人生は塞翁が馬
当たり前のことを言うようだが、人生って一寸先の読めない「塞翁が馬」そのものであると言えそうだ。若い時、俺も留学生として日本での海外生活を送っていたが、それこそ嬉しいことやら悲しいことやらいろいろと経験したものである。
ところが、卒業も間近のある日、俺は思わぬハプニングに出逢った。大学の「教務課」から電話が入り、俺の履修科目の取得「単位」が足りないという「通告」だった。つまりこのままでは卒業できないということなのだ。いやはや、それこそ「降って沸いた災難」というしかなかった。どうしてこんなことになってしまったのだ?俺はただただ呆れて頭の中が空っぽになったような感じだった。後でわかったことだが、T先生の科目の単位が取れなかったのである(たぶん授業に真面目に出てなかったからだろう)。T先生に泣きついたが、頑として受け付けない。泣いても喚いてもどうにもならない!結局、仕方なく卒業をもう一年伸ばすしかなかった。そして俺は留学生活の中で最大のピンチに陥ってしまったのである…
だが、「捨てる神あれば拾う神有り」。ある日、俺はたまたま自分が中国語を教えていた知り合いのk先生(お医者さん)に自分の卒業後の進路についていろいろと相談した。俺はできれば卒業後日本で就職したいと率直に自分の考えを伝えた。俺の話を静かに聞いていたk先生は「じゃ、ちょっと知り合いの者に聞いてみよう、しばらく待ってくれませんか」と言った。それから数日後に先生から電話が入った。知り合いの地元の有力企業の副社長に頼んでみたが、都合のいい時に面接に来てくれ、との話だった。「やった!」まるで夢のような話だった。俺は嬉しくて飛び上がらんばかりだった。まさかこんなに順調に話が進んでしまうとは思ってなかった。もちろん、その後の面接は一発で通り、俺は二週間の新入社員研修の後「**株式会社・大阪営業所」に配属されたのである。つまり、俺は中国人として初めて「**株式会社」の正社員となったのである。言うならば、それこそ「宝くじ」に当たったような気分だった。
これがなんと今からおよそ三十年ほど前のことであるが、今思い返しても感無量であるとともに驚くばかりである(俺の「憎まれっ子 世に憚る」(一)2017-11-4 10:28 来自 微博 weibo.com参照)。もしも俺があの時「無事に」二年で修士課程を卒業してしまっていたら、どこで、どんな生活をしていただろうか?もちろん、その後の十数年に及ぶ日本での生活はなかっただろう。そして、今の俺も全く違う人生の航路を辿っていただろう…
明日の来ない夜はない。人生の道って先に何が待っているか、何時どんな事故やトラブルに巻き込まれるか誰にもわからない。時にはこの世の終わりかと思うくらいの災難だと思っていたことも、その時が過ぎてしまえば、「災い転じて福となる」ことだってあるものだ。そういう時こそ絶対ジタバタせずに我慢しながら嵐の去っていくのをじっと待つべきであろう。そしてこれこそスランプから抜け出す唯一の道である。
人生は試行錯誤の連続である。俺が、ここに敢えて自分の過去を曝け出すのは決して自虐的な趣味や自己満足の為でもない。一時的な失敗や不遇など恐れるに足りないということを言いたかっただけである。それにしても何時までも「平常心」を保つことがどれだけ難しく大事であるかを今さら噛みしめる今日この頃である。
2019年 年頭のたわごと
当たり前のことを言うようだが、人生って一寸先の読めない「塞翁が馬」そのものであると言えそうだ。若い時、俺も留学生として日本での海外生活を送っていたが、それこそ嬉しいことやら悲しいことやらいろいろと経験したものである。
ところが、卒業も間近のある日、俺は思わぬハプニングに出逢った。大学の「教務課」から電話が入り、俺の履修科目の取得「単位」が足りないという「通告」だった。つまりこのままでは卒業できないということなのだ。いやはや、それこそ「降って沸いた災難」というしかなかった。どうしてこんなことになってしまったのだ?俺はただただ呆れて頭の中が空っぽになったような感じだった。後でわかったことだが、T先生の科目の単位が取れなかったのである(たぶん授業に真面目に出てなかったからだろう)。T先生に泣きついたが、頑として受け付けない。泣いても喚いてもどうにもならない!結局、仕方なく卒業をもう一年伸ばすしかなかった。そして俺は留学生活の中で最大のピンチに陥ってしまったのである…
だが、「捨てる神あれば拾う神有り」。ある日、俺はたまたま自分が中国語を教えていた知り合いのk先生(お医者さん)に自分の卒業後の進路についていろいろと相談した。俺はできれば卒業後日本で就職したいと率直に自分の考えを伝えた。俺の話を静かに聞いていたk先生は「じゃ、ちょっと知り合いの者に聞いてみよう、しばらく待ってくれませんか」と言った。それから数日後に先生から電話が入った。知り合いの地元の有力企業の副社長に頼んでみたが、都合のいい時に面接に来てくれ、との話だった。「やった!」まるで夢のような話だった。俺は嬉しくて飛び上がらんばかりだった。まさかこんなに順調に話が進んでしまうとは思ってなかった。もちろん、その後の面接は一発で通り、俺は二週間の新入社員研修の後「**株式会社・大阪営業所」に配属されたのである。つまり、俺は中国人として初めて「**株式会社」の正社員となったのである。言うならば、それこそ「宝くじ」に当たったような気分だった。
これがなんと今からおよそ三十年ほど前のことであるが、今思い返しても感無量であるとともに驚くばかりである(俺の「憎まれっ子 世に憚る」(一)2017-11-4 10:28 来自 微博 weibo.com参照)。もしも俺があの時「無事に」二年で修士課程を卒業してしまっていたら、どこで、どんな生活をしていただろうか?もちろん、その後の十数年に及ぶ日本での生活はなかっただろう。そして、今の俺も全く違う人生の航路を辿っていただろう…
明日の来ない夜はない。人生の道って先に何が待っているか、何時どんな事故やトラブルに巻き込まれるか誰にもわからない。時にはこの世の終わりかと思うくらいの災難だと思っていたことも、その時が過ぎてしまえば、「災い転じて福となる」ことだってあるものだ。そういう時こそ絶対ジタバタせずに我慢しながら嵐の去っていくのをじっと待つべきであろう。そしてこれこそスランプから抜け出す唯一の道である。
人生は試行錯誤の連続である。俺が、ここに敢えて自分の過去を曝け出すのは決して自虐的な趣味や自己満足の為でもない。一時的な失敗や不遇など恐れるに足りないということを言いたかっただけである。それにしても何時までも「平常心」を保つことがどれだけ難しく大事であるかを今さら噛みしめる今日この頃である。
2019年 年頭のたわごと
アイネクライネ
小小的我
米津玄师
あたしあなたに会えて本当に嬉しいのに
明明我真的很兴幸能遇上你
当たり前のようにそれらすべてが悲しいんだ
但却有如必然似的那一切都是如此悲伤
今痛いくらい幸せな思い出が
此刻,这份令人隐隐作痛的幸福回忆
いつか来るお別れを育てて歩く
逐渐抚育出终会迎来的离别
誰かの居場所を奪い生きるくらいならばもう
要是如此夺取他人的容身之所去生存的话
あたしは石ころにでもなれたならいいな
那我即使变作一块小石头也没关系的吧
だとしたら勘違いも戸惑いもない
那就不会感到误会或是困惑
そうやってあなたまでも知らないままで
然后就连你亦不会知道我的存在
あなたにあたしの思いが全部伝わってほしいのに
明明想要将我对你的爱慕向你尽数倾诉
誰にも言えない秘密があって嘘をついてしまうのだ
但内心却抱有对谁亦无法言道的秘密而撒下谎言
あなたが思えば思うよりいくつもあたしは意気地ないのに
明明我是比你所想的更没有志气
どうして どうして どうして
为什么 为什么 为什么
消えない悲しみも綻びもあなたといれば
不论是不灭的悲伤或是伤口也好只要与你同在
それでよかったねと笑えるのがどんなに嬉しいか
就能笑道「那真好呢」如此会是多么的令人欣喜
目の前の全てがぼやけては溶けてゆくような
眼前一切都变得模糊不清彷似逐渐溶化
奇跡であふれて足りないや
仅是充满奇迹可不足够啊
あたしの名前を呼んでくれた
你叫了我的名字
あなたが居場所を失くし彷徨うくらいならばもう
要是你因失去容身之所而彷徨的话
誰かが身代わりになればなんて思うんだ
我就会想要是能找某人来当替身就好了
今 細やかで確かな見ないふり
此刻那么微不足道却又确实的视若无睹
きっと繰り返しながら笑い合うんだ
一定如此不断重复就能彼此欢笑的
何度誓っても何度祈っても惨憺たる夢を見る
就算发誓或是祈祷过多少次却始终看见凄惨的梦
小さな歪みがいつかあなたを呑んでなくしてしまうような
那小小的扭曲就似终有一天会将你吞没
あなたが思えば思うより大げさにあたしは不甲斐ないのに
明明我就比你想象中还要不中用得多
どうして どうして どうして
为什么 为什么 为什么
お願い いつまでもいつまでも超えられない夜を
拜托了 请让在这永远永远亦无法跨越的夜晚
超えようと手をつなぐこの日々が続きますように
一起携手说道「去跨越它吧」的这段日子能延续下去
閉じた瞼さえ鮮やかに彩るために
为了让那紧闭的双眼亦能添上鲜明色彩
そのために何ができるかな
为了那样我能做些什么呢
あなたの名前を呼んでいいかな
我可以叫你的名字吗
産まれてきたその瞬間にあたし
我在诞生于世上的那一瞬间
「消えてしまいたい」って泣き喚いたんだ
就在泣叫着「好想要消失」
それからずっと探していたんだ
从那时起我就一直在寻找
いつか出会える あなたのことを
终有一天能遇见的你
消えない悲しみも綻びもあなたといれば
不论是不灭的悲伤或是伤口也好只要与你同在
それでよかったねと笑えるのがどんなに嬉しいか
就能笑道「那真好呢」如此会是多么的令人欣喜
目の前の全てがぼやけては溶けてゆくような
眼前一切都变得模糊不清彷似逐渐溶化
奇跡であふれて足りないや
仅是充满奇迹可不足够啊
あたしの名前を呼んでくれた
你叫了我的名字呢
あなたの名前を呼んでいいかな
那么我可以叫你的名字吗
小小的我
米津玄师
あたしあなたに会えて本当に嬉しいのに
明明我真的很兴幸能遇上你
当たり前のようにそれらすべてが悲しいんだ
但却有如必然似的那一切都是如此悲伤
今痛いくらい幸せな思い出が
此刻,这份令人隐隐作痛的幸福回忆
いつか来るお別れを育てて歩く
逐渐抚育出终会迎来的离别
誰かの居場所を奪い生きるくらいならばもう
要是如此夺取他人的容身之所去生存的话
あたしは石ころにでもなれたならいいな
那我即使变作一块小石头也没关系的吧
だとしたら勘違いも戸惑いもない
那就不会感到误会或是困惑
そうやってあなたまでも知らないままで
然后就连你亦不会知道我的存在
あなたにあたしの思いが全部伝わってほしいのに
明明想要将我对你的爱慕向你尽数倾诉
誰にも言えない秘密があって嘘をついてしまうのだ
但内心却抱有对谁亦无法言道的秘密而撒下谎言
あなたが思えば思うよりいくつもあたしは意気地ないのに
明明我是比你所想的更没有志气
どうして どうして どうして
为什么 为什么 为什么
消えない悲しみも綻びもあなたといれば
不论是不灭的悲伤或是伤口也好只要与你同在
それでよかったねと笑えるのがどんなに嬉しいか
就能笑道「那真好呢」如此会是多么的令人欣喜
目の前の全てがぼやけては溶けてゆくような
眼前一切都变得模糊不清彷似逐渐溶化
奇跡であふれて足りないや
仅是充满奇迹可不足够啊
あたしの名前を呼んでくれた
你叫了我的名字
あなたが居場所を失くし彷徨うくらいならばもう
要是你因失去容身之所而彷徨的话
誰かが身代わりになればなんて思うんだ
我就会想要是能找某人来当替身就好了
今 細やかで確かな見ないふり
此刻那么微不足道却又确实的视若无睹
きっと繰り返しながら笑い合うんだ
一定如此不断重复就能彼此欢笑的
何度誓っても何度祈っても惨憺たる夢を見る
就算发誓或是祈祷过多少次却始终看见凄惨的梦
小さな歪みがいつかあなたを呑んでなくしてしまうような
那小小的扭曲就似终有一天会将你吞没
あなたが思えば思うより大げさにあたしは不甲斐ないのに
明明我就比你想象中还要不中用得多
どうして どうして どうして
为什么 为什么 为什么
お願い いつまでもいつまでも超えられない夜を
拜托了 请让在这永远永远亦无法跨越的夜晚
超えようと手をつなぐこの日々が続きますように
一起携手说道「去跨越它吧」的这段日子能延续下去
閉じた瞼さえ鮮やかに彩るために
为了让那紧闭的双眼亦能添上鲜明色彩
そのために何ができるかな
为了那样我能做些什么呢
あなたの名前を呼んでいいかな
我可以叫你的名字吗
産まれてきたその瞬間にあたし
我在诞生于世上的那一瞬间
「消えてしまいたい」って泣き喚いたんだ
就在泣叫着「好想要消失」
それからずっと探していたんだ
从那时起我就一直在寻找
いつか出会える あなたのことを
终有一天能遇见的你
消えない悲しみも綻びもあなたといれば
不论是不灭的悲伤或是伤口也好只要与你同在
それでよかったねと笑えるのがどんなに嬉しいか
就能笑道「那真好呢」如此会是多么的令人欣喜
目の前の全てがぼやけては溶けてゆくような
眼前一切都变得模糊不清彷似逐渐溶化
奇跡であふれて足りないや
仅是充满奇迹可不足够啊
あたしの名前を呼んでくれた
你叫了我的名字呢
あなたの名前を呼んでいいかな
那么我可以叫你的名字吗
一个简单的歌单——送给听不到的他
Day2
【告白】 词曲:平井坚
作为霓虹歌入坑作,某人对【告白】这首歌也是百听不厌。
告白应该是甜蜜的吧。
但是如果人生是一场舞台剧,如果心上人近在咫尺却仍不可及,如果所有的感觉流到心里的时候只剩痛苦。那还会渴望爱情吗?
答案应该还是“会”吧。
平井坚先生的几首歌某人都很喜欢,暖暖的音色配着明快的曲调,讲述着一个又一个爱情的故事。无论开始如何,过程如何,结局如何。
——————————
告白 词曲:平井坚
私の中のあなたをいつも杀して生きてきた
谁もが知るあの歌が私には响かない
笑いたい时ではなく笑うべき时に笑って
狭い水槽の中を真四角に泳いだ
あなたが私をすくいあげてくれるなら
それを运命と呼ぼう 叶わないけれど
もがき あがき 泣き唤き叫べど
あなたに届かない芝居
爱が欲しい ただそれだけなのに
巡れど巡れど闇は闇
痛みに気づかぬフリで更に伤口は広がり
张りつめた街の中で逃げ道を探した
明日を愿うと何故か悲しみが袭う
群れをなす同じ颜が飞び出せずにいる
骗し 骗し あなたに近付けば
心が血を流す悲剧(tragic)
爱が嫌い 丑い嘘をつき
廻せど廻せど裏は裏
もがき あがき 泣き唤き叫べど
あなたに届かない芝居
爱が欲しい ただそれだけなのに
巡れど巡れど同じ
脚本の无い人生の舞台で
谁もが泣き笑い芝居
「爱をください」 台词が首を绞め
もがけどあがけど幕は开く
#告白 -less vocal-[音乐]#
Day2
【告白】 词曲:平井坚
作为霓虹歌入坑作,某人对【告白】这首歌也是百听不厌。
告白应该是甜蜜的吧。
但是如果人生是一场舞台剧,如果心上人近在咫尺却仍不可及,如果所有的感觉流到心里的时候只剩痛苦。那还会渴望爱情吗?
答案应该还是“会”吧。
平井坚先生的几首歌某人都很喜欢,暖暖的音色配着明快的曲调,讲述着一个又一个爱情的故事。无论开始如何,过程如何,结局如何。
——————————
告白 词曲:平井坚
私の中のあなたをいつも杀して生きてきた
谁もが知るあの歌が私には响かない
笑いたい时ではなく笑うべき时に笑って
狭い水槽の中を真四角に泳いだ
あなたが私をすくいあげてくれるなら
それを运命と呼ぼう 叶わないけれど
もがき あがき 泣き唤き叫べど
あなたに届かない芝居
爱が欲しい ただそれだけなのに
巡れど巡れど闇は闇
痛みに気づかぬフリで更に伤口は広がり
张りつめた街の中で逃げ道を探した
明日を愿うと何故か悲しみが袭う
群れをなす同じ颜が飞び出せずにいる
骗し 骗し あなたに近付けば
心が血を流す悲剧(tragic)
爱が嫌い 丑い嘘をつき
廻せど廻せど裏は裏
もがき あがき 泣き唤き叫べど
あなたに届かない芝居
爱が欲しい ただそれだけなのに
巡れど巡れど同じ
脚本の无い人生の舞台で
谁もが泣き笑い芝居
「爱をください」 台词が首を绞め
もがけどあがけど幕は开く
#告白 -less vocal-[音乐]#
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