“ジョジョ”役・松下優也、ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』に向き合う中で見せた芸事への覚悟と真摯https://t.cn/A6liRwpl
2024年2月、帝国劇場で幕を開けるミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』。本作で主人公のジョナサン・ジョースター、通称“ジョジョ”を務めるのが、松下優也さん。『サンセット大通り』『ハウ・トゥ・サクシード』『ジャック・ザ・リッパー』『太平洋序曲』などミュージカル作品を中心に活躍し、アーティストとしても活動されています。初めての帝国劇場出演、そして主演にあたって、また長年世界中で愛される作品のミュージカル化にあたって、今のお気持ちをたっぷりと伺いました。
長谷川寧 演出により、今までに観たことがないミュージカルに
−原作『ジョジョの奇妙な冒険』を読んでみて、どのような印象を受けられましたか?
「1980年代から連載が始まって、今もなお続いているっていうことがまず衝撃ですよね。時代が変わって、主人公が変わって続いていく漫画は、そうないと思います。レガシーですよね。本当にとてつもない作品だと思うのと同時に、ミュージカル化されて、シリーズの始祖となる人物に自分が選ばれたことはすごく光栄なことだなと感じました」
−ミュージカルの台本を読んでみていかがでしたか?
「原作そのままというわけではないですが、『ジョジョの奇妙な冒険』に触れたことがない方でも、初見でも『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』のストーリーを理解してもらえるように、しっかりと内容は盛り込まれています。もちろん原作を見てから来ていただいたらさらに楽しめると思うんですけど。原作のファンの方も“あのシーンないんだ”と残念に思われることはないんじゃないかなと思いますね。僕も台本を読む前は“どうやってミュージカルにするんだろう、終わらないじゃん”と思ったのですが、よくまとまっています。台本が僕の手に渡るまでにも何度も原稿を重ねてきた結果だと思いますし、クリエイターの皆さんの熱量を感じました」
−“ジョジョ”シリーズならではの効果音や原作の特徴的な質感をどうリアルにするのか、気になっている方が多いと思います。
「どうなるんでしょうね。現時点では分からないことも多いのですが、生のバンドも入るので、生の楽器の音なんかも活かしていくのかなと楽しみにしています」
−いわゆるグランドミュージカルが好きな観客も楽しめそうでしょうか?
「絶対楽しめますよ。やっぱり長谷川寧さんが演出・振付を手がけられるので、作り方が結構ぶっ飛んでいますね。戦闘シーンでも、いわゆるアクションとか殺陣が入ってくる舞台とは全く違うと思うので。今までのクラシカルなミュージカルとも、いわゆる漫画やアニメを原作にした2.5次元ミュージカルとも、表現の仕方が違うと思います。出演者にもフィジカルに強い方が多いですし、長谷川さんが手がけたミュージカル『ピーター・パン』(2023年新演出版)を観に行かせていただいても、それを感じました。おそらく皆さんが観たことないものを、観ることになるだろうと思います」
−演出の長谷川さんとお話しされたことで印象に残っていることはありますか?
「お会いするたびに色々なお話をさせていただいていますが、例えばボクシングシーンについても“ただボクシングするというのもな”と仰っていたんです。じゃあどうやるのか、までは聞なかったのですが、キャストの皆さんと色々と作り上げていくことになるんだと思います」
−長谷川さんの言葉の端々から、今までとは違う雰囲気を感じ取られているのですね。
「ヒントは感じ取っていますし、あとはやっていきながらですよね、きっと。僕らが稽古に入りだしたときに、寧さんの頭の中で色々なことが起こると思うので。そこでまた流動的に出来ていくものもあるんじゃないかなと思っています。大人数が関わる作品って、いくら演出家とはいえ、1人で頭の中で考えるだけでは完結しないと思うんです。実際に人間が動いてみて、また変わってくると思う。役者それぞれの出てくる持ち味も出てくると思うんですよ。だからそれはすごい楽しみですね。どうやって作り上げていくのか」
−初演でもありますし、創り上げていく苦労も面白みもありそうですね。音楽については、どのようにアプローチしていこうと思われていますか?製作発表ではキャストから(歌いこなすには)とても難しい曲という声も挙がっていましたが。
「元々ポップス系の音楽を歌ってきていたので、僕はあんまり難しさというのは感じていないです。むしろクラシックな古典的なミュージカルの方が歌うのが難しかったりするので、そういう意味では今回は非常にやりやすいなと思っています」
ディオから引き出される正義感や勇敢さがあるはず
−演じられるジョナサン・ジョースターの人物像は、今どういうふうに捉えてらっしゃいますか?
「異常なまでの正義感とピュアさと真面目さはすごく感じます。ただ自分がヒントとしているのは、“ジョジョ”だけに限らずどの芝居をやるときにも、やっぱりストーリーがあって、他のキャラクターがいて、自分の役ができていくというふうに思っているので。原作に “ぼくらはやはり ふたりでひとりだったのかもしれない”というセリフもあるように、ジョナサンがいるからディオがいて、ディオがいるからジョナサンがいて、ディオと接することで引っ張り出される正義感や勇敢さがあるんじゃないかなと思います。だからあまりキャラクターがこうだからと思いすぎずに、ちゃんとストーリーに入っていったら自然とキャラクターが作られていくように思いますね」
−役づくりをされる時は、その人物に迫っていくというより、ストーリーの中で他の人と対峙する上で感じることを重視されることが多いんでしょうか。
「もちろん役の中に1本通っているものは絶対あるんですよね。ただ、1本通っている中で、何がその中で起きていくのかっていうのはやっていかないと分からないことなので。大事にしているのは、漫画原作やアニメがあると、もうある種答えがもうそこに提示されているじゃないですか。だから、例えばセリフの言い回し方、いでたちとかをそのままやったらそれはそれで、形になると思うんですけど、それだけじゃやっぱり生身の人間がやるということ、面白さに欠けるような気がします。だから自分はやっぱり思考から入っていって、その側(がわ)になるという順番は割と意識していたいなと思います。もちろんジョナサンっぽくいたらジョナサンの思考になっていくということもあるだろうから、それもやりながら、多面的に創っているかもしれないですね」
−ジョナサンと松下さんご自身との共通点はありますか?
「ジョナサンは真の紳士を目指していますよね。そこでどんどん色々な敵や色々な人と対峙して、成長していきます。ジャンルは違えど自分はやっぱ芸事っていうところに生きているということを、改めて30代になって思っているんですよね。20代の頃は何かやりきれてなかった部分というのが、その当時はそんなふうに思ってやってなかったんですけど、振り返ると思うんですよ。でも今は、自分で言うのは変ですけど、自分がやっている芸事に対してメンタルとしてまっすぐに臨めていると思うので、そういう部分はジョナサンと似ている部分があるんじゃないかな」
−それは変化のきっかけがあったのでしょうか?
「一度想像したことがあるんです。自分がもう今日死ぬってなったときに、ああじゃあもうOK、この世に思い残すことないです、さよならって思える状態って何だろうって。その時に、自分はやっぱり芸事でちゃんと向き合ってやってこられたかどうかかなと思ったんです。そこに尽きるなと思って。そこからいろんな人たちに影響を与えて楽しんでもらいたいというところがあるので、それ以外のものは全ておまけなのかなって思います。それに気づき出すと、人ってそれぞれみんな人生においての役割があって、自分のミッションは芸事に対してまっすぐ真摯に向き合ってやることだなって思うようになりましたね」
−30代になって年齢の変化というのもあるのでしょうか。
「そうですね、年齢と共にですよね。こういうことを言うことになったのも、ある意味成長なのかもしれない。20代は素直にこういうことを言わなかったし、ちょっと斜に構えていたし。20代の頃って、何か一生懸命だったりとか必死だったりとかすることにちょっと斜に構えている部分って、誰しも多分あると思うんですけど、自分も多少なりともそういうのはあったと思うんです。一生懸命やってはいたんですけれど、その中に多少邪念みたいなのあったので、今は芸事に向き合うことに関して邪念はないかなって思います」
−同世代なので共感できます。年齢と共に自分が人生でやるべきことを考えることがあるのかなと。
「もうそれは絶対的にあると思います。だから自分も数年前の自分とは全く多分自分の中ではすごく変わっているつもりですし、変わっていっていますよね、自然と。変わろうと思って変わっているものでもないんですけど、これも経験ですよね」
−新たに帝国劇場で主演ということに関しても、一つ新しい挑戦になってくるかなと思います。帝国劇場では観客として作品を観劇したことがあるそうですね。
「最近だと『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』を観に行きました。スケール感の大きさに驚きましたね。既に『ジョジョの奇妙な冒険』への出演は決まっていたので、ここでやるんだなぁと思いながら見ていました。お客さんとして何度か観に行ったことがある劇場なので、そこに自分が演者として出るっていうのはすごい楽しみです。多分、自分が見に行った客の時のイメージがあるまま、自分の目を感じながらステージに立つような気がします。そういうことはあんまり今までなかったので、それも面白いです」
−今までにはない経験になりそうですね。
「そうですね。ただ“初の帝劇で主演”ってパワーワードだとは思うのですが、リスペクトを持ちながら臨みたいという気持ちはありながらも、考えすぎたらプレッシャーにもなってくるし、やはりみんなで作るものなので、あんまりしょい込みすぎずにやれたらなと思います」
−作品の中にはいろんなメッセージが込められていると思うのですが、作品を通して届けたいことはありますか?
「今の世の中、戦争や色々なことがある中で、どうやったら戦争がなくなるかという答えを僕は持っていないですが、どうやったら人と人が手を取り合えるのかというのは、やはり理解する気持ちだと思うんです。
貴族階級のジョナサンとスラム街で生まれ育ったディオは、生まれた環境が大きく違うところから関係性が始まっていきますよね。環境によって人は変わっていきますが、ジョナサンとディオって全く違うようで、光と闇という言葉で表せるようなものでもなく、本当に表裏一体の存在です。2人の姿を見ていると、価値観や“これが正しい”というものは変わっていくように思います。そういった単に正義と悪ではない部分を感じてもらえるような、舞台になったらいいなと思いますね」
2024年2月、帝国劇場で幕を開けるミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』。本作で主人公のジョナサン・ジョースター、通称“ジョジョ”を務めるのが、松下優也さん。『サンセット大通り』『ハウ・トゥ・サクシード』『ジャック・ザ・リッパー』『太平洋序曲』などミュージカル作品を中心に活躍し、アーティストとしても活動されています。初めての帝国劇場出演、そして主演にあたって、また長年世界中で愛される作品のミュージカル化にあたって、今のお気持ちをたっぷりと伺いました。
長谷川寧 演出により、今までに観たことがないミュージカルに
−原作『ジョジョの奇妙な冒険』を読んでみて、どのような印象を受けられましたか?
「1980年代から連載が始まって、今もなお続いているっていうことがまず衝撃ですよね。時代が変わって、主人公が変わって続いていく漫画は、そうないと思います。レガシーですよね。本当にとてつもない作品だと思うのと同時に、ミュージカル化されて、シリーズの始祖となる人物に自分が選ばれたことはすごく光栄なことだなと感じました」
−ミュージカルの台本を読んでみていかがでしたか?
「原作そのままというわけではないですが、『ジョジョの奇妙な冒険』に触れたことがない方でも、初見でも『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』のストーリーを理解してもらえるように、しっかりと内容は盛り込まれています。もちろん原作を見てから来ていただいたらさらに楽しめると思うんですけど。原作のファンの方も“あのシーンないんだ”と残念に思われることはないんじゃないかなと思いますね。僕も台本を読む前は“どうやってミュージカルにするんだろう、終わらないじゃん”と思ったのですが、よくまとまっています。台本が僕の手に渡るまでにも何度も原稿を重ねてきた結果だと思いますし、クリエイターの皆さんの熱量を感じました」
−“ジョジョ”シリーズならではの効果音や原作の特徴的な質感をどうリアルにするのか、気になっている方が多いと思います。
「どうなるんでしょうね。現時点では分からないことも多いのですが、生のバンドも入るので、生の楽器の音なんかも活かしていくのかなと楽しみにしています」
−いわゆるグランドミュージカルが好きな観客も楽しめそうでしょうか?
「絶対楽しめますよ。やっぱり長谷川寧さんが演出・振付を手がけられるので、作り方が結構ぶっ飛んでいますね。戦闘シーンでも、いわゆるアクションとか殺陣が入ってくる舞台とは全く違うと思うので。今までのクラシカルなミュージカルとも、いわゆる漫画やアニメを原作にした2.5次元ミュージカルとも、表現の仕方が違うと思います。出演者にもフィジカルに強い方が多いですし、長谷川さんが手がけたミュージカル『ピーター・パン』(2023年新演出版)を観に行かせていただいても、それを感じました。おそらく皆さんが観たことないものを、観ることになるだろうと思います」
−演出の長谷川さんとお話しされたことで印象に残っていることはありますか?
「お会いするたびに色々なお話をさせていただいていますが、例えばボクシングシーンについても“ただボクシングするというのもな”と仰っていたんです。じゃあどうやるのか、までは聞なかったのですが、キャストの皆さんと色々と作り上げていくことになるんだと思います」
−長谷川さんの言葉の端々から、今までとは違う雰囲気を感じ取られているのですね。
「ヒントは感じ取っていますし、あとはやっていきながらですよね、きっと。僕らが稽古に入りだしたときに、寧さんの頭の中で色々なことが起こると思うので。そこでまた流動的に出来ていくものもあるんじゃないかなと思っています。大人数が関わる作品って、いくら演出家とはいえ、1人で頭の中で考えるだけでは完結しないと思うんです。実際に人間が動いてみて、また変わってくると思う。役者それぞれの出てくる持ち味も出てくると思うんですよ。だからそれはすごい楽しみですね。どうやって作り上げていくのか」
−初演でもありますし、創り上げていく苦労も面白みもありそうですね。音楽については、どのようにアプローチしていこうと思われていますか?製作発表ではキャストから(歌いこなすには)とても難しい曲という声も挙がっていましたが。
「元々ポップス系の音楽を歌ってきていたので、僕はあんまり難しさというのは感じていないです。むしろクラシックな古典的なミュージカルの方が歌うのが難しかったりするので、そういう意味では今回は非常にやりやすいなと思っています」
ディオから引き出される正義感や勇敢さがあるはず
−演じられるジョナサン・ジョースターの人物像は、今どういうふうに捉えてらっしゃいますか?
「異常なまでの正義感とピュアさと真面目さはすごく感じます。ただ自分がヒントとしているのは、“ジョジョ”だけに限らずどの芝居をやるときにも、やっぱりストーリーがあって、他のキャラクターがいて、自分の役ができていくというふうに思っているので。原作に “ぼくらはやはり ふたりでひとりだったのかもしれない”というセリフもあるように、ジョナサンがいるからディオがいて、ディオがいるからジョナサンがいて、ディオと接することで引っ張り出される正義感や勇敢さがあるんじゃないかなと思います。だからあまりキャラクターがこうだからと思いすぎずに、ちゃんとストーリーに入っていったら自然とキャラクターが作られていくように思いますね」
−役づくりをされる時は、その人物に迫っていくというより、ストーリーの中で他の人と対峙する上で感じることを重視されることが多いんでしょうか。
「もちろん役の中に1本通っているものは絶対あるんですよね。ただ、1本通っている中で、何がその中で起きていくのかっていうのはやっていかないと分からないことなので。大事にしているのは、漫画原作やアニメがあると、もうある種答えがもうそこに提示されているじゃないですか。だから、例えばセリフの言い回し方、いでたちとかをそのままやったらそれはそれで、形になると思うんですけど、それだけじゃやっぱり生身の人間がやるということ、面白さに欠けるような気がします。だから自分はやっぱり思考から入っていって、その側(がわ)になるという順番は割と意識していたいなと思います。もちろんジョナサンっぽくいたらジョナサンの思考になっていくということもあるだろうから、それもやりながら、多面的に創っているかもしれないですね」
−ジョナサンと松下さんご自身との共通点はありますか?
「ジョナサンは真の紳士を目指していますよね。そこでどんどん色々な敵や色々な人と対峙して、成長していきます。ジャンルは違えど自分はやっぱ芸事っていうところに生きているということを、改めて30代になって思っているんですよね。20代の頃は何かやりきれてなかった部分というのが、その当時はそんなふうに思ってやってなかったんですけど、振り返ると思うんですよ。でも今は、自分で言うのは変ですけど、自分がやっている芸事に対してメンタルとしてまっすぐに臨めていると思うので、そういう部分はジョナサンと似ている部分があるんじゃないかな」
−それは変化のきっかけがあったのでしょうか?
「一度想像したことがあるんです。自分がもう今日死ぬってなったときに、ああじゃあもうOK、この世に思い残すことないです、さよならって思える状態って何だろうって。その時に、自分はやっぱり芸事でちゃんと向き合ってやってこられたかどうかかなと思ったんです。そこに尽きるなと思って。そこからいろんな人たちに影響を与えて楽しんでもらいたいというところがあるので、それ以外のものは全ておまけなのかなって思います。それに気づき出すと、人ってそれぞれみんな人生においての役割があって、自分のミッションは芸事に対してまっすぐ真摯に向き合ってやることだなって思うようになりましたね」
−30代になって年齢の変化というのもあるのでしょうか。
「そうですね、年齢と共にですよね。こういうことを言うことになったのも、ある意味成長なのかもしれない。20代は素直にこういうことを言わなかったし、ちょっと斜に構えていたし。20代の頃って、何か一生懸命だったりとか必死だったりとかすることにちょっと斜に構えている部分って、誰しも多分あると思うんですけど、自分も多少なりともそういうのはあったと思うんです。一生懸命やってはいたんですけれど、その中に多少邪念みたいなのあったので、今は芸事に向き合うことに関して邪念はないかなって思います」
−同世代なので共感できます。年齢と共に自分が人生でやるべきことを考えることがあるのかなと。
「もうそれは絶対的にあると思います。だから自分も数年前の自分とは全く多分自分の中ではすごく変わっているつもりですし、変わっていっていますよね、自然と。変わろうと思って変わっているものでもないんですけど、これも経験ですよね」
−新たに帝国劇場で主演ということに関しても、一つ新しい挑戦になってくるかなと思います。帝国劇場では観客として作品を観劇したことがあるそうですね。
「最近だと『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』を観に行きました。スケール感の大きさに驚きましたね。既に『ジョジョの奇妙な冒険』への出演は決まっていたので、ここでやるんだなぁと思いながら見ていました。お客さんとして何度か観に行ったことがある劇場なので、そこに自分が演者として出るっていうのはすごい楽しみです。多分、自分が見に行った客の時のイメージがあるまま、自分の目を感じながらステージに立つような気がします。そういうことはあんまり今までなかったので、それも面白いです」
−今までにはない経験になりそうですね。
「そうですね。ただ“初の帝劇で主演”ってパワーワードだとは思うのですが、リスペクトを持ちながら臨みたいという気持ちはありながらも、考えすぎたらプレッシャーにもなってくるし、やはりみんなで作るものなので、あんまりしょい込みすぎずにやれたらなと思います」
−作品の中にはいろんなメッセージが込められていると思うのですが、作品を通して届けたいことはありますか?
「今の世の中、戦争や色々なことがある中で、どうやったら戦争がなくなるかという答えを僕は持っていないですが、どうやったら人と人が手を取り合えるのかというのは、やはり理解する気持ちだと思うんです。
貴族階級のジョナサンとスラム街で生まれ育ったディオは、生まれた環境が大きく違うところから関係性が始まっていきますよね。環境によって人は変わっていきますが、ジョナサンとディオって全く違うようで、光と闇という言葉で表せるようなものでもなく、本当に表裏一体の存在です。2人の姿を見ていると、価値観や“これが正しい”というものは変わっていくように思います。そういった単に正義と悪ではない部分を感じてもらえるような、舞台になったらいいなと思いますね」
#清原果耶[超话]#
清原果耶主演「ジャンヌ・ダルク」舞台写真や開幕直後のコメント公開
俳優・清原果耶主演舞台『ジャンヌ・ダルク』(演出:白井晃)が11月28日より上演スタート。これにあわせて舞台写真と、開幕直後の清原のコメントが公開となった。
およそ600年前、長きにわたるイングランドとの戦争(百年戦争)に疲弊したフランスに颯爽と登場し目覚ましい活躍を遂げた後、わずか2年で火形によりその命を散らしたジャンヌ・ダルクという一人の少女が、時代に、政治に翻弄されながらも、自らの信じるものを掴みとっていくまでの「生」に焦点をあてた、人間ドラマであり、歴史スペクタクル。
初舞台にしてジャンヌ・ダルクで主演となる清原をはじめ、ジャンヌに導かれ王座に就くシャルル世を演じる小関裕太が共演。ほか、ジャンヌとともに戦う傭兵レイモン(坪倉由幸)、ケヴィン(島村龍之介)、ジャンヌと敵対するイングランド側のベッドフォード公(岡田浩暉)、タルボット(福士誠治)、シャルルを支える王妃マリー(山崎紘菜)、継母のヨランド(りょう)、彼女らと対立しジャンヌを敵対視するラ・トレムイユ卿(神保悟志)、ジャンヌに異端審問にかけるコーション司教(榎木孝明)がキャスティング。総勢100人を超える出演者が出演する。
■清原果耶コメント
無事に初日公演を終えました。
今までに感じたことがない興奮と
心臓の音が聞こえてきそうなくらいの緊張。
あんなにもぜい沢な時間を
親愛なるスタッフ・キャストのみなさま、そして劇場へお越しくださったみなさまと
共有できたことを幸せに思います。
千秋楽まで、進化を続けながら駆け抜けてゆけるよう精進してまいります。
舞台『ジャンヌ・ダルク』東京公演は12月17日まで東京建物 Brillia HALLにて、大阪公演は12月23日から同26日まで大阪・オリックス劇場で上演予定!
清原果耶主演「ジャンヌ・ダルク」舞台写真や開幕直後のコメント公開
俳優・清原果耶主演舞台『ジャンヌ・ダルク』(演出:白井晃)が11月28日より上演スタート。これにあわせて舞台写真と、開幕直後の清原のコメントが公開となった。
およそ600年前、長きにわたるイングランドとの戦争(百年戦争)に疲弊したフランスに颯爽と登場し目覚ましい活躍を遂げた後、わずか2年で火形によりその命を散らしたジャンヌ・ダルクという一人の少女が、時代に、政治に翻弄されながらも、自らの信じるものを掴みとっていくまでの「生」に焦点をあてた、人間ドラマであり、歴史スペクタクル。
初舞台にしてジャンヌ・ダルクで主演となる清原をはじめ、ジャンヌに導かれ王座に就くシャルル世を演じる小関裕太が共演。ほか、ジャンヌとともに戦う傭兵レイモン(坪倉由幸)、ケヴィン(島村龍之介)、ジャンヌと敵対するイングランド側のベッドフォード公(岡田浩暉)、タルボット(福士誠治)、シャルルを支える王妃マリー(山崎紘菜)、継母のヨランド(りょう)、彼女らと対立しジャンヌを敵対視するラ・トレムイユ卿(神保悟志)、ジャンヌに異端審問にかけるコーション司教(榎木孝明)がキャスティング。総勢100人を超える出演者が出演する。
■清原果耶コメント
無事に初日公演を終えました。
今までに感じたことがない興奮と
心臓の音が聞こえてきそうなくらいの緊張。
あんなにもぜい沢な時間を
親愛なるスタッフ・キャストのみなさま、そして劇場へお越しくださったみなさまと
共有できたことを幸せに思います。
千秋楽まで、進化を続けながら駆け抜けてゆけるよう精進してまいります。
舞台『ジャンヌ・ダルク』東京公演は12月17日まで東京建物 Brillia HALLにて、大阪公演は12月23日から同26日まで大阪・オリックス劇場で上演予定!
#政井光_0702[超话]#推
昨日のお写真
タイミング良く撮っていただけた方だけなのだけど
帯のドレス姿が本当に素敵だった
伊東えり様
ブルードレスで新ユニット!!みたいになった
戸丸華江様
実は「最果てのパラディン」で繋がってた
中原直生様
今回楽屋が同室でお世話になった
結城アイラ様
皆さん優しくて美✨
——————————
#KajiFes Day2
会場に足を運んでくださった皆さん
ありがとうございます!
気持ちを飛ばしてくださった皆さん
ありがとうございます!
今の全力で歌わせていただきました
想像が膨らんだり、そっと寄り添ってくれたり、背中を押してくれたり…梶浦さんの音楽の中で歌うことができて幸せです
昨日のお写真
タイミング良く撮っていただけた方だけなのだけど
帯のドレス姿が本当に素敵だった
伊東えり様
ブルードレスで新ユニット!!みたいになった
戸丸華江様
実は「最果てのパラディン」で繋がってた
中原直生様
今回楽屋が同室でお世話になった
結城アイラ様
皆さん優しくて美✨
——————————
#KajiFes Day2
会場に足を運んでくださった皆さん
ありがとうございます!
気持ちを飛ばしてくださった皆さん
ありがとうございます!
今の全力で歌わせていただきました
想像が膨らんだり、そっと寄り添ってくれたり、背中を押してくれたり…梶浦さんの音楽の中で歌うことができて幸せです
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