オークスで父ゴールドシップの評価さらに高められるか…ビッグレッドファームの申し子コガネノソラに期待【村本浩平コラム】
◇競馬コラム「馬産地インサイ道」
スイートピーSを優勝し、今週のオークスへと挑むコガネノソラ(牝3歳、美浦・菊沢)は、北海道新冠町・ビッグレッドファームの生産馬となる。
近親となるコラソンビート(牝3歳、美浦・加藤士)は、昨年の京王杯2歳Sを優勝。ウインマリリンも香港ヴァーズを含めて重賞を4勝と、活力あふれる牝系でもある。
そして、コガネノソラは父がゴールドシップ、母の父がロージズインメイの血統馬。これは2021年のオークスを優勝したユーバーレーベンと同配合。そして、ゴールドシップ、ロージズインメイともに、ビッグレッドファームスタリオンの繋養種牡馬となっている。
「牧場にいたころから活躍を期待していた馬であり、何とかオークスの権利を取ってほしいと願っていました」と蛯名聡ゼネラルマネジャーは話す。
ゴールドシップ産駒は、昨年のJRA賞・最優秀障害馬となったマイネルグロン(牡6歳、美浦・青木)が、父譲りの成長力を証明している。
また、コガネノソラのほかにも、メイショウタバル(牡3歳、栗東・石橋)が今年の毎日杯を優勝するなど、クラシック戦線での活躍も目立っている。
「ゴールドシップは現時点で100頭に迫る種付けを行っており、今シーズンはキャリアハイとなる配合頭数も見込まれています。ロージズインメイも、母の父としての評価が改めて認められているのはうれしい限りです」と蛯名ゼネラルマネジャー。まさにビッグレッドファームの申し子とも言えるコガネノソラが、オークスで父や母の父の評価を、さらに高めてくれるのかもしれない。
【オークス】スイートピーS豪脚で制した実力馬 瞬発力生かし4連勝で頂点だ
牝馬クラシック第2戦、第85回オークス・G1(19日、東京)は別路線組が侮れない。スイートピーSで3連勝を決めたコガネノソラのトライアル組も無視できない。
コガネノソラはスイートピーSを大外から豪快な末脚で制し、未勝利戦から3連勝で駒を進めてきた。まだまだ底を見せない勝ちっぷりに、菊沢調教師は「余力たっぷりだったし、こんな王道の競馬をして大丈夫かと見ているこっちがヒヤヒヤしたよ(笑い)」と、勢いに乗るまな娘の確かな成長を感じ取っている。
血統背景も好走を予感させる。祖母コスモチェーロは現役時1勝にとどまったものの、唯一の勝利は芝2400メートルだった。その子供ウインマリリンは20年オークスを2着。のちの3冠牝馬デアリングタクトに半馬身差で食い下がり、22年の香港ヴァーズ制覇やエリザベス女王杯2着など中長距離重賞を4勝と活躍した。さらに、「父ゴールドシップ×母の父ロージズインメイ」は21年Vのユーバーレーベンと同じ配合。初距離をこなす下地は十分にある。菊沢師は「折り合いもつくし乗りやすい馬で操縦性もいい」と距離適性に自信を深める。
臨戦過程にも不安はない。中2週と詰まったレース間隔を考慮し、金曜(10日)に美浦・Wコースで1週前追い切り。序盤から抜群の前進気勢を見せ、鞍上が抑えるのに苦労するほど。フットワークは力強さにあふれており、順調そのものだ。トレーナーも「本当にタフな馬です」と想像を超える回復力に目を細める。「瞬発力もあるし東京コースでああいう一面を見せてくれた。雨でも降ってくれればもっといいし、楽しみの方が大きい」。デビュー4連勝で頂点に立った06年カワカミプリンセス以来、18年ぶり2頭目のスイートピーS優勝馬の勝利へ期待は膨らむばかりだ。
◇競馬コラム「馬産地インサイ道」
スイートピーSを優勝し、今週のオークスへと挑むコガネノソラ(牝3歳、美浦・菊沢)は、北海道新冠町・ビッグレッドファームの生産馬となる。
近親となるコラソンビート(牝3歳、美浦・加藤士)は、昨年の京王杯2歳Sを優勝。ウインマリリンも香港ヴァーズを含めて重賞を4勝と、活力あふれる牝系でもある。
そして、コガネノソラは父がゴールドシップ、母の父がロージズインメイの血統馬。これは2021年のオークスを優勝したユーバーレーベンと同配合。そして、ゴールドシップ、ロージズインメイともに、ビッグレッドファームスタリオンの繋養種牡馬となっている。
「牧場にいたころから活躍を期待していた馬であり、何とかオークスの権利を取ってほしいと願っていました」と蛯名聡ゼネラルマネジャーは話す。
ゴールドシップ産駒は、昨年のJRA賞・最優秀障害馬となったマイネルグロン(牡6歳、美浦・青木)が、父譲りの成長力を証明している。
また、コガネノソラのほかにも、メイショウタバル(牡3歳、栗東・石橋)が今年の毎日杯を優勝するなど、クラシック戦線での活躍も目立っている。
「ゴールドシップは現時点で100頭に迫る種付けを行っており、今シーズンはキャリアハイとなる配合頭数も見込まれています。ロージズインメイも、母の父としての評価が改めて認められているのはうれしい限りです」と蛯名ゼネラルマネジャー。まさにビッグレッドファームの申し子とも言えるコガネノソラが、オークスで父や母の父の評価を、さらに高めてくれるのかもしれない。
【オークス】スイートピーS豪脚で制した実力馬 瞬発力生かし4連勝で頂点だ
牝馬クラシック第2戦、第85回オークス・G1(19日、東京)は別路線組が侮れない。スイートピーSで3連勝を決めたコガネノソラのトライアル組も無視できない。
コガネノソラはスイートピーSを大外から豪快な末脚で制し、未勝利戦から3連勝で駒を進めてきた。まだまだ底を見せない勝ちっぷりに、菊沢調教師は「余力たっぷりだったし、こんな王道の競馬をして大丈夫かと見ているこっちがヒヤヒヤしたよ(笑い)」と、勢いに乗るまな娘の確かな成長を感じ取っている。
血統背景も好走を予感させる。祖母コスモチェーロは現役時1勝にとどまったものの、唯一の勝利は芝2400メートルだった。その子供ウインマリリンは20年オークスを2着。のちの3冠牝馬デアリングタクトに半馬身差で食い下がり、22年の香港ヴァーズ制覇やエリザベス女王杯2着など中長距離重賞を4勝と活躍した。さらに、「父ゴールドシップ×母の父ロージズインメイ」は21年Vのユーバーレーベンと同じ配合。初距離をこなす下地は十分にある。菊沢師は「折り合いもつくし乗りやすい馬で操縦性もいい」と距離適性に自信を深める。
臨戦過程にも不安はない。中2週と詰まったレース間隔を考慮し、金曜(10日)に美浦・Wコースで1週前追い切り。序盤から抜群の前進気勢を見せ、鞍上が抑えるのに苦労するほど。フットワークは力強さにあふれており、順調そのものだ。トレーナーも「本当にタフな馬です」と想像を超える回復力に目を細める。「瞬発力もあるし東京コースでああいう一面を見せてくれた。雨でも降ってくれればもっといいし、楽しみの方が大きい」。デビュー4連勝で頂点に立った06年カワカミプリンセス以来、18年ぶり2頭目のスイートピーS優勝馬の勝利へ期待は膨らむばかりだ。
#FANTASTICS##山本世界##泽本夏辉#
2024.05.14丨推特 更新丨from BattleOfTokyo
いよいよ明日15日開幕
BATTLE OF TOKYO
「超東京拡張展」
⛩THE RAMPAGE⚔
FANTASTICS 世界・澤本夏輝
BALLISTIK BOYZ 砂田将宏・日髙竜太
来場の記念にサインを行いました✨
1階展示会の物販では
メンバーの直筆サイン入り
アクリルコースター&図録が
ランダムで1つずつ入っています
▼チケット詳細はコチラ
https://t.cn/A6T5HfPc
2024.05.14丨推特 更新丨from BattleOfTokyo
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堀未央奈
7/14(日)大崎ブライトコアホールにてFCイベントを開催します悩める方の質問コーナーはバッサリと!そして恒例のプレゼント大会やミニライブ、写真撮影タイム、2ショットチェキなど盛りだくさんで考えておりますぜひごゆるりとご参加ください!お待ちしています〜 hori-miona.com/feature/entry
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