今日は節分=ダイズでGO!=

呂「というわけで、節分だから大集合だよ!」

玄「…節分ってそんなに気合入れる行事だったか?」
士「…いや、俺の認識でももっとさらっと終わらせる行事だった気が…」

零「しっ!」

一同「…」

零「…ふぅ。黄色の鬼(節分応援委員会会長)には聞かれていなかったようだな」
呂「危ない危ない」
士&零「黄色の鬼」

呂「とりあえず、このダイズが当たると口から秘密が暴露されちゃうわけ」
士「なんなんですか、それ(苦笑)」

呂<ダイズッ 三士欧

士【靴下に穴が空いてることにさっき気付いちゃったんだよな〜。捨てなきゃ】

士「………………玄尉、これ、マジだ」
玄「みたいだな。あとお前の穴開き靴下にはちょっと興味がある」
呂「ある。こんなバッチバチに決めておいて、この人、今、靴下に穴が空いてるだなんて」
士「傷をえぐらない」
零「あはは。さて、これで投げ合いをしても良いんだが…まぁ、いい歳をした大人が4人しかいないわけだし、ここでドタバタ大騒ぎをするよりも、大人しく一人一つを暴露しないか?
お互いにちょっとずつ恥ずかしい想いをして痛み分け、ということで(苦笑)」
呂「そうしよっか」
玄「…誰にも投げずに放っておいても自白する羽目になるんだろ?だったらしょうがないな」

士「じゃあ、俺はもう一つ暴露したか

玄<ダイズッ 三士

士【疲れMAXの時にヘアメされてて『(椅子に)もたれてもらえますか?』って言われたのに対して、何も考えずにメイクさんにもたれかかった】

士「なんで俺だけ2個!?」
玄「いや、なんとなく」
士「メイクさん男性で良かったって話!!!」
零「お疲れ(苦笑)」

呂「よ〜し、零さん行くぞ〜!?」
零「これ、当てられると分かっていても、何が自分の口から出てくるか分からないから、ドキドキするな」

呂<ダイズッ 三零

零【撮影で久しぶりに自転車に乗ることがあり、颯爽とサドルにまたがり、ペダルに足を置いて……

すごい勢いで踏み外したペダルが一周回ってスネを打った。

内心悶絶したが、周囲の目があったため平気なふりをして格好をつけていた。あとで見たら立派な青あざになっていた】

一同「wwwwwwww」
呂「俺もやったことあるwww」

零<ダイズッ 三呂

呂【幾つかの衣装に着替える撮影があって、最後の一着〜と華麗に登場したらポンと衣装さんに肩を叩かれて一言。『前、空いてますよ』】

士「まぁ、一回はありますよね!!」
呂「あるよね!?!?!」
玄「ライブでの早替えの時とか大丈夫だったか?」
零「呂庵は髪の毛が間に合わないとかたまにあったな…。孝明は後ろ前で出てきたことがあった」
呂「ここにいないのに暴露されてるタカちゃんwwwちなみに、さんざんMCで突っ込まれたあとにステージ上で堂々と着替え直してたよねww」
士「ハート強いなぁ。そんじゃラストは玄尉な」

士<ダイズッ 三玄

玄【最近ちょっと厚揚げが好き】

一同「…」

一同「和んだ」
玄「…」

玄「…………飲み屋で……表面を焼いて…ネギと醤油をかけて食べるのが……美味しくて……これ、妙に恥ずかしいな?」
士「だろ!?!?!?」
零「士欧。これが節分のすごさだよ」
士「なんか違うと思いますよ!?!?!」

呂「みんなに福がやってきますよーに!」

·#節分#
·#節分応援委員会#
·#ᶫᵒᵛᵉ♡pionix#

 「薬」鲁迅(下)
小栓は、ゆっくりと出てきた。胸をさするのだが、咳がとまらない。カマドから冷や飯を盛って、熱湯をかけて食べ始めた。母は彼と一緒に出てきて、「小栓、良くなったかい?
でも、お前やっぱりお腹がすくんだね。……」
 「請け負うよ。まちがいないって」。康大叔は小栓をちらっと見てから、衆人の方に向き直って、言った。「夏の三爺は、ほんとにおりこうさんさ。もし彼が、お上に届けなきゃ、
奴の家だって全滅さ。それがどうだい。銀貨だぜ。」
「あのがきゃー、ほんとにどうしようもねえ。牢にぶち込まれても、牢番に造反をそそのかすんだ。」
 「へええ。造反!」後ろの方に坐っていた二十代の男が憤慨して言った。
 「赤目の阿義が仔細を調べに行ったら、奴はこう言ったてんだ。この大清国の天下は、われわれみんなのものだ。どうでー、これがまっとうな人間の言うことかよ。」
 「赤目は、奴の家は、ばあさんが一人いるだけで、金ヅルはないってことは百も承知の助だが、まさか、あんなに貧乏だったとは、思いも及ばなかったそうだ。一銭たりとも、牢番への付け届けすら出てこなかったって。それで頭に来たってわけさ。その上、奴ときたひにやー、まったくもう、虎の頭の上で、かゆいところを掻くようなまねしやがって、
それで、二発ほどおみまいしてやったんだそうだ。」
 「義兄貴は、拳道の達人だし、二発も食らやー、やっこさんも参ったろうね。」角のせむしが忽然、興奮して立ちあがった。
「それが何と! 殴られても、平チャラでよ、言うにこと欠いて、義兄貴に向かって、
かわいそうに!かわいそうに!ってさ。」
 「こんなガキを殴って、何がかわいそうなもんか」とゴマ塩が言った。
 康大叔は、見下したような冷笑を浮かべて、「お前、俺の話がわかってねえな」「奴が言うのは、阿義がかわいそうだって、いうんだ」
 聞いていた連中の目はきょとんと動かなくなった。話も止んだ。小栓は食べ終わっていたが、全身汗をかいて、頭から湯気がでていた。
 「阿義がかわいそう。 きちがい沙汰だ。まったく気が狂ったんだ」ゴマ塩が悟ったように言った。「気が狂ったんだ」二十代の男も悟ったかのように続いた。
 店内の客も、また元に戻って、騒ぎだした。小栓もこの騒ぎにまぎれて、ゴホンゴホンと咳をした。康大叔が寄ってきて、肩をたたいて、言った。
 「良くなるよ。小栓。お前そんなに咳するな。きっと良くなるから!」
 「気が狂った!」せむしの五少爺は頭を揺らしながらぶつぶつつぶやいた。
4.
  西門外の城壁沿いの土地は、もともとお上のものだった。中央にくねくねと細い道が一本あった。近道をする人たちが通った結果であったが、自然と境界線になった。道の左側は、死刑囚や獄死人の墓で、右側は貧乏人の墓地だった。両方とも、すでに何列もの墓が並んで、さながら、大金持ちの祝いのときにお供えされる、マントウの如くであった。
 その年の清明節は、とくに寒く、楊柳の芽も米粒の半分くらい出たばかりであった。夜は明けたばかり、華のカミさんは、右側の新しい墓の前に、四皿の料理と飯一碗を供えて、ひとしきり泣いていた。紙銭を燃やし、呆けたように地べたに坐り、何かを待っているかのようであるが、何を待っているのか、自分もわからない。微風が起こり、短い髪をゆらした。白いものは去年よりかなり増えていた。
 その道を、また一人の女が歩いてきた。半ば白髪で、ボロをまとい、壊れかけた朱塗りの丸かごに、紙銭を吊り下げ、やすみやすみしながら歩いて来る。華のカミさんが自分を見ているのに気づくと、はっとして、少したじろぎ、はずかしそうにしていたが、やがて、意を決して、左側の墓地の前に、かごを置いた。
その墓は、小栓の墓と道を挟んでちょうど線対象にあった。カミさんは、彼女が四皿の料理と飯一碗を供えて、立ったまま泣いてから、紙銭を燃やすのを見て、「あの墓も息子のだな」と思った。老女は、まわりを見渡すと、急に手足が震え始め、へなへなと後ろに倒れそうになったが、目はぎょっと見開いたままだった。
 華のカミさんは、この様子を見ていて、老女は傷心のあまり気が狂ってしまわないかと、心配になった。それで立ちあがって、小道を横切って、「お母さん、もう帰りましょうよ」と小声で言った。女はうなずいたが、やはり上を見て、ぶつぶつつぶやいた。「あれ!見て、
あれは何?」カミさんは、女の指す方を見た。その墓をじっと見て、墓の土饅頭の上の草は、まだはえそろっていなくて、黄色い土がむきだしでみっともなかった。さらにその上を見てゆくと、びっくりしてしまった。紅白の花が土饅頭の頂上の周りを囲んでいるのだった。
 二人の老女は既に老眼であったが、この紅白の花は、はっきりと見分けることができた。
花はさして多くないし、丸く囲んだようになっているが、そんな新しくはないが、きれいに並んでいる。華のカミさんは自分の息子のや、人の墓を見たが、寒さに強い青白い花が、ほんの少し咲いているだけであった。それで何か物足りなく、うつろな気分になったが、それがどうしたわけか、知ろうとは思わなかった。老女は近づいてゆき、仔細にながめてから、ひとり言のように言った。「この花は根がない。根から生えた花じゃない。こんな場所に誰が来るもんか。息子がこの世に来られるはずもない。親類や本家の連中も、とっくに来なくなったし。一体どうしたのか。老女はいろいろ考えたが、訳もわからず、また涙を流し、大声で叫んだ。
 「息子よ!彼らはみんなして、お前に冤罪をかぶせたんだね。その悔しさを忘れられなくて、悲しんでばかりもいられなくて、今日は特別に帰ってきておくれだね。私に何を言いたいのだい。」彼女は周りを見回した。一羽のカラスが木の葉のない樹の上にいるのを見て、言った。「分かったよ。息子や。かわいそうな奴らは、お前を穴埋めにして、きっと奴らに報いが来るさ。お天道様は、お見通しだよ。さ、もうお前は安らかにお眠り。お前が 
もしほんとにここに帰ってきて、私の声が聞こえるなら、あのカラスをお前の墓の上に、飛んでこさせて、私に見せておくれ。」
微風はもう止んだ。枯れ草も微動だにせず,針金のように立っていた。何かがゆれる音がしたが、だんだんしなくなって、死んだような静けさになった。二人は枯れ草の中に立って、カラスを仰ぎ見ていた。カラスは筆のようにまっすぐ伸びた枝にとまって、頭をすぼめ、鋳物のように動かなかった。
 時間がだいぶ経った。墓参りの人も増え、墓と墓の間に、老若男女が、見え隠れした。華のカミさんはなぜかしら、重い荷をおろしたような気がして、もう帰ろうと思い、老女に「帰りましょうよ」と言った。
 老女はため息をついて、やるせなく、飯と料理をしまいながら、まだ逡巡していたが、やっとぶつぶつ独り言を言いながら、歩きだした。「一体、どうしたんだろう」
 彼女らが二三十歩も行かないうちに、背後で「クアー」と鳴き声がした。二人はぞっとして、振り向くと、カラスが翼を広げて、一旦身をすくめてから、まっすぐ遠くをめがけて、矢の如くに飛び去って行った。
   1919年4月。

「薬」鲁迅(上)

 
1.
 秋の夜も更け、子の刻はとうに過ぎ、月も落ちた。朝日は未だ出ず、青黒い空の下、夜遊びする者をのぞいて、すべて寝静まっていた。華老栓は忽然、起きだして、マッチをすり、油のこびりついた灯心に火をつけると、茶館の二つの部屋に、青白い火がゆれた。
「とうさん、出かけるかい?」と老女の声。奥の小部屋から、ゴホンゴホンと咳。
「ああ」と老栓は応えながら、ボタンをとめ、手を出して、「だしてくれ」と言った。
かみさんは、枕の下をごそごそまさぐって、銀貨の包を渡した。彼はふるえる手で、隠しにしまいこみ、上から二回押さえて、提灯に火をつけ、灯心を消して、奥に入っていった。奥でも、ごそごそ音がし、続いてゴホンゴホンと咳。老栓は、息子の咳が静まるのを待って、小さな声で、「小栓、起きなくていいよ。店は母さんがやるから」
老栓は、息子が静かになったので、眠ったと思い、戸を開けて街に向かった。街はまだ暗くて、人っ子一人歩いていなかった。白い道がくっきり浮かんで見えた。提灯は足元を一歩一歩照らした。犬が何匹かいたが、一匹も吠えてこなかった。外は部屋よりかなり冷えたが、彼にはかえって爽快だった。まるで青年に戻ったようで、神通力を得て、誰かに生命を与える能力を得たごとく、大股で歩き出した。道も徐々に明るくなって、空も白み始めた。
老栓は歩くだけに専念していたが、はるか向こうに三叉路が見えてきて、びくっとした。
後ずさりして、戸の閉まった店の軒下に入って、戸にもたれて立っていた。だいぶ時間がたって、体が冷えてきた。
「ふん! くそ爺」
 「何だよう。ぬかよろこびさせやがって」
老栓はまた驚いて、目を開くと、何人もの男が目の前を通り過ぎて行った。一人がふり返って、彼をにらんだ。はっきりとはわからないが、長いこと飢えていた男が、やっと獲物にありついたように、目がギラっと光った。提灯の火は消えていた。隠しを確かめたら、硬いのはまだあった。向こうを見たら、怪しげな男たちが二人三人、死人のように徘徊していた。目を凝らしてみたが、別に奇怪なものは見えなかった。暫くすると、兵隊たちが行進してきた。兵服の前と後ろには大きな白い丸がはっきり見えた。目の前を通りすぎる時、暗紅色の縁取りまで見えた。一陣の足音が過ぎ、ちょっと目をはなしている間に、もう大勢になって、あの三々五々の連中も、忽然一体となり、潮のように進んでいった。
三叉路に着くや、立ち止まって半円形になった。
 老栓もそちらを見たが、人だかりの山で、背中しか見えなかった。まるで、見えざる手で、首を持ち上げられたアヒルの群れのように、全員首を伸ばしていた。静けさの中にも小さな音が聞こえていたが、急にざわざわしだすと、ドーンと一発。みな一目散で、後退した。老栓の立っているところまで来て、止まったので、押しつぶされそうだった。
 「さあ、金と引き替えだ!」真っ黒な男が彼の前に仁王立ちして、睨みつけるので、老栓はちぢみあがった。男は大きな手を目の前に突き出し、もう一方の手に、真っ赤なマントウをつかんでいた。赤いのがポタポタたれていた。
老栓はあたふたと銀貨を取り出し、ふるえながら彼に渡そうとするのだが、その物を受け取るのが恐ろしかった。男はいらいらしながら、「なに怖がってるんだ! 早く取れ!」とどなった。老栓がまだぐずぐずしていると、男は提灯をひったくり、べりっとそれを破って、マントウを包んで、老栓に握らせ、銀貨をつかんで、確かめてから身を翻し、「この
くそ爺!」と悪態をつきながら去って行った。
 「誰を治すんだい?」老栓は誰かが話しかけるのが聞こえたようだが、応えなかった。神経はすべて包の中に集中していた。十代続いた直系の嬰児を抱えるように大切にして、他のことは一切考えないことにした。この包の中の新しい生命を、自分の家に移植して、幸福をつかむのだ。
 朝日も出てきた。彼の前に一筋の大きな道が現れ、家の方までまっすぐ伸びていた。三叉路の角には、こわれかけた扁額にうすぼけた金文字で「古□亭口」とあった。
(2番目の□は欠落)。
2.
 老栓が家に戻ると、店は掃除もすみ、きれいに磨かれた茶卓が並んでいた。客はまだいなくて、小栓が奥で、朝飯を食べていた。大粒の汗がひたいからポタポタと落ち、あわせの背中にくっついて、肩甲骨が陽刻の「八」の字のようである。老栓はそれを見て、少し気が重くなった。女房が炊事場から急いで出てきて、唇をふるわせながらじっと見て、
「手に入ったかい?」ときいた。
「ああ」
 二人は炊事場に行き、相談した。カミさんは出て行って、しばらくして大きなハスの葉を手にして戻り、卓上に広げた。老栓も提灯の包を開き、ハスの葉で真っ赤なマントウを包みなおした。小栓も飯をすませたが、母親はあわてて「小栓、そこにいて!こっちに来ちゃダメだよ!」と言った。
 カマドの火を掻いて、老栓は碧緑の包と紅白の破れ提灯をいっしょにカマドに入れた。
紅と黒の火焔が舞い上がり、店中に奇怪な香味がただよった。
 「いいにおいだね。何たべてるの?」せむしの五少爺が入ってきた。この男は毎日茶館で過す。一番に来て、最後までいる。このときものっそりと入ってきて、通りに面した角の卓に着くやいなや、訊いてみたのだが、誰も応答しない。「炒り米の粥かい?」
老栓はあたふたと出てきて、茶を注いだ。
「小栓、おいで!」母親は小栓を奥の部屋に呼んだ。中央に腰かけがあり、そこに坐った。母は真っ黒になったものを差し出した。「お食べ。すぐ良くなるから」と言った。
 小栓は黒いのをつかんで、ちょっとながめて、自分の命をつかんだような、なんともいえない気持ちになった。慎重に半分に割ると、焦げた皮の中から湯気がでた。湯気が消えると、白い小麦粉のマントウだった。 食べ終わるのにさして時間もかからなかったが、どんな味だったか、忘れてしまった。空になった皿が残り、傍らには父親、もう一方には母親がいて、二人の目は、彼の身に何かを注ぎこみ、そしてまた、何かを取り出そうとしているようであった。彼は心臓が跳びはねそうにドキドキするのを抑えきれず、胸をなでおろしたが、またゴホンゴホンと咳き込んだ。
 「お休みな!そしたらすぐ良くなるから」小栓は母に言われる通り、咳をしながら、眠りについた。母は咳が静まるのを待って、ふんわりとつぎだらけの布団をかぶせた。
3.
 客は増え、老栓も忙しくなり、ヤカンから一人ひとりに湯を注いで回った。目はクマができていた。
「老栓、具合でも悪いのかい?病気かい?」ゴマ塩髭の男がきいた。
「いや」
「じゃない。うれしそうに笑っているし、病気にはみえんが」ゴマ塩髭の男は自分の質問を取り消した。
 「老栓は忙しいだけだよ。もし息子が ……」
せむしの五少爺の話がおわらぬうちに、突然、顔の肉がたるんだ男が、黒い着物をボタンもせず、幅広の黒い腰帯をだらりとさせて、闖入してきた。入るなり、老栓に大声で、
「食ったか?良くなったか?老栓、おめえは運のいい奴よ!幸運だ。もし俺様の情報が遅かったら……。」
 老栓はヤカンを手にしながら、恭しく頭を下げ、にこにこして聞いていた。客も恭しく、聞いていた。カミさんも、目にクマをつけながらも、うれしそうに茶碗と茶葉を出し、オリーブも入れると、老栓が湯を注いだ。
 「まかしとけ。今度のは、そんじょそこらのとはわけが違う。熱いうちに取ってきて、熱いうちに食うんだから」肉のたるんだ男は、大声でしゃべり続けた。
 「本当さ。もし康大叔さんのお力添えがなければ、どうしてこんなにうまく……」カミさんも、大変感激して、彼に礼を言った。
「まちがいない。請け負うぜ。こんなふうに熱いうちに食う。この人血マントウなら、どんな肺病だって、すぐ治るさ!」
 カミさんは「肺病」と言われて、顔色が変わり、不満気であったが、作り笑いをして、きまり悪そうにその場を離れていった。康大叔は、そんなことは何も気づかぬがごとくに、
声を張り上げて、騒いでいたが、その騒ぎで寝ていた小栓もいっしょになって咳をしだした。
 「おめーん家の小栓は、こんな幸運にめぐり会えたんだから、きっと治るよ:どうりで、老栓もうれしそうにしているわけだ」ゴマ塩髭がしゃべりながら、康大叔の前に近づき、くぐもった声できいた。「康さん、今日殺されたのは、夏家の子だってそうだが、どの夏さんだい?で、何をやらかしたの?」
 「どのだって!四番目、のに、決ってるじゃないか。あのがきゃー!」康大叔は衆人が
耳をそばだてて聞くので、ことのほかうれしくなってきて、たるんだ肉をゆらしながら、声を荒げて、「あの がきゃー、命はいらねえーって。要らねえーなら、それまでよ。だがな、今日俺は、ひとつもうまい汁にありつけなかったんだ。奴の服も、牢番の赤目の阿義に持ってかれちゃったし。一番運がいいのは栓さんで、二番目は夏の三番目の奴さね。二十五両のピカピカの銀貨を一人占めしやがった。俺たちにはびた一文も分けちゃくれねえ。」


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