#鈴木大河#
青春の後先
（舞台「アナザー・カントリー」に寄せて，ベネットとジャッドの印象論）
『青春とは人生の或る期間を言うのではなく、 心のもち方を言う。 薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな手足ではなく、 たくましい意志、豊かな想像力、燃える情熱をさす。 青春とは人生の深い泉の清新さを言う。 青春とは臆病さを退ける勇気、 安きにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。』
何故か、このサミュエル・ウルマンの「青春」という詩の冒頭文を思い出した。
舞台アナザー・カントリーを、もっと正確に言うならベネットとジャッドの二人を思い返しているときのことだ。
映画から受けた感触との差異は諸々あれど、いちばん大きな違いは青春を色濃く感じたことだったように思う。
もとより、1930年代のイングランド、全寮制のパブリックスクール、上流階級、軍事教練、祖国・・・、あまりにも現代日本に暮らす自分たちに馴染みのない要素であり、どこをどのように切り出すのだろうとは考えていた。
公式HPにも掲載されている『恋も、未来も、何処かにあると僕たちは信じていた・・・』というのが今回の舞台のコピーだ。
文言のジャンルを定めるならまさしく「青春」になる。
一方、映画はトラディショナルなつくりで、いわゆるみずみずしく鮮やかな若さの象徴たる青春感は得られなかったため、あの原作にこのキャッチコピーがつく舞台とは・・・？と強い違和感を覚えていた。
蓋を開けてみれば、生身の人間が演じることの意義がそこにあった。
枝葉を潔すぎるまでに取り除き、ひたすらシンプルに人物の感情へ焦点を絞ったことで浮き彫りになった物語。なるほど、これは確かに青春の有り様だった。
公式のINTRODUCTIONでは、「アナザー・カントリー」とは「ここではないどこか」だと演出のスズカツさんが述べられている。パンフレットでは、今作の脚本翻訳を担った北丸氏が「ここより他の場所＝アナザー・カントリー」が「理想の国（と謳われていたソ連）」として解題している。映画のほうも解釈は人それぞれではあるが、スペイン内戦で共和派志願兵となって戦死したジャッドや、敵国ソ連のスパイになったベネットにとって「捨てた祖国＝アナザー・カントリー」としている。
個人的には、スズカツさんの掲げた「ここではないどこか」、それが刹那的・衝動的な青さを孕みつつ、結局のところ「どこにもない場所」なのだという薄暗さも含めて、アナザー・カントリーとは青春の後先だと解した。
ここで一旦、映画のベネットとジャッド、舞台のベネットとジャッドの印象の違いについて触れておこう。
優劣や上下はないものの、映画ではジャッドの方が「ものを考える大人」でありベネットは「無邪気な（ときに無軌道な）子供」のように感じる。舞台版も一見するとそんなイメージがあったのだが、途中から「おや？」と思い始め、終盤に至ってはベネットの方が大人でジャッドの方が子供だという印象に落ち着いた。
この大人、子供、というのは前述のとおり優劣でもなければ庇護する側・される側という区分けでもない。
ニュアンスとしては純粋さ、になるだろうか。
ベネットには相応以上の野心もあり、「今が青春時代（まさにこの世の春！）」という自覚、すなわちいつまでも続くわけではなく終わりが来ること、そしてその後に始まる何かを理解していた。その青春の衝動であるハーコートとの恋によって足をすくわれることになるわけだが、それまでは周囲など如何様にも上手くやり過ごせるという自信の上で青春時代を楽しんでいたのだと思う。
ジャッドは自身が異端扱いされていることを自覚しており、声高に相手を「改宗」させようとはしない。周りと主義は違えど真っ当な大人の対応をしている、ように見える。彼が子供だという一端を感じさせるのは、デラヘイとの会話だ。かいつまんで言えば、自分は国や学校や親の主義とは違う道を行きたいが邪魔ばかりされる、しかし今すぐこの環境を捨てるわけにはいかない。ジャッドはそう主張するが、デラヘイの言う通り、これに関しては「感謝が足りない」のであり、いわば「シャンパン社会主義」の言になってしまっている。
（※シャンパン社会主義者：イギリスにおいて、貧困・格差是正・難民受け入れなど口では「正義」「公正」「平等」など聞こえのよい主張をしながらも、実生活では自らの富・地位・特権を維持したまま負担の忌避や負担そのものをしていてない二枚舌で偽善な左派を軽蔑・批判する言葉である。各国に類語がある。）
「上流階級の選ばれた者しか入学できない全寮制のパブリックスクール」が舞台の物語だ。ジャッドが論じてみせる共産主義が正しいかどうか、という以前に、彼の立っている環境がすでに選ばれた人間のものであり「下」の人間からは喉から手が出るほど欲しい場所である。ジャッドが他者を糾弾するときの「偽善者」は、実はそのまま彼自身に跳ね返る言葉でもある。
本当に労働者階級のことを思うならデラヘイの言うように学校をやめ家を出奔し彼らと共に活動する道もありえただろう。あるいは志を達するまで下手な主義主張は抑え、地位と力を得てから改革していく方法もあっただろう。
それらを選ぶには、ジャッドはあまりにも純粋に勤勉であまりにも純粋に理想を信じる心があった。
大人であれば妥協して然るべき点を譲ることができない、子供のもつ純粋さ。ジャッドは信念の人というより、純粋な人間だったように思う。
映画では、ジャッドからベネットに資本論をすすめる終盤の流れが、まったくの友情からなのか同志を求める意図が挟まっているのか、明らかには分からなかった。
舞台でのベネットの激昂、あいつらの人生をめちゃくちゃにしてやる、というあまりにも苛烈な憤怒、憎悪、もはや殺意に近い迸る感情を叩きつけられて初めて、少なくともここにいるジャッドは「純粋に」ベネットの心情を思いやったのだと理解できた。遠い未来に婉曲的に、ではなく、放っておいたら直接的に刺しに行きかねない凄まじい怒りだったので、少し目先を変えさせるつもりもあったのかもしれない。
しかし、それがベネットのその後の生き方を決定づけてしまう。おそらくジャッドにそのつもりはなかったのに、だ。
同じ「共産主義」の道にハンドルを切ったようにみえて、ジャッドは「スペイン内戦の共和国派の志願兵として22歳に戦死」。映画ではエンドロール前で唐突にその事実が明かされるので、えっという驚きと意外な気持ちになったのだが、舞台のジャッドであれば、純粋ゆえに迷いなく共産主義に殉じて死んだのだろうということが飲み込めてしまった。自国の革命ですらない、共和国（共産主義）の一員としてどこにもない場所に行ってしまった。
ベネットは祖国イギリスの敵対国ソ連のスパイとなって国を裏切り、国を捨てる。その後、スパイとして生き続け、老いてなお「アナザー・カントリー」となってしまった祖国を外から眺めることしかできない。
醜い心を持った奴らと同類になりたくない、と国を捨てざるを得なかった二人だが、ジャッドは青春と共に死して、ベネットは青春の後を生きることになったのだと思っている。
朝井リョウ著の「何者」という小説を原作とした、同名の映画のキャッチコピーにこんな言葉がある。
『青春が終わる。人生が始まる。』
いちばん最初にあげたサミュエル・ウルマンの詩とは真逆のようでいて、しかしどちらも今回の舞台アナザー・カントリーに通じるものがある。人間の感情は本当におもしろい。それをたった二時間足らずの板の上に描きだせるのだから、演劇はもっとおもしろい。
青春は終わる。それでも人生は続いていく。
ベネット役：和田優希さん、ジャッド役：鈴木大河さん、この作品に触れる上での新たな解釈をありがとうございました。
願わくば、このお芝居が彼らの青春の一頁になっていますように。
そして次の役者人生に続いていきますように。
青春の後先
（舞台「アナザー・カントリー」に寄せて，ベネットとジャッドの印象論）
『青春とは人生の或る期間を言うのではなく、 心のもち方を言う。 薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな手足ではなく、 たくましい意志、豊かな想像力、燃える情熱をさす。 青春とは人生の深い泉の清新さを言う。 青春とは臆病さを退ける勇気、 安きにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。』
何故か、このサミュエル・ウルマンの「青春」という詩の冒頭文を思い出した。
舞台アナザー・カントリーを、もっと正確に言うならベネットとジャッドの二人を思い返しているときのことだ。
映画から受けた感触との差異は諸々あれど、いちばん大きな違いは青春を色濃く感じたことだったように思う。
もとより、1930年代のイングランド、全寮制のパブリックスクール、上流階級、軍事教練、祖国・・・、あまりにも現代日本に暮らす自分たちに馴染みのない要素であり、どこをどのように切り出すのだろうとは考えていた。
公式HPにも掲載されている『恋も、未来も、何処かにあると僕たちは信じていた・・・』というのが今回の舞台のコピーだ。
文言のジャンルを定めるならまさしく「青春」になる。
一方、映画はトラディショナルなつくりで、いわゆるみずみずしく鮮やかな若さの象徴たる青春感は得られなかったため、あの原作にこのキャッチコピーがつく舞台とは・・・？と強い違和感を覚えていた。
蓋を開けてみれば、生身の人間が演じることの意義がそこにあった。
枝葉を潔すぎるまでに取り除き、ひたすらシンプルに人物の感情へ焦点を絞ったことで浮き彫りになった物語。なるほど、これは確かに青春の有り様だった。
公式のINTRODUCTIONでは、「アナザー・カントリー」とは「ここではないどこか」だと演出のスズカツさんが述べられている。パンフレットでは、今作の脚本翻訳を担った北丸氏が「ここより他の場所＝アナザー・カントリー」が「理想の国（と謳われていたソ連）」として解題している。映画のほうも解釈は人それぞれではあるが、スペイン内戦で共和派志願兵となって戦死したジャッドや、敵国ソ連のスパイになったベネットにとって「捨てた祖国＝アナザー・カントリー」としている。
個人的には、スズカツさんの掲げた「ここではないどこか」、それが刹那的・衝動的な青さを孕みつつ、結局のところ「どこにもない場所」なのだという薄暗さも含めて、アナザー・カントリーとは青春の後先だと解した。
ここで一旦、映画のベネットとジャッド、舞台のベネットとジャッドの印象の違いについて触れておこう。
優劣や上下はないものの、映画ではジャッドの方が「ものを考える大人」でありベネットは「無邪気な（ときに無軌道な）子供」のように感じる。舞台版も一見するとそんなイメージがあったのだが、途中から「おや？」と思い始め、終盤に至ってはベネットの方が大人でジャッドの方が子供だという印象に落ち着いた。
この大人、子供、というのは前述のとおり優劣でもなければ庇護する側・される側という区分けでもない。
ニュアンスとしては純粋さ、になるだろうか。
ベネットには相応以上の野心もあり、「今が青春時代（まさにこの世の春！）」という自覚、すなわちいつまでも続くわけではなく終わりが来ること、そしてその後に始まる何かを理解していた。その青春の衝動であるハーコートとの恋によって足をすくわれることになるわけだが、それまでは周囲など如何様にも上手くやり過ごせるという自信の上で青春時代を楽しんでいたのだと思う。
ジャッドは自身が異端扱いされていることを自覚しており、声高に相手を「改宗」させようとはしない。周りと主義は違えど真っ当な大人の対応をしている、ように見える。彼が子供だという一端を感じさせるのは、デラヘイとの会話だ。かいつまんで言えば、自分は国や学校や親の主義とは違う道を行きたいが邪魔ばかりされる、しかし今すぐこの環境を捨てるわけにはいかない。ジャッドはそう主張するが、デラヘイの言う通り、これに関しては「感謝が足りない」のであり、いわば「シャンパン社会主義」の言になってしまっている。
（※シャンパン社会主義者：イギリスにおいて、貧困・格差是正・難民受け入れなど口では「正義」「公正」「平等」など聞こえのよい主張をしながらも、実生活では自らの富・地位・特権を維持したまま負担の忌避や負担そのものをしていてない二枚舌で偽善な左派を軽蔑・批判する言葉である。各国に類語がある。）
「上流階級の選ばれた者しか入学できない全寮制のパブリックスクール」が舞台の物語だ。ジャッドが論じてみせる共産主義が正しいかどうか、という以前に、彼の立っている環境がすでに選ばれた人間のものであり「下」の人間からは喉から手が出るほど欲しい場所である。ジャッドが他者を糾弾するときの「偽善者」は、実はそのまま彼自身に跳ね返る言葉でもある。
本当に労働者階級のことを思うならデラヘイの言うように学校をやめ家を出奔し彼らと共に活動する道もありえただろう。あるいは志を達するまで下手な主義主張は抑え、地位と力を得てから改革していく方法もあっただろう。
それらを選ぶには、ジャッドはあまりにも純粋に勤勉であまりにも純粋に理想を信じる心があった。
大人であれば妥協して然るべき点を譲ることができない、子供のもつ純粋さ。ジャッドは信念の人というより、純粋な人間だったように思う。
映画では、ジャッドからベネットに資本論をすすめる終盤の流れが、まったくの友情からなのか同志を求める意図が挟まっているのか、明らかには分からなかった。
舞台でのベネットの激昂、あいつらの人生をめちゃくちゃにしてやる、というあまりにも苛烈な憤怒、憎悪、もはや殺意に近い迸る感情を叩きつけられて初めて、少なくともここにいるジャッドは「純粋に」ベネットの心情を思いやったのだと理解できた。遠い未来に婉曲的に、ではなく、放っておいたら直接的に刺しに行きかねない凄まじい怒りだったので、少し目先を変えさせるつもりもあったのかもしれない。
しかし、それがベネットのその後の生き方を決定づけてしまう。おそらくジャッドにそのつもりはなかったのに、だ。
同じ「共産主義」の道にハンドルを切ったようにみえて、ジャッドは「スペイン内戦の共和国派の志願兵として22歳に戦死」。映画ではエンドロール前で唐突にその事実が明かされるので、えっという驚きと意外な気持ちになったのだが、舞台のジャッドであれば、純粋ゆえに迷いなく共産主義に殉じて死んだのだろうということが飲み込めてしまった。自国の革命ですらない、共和国（共産主義）の一員としてどこにもない場所に行ってしまった。
ベネットは祖国イギリスの敵対国ソ連のスパイとなって国を裏切り、国を捨てる。その後、スパイとして生き続け、老いてなお「アナザー・カントリー」となってしまった祖国を外から眺めることしかできない。
醜い心を持った奴らと同類になりたくない、と国を捨てざるを得なかった二人だが、ジャッドは青春と共に死して、ベネットは青春の後を生きることになったのだと思っている。
朝井リョウ著の「何者」という小説を原作とした、同名の映画のキャッチコピーにこんな言葉がある。
『青春が終わる。人生が始まる。』
いちばん最初にあげたサミュエル・ウルマンの詩とは真逆のようでいて、しかしどちらも今回の舞台アナザー・カントリーに通じるものがある。人間の感情は本当におもしろい。それをたった二時間足らずの板の上に描きだせるのだから、演劇はもっとおもしろい。
青春は終わる。それでも人生は続いていく。
ベネット役：和田優希さん、ジャッド役：鈴木大河さん、この作品に触れる上での新たな解釈をありがとうございました。
願わくば、このお芝居が彼らの青春の一頁になっていますように。
そして次の役者人生に続いていきますように。
活动报道 repo
西装领结福山润，真好看呐[酸]
代号D 机关
https://t.cn/A6ChP0kc
すると、福山さんが「こういう信条があるって、いいですよね」と頷きます。そして、トークする際の心構えについて、福山さんから「躊躇なく話せ、潔く（セリフを）噛め」と名言？！が飛び出し、客席から笑いが起こりました。
そんな中、黒田さんが引いたカードに書かれたテーマは「もし現代でスパイになったら、どこの国に潜入したいですか？」というもの。福山さんが「できれば香辛料とか、しょうゆとか、味が濃くないところがいいですね」と真面目にコメント。
その後、福山さんは「スッパイ（酸っぱい）話になっちゃうんで！」と締めくくります。 続けて、「そういうトークをやってみたら、スッパイ（失敗）しました！」と福山さんが笑顔を見せると、今度は堀内さんが「気にしなくていいよ。スッパイ（失敗）は成功のもとだから！」とひと言
https://t.cn/A6ChP0kf
https://t.cn/A6ChP0kx
https://t.cn/A6ChP0k5
https://t.cn/A6ChP0kt
https://t.cn/A6ChP0kV
西装领结福山润，真好看呐[酸]
代号D 机关
https://t.cn/A6ChP0kc
すると、福山さんが「こういう信条があるって、いいですよね」と頷きます。そして、トークする際の心構えについて、福山さんから「躊躇なく話せ、潔く（セリフを）噛め」と名言？！が飛び出し、客席から笑いが起こりました。
そんな中、黒田さんが引いたカードに書かれたテーマは「もし現代でスパイになったら、どこの国に潜入したいですか？」というもの。福山さんが「できれば香辛料とか、しょうゆとか、味が濃くないところがいいですね」と真面目にコメント。
その後、福山さんは「スッパイ（酸っぱい）話になっちゃうんで！」と締めくくります。 続けて、「そういうトークをやってみたら、スッパイ（失敗）しました！」と福山さんが笑顔を見せると、今度は堀内さんが「気にしなくていいよ。スッパイ（失敗）は成功のもとだから！」とひと言
https://t.cn/A6ChP0kf
https://t.cn/A6ChP0kx
https://t.cn/A6ChP0k5
https://t.cn/A6ChP0kt
https://t.cn/A6ChP0kV
#蓝色监狱[超话]#
現代ビジネス采访《蓝色监狱》编剧金城宗幸第二弹
感觉这次的采访 漫画相关的料少了很多 但还是有点内容 会有一些漫画内容的剧透 介意勿看
1记者：《蓝色监狱》和大阪钢巴队、FC东京足球俱乐部 日本世界杯代表队发布新球服时也有合作
A：连载初时 有读者指责我：“金城在《蓝色监狱》里把日本选手称为渣滓 不可原谅！” 但这些只是角色的台词而已 我也是傻瓜般热爱日本代表队的——所以能得到足球界的橄榄枝 我感到很荣幸
《蓝色监狱》并非“正统派”的足球漫画 所以在这开始前 我一直在想读者的规模会达到什么程度 慢慢地 热衷于此的人增加了 现在还有小学生读者 “从未看过足球漫画 第一次读”这样的声音也不少 这样估计对扩大足球粉丝群 体多少有些帮助吧
就个人而言 如果读了《蓝色监狱》后 以自我主义前锋为目标的小学生增加的话 我会很高兴的 不过 这样的孩子们聚在一起 肯定会吵架的……(笑) 不过 这种冲突对于 “我即是我”的选手 他们的存在变得理所当然 在增加日本前锋数量这件事上 感觉会好些 我想这也是在考验指导者“接受并发展”的能力
2记者：《蓝色监狱》有足球爱好者才明白的小段子吧
A刚开始连载时是这样加了一堆没用的段子 结果被球迷们骂“你是不是闲的啊！” （下面这段涉及日本足球网络用语。。。本人对足球所知甚少 这里粗略的翻译一下 下面后附上日语原文）比如网友在讨论足球时使用的QBK（意思好像是“急にボールが来たので”球来得太突然了）第二回时用了“Q（急に）…B（蜂楽が）…K(来たからぁ）”【吉良那句“突然...蜂乐...来了...”】这种台词其实就是为了玩梗 蜂乐廻的读法就变成了“ばちらめぐる”（到处乱撞/忽隐忽现）在那之前我一直在想要不要叫“那边”（あちら）（PS这里不知道是什么梗。。。）（该段原文：たとえばネット民が使うサッカー用語にQBKというものがありますけれども、第2話でそれをもじった「Q（急に）…B（蜂楽が）…K(来たからぁ）!!」というセリフを言わせたりとか。実はこれをやるために、蜂楽廻というキャラクターの読み方が「ばちらめぐる」になったんですよね。それまでは「あちら」にしようかなと思っていたんですけど。）
3记者：原来是这样的吗？
A：最近还加入了C•罗相关的话题 并推出了以C•罗为主题的漫画形象
4记者：在球迷中人气最高的角色是？
A：不只是球迷的话 糸师凛和凪诚士郎是双前锋 之后是千切豹马、蜂乐廻、洁世一 最近有米歇尔•凯撒、御影玲王 但很多足球选手都说“作为主人公的洁世一比较好”
我也这样考虑过这样的事 洁在普通的运动漫登场 的话会觉得是聪明的副角色 但让他作为《蓝色监狱》的主角 这是近乎完美的想法
之前 大久保嘉人选手、冈崎慎司选手、以及南野拓实选手都与我分别进行了宝贵的采访交谈 三人都对洁的想法和策略产生了共鸣 我本以为他们喜好会更为分散呢 这还真是意外呢 正因为职业选手在赛场上一边运动 一边思考着各种各样的事情 所以才会对像洁一样天马行空的角色产生共鸣吧
5记者：顺便一问 金城先生喜欢的俱乐部是?（这个前两天朝日新闻也有采访到 只不过当时只搬运了漫画创作有关的内容）
A：曼城和皇家马德里 我最喜欢腰财万贯的强者们用力量取得胜利的足球（笑）
天才们践踏他人人生的感觉 令人难以忍受啊 这些家伙是人类中最强的 令人绝望 回想起来的话 我从小就喜欢那样的足球 例如菲戈、齐达内、罗纳尔多、贝克汉姆等聚集在一起被称为“银河系军团”的二十一世纪皇马就令人非常兴奋 只获得了头衔也不一定 城市也要有能出大钱的赞助商 包括导演在内的艺人们都是一个道理的 要强大到像是孩子所想的最强队伍 那会令人看着很开心
6记者：原来如此
A：我很喜欢世界各地的强选手们一起在世界杯对抗 之后分分聚聚 因为有钱的球队会想要获得实力雄厚的选手 便会发生这种情况 而在世界杯的时候就能看到这种情况 日本代表队的话 小时候中田（英寿）、（中村）俊辅、稻本（润一）等人从日本出国 这是为了参加世界杯 他们是一个团队 这让我我很兴奋
7记者：这样的喜好也反映在作品中吧？《蓝色监狱》中 原本是在不同球队中进行较量的选手们聚在一起与日本U-20国家队进行较量 然后各自分散 与欧洲5强球队比拼
A：作为创作者的话？虽然会这么想...（苦笑）是这样的吧 这种梦幻般的团队就是会令人兴奋的
（下面有一段和漫画完全无关 且和现实的足球关系太大 博主对足球了解有限 直接放原文 先不翻译了
记者：日本代表の中での最注目選手は？
金城 堂安律選手の活躍が観たいですね。最近、調子よくないですか？
金城老师：僕は日本人っぽくないメンタルの選手が好きなんです。本田圭佑選手なんかもそうですけど。……あ、ストライカーマンガを描いているのにMVPも最注目選手もストライカーを挙げてないですね（笑）。ストライカー的存在で言うと、三苫薫選手です。イングランドプレミアリーグで証明し始めた彼のドリブルとゴールが、このW杯で世界にバレる瞬間を目撃できれば幸せです！ それとあとはやっぱり南野拓実選手ですね。ペナルティ・ボックス内でこそ輝く選手だと思いますので、W杯で、ボックス内で、仕事をやってのける南野選手が観たいです！）
8记者：对选手的喜欢也反映在《蓝色监狱》里吗？
我想是的 我在漫画中也（设计了）：“打出了射门 喊着：’去吧！决定了！’”这样的角色 明明做了不同凡响的事 却淡淡地说“这没什么 每天不都在做同样的事情？”我喜欢这样的家伙 就算是打进世界杯冠军赛的射门 也会说“这是平时的惯例” 这到底是从一个更高纬度的地方来玩的 还是说是作为超人的玩家啊 而主人公洁是在大家都很热情的时候理性地说“不 不是这样的”的角色 喜欢自然俯瞰的类型 只是我认为打进超级进球的是更感性的选手（笑）
（最后还有一段金城老师对日本代表队的应援 先不翻译了：
金城 これは、子どもの頃から日本代表をただただかぶりついて観ているいちファンとしての願望ですが……、日本サッカーが「次」のフェーズに行くような戦いが観たいですね。もちろん勝って、ベスト８以上、優勝が観たいです！でもそれ以上に「次」を「その次」を感じられる、ワクワクする日本代表を見せてもらえたら。それが僕の望みです。２０２２年W杯、また子どもみたいにかぶりついて観ます！ガンバレ、日本！！）
現代ビジネス采访《蓝色监狱》编剧金城宗幸第二弹
感觉这次的采访 漫画相关的料少了很多 但还是有点内容 会有一些漫画内容的剧透 介意勿看
1记者：《蓝色监狱》和大阪钢巴队、FC东京足球俱乐部 日本世界杯代表队发布新球服时也有合作
A：连载初时 有读者指责我：“金城在《蓝色监狱》里把日本选手称为渣滓 不可原谅！” 但这些只是角色的台词而已 我也是傻瓜般热爱日本代表队的——所以能得到足球界的橄榄枝 我感到很荣幸
《蓝色监狱》并非“正统派”的足球漫画 所以在这开始前 我一直在想读者的规模会达到什么程度 慢慢地 热衷于此的人增加了 现在还有小学生读者 “从未看过足球漫画 第一次读”这样的声音也不少 这样估计对扩大足球粉丝群 体多少有些帮助吧
就个人而言 如果读了《蓝色监狱》后 以自我主义前锋为目标的小学生增加的话 我会很高兴的 不过 这样的孩子们聚在一起 肯定会吵架的……(笑) 不过 这种冲突对于 “我即是我”的选手 他们的存在变得理所当然 在增加日本前锋数量这件事上 感觉会好些 我想这也是在考验指导者“接受并发展”的能力
2记者：《蓝色监狱》有足球爱好者才明白的小段子吧
A刚开始连载时是这样加了一堆没用的段子 结果被球迷们骂“你是不是闲的啊！” （下面这段涉及日本足球网络用语。。。本人对足球所知甚少 这里粗略的翻译一下 下面后附上日语原文）比如网友在讨论足球时使用的QBK（意思好像是“急にボールが来たので”球来得太突然了）第二回时用了“Q（急に）…B（蜂楽が）…K(来たからぁ）”【吉良那句“突然...蜂乐...来了...”】这种台词其实就是为了玩梗 蜂乐廻的读法就变成了“ばちらめぐる”（到处乱撞/忽隐忽现）在那之前我一直在想要不要叫“那边”（あちら）（PS这里不知道是什么梗。。。）（该段原文：たとえばネット民が使うサッカー用語にQBKというものがありますけれども、第2話でそれをもじった「Q（急に）…B（蜂楽が）…K(来たからぁ）!!」というセリフを言わせたりとか。実はこれをやるために、蜂楽廻というキャラクターの読み方が「ばちらめぐる」になったんですよね。それまでは「あちら」にしようかなと思っていたんですけど。）
3记者：原来是这样的吗？
A：最近还加入了C•罗相关的话题 并推出了以C•罗为主题的漫画形象
4记者：在球迷中人气最高的角色是？
A：不只是球迷的话 糸师凛和凪诚士郎是双前锋 之后是千切豹马、蜂乐廻、洁世一 最近有米歇尔•凯撒、御影玲王 但很多足球选手都说“作为主人公的洁世一比较好”
我也这样考虑过这样的事 洁在普通的运动漫登场 的话会觉得是聪明的副角色 但让他作为《蓝色监狱》的主角 这是近乎完美的想法
之前 大久保嘉人选手、冈崎慎司选手、以及南野拓实选手都与我分别进行了宝贵的采访交谈 三人都对洁的想法和策略产生了共鸣 我本以为他们喜好会更为分散呢 这还真是意外呢 正因为职业选手在赛场上一边运动 一边思考着各种各样的事情 所以才会对像洁一样天马行空的角色产生共鸣吧
5记者：顺便一问 金城先生喜欢的俱乐部是?（这个前两天朝日新闻也有采访到 只不过当时只搬运了漫画创作有关的内容）
A：曼城和皇家马德里 我最喜欢腰财万贯的强者们用力量取得胜利的足球（笑）
天才们践踏他人人生的感觉 令人难以忍受啊 这些家伙是人类中最强的 令人绝望 回想起来的话 我从小就喜欢那样的足球 例如菲戈、齐达内、罗纳尔多、贝克汉姆等聚集在一起被称为“银河系军团”的二十一世纪皇马就令人非常兴奋 只获得了头衔也不一定 城市也要有能出大钱的赞助商 包括导演在内的艺人们都是一个道理的 要强大到像是孩子所想的最强队伍 那会令人看着很开心
6记者：原来如此
A：我很喜欢世界各地的强选手们一起在世界杯对抗 之后分分聚聚 因为有钱的球队会想要获得实力雄厚的选手 便会发生这种情况 而在世界杯的时候就能看到这种情况 日本代表队的话 小时候中田（英寿）、（中村）俊辅、稻本（润一）等人从日本出国 这是为了参加世界杯 他们是一个团队 这让我我很兴奋
7记者：这样的喜好也反映在作品中吧？《蓝色监狱》中 原本是在不同球队中进行较量的选手们聚在一起与日本U-20国家队进行较量 然后各自分散 与欧洲5强球队比拼
A：作为创作者的话？虽然会这么想...（苦笑）是这样的吧 这种梦幻般的团队就是会令人兴奋的
（下面有一段和漫画完全无关 且和现实的足球关系太大 博主对足球了解有限 直接放原文 先不翻译了
记者：日本代表の中での最注目選手は？
金城 堂安律選手の活躍が観たいですね。最近、調子よくないですか？
金城老师：僕は日本人っぽくないメンタルの選手が好きなんです。本田圭佑選手なんかもそうですけど。……あ、ストライカーマンガを描いているのにMVPも最注目選手もストライカーを挙げてないですね（笑）。ストライカー的存在で言うと、三苫薫選手です。イングランドプレミアリーグで証明し始めた彼のドリブルとゴールが、このW杯で世界にバレる瞬間を目撃できれば幸せです！ それとあとはやっぱり南野拓実選手ですね。ペナルティ・ボックス内でこそ輝く選手だと思いますので、W杯で、ボックス内で、仕事をやってのける南野選手が観たいです！）
8记者：对选手的喜欢也反映在《蓝色监狱》里吗？
我想是的 我在漫画中也（设计了）：“打出了射门 喊着：’去吧！决定了！’”这样的角色 明明做了不同凡响的事 却淡淡地说“这没什么 每天不都在做同样的事情？”我喜欢这样的家伙 就算是打进世界杯冠军赛的射门 也会说“这是平时的惯例” 这到底是从一个更高纬度的地方来玩的 还是说是作为超人的玩家啊 而主人公洁是在大家都很热情的时候理性地说“不 不是这样的”的角色 喜欢自然俯瞰的类型 只是我认为打进超级进球的是更感性的选手（笑）
（最后还有一段金城老师对日本代表队的应援 先不翻译了：
金城 これは、子どもの頃から日本代表をただただかぶりついて観ているいちファンとしての願望ですが……、日本サッカーが「次」のフェーズに行くような戦いが観たいですね。もちろん勝って、ベスト８以上、優勝が観たいです！でもそれ以上に「次」を「その次」を感じられる、ワクワクする日本代表を見せてもらえたら。それが僕の望みです。２０２２年W杯、また子どもみたいにかぶりついて観ます！ガンバレ、日本！！）
✋热门推荐