秋季北信越地区高校野球大会　星稜、小松大谷4強　県勢2チーム　／石川

　第145回北信越地区高校野球大会（北信越地区高野連主催）は17日、長野県の2球場で2回戦4試合が行われた。星稜（石川1位）は日本文理（新潟2位）を降し、小松大谷（石川2位）は松商学園（長野1位）に競り勝った。準決勝は23日に松本市野球場であり、星稜は富山商（富山3位）と、小松大谷は敦賀気比（福井3位）と対戦する。【皆川真仁、藤倉聡子】

　星稜は五回、津沢の適時二塁打と佐々木のスクイズで2点を先取。八回には佐々木の二塁打と垣淵のスクイズで貴重な追加点を挙げた。日本文理は田中が9回5安打と力投。打線も六回に3連打で1点を返したが、反撃もそこまでだった。

楽しんでプレー

　○…前日の1回戦は3人の継投で10四死球を与え苦戦した星稜。その反省を2回戦に生かした。捕手で主将の佐々木はエースのマーガードと「楽しんで、気持ちを前面に出してプレーしよう」と話し合って臨んだという。心掛けたのは「笑顔で投手と向き合うこと」。マーガードも低めへの丁寧な制球で応え、佐々木自身も「自信がある」という一塁送球で、2度走者を刺して助けた。

　五回に1点先取した後の1死満塁の好機でスリーバントスクイズを決めた際も、ベンチの歓声に思わず相好を崩して一塁へ駆けた佐々木。「このチームの強みは、突出した選手がいない分、一丸になって戦えること」。準決勝も、笑顔でチームを引っ張るつもりだ。

　小松大谷は三回に5長短打を集めて3点。四回に北村の2点三塁打で逆転し、追い付かれた五回に岩野の適時三塁打で勝ち越し、競り勝った。松商学園は一回に石田の3ランで先制したが、中盤の守備の乱れが響いた。

君と夏の終わり ずっと話して
夕日を見てから星を眺め
君の頬を流れた涙は
ずっと忘れない
君が最後まで大きく手を振って
くれたこときっと忘れない
だから こうして夢の中で
ずっと永遠に
君と夏の終わり 将来の夢
大きな希望 忘れない
10年後の8月また出会えるのを信じて
君が最後まで心から
「ありがとう」叫んでいたこと
知っていたよ
涙をこらえて笑顔でさようなら
せつないよね
最高の思い出を

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