星稜 完封リレー2連覇 航空石川に3-0 北信越高校野球県大会
春季北信越地区高校野球県大会は6日、金沢市の県立野球場で決勝があり、星稜が日本航空石川を3-0で破り、2年連続23回目の優勝を果たした。秋季を含めると、3季連続45回目の優勝。星稜は6月1日から富山県内で始まる北信越大会に出場する。
初回から着実に加点
○…着実に加点した星稜が完封勝ちした。1-0の五回に萩原の二塁打で加点すると、七回には芦硲の適時三塁打でダメ押した。投げては道本から佐宗へとつないだ。
日本航空石川は散発4安打に封じ込まれた。
主軸・萩原 2安打2打点の活躍
木製バット「自分にマッチ」
木製バットから放たれた打球は左中間を深々と破った。星稜は1-0の五回2死三塁、萩原獅士(れお)選手(3年)の適時二塁打でリードを広げた。今春の選抜高校野球大会に出場した両校による決勝。主軸として2安打2打点で春の連覇に貢献した萩原選手は「ここまで苦しい試合が多かったが、みんなで勝ち切れた」と喜びに浸った。
まずは一回。1死三塁から内角のツーシームを左前に運び、チームに先制点をもたらした。五回の適時二塁打は初球を振り抜き、「失投だと思うが、甘い直球を一球で仕留めることができた」とうなずいた。
今大会から木製バットを使う。その狙いについて、今春から導入された低反発の金属バットが「あまり良い感触ではないから」と明かす。球がバットに当たった際、低反発のバットと比べて木製バットはつかむ感覚があるといい、「当たったら飛ぶ。自分にはマッチしている」と語る。
選抜高校野球大会で県勢初の4強入りを果たしたチームは再び県内の頂点に立った。それでも山下智将監督は「みんな疲れがあったのか、なかなかチーム状態を上げていくのが難しかった。よく勝ちきってくれた」と話した。
「北信越ではまだ負けなし。チームに貢献できる打撃をしていきたい」と萩原選手。昨秋は北信越大会を制した勢いのまま、明治神宮大会で日本一まで駆け上がった。夏に甲子園での借りを返すため、まずは春の北信越大会を見据えた。 (郷司駿成)
春季北信越地区高校野球県大会は6日、金沢市の県立野球場で決勝があり、星稜が日本航空石川を3-0で破り、2年連続23回目の優勝を果たした。秋季を含めると、3季連続45回目の優勝。星稜は6月1日から富山県内で始まる北信越大会に出場する。
初回から着実に加点
○…着実に加点した星稜が完封勝ちした。1-0の五回に萩原の二塁打で加点すると、七回には芦硲の適時三塁打でダメ押した。投げては道本から佐宗へとつないだ。
日本航空石川は散発4安打に封じ込まれた。
主軸・萩原 2安打2打点の活躍
木製バット「自分にマッチ」
木製バットから放たれた打球は左中間を深々と破った。星稜は1-0の五回2死三塁、萩原獅士(れお)選手(3年)の適時二塁打でリードを広げた。今春の選抜高校野球大会に出場した両校による決勝。主軸として2安打2打点で春の連覇に貢献した萩原選手は「ここまで苦しい試合が多かったが、みんなで勝ち切れた」と喜びに浸った。
まずは一回。1死三塁から内角のツーシームを左前に運び、チームに先制点をもたらした。五回の適時二塁打は初球を振り抜き、「失投だと思うが、甘い直球を一球で仕留めることができた」とうなずいた。
今大会から木製バットを使う。その狙いについて、今春から導入された低反発の金属バットが「あまり良い感触ではないから」と明かす。球がバットに当たった際、低反発のバットと比べて木製バットはつかむ感覚があるといい、「当たったら飛ぶ。自分にはマッチしている」と語る。
選抜高校野球大会で県勢初の4強入りを果たしたチームは再び県内の頂点に立った。それでも山下智将監督は「みんな疲れがあったのか、なかなかチーム状態を上げていくのが難しかった。よく勝ちきってくれた」と話した。
「北信越ではまだ負けなし。チームに貢献できる打撃をしていきたい」と萩原選手。昨秋は北信越大会を制した勢いのまま、明治神宮大会で日本一まで駆け上がった。夏に甲子園での借りを返すため、まずは春の北信越大会を見据えた。 (郷司駿成)
【BLOG】近江にスーパールーキー登場! 西武・山田の後輩はいきなり3安打で4番デビュー飾る!
by 森本栄浩·毎日放送アナウンサ
春の大会は先述したように、夏のシード権獲得と新戦力の台頭が大きな注目点となる。センバツで打線が沈黙し、好投のエースを援護できなかった近江(滋賀)に、待望のスーパールーキーが加入した。彼らの加入が、夏に向けてカンフル剤となりそうだ。
【福井出身の吉田は選球眼と守備力】
前週の伊香との3回戦で代打デビューした遊撃手の吉田大翼(だいすけ)は、玉川との準々決勝でスタメン1番を任された。初回に四球を選び出塁すると、3番・嶋村隆吾(3年)の適時打で先制のホームイン。この日は1安打を放ったが、3四球を選び、全4打席出塁の2得点で、1番としての役割を果たした。
福井・永平寺シニアの出身で、U15日本代表として米国での国際試合も経験するなど、実績も十分。指導歴35年の大ベテラン・多賀章仁監督(64)は「選球眼もいいし、走塁もうまい。何より野球をよく知っている」と絶賛し、特に守備力の高さに期待する。
【山田の後輩の箕浦は左右に打ち分ける】
その吉田に次いで、4番で鮮烈デビューを果たしたのが箕浦太士(たいし)で、アットバット直前に吉田からアドバイスをもらう(タイトル写真)と、初球を左中間へ鮮やかに打ち返した。この日は打点こそなかったが、4打数3安打で左右に打ち分ける技術の高さを披露した。大津瀬田ボーイズの出身で、西武・山田陽翔の後輩に当たる。
182センチ85キロの恵まれた体は、とても1年生とは思えない風格がある。多賀監督も「4番らしい4番で、飛距離も十分」と話し、上々のデビューに満足そうだった。この日は左翼でフル出場だったが「肩はいいので」(多賀監督)、現在は三塁の守備にも取り組んでいる。
【3人目のルーキーもデビューか?】
試合は玉川を8-0の7回コールドで圧倒し、夏の滋賀大会のシード権を確保した。スタメンは上記1年生だけでなく下級生中心で、センバツでスタメンだったのは嶋村と二塁手の岡本一倖(3年)だけ。春季大会は試合ごとに選手を入れ替えられるため、準決勝の八幡商戦からは、まだ登板のないエースの西山恒誠や左腕の河越大輝、この日は代打待機だった主将の大石尚汰(いずれも3年)ら、主力選手も起用されそう。それでも「今のままなら夏も入ってくると思う」と多賀監督が話すように、両ルーキーは欠かせない戦力と考えている。さらに「まだ強肩の捕手もいる」と、多賀監督は3人目のルーキーデビューも示唆した。6大会連続の夏の甲子園出場へ向け、近江が力強く歩み始めた。
by 森本栄浩·毎日放送アナウンサ
春の大会は先述したように、夏のシード権獲得と新戦力の台頭が大きな注目点となる。センバツで打線が沈黙し、好投のエースを援護できなかった近江(滋賀)に、待望のスーパールーキーが加入した。彼らの加入が、夏に向けてカンフル剤となりそうだ。
【福井出身の吉田は選球眼と守備力】
前週の伊香との3回戦で代打デビューした遊撃手の吉田大翼(だいすけ)は、玉川との準々決勝でスタメン1番を任された。初回に四球を選び出塁すると、3番・嶋村隆吾(3年)の適時打で先制のホームイン。この日は1安打を放ったが、3四球を選び、全4打席出塁の2得点で、1番としての役割を果たした。
福井・永平寺シニアの出身で、U15日本代表として米国での国際試合も経験するなど、実績も十分。指導歴35年の大ベテラン・多賀章仁監督(64)は「選球眼もいいし、走塁もうまい。何より野球をよく知っている」と絶賛し、特に守備力の高さに期待する。
【山田の後輩の箕浦は左右に打ち分ける】
その吉田に次いで、4番で鮮烈デビューを果たしたのが箕浦太士(たいし)で、アットバット直前に吉田からアドバイスをもらう(タイトル写真)と、初球を左中間へ鮮やかに打ち返した。この日は打点こそなかったが、4打数3安打で左右に打ち分ける技術の高さを披露した。大津瀬田ボーイズの出身で、西武・山田陽翔の後輩に当たる。
182センチ85キロの恵まれた体は、とても1年生とは思えない風格がある。多賀監督も「4番らしい4番で、飛距離も十分」と話し、上々のデビューに満足そうだった。この日は左翼でフル出場だったが「肩はいいので」(多賀監督)、現在は三塁の守備にも取り組んでいる。
【3人目のルーキーもデビューか?】
試合は玉川を8-0の7回コールドで圧倒し、夏の滋賀大会のシード権を確保した。スタメンは上記1年生だけでなく下級生中心で、センバツでスタメンだったのは嶋村と二塁手の岡本一倖(3年)だけ。春季大会は試合ごとに選手を入れ替えられるため、準決勝の八幡商戦からは、まだ登板のないエースの西山恒誠や左腕の河越大輝、この日は代打待機だった主将の大石尚汰(いずれも3年)ら、主力選手も起用されそう。それでも「今のままなら夏も入ってくると思う」と多賀監督が話すように、両ルーキーは欠かせない戦力と考えている。さらに「まだ強肩の捕手もいる」と、多賀監督は3人目のルーキーデビューも示唆した。6大会連続の夏の甲子園出場へ向け、近江が力強く歩み始めた。
ファンも期待に胸を高鳴らせる“ろきみや対決”。2人の対戦は昨年9月10日以来、プロ通算5度目。対戦成績は佐々木が完全試合を達成した試合を含めて2勝1敗。チームとしては4戦2勝2敗。今回の5度目の対戦は佐々木朗が7回10K無失点、宮城は8回13K1失点だった。初回からの投球、全体的に見ても内容的には互角か、宮城が少し上回っているようにも見えた。
しかし勝ったのは佐々木朗で、負けが付いたのが宮城。しびれる1―0の試合を振り返り「前回の試合もそうだったので、いいピッチャーの時は抑えないと勝てないので、そこに関しては今日はできたのでよかったかなと思います」と素直な思いを口にした。
そして宮城については「1番いいピッチャーだと思うので、自分の中でもこう…気持ち自体はいつもよりも入りましたし、いい集中力で投げられたかなと思います」と、普段よりも気合や集中力が高まった中での108球だったと語った。
連絡は「たまにはい、取ります」。マウンドに上がれば最強のライバル、マウンドを離れれば心許せる同学年の友――。これからの日本野球界を引っ張っていく22歳の2人の対決は、今季、まだ始まったばかりだ。
しかし勝ったのは佐々木朗で、負けが付いたのが宮城。しびれる1―0の試合を振り返り「前回の試合もそうだったので、いいピッチャーの時は抑えないと勝てないので、そこに関しては今日はできたのでよかったかなと思います」と素直な思いを口にした。
そして宮城については「1番いいピッチャーだと思うので、自分の中でもこう…気持ち自体はいつもよりも入りましたし、いい集中力で投げられたかなと思います」と、普段よりも気合や集中力が高まった中での108球だったと語った。
連絡は「たまにはい、取ります」。マウンドに上がれば最強のライバル、マウンドを離れれば心許せる同学年の友――。これからの日本野球界を引っ張っていく22歳の2人の対決は、今季、まだ始まったばかりだ。
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