレゼント「なかなか使えなくて、取ってある」
――今作は佐々木さん演じる哲雄の誕生日に物語が始まりますが、齋藤さん自身がこれまでに印象的だった誕生日を教えてください。
齋藤:私は誕生日が8月で、学生時代は夏休みだったので誰からも祝ってもらえなくて寂しい思いをしていたんです。でもグループに入ってからは夏にツアーがあって、何度かあった誕生日当日の公演で、大きなケーキを出してもらったり、会場の皆さんがバースデーソングを歌ってくれたりしたことが、今となっては二度とできない貴重な経験だなと思います。あんなに大きなハッピーバースデーの歌は聞いたことないです(笑)。
――これまでの誕生日にもらったもので思い出に残っているものはありますか。
齋藤:本当にいろんなものを頂いてきたので、うれしかったものはたくさんあります。その中でもかわいいなと思ったのは、22歳くらいの誕生日に遠藤さくらちゃんが図書カードをくれたんです。大人になってから図書カードをもらうことってあまりないんですけど、「実用的なものをあげよう」とたくさん考えたんだろうなとすごくかわいくて(笑)。使わないものをあげたら本当にいらないと言われると思ったんでしょうね。なかなか使えなくて、取ってあるんです。
――(笑)。最後に、今後の活動の展望を聞かせてください。
齋藤:ジャンルにこだわりはないんです。お芝居も機会があればまたやりたいと思いますが、私がやる理由があるもの、私に名指しでオファーを頂くようなものには、できるだけ期待にお応えできればなという思いがあります。また、これからもファンの方にも喜んでもらえるよう、“私らしさ”を出せるような環境も作っていけたらいいなと考えています。
(取材・文・写真:山田健史)
ドラマイズム『マイホームヒーロー』は、10月24日よりMBSにて毎週火曜24時59分、TBSにて毎週火曜25時28分放送。全国29局で放送決定。劇場版が2024年3月8日公開予定。
10/24(火) 6:30配信
■衝撃的な展開の映像化は「想像することがすごく楽しかった」
2017年よりヤングマガジンにて連載中の漫画『マイホームヒーロー』がドラマ化し、10月24日よりMBS/TBSほかにて放送を開始する。平凡なサラリーマンが愛する一人娘の彼氏を殺害し、その死体を隠蔽するという衝撃的な展開で話題を呼んだ本作に、佐々木蔵之介演じる鳥栖哲雄の一人娘・鳥栖零花役で出演するのが、元乃木坂46の齋藤飛鳥だ。グループを卒業し、家族のことを考える時間が増えていたという彼女に、本作への思いやファンを意識した今後の展望を語ってもらった。
【写真】オトナっぽさとかわいらしさが共存! 齋藤飛鳥、撮り下ろしショット
――本作への出演が決まった時の思いを聞かせてください。
齋藤:このお話を頂いた時、ちょうど別のスタッフさんが通りかかって「その話が来てるなら、絶対やった方がいいよ!」と言われたんです。原作の漫画はすごく人気で、スタッフさんの中にもハマっている方が多いとお聞きして、そんな人気の作品からお話を頂けたことは光栄だなと思いました。私もそこから原作をしっかりと読み込んで、私の好きな感じの作品だったのでうれしかったです。原作がとにかく面白いんですが「これをどうやって映像にするんだろう」と思って、よりワクワクしました。想像することがすごく楽しかったです。
――零花を演じる上で大切にしたことはなんですか。
齋藤:零花ちゃんは、ちょっと生意気で抜けているところもある普通の大学生で、かわいらしく愛くるしい女の子です。この作品はサスペンスやミステリーなどの要素もありますが、どんなシーンも根底には必ず愛があると思うんです。零花ちゃんは両親の愛をすごくたくさん受けて育っている女の子なので、愛されていることも、家族を愛していることも忘れないよう意識しました。
■一流俳優との共演「テキパキと進んでいきながらも、終始和やか」
――共演者の方々の印象はいかがでしたか。
齋藤:皆さん本当に一流の方たちばかりだったので、現場はテキパキと進んでいきながらも、終始和やかな空気でした。佐々木蔵之介さんとは初めてご一緒したんですが、事前に私のことを調べてきてくださっていたようで、私に寄り添ってたくさん会話をしてくださったので、すごくうれしかったです。母親役の木村多江さんも最初から私のことを「飛鳥、飛鳥」とかわいがってくださって、「私の娘はすごいのよ」とスタッフさんに言ってくださっていたりもして(笑)。距離感近く接してくださったので、私からも母親のように思えて、スッと役に入れました。
――難しかったシーンなどはありますか。
齋藤:重たいシーンもありますが、零花ちゃんが出てくる場面はほっこりと笑えるようなシーンになると思うので、空気を軽くしたいなと自分では思っていました。私はそこまでたくさんお芝居をやってきたというわけでもないので、間合いやテンポを蔵之介さんや監督に細かく教えていただきながら、楽しく参加させていただきました。
■乃木坂46卒業後は「不思議と家族のことを考えることが増えた」
――今作を通して、家族という存在について思ったことがあれば聞かせてください。
齋藤:私はグループを卒業してから環境が大きく変化して、不思議と家族のことを考えることが増えていました。この作品の中でもそうですが、現実もいつどうなってしまうかって分からないですよね。だから、零花ちゃんがお父さんに誕生日プレゼントをあげていたように、私も記念日にはアクションを起こしたいなと思いました。
――零花と齋藤さんには、なにか共通点はありますか。
齋藤:気分屋なところですかね(笑)。零花ちゃんって、自分の気分を優先して生きている子な気がするんです。お父さんの帰りが遅くて「もう先にご飯食べようよ」とお母さんに文句を言っていたりして、私もそんな感じだなと思いました(笑)。あまり待つのは好きじゃないし、セリフの一つ一つが私もよく言うような言葉だった気がします。ただ、皆さんの知っている齋藤飛鳥は零花ちゃんのように愛くるしくないと思うので、愛くるしいと思っていただけるように頑張ります(笑)。
■乃木坂46・遠藤さくらからの誕生日プレゼント「なかなか使えなくて、取ってある」
――今作は佐々木さん演じる哲雄の誕生日に物語が始まりますが、齋藤さん自身がこれまでに印象的だった誕生日を教えてください。
齋藤:私は誕生日が8月で、学生時代は夏休みだったので誰からも祝ってもらえなくて寂しい思いをしていたんです。でもグループに入ってからは夏にツアーがあって、何度かあった誕生日当日の公演で、大きなケーキを出してもらったり、会場の皆さんがバースデーソングを歌ってくれたりしたことが、今となっては二度とできない貴重な経験だなと思います。あんなに大きなハッピーバースデーの歌は聞いたことないです(笑)。
――これまでの誕生日にもらったもので思い出に残っているものはありますか。
齋藤:本当にいろんなものを頂いてきたので、うれしかったものはたくさんあります。その中でもかわいいなと思ったのは、22歳くらいの誕生日に遠藤さくらちゃんが図書カードをくれたんです。大人になってから図書カードをもらうことってあまりないんですけど、「実用的なものをあげよう」とたくさん考えたんだろうなとすごくかわいくて(笑)。使わないものをあげたら本当にいらないと言われると思ったんでしょうね。なかなか使えなくて、取ってあるんです。
――(笑)。最後に、今後の活動の展望を聞かせてください。
齋藤:ジャンルにこだわりはないんです。お芝居も機会があればまたやりたいと思いますが、私がやる理由があるもの、私に名指しでオファーを頂くようなものには、できるだけ期待にお応えできればなという思いがあります。また、これからもファンの方にも喜んでもらえるよう、“私らしさ”を出せるような環境も作っていけたらいいなと考えています。
(取材・文・写真:山田健史)
ドラマイズム『マイホームヒーロー』は、10月24日よりMBSにて毎週火曜24時59分、TBSにて毎週火曜25時28分放送。全国29局で放送決定。劇場版が2024年3月8日公開予定。
齋藤飛鳥、乃木坂46時代から“夢”と“目標”を明確に分けている理由 今は「アイドルの頃にはやっていなかったことに興味」<マイホームヒーロー>
10/22(日) 18:00配信
【モデルプレス=2023/10/22】<齋藤飛鳥「マイホームヒーロー」インタビュー後編>
【写真】齋藤飛鳥の顔にあざ…「マイホームヒーロー」衝撃の場面写真
今年5月の卒業コンサートをもって乃木坂46の活動に終止符を打った、齋藤飛鳥(さいとう・あすか/25)。齋藤は10月期に“2作同時”ドラマ出演を果たすなど、卒業後も飛躍し続けている。アイドル時代から支えとなっている家族の存在や、これまでの経験から実感した「夢を叶える秘訣」などについて聞いた。
◆佐々木蔵之介主演「マイホームヒーロー」
俳優の佐々木蔵之介が主演を務める『マイホームヒーロー』(10月24日よりMBS24時59分~、TBS25時28分~ドラマイズムにてスタート/2024年3月映画公開)。原作は2017年から「ヤングマガジン」(講談社)で連載中の同名漫画(原作:山川直輝、漫画:朝基まさし)。平凡なサラリーマンが、愛するひとり娘の<彼氏>を殺害し、その死体を隠蔽するという衝撃的な“ノンストップファミリーサスペンス”となっている。
2023年4月にはテレビアニメ化され、ドラマ放送後の2024年3月8日には映画版の公開も決定している本作。実写版のキャストは主人公・鳥栖哲雄を演じる佐々木、鳥栖家の一人娘・鳥栖零花を演じる齋藤のほか、哲雄の妻で、良き理解者・鳥栖歌仙役に木村多江、哲雄を殺人犯と疑い執拗に追及する半グレ集団のリーダー格・間島恭一役に高橋恭平(なにわ男子)などのキャスト陣が揃っている。
◆齋藤飛鳥、撮影は「環境の変化が大きかった時期」
― 本作では新たな角度から“家族”というものを描いていますが、作品を通して家族について考えたことはありますか?
齋藤:(撮影の時期は)私も乃木坂46を卒業するなど、自分の環境の変化が大きかった時期なので、不思議と家族のことを考える時間が増えていたんです。劇中には零花ちゃんが哲雄さんに誕生日プレゼントをあげるシーンがあるのですが、すごく手が込んでいたり、可愛らしい物がたくさんあったりしたので、私も親のそういった記念日は大きくアクションしたいなと思いました。
― 零花は父・哲雄へ反抗的な態度を取ってしまう場面がありますが、齋藤さんご自身は反抗期を経験しましたか?
齋藤:反抗期という反抗期はなかったと思います。でも、私は中学生で乃木坂46に加入して、ちょっと忙しくしていた時期もあったので、疲れた日は仕事が終わって家に帰る前に「今日は疲れているので、何も喋りません」という連絡をしていました。それは反抗期というよりは、気遣いだったと思います。高校生になってからは一人暮らしをしていたので、両親と離れて暮らしていました。
― 現在でも、ご家族とは頻繁に連絡を取っているのでしょうか。
齋藤:母とはよく連絡を取っています。父は、こうした作品が決まったニュースが出たときなど、節目節目で「おめでとう」といった言葉を送ってくれますね。
― すごく優しいご両親なんですね。
齋藤:そうですね。優しいですし、どの親もそうかもしれないんですけど“親バカ”なので(笑)。娘のことは大好きですし、娘のやることは全部追っかけてくれています。父はあまりSNSなどはわからないようですが、母はわからないなりに兄に聞いて、私の写真やファンの方が作ってくれた動画まで全部チェックしてくれています。
◆齋藤飛鳥の夢を叶える秘訣
― 夢を追いかけているモデルプレス読者へ向けて、乃木坂46卒業後も飛躍し続けている齋藤さんが今思う「夢を叶える秘訣」を教えてください。2020年にお聞きした際は「“諦めること”をポジティブに捉える」といったお話をしていました。
齋藤:「夢と目標を分けて考えること」かなと思います。私もある人から聞いて影響を受けた考え方なのですが、夢や希望はすごくざっくりしていて良いというか。「目標は掲げた瞬間にその方向に歩いていかなきゃいけないけれど、夢はただ見るものだから何を抱いても良い」といった話を聞いたときに、たしかにその通りだなと感じたんです。
本当に叶えたいことややりたいことは「私はこれをやります」と目標として言いますが、夢はちょっとぼんやりしたものだと思うので、だからこそ何を掲げても良いと思います。2020年の私の回答にも通ずると思うんですけど、頭の片隅に「まぁ、叶わなくても良い。なんとかなるか」という気持ちを持っておくことも、私は大事にしています。
― 齋藤さんご自身も「夢」と「目標」は明確に分けて考えているのでしょうか?
齋藤:自然と分けていますね。昔から、乃木坂46にいた頃からやっていたと思うんですけど、どうしても果たしたいものは「目標」として掲げて、そこに向かって努力をしていましたが、「夢」は大きなものや、叶わないかもしれないなというものも掲げていました。明確に分けていたからこそ、夢が叶わなくて落ち込んだことはなかったと思います。なので、心のどこかに「叶うわけないか」という気持ちがあっても、それを「夢」と呼んでも別に良いんじゃないかなと、私は思っています。
― これまでの経験から実感したことないですね。最後に、今後挑戦してみたい役などがあれば教えてください!
齋藤:普段の私とは違う、アイドルの頃にはやっていなかったことに興味があります。ミステリアスなのか、闇があるのか、やんちゃなのか…そういった役もやってみたいです(笑)。今回の作品でいうと、「もし『窪(半グレ組織の中心核/※実写化では音尾琢真が演じる)』に娘がいたら、そういった役にも挑戦してみたいな」と思っていました。哲雄さんの娘とは、全く違う役になったんじゃないかなと思います。
― 今後も齋藤さんの新たな一面が見られることを楽しみしています!ありがとうございました。
(modelpress編集部)
◆齋藤飛鳥(さいとう・あすか)プロフィール
齋藤は1998年8月10日生まれ、東京都出身。身長は158cm。2011年「乃木坂46」のオーディションに合格し、第1期生最年少メンバーとしてグループに加入。2023年5月に東京ドームにて開催された「乃木坂46齋藤飛鳥卒業コンサート」をもって、乃木坂46の活動に終止符を打った。
さらに、ドラマ『少女のみる夢』(2016年/テレビ朝日系)で本格的ドラマ初出演にして、初主演を果たすなど、幅広いジャンルで才能を発揮。2017年には乃木坂46出演の舞台『あさひなぐ』で主演を務めたほか、翌年には映画『あの頃、君を追いかけた』(2018年)でヒロインを演じた。そして、2023年10月期には『マイホームヒーロー』に加えて、フジテレビ系木曜劇場『いちばんすきな花』にも出演。卒業後も活躍の場を広げている。
【Not Sponsored 記事】
10/22(日) 18:00配信
【モデルプレス=2023/10/22】<齋藤飛鳥「マイホームヒーロー」インタビュー後編>
【写真】齋藤飛鳥の顔にあざ…「マイホームヒーロー」衝撃の場面写真
今年5月の卒業コンサートをもって乃木坂46の活動に終止符を打った、齋藤飛鳥(さいとう・あすか/25)。齋藤は10月期に“2作同時”ドラマ出演を果たすなど、卒業後も飛躍し続けている。アイドル時代から支えとなっている家族の存在や、これまでの経験から実感した「夢を叶える秘訣」などについて聞いた。
◆佐々木蔵之介主演「マイホームヒーロー」
俳優の佐々木蔵之介が主演を務める『マイホームヒーロー』(10月24日よりMBS24時59分~、TBS25時28分~ドラマイズムにてスタート/2024年3月映画公開)。原作は2017年から「ヤングマガジン」(講談社)で連載中の同名漫画(原作:山川直輝、漫画:朝基まさし)。平凡なサラリーマンが、愛するひとり娘の<彼氏>を殺害し、その死体を隠蔽するという衝撃的な“ノンストップファミリーサスペンス”となっている。
2023年4月にはテレビアニメ化され、ドラマ放送後の2024年3月8日には映画版の公開も決定している本作。実写版のキャストは主人公・鳥栖哲雄を演じる佐々木、鳥栖家の一人娘・鳥栖零花を演じる齋藤のほか、哲雄の妻で、良き理解者・鳥栖歌仙役に木村多江、哲雄を殺人犯と疑い執拗に追及する半グレ集団のリーダー格・間島恭一役に高橋恭平(なにわ男子)などのキャスト陣が揃っている。
◆齋藤飛鳥、撮影は「環境の変化が大きかった時期」
― 本作では新たな角度から“家族”というものを描いていますが、作品を通して家族について考えたことはありますか?
齋藤:(撮影の時期は)私も乃木坂46を卒業するなど、自分の環境の変化が大きかった時期なので、不思議と家族のことを考える時間が増えていたんです。劇中には零花ちゃんが哲雄さんに誕生日プレゼントをあげるシーンがあるのですが、すごく手が込んでいたり、可愛らしい物がたくさんあったりしたので、私も親のそういった記念日は大きくアクションしたいなと思いました。
― 零花は父・哲雄へ反抗的な態度を取ってしまう場面がありますが、齋藤さんご自身は反抗期を経験しましたか?
齋藤:反抗期という反抗期はなかったと思います。でも、私は中学生で乃木坂46に加入して、ちょっと忙しくしていた時期もあったので、疲れた日は仕事が終わって家に帰る前に「今日は疲れているので、何も喋りません」という連絡をしていました。それは反抗期というよりは、気遣いだったと思います。高校生になってからは一人暮らしをしていたので、両親と離れて暮らしていました。
― 現在でも、ご家族とは頻繁に連絡を取っているのでしょうか。
齋藤:母とはよく連絡を取っています。父は、こうした作品が決まったニュースが出たときなど、節目節目で「おめでとう」といった言葉を送ってくれますね。
― すごく優しいご両親なんですね。
齋藤:そうですね。優しいですし、どの親もそうかもしれないんですけど“親バカ”なので(笑)。娘のことは大好きですし、娘のやることは全部追っかけてくれています。父はあまりSNSなどはわからないようですが、母はわからないなりに兄に聞いて、私の写真やファンの方が作ってくれた動画まで全部チェックしてくれています。
◆齋藤飛鳥の夢を叶える秘訣
― 夢を追いかけているモデルプレス読者へ向けて、乃木坂46卒業後も飛躍し続けている齋藤さんが今思う「夢を叶える秘訣」を教えてください。2020年にお聞きした際は「“諦めること”をポジティブに捉える」といったお話をしていました。
齋藤:「夢と目標を分けて考えること」かなと思います。私もある人から聞いて影響を受けた考え方なのですが、夢や希望はすごくざっくりしていて良いというか。「目標は掲げた瞬間にその方向に歩いていかなきゃいけないけれど、夢はただ見るものだから何を抱いても良い」といった話を聞いたときに、たしかにその通りだなと感じたんです。
本当に叶えたいことややりたいことは「私はこれをやります」と目標として言いますが、夢はちょっとぼんやりしたものだと思うので、だからこそ何を掲げても良いと思います。2020年の私の回答にも通ずると思うんですけど、頭の片隅に「まぁ、叶わなくても良い。なんとかなるか」という気持ちを持っておくことも、私は大事にしています。
― 齋藤さんご自身も「夢」と「目標」は明確に分けて考えているのでしょうか?
齋藤:自然と分けていますね。昔から、乃木坂46にいた頃からやっていたと思うんですけど、どうしても果たしたいものは「目標」として掲げて、そこに向かって努力をしていましたが、「夢」は大きなものや、叶わないかもしれないなというものも掲げていました。明確に分けていたからこそ、夢が叶わなくて落ち込んだことはなかったと思います。なので、心のどこかに「叶うわけないか」という気持ちがあっても、それを「夢」と呼んでも別に良いんじゃないかなと、私は思っています。
― これまでの経験から実感したことないですね。最後に、今後挑戦してみたい役などがあれば教えてください!
齋藤:普段の私とは違う、アイドルの頃にはやっていなかったことに興味があります。ミステリアスなのか、闇があるのか、やんちゃなのか…そういった役もやってみたいです(笑)。今回の作品でいうと、「もし『窪(半グレ組織の中心核/※実写化では音尾琢真が演じる)』に娘がいたら、そういった役にも挑戦してみたいな」と思っていました。哲雄さんの娘とは、全く違う役になったんじゃないかなと思います。
― 今後も齋藤さんの新たな一面が見られることを楽しみしています!ありがとうございました。
(modelpress編集部)
◆齋藤飛鳥(さいとう・あすか)プロフィール
齋藤は1998年8月10日生まれ、東京都出身。身長は158cm。2011年「乃木坂46」のオーディションに合格し、第1期生最年少メンバーとしてグループに加入。2023年5月に東京ドームにて開催された「乃木坂46齋藤飛鳥卒業コンサート」をもって、乃木坂46の活動に終止符を打った。
さらに、ドラマ『少女のみる夢』(2016年/テレビ朝日系)で本格的ドラマ初出演にして、初主演を果たすなど、幅広いジャンルで才能を発揮。2017年には乃木坂46出演の舞台『あさひなぐ』で主演を務めたほか、翌年には映画『あの頃、君を追いかけた』(2018年)でヒロインを演じた。そして、2023年10月期には『マイホームヒーロー』に加えて、フジテレビ系木曜劇場『いちばんすきな花』にも出演。卒業後も活躍の場を広げている。
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齋藤飛鳥、乃木坂46卒業し「家族のことを考えるように」 “親バカ”な両親へ感謝も「娘のことは大好き(笑)」
10/21(土) 18:00配信
元乃木坂46で俳優・モデルなどで活躍する齋藤飛鳥が、10月24日からMBS/TBSドラマイズムで放送開始される『マイホームヒーロー』の取材会に出席。同作にちなみ、自身の家族についてのエピソードを明かした。
【写真】愛くるしい!にっこり笑顔を浮かべる齋藤飛鳥
同作は、2017年から『ヤングマガジン』(講談社)で連載中、今年4月にはテレビアニメ化され累計330万部を突破した人気コミック(原作・山川直輝/漫画・朝基まさし)を実写化。主人公・鳥栖哲雄を佐々木蔵之介が演じ、齋藤は哲雄の娘・鳥栖零花を演じる。
今年5月に『卒業コンサート』を開催し、約11年間のアイドル活動に幕を下ろした齋藤。「ちょうどグループを卒業して環境の変化が大きくなった時期で、家族のことを考えることが増えました」と最近の心境を明かす。
齋藤は「この作品のように、現実もいつどうなるかわからないなと思って」と、演じた零花が父にあげているプレゼントについて「手が込んでいて、かわいらしいなと思うので、ああいうのを私もしてきたらよかったなとすごい思った。これから両親の記念の日は、より大きくアクションをしたいなと思いました」と語った。
また、零花が父に反抗するシーンについて触れ、実際に反抗期はあったか問われると「反抗期あまりないんですけど、乃木坂46に入って一人暮らしをする直前くらいに、私が忙しくしていた時期は、おうちに帰るときに両親に『きょうは疲れているので何も話しません』と連絡していたことはあります(笑)。でも反抗では全然ないです。気遣いです(笑)」と苦笑い。
いまでも両親とは連絡する方だそうで「母親とはよく連絡します。父親は節目節目で『おめでとう』と連絡をくれたりします。両親は優しいですし、親バカ(笑)。娘のことは大好きですし、全部追っかけてくれて。お母さんはSNSなどわからないなりに兄に聞いて、私がのっている写真とか全部チェックしてくれます」とうれしそうに感謝を明かした。
愛する家族とただ平穏に暮らしていくことだけが生きがいだった、ごく普通のお父さん・鳥栖哲雄は、ある日、一人娘の彼氏を殺して殺人犯になってしまう…。一線を越えてしまった哲雄を待ち受けるのは、冷徹で残忍な“闇社会の半グレ組織”だった。
10/21(土) 18:00配信
元乃木坂46で俳優・モデルなどで活躍する齋藤飛鳥が、10月24日からMBS/TBSドラマイズムで放送開始される『マイホームヒーロー』の取材会に出席。同作にちなみ、自身の家族についてのエピソードを明かした。
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同作は、2017年から『ヤングマガジン』(講談社)で連載中、今年4月にはテレビアニメ化され累計330万部を突破した人気コミック(原作・山川直輝/漫画・朝基まさし)を実写化。主人公・鳥栖哲雄を佐々木蔵之介が演じ、齋藤は哲雄の娘・鳥栖零花を演じる。
今年5月に『卒業コンサート』を開催し、約11年間のアイドル活動に幕を下ろした齋藤。「ちょうどグループを卒業して環境の変化が大きくなった時期で、家族のことを考えることが増えました」と最近の心境を明かす。
齋藤は「この作品のように、現実もいつどうなるかわからないなと思って」と、演じた零花が父にあげているプレゼントについて「手が込んでいて、かわいらしいなと思うので、ああいうのを私もしてきたらよかったなとすごい思った。これから両親の記念の日は、より大きくアクションをしたいなと思いました」と語った。
また、零花が父に反抗するシーンについて触れ、実際に反抗期はあったか問われると「反抗期あまりないんですけど、乃木坂46に入って一人暮らしをする直前くらいに、私が忙しくしていた時期は、おうちに帰るときに両親に『きょうは疲れているので何も話しません』と連絡していたことはあります(笑)。でも反抗では全然ないです。気遣いです(笑)」と苦笑い。
いまでも両親とは連絡する方だそうで「母親とはよく連絡します。父親は節目節目で『おめでとう』と連絡をくれたりします。両親は優しいですし、親バカ(笑)。娘のことは大好きですし、全部追っかけてくれて。お母さんはSNSなどわからないなりに兄に聞いて、私がのっている写真とか全部チェックしてくれます」とうれしそうに感謝を明かした。
愛する家族とただ平穏に暮らしていくことだけが生きがいだった、ごく普通のお父さん・鳥栖哲雄は、ある日、一人娘の彼氏を殺して殺人犯になってしまう…。一線を越えてしまった哲雄を待ち受けるのは、冷徹で残忍な“闇社会の半グレ組織”だった。
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