堂本光一「停滞するのは簡単」「今できることを模索する」 それでも前進する理由
2021.6.7
https://t.cn/A6V8CaWU
舞台公演の中止、コンサートのリアルから配信への切り替え、制作の中断や延期──。コロナ禍で数々の苦難に直面した。東京は3度目の緊急事態宣言下にあり、予定されている舞台やステージに立てるかどうかはわからない。だが、言葉に悲愴感はない。希望を持って歩みを進める。AERA 2021年6月7日号から。
＊ ＊ ＊
——6年ぶりとなるソロアルバムのタイトル「PLAYFUL（プレイフル）」は、「遊び心のある」という意味も持つ。コロナ禍の今だからこそ、失くしたくないものの一つでもある。
堂本光一（以下、堂本）：そこまで深い意味を持ってつけたわけではないですけど、そう受け取っていただけるなら、ありがたいですね。
このアルバム自体、ひっちゃかめっちゃかなんですよ。コンセプトがあって全体を作ったわけではないし。「PLAYFUL」は、それがいい意味でおさまる言葉です。実は、多くが海外アーティストによる作曲で、一曲一曲は非常に計算されています。コーラスはすべて自分でやっているので、全体を通して聞いたときに「光一らしいな」とか、「この曲に対してこんなコーラス入れるんだ」とか思っていただければと。
■本番よりも稽古が好き
堂本：ものごとを構築する、作り上げていく、その作業自体が好きなんです。ライブにしても舞台にしてもそう。ある意味、本番より稽古が好きです。そうやって緻密に積み上げた先に生まれる遊び心が、すごく魅力的だと思うんですよね。はなっから「自由でいいや」というのとはちょっと違う。その意味では、自分とは相反するタイトルでもあるんです。
——ソロ以外にも、KinKi Kidsとして、舞台人として、多様な音楽活動を展開している。ソロとしての表現を、どのように捉えているのだろうか。
堂本：それぞれ全く違う表現ですが、「これはこうだ」「あれはああだ」とか、いちいち頭で切り替えていません。自分が思うようにやれば、それになるんですよ。その場でのやり方っていうのがありますから。KinKi Kidsになると、バランスは考慮しますが。
ソロ活動って、本当に自分自身の表現じゃないですか。前回から6年も空いてしまったのは、昨年出す予定が世の中の状況で難しくなったこともありますが、そこに対する意欲がそんなに高くなかったこともあるんです。
「自分自身を見せたいと思わない」って、表現者としてはアウトですよね。ファンの方が聞いたら、「はぁ？ コイツ何言っとるんじゃ、ボケ」と思われるかもしれませんが（笑）、そういう感覚で自分をお見せするほうが失礼になると。自分自身を発見できなくなっていたわけじゃないけど、舞台で役を演じるほうが、いろいろ追求していけるという感覚が強かったんです。
だけど、スクエニ（スクウェア・エニックス）さんとの出合いがあって、新しいものが生まれていくワクワク感を久しぶりに感じて、こうしてかたちにすることができました。
すべてが無限大になる
——スクエニは「ファイナルファンタジー」「ドラゴンクエスト」シリーズなど、世界的なゲームを開発してきた。堂本が「ファイナルファンタジーXI」のファンを公言していたことからコラボレーションが実現、アルバム収録曲「V（ファイブ）」とそれをモチーフにしたショートムービーが制作された。フルCGと実写、2人の堂本が王と影武者を演じ、物の怪（け）と対峙する映像は、迫力と美しさを併せ持つ。その画像はアルバムジャケットにも使用されている。
堂本：（スクエニの）野末武志さんたちとの話は、非常におもしろかったですね。自分のやってきたことと真逆なんですよ。
自分の場合、ライブにせよ舞台にせよ、自分の体を使ってなんぼだし、代わりはいない。「こういうことやりたいけど、絶対無理だよなぁ」の繰り返しで、どうやって現実に落とし込むかを考えなくてはならない。
それがCGとなると、すべてが無限大になる。もちろんCG制作は非常に細かい、大変な作業なんですけど、「やれないことはない」という考え方をもっていらっしゃる。
これは、自分の想像の範疇（はんちゅう）にない何かが生まれる、できなかったことが現実にできるようになっていく第一歩なんだと思います。ただ、めちゃめちゃお金かかるんです（笑）。金額は明かしていませんが、普通じゃないですね。
■すべては考え方次第
——6月20日からは、アルバムを引っさげたソロツアーの開催を予定している。緊急事態宣直発出直前の4月下旬の会見の席で、堂本は「希望を持ってやっていくことが大事」「中止になっても無駄ではない。向かっていった事実、経験がある」と語っていた。
堂本：正直、「こんな状況ならやらんほうがええんちゃうの？」って思う自分もいるんですよ。ただ、本当は去年開催するはずだったもので、いろいろな事情を考慮するとこれ以上先延ばしにもできない。
開催を発表することによって、改めて自分を律して、緊張感を持って生きていくことができる。感染しない、させないようにしようとか。こうした状況のなかで、足を運んでくださるお客さんに「来て良かった」と思っていただけるものを作らなくてはならないとか。じゃないと、進まないですから。
「無理でしょ」と言って、停滞するのは簡単なんですよ。でも、今できることを模索しながら生きていったほうがいい。もちろん、そのためには、世の中の動きを柔軟に捉える必要がある。医療が崩壊するとか、大変な状況になったときには、潔くやめなくてはならない。その覚悟がなければ、「やろう」とは言えません。
——実際、感染拡大防止のため、2020年2月には主演舞台「Endless SHOCK」の公演中止をいち早く決断した。一方で同年9月には、感染対策を考慮したスピンオフ舞台「Endless SHOCK─Eternal─」を生み出すなど、歩みを止めていない。
堂本：去年の2月時点では、新型コロナウイルスは今よりも得体の知れないものでした。演者だけで40～50人いるカンパニーのリスクマネジメントをどうやっていくのか。それを自信を持って説明できるか。できないんだったらやめよう、というのが自分の意見でした。
結局、すべては考え方次第なんですよね。もちろん、誰かに感染させてはいけないし、感染を広げてはいけない。そのなかで何を正しいと思うかは人それぞれだし、難しい問題です。だけど自分としては、柔軟性をもって前に進んでいきたいんです。
——だが、努力を積み重ねて作り上げたものが日の目を見ることなく終わる可能性があるというのはつらいことだろう。そう伝えると、笑顔でこう答えた。
堂本：さっきも言ったように、俺、稽古が好きなんですよ。もしも披露することもなく中止になってしまったとしたら、またそこで考えればいいじゃないですか。来年どこかで何らかのかたちでやるとか。そうなった場合、自分は来年まで芸能生活が保障されていることになる（笑）。考え方次第です。
（朝日新聞出版・野村美絵）
※AERA 2021年6月7日号
2021.6.7
https://t.cn/A6V8CaWU
舞台公演の中止、コンサートのリアルから配信への切り替え、制作の中断や延期──。コロナ禍で数々の苦難に直面した。東京は3度目の緊急事態宣言下にあり、予定されている舞台やステージに立てるかどうかはわからない。だが、言葉に悲愴感はない。希望を持って歩みを進める。AERA 2021年6月7日号から。
＊ ＊ ＊
——6年ぶりとなるソロアルバムのタイトル「PLAYFUL（プレイフル）」は、「遊び心のある」という意味も持つ。コロナ禍の今だからこそ、失くしたくないものの一つでもある。
堂本光一（以下、堂本）：そこまで深い意味を持ってつけたわけではないですけど、そう受け取っていただけるなら、ありがたいですね。
このアルバム自体、ひっちゃかめっちゃかなんですよ。コンセプトがあって全体を作ったわけではないし。「PLAYFUL」は、それがいい意味でおさまる言葉です。実は、多くが海外アーティストによる作曲で、一曲一曲は非常に計算されています。コーラスはすべて自分でやっているので、全体を通して聞いたときに「光一らしいな」とか、「この曲に対してこんなコーラス入れるんだ」とか思っていただければと。
■本番よりも稽古が好き
堂本：ものごとを構築する、作り上げていく、その作業自体が好きなんです。ライブにしても舞台にしてもそう。ある意味、本番より稽古が好きです。そうやって緻密に積み上げた先に生まれる遊び心が、すごく魅力的だと思うんですよね。はなっから「自由でいいや」というのとはちょっと違う。その意味では、自分とは相反するタイトルでもあるんです。
——ソロ以外にも、KinKi Kidsとして、舞台人として、多様な音楽活動を展開している。ソロとしての表現を、どのように捉えているのだろうか。
堂本：それぞれ全く違う表現ですが、「これはこうだ」「あれはああだ」とか、いちいち頭で切り替えていません。自分が思うようにやれば、それになるんですよ。その場でのやり方っていうのがありますから。KinKi Kidsになると、バランスは考慮しますが。
ソロ活動って、本当に自分自身の表現じゃないですか。前回から6年も空いてしまったのは、昨年出す予定が世の中の状況で難しくなったこともありますが、そこに対する意欲がそんなに高くなかったこともあるんです。
「自分自身を見せたいと思わない」って、表現者としてはアウトですよね。ファンの方が聞いたら、「はぁ？ コイツ何言っとるんじゃ、ボケ」と思われるかもしれませんが（笑）、そういう感覚で自分をお見せするほうが失礼になると。自分自身を発見できなくなっていたわけじゃないけど、舞台で役を演じるほうが、いろいろ追求していけるという感覚が強かったんです。
だけど、スクエニ（スクウェア・エニックス）さんとの出合いがあって、新しいものが生まれていくワクワク感を久しぶりに感じて、こうしてかたちにすることができました。
すべてが無限大になる
——スクエニは「ファイナルファンタジー」「ドラゴンクエスト」シリーズなど、世界的なゲームを開発してきた。堂本が「ファイナルファンタジーXI」のファンを公言していたことからコラボレーションが実現、アルバム収録曲「V（ファイブ）」とそれをモチーフにしたショートムービーが制作された。フルCGと実写、2人の堂本が王と影武者を演じ、物の怪（け）と対峙する映像は、迫力と美しさを併せ持つ。その画像はアルバムジャケットにも使用されている。
堂本：（スクエニの）野末武志さんたちとの話は、非常におもしろかったですね。自分のやってきたことと真逆なんですよ。
自分の場合、ライブにせよ舞台にせよ、自分の体を使ってなんぼだし、代わりはいない。「こういうことやりたいけど、絶対無理だよなぁ」の繰り返しで、どうやって現実に落とし込むかを考えなくてはならない。
それがCGとなると、すべてが無限大になる。もちろんCG制作は非常に細かい、大変な作業なんですけど、「やれないことはない」という考え方をもっていらっしゃる。
これは、自分の想像の範疇（はんちゅう）にない何かが生まれる、できなかったことが現実にできるようになっていく第一歩なんだと思います。ただ、めちゃめちゃお金かかるんです（笑）。金額は明かしていませんが、普通じゃないですね。
■すべては考え方次第
——6月20日からは、アルバムを引っさげたソロツアーの開催を予定している。緊急事態宣直発出直前の4月下旬の会見の席で、堂本は「希望を持ってやっていくことが大事」「中止になっても無駄ではない。向かっていった事実、経験がある」と語っていた。
堂本：正直、「こんな状況ならやらんほうがええんちゃうの？」って思う自分もいるんですよ。ただ、本当は去年開催するはずだったもので、いろいろな事情を考慮するとこれ以上先延ばしにもできない。
開催を発表することによって、改めて自分を律して、緊張感を持って生きていくことができる。感染しない、させないようにしようとか。こうした状況のなかで、足を運んでくださるお客さんに「来て良かった」と思っていただけるものを作らなくてはならないとか。じゃないと、進まないですから。
「無理でしょ」と言って、停滞するのは簡単なんですよ。でも、今できることを模索しながら生きていったほうがいい。もちろん、そのためには、世の中の動きを柔軟に捉える必要がある。医療が崩壊するとか、大変な状況になったときには、潔くやめなくてはならない。その覚悟がなければ、「やろう」とは言えません。
——実際、感染拡大防止のため、2020年2月には主演舞台「Endless SHOCK」の公演中止をいち早く決断した。一方で同年9月には、感染対策を考慮したスピンオフ舞台「Endless SHOCK─Eternal─」を生み出すなど、歩みを止めていない。
堂本：去年の2月時点では、新型コロナウイルスは今よりも得体の知れないものでした。演者だけで40～50人いるカンパニーのリスクマネジメントをどうやっていくのか。それを自信を持って説明できるか。できないんだったらやめよう、というのが自分の意見でした。
結局、すべては考え方次第なんですよね。もちろん、誰かに感染させてはいけないし、感染を広げてはいけない。そのなかで何を正しいと思うかは人それぞれだし、難しい問題です。だけど自分としては、柔軟性をもって前に進んでいきたいんです。
——だが、努力を積み重ねて作り上げたものが日の目を見ることなく終わる可能性があるというのはつらいことだろう。そう伝えると、笑顔でこう答えた。
堂本：さっきも言ったように、俺、稽古が好きなんですよ。もしも披露することもなく中止になってしまったとしたら、またそこで考えればいいじゃないですか。来年どこかで何らかのかたちでやるとか。そうなった場合、自分は来年まで芸能生活が保障されていることになる（笑）。考え方次第です。
（朝日新聞出版・野村美絵）
※AERA 2021年6月7日号
刘知幾《史通·言语》原文及翻译
刘知幾
原文：
盖枢机之发，荣辱之主【1】，言之不文，行之不远，则知饰词专对，古之所重也。夫上古之世，人惟朴略，言语难晓，训释方通。是以寻理则事简而意深，考文则词艰而义释。周监二代，郁郁乎文。大夫、行人，尤重词命，语微婉而多切，言流靡而不淫。
寻夫战国已前，其言皆可讽咏，非但笔削所致，良由体质素美。何以核诸？“山木”“辅车”，时俗之谚也；“原田是谋”，舆人【2】之诵也。斯皆刍词鄙句，犹能温润若此，况乎束带立朝之士哉！则知时人出言，史官入记，虽有讨论润色，终不失其梗概者也。而后来作者，通无远识，记其当世口语，罕能从实而书，而复追效昔人，示其稽古。用使周、秦言辞见于魏、晋之代，而失彼天然，今古以之不纯，真伪由其相乱。
唯王、宋著书【3】，叙元、高时事，抗词正笔，务存直道，方言世语，由此毕彰。而今之学者，皆尤二子以言多滓秽，语伤浅俗。夫本质如此，而推过史臣，犹鉴者见嫫母多媸，而归罪于明镜也。近有敦煌张太素、中山郎余令，并称述者，自负史才。郎著《孝德传》，张著《隋后略》。凡所撰今语，皆依仿旧辞。若选言可以效古而书，其难类者，则忽而不取，料其所弃，可胜纪哉？
盖江芊骂商臣曰：“呼！役夫，宜君王废汝而立职。”汉王怒郦生曰：“竖儒，几败乃公事。”单固谓杨康曰：“老奴，汝死自其分。”乐广叹卫玠曰：“谁家生得宁馨儿！”斯并当时侮嫚之词，流俗鄙俚之说。必播以唇吻，传诸讽诵，而世人皆以为上之二言不失清雅，而下之两句殊为鲁朴者，何哉？盖楚、汉世隔，事已成古。魏、晋年近，言犹类今。已古者即谓其文，犹今者乃惊其质。夫天地长久，而风俗无恒，后之视今，亦犹今之视昔。而作者皆怯书今语，勇效昔言，不其惑乎！
盖善为政者，不择人而理，故俗无精粗，咸被其化；工为史者，不选事而书，故言无美恶，尽传于后。若事皆不谬，言必近真，庶几可与古人同，何止得其糟粕而已。
（取材于唐•刘知幾《史通•言语》）
注释：【1】枢机，中心，关键。“枢机之发，荣辱之主”语出《周易•系辞上》：“言行，君子之枢机。枢机之发，荣辱之主也。言行，君子之所以动天地也，可不慎乎？”【2】舆人：众人。【3】唯王、宋著书：王邵著《齐志》，宋孝王著《关东风俗传》，二书分别记录南北朝时期元氏西魏和高氏北齐史事。
译文：
言辞一经内心发出，就关系到荣耀和耻辱，言辞没有文采，就不能传布久远，可知修饰言辞以独自应对，是古人所重视的。上古时候，人们都质朴简略，当时的言语后人难以理解，须通过解释才能明白。因此要探究道理却记事简略而意义深刻，要考查文辞则言辞艰深而事理很明白。周代借鉴了夏、商二代的礼仪制度，文化昌盛，大夫、行人，特别重视应对辞令，语言委婉而切当，言辞流畅华美而不过分。
追寻战国以前，史书记载的言语都可以吟咏朗诵，这不是编写时修改的结果，实在是当时言语本身质朴优美的缘故。如何来核证呢？“山木”“辅车”，就是当时民间的谚语；“原田是谋”，是普通众人的吟咏。这些都是草野低贱之人的吟咏，尚且能如此温润和婉，何况身着朝服立于朝堂之上的人呢！由此可知当时人说出的话，被史官们载入了史册，虽然有所加工润色，但终究没有失去本色。但后来的作者，普遍没有远见，记载当时口语，很少能如实而书，反而仿效古人，表示自己考查了古事。因此使得周、秦时候的言辞出现于魏晋时代，而失去了天然的真实，现在和古代因此而混淆，真实与虚假由此而错乱。
只有王劭著《齐志》、宋孝王著《关东风俗传》，叙述西魏元氏政权、北齐高氏政权的史事，直言不讳直书其事，力求体现直笔的原则，地方口语、世俗言谈，由此得以充分彰显。而当今的学者，都责难这二人之书言辞污浊不洁净，语言过于浅俗。其实当时语言的本质就是如此，却把过失推给史臣，犹如照镜子的人看到嫫母太丑，而归罪于明镜一样。近来有敦煌的张太素、中山的郞余令，都以著述并称，自恃有史学才能。郞余令著有《孝德传》，张太素著有《隋后略》。凡所编撰当今的语言，都仿照过去的文辞。如果选择言词可以仿效古代的才写，那些难以仿效古语记录的，就忽略不记，可以想象，被他们所遗弃的材料，能记得完吗？
江芊骂商臣说：“呀！贱人，难怪君王要废了你而立职为太子。”汉王对郦食其发怒说：“小子，你几乎坏了老子的事。”单固对杨康说：“老奴，你死得活该。”乐广赞叹卫玠说：“这是谁家生了这样的孩儿！”这些都是当时轻慢的语言，世俗粗野的说法。一定可以流传于口头，被人诵读，但世人都认为前面两句不失清雅，后面两句则特别拙朴，这是什么原因呢？原来楚汉与今天相隔久远，事情已成为古事；魏晋与今天年代较近，语言还类似今天。已成为久远古事就称它文雅，还类似今天的就惊讶于它的质朴。天地永存，风俗不会固定不变，后人看今天，也就像今天看往昔。但作者都害怕写出今天的语言，却勇于仿效古代的语言，岂不糊涂吗！
善于治理国家政事的人，不选择被治理的对象而能治好，所以风俗无论精粗，都能受到其教化；擅长修史的人，不选择事情而记载，所以语言无论美丑善恶，都能流传至后代。如果所记载的事情都不谬误，语言必定接近真实，几乎就可以与古人接近了，何止只得到古人废弃无用的事物呢！
刘知幾
原文：
盖枢机之发，荣辱之主【1】，言之不文，行之不远，则知饰词专对，古之所重也。夫上古之世，人惟朴略，言语难晓，训释方通。是以寻理则事简而意深，考文则词艰而义释。周监二代，郁郁乎文。大夫、行人，尤重词命，语微婉而多切，言流靡而不淫。
寻夫战国已前，其言皆可讽咏，非但笔削所致，良由体质素美。何以核诸？“山木”“辅车”，时俗之谚也；“原田是谋”，舆人【2】之诵也。斯皆刍词鄙句，犹能温润若此，况乎束带立朝之士哉！则知时人出言，史官入记，虽有讨论润色，终不失其梗概者也。而后来作者，通无远识，记其当世口语，罕能从实而书，而复追效昔人，示其稽古。用使周、秦言辞见于魏、晋之代，而失彼天然，今古以之不纯，真伪由其相乱。
唯王、宋著书【3】，叙元、高时事，抗词正笔，务存直道，方言世语，由此毕彰。而今之学者，皆尤二子以言多滓秽，语伤浅俗。夫本质如此，而推过史臣，犹鉴者见嫫母多媸，而归罪于明镜也。近有敦煌张太素、中山郎余令，并称述者，自负史才。郎著《孝德传》，张著《隋后略》。凡所撰今语，皆依仿旧辞。若选言可以效古而书，其难类者，则忽而不取，料其所弃，可胜纪哉？
盖江芊骂商臣曰：“呼！役夫，宜君王废汝而立职。”汉王怒郦生曰：“竖儒，几败乃公事。”单固谓杨康曰：“老奴，汝死自其分。”乐广叹卫玠曰：“谁家生得宁馨儿！”斯并当时侮嫚之词，流俗鄙俚之说。必播以唇吻，传诸讽诵，而世人皆以为上之二言不失清雅，而下之两句殊为鲁朴者，何哉？盖楚、汉世隔，事已成古。魏、晋年近，言犹类今。已古者即谓其文，犹今者乃惊其质。夫天地长久，而风俗无恒，后之视今，亦犹今之视昔。而作者皆怯书今语，勇效昔言，不其惑乎！
盖善为政者，不择人而理，故俗无精粗，咸被其化；工为史者，不选事而书，故言无美恶，尽传于后。若事皆不谬，言必近真，庶几可与古人同，何止得其糟粕而已。
（取材于唐•刘知幾《史通•言语》）
注释：【1】枢机，中心，关键。“枢机之发，荣辱之主”语出《周易•系辞上》：“言行，君子之枢机。枢机之发，荣辱之主也。言行，君子之所以动天地也，可不慎乎？”【2】舆人：众人。【3】唯王、宋著书：王邵著《齐志》，宋孝王著《关东风俗传》，二书分别记录南北朝时期元氏西魏和高氏北齐史事。
译文：
言辞一经内心发出，就关系到荣耀和耻辱，言辞没有文采，就不能传布久远，可知修饰言辞以独自应对，是古人所重视的。上古时候，人们都质朴简略，当时的言语后人难以理解，须通过解释才能明白。因此要探究道理却记事简略而意义深刻，要考查文辞则言辞艰深而事理很明白。周代借鉴了夏、商二代的礼仪制度，文化昌盛，大夫、行人，特别重视应对辞令，语言委婉而切当，言辞流畅华美而不过分。
追寻战国以前，史书记载的言语都可以吟咏朗诵，这不是编写时修改的结果，实在是当时言语本身质朴优美的缘故。如何来核证呢？“山木”“辅车”，就是当时民间的谚语；“原田是谋”，是普通众人的吟咏。这些都是草野低贱之人的吟咏，尚且能如此温润和婉，何况身着朝服立于朝堂之上的人呢！由此可知当时人说出的话，被史官们载入了史册，虽然有所加工润色，但终究没有失去本色。但后来的作者，普遍没有远见，记载当时口语，很少能如实而书，反而仿效古人，表示自己考查了古事。因此使得周、秦时候的言辞出现于魏晋时代，而失去了天然的真实，现在和古代因此而混淆，真实与虚假由此而错乱。
只有王劭著《齐志》、宋孝王著《关东风俗传》，叙述西魏元氏政权、北齐高氏政权的史事，直言不讳直书其事，力求体现直笔的原则，地方口语、世俗言谈，由此得以充分彰显。而当今的学者，都责难这二人之书言辞污浊不洁净，语言过于浅俗。其实当时语言的本质就是如此，却把过失推给史臣，犹如照镜子的人看到嫫母太丑，而归罪于明镜一样。近来有敦煌的张太素、中山的郞余令，都以著述并称，自恃有史学才能。郞余令著有《孝德传》，张太素著有《隋后略》。凡所编撰当今的语言，都仿照过去的文辞。如果选择言词可以仿效古代的才写，那些难以仿效古语记录的，就忽略不记，可以想象，被他们所遗弃的材料，能记得完吗？
江芊骂商臣说：“呀！贱人，难怪君王要废了你而立职为太子。”汉王对郦食其发怒说：“小子，你几乎坏了老子的事。”单固对杨康说：“老奴，你死得活该。”乐广赞叹卫玠说：“这是谁家生了这样的孩儿！”这些都是当时轻慢的语言，世俗粗野的说法。一定可以流传于口头，被人诵读，但世人都认为前面两句不失清雅，后面两句则特别拙朴，这是什么原因呢？原来楚汉与今天相隔久远，事情已成为古事；魏晋与今天年代较近，语言还类似今天。已成为久远古事就称它文雅，还类似今天的就惊讶于它的质朴。天地永存，风俗不会固定不变，后人看今天，也就像今天看往昔。但作者都害怕写出今天的语言，却勇于仿效古代的语言，岂不糊涂吗！
善于治理国家政事的人，不选择被治理的对象而能治好，所以风俗无论精粗，都能受到其教化；擅长修史的人，不选择事情而记载，所以语言无论美丑善恶，都能流传至后代。如果所记载的事情都不谬误，语言必定接近真实，几乎就可以与古人接近了，何止只得到古人废弃无用的事物呢！
#今日听碟#前几天听到了After Afters乐队的首支录音室单曲《伴星》，苏诗丁+刘乐+苏阳的阵容，让人听到的却是“北京新声”那时候的味道，音乐干脆简练有劲，又不乏细节层次。想想也不奇怪，毕竟刘乐和苏阳，就是“北京新声”过来的人，两人都是“麦田守望者”乐队的成员。
所以，今天拿出“麦田守望者”乐队的首张专辑来听。不过，这张专辑里乐队的吉他手，还不是刘乐，而是刘恩。刘恩在1998年退出了乐队，而刘乐则在1999年加入了乐队。苏阳，则是创始队员之一，也录了“麦田守望者”乐队迄今为止所有的三张录音室专辑。当然，这个苏阳，是鼓手苏阳，不是西北民谣音乐人的那个苏阳。
专辑的制作人，是当时已经开始越来越贵的张亚东，而他还客串了乐队键盘手的身份，因为四人组的“麦田守望者”乐队，当时在编制上没有键盘。
为什么说张亚东越来越贵呢？毕竟当时他已经是天后王菲的重要制作人，还写了《你快乐所以我快乐》、《闷》这样的歌儿。而当时在“红星生产社”的“麦田守望者”乐队，分别于1998年和2000年，发行了乐队的第二张专辑，到了2002年也完成了第三张专辑的小样。
不过，之后“红星生产社”的老板，因为考虑到市场的萎缩（主要也是为了省钱），就希望“麦田守望者”乐队在录小样的棚，自己把第三张专辑给录了，别再麻烦张亚东了，因为他“已经越来越贵了”。
不过，乐队最后没有妥协，也从此和“红星生产社”掰了。直到2006年，终于还是和真的很贵的张亚东，继续合作了第三张专辑。不过，那时候的“麦田守望者”乐队，已经是刚成立不久“太合麦田”的人，还和李宇春，成了同门的师兄妹。
一支乐队的三张专辑，都是张亚东制作的，应该也就“麦田守望者”乐队了吧？
而在“麦田守望者”出首张专辑左右那段时间，北京也是同时出了好几支Punk风格的乐队，比如后来成为大老师的大张伟，最初出道的乐队“花儿”，还有“地下婴儿”和更早的“新裤子”。这几支差不多算是北京本地的乐队，虽然在Punk的大方向上差不离，但是具体的细节还真是不太一样。
“麦田守望者”乐队单看这个名字，就透着文学修养，事实上也是。因为萧玮的原因，虽然首张专辑不缺锐气、力道和硬气，以及初生牛犊总会有的灵气，但却在作品里更多了文学色彩。像《绿野仙踪》、《在路上》、《大闹天宫》这些作品背后，都有相应的文学文本。
也可以这么说，“麦田守望者”乐队是当时最有文化的一支Punk乐队。
而萧玮的才华，也确实很被张亚东认可，两人不仅在乐队专辑里是拍档，在“麦田守望者”乐队之外，也经常合作。比如张亚东迄今为止唯一一张唱作专辑《Ya Tung》里，《无为》和《2000年》两首作品，就是萧玮填词的。之后，在张亚东另一张创作作品集《潜流》里，萧玮也填了《缓流》和《我爱你》两首作品。后者的演唱者是王菲，也是《我爱你》这部电影的主题曲。
不过，“麦田守望者”的首张专辑，并没有因为有文学色彩，就拖了Punk那种简单直接、没心没肺的锋利和锐气。傲娇的《顶嘴》，混不吝的《牺牲》，都是干脆利落，充满荷尔蒙的气息。《牺牲》在专辑里的，还是“忙蜂酒吧”的现场录音版本。现在的年轻人，应该已经不知道“忙蜂酒吧”了，而这个酒吧的老板，也是一个乐队的主唱，你知道这个乐队是什么乐队吗？
至于《自私》，玩的是一个谐音梗，因为如果原词直出的话，这首歌曲就过不了审了。至于歌词里写的是啥，你看完就明白了。不明白的……得有多纯啊。
专辑还有像《无题》、《无题II》这种，充满青春期迷惘又带着幻想的作品，《大闹天宫》这则又透着北京人的那种逗B和风趣，萧玮的演唱结合作品，可谓是唱演，且形神兼备。而其实萧玮在整张专辑里拿腔作调的演唱，也真是处处透出青春的味道，这种自然的做作，也只能在那个时期作，等四十过后再这么唱……味道就不对了。
《在路上》比起凯鲁亚克的同名小说，可以说是温柔浪漫多了，尤其是旋律，真好听啊。作品也真的就像歌词写的那样，透着一种“芳香”气息。一定程度上，这也可以说是“麦田守望者”早期的主题曲，也是那个年代的新生们的主题曲。
整张专辑12首作品，时长只有34:30，很Punk。
不过，我手头这张专辑的首版CD（好像只发过这一版？），始终有炒豆般的底噪，不知道的还以为是黑胶转录，作品音色密度不高的时候，听起来特别刺耳。
这张专辑的发行商，是当年一直以质量不好见长的“京文唱片”，但这张唱片最大的不同，就是当时在内页里特别注明了用了德国Merck公司提供的珠光油墨，果然看起来和摸起来都不一样了。 https://t.cn/EvSFPbk
所以，今天拿出“麦田守望者”乐队的首张专辑来听。不过，这张专辑里乐队的吉他手，还不是刘乐，而是刘恩。刘恩在1998年退出了乐队，而刘乐则在1999年加入了乐队。苏阳，则是创始队员之一，也录了“麦田守望者”乐队迄今为止所有的三张录音室专辑。当然，这个苏阳，是鼓手苏阳，不是西北民谣音乐人的那个苏阳。
专辑的制作人，是当时已经开始越来越贵的张亚东，而他还客串了乐队键盘手的身份，因为四人组的“麦田守望者”乐队，当时在编制上没有键盘。
为什么说张亚东越来越贵呢？毕竟当时他已经是天后王菲的重要制作人，还写了《你快乐所以我快乐》、《闷》这样的歌儿。而当时在“红星生产社”的“麦田守望者”乐队，分别于1998年和2000年，发行了乐队的第二张专辑，到了2002年也完成了第三张专辑的小样。
不过，之后“红星生产社”的老板，因为考虑到市场的萎缩（主要也是为了省钱），就希望“麦田守望者”乐队在录小样的棚，自己把第三张专辑给录了，别再麻烦张亚东了，因为他“已经越来越贵了”。
不过，乐队最后没有妥协，也从此和“红星生产社”掰了。直到2006年，终于还是和真的很贵的张亚东，继续合作了第三张专辑。不过，那时候的“麦田守望者”乐队，已经是刚成立不久“太合麦田”的人，还和李宇春，成了同门的师兄妹。
一支乐队的三张专辑，都是张亚东制作的，应该也就“麦田守望者”乐队了吧？
而在“麦田守望者”出首张专辑左右那段时间，北京也是同时出了好几支Punk风格的乐队，比如后来成为大老师的大张伟，最初出道的乐队“花儿”，还有“地下婴儿”和更早的“新裤子”。这几支差不多算是北京本地的乐队，虽然在Punk的大方向上差不离，但是具体的细节还真是不太一样。
“麦田守望者”乐队单看这个名字，就透着文学修养，事实上也是。因为萧玮的原因，虽然首张专辑不缺锐气、力道和硬气，以及初生牛犊总会有的灵气，但却在作品里更多了文学色彩。像《绿野仙踪》、《在路上》、《大闹天宫》这些作品背后，都有相应的文学文本。
也可以这么说，“麦田守望者”乐队是当时最有文化的一支Punk乐队。
而萧玮的才华，也确实很被张亚东认可，两人不仅在乐队专辑里是拍档，在“麦田守望者”乐队之外，也经常合作。比如张亚东迄今为止唯一一张唱作专辑《Ya Tung》里，《无为》和《2000年》两首作品，就是萧玮填词的。之后，在张亚东另一张创作作品集《潜流》里，萧玮也填了《缓流》和《我爱你》两首作品。后者的演唱者是王菲，也是《我爱你》这部电影的主题曲。
不过，“麦田守望者”的首张专辑，并没有因为有文学色彩，就拖了Punk那种简单直接、没心没肺的锋利和锐气。傲娇的《顶嘴》，混不吝的《牺牲》，都是干脆利落，充满荷尔蒙的气息。《牺牲》在专辑里的，还是“忙蜂酒吧”的现场录音版本。现在的年轻人，应该已经不知道“忙蜂酒吧”了，而这个酒吧的老板，也是一个乐队的主唱，你知道这个乐队是什么乐队吗？
至于《自私》，玩的是一个谐音梗，因为如果原词直出的话，这首歌曲就过不了审了。至于歌词里写的是啥，你看完就明白了。不明白的……得有多纯啊。
专辑还有像《无题》、《无题II》这种，充满青春期迷惘又带着幻想的作品，《大闹天宫》这则又透着北京人的那种逗B和风趣，萧玮的演唱结合作品，可谓是唱演，且形神兼备。而其实萧玮在整张专辑里拿腔作调的演唱，也真是处处透出青春的味道，这种自然的做作，也只能在那个时期作，等四十过后再这么唱……味道就不对了。
《在路上》比起凯鲁亚克的同名小说，可以说是温柔浪漫多了，尤其是旋律，真好听啊。作品也真的就像歌词写的那样，透着一种“芳香”气息。一定程度上，这也可以说是“麦田守望者”早期的主题曲，也是那个年代的新生们的主题曲。
整张专辑12首作品，时长只有34:30，很Punk。
不过，我手头这张专辑的首版CD（好像只发过这一版？），始终有炒豆般的底噪，不知道的还以为是黑胶转录，作品音色密度不高的时候，听起来特别刺耳。
这张专辑的发行商，是当年一直以质量不好见长的“京文唱片”，但这张唱片最大的不同，就是当时在内页里特别注明了用了德国Merck公司提供的珠光油墨，果然看起来和摸起来都不一样了。 https://t.cn/EvSFPbk
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