#罗云熙专属文学社[超话]#[微风]#罗云熙良言写意#
蝴蝶玉 第58集
玉龙:@罗云熙Leo
罗萌萌:@社会赵大萌
————
罗萌萌抹干眼泪,用热毛巾随意抹净吕硕的脸,让他看起来干净些,不至于落人口实。然后与父亲一起收拾细软,还不时催促父亲:“那些旧的烂的东西不要了,到了陈府我们买新的。我们只带几件衣服就足够了。”
罗阿爹看到女儿突然转变,似乎回心转意,不知是福是祸,喜忧参半。
有几个姐妹奉命过来给罗氏父女赠送新衣裳和婚服。众人未见喜色,一切默默进行。
午间,王九茂派了一个大轿子过来,几个手下七手八脚地抬着熟睡的吕硕回到陈府。
林府又派了几个家奴过去收拾新房。
王九茂警惕着玉龙,不许设宴,一切安保照旧。他与林襄儿商量的结果,就是在黄昏之后,将罗萌萌直接送入洞房即可。
罗萌萌因为出不了林府,无法挂上布条向玉龙求救,因而坐立难安。她一直央求其她绣娘姐姐,道:“好姐姐,帮我喊一下阿呆。我就要嫁人了,有许多话要交代阿呆。”
阿呆便是那个帮她从水榕树下取下纸鸢的小男孩。他俩同为家奴后代,两人常在一起玩耍,姐弟相称。
绣娘姐姐道:“阿呆不在林府,被主人叫到陈府干活去了。晚些得空才能过来。”
罗萌萌越发着急起来,抱着玉碎的心思,在婚服里藏了一把平时做女红用的小剪子。
黄昏之后,一身泥泞的阿呆总算在绣娘姐姐带领下,高高兴兴地跑进罗家小房。
阿呆一进门,伸出满手黄泥的手去抓桌上的喜饼。绣娘姐姐打掉他的脏手,喝道:“那是你罗姐姐吃的,你可不许吃。”
罗萌萌赶紧道:“没事,让他吃。今后我们姐弟不在一处了,今晚我想和阿呆多说几句话,请姐姐你到外头看看我阿爹,劝他多喝几杯水酒。”
绣娘姐姐应允,推门而去。
罗萌萌道:“阿呆,我一直把你当做亲弟弟照顾,今夜之后我就要过府了,以后你可要学会自己照顾自己。”
阿呆埋头啃饼,嘴里含糊应道:“恭喜阿姐!我听姐姐们说,阿姐嫁给有大房子的吕府君,说不定以后还有大宅院。太好啦,罗阿伯总算不用干粗重活,也不用挨打了。说不定还有家奴侍候呢。”
罗萌萌鼻头一酸,哽咽起来:“阿呆,你怎么会这么想?你以后还会记得阿姐么?”
“大家都这么说呢。阿姐,我肯定记得你啊。阿姐就在后头的陈府,我们可以天天见。以后阿姐生个大胖娃娃,他得管我叫小舅舅。”阿呆甚是欢喜,甚至有些骄傲。
“阿呆,阿姐有事求你。”
“你说。阿姐的事就是我的事。”
罗萌萌把平时头上盘发用的灰布条,盘成小团,塞进阿呆手里,道:“待会你出府去,在今早你爬的那棵树上,找个矮树枝,把这布条绑上去。记得,要容易被人看见。然后去前面那几栋老房子的屋檐下等着,也许今早那位罗大哥会过来与你见面。你告诉他,让他……让他……”罗萌萌突然纠结起来,万一罗大哥真的来救她,却打不过铁塔吕颂,怎么办?那么还要不要向他求救呢?
阿呆倒没想这么多,他直脑筋,一口应承:“好嘞。罗大哥是阿姐在外头认识的朋友吧?他人可真俊。只要是阿姐的朋友,那也是我的朋友。不过阿姐,主人说今夜不摆喜宴,罗大哥若是要来赴宴,我怎么回他?”
罗萌萌起身,找出一块自认为绣的还不错的“并蒂莲花”图案长头巾,包上几块喜饼,交给阿呆,道:“阿呆,我的好弟弟,请你把这几块饼给他,就说是我的心意,让他不必再来了。今后,请罗大哥珍重。”泪水从鼻尖上滴落下来,落地成花。
“好嘞,大喜的日子,阿姐不要这样伤心嘛。”阿呆把小包裹藏在身上,才发觉自己身上黄泥处处,觉得有些不雅,道:“我得换一身干净的衣裳才好,这样脏的,把喜饼也弄脏了,见到了罗大哥也没有礼数。”
“你怎么弄得这么脏?”罗萌萌抹干眼泪,翻找出父亲的旧衣,给他换上。
“嗨,阿姐,你不知道今儿个可危险了,我差点就没命了。今日王监/门/卫从外头拉进一车竹子,让我们几个用刀砍/成一小段一小段的,再削成两头尖的模样。又命着我们在那陈府大院正中央的大坑里头插下这些竹尖子。我插竹尖子的时候啊,摔了一跤,要不是他们几个在地面上头及时拉住我的衣裳,我早被戳出几个血窟窿了。”
“哦,为什么要埋竹尖子呢?”罗萌萌疑惑不解。
“那肯定是做陷阱哇!山里头抓野兽做陷阱都这样干——挖个大深坑,里头插满竹尖,地面上头再铺一张特大的席子,又撒上黄泥。整好之后就跟平地一样,根本看不出来。那些野猪啊,野兔呀,一不留神就掉到陷阱里,被竹尖插/死了,到时候我们再去捡个现成的。”
阿呆说完,突然神秘地压低声音,道:“我听府兵说,鱼妖王肯定会来救他的同类的。王/监/门卫一直在防着这个鱼妖王,所以今晚不摆喜宴,就是怕府兵们喝酒误事。不摆喜宴,就是委屈了阿姐。”
见罗萌萌睁大眼睛,极感兴趣的样子,阿呆继续滔滔不绝:“我还听人说呀,前几夜有好几个人看见了龙盘树的奇景。哎呀,好巧不巧,就是今早我们爬的那颗树呢,他们说,是真龙,闪电之时看得真真切切,再打一个雷就看不见了。王/监门卫做陷阱,就是抓这条龙……
蝴蝶玉 第58集
玉龙:@罗云熙Leo
罗萌萌:@社会赵大萌
————
罗萌萌抹干眼泪,用热毛巾随意抹净吕硕的脸,让他看起来干净些,不至于落人口实。然后与父亲一起收拾细软,还不时催促父亲:“那些旧的烂的东西不要了,到了陈府我们买新的。我们只带几件衣服就足够了。”
罗阿爹看到女儿突然转变,似乎回心转意,不知是福是祸,喜忧参半。
有几个姐妹奉命过来给罗氏父女赠送新衣裳和婚服。众人未见喜色,一切默默进行。
午间,王九茂派了一个大轿子过来,几个手下七手八脚地抬着熟睡的吕硕回到陈府。
林府又派了几个家奴过去收拾新房。
王九茂警惕着玉龙,不许设宴,一切安保照旧。他与林襄儿商量的结果,就是在黄昏之后,将罗萌萌直接送入洞房即可。
罗萌萌因为出不了林府,无法挂上布条向玉龙求救,因而坐立难安。她一直央求其她绣娘姐姐,道:“好姐姐,帮我喊一下阿呆。我就要嫁人了,有许多话要交代阿呆。”
阿呆便是那个帮她从水榕树下取下纸鸢的小男孩。他俩同为家奴后代,两人常在一起玩耍,姐弟相称。
绣娘姐姐道:“阿呆不在林府,被主人叫到陈府干活去了。晚些得空才能过来。”
罗萌萌越发着急起来,抱着玉碎的心思,在婚服里藏了一把平时做女红用的小剪子。
黄昏之后,一身泥泞的阿呆总算在绣娘姐姐带领下,高高兴兴地跑进罗家小房。
阿呆一进门,伸出满手黄泥的手去抓桌上的喜饼。绣娘姐姐打掉他的脏手,喝道:“那是你罗姐姐吃的,你可不许吃。”
罗萌萌赶紧道:“没事,让他吃。今后我们姐弟不在一处了,今晚我想和阿呆多说几句话,请姐姐你到外头看看我阿爹,劝他多喝几杯水酒。”
绣娘姐姐应允,推门而去。
罗萌萌道:“阿呆,我一直把你当做亲弟弟照顾,今夜之后我就要过府了,以后你可要学会自己照顾自己。”
阿呆埋头啃饼,嘴里含糊应道:“恭喜阿姐!我听姐姐们说,阿姐嫁给有大房子的吕府君,说不定以后还有大宅院。太好啦,罗阿伯总算不用干粗重活,也不用挨打了。说不定还有家奴侍候呢。”
罗萌萌鼻头一酸,哽咽起来:“阿呆,你怎么会这么想?你以后还会记得阿姐么?”
“大家都这么说呢。阿姐,我肯定记得你啊。阿姐就在后头的陈府,我们可以天天见。以后阿姐生个大胖娃娃,他得管我叫小舅舅。”阿呆甚是欢喜,甚至有些骄傲。
“阿呆,阿姐有事求你。”
“你说。阿姐的事就是我的事。”
罗萌萌把平时头上盘发用的灰布条,盘成小团,塞进阿呆手里,道:“待会你出府去,在今早你爬的那棵树上,找个矮树枝,把这布条绑上去。记得,要容易被人看见。然后去前面那几栋老房子的屋檐下等着,也许今早那位罗大哥会过来与你见面。你告诉他,让他……让他……”罗萌萌突然纠结起来,万一罗大哥真的来救她,却打不过铁塔吕颂,怎么办?那么还要不要向他求救呢?
阿呆倒没想这么多,他直脑筋,一口应承:“好嘞。罗大哥是阿姐在外头认识的朋友吧?他人可真俊。只要是阿姐的朋友,那也是我的朋友。不过阿姐,主人说今夜不摆喜宴,罗大哥若是要来赴宴,我怎么回他?”
罗萌萌起身,找出一块自认为绣的还不错的“并蒂莲花”图案长头巾,包上几块喜饼,交给阿呆,道:“阿呆,我的好弟弟,请你把这几块饼给他,就说是我的心意,让他不必再来了。今后,请罗大哥珍重。”泪水从鼻尖上滴落下来,落地成花。
“好嘞,大喜的日子,阿姐不要这样伤心嘛。”阿呆把小包裹藏在身上,才发觉自己身上黄泥处处,觉得有些不雅,道:“我得换一身干净的衣裳才好,这样脏的,把喜饼也弄脏了,见到了罗大哥也没有礼数。”
“你怎么弄得这么脏?”罗萌萌抹干眼泪,翻找出父亲的旧衣,给他换上。
“嗨,阿姐,你不知道今儿个可危险了,我差点就没命了。今日王监/门/卫从外头拉进一车竹子,让我们几个用刀砍/成一小段一小段的,再削成两头尖的模样。又命着我们在那陈府大院正中央的大坑里头插下这些竹尖子。我插竹尖子的时候啊,摔了一跤,要不是他们几个在地面上头及时拉住我的衣裳,我早被戳出几个血窟窿了。”
“哦,为什么要埋竹尖子呢?”罗萌萌疑惑不解。
“那肯定是做陷阱哇!山里头抓野兽做陷阱都这样干——挖个大深坑,里头插满竹尖,地面上头再铺一张特大的席子,又撒上黄泥。整好之后就跟平地一样,根本看不出来。那些野猪啊,野兔呀,一不留神就掉到陷阱里,被竹尖插/死了,到时候我们再去捡个现成的。”
阿呆说完,突然神秘地压低声音,道:“我听府兵说,鱼妖王肯定会来救他的同类的。王/监/门卫一直在防着这个鱼妖王,所以今晚不摆喜宴,就是怕府兵们喝酒误事。不摆喜宴,就是委屈了阿姐。”
见罗萌萌睁大眼睛,极感兴趣的样子,阿呆继续滔滔不绝:“我还听人说呀,前几夜有好几个人看见了龙盘树的奇景。哎呀,好巧不巧,就是今早我们爬的那颗树呢,他们说,是真龙,闪电之时看得真真切切,再打一个雷就看不见了。王/监门卫做陷阱,就是抓这条龙……
#往復書簡#
「シッター小竹」、5歳女児2人との濃密な「4時間」
片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)×作詞家・小竹正人 往復書簡26
特別子供好きでも何でもないのだが、就学前の子供たちに妙に懐かれることが少なくない小竹。作詞家ではなく、シッターとしての濃密な数時間をリポートする。
***
拝啓 片寄涼太様
この連載で、「子供たち」やら「ベビーシッター」やらと折にふれ書いている私。ここ数年、少子化問題も何のその、私の周りではやたらと子供が生まれ育っていて、どういうわけかその子供たち(特に就学前の)が妙に私に懐いてくる。特別子供好きでも何でもないのに。
人間ではなくゆるキャラみたいに思われている節があるかも。
2020年の終わりのとある夜、我が家で2人の女児(共に5歳)を預かることになった。そう、巷で噂の「シッター小竹」である。
午後5時ちょっと前、2人が我が家に到着。なんだかとてもしおらしくそれぞれの両親に「行ってらっしゃい」と言っている。
だが2つの顔に悲しさや淋しさは皆無。何故なら物心ついたときからしょっちゅう我が家に遊びに来ていて、「おだちゃんちに遊びに行きたい」が口癖の2人だから。
親を見送って我が家のドアが閉まったその瞬間、2人は「モモコ」と「ラミー」という名前になる(ホントは2人とも全然違う名前)。
彼女たちが3歳くらいの頃からだろうか、「なりきりごっこ」なるものが流行り始め、それぞれが自分に別の名前(ごっこネーム)をつけ、親がいなくなると、私に対して常に普段より少し大人ぶったキャラを演じ始めるのだ(親の前では絶対にやらない)。
2人がモモコとラミーになると私は強制的に「おだちゃん」から「ボンボン」という名前に変身する。これもなりきりごっこのルールの一環。ここでモモコとラミーとボンボンは同年代(推定ハタチくらい)になる。
我が家のリビングで彼女たちが人形遊びを始めたので、私はバタバタと夕飯を作る(15歳からひとり暮らしをしている私は料理が得意だ)。
モモコとラミーが好きな牛ひき肉と卵のそぼろごはん、山芋とチーズのふわふわ焼き、モロヘイヤとえのきのお浸し、たらこ白滝などを、大皿小皿に盛り付けて出す。
おしゃべりに夢中で2人ともボロボロこぼすので、それをいちいちすぐに拭き取る私(神経質なもんで)。
夕飯が終わり、山のような調理器具や食器をゆすいで食洗機へ入れ、諸々の後片付けを私がしている間、2人にはサンタさんへの手紙を書かせる。
モモコもラミーも何色ものペンを使ってイラスト付きで「さんたさんへ でぃずにーのふるうと(フルート)がほしいです」と書き、それを我が家のクリスマスツリーの下に置いた。あとで、Amazonで注文しなくては。
手紙を書き終えると、我が家の空き部屋に移動。この部屋、いつの間にか我が家に子供が来たときの遊び部屋になり、徐々に増えたおもちゃ(特にママゴト系の)がたくさん置いてある。
もはや完全に子供部屋(ひとり暮らしなのに)。この部屋に入ったとたん、なりきりごっこはより本格的になる。
3人でルームシェアをしている設定で、全員が敬語を使うのがルール。彼女たちの中では「敬語=大人っぽい」から。
先ほどのキッチンでの私を真似るかのように調理を始める2人(もちろんママゴト)。次々に私の目の前に運ばれてくる料理。それをさも美味しそうに食べなくてはならない私。本気で食べる真似をしないとめちゃくちゃ怒られるので。
ママゴトに飽きると、今度はダンスの発表会。それぞれが曲を選んでワンコーラス分踊る。私は「モモコ最高!」だの「ラミー可愛い!」だの、熱狂的なファンとして声援を送る役割。
この様子をスマホで撮影でもしようもんなら、「ボンボン、写真禁止!!」と烈火のごとく怒られる。たとえ5歳であっても、何かを真剣にやっている様子を面白おかしく撮影されるのは心外なのである。
やがて、デザートの時間(ママゴトではなく本物のデザート)。
今日は前もって2人のためにケーキを買ってある。これも最近の彼女たちのブームなのだが、デザートのときはスイーツとドリンクのメニューを紙に書いて(全部平仮名で)、私が店員、モモコとラミーが客の「即席カフェごっこ」になる。
「いらっしゃいませ」から始まり、ラミーが「シュークリームをおひとつとミントティーをおひとつ」と気取って言えば、モモコが「チーズケーキをおひとつとミントティーおひとつお願いします」と、これまた妙な「おひとつ」の使い方で注文してくる。
私が「今日誕生日の方?」と聞くと2人とも即座に「はい!」(もちろんホントは違う)。
それぞれが選んだケーキに小さなキャンドルを1本ずつさして、「Happy birthday to you~♪」と歌いながらケーキ(5歳児なので半分にカットした)を出す。
ナイフとフォークを使って上品ぶって食べるのも2人のワクワクポイント。いきなり無言になり、普段はあまり食べさせてもらえないケーキに夢中になる2人。
しかしケーキを食べ終えると、どちらからともなくアイスミントティーをストローでぶくぶくやりながらキャッキャと笑い合い、私に「コラー!!」と本気で叱られる。
カフェタイムが終わり、おもちゃを片付けさせていたら、どちらが何を片付けるかが原因で2人が喧嘩になった。
するとモモコが「じゃあ、にらめっこで決めよう」と言い、急に2人が向き合って、変顔をしながら「あかりをつけましょぼんぼりに~♪」とひなまつりの歌を歌い始める。
なんだこれ? 流行りなのか? 傍で見ていた私が爆笑しているのにもかかわらず2人とも一切笑わず真剣にらめっこ。
夜も更け、2人に歯磨きをさせ、再び子供部屋でなりきりごっこをやっていたら、9時前に両家の親たちが迎えに来た。
ほんの数秒前までは「今日、おだちゃんちに泊まりたい」と私に懇願していた2人。けれどそれぞれのパパとママを見たとたん、モモコとラミーは姿を消し、普段の2人に瞬時にして戻り、帰って行った。
シッター小竹、今夜も任務遂行。……疲れた。作詞2曲分くらいのエネルギーを消耗した。
涼太、こんな私の姿、想像できないよね? だが、私にはこの時間がいとおしいのである。一言では言い表せないしみじみとした多幸感。昔、子供って大嫌いだったのになあ。
ああ、往復書簡始まって以来の長い文章になってしまった。
さて、デビュー10年を目前にしている君たちに声をかけるなら、「まだまだ頑張れ!」です。
私にしたら、デビュー前から溺愛しているGENERATIONSメンバー全員に感慨深い思い出がたくさんある。いまだにグッとくるエピソードだって書ききれないくらいある。
ただ、私にとって今の君たちは、「少年が10年経って若者になった」という感じ。依然として発展途上にあるし、可能性という名の伸びしろだらけ。
しかも、これから君たちに訪れる「男の30代」って心身共にエネルギーが充満してめちゃくちゃ仕事が楽しくなるんだよ。羨ましい!!
ますますのご活躍を心から期待しております。
小竹正人
p1 毎年初詣は親友・妻夫木聡氏と。絶対に欠かせない正月の行事になっている。出逢った20年前は2人とも案外暇で、温泉巡りとゲームばっかりしていた。お互いに劇的に状況が変わって、それでも関係性はあの頃のままなのが嬉しい
p2 シッターの日の夕飯。身体にいい物を食べさせようと思うと全体的に色合いが濁ってしまい、あまり美味しそうに見えませんが(笑)、子供達には好評で「おだちゃんのゴハンが食べたい!」と頻繁にリクエストされます
原文链接https://t.cn/A65ZleMU
「シッター小竹」、5歳女児2人との濃密な「4時間」
片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)×作詞家・小竹正人 往復書簡26
特別子供好きでも何でもないのだが、就学前の子供たちに妙に懐かれることが少なくない小竹。作詞家ではなく、シッターとしての濃密な数時間をリポートする。
***
拝啓 片寄涼太様
この連載で、「子供たち」やら「ベビーシッター」やらと折にふれ書いている私。ここ数年、少子化問題も何のその、私の周りではやたらと子供が生まれ育っていて、どういうわけかその子供たち(特に就学前の)が妙に私に懐いてくる。特別子供好きでも何でもないのに。
人間ではなくゆるキャラみたいに思われている節があるかも。
2020年の終わりのとある夜、我が家で2人の女児(共に5歳)を預かることになった。そう、巷で噂の「シッター小竹」である。
午後5時ちょっと前、2人が我が家に到着。なんだかとてもしおらしくそれぞれの両親に「行ってらっしゃい」と言っている。
だが2つの顔に悲しさや淋しさは皆無。何故なら物心ついたときからしょっちゅう我が家に遊びに来ていて、「おだちゃんちに遊びに行きたい」が口癖の2人だから。
親を見送って我が家のドアが閉まったその瞬間、2人は「モモコ」と「ラミー」という名前になる(ホントは2人とも全然違う名前)。
彼女たちが3歳くらいの頃からだろうか、「なりきりごっこ」なるものが流行り始め、それぞれが自分に別の名前(ごっこネーム)をつけ、親がいなくなると、私に対して常に普段より少し大人ぶったキャラを演じ始めるのだ(親の前では絶対にやらない)。
2人がモモコとラミーになると私は強制的に「おだちゃん」から「ボンボン」という名前に変身する。これもなりきりごっこのルールの一環。ここでモモコとラミーとボンボンは同年代(推定ハタチくらい)になる。
我が家のリビングで彼女たちが人形遊びを始めたので、私はバタバタと夕飯を作る(15歳からひとり暮らしをしている私は料理が得意だ)。
モモコとラミーが好きな牛ひき肉と卵のそぼろごはん、山芋とチーズのふわふわ焼き、モロヘイヤとえのきのお浸し、たらこ白滝などを、大皿小皿に盛り付けて出す。
おしゃべりに夢中で2人ともボロボロこぼすので、それをいちいちすぐに拭き取る私(神経質なもんで)。
夕飯が終わり、山のような調理器具や食器をゆすいで食洗機へ入れ、諸々の後片付けを私がしている間、2人にはサンタさんへの手紙を書かせる。
モモコもラミーも何色ものペンを使ってイラスト付きで「さんたさんへ でぃずにーのふるうと(フルート)がほしいです」と書き、それを我が家のクリスマスツリーの下に置いた。あとで、Amazonで注文しなくては。
手紙を書き終えると、我が家の空き部屋に移動。この部屋、いつの間にか我が家に子供が来たときの遊び部屋になり、徐々に増えたおもちゃ(特にママゴト系の)がたくさん置いてある。
もはや完全に子供部屋(ひとり暮らしなのに)。この部屋に入ったとたん、なりきりごっこはより本格的になる。
3人でルームシェアをしている設定で、全員が敬語を使うのがルール。彼女たちの中では「敬語=大人っぽい」から。
先ほどのキッチンでの私を真似るかのように調理を始める2人(もちろんママゴト)。次々に私の目の前に運ばれてくる料理。それをさも美味しそうに食べなくてはならない私。本気で食べる真似をしないとめちゃくちゃ怒られるので。
ママゴトに飽きると、今度はダンスの発表会。それぞれが曲を選んでワンコーラス分踊る。私は「モモコ最高!」だの「ラミー可愛い!」だの、熱狂的なファンとして声援を送る役割。
この様子をスマホで撮影でもしようもんなら、「ボンボン、写真禁止!!」と烈火のごとく怒られる。たとえ5歳であっても、何かを真剣にやっている様子を面白おかしく撮影されるのは心外なのである。
やがて、デザートの時間(ママゴトではなく本物のデザート)。
今日は前もって2人のためにケーキを買ってある。これも最近の彼女たちのブームなのだが、デザートのときはスイーツとドリンクのメニューを紙に書いて(全部平仮名で)、私が店員、モモコとラミーが客の「即席カフェごっこ」になる。
「いらっしゃいませ」から始まり、ラミーが「シュークリームをおひとつとミントティーをおひとつ」と気取って言えば、モモコが「チーズケーキをおひとつとミントティーおひとつお願いします」と、これまた妙な「おひとつ」の使い方で注文してくる。
私が「今日誕生日の方?」と聞くと2人とも即座に「はい!」(もちろんホントは違う)。
それぞれが選んだケーキに小さなキャンドルを1本ずつさして、「Happy birthday to you~♪」と歌いながらケーキ(5歳児なので半分にカットした)を出す。
ナイフとフォークを使って上品ぶって食べるのも2人のワクワクポイント。いきなり無言になり、普段はあまり食べさせてもらえないケーキに夢中になる2人。
しかしケーキを食べ終えると、どちらからともなくアイスミントティーをストローでぶくぶくやりながらキャッキャと笑い合い、私に「コラー!!」と本気で叱られる。
カフェタイムが終わり、おもちゃを片付けさせていたら、どちらが何を片付けるかが原因で2人が喧嘩になった。
するとモモコが「じゃあ、にらめっこで決めよう」と言い、急に2人が向き合って、変顔をしながら「あかりをつけましょぼんぼりに~♪」とひなまつりの歌を歌い始める。
なんだこれ? 流行りなのか? 傍で見ていた私が爆笑しているのにもかかわらず2人とも一切笑わず真剣にらめっこ。
夜も更け、2人に歯磨きをさせ、再び子供部屋でなりきりごっこをやっていたら、9時前に両家の親たちが迎えに来た。
ほんの数秒前までは「今日、おだちゃんちに泊まりたい」と私に懇願していた2人。けれどそれぞれのパパとママを見たとたん、モモコとラミーは姿を消し、普段の2人に瞬時にして戻り、帰って行った。
シッター小竹、今夜も任務遂行。……疲れた。作詞2曲分くらいのエネルギーを消耗した。
涼太、こんな私の姿、想像できないよね? だが、私にはこの時間がいとおしいのである。一言では言い表せないしみじみとした多幸感。昔、子供って大嫌いだったのになあ。
ああ、往復書簡始まって以来の長い文章になってしまった。
さて、デビュー10年を目前にしている君たちに声をかけるなら、「まだまだ頑張れ!」です。
私にしたら、デビュー前から溺愛しているGENERATIONSメンバー全員に感慨深い思い出がたくさんある。いまだにグッとくるエピソードだって書ききれないくらいある。
ただ、私にとって今の君たちは、「少年が10年経って若者になった」という感じ。依然として発展途上にあるし、可能性という名の伸びしろだらけ。
しかも、これから君たちに訪れる「男の30代」って心身共にエネルギーが充満してめちゃくちゃ仕事が楽しくなるんだよ。羨ましい!!
ますますのご活躍を心から期待しております。
小竹正人
p1 毎年初詣は親友・妻夫木聡氏と。絶対に欠かせない正月の行事になっている。出逢った20年前は2人とも案外暇で、温泉巡りとゲームばっかりしていた。お互いに劇的に状況が変わって、それでも関係性はあの頃のままなのが嬉しい
p2 シッターの日の夕飯。身体にいい物を食べさせようと思うと全体的に色合いが濁ってしまい、あまり美味しそうに見えませんが(笑)、子供達には好評で「おだちゃんのゴハンが食べたい!」と頻繁にリクエストされます
原文链接https://t.cn/A65ZleMU
今夜的常想一二
娃娃夜啼后,开始失眠。林清玄说“人生不如意十之八九,该常想一二”
这个月新拜了钢琴师傅,漫长的一年胡乱练的状态终得以解决。祝师傅万福金安,仙福永享,寿与天齐。新的一年又有身体机能下降的中年朋友,选择了新的体育运动项目。从篮球到跑步,从跑步到踢毽子。有一天我也会有跑不动的时候,到时候还有BACH,预防老年痴呆从我做起。
各种大小考的开始预示该放假了,灾年终熬过去,看了《荣宝斋》想改天去琉璃厂溜溜,希望北平安享太平。
娃娃夜啼后,开始失眠。林清玄说“人生不如意十之八九,该常想一二”
这个月新拜了钢琴师傅,漫长的一年胡乱练的状态终得以解决。祝师傅万福金安,仙福永享,寿与天齐。新的一年又有身体机能下降的中年朋友,选择了新的体育运动项目。从篮球到跑步,从跑步到踢毽子。有一天我也会有跑不动的时候,到时候还有BACH,预防老年痴呆从我做起。
各种大小考的开始预示该放假了,灾年终熬过去,看了《荣宝斋》想改天去琉璃厂溜溜,希望北平安享太平。
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