《智囊·上智》
７６、姚崇
【原文】
姚崇为灵武道大总管。张柬之等谋诛二张，崇适自屯所还，遂参密议，以功封梁县侯。武后迁上陽宫，中宗率百官问起居。五公相庆，崇独流涕。柬之等曰：「今岂流涕时耶？恐公祸由此始。」崇曰：「比与讨逆，不足为功。然事天后久，违旧主而泣，人臣终节也。由此获罪，甘心焉。」后五王被害，而崇独免。
【译文】
唐朝名臣姚崇（硖州硖石人，封梁国公）任灵武道大总管。
张柬之（襄陽人，字孟将）等人计划杀武后宠 幸的张易之、张昌宗二人，姚崇正好从屯驻处回京，就参加这件秘密的行动，后来因功封为梁县侯。武后迁往上陽宫时，中宗率百官去问候生活起居。
五王互相庆贺，只有姚崇留泪。张柬之等人说：「现在那里是流泪的时候呢？你恐怕会有灾祸临头。」
姚崇说：「和你们一起讨平叛逆，本来算不上什么功。然而服事武后久了，一旦分别，因而哭泣，是人臣应有的节义。如果因为这样而获罪，我也甘心。」后来五王被害，有姚崇幸免。
［冯评译文］
武后迁入上陽宫，王互相庆贺，有姚崇流泪。
董卓（东汉·临洮人）被杀，百姓载歌载舞，只有蔡邕（陈留人）惊叹。
事情相同而遭遇的福祸却相反。因为武后是君，董卓是臣；姚崇为公，蔡邕为私的缘故。然而惊叹的人是平日感恩的真心表现，流泪的人是一时免祸的权术。姚崇预计武三思（武后的侄子）还在朝，日后可能报复，不像五王那样不听劝告唉，姚崇真聪明啊！
７７、孔子
【原文】
鲁国之法：鲁人为人臣妾于诸侯，有能赎之者，取金于府。子贡赎鲁人于诸侯而让其金。孔子曰：「赐，失之矣！夫圣人之举事，可以移风易俗，而教导可施于百姓，非独适己之行也。今鲁国富者寡而贫者多，取其金则无损于行，不取其金，则不复赎人矣。」子路拯溺者，其人拜之以牛，子路受之。孔子喜曰：「鲁人必多拯溺者矣！」
［冯述评］
袁了凡曰：「自俗眼观之，子贡之不受金似优于子路之受牛，孔子则取由而黜赐，乃知人之为善，不论现行论流弊，不论一时论永久，不论一身论天下。
【译文】
鲁国的法令规定：凡鲁国人做了诸侯的臣妾，能将他们赎回的人，可以从官府拿回赎金，子贡去诸侯家赎回一个鲁国人，却不肯接受赎金。
孔子说：「赐（子贡的名字）的做法错了。圣人的行事可以移风易俗，教化百姓，不只是自己的行为高尚就行了。当今鲁国富人少穷人多，拿回赎金并不损害自己的道德，不拿回赎金就不能鼓励其他人来效法了。」
子路（姓仲名由，孔子的弟子）救起溺水的人，那人以牛答谢子路，子路接受下来。孔子很高兴地说：「以后一定会有很多鲁国人勇于拯救溺水者了。」
７８、宓子
【原文】
齐人攻鲁，由单父。单父之老请曰：「麦已熟矣，请任民出获，可以益粮，且不资寇。」三请，而宓子不许。俄而齐寇逮于麦。季孙怒，使人让之。宓子蹙然曰：「今兹无麦，明年可树。若使不耕者获，是使民乐有寇。夫单父一岁之麦，其得失于鲁不加强弱；若使民有幸取之心，其创必数世不息。」季孙闻而愧曰：「地若可入，吾岂忍见宓子哉！」
［冯述评］
于救世似迂，于持世甚远。
【译文】
齐国人攻打鲁国，路经单父（鲁国的地名）。单父的父老向县宰请示说：「田里的麦子已经成熟了，请任由人民去收割，既可增加粮食，且不致于资助敌人。」
接连请求三次，但宓子（鲁人，名不齐，字子贱，孔子弟子）都不准。不久，官差果然在麦田里逮捕到敌人。季孙（鲁人，鲁庄公之后代）很生气，遣人来责备宓子。宓子皱着眉头说：「今年没有麦子，明年可以种；但如果让不耕耘的人也可以收获麦子，人民就会喜欢有敌寇入侵。单父一年麦产量的多寡，对鲁国的强弱并无影响，如果使人民养成侥幸获利的心理，这种伤害几代都不能消除。」季孙听了很惭愧地说：「地如果可以钻进去，我宁肯钻进去也不愿意去见宓子。」
［冯评译文］
宓子的话从拯救国家的角度来看，似乎有些迂腐，但从经理世事的角度来看，眼光非常远大。
７９、程琳
【原文】
程琳，字天球，为三司使日，议者患民税多名目［冯注：大麦纩绢绸鞋钱食盐钱］，恐吏为奸，欲除其名而合为一。琳曰：「合为一而没其名，一时之便，后有兴利之臣，必复增之，是重困民也。」议者虽唯唯，然当时犹未知其言之为利。至蔡京行方田之法，尽并之，乃始思其言而咨嗟焉。
【译文】
宋朝人程琳，字天球，任三司使时，有人认为人民的捐税名目繁多［当时有大麦、织绢、绸鞋钱和食盐钱等名目］，恐官吏从中舞弊，想除去名目合为一项。程琳说：「合为一项以除去繁多的名目，一时是很方便；可是以后一定有喜欢兴利的官吏，一定又增加税目，这样增加下去，更会加重人民的困苦。」主张合并税目的人虽然口头表示同意，然而心里还是不怎么相信。直到蔡京（字元长，性凶谲）推行方田法，把所有税收合并为一，才想起程琳的话来，不由得感慨系之。
８０、高明
【原文】
黄河南徙，民耕汙地，有收。议者欲履亩坐税。高御史明不可，曰：「河徙无常，税额不改，平陆忽复巨浸，常税犹按旧籍，民何以堪？」遂报罢。
［冯述评］
每见沿江 之邑，以摊江 田赔粮致困，盖沙涨成田，有司喜以升科见功，而不知异日减科之难也。
川中之盐井亦然，陈于陛《意见》云：「有井方有课，因旧井塌坏，而上司不肯除其课，百姓受累之极，即新井亦不敢开。宜立为法：凡废井，课悉与除之；新井许其开凿，开成日免课，三年后方征收，则民困可苏而利亦兴矣。若山课多，一时不能尽蠲，宜查出另为一籍，有恩典先及之，或缓征，或对支，徐查新涨田，即渐补扣。数年之后，其庶几乎？」
查洪武二十八年，户部节奉太祖圣旨：「山东、河南民人，除已入额田地照旧征外，新开荒的田地，不问多少，永远不要起科，有气力的尽他种。」按：此可为各边屯田之法。
【译文】
明朝时黄河河道向南迁移，人民在旧河道上耕种，有了收成。
有人提议政府应按田亩课税。御史高明（贵溪人，字止达）认为不行，他说：「黄河迁徙没有定位，税收的额度轻易改变不了，平地忽然间变为大河，日常税赋还是依旧，人民怎么承受得了！」于是报准取消。
７６、姚崇
【原文】
姚崇为灵武道大总管。张柬之等谋诛二张，崇适自屯所还，遂参密议，以功封梁县侯。武后迁上陽宫，中宗率百官问起居。五公相庆，崇独流涕。柬之等曰：「今岂流涕时耶？恐公祸由此始。」崇曰：「比与讨逆，不足为功。然事天后久，违旧主而泣，人臣终节也。由此获罪，甘心焉。」后五王被害，而崇独免。
【译文】
唐朝名臣姚崇（硖州硖石人，封梁国公）任灵武道大总管。
张柬之（襄陽人，字孟将）等人计划杀武后宠 幸的张易之、张昌宗二人，姚崇正好从屯驻处回京，就参加这件秘密的行动，后来因功封为梁县侯。武后迁往上陽宫时，中宗率百官去问候生活起居。
五王互相庆贺，只有姚崇留泪。张柬之等人说：「现在那里是流泪的时候呢？你恐怕会有灾祸临头。」
姚崇说：「和你们一起讨平叛逆，本来算不上什么功。然而服事武后久了，一旦分别，因而哭泣，是人臣应有的节义。如果因为这样而获罪，我也甘心。」后来五王被害，有姚崇幸免。
［冯评译文］
武后迁入上陽宫，王互相庆贺，有姚崇流泪。
董卓（东汉·临洮人）被杀，百姓载歌载舞，只有蔡邕（陈留人）惊叹。
事情相同而遭遇的福祸却相反。因为武后是君，董卓是臣；姚崇为公，蔡邕为私的缘故。然而惊叹的人是平日感恩的真心表现，流泪的人是一时免祸的权术。姚崇预计武三思（武后的侄子）还在朝，日后可能报复，不像五王那样不听劝告唉，姚崇真聪明啊！
７７、孔子
【原文】
鲁国之法：鲁人为人臣妾于诸侯，有能赎之者，取金于府。子贡赎鲁人于诸侯而让其金。孔子曰：「赐，失之矣！夫圣人之举事，可以移风易俗，而教导可施于百姓，非独适己之行也。今鲁国富者寡而贫者多，取其金则无损于行，不取其金，则不复赎人矣。」子路拯溺者，其人拜之以牛，子路受之。孔子喜曰：「鲁人必多拯溺者矣！」
［冯述评］
袁了凡曰：「自俗眼观之，子贡之不受金似优于子路之受牛，孔子则取由而黜赐，乃知人之为善，不论现行论流弊，不论一时论永久，不论一身论天下。
【译文】
鲁国的法令规定：凡鲁国人做了诸侯的臣妾，能将他们赎回的人，可以从官府拿回赎金，子贡去诸侯家赎回一个鲁国人，却不肯接受赎金。
孔子说：「赐（子贡的名字）的做法错了。圣人的行事可以移风易俗，教化百姓，不只是自己的行为高尚就行了。当今鲁国富人少穷人多，拿回赎金并不损害自己的道德，不拿回赎金就不能鼓励其他人来效法了。」
子路（姓仲名由，孔子的弟子）救起溺水的人，那人以牛答谢子路，子路接受下来。孔子很高兴地说：「以后一定会有很多鲁国人勇于拯救溺水者了。」
７８、宓子
【原文】
齐人攻鲁，由单父。单父之老请曰：「麦已熟矣，请任民出获，可以益粮，且不资寇。」三请，而宓子不许。俄而齐寇逮于麦。季孙怒，使人让之。宓子蹙然曰：「今兹无麦，明年可树。若使不耕者获，是使民乐有寇。夫单父一岁之麦，其得失于鲁不加强弱；若使民有幸取之心，其创必数世不息。」季孙闻而愧曰：「地若可入，吾岂忍见宓子哉！」
［冯述评］
于救世似迂，于持世甚远。
【译文】
齐国人攻打鲁国，路经单父（鲁国的地名）。单父的父老向县宰请示说：「田里的麦子已经成熟了，请任由人民去收割，既可增加粮食，且不致于资助敌人。」
接连请求三次，但宓子（鲁人，名不齐，字子贱，孔子弟子）都不准。不久，官差果然在麦田里逮捕到敌人。季孙（鲁人，鲁庄公之后代）很生气，遣人来责备宓子。宓子皱着眉头说：「今年没有麦子，明年可以种；但如果让不耕耘的人也可以收获麦子，人民就会喜欢有敌寇入侵。单父一年麦产量的多寡，对鲁国的强弱并无影响，如果使人民养成侥幸获利的心理，这种伤害几代都不能消除。」季孙听了很惭愧地说：「地如果可以钻进去，我宁肯钻进去也不愿意去见宓子。」
［冯评译文］
宓子的话从拯救国家的角度来看，似乎有些迂腐，但从经理世事的角度来看，眼光非常远大。
７９、程琳
【原文】
程琳，字天球，为三司使日，议者患民税多名目［冯注：大麦纩绢绸鞋钱食盐钱］，恐吏为奸，欲除其名而合为一。琳曰：「合为一而没其名，一时之便，后有兴利之臣，必复增之，是重困民也。」议者虽唯唯，然当时犹未知其言之为利。至蔡京行方田之法，尽并之，乃始思其言而咨嗟焉。
【译文】
宋朝人程琳，字天球，任三司使时，有人认为人民的捐税名目繁多［当时有大麦、织绢、绸鞋钱和食盐钱等名目］，恐官吏从中舞弊，想除去名目合为一项。程琳说：「合为一项以除去繁多的名目，一时是很方便；可是以后一定有喜欢兴利的官吏，一定又增加税目，这样增加下去，更会加重人民的困苦。」主张合并税目的人虽然口头表示同意，然而心里还是不怎么相信。直到蔡京（字元长，性凶谲）推行方田法，把所有税收合并为一，才想起程琳的话来，不由得感慨系之。
８０、高明
【原文】
黄河南徙，民耕汙地，有收。议者欲履亩坐税。高御史明不可，曰：「河徙无常，税额不改，平陆忽复巨浸，常税犹按旧籍，民何以堪？」遂报罢。
［冯述评］
每见沿江 之邑，以摊江 田赔粮致困，盖沙涨成田，有司喜以升科见功，而不知异日减科之难也。
川中之盐井亦然，陈于陛《意见》云：「有井方有课，因旧井塌坏，而上司不肯除其课，百姓受累之极，即新井亦不敢开。宜立为法：凡废井，课悉与除之；新井许其开凿，开成日免课，三年后方征收，则民困可苏而利亦兴矣。若山课多，一时不能尽蠲，宜查出另为一籍，有恩典先及之，或缓征，或对支，徐查新涨田，即渐补扣。数年之后，其庶几乎？」
查洪武二十八年，户部节奉太祖圣旨：「山东、河南民人，除已入额田地照旧征外，新开荒的田地，不问多少，永远不要起科，有气力的尽他种。」按：此可为各边屯田之法。
【译文】
明朝时黄河河道向南迁移，人民在旧河道上耕种，有了收成。
有人提议政府应按田亩课税。御史高明（贵溪人，字止达）认为不行，他说：「黄河迁徙没有定位，税收的额度轻易改变不了，平地忽然间变为大河，日常税赋还是依旧，人民怎么承受得了！」于是报准取消。
【DIVOC-12】Interview 1/2
チャンスは自分から作っていくしかない 藤原季節
歩の年表を埋めたり衣装を着て生活することで余白をひとつひとつ埋めていった
――今作に参加されたきっかけを教えてください。
藤原 僕がW主演を務めた短編映画『中村屋酒店の兄弟』（20）が、「東京学生映画祭」というコンテストでグランプリをいただいたんですが、そのときの審査員が三島有紀子監督で、そこでご挨拶させて頂いたことがありました。いつか三島監督の作品に出演したいと思っていたので、この作品のお話をいただいたときはうれしかったですね。
――実際に作品をご覧になって、いかがでしたか？
藤原 この作品は世界の片隅で誰にも知られず生きている人たちが出会う物語だなと思っています。その人たちを取り巻く環境は閉塞しているけど、こういった状況を出会いという物語で打ち倒すんだという気概というか、気持ちにあふれた映画になっていて。現実を厳しく見つめながらも、物語にロマンを持っている三島監督だからこそ撮れた作品だと思いました。他の『DIVOC-12』の作品とはいい意味で全然似ていなくて、この作品に出演できて本当に幸せです。
――短編だけに余白が多く、説明されない部分も多かったと思います。
藤原 台本から読み取れることは本当に少なかったです。三島さんと初めて打ち合わせをしたときに、主人公の歩という人物に何があったのかが書かれた年表みたいなものをもらって、「どんどん自分で埋めていっていいから」と言われて。衣装が決まってからは普段から歩の衣装を着て生活させてもらって、歩という人物を自分の中に馴染ませていきました。最初に本を読んだ段階では余白の部分が多くて、「なぜこのセリフになってるんだろう」と簡単には結びつかなかったので、三島さんと相談しながら一つ一つ埋めていった感じです。
――それを演技で伝える難しさはありましたか？
藤原 画面の向こう側にどう届けるかというのは、監督や見てくださるお客さんにゆだねた部分は大きいです。自分自身がリアリティーを感じ、それを信じることが大切だと思いました。一つ一つ、目に見えないものを埋めていくことでようやく信じる気持ちが強くなっていくというか。自分の中でそういうものが弱いと、自分の存在は正解なのだろうかみたいな気持ちになって、立っているだけで不安になるような気がします。それを埋めていくことで初めて、現場に立っても怖くなくなるのかなと思っています。
――改めて三島監督の印象をお聞かせください。
藤原 現場でも、われ先に行くというか、誰よりも率先して傷つきにいく姿を見せてくださいます。三島さんが撮った『ぶどうのなみだ』（14）という映画は、大泉洋さん演じるアオがもがき苦しみながらやっと一本のワインを誕生させるという物語なんですけど、その主人公を地で体現している監督というか。10分の映画を撮るためにここまで魂を削っているんだなというのを間近で見せて頂きましたね。感受性が豊かな方ってたくさんいらっしゃると思うんですけど、三島さんは感受性がせき止められずにあふれ出ちゃっている感じです。
――共演した富司純子さんに対する印象を教えてください。
藤原 去年の緊急事態宣言中に、家でずっと高倉健さんの映画を見ていたんです。その中で富司さんが主演を務められている作品もあって、「この女優さん素晴らしいな」と思っていた矢先のことだったので、体が震えました。そんな伝説の方とご一緒できるんだ、と思って。でも実際にお会いするとすごく優しい方でした。完成した映画を見たときに一番驚いたのは、富司さんがあまりに軽やかに演じられていたことです。懸命さやひたむきさという分かりやすいことはさておき、もっともっとリアリティーを持って生活されていて。必死に生きていて、辛くて辛くてという人が何かを変えようとする映画じゃなくて、たくましく生きているけど「焼肉食べたい、ハーゲンダッツ食べたい」と思ったときに、人生を変えようとするっていうのはこの作品っぽいなと思いました。
一つの作品を通過するたびに大切な出会いが増えている
――富司さん演じる冬海さんと出会ったことで、歩が生き生きしてきたように思えました。
藤原 お金だとか目に見えるもの……、そういうものでしか大切なことを語れなくなっちゃっていたんだろうなと思います。僕もこの1年間でそうなってしまいそうだったんですけど、そのたびにこういう作品が人間らしいところに引き戻してくれている感じがしました。だから多分、歩にとっては冬海さんがまさにそういう存在だったのかな。大切なものはそれだけじゃないんだよと、心というものを取り戻すきっかけになったんだと思います。
――出演が発表されたときに、「この作品のことを思い出そうとすると頭が真っ白になります」とコメントされていたのも印象的です。
藤原 この作品のタイトルが入る場面を撮ったときに、余計なことは何も考えられなくなりました。自分自身がこの物語にすごく救われているんだなと思ったんです。それまで悶々とした生活を送っていて、携帯とかテレビから入ってくるいろいろな情報に自分自身が踊らされて、アタフタして暮らしていたんです。でも、あの海に立った瞬間だけは冬海さんの姿しか見えなかったので、そこに向かって駆け出していくときは、開放感に満ち溢れていました。三島さんが泥だらけになりながらそういう環境を与えてくださって、本当に頭が真っ白になるような感覚でしたね。たった2日間の撮影であそこまでひとつの役に入れ込んだことは初めてかもしれないですし、仮に撮影期間の長い作品であっても、現場に入る前に10日間役として生活するというのはやったことがなかったので、不思議な体験でした。この作品に自分自身が何かを懸けて臨んでいたな、と思います。
――『よろこびのうた』が伝えたいテーマは何だと思いますか？
藤原 言葉にするとちょっと簡単に聞こえてしまうかもしれないんですけど、不安や喜びを分かち合うということ。生きていると、一緒にいることでより悲しくなったりとか、よりうれしくなったりすることもありますよね。この人と出会わなければこんな苦しい思いをせずに済んだのにと思いつつ、この人と過ごしたから自分は豊かさを知ることができたなという。豊かさを知るのは痛みを伴うことだと思うんですけど、それがまさに歩にとって冬海さんと経験したことで、その後のカラオケのシーンでは涙が止まらなくなる。知らなくてもよかったかもしれないんですけど、僕は歩にとって必要な時間だったのかなと思いました。実はあのカラオケのシーン、ザ・ブルーハーツを歌っているんですよ。三島さんと一緒に決めたんです。
――歩が冬海さんに出会ったように、今までの人生で藤原さんにとって印象的な出会いはありますか？
藤原 たくさんありましたね。この映画でいえば冬海さん、三島監督との出会い、あと『DIVOC-12』には12本の映画が集まっていて、同世代の俳優や新しい監督たちともたくさん出会うことができました。僕の人生でいえば、二十歳のときの松田美由紀さんとの出会い、『his』（20）という映画で宮沢氷魚という男に出会ったこと、『佐々木、イン、マイマイン』（20）の細川岳。一つの作品を通過するたびに大切な出会いがどんどん増えている感じがします。逆にそれがあるから続けていられるのかもしれません。
――具体的にお名前があがった松田さんと宮沢さんとの出会いは、藤原さんにとってどんな出来事だったのでしょうか。
藤原 最近『his』を見直したんですけど、宮沢くんは一滴の涙も流さずに悲しみを表現していたんだなと思ったんです。なんて正々堂々と演技する人だろう、とすごい発見でした。一方の僕は、すべてのシーンでめそめそ泣きそうな感じで芝居していたんですけど、それを包むように宮沢くんは演技してくれたんだなと思って。撮影が終わって数年経って、こんなに支えてもらっていたんだなと彼の優しさに改めて気づきました。あんな俳優になりたいという意味でもすごく尊敬しています。高倉健さんの映画にハマっているときは、彼の家の前に「高倉健さんの映画観て」と置き手紙したこともありました（笑）。美由紀さんは僕にとって、唯一怒ってくれる存在。僕が熊本の天草で撮影していた「のさりの島」という映画の現場に会いに来てくれたこともあります。言葉では尽くせない恩がありますね。
https://t.cn/A6M6b0Pd
チャンスは自分から作っていくしかない 藤原季節
歩の年表を埋めたり衣装を着て生活することで余白をひとつひとつ埋めていった
――今作に参加されたきっかけを教えてください。
藤原 僕がW主演を務めた短編映画『中村屋酒店の兄弟』（20）が、「東京学生映画祭」というコンテストでグランプリをいただいたんですが、そのときの審査員が三島有紀子監督で、そこでご挨拶させて頂いたことがありました。いつか三島監督の作品に出演したいと思っていたので、この作品のお話をいただいたときはうれしかったですね。
――実際に作品をご覧になって、いかがでしたか？
藤原 この作品は世界の片隅で誰にも知られず生きている人たちが出会う物語だなと思っています。その人たちを取り巻く環境は閉塞しているけど、こういった状況を出会いという物語で打ち倒すんだという気概というか、気持ちにあふれた映画になっていて。現実を厳しく見つめながらも、物語にロマンを持っている三島監督だからこそ撮れた作品だと思いました。他の『DIVOC-12』の作品とはいい意味で全然似ていなくて、この作品に出演できて本当に幸せです。
――短編だけに余白が多く、説明されない部分も多かったと思います。
藤原 台本から読み取れることは本当に少なかったです。三島さんと初めて打ち合わせをしたときに、主人公の歩という人物に何があったのかが書かれた年表みたいなものをもらって、「どんどん自分で埋めていっていいから」と言われて。衣装が決まってからは普段から歩の衣装を着て生活させてもらって、歩という人物を自分の中に馴染ませていきました。最初に本を読んだ段階では余白の部分が多くて、「なぜこのセリフになってるんだろう」と簡単には結びつかなかったので、三島さんと相談しながら一つ一つ埋めていった感じです。
――それを演技で伝える難しさはありましたか？
藤原 画面の向こう側にどう届けるかというのは、監督や見てくださるお客さんにゆだねた部分は大きいです。自分自身がリアリティーを感じ、それを信じることが大切だと思いました。一つ一つ、目に見えないものを埋めていくことでようやく信じる気持ちが強くなっていくというか。自分の中でそういうものが弱いと、自分の存在は正解なのだろうかみたいな気持ちになって、立っているだけで不安になるような気がします。それを埋めていくことで初めて、現場に立っても怖くなくなるのかなと思っています。
――改めて三島監督の印象をお聞かせください。
藤原 現場でも、われ先に行くというか、誰よりも率先して傷つきにいく姿を見せてくださいます。三島さんが撮った『ぶどうのなみだ』（14）という映画は、大泉洋さん演じるアオがもがき苦しみながらやっと一本のワインを誕生させるという物語なんですけど、その主人公を地で体現している監督というか。10分の映画を撮るためにここまで魂を削っているんだなというのを間近で見せて頂きましたね。感受性が豊かな方ってたくさんいらっしゃると思うんですけど、三島さんは感受性がせき止められずにあふれ出ちゃっている感じです。
――共演した富司純子さんに対する印象を教えてください。
藤原 去年の緊急事態宣言中に、家でずっと高倉健さんの映画を見ていたんです。その中で富司さんが主演を務められている作品もあって、「この女優さん素晴らしいな」と思っていた矢先のことだったので、体が震えました。そんな伝説の方とご一緒できるんだ、と思って。でも実際にお会いするとすごく優しい方でした。完成した映画を見たときに一番驚いたのは、富司さんがあまりに軽やかに演じられていたことです。懸命さやひたむきさという分かりやすいことはさておき、もっともっとリアリティーを持って生活されていて。必死に生きていて、辛くて辛くてという人が何かを変えようとする映画じゃなくて、たくましく生きているけど「焼肉食べたい、ハーゲンダッツ食べたい」と思ったときに、人生を変えようとするっていうのはこの作品っぽいなと思いました。
一つの作品を通過するたびに大切な出会いが増えている
――富司さん演じる冬海さんと出会ったことで、歩が生き生きしてきたように思えました。
藤原 お金だとか目に見えるもの……、そういうものでしか大切なことを語れなくなっちゃっていたんだろうなと思います。僕もこの1年間でそうなってしまいそうだったんですけど、そのたびにこういう作品が人間らしいところに引き戻してくれている感じがしました。だから多分、歩にとっては冬海さんがまさにそういう存在だったのかな。大切なものはそれだけじゃないんだよと、心というものを取り戻すきっかけになったんだと思います。
――出演が発表されたときに、「この作品のことを思い出そうとすると頭が真っ白になります」とコメントされていたのも印象的です。
藤原 この作品のタイトルが入る場面を撮ったときに、余計なことは何も考えられなくなりました。自分自身がこの物語にすごく救われているんだなと思ったんです。それまで悶々とした生活を送っていて、携帯とかテレビから入ってくるいろいろな情報に自分自身が踊らされて、アタフタして暮らしていたんです。でも、あの海に立った瞬間だけは冬海さんの姿しか見えなかったので、そこに向かって駆け出していくときは、開放感に満ち溢れていました。三島さんが泥だらけになりながらそういう環境を与えてくださって、本当に頭が真っ白になるような感覚でしたね。たった2日間の撮影であそこまでひとつの役に入れ込んだことは初めてかもしれないですし、仮に撮影期間の長い作品であっても、現場に入る前に10日間役として生活するというのはやったことがなかったので、不思議な体験でした。この作品に自分自身が何かを懸けて臨んでいたな、と思います。
――『よろこびのうた』が伝えたいテーマは何だと思いますか？
藤原 言葉にするとちょっと簡単に聞こえてしまうかもしれないんですけど、不安や喜びを分かち合うということ。生きていると、一緒にいることでより悲しくなったりとか、よりうれしくなったりすることもありますよね。この人と出会わなければこんな苦しい思いをせずに済んだのにと思いつつ、この人と過ごしたから自分は豊かさを知ることができたなという。豊かさを知るのは痛みを伴うことだと思うんですけど、それがまさに歩にとって冬海さんと経験したことで、その後のカラオケのシーンでは涙が止まらなくなる。知らなくてもよかったかもしれないんですけど、僕は歩にとって必要な時間だったのかなと思いました。実はあのカラオケのシーン、ザ・ブルーハーツを歌っているんですよ。三島さんと一緒に決めたんです。
――歩が冬海さんに出会ったように、今までの人生で藤原さんにとって印象的な出会いはありますか？
藤原 たくさんありましたね。この映画でいえば冬海さん、三島監督との出会い、あと『DIVOC-12』には12本の映画が集まっていて、同世代の俳優や新しい監督たちともたくさん出会うことができました。僕の人生でいえば、二十歳のときの松田美由紀さんとの出会い、『his』（20）という映画で宮沢氷魚という男に出会ったこと、『佐々木、イン、マイマイン』（20）の細川岳。一つの作品を通過するたびに大切な出会いがどんどん増えている感じがします。逆にそれがあるから続けていられるのかもしれません。
――具体的にお名前があがった松田さんと宮沢さんとの出会いは、藤原さんにとってどんな出来事だったのでしょうか。
藤原 最近『his』を見直したんですけど、宮沢くんは一滴の涙も流さずに悲しみを表現していたんだなと思ったんです。なんて正々堂々と演技する人だろう、とすごい発見でした。一方の僕は、すべてのシーンでめそめそ泣きそうな感じで芝居していたんですけど、それを包むように宮沢くんは演技してくれたんだなと思って。撮影が終わって数年経って、こんなに支えてもらっていたんだなと彼の優しさに改めて気づきました。あんな俳優になりたいという意味でもすごく尊敬しています。高倉健さんの映画にハマっているときは、彼の家の前に「高倉健さんの映画観て」と置き手紙したこともありました（笑）。美由紀さんは僕にとって、唯一怒ってくれる存在。僕が熊本の天草で撮影していた「のさりの島」という映画の現場に会いに来てくれたこともあります。言葉では尽くせない恩がありますね。
https://t.cn/A6M6b0Pd
林冲休妻的事实与法律
人民法院报 2021-09-17
喻 平
在《水浒传》中，林冲的形象立体而丰富。一方面，他生得“豹头环眼”，为八十万禁军教头，武艺高强；另一方面，在粗放外表下裹藏的是他有别于大多数梁山英雄的心性，比如重情恋妻，精细谨慎，沉郁隐忍。林冲休妻，不仅是其心性的体现，也涉及当时离婚的方式及法律效果。
高俅构陷与林冲休妻
水浒英雄大多崇尚勇武豪壮之气，不以爱情与婚姻为念。只有林冲，既爱舞枪弄棒，又儿女情长，真是难得的“好丈夫”。
因高衙内数番调戏林娘子不得而“相思致病”，高俅为保全其子，设计构陷林冲“手持利刃，故入白虎节堂”，送开封府查办。开封府权衡之后，以“不合腰悬利刃，误入节堂”之罪定谳，着林冲脊杖二十，刺配沧州。林冲在临行之时，欲休妻。
得知林冲刺配沧州，丈人张教头与众邻人来送，林冲对丈人说：“……自蒙泰山错爱，将令爱嫁事小人，已至三载，不曾有半些儿差池……今小人遭这场横事，配去沧州，生死存亡未保。娘子在家，小人心去不稳，诚恐高衙内威逼这头亲事。况兼青春年少，休为林冲误了前程。却是林冲自行主张，非他人逼迫。小人今日就高邻在此，明白立纸休书，任从改嫁，并无争执。如此林冲去的心稳，免得高衙内陷害。”
依林冲所言，其休妻理由有二。一是担心此去沧州前途未卜，若高衙内又来威逼，妻子无人保护；二是念及妻子青春年少，改嫁可以不误前程。虽然丈人不依，但林冲还是唤人写下一纸休书：“断配沧州，去后存亡不保。有妻张氏年少，情愿立此休书，任从改嫁，更无争执；委是自行情愿，并非相逼。”写罢，林冲押了花字，打了手模。
关于林冲休妻，一种看法是，休妻表现了林冲对妻子的关爱与深情。首先，林冲夫妇是“琴瑟协和”的，如林冲所言：“结发三年，不曾有半些儿差池……未曾面红耳赤，半点相争。”这从四邻、丈人等人反对休妻中可见一二。其次，休妻是不愿意妻子枉费青春。另一种看法是，林冲休妻的理由不足，有为自己考虑的成分，如他提到“如此林冲去的心稳，免得高衙内陷害”，休妻可能是对高衙内的让步。
事实上，休妻并不能达到保护妻子的目的。因为，林教头武艺高强，高衙内尚有恃无恐，一再设计欺凌，林妻再嫁，何人才能庇护她？同理，八十万教头亦因此蒙冤，谁敢再迎娶林妻？所以，休妻之后，林妻成了“归家女”，高衙内便不用再顾忌法律与舆论，堂而皇之地追求，林妻不从则恐有性命之忧。事后林妻因高衙内威逼亲事而自缢身亡，也证明了这点。
古代两种离婚方式
上述说法均有一定合理性，但都忽略了一个颇为关键的前提，即在法律意义上，林冲写休书，是在作一个终局性决定，还是仅对丈人提一项请求。也就是说，这休书究竟有何种法律效果。
在传统社会，婚姻被赋予“合二姓之好，上以祀宗庙，下以继后世”（《礼记·昏义》）的神圣职能，涉及宗法秩序的稳定与延续，不仅仅是男女私事，因此，法律对离婚作了明确的限制性规定。
自唐之后，离婚方式分为两种：法定离婚与有限度的协议离婚。前者即“七出”和“义绝”，后者即“和离”。就“七出”而言，据《唐律疏议·户婚》：“诸妻无七出及义绝之状而出之者，徒一年半；虽犯七出，有三不去，而出之者，杖一百。追还合。若犯恶疾及奸者，不用此律。”“七出三不去”自周至清一直作为离婚之法。
“七出”，即男子休妻的七种理由——不顺父母、无子、淫、妒、恶疾、多言、盗。即使有“七出”之条，如果存在“前贫贱后富贵、与更三年丧、有所取无所归”三种情形时，丈夫不得休妻，即“三不去”。若妻子有“七出”且不存在“三不去”情形，丈夫可以单方面作出休妻决定，只需写一份休书，邀请双方近亲属或邻人见证或署名。
“义绝”是强制离婚的情形，当夫、妻与对方或双方近亲属之间有谋杀、重伤、奸淫等行为，导致两个家族“恩断义绝”，法律规定必须离婚，违者罪之。
就“和离”而言，《唐律疏议·户婚》规定：“若夫妻不相安谐而和离者，不坐。”此条并非简单的协议离婚，而是对“七出”之条的补充规定。丈夫在妻子无“七出”“义绝”情形下提出离婚，应依法判无故离妻罪，徒一年半或杖一百。但是，若妻子对丈夫提出的“七出”“义绝”以外的离婚请求表示同意，则视为“夫妻不相安谐”之下的“和离”。
古代的离婚文书
与此相应，在古代作为离婚文书的休书也分为两种。一种为“七出”“义绝”情形下的休书。出具这种休书，类似于行使当代民法中的“形成权”，即无须妻方同意，丈夫一经决定，婚姻关系即行终结。另一种为“和离”情形下的休书。这种休书需要妻子一方的同意，才能达成离婚的法律效果。同时，妻方的同意可以豁免丈夫无故离妻之罪。
敦煌文书中收录了唐代称为“放妻书”的休书模板，《敦煌契约文书辑校》载：“盖次（以）伉俪情深，夫妻义重……今已不和，相（想）是前世怨家；贩（眅）目生嫌，作为后代憎嫉。缘业不遂，见此分离。聚会二亲，夫与妻物色具名之书。”
“今已不和”“缘业不遂”意味着离婚理由为感情不和，并非“七出”“义绝”，兼有“聚会二亲”的协商程序。
林冲休妻的法律效果
笔者认为，林冲是在“和离”情形下休妻的，他的休书需要妻方同意才能产生法律效果。首先，林妻并无“七出”“义绝”情形；其次，林冲写就休书后，对丈人说“若不依允小人之时”，可见并非断然之决定，而是提出请求。在火并王伦之后，林冲曾“蓦然思念妻子在京师，存亡维保”。可看出在林冲心中，休书并未产生解除婚姻之效果；其三，从丈人“那里肯应承”的态度分析，休书如果林冲一经作出，便产生法律效力，丈人就无须“应承”了。当然，可能考虑到林冲无故休妻的法律风险，丈人便说：“权且由你写下，我只不把女儿嫁人便了。”作了一个模棱两可的回答。
综上，林冲的“休书”并非一经作出即产生法律效果，而需要妻子一方的承诺。在这一事实面上，诸如林冲“为自己考虑舍弃妻子”的评述，仍有进一步讨论的空间。【本文为国家社科基金青年项目“宋故事与宋代法律体系研究”（项目批准号：20CFX008）的阶段性成果。】
（作者单位：湖南理工学院）
（责任编辑：金燕)
人民法院报 2021-09-17
喻 平
在《水浒传》中，林冲的形象立体而丰富。一方面，他生得“豹头环眼”，为八十万禁军教头，武艺高强；另一方面，在粗放外表下裹藏的是他有别于大多数梁山英雄的心性，比如重情恋妻，精细谨慎，沉郁隐忍。林冲休妻，不仅是其心性的体现，也涉及当时离婚的方式及法律效果。
高俅构陷与林冲休妻
水浒英雄大多崇尚勇武豪壮之气，不以爱情与婚姻为念。只有林冲，既爱舞枪弄棒，又儿女情长，真是难得的“好丈夫”。
因高衙内数番调戏林娘子不得而“相思致病”，高俅为保全其子，设计构陷林冲“手持利刃，故入白虎节堂”，送开封府查办。开封府权衡之后，以“不合腰悬利刃，误入节堂”之罪定谳，着林冲脊杖二十，刺配沧州。林冲在临行之时，欲休妻。
得知林冲刺配沧州，丈人张教头与众邻人来送，林冲对丈人说：“……自蒙泰山错爱，将令爱嫁事小人，已至三载，不曾有半些儿差池……今小人遭这场横事，配去沧州，生死存亡未保。娘子在家，小人心去不稳，诚恐高衙内威逼这头亲事。况兼青春年少，休为林冲误了前程。却是林冲自行主张，非他人逼迫。小人今日就高邻在此，明白立纸休书，任从改嫁，并无争执。如此林冲去的心稳，免得高衙内陷害。”
依林冲所言，其休妻理由有二。一是担心此去沧州前途未卜，若高衙内又来威逼，妻子无人保护；二是念及妻子青春年少，改嫁可以不误前程。虽然丈人不依，但林冲还是唤人写下一纸休书：“断配沧州，去后存亡不保。有妻张氏年少，情愿立此休书，任从改嫁，更无争执；委是自行情愿，并非相逼。”写罢，林冲押了花字，打了手模。
关于林冲休妻，一种看法是，休妻表现了林冲对妻子的关爱与深情。首先，林冲夫妇是“琴瑟协和”的，如林冲所言：“结发三年，不曾有半些儿差池……未曾面红耳赤，半点相争。”这从四邻、丈人等人反对休妻中可见一二。其次，休妻是不愿意妻子枉费青春。另一种看法是，林冲休妻的理由不足，有为自己考虑的成分，如他提到“如此林冲去的心稳，免得高衙内陷害”，休妻可能是对高衙内的让步。
事实上，休妻并不能达到保护妻子的目的。因为，林教头武艺高强，高衙内尚有恃无恐，一再设计欺凌，林妻再嫁，何人才能庇护她？同理，八十万教头亦因此蒙冤，谁敢再迎娶林妻？所以，休妻之后，林妻成了“归家女”，高衙内便不用再顾忌法律与舆论，堂而皇之地追求，林妻不从则恐有性命之忧。事后林妻因高衙内威逼亲事而自缢身亡，也证明了这点。
古代两种离婚方式
上述说法均有一定合理性，但都忽略了一个颇为关键的前提，即在法律意义上，林冲写休书，是在作一个终局性决定，还是仅对丈人提一项请求。也就是说，这休书究竟有何种法律效果。
在传统社会，婚姻被赋予“合二姓之好，上以祀宗庙，下以继后世”（《礼记·昏义》）的神圣职能，涉及宗法秩序的稳定与延续，不仅仅是男女私事，因此，法律对离婚作了明确的限制性规定。
自唐之后，离婚方式分为两种：法定离婚与有限度的协议离婚。前者即“七出”和“义绝”，后者即“和离”。就“七出”而言，据《唐律疏议·户婚》：“诸妻无七出及义绝之状而出之者，徒一年半；虽犯七出，有三不去，而出之者，杖一百。追还合。若犯恶疾及奸者，不用此律。”“七出三不去”自周至清一直作为离婚之法。
“七出”，即男子休妻的七种理由——不顺父母、无子、淫、妒、恶疾、多言、盗。即使有“七出”之条，如果存在“前贫贱后富贵、与更三年丧、有所取无所归”三种情形时，丈夫不得休妻，即“三不去”。若妻子有“七出”且不存在“三不去”情形，丈夫可以单方面作出休妻决定，只需写一份休书，邀请双方近亲属或邻人见证或署名。
“义绝”是强制离婚的情形，当夫、妻与对方或双方近亲属之间有谋杀、重伤、奸淫等行为，导致两个家族“恩断义绝”，法律规定必须离婚，违者罪之。
就“和离”而言，《唐律疏议·户婚》规定：“若夫妻不相安谐而和离者，不坐。”此条并非简单的协议离婚，而是对“七出”之条的补充规定。丈夫在妻子无“七出”“义绝”情形下提出离婚，应依法判无故离妻罪，徒一年半或杖一百。但是，若妻子对丈夫提出的“七出”“义绝”以外的离婚请求表示同意，则视为“夫妻不相安谐”之下的“和离”。
古代的离婚文书
与此相应，在古代作为离婚文书的休书也分为两种。一种为“七出”“义绝”情形下的休书。出具这种休书，类似于行使当代民法中的“形成权”，即无须妻方同意，丈夫一经决定，婚姻关系即行终结。另一种为“和离”情形下的休书。这种休书需要妻子一方的同意，才能达成离婚的法律效果。同时，妻方的同意可以豁免丈夫无故离妻之罪。
敦煌文书中收录了唐代称为“放妻书”的休书模板，《敦煌契约文书辑校》载：“盖次（以）伉俪情深，夫妻义重……今已不和，相（想）是前世怨家；贩（眅）目生嫌，作为后代憎嫉。缘业不遂，见此分离。聚会二亲，夫与妻物色具名之书。”
“今已不和”“缘业不遂”意味着离婚理由为感情不和，并非“七出”“义绝”，兼有“聚会二亲”的协商程序。
林冲休妻的法律效果
笔者认为，林冲是在“和离”情形下休妻的，他的休书需要妻方同意才能产生法律效果。首先，林妻并无“七出”“义绝”情形；其次，林冲写就休书后，对丈人说“若不依允小人之时”，可见并非断然之决定，而是提出请求。在火并王伦之后，林冲曾“蓦然思念妻子在京师，存亡维保”。可看出在林冲心中，休书并未产生解除婚姻之效果；其三，从丈人“那里肯应承”的态度分析，休书如果林冲一经作出，便产生法律效力，丈人就无须“应承”了。当然，可能考虑到林冲无故休妻的法律风险，丈人便说：“权且由你写下，我只不把女儿嫁人便了。”作了一个模棱两可的回答。
综上，林冲的“休书”并非一经作出即产生法律效果，而需要妻子一方的承诺。在这一事实面上，诸如林冲“为自己考虑舍弃妻子”的评述，仍有进一步讨论的空间。【本文为国家社科基金青年项目“宋故事与宋代法律体系研究”（项目批准号：20CFX008）的阶段性成果。】
（作者单位：湖南理工学院）
（责任编辑：金燕)
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