【中村屋酒店の兄弟】
『中村屋酒店の兄弟』藤原季節さん、長尾卓磨さんインタビュー
―お２人は最初から俳優を目指していらっしゃったんですか？
藤原 僕は物心ついた時から俳優になりたいと思っていました。映画が好きだったんですよ。ジャッキー・チェンに憧れて、絶対俳優になるぞと決めていたので高校卒業後上京しました。
―じゃあ夢を叶えられたんですね。
藤原 まあまだ途中ではありますけれども。一応。
長尾 子どものころ、「先祖が上杉謙信だよ」と聞いて、戦国武将になりたかったんです。現代社会では無理だなと思って、馬に乗って刀振り回すにはこの中に入ればいいのかなって。それが中井貴一さん主演の「武田信玄」（1988年大河ドラマ）。仕事としては大学卒業してから広告代理店に入って、遠回りしました。
―俳優じゃなく”武将”が始まり！だからお城巡りがお好きなんですね。なりたかった武将役は？
長尾 『信虎』（2021/金子修介監督）で上杉景勝（長尾顕景）役をやらせていただきました。やってみたいのは、やはり上杉謙信（長尾景虎）役です。
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―役をいただいたときと、演じ終わってから印象の違いはありましたか？
藤原 役をいただいたときは、兄弟との関係性で役を見ているというよりは「和馬」という役にフォーカスして見ていたんです。東京と実家を行き来して居場所を探している青年を演じるんだな、って。演じ終わったときに、長尾さんっていうお兄ちゃんと共演して「兄と一緒にいるときの自分」っていうのは、ある意味弟という役割だったり、仮面をかぶった弟という人間を演じようとしている青年でもあるなと思って。それが自分が働いている、東京でやってきたこととかが兄にバレたりして、そういう身ぐるみ剥がされていくというか正体がバレていくところの変化だったり、関係性においての青年にフォーカスを合わせて見れるようになった。それが演じる前と後では違いました。
長尾 僕も最初の印象では「何を勝手なこと言ってるんだ」と弟に対してあったんですけど、季節くんが、会った瞬間から可愛くて、どんどん可愛くなってきて、なんかずっと横顔を見ていたような感覚がありました。
監督が常々「優しく、もっともっと優しく接してください。怖いほど優しく。全て表面上は優しく」と言っていて。終わったときは、今、季節くんが言ってくれたみたいに、「兄という役割を自分で作っている」「兄としての役割を急に演じなくてはいけないと思いこんだ人間」なんじゃないかなと、同じようなことを考えました。
―優しい、いいお兄ちゃんでした。
藤原 その「優しい、いいお兄ちゃん」っていうのは、弟の前で見せるお兄ちゃんの顔で、本当のところは何もわからない。そういう裏側も見える映画になっていればいいなと思います。
―お兄ちゃんが一瞬怖く見えるところがありますね。お母さんの介護をずっと１人で背負ってきて、数年後に帰ってきた何もしなかった弟に対しての葛藤があると思いました。
藤原 そう見ていただけると嬉しいです。
―お母さんの言う「ありがとう」が他人に対しての「ありがとう」で、そこがお兄ちゃんには辛いだろうと思いました。お２人は、お若いので介護の経験はないでしょう？
長尾 祖父母はいますが、そこまでの介護はしていないです。
藤原 僕も未経験です。
―長尾さん、ご兄弟はいらっしゃいますか？
長尾 いません。ひとりっ子です。
―藤原さんは妹さんがいらっしゃるんですよね。
藤原 はい、そうです。姉もいます。
―女の子の間の男の子って特権階級みたいなものです（笑）。優遇されますよね。
長尾・藤原 （笑）そうですね。
藤原 たしかに、優遇という言い方はあれなんですけど、母からは可愛がってもらってたんじゃないかな、と思います。
―「しかたがないなぁ」と思いつつ弟は可愛い。お兄ちゃんは弟が生まれたとたん「お兄ちゃん」でいなくちゃいけなくて、それなのに…という辛さもあります。短い中にいろんなことが詰まっていて、監督さんがお若いのにこのお話、と驚きました。
藤原 僕もそう思いました。
長尾 うん。
―今振り返ってみて、印象に残っているシーンは？
藤原 最後に兄が弟に言う言葉ですね。封筒の。
あの台詞に白磯君が言いたかった兄弟の距離間というものが、全部詰まっているように思います。弟が東京で何をしてきたかということを知って、兄が問い詰めることもできた。でもそれを全部飲み込んで、あの台詞に全てを込めるっていうのがやりたかったことなんじゃないかな。
そのとき自分が演じていた和馬の表情も印象的だなと、自分自身思いました。
―まばたき多くなっていました。
藤原 （笑）
―お兄ちゃんはいかがでしょうか？
長尾 僕はその前夜の２人でタバコを吸うところ。弟がどういう時間を過ごして店の前に出てきたのか、言葉を用意していたのか、しなかったのかという２人の関係。兄ははじめ、次の日に行くことがわかっているのかいないのか。２人のあいだにたゆたう時間、とても印象的でしたね。
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―この映画で耳に残ったのが、２人が呼ぶ「母ちゃん」なんです。いいな、と思いました。お２人差支えなかったら、お母さんを何と呼んでいらっしゃるか教えてください。
藤原 僕は「かあちゃん」って呼んでますね。
―映画と同じですね。長尾さんは？
長尾 ○○子。さん付けするか、しないか。
―名前を呼ぶんですか？
藤原 長尾さんらしいですね。
長尾 そうかな？ 十代から両親は名前で呼んでいます。
―それは、ご両親に言われたわけじゃなくて、自分で？
長尾 はい、自分で。家に来る友達もみんなそう呼んでいました。
―母親という役割より○○子さんが前に出ているって、すごく個人的というか欧米っぽいです。
長尾 反抗期のころで、所詮他人だろうっていうのもあって。その方が人として敬意をもって接することができるだろう、と。お袋っていうのもなんかちょっと。
藤原 父親のことを「親父」って呼べないな、呼んでみたいな、とかありますけど。「所詮他人だろう」っていうのは言い方を変えれば、他人として認識している。「母」ってあてはめちゃうとどうしても甘えが出てきちゃいますが、一人の他人だと認識することで敬意を持てる側面もあると思います。
―個人として尊重しているって感じがしますね。クールだ！とっても（笑）。
藤原 原田芳雄さんも自分の息子に下の名前で呼ばせてたって。
長尾 そうなんだ。
―監督が俳優を選ぶように、俳優も作品を選びますね。そのときに決め手になるものはなんですか？
藤原 やっぱり最初に脚本。その次に過去の作品。スタッフ、で最後にキャストですね。
―自分のほかに誰が出るかということですね。自分の役柄についてこだわりはありますか？
藤原 それよりも、その役柄がその作品にどういった影響を及ぼしているかとか、作品のことをまずは考えて、小さい役でもそれに参加すべきだなと思ったら参加します。
―例えば快楽殺人犯の役とか、自分はちょっとと思うことは？
藤原 新しい感情とか、新しい自分に出逢えるチャンスがあるなら僕は飛び込みたい、と思っています。
―おお、チャレンジャーです！ 長尾さんは？
長尾 監督含め、撮りたい方々が…なんとなくこういうと生意気かもしれないですけど、今の世の中に対してどう思っているかということが感じられると嬉しいですね。参加する身としては。自分が生きている環境、取り巻いている世界に対して、どういうものを持って表現したいかを、監督、脚本から感じ取れると参加させてもらえる意義を感じる気がします。
―監督さんにもよると思いますが、たとえば自分の役作りでたくさんディスカッションしたいほうですか？ 任されたいほうですか？
長尾 どっちでも（笑）。
藤原 長尾さん結構、「向こうが望むなら僕はするし」という、なんかいい意味での受け入れというか、懐の深さがある人だなと現場で思いました。
―受け入れる間口広いんですね。かなり広いんですか？
長尾 それで季節くんをとまどわせてしまったかも（笑）。
藤原 最初とまどいました。
―広いと嬉しくないですか？ストライクゾーン広くて、どんなのも受け止めてくれる。
藤原 多少イラっとすることとか、これは言わなきゃっていうことも長尾さんは絶対言わない。全部受け止める。この人何考えてるんだろうと、最初思いましたね。
長尾（笑）
―映画の中村兄弟みたいですね。
藤原 そうですね。スタッフが映画を撮ったことのないチームだったので、最初はやり方がわからない中でしたが、３，４日経つと長尾さんや僕が望んでいた動き方に自然となっていきました。お芝居の中で起きたことを撮る。最初は「撮る」ことが目的なんですけど、僕たち２人の中で起きたことを撮ろうという流れに変わっていったんです。まずお芝居を見てから、何を撮るか考えよう、みんなでって。それは長尾さんが初日から黙っていたことで、自然発生的に起きていったことでしたね。
―呼び水。黙って。
長尾 そんなたいそうなもんじゃない（笑）。
―ご本人はそんなに意識しないでやっていたんでしょうか？
長尾 しないと言ったらウソになるかと思うんですけど。なんか見ないようにしようと思って（笑）、変な言い方だけど。
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―では最後にこの映画のテーマのひとつでもある「消えてほしくないもの」はなんですか？パッと思いついたことを。
藤原 パッと思いつくもの。手書きの手紙とか捨てられないです。新しくいろんなものが生まれていって、人の体温の残っている直筆の手紙は減っていくのかもしれないですけど、消えてほしくないなと思いますね。
―お母さんからの手紙はとってあるんですか？
藤原 ずーっと全部とってあります。捨てられないです。
―１０年分？！ お返事は出しています？
藤原 出してませんね。
―親って手紙すごく待っているんですよ。
藤原 そうですよね、書いてみます。やっぱりメールとかと違いますよね。
―違いますよー。お母さんを思って時間かけて書くんですから。
ハガキでいいですし、何と書いてあったって親は嬉しいものです。
藤原 はい、わかりました。
―長尾さんの消えてほしくないものは？
長尾 僕は「家族との思い出」ですかね。ぱっと思い浮かぶのは。どこかに行ったとか忘れてることって意外とたくさんあるなと思って。
―思い出は自分だけのものですものね。形のあるものでは何か？
長尾 その辺の再開発で、好きだった古くからの料理屋さんとかがなくなるのはとっても悲しい。
藤原 「家族との思い出」ってハッとしますね。全部消えていくものじゃないですか。
長尾 うんうん。
藤原 なんか切ないですね。それは。
―この映画で、お母さんが忘れていってしまうのにも繫がりますよね。和馬とお兄ちゃんにも。
藤原 それをわかったうえで「家族の思い出」って着想する長尾さんにぐっとくるものがあります。
長尾（笑）
―素敵なお答えをいただけました。ありがとうございました。
『中村屋酒店の兄弟』藤原季節さん、長尾卓磨さんインタビュー
―お２人は最初から俳優を目指していらっしゃったんですか？
藤原 僕は物心ついた時から俳優になりたいと思っていました。映画が好きだったんですよ。ジャッキー・チェンに憧れて、絶対俳優になるぞと決めていたので高校卒業後上京しました。
―じゃあ夢を叶えられたんですね。
藤原 まあまだ途中ではありますけれども。一応。
長尾 子どものころ、「先祖が上杉謙信だよ」と聞いて、戦国武将になりたかったんです。現代社会では無理だなと思って、馬に乗って刀振り回すにはこの中に入ればいいのかなって。それが中井貴一さん主演の「武田信玄」（1988年大河ドラマ）。仕事としては大学卒業してから広告代理店に入って、遠回りしました。
―俳優じゃなく”武将”が始まり！だからお城巡りがお好きなんですね。なりたかった武将役は？
長尾 『信虎』（2021/金子修介監督）で上杉景勝（長尾顕景）役をやらせていただきました。やってみたいのは、やはり上杉謙信（長尾景虎）役です。
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―役をいただいたときと、演じ終わってから印象の違いはありましたか？
藤原 役をいただいたときは、兄弟との関係性で役を見ているというよりは「和馬」という役にフォーカスして見ていたんです。東京と実家を行き来して居場所を探している青年を演じるんだな、って。演じ終わったときに、長尾さんっていうお兄ちゃんと共演して「兄と一緒にいるときの自分」っていうのは、ある意味弟という役割だったり、仮面をかぶった弟という人間を演じようとしている青年でもあるなと思って。それが自分が働いている、東京でやってきたこととかが兄にバレたりして、そういう身ぐるみ剥がされていくというか正体がバレていくところの変化だったり、関係性においての青年にフォーカスを合わせて見れるようになった。それが演じる前と後では違いました。
長尾 僕も最初の印象では「何を勝手なこと言ってるんだ」と弟に対してあったんですけど、季節くんが、会った瞬間から可愛くて、どんどん可愛くなってきて、なんかずっと横顔を見ていたような感覚がありました。
監督が常々「優しく、もっともっと優しく接してください。怖いほど優しく。全て表面上は優しく」と言っていて。終わったときは、今、季節くんが言ってくれたみたいに、「兄という役割を自分で作っている」「兄としての役割を急に演じなくてはいけないと思いこんだ人間」なんじゃないかなと、同じようなことを考えました。
―優しい、いいお兄ちゃんでした。
藤原 その「優しい、いいお兄ちゃん」っていうのは、弟の前で見せるお兄ちゃんの顔で、本当のところは何もわからない。そういう裏側も見える映画になっていればいいなと思います。
―お兄ちゃんが一瞬怖く見えるところがありますね。お母さんの介護をずっと１人で背負ってきて、数年後に帰ってきた何もしなかった弟に対しての葛藤があると思いました。
藤原 そう見ていただけると嬉しいです。
―お母さんの言う「ありがとう」が他人に対しての「ありがとう」で、そこがお兄ちゃんには辛いだろうと思いました。お２人は、お若いので介護の経験はないでしょう？
長尾 祖父母はいますが、そこまでの介護はしていないです。
藤原 僕も未経験です。
―長尾さん、ご兄弟はいらっしゃいますか？
長尾 いません。ひとりっ子です。
―藤原さんは妹さんがいらっしゃるんですよね。
藤原 はい、そうです。姉もいます。
―女の子の間の男の子って特権階級みたいなものです（笑）。優遇されますよね。
長尾・藤原 （笑）そうですね。
藤原 たしかに、優遇という言い方はあれなんですけど、母からは可愛がってもらってたんじゃないかな、と思います。
―「しかたがないなぁ」と思いつつ弟は可愛い。お兄ちゃんは弟が生まれたとたん「お兄ちゃん」でいなくちゃいけなくて、それなのに…という辛さもあります。短い中にいろんなことが詰まっていて、監督さんがお若いのにこのお話、と驚きました。
藤原 僕もそう思いました。
長尾 うん。
―今振り返ってみて、印象に残っているシーンは？
藤原 最後に兄が弟に言う言葉ですね。封筒の。
あの台詞に白磯君が言いたかった兄弟の距離間というものが、全部詰まっているように思います。弟が東京で何をしてきたかということを知って、兄が問い詰めることもできた。でもそれを全部飲み込んで、あの台詞に全てを込めるっていうのがやりたかったことなんじゃないかな。
そのとき自分が演じていた和馬の表情も印象的だなと、自分自身思いました。
―まばたき多くなっていました。
藤原 （笑）
―お兄ちゃんはいかがでしょうか？
長尾 僕はその前夜の２人でタバコを吸うところ。弟がどういう時間を過ごして店の前に出てきたのか、言葉を用意していたのか、しなかったのかという２人の関係。兄ははじめ、次の日に行くことがわかっているのかいないのか。２人のあいだにたゆたう時間、とても印象的でしたね。
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―この映画で耳に残ったのが、２人が呼ぶ「母ちゃん」なんです。いいな、と思いました。お２人差支えなかったら、お母さんを何と呼んでいらっしゃるか教えてください。
藤原 僕は「かあちゃん」って呼んでますね。
―映画と同じですね。長尾さんは？
長尾 ○○子。さん付けするか、しないか。
―名前を呼ぶんですか？
藤原 長尾さんらしいですね。
長尾 そうかな？ 十代から両親は名前で呼んでいます。
―それは、ご両親に言われたわけじゃなくて、自分で？
長尾 はい、自分で。家に来る友達もみんなそう呼んでいました。
―母親という役割より○○子さんが前に出ているって、すごく個人的というか欧米っぽいです。
長尾 反抗期のころで、所詮他人だろうっていうのもあって。その方が人として敬意をもって接することができるだろう、と。お袋っていうのもなんかちょっと。
藤原 父親のことを「親父」って呼べないな、呼んでみたいな、とかありますけど。「所詮他人だろう」っていうのは言い方を変えれば、他人として認識している。「母」ってあてはめちゃうとどうしても甘えが出てきちゃいますが、一人の他人だと認識することで敬意を持てる側面もあると思います。
―個人として尊重しているって感じがしますね。クールだ！とっても（笑）。
藤原 原田芳雄さんも自分の息子に下の名前で呼ばせてたって。
長尾 そうなんだ。
―監督が俳優を選ぶように、俳優も作品を選びますね。そのときに決め手になるものはなんですか？
藤原 やっぱり最初に脚本。その次に過去の作品。スタッフ、で最後にキャストですね。
―自分のほかに誰が出るかということですね。自分の役柄についてこだわりはありますか？
藤原 それよりも、その役柄がその作品にどういった影響を及ぼしているかとか、作品のことをまずは考えて、小さい役でもそれに参加すべきだなと思ったら参加します。
―例えば快楽殺人犯の役とか、自分はちょっとと思うことは？
藤原 新しい感情とか、新しい自分に出逢えるチャンスがあるなら僕は飛び込みたい、と思っています。
―おお、チャレンジャーです！ 長尾さんは？
長尾 監督含め、撮りたい方々が…なんとなくこういうと生意気かもしれないですけど、今の世の中に対してどう思っているかということが感じられると嬉しいですね。参加する身としては。自分が生きている環境、取り巻いている世界に対して、どういうものを持って表現したいかを、監督、脚本から感じ取れると参加させてもらえる意義を感じる気がします。
―監督さんにもよると思いますが、たとえば自分の役作りでたくさんディスカッションしたいほうですか？ 任されたいほうですか？
長尾 どっちでも（笑）。
藤原 長尾さん結構、「向こうが望むなら僕はするし」という、なんかいい意味での受け入れというか、懐の深さがある人だなと現場で思いました。
―受け入れる間口広いんですね。かなり広いんですか？
長尾 それで季節くんをとまどわせてしまったかも（笑）。
藤原 最初とまどいました。
―広いと嬉しくないですか？ストライクゾーン広くて、どんなのも受け止めてくれる。
藤原 多少イラっとすることとか、これは言わなきゃっていうことも長尾さんは絶対言わない。全部受け止める。この人何考えてるんだろうと、最初思いましたね。
長尾（笑）
―映画の中村兄弟みたいですね。
藤原 そうですね。スタッフが映画を撮ったことのないチームだったので、最初はやり方がわからない中でしたが、３，４日経つと長尾さんや僕が望んでいた動き方に自然となっていきました。お芝居の中で起きたことを撮る。最初は「撮る」ことが目的なんですけど、僕たち２人の中で起きたことを撮ろうという流れに変わっていったんです。まずお芝居を見てから、何を撮るか考えよう、みんなでって。それは長尾さんが初日から黙っていたことで、自然発生的に起きていったことでしたね。
―呼び水。黙って。
長尾 そんなたいそうなもんじゃない（笑）。
―ご本人はそんなに意識しないでやっていたんでしょうか？
長尾 しないと言ったらウソになるかと思うんですけど。なんか見ないようにしようと思って（笑）、変な言い方だけど。
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―では最後にこの映画のテーマのひとつでもある「消えてほしくないもの」はなんですか？パッと思いついたことを。
藤原 パッと思いつくもの。手書きの手紙とか捨てられないです。新しくいろんなものが生まれていって、人の体温の残っている直筆の手紙は減っていくのかもしれないですけど、消えてほしくないなと思いますね。
―お母さんからの手紙はとってあるんですか？
藤原 ずーっと全部とってあります。捨てられないです。
―１０年分？！ お返事は出しています？
藤原 出してませんね。
―親って手紙すごく待っているんですよ。
藤原 そうですよね、書いてみます。やっぱりメールとかと違いますよね。
―違いますよー。お母さんを思って時間かけて書くんですから。
ハガキでいいですし、何と書いてあったって親は嬉しいものです。
藤原 はい、わかりました。
―長尾さんの消えてほしくないものは？
長尾 僕は「家族との思い出」ですかね。ぱっと思い浮かぶのは。どこかに行ったとか忘れてることって意外とたくさんあるなと思って。
―思い出は自分だけのものですものね。形のあるものでは何か？
長尾 その辺の再開発で、好きだった古くからの料理屋さんとかがなくなるのはとっても悲しい。
藤原 「家族との思い出」ってハッとしますね。全部消えていくものじゃないですか。
長尾 うんうん。
藤原 なんか切ないですね。それは。
―この映画で、お母さんが忘れていってしまうのにも繫がりますよね。和馬とお兄ちゃんにも。
藤原 それをわかったうえで「家族の思い出」って着想する長尾さんにぐっとくるものがあります。
長尾（笑）
―素敵なお答えをいただけました。ありがとうございました。
临终如何判定往生净土
西方接引图
1 .判断亡者往生何道要多方面来观察
大体上临终人所显现的善恶之相，
如亡者临终相貌色泽的变化，
身体软化、
僵直的演变，
全身上下冷却时间的转变情况，
以及尸斑浮现的现象，
皆与亡者生前的病态、
服用药量的情形、
死时的环境、
气候及死时的原因，
如卒死、
横死、
烧死、
溺死、
饿死、
冻死、
电击死、
病死、
自然死亡，
以及死者生前及临终之际心识中记忆起的善行、
恶行、
人事??
等各种因素，
息息相关，
因缘复杂。
若单凭临终人面貌、
身体某种善相现前，
便据以判断必定往生净土，
是有违净土经证的。
因此莲友在判断死者临终时呈现的善恶之相，
若能配合医学常识来做综合性的参考与分辨，
则更能清楚的辨别，
那一种现像是死亡时早期尸体自然变化的物理现象，
那一种情况是经过为临终人助念与开示后而产生与经证相应的往生瑞相，
这是非常重要的判别问题，
莲友不可不知。
2 .死亡有假死和真死两种现象
依据医学博士叶昭渠编着的
「最新法医学」
( 民国七十六年二版 )的书中
三十六页至三十八页第一编人体检查中第一节对死亡的认定说，
死亡有假死及真死两种现象。
假死的人，
呼吸几乎停止
( 常人见状、
视为停止 )，
心跳及脉搏亦不易触知，
反射作用完全消失，
皮肤对于各种刺激，
也完全不起任何反应。
瞳孔极度扩大，
对光线的反应消失，
常人一见，
就视为死人的印象及状态，
但事实上，
他并没有死。
如果将此人视为死亡，
不到一日或经过两三天，
便将之火化或埋葬，
就有将其活活烧死或活埋之虞。
古代对此假死现象，
因没有现代医学测量仪器，
鲜有辨知能力，
往往视为真死，
故有经过数日之后，
仍有假死还阳的现象。
或在助念时，
仍有起死回生的情形。
真死的人，
当其心脏机能停止时，
便会发现 ：
触不到心跳及脉搏，
听不到心音，
测不到心电图、
血压，
皮肤血管变为空虚状态，
导致两颊、
嘴唇成为苍白等征状。
当其肺脏机能停止时，
就会发现，
见不到呼吸动作，
听不到呼吸音等征状。
当其脑机能停止时，
便会发现，
脑波呈平坦化，
又因有意识及无意识的运动停止，
所以我们常见病死或自然死亡的人，
刚死之时，
因两颊肌肉弛松，
导致下颚下垂，
嘴巴开口，
眼睛展开，
瞳孔散开，
皮肤、
肌肉、
眼皮等的反射作用及瞳孔对光刺激的反应作用??
等均消失其征状。
其中嘴巴开口、
眼睛睁开等情形，
不一定是生理反应现象，
有时是他有话要话，
却不能如愿，
有时或者死不瞑目，
所以双眼睁开。
也就是说明了一个人真死的时候，
其心脏、
肺脏、
脑之机能等生理作用便会完全停止；
如血液循环停止2~5分钟后，
因脑细胞缺氧，
脑机能即停止，
肺机能亦甚快停止而不能恢复??。
代之而起的，
是发生物理作用所致的物理现象。
换句话说，
生理作用消失后，
便会出现因尸体温度下降，
产生尸身冷却现象。
因血液下降 ( 沉坠 ) 而出现尸斑、
尸体僵直及尸体干燥等各种现象。
如果是假死的人，
便不会出现如上所说现象；
特别是尸体有尸斑、
体内腐烂及尸体僵直等情况出现；
而如有上述所说现象，
在法医学上，
就断定是死亡的绝对确实证据。
极乐世界
花开见佛
3 .对亡者探气要有法医学的基本常识
依据「 最新法医学 」一书中
第三十八页至五十一页第三节尸体现象一文说，
真死的人死后尸体随时间的经过，
会自然发生变化，
即所谓的物理反应现象。
如当尸身融解、
腐败时，
软部组织便会逐渐减少、
慢慢消失，
最后仅残留骨骸、
指甲、
牙齿、
毛发等硬组织。
由此而可区分出死后的尸身有早期及晚期的物理变化。
死后比较早期
( 普通死亡瞬间后至二十四小时之内 )
发现的尸体变化情形，
称为早期尸体现象或早期死后现象；
二十四小时后便会发现腐败、
崩解现象，
称为晚期尸体现象。
其中尸体冷却的发现，
便称为早期尸体现象。
这是助念后或在人死后欲以探气方式查知死后依尸体渐次冷却情形往生何道应该注意的问题 ：
依「 纯 」法医学的观点
( 此处暂不涉及心识问题 )，
如书内说，
人在真死之时，
体内热量的生产机能便会停止。
尸体因此而出现温度渐次下降的情形，
尸体因温度下降，
而自然逐渐冷却，
终至下降到大气温度为止。
普通人死后数小时内，
虽然肩部尚存有温感，
但上下肢在死之前后即失却温感，
额、
手足等这些露出空气中的部位会比着衣及被覆的部份早冷却，
死后3 ~ 4小时，
当我们碰触尸体的手、
足时，
便容易查觉出它们已经充分的冷却。
有时尸体于死后5小时，
就全部冷却。
但如果外界空气温度不甚寒冷时，
于7 ~ 8小时后，
始可触知全部冷却。
在普通气温时，
一般经过半天 ( 十二小时 ) 后，
仅胸部及腹部稍有温感，
又经一昼夜后，
仅腹部稍感有微温
( 即死后二十四小时 )。
而且大体上说，
普通人死后，
经过一昼一夜之后，
体内温度与外界气温相等。
体温下降的速度，
依影响尸体放热的条件，
如年龄、
身体状态、
死因、
穿衣种类及厚薄、
天候及外界温度、
尸体现场的温度等差异，
尸体冷却状态便有不同。
如壮年人的尸体、
富于脂肪的尸体、
暴死 ( 急死 ) 者及着衣、
衣服厚的尸体、
炎暑下的尸体、
衰弱的尸体、
裸体尸身、
冷冬的尸体、
寒冷处或雪中及冷水中的尸体，
其冷却时间较为缓慢。
小儿则比较其与成人同单位的体重或身体，
其体表面积为大，
因此对热的发散，
属于最好的条件。
又死后初期较后期，
其体温下降温度为快。
少数伴有细菌高度活动的病症，
例如菌血症、
败血症、
霍乱、
伤寒、
破伤风，
或其他热性病、
窒息、
伴有痉孪的中毒、
脑挫伤、
脑内出血、
脊髓上部的捐伤、
日射病、
热射病，
以及某种神经症等死亡时，
于死时瞬间后，
皆会呈现体温上升的情形，
有时可上升超过摄氏四十五度以上。
再说瘦的人与胖的人，
冬天和夏天及死后初期与后期冷却的速度也不一样。
肥胖者较消瘦者其体温下降速度为慢，
死后即刻及继续数小时中
( 八 、九小时 ) 的下降速度较次的数小时
( 死后九小时至二十五小时 )为快。
夏天较冬天的体温下降速度为慢。
而且真死时因血液循环停止，
血管内的血液由其本身的重量向身体低部的毛细血管中沉降，
集积在皮下，
致使皮肤外表，
出现变色的斑纹，
称为尸斑。
4 .中医对死者尸体冷却的看法
依具有丰富助念经验的中医师口述，
其妻子突然因脑溢血发作而死。
在死前有发烧现象，
死去后有许多莲友前来助念。
这种因中风兼发烧现象而死的情况，
经探气得知，
除了四肢先冷外，
最后冷却的部位是心脏。
一类平常身体硬朗的人，
突然中风，
因气血逆流，
心脏痲痹而死的情况，
则是头部最后才冷。
一般来说，
死时若没有血气上逆情形，
都是四肢先冷，
心脏 ( 胸部 ) 最后冷。
又病久虚脱而死的人，
也一定是四肢先冷，
心脏最后冷。
又一类遭头部重击而死或上吊而死之人，
因头部血液先凝固，
温度下降而使头部先冷
( 除四肢冷却外 )。
再说古代有一种刑罚，
将活人埋在泥土里，
仅头部露出地面，
当其气血逆流至头部，
脸色转为红色时，
刑者用刑具将其头心刺下去，
鲜血立刻直喷出来有几丈那么高。
这种情形，
因头部充血，
死后一定是头部最后冷却。
凡此种种因病、
因横祸而死的现象，
导致身体那个部位先冷却的情形，
不胜枚举。
无论依中医或法医学的观点，
大体说来，
一般死时都是四肢先冷，
胸部
( 心脏，
输送血液的中心 )
及腹部，
最后才冷，
绝对没有四肢最后才冷的情形。
由此可知，
「 单凭 」
探气方式来查看亡者死后一定往生何道，
不是绝对可靠的。
极乐世界图
5 .认识死者脸色等变化的情形
笔者曾经为患有白血病的死者助念，
在其生前没有信仰佛教，
临终前一两个月才有莲友去为其开示佛法，
亦未因此深信佛教，
死前一两天有数位莲友前去助念，
又有一位尼师前去开导，
但患者一听到尼师开示 ：
看破、
放下、
念佛的道理，
脸上即呈现痛苦、
不悦的表情，
但口不能言，
因他非常不愿意死。
从死前生病到死后，
他的脸相一直呈现苍白色
( 白血病所致 )，
并不可怕，
念佛与开示对他来讲，
并没有得到实际的受用。
又有一位生前健康，
突然中风，
家人为其用上好的医药拖延其性命数日才死的病人。
将死之前，
笔者前去助念，
但因其生前不信佛教，
不知念佛，
虽有人在旁开示、
助念，
但因已中风，
不能言语，
意识昏迷。
旁人看其意识昏沉，
事实上本人很可能意识清清楚楚，
只是不能讲话，
但必须视情况而定。
死前的几小时内，
笔者观见其脸色逐渐转为阴沉、
黑暗而断气，
但断气后没有多久，
因两颊细胞组织开始松弛，
脸色逐渐恢复生前的正常肤色，
其实这是死前身体转变的自然现象。
但亦必须视情况而定。
这不是否认助念对亡者心识没有安定、
提升作用，
进而改变身色的变化，
而是亡者临终之前或死去之后瞬间的脸色及身心变化，
与其生平的品德、
心性、
病症、
体质、
死时的气候与死前的患病性质以及死因等因素都有密切关系。
就拿一般死亡情形来说，
如典型窒息死亡的人，
在死前有呼吸困难，
意识消失，
全身痉孪，
呼吸休止及末期呼吸运动等四期循次渐进的现象发现。
如果在全身进入全身性的痉孪发生后，
颜面皮肤因瘀血现象，
而出现紫蓝色且膨大的情形，
西方接引图
1 .判断亡者往生何道要多方面来观察
大体上临终人所显现的善恶之相，
如亡者临终相貌色泽的变化，
身体软化、
僵直的演变，
全身上下冷却时间的转变情况，
以及尸斑浮现的现象，
皆与亡者生前的病态、
服用药量的情形、
死时的环境、
气候及死时的原因，
如卒死、
横死、
烧死、
溺死、
饿死、
冻死、
电击死、
病死、
自然死亡，
以及死者生前及临终之际心识中记忆起的善行、
恶行、
人事??
等各种因素，
息息相关，
因缘复杂。
若单凭临终人面貌、
身体某种善相现前，
便据以判断必定往生净土，
是有违净土经证的。
因此莲友在判断死者临终时呈现的善恶之相，
若能配合医学常识来做综合性的参考与分辨，
则更能清楚的辨别，
那一种现像是死亡时早期尸体自然变化的物理现象，
那一种情况是经过为临终人助念与开示后而产生与经证相应的往生瑞相，
这是非常重要的判别问题，
莲友不可不知。
2 .死亡有假死和真死两种现象
依据医学博士叶昭渠编着的
「最新法医学」
( 民国七十六年二版 )的书中
三十六页至三十八页第一编人体检查中第一节对死亡的认定说，
死亡有假死及真死两种现象。
假死的人，
呼吸几乎停止
( 常人见状、
视为停止 )，
心跳及脉搏亦不易触知，
反射作用完全消失，
皮肤对于各种刺激，
也完全不起任何反应。
瞳孔极度扩大，
对光线的反应消失，
常人一见，
就视为死人的印象及状态，
但事实上，
他并没有死。
如果将此人视为死亡，
不到一日或经过两三天，
便将之火化或埋葬，
就有将其活活烧死或活埋之虞。
古代对此假死现象，
因没有现代医学测量仪器，
鲜有辨知能力，
往往视为真死，
故有经过数日之后，
仍有假死还阳的现象。
或在助念时，
仍有起死回生的情形。
真死的人，
当其心脏机能停止时，
便会发现 ：
触不到心跳及脉搏，
听不到心音，
测不到心电图、
血压，
皮肤血管变为空虚状态，
导致两颊、
嘴唇成为苍白等征状。
当其肺脏机能停止时，
就会发现，
见不到呼吸动作，
听不到呼吸音等征状。
当其脑机能停止时，
便会发现，
脑波呈平坦化，
又因有意识及无意识的运动停止，
所以我们常见病死或自然死亡的人，
刚死之时，
因两颊肌肉弛松，
导致下颚下垂，
嘴巴开口，
眼睛展开，
瞳孔散开，
皮肤、
肌肉、
眼皮等的反射作用及瞳孔对光刺激的反应作用??
等均消失其征状。
其中嘴巴开口、
眼睛睁开等情形，
不一定是生理反应现象，
有时是他有话要话，
却不能如愿，
有时或者死不瞑目，
所以双眼睁开。
也就是说明了一个人真死的时候，
其心脏、
肺脏、
脑之机能等生理作用便会完全停止；
如血液循环停止2~5分钟后，
因脑细胞缺氧，
脑机能即停止，
肺机能亦甚快停止而不能恢复??。
代之而起的，
是发生物理作用所致的物理现象。
换句话说，
生理作用消失后，
便会出现因尸体温度下降，
产生尸身冷却现象。
因血液下降 ( 沉坠 ) 而出现尸斑、
尸体僵直及尸体干燥等各种现象。
如果是假死的人，
便不会出现如上所说现象；
特别是尸体有尸斑、
体内腐烂及尸体僵直等情况出现；
而如有上述所说现象，
在法医学上，
就断定是死亡的绝对确实证据。
极乐世界
花开见佛
3 .对亡者探气要有法医学的基本常识
依据「 最新法医学 」一书中
第三十八页至五十一页第三节尸体现象一文说，
真死的人死后尸体随时间的经过，
会自然发生变化，
即所谓的物理反应现象。
如当尸身融解、
腐败时，
软部组织便会逐渐减少、
慢慢消失，
最后仅残留骨骸、
指甲、
牙齿、
毛发等硬组织。
由此而可区分出死后的尸身有早期及晚期的物理变化。
死后比较早期
( 普通死亡瞬间后至二十四小时之内 )
发现的尸体变化情形，
称为早期尸体现象或早期死后现象；
二十四小时后便会发现腐败、
崩解现象，
称为晚期尸体现象。
其中尸体冷却的发现，
便称为早期尸体现象。
这是助念后或在人死后欲以探气方式查知死后依尸体渐次冷却情形往生何道应该注意的问题 ：
依「 纯 」法医学的观点
( 此处暂不涉及心识问题 )，
如书内说，
人在真死之时，
体内热量的生产机能便会停止。
尸体因此而出现温度渐次下降的情形，
尸体因温度下降，
而自然逐渐冷却，
终至下降到大气温度为止。
普通人死后数小时内，
虽然肩部尚存有温感，
但上下肢在死之前后即失却温感，
额、
手足等这些露出空气中的部位会比着衣及被覆的部份早冷却，
死后3 ~ 4小时，
当我们碰触尸体的手、
足时，
便容易查觉出它们已经充分的冷却。
有时尸体于死后5小时，
就全部冷却。
但如果外界空气温度不甚寒冷时，
于7 ~ 8小时后，
始可触知全部冷却。
在普通气温时，
一般经过半天 ( 十二小时 ) 后，
仅胸部及腹部稍有温感，
又经一昼夜后，
仅腹部稍感有微温
( 即死后二十四小时 )。
而且大体上说，
普通人死后，
经过一昼一夜之后，
体内温度与外界气温相等。
体温下降的速度，
依影响尸体放热的条件，
如年龄、
身体状态、
死因、
穿衣种类及厚薄、
天候及外界温度、
尸体现场的温度等差异，
尸体冷却状态便有不同。
如壮年人的尸体、
富于脂肪的尸体、
暴死 ( 急死 ) 者及着衣、
衣服厚的尸体、
炎暑下的尸体、
衰弱的尸体、
裸体尸身、
冷冬的尸体、
寒冷处或雪中及冷水中的尸体，
其冷却时间较为缓慢。
小儿则比较其与成人同单位的体重或身体，
其体表面积为大，
因此对热的发散，
属于最好的条件。
又死后初期较后期，
其体温下降温度为快。
少数伴有细菌高度活动的病症，
例如菌血症、
败血症、
霍乱、
伤寒、
破伤风，
或其他热性病、
窒息、
伴有痉孪的中毒、
脑挫伤、
脑内出血、
脊髓上部的捐伤、
日射病、
热射病，
以及某种神经症等死亡时，
于死时瞬间后，
皆会呈现体温上升的情形，
有时可上升超过摄氏四十五度以上。
再说瘦的人与胖的人，
冬天和夏天及死后初期与后期冷却的速度也不一样。
肥胖者较消瘦者其体温下降速度为慢，
死后即刻及继续数小时中
( 八 、九小时 ) 的下降速度较次的数小时
( 死后九小时至二十五小时 )为快。
夏天较冬天的体温下降速度为慢。
而且真死时因血液循环停止，
血管内的血液由其本身的重量向身体低部的毛细血管中沉降，
集积在皮下，
致使皮肤外表，
出现变色的斑纹，
称为尸斑。
4 .中医对死者尸体冷却的看法
依具有丰富助念经验的中医师口述，
其妻子突然因脑溢血发作而死。
在死前有发烧现象，
死去后有许多莲友前来助念。
这种因中风兼发烧现象而死的情况，
经探气得知，
除了四肢先冷外，
最后冷却的部位是心脏。
一类平常身体硬朗的人，
突然中风，
因气血逆流，
心脏痲痹而死的情况，
则是头部最后才冷。
一般来说，
死时若没有血气上逆情形，
都是四肢先冷，
心脏 ( 胸部 ) 最后冷。
又病久虚脱而死的人，
也一定是四肢先冷，
心脏最后冷。
又一类遭头部重击而死或上吊而死之人，
因头部血液先凝固，
温度下降而使头部先冷
( 除四肢冷却外 )。
再说古代有一种刑罚，
将活人埋在泥土里，
仅头部露出地面，
当其气血逆流至头部，
脸色转为红色时，
刑者用刑具将其头心刺下去，
鲜血立刻直喷出来有几丈那么高。
这种情形，
因头部充血，
死后一定是头部最后冷却。
凡此种种因病、
因横祸而死的现象，
导致身体那个部位先冷却的情形，
不胜枚举。
无论依中医或法医学的观点，
大体说来，
一般死时都是四肢先冷，
胸部
( 心脏，
输送血液的中心 )
及腹部，
最后才冷，
绝对没有四肢最后才冷的情形。
由此可知，
「 单凭 」
探气方式来查看亡者死后一定往生何道，
不是绝对可靠的。
极乐世界图
5 .认识死者脸色等变化的情形
笔者曾经为患有白血病的死者助念，
在其生前没有信仰佛教，
临终前一两个月才有莲友去为其开示佛法，
亦未因此深信佛教，
死前一两天有数位莲友前去助念，
又有一位尼师前去开导，
但患者一听到尼师开示 ：
看破、
放下、
念佛的道理，
脸上即呈现痛苦、
不悦的表情，
但口不能言，
因他非常不愿意死。
从死前生病到死后，
他的脸相一直呈现苍白色
( 白血病所致 )，
并不可怕，
念佛与开示对他来讲，
并没有得到实际的受用。
又有一位生前健康，
突然中风，
家人为其用上好的医药拖延其性命数日才死的病人。
将死之前，
笔者前去助念，
但因其生前不信佛教，
不知念佛，
虽有人在旁开示、
助念，
但因已中风，
不能言语，
意识昏迷。
旁人看其意识昏沉，
事实上本人很可能意识清清楚楚，
只是不能讲话，
但必须视情况而定。
死前的几小时内，
笔者观见其脸色逐渐转为阴沉、
黑暗而断气，
但断气后没有多久，
因两颊细胞组织开始松弛，
脸色逐渐恢复生前的正常肤色，
其实这是死前身体转变的自然现象。
但亦必须视情况而定。
这不是否认助念对亡者心识没有安定、
提升作用，
进而改变身色的变化，
而是亡者临终之前或死去之后瞬间的脸色及身心变化，
与其生平的品德、
心性、
病症、
体质、
死时的气候与死前的患病性质以及死因等因素都有密切关系。
就拿一般死亡情形来说，
如典型窒息死亡的人，
在死前有呼吸困难，
意识消失，
全身痉孪，
呼吸休止及末期呼吸运动等四期循次渐进的现象发现。
如果在全身进入全身性的痉孪发生后，
颜面皮肤因瘀血现象，
而出现紫蓝色且膨大的情形，
【#海南摩托车驾驶证考试费不得代缴# 如遇违规收费可举报】自3月8日起，报考摩托车驾驶证的考试费和驾驶证工本费应当由考生本人自行缴纳，不得由他人代收代缴。
在3月8日前，属于驾校培训的学员已将考试费或驾驶证工本费交给驾校，而驾校尚未代替学员缴纳给公安交警部门的，驾校应当足额退还给考生，由学员自行向公安交警部门缴纳；属于驾校培训的学员已将考试费或驾驶证工本费交给驾校，且驾校已经将相关费用代缴纳给公安交警部门的，已缴纳费用仍可继续使用。（记者：王燕珍）
在3月8日前，属于驾校培训的学员已将考试费或驾驶证工本费交给驾校，而驾校尚未代替学员缴纳给公安交警部门的，驾校应当足额退还给考生，由学员自行向公安交警部门缴纳；属于驾校培训的学员已将考试费或驾驶证工本费交给驾校，且驾校已经将相关费用代缴纳给公安交警部门的，已缴纳费用仍可继续使用。（记者：王燕珍）
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